JP3354704B2 - 門柱型ロッカ - Google Patents
門柱型ロッカInfo
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Description
門柱型ロッカに関し、特に宅配物収納用のロッカを設置
した門柱型ロッカに関する。
留守中に宅配人が来たとき、配達された宅配物を収納し
て管理しておくための宅配物収納ロッカが、住宅の入り
口等に設置されるようになっている。このような宅配物
収納ロッカは、ロッカ内が空の場合には宅配人によって
ドアが開けられるようになっており、宅配物が収納され
るとドアが施錠され、以後は居住者しか開けられないよ
うになっている。これにより、居住者の留守中にも安心
して宅配物を配達、管理することができる。
形式のものが発案されており、最近では個人宅用の宅配
物収納ロッカとして、門柱にロッカを組み込んだものも
考えられている。こうすることにより、場所を取らずに
便利な宅配物収納ロッカを提供することができる。
ターホーン等が設置されることが多く、利用上その高さ
が制限されている。したがって、門柱型のロッカでは、
その収納部分の高さも制限されてしまい、スキー板等の
ような長さのある宅配物は収納することができなかっ
た。
のであり、門柱の高さを変えることなく収納能力を持た
せた門柱型ロッカを提供することを目的とする。
決するために、門柱に宅配物収納用のロッカを設置した
門柱型ロッカにおいて、前記門柱内に形成される前記宅
配物収納部と、地面に埋め込まれる底部と、少なくとも
前記門柱の表側面に、最下部が前記宅配物収納部の底面
よりも所定距離だけ高い位置に設けられる表側ドアと、
を有することを特徴とする門柱型ロッカが提供される。
柱の表側面には最下部が宅配物収納部の底面よりも所定
距離だけ高い位置に表側ドアを設ける。
低い底部を土中等に埋めることにより、従来通りの門柱
の高さで宅配物収納部の縦方向の容積を確保することが
できる。
明する。図2は本実施例の門柱型ロッカの表側から見た
外観図である。門柱型ロッカ1は全体が門柱の一つとし
て機能するように地面3に取り付けられている。この門
柱型ロッカ1は、壁4の端部に位置し、図示されていな
い他の門柱との間には門2が設けられている。
10と下部のロッカユニット20とから概ね構成されて
いる。ポストユニット10の表側部には、投入口11、
インターホーン12、表札13、解錠ボタン14,1
5、および受領書取り出し口16が設けられている。ま
た、ポストユニット10内には、投入口11から投入さ
れた郵便物を収納する収納部や、受領書発行装置等が設
けられている。
上下にそれぞれドア21,22が設けられている。各ド
ア21,22からは別々に宅配物を収納できるようにな
っている。
22の開閉に支障がでない程度の深さに地面3に埋め込
まれている。また、地面3には、排水溝3aが設けられ
ている。
側)から見た外観図である。ポストユニット10の住宅
側には、投入口11から投入された郵便物を取り出す取
り出し口17が設けられている。一方、ロッカユニット
20の住宅側部には、1枚のドア23が設けられてい
る。このドア23は、その下端部が表側のドア22の下
端部とほぼ同じ高さの位置にくるように設けられてい
る。また、ドア23は、縦方向の長さが表側のドア21
および22の2枚分の長さとほぼ同じに設計されてい
る。さらに、ドア23には鍵穴23aが設けられてお
り、特定の鍵を差し込んだときだけドア23が解錠され
て開かれるようになっている。
す斜視図である。門柱型ロッカ1は、各ドア21,2
2,23、側板24,25、および底板26によって空
間が形成され、さらにこの空間は、仕切り板31および
32によって3つの収納部41,42,および43が形
成されている。収納部41は、上側のドア21が閉じら
れることによって密閉される。ドア21は、収納部41
内に宅配物が収納された状態で閉められると、側板24
の鍵部材24aによって施錠される。また、収納部41
内に宅配物が収納されていない場合には、ポストユニッ
ト10の解錠ボタン14を押すことによりドア21が解
錠され、開かれる。
ることによって密閉される。ドア22は、収納部42内
に宅配物が収納された状態で閉められると、側板24の
鍵部材24bによって施錠される。また、収納部42内
に宅配物が収納されていない場合には、ポストユニット
10の解錠ボタン15を押すことによりドア22が解錠
され、開かれる。なお、ドア21および22の施解錠の
構成は、例えば公知の電気的または機械的な装置を使用
したものである。
0度の角度範囲で回動可能に取り付けられている。図4
は仕切り板31の回動機構を説明する図である。仕切り
板31の一端は、側板24に取り付けられた軸31aを
中心に回動可能に取り付けらえている。また、仕切り板
31の他端は、止め部材31bによって平行な状態を保
持できるようになっている。このため、仕切り板31
は、必要に応じて回動させることができ、水平状態と垂
直状態との何れかの状態にすることができる。なお、仕
切り板32も仕切り板31とほぼ同様の構成となってい
る。
操作例について説明する。まず、宅配物を届けにきた宅
配人は、図1および図2に示されている解錠ボタン14
または15の何れかを押す。例えば解錠ボタン14を押
せば、ドア21が解錠され開かれる。宅配物が十分に小
さい場合には、宅配人は宅配物を仕切り板31の上に置
き、ドア21を閉める。これにより、宅配物は収納部4
1に収納される。また、ドア21を閉めると、受領書取
り出し口16から受領書が自動的に出力される。宅配人
は、この受領書を受け取り持ち帰る。また、このとき、
宅配人は、配達通知書を投入口11から投入する。
い大きさの場合、宅配人は、解錠ボタン15を押してド
ア22も開ける。そして、図5に示すように仕切り板3
1を回動させて水平状態から垂直状態にする。これによ
り、収納部41と収納部42とが連通し、一つの縦長の
収納部が形成され、大きめの宅配物を収納することが可
能となる。
きさの宅配物を収納する場合には、仕切り板31に続い
て仕切り板32も垂直状態にする。これにより、収納部
41、収納部42、および収納部43全てが連通し、さ
らに縦長の収納部が形成される。これにより、さらに大
きい宅配物を収納することができる。
開き、仕切り板32を垂直状態にし、収納部42および
43を連通させて宅配物を収納する方法も考えられる。
このように収納された宅配物を居住者が受け取る場合に
は、特定の鍵を使用してドア23を開ける。ドア23
は、ドア21および22の2枚分の長さとほぼ同じ長さ
なので、宅配物が上記のどのパターンで収納されていて
も容易に取り出すことができる。
ト20内の空間を回動可能な仕切り板31および32で
仕切るようにしたので、宅配物の大きさに応じて収納部
の大きさを調節することができる。特に、本実施例で
は、ドア22よりも下の収納部43を地面3内に埋める
ようにしたので、門柱型ロッカ1全体を高くすることな
く収納部の縦方向の長さを大きくすることができる。門
柱は通常120〜150センチ程度の高さなので、地下
部分の収納部43の深さを数10センチにすればスキー
板等でも十分に収納することができる。
1,32を設ける例を示したが、図6に示すように、仕
切り板31のみを設けるようにしてもよい。次に、本発
明の他の実施例について説明する。
の構成を示す斜視図である。本実施例の門柱型ロッカ5
0は、図1で示した底板26および収納部43を除いた
構成になっている。他の構成は図1に示した実施例とほ
ぼ同じであり、同一の構成部分については同一符号を付
して説明を省略する。
用の状態の一例を示す概略図である。門柱型ロッカ50
を取り付ける場合には、地面3に穴3bを堀り、穴3b
の側壁をコンクリート51等で固める。そして、この穴
3bをコンクリート51で固めた空間52の上に門柱型
ロッカ50を載せる。この場合、コンクリート51の外
側に排水溝3aを設けるとよい。
用の状態の他の例を示す概略図である。ここでは、穴3
b内に上側が開口した容器60を設けその上に門柱型ロ
ッカ50を載せる。この場合にも、容器60の外側に排
水溝3aを設けるとよい。
ッカ1および門柱型ロッカ50の表側と住宅側との地面
の高さを同じものとして示したが、本発明の門柱型ロッ
カ1および門柱型ロッカ50は、表側と住宅側との一方
が低くなっている状態でも設置することが可能である。
アとして表側ドア21,22を、取り出し用のドアとし
て住宅側ドア23を設けるようにしたが、表側ドア2
1,22のみで出し入れするようにしてもよい。
31,32を設けたが、都合によりこれらの枚数を増減
してもよい。
に宅配物収納部を形成し、少なくとも門柱の表側面には
最下部が宅配物収納部の底面よりも所定距離だけ高い位
置に表側ドアを設けるようにしたので、宅配物収納部の
表側ドアより低い底部を土中等に埋めることにより、従
来通りの門柱の高さで宅配物収納部の縦方向の容積を確
保することができる。
る。
である。
ある。
す斜視図である。
を示す概略図である。
例を示す概略図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 門柱に宅配物収納用のロッカを設置した
門柱型ロッカにおいて、 前記門柱内に形成される前記宅配物収納部と、地面に埋め込まれる底部と、 少なくとも前記門柱の表側面に、最下部が前記宅配物収
納部の底面よりも所定距離だけ高い位置に設けられる表
側ドアと、 を有することを特徴とする門柱型ロッカ。 - 【請求項2】 前記門柱の住宅側面には、最下部が前記
表側ドアとほぼ同じ高さの位置にある住宅側ドアが設け
られていることを特徴とする請求項1記載の門柱型ロッ
カ。 - 【請求項3】 前記宅配物収納部内には、前記宅配物収
納部を上下に仕切る仕切り板が設けられていることを特
徴とする請求項1記載の門柱型ロッカ。 - 【請求項4】 前記仕切り板は、側面側に回動可能に取
り付けられていることを特徴とする請求項3記載の門柱
型ロッカ。 - 【請求項5】 門柱に宅配物収納用のロッカを設置した
門柱型ロッカにおいて、 前記門柱内に形成される前記宅配物収納部と、 少なくとも前記門柱の表側面に、最下部が前記宅配物収
納部の底面と同じ高さ位置に設けられる表側ドアと、 前記宅配物収納部の下側が外部の空間と連通可能となる
ように開閉自在に設けられる底板と、 を有することを特徴とする門柱型ロッカ。 - 【請求項6】 前記門柱の住宅側面には、最下部が前記
表側ドアとほぼ同じ高さの位置にある住宅側ドアが設け
られていることを特徴とする請求項5記載の門柱型ロッ
カ。 - 【請求項7】 前記宅配物収納部内には、前記宅配物収
納部を上下に仕切る仕切り板が設けられていることを特
徴とする請求項5記載の門柱型ロッカ。 - 【請求項8】 前記仕切り板は、側面側に回動可能に取
り付けられていることを特徴とする請求項7記載の門柱
型ロッカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08932994A JP3354704B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 門柱型ロッカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07293076A JPH07293076A (ja) | 1995-11-07 |
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08932994A Expired - Fee Related JP3354704B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 門柱型ロッカ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3354704B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109118672A (zh) * | 2018-08-23 | 2019-01-01 | 浙江睿璞智能汽车股份有限公司 | 一种扫码自取式智能货箱 |
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CN107862794B (zh) * | 2017-11-28 | 2023-10-10 | 上海量科电子科技有限公司 | 能够自动补货的自助售货机及实施方法 |
JP7100984B2 (ja) * | 2018-01-24 | 2022-07-14 | 周平 原 | 収納装置 |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP08932994A patent/JP3354704B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109118672B (zh) * | 2018-08-23 | 2021-02-23 | 浙江睿璞智能汽车股份有限公司 | 一种扫码自取式智能货箱 |
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