JP3403513B2 - カギ管理装置 - Google Patents

カギ管理装置

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JP3403513B2
JP3403513B2 JP18404294A JP18404294A JP3403513B2 JP 3403513 B2 JP3403513 B2 JP 3403513B2 JP 18404294 A JP18404294 A JP 18404294A JP 18404294 A JP18404294 A JP 18404294A JP 3403513 B2 JP3403513 B2 JP 3403513B2
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今井明彦
田端弘
臼井憲三郎
小畑敏彦
奥山雅裕
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美和ロック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層ビル、高層マンシ
ョン、オフイスビルなどの各部屋のドア錠に使用されて
いるカギを玄関等の出入り口で集中的に保管・管理する
ためのカギ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の実施例は、特開平5−2
95935号公報、特開平6ー137002号公報など
に記載されている。
【0003】しかして、これらの公報に記載されたカギ
管理装置は、いずれもカギ取出し口まで、回転体に設け
られた複数個のカギ収納ケースあるいはカギ収納部材が
回転移行する、いわゆる回転方式であるため、カギの収
納および取出しに時間がかかる。すなわち、装置本体に
設けられたカギ取出し口まで当該カギ収納ケースあるい
はカギ収納部材が回転移行し、その後収納ケースを装置
本体から引き出したうえで、カギを取出しあるいは入れ
る必要があったので、相当の時間を要した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の欠点に鑑み、カギの保管・管理に時間がかから
ず、一方、所望のカギを短時間に取出すことができ、ま
たカギの形状や大きさが異なっていても、普通一般のカ
ギであれば、投入したカギをカギ受け体に確実に収納さ
せることができ、さらに、カギ受け体を有する機構部を
ユニット化し、したがって、製造あるいは組み立てが容
易にでき、加えて、カギの収納数に対応して装置本体の
大きさを設定することができるカギ管理装置を得ること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカギ管理装置
は、制御装置を有する装置本体1と、この装置本体1内
に設けられ、かつ、装置本体1の上部のカギ投入口3及
び下部のカギ取出し口4を有するダクト状通路フレーム
5と、この通路フレームの窓部7の複数個の軸受け部1
0にそれぞれ軸支され、かつ、通路フレームの落下通路
6に沿って上下方向に複数個配設されたカギ受け体12
と、これらのカギ受け体に対応するように装置本体内に
適宜に配設され、かつ、前記制御装置の駆動モータ用回
転量制御部からの信号に基づき出力軸が所定量回転する
複数個の駆動モータとを備え、前記カギ受け体12は、
断面凹所に形成され、カギ管理時には長箱状の装置本体
1の内壁1aとダクト状通路フレーム5の外壁との間に
設けられ収納スペース11に位置し、一方、カギを受
け取る時及びカギを落下させる時には、前記落下通路6
内に回転突出することを特徴とする。
【0006】そして、上記構成に於いては、各カギ受け
体12はそれぞれ断面が凹所に形成され、上下方向に整
列状態に配設されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】磁気カードを磁気カード差し込み口に差込む
と、当該磁気カードに対応するカギ受け体が直ちに回転
する。カギ受け体は、カギを受け取る場合は図7で示す
ように略90度回転する。この場合カギ受け体は落下通
路を塞ぐ状態となり、カギ投入口から投入されたカギ
は、ストレートに落下し、当該カギ受け体の凹所内に入
る。カギを受け取った当該カギ受け体はタイマー回路に
より所要時間所要の位置で停止し、その後図8で示すよ
うに元の収納スペースの位置へと戻る。
【0008】一方、カギを必要とする場合は、同じく磁
気カードを磁気カード差込み口に差込む。この場合駆動
モータの回転量制御部が磁気カードの差込み口への差し
込み回数等を基準にし、当該駆動モータを直ちに所定時
間駆動させる。そうすると、カギ受け体は図9で示すよ
うに180度回転し、カギはカギ取出し口へと落下す
る。カギが落下すると、カギ受け体は、直ちにあるいは
タイマー回路により所要時間停止した後、図8で示すよ
うに元の収納スペースの位置へと戻る。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
【0010】図1ないし図9において、1はケースが長
箱状の装置本体である。この装置本体1の右側上部に
は、後述する制御装置に接続したカードリーダに対する
磁気カード差込み口2が設けられている。また装置本体
1の中央上部にはカギ投入口3が、一方、その中央下部
にはカギ取出し口4がそれぞれ設けられている。なお、
本実施例では特に図示しないが、カギ投入口3に開閉扉
が設けられている。
【0011】5は前記カギ投入口3及びカギ取出し口4
を結ぶあるいは有するダクト状の通路フレームで、この
通路フレーム5は装置本体1内に設けられ、図2で示す
ようにストレートの落下通路6を形成している。
【0012】7は通路フレーム5の前壁8及び後壁9に
それぞれ形成された縦長状の窓部7である。この窓部7
は通路フレーム5の左右の側壁に形成しても良い。また
窓部7は、必ずしも縦長状である必要はない。例えば同
じような大きさの窓部を上下方向に整列状態に複数個形
成しても良い。前後の窓部7は対向的に形成されてい
る。しかして、これらの窓部7が形成された通路フレー
ム5の縁部には、縦方向に所定ないし所要間隔を有して
複数個の軸受け部10が突出形成されている。
【0013】11は装置本体1の内壁1aと通路フレー
ム5の外周壁との間に設けられた収納スペースである。
【0014】12はカギ管理時にはこの収納スペース1
1に位置するように前記軸受け部10にそれぞれ軸支さ
れた複数個、本実施例では合計10個のカギ受け体であ
る。これらのカギ受け体12は、断面が凹所、例えば椀
状、カップ状などに形成され、前述した落下通路6に臨
むように設けられている。上下方向の各カギ受け体12
は、本実施例では各軸受け部10が所定間隔に設けられ
ていることから、ランダムではなく、整列状態に配設さ
れ、しかも、前後の各カギ受け体12は対向的に配設さ
れている。したがって、各軸受け部10の位置がランダ
ムに設けられている場合は、前後の各カギ受け体12は
必ずしも対向的に整頓していない。
【0015】15は通路フレーム5の左右の側壁(図3
を基準とする。)16、17にそれぞれ取付け板18を
介して固定された複数個の駆動モータである。これらの
駆動モータ15は、各カギ受け体12の数に対応して設
けられている。図5で示すように、本実施例では各駆動
モータ15はそれぞれのカギ受け体12に対して交差方
向に位置し、歯車を介してその駆動力がカギ受け体12
に伝えられる。
【0016】すなわち、各カギ受け体12は各駆動モー
タ15の駆動力によりそれぞれ独自に回動することがで
きるように、駆動モータ15の出力軸19に設けられた
ウオーム20と、カギ受け体12の水平軸13の突出端
部に設けられたウオームホイール21とが噛合してい
る。
【0017】なお、本実施例では各駆動モータ15は、
ダクト状の通路フレーム5の側壁に設けられているが、
必ずしも通路フレーム5の外壁に取付ける必要はなく、
装置本体1内に適宜に設ければ良い。また駆動モータ1
5の出力軸19をカギ受け体12の水平軸13にダイレ
クトに取付けても良い。
【0018】次に図6に基づいて装置本体1に適宜に取
り付けられる制御装置の一例につき説明する。なお、制
御装置のマイクロコンピュータは特に図示しない。まず
30は例えばカードリーダである。このカードリーダ3
0は各カギ受け体12毎に発行した磁気カード31によ
る磁気カード差込み口2への入力操作を受け、当該磁気
カード31の記録内容を読み取る。この場合入力手段が
テンキーの場合は、テンキー入力部が装置本体1に設け
られている。32は読み取った磁気カード31の記録内
容を判断する判断部を有する判断制御部で、この判断制
御部32は、読み取った信号とメモリー部33に予め設
定登録されている各カギ受け体12毎の登録内容とを突
き合わせて比較照合を行い、当該磁気カード31のカギ
受け体12を選別する。そして、その照合一致が得られ
たならば、当該カギ受け体12に対応する駆動モータ1
5を駆動させるために駆動モータの出力軸の回転量制御
部34に判断信号を通知する。そうすると、回転量制御
部34は磁気カード31の差込み口2への差し込み回数
等を基準にし、当該駆動モータ15を直ちに所定時間駆
動させる。
【0019】この時当該カギ受け体12は駆動モータの
駆動時間により、図7で示すように90度(カギ40を
受け取る場合)または図9で示すように180度(カギ
40を落下させる場合)回転するが、タイマー回路35
により所要時間、例えば10〜15秒間所定の位置で停
止する。そして、数秒ないし数十秒経過すると、図8で
示すように元の収納スペース11の位置へと戻る。
【0020】なお、上記実施例に於いて、カギ受け体1
2は落下通路6を形成する通路フレーム5の前壁8と後
壁9に対向的に配設されていることについて説明した
が、図10および図11に示すように、ダクト状の通路
フレーム5Aの左右の側壁16A、17Aにも縦方向に
対向的に窓部7Aを形成し、カギ受け体12Aを各窓部
7、7Aに臨むように通路フレーム5Aの四方に配設し
ても良い。
【0021】この場合通路フレーム5Aの窓部7Aが形
成された左右前後の壁面は、図で示すように断面L型に
形成され、各カギ受け体12Aはそれぞれ水平軸13A
を介して通路フレーム5Aの突出支持板部50、51に
軸支されていると共に、各カギ受け体12Aに対応する
各駆動モータ15Aは、前記突出支持板部50、51に
縦方向に適宜固定されている。
【0022】このように構成すると、上記実施例と同一
の作用、効果があるだけではなく、カギ受け体12Aの
収納スペースを有効に活用し、多数のカギ受け体12A
を通路フレーム5Aに設けることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)いわゆる落下方式なので、カギの保管・管理に時
間がかからず、一方、所望のカギを短時間に取出すこと
ができる。 (2)カギ受け体が断面凹所に形成されているので、カ
ギの形状や大きさが異なっていても、普通一般のカギで
あれば、投入されたカギをカギ受け体に確実に収納させ
ることができる。 (3)通路フレームがダクト状なので、カギ受け体を有
する機構部をユニット化することができる。したがっ
て、製造あるいは組み立てが容易にできる。 (4)カギの収納数に対応して装置本体の大きさを設定
することができる。
【図面の簡単な説明】
図1ないし図9は本発明の一実施例の各説明図。図10
および図11は本発明の要部の異なる実施例の各説明
図。
【図1】装置本体の概略正面図。
【図2】装置本体の概略縦断面図。
【図3】装置本体の正面側から見た一部断面の概略説明
図。
【図4】要部の斜視図(中間部や駆動モータを省略)。
【図5】要部の説明図。
【図6】装置本体に適宜に取り付けられる制御装置の説
明図。
【図7】カギ受け体のカギを受け取る時の概略説明図。
【図8】カギ受け体のカギを収納スペースに管理する時
の概略説明図。
【図9】カギ受け体のカギを落下させる時の概略説明
図。
【図10】本発明の要部の説明図。
【図11】本発明の要部の説明図。
【符号の説明】
1…装置本体、2…磁気カード差込み口、3…カギ投入
口、4…カギ取出し口、5、5A…通路フレーム、6…
落下通路、7、7A…窓部、10…軸受け部、11…収
納スペース、12、12A…カギ受け体、15、15A
…駆動モータ、16、16A…左側壁、17、17A…
右側壁、31…磁気カード、32…判断制御部、34…
回転量制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑敏彦 東京都港区芝3丁目1番12号美和ロック 株式会社内 (72)発明者 奥山雅裕 東京都港区芝3丁目1番12号美和ロック 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−102199(JP,A) 特開 昭56−167072(JP,A) 特開 平5−149043(JP,A) 特開 平2−219195(JP,A) 特開 平6−156640(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 19/00 E05B 49/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置を有する装置本体1と、この装
    置本体1内に設けられ、かつ、装置本体1の上部のカギ
    投入口3及び下部のカギ取出し口4を有するダクト状
    路フレーム5と、この通路フレームの窓部7の複数個の
    軸受け部10にそれぞれ軸支され、かつ、通路フレーム
    の落下通路6に沿って上下方向に複数個配設されたカギ
    受け体12と、これらのカギ受け体に対応するように装
    置本体内に適宜に配設され、かつ、前記制御装置の駆動
    モータ用回転量制御部からの信号に基づき出力軸が所定
    量回転する複数個の駆動モータとを備え、前記カギ受け
    体12は、断面凹所に形成され、カギ管理時には長箱状
    装置本体1の内壁1aとダクト状通路フレーム5の外
    壁との間に設けられ収納スペース11に位置し、一
    方、カギを受け取る時及びカギを落下させる時には、前
    記落下通路6内に回転突出することを特徴とするカギ管
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、各カギ受け体12
    は、上下方向に整列状態に配設されていることを特徴と
    するカギ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、複数個の駆動モータ
    15は、ダクト状の通路フレーム5の側壁に上下方向に
    整列状態に配設されていることを特徴とするカギ管理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、各カギ受け体12A
    は各窓部7、7Aに臨むように通路フレーム5Aの四方
    に配設されていることを特徴とするカギ管理装置。
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