JP3261281B2 - 宅配ボックスの押印装置の配置構造 - Google Patents

宅配ボックスの押印装置の配置構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宅配ボックスの押印装
置の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図13(a)又は同(b)に
示すように、宅配ボックス3′内の上部に押印装置1′
を水平に組み込み、押印装置1′の表面パネル5aの前
面に受領書が差し込まれる受領書投入口10と、該受領
書投入口10から差し込まれた受領書に押印を行う操作
部7とを設けた構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、宅配ボック
ス3′全体の寸法を小さくして、意匠、重量、コスト等
を改善する場合、宅配される荷物の大きさを考慮すれば
幅、奥行きは小さくすることができないので、高さを小
さくすることしかできない。特に従来のように宅配ボッ
クス3′内の上部に水平に押印装置1′を組み込んでい
る場合にあっては、荷物投函用ボックス部の有効寸法が
小さくなるという問題がある。
【0004】つまり、市販の印鑑の高さは65mm前後
なので、印鑑のストロークを確保するために100mm
は最低必要寸法であり、押印装置1′全体の寸法は、例
えば200mmの幅W′と、100mmの高さと120
mmの奥行きとが必要となり、さらに受領書投入口10
を設けるためには200mmの高さH′が必要となる。
一方、宅配ボックス3′全体の外形寸法が、例えば40
0mmの幅Wと、800mmの高さHと、450mmの
奥行きの場合は、押印装置1′を除いた高さH″が低く
なるのに伴って、荷物投函用ボックス部の有効内寸は、
350mm(幅)×550mm(高さ)×420mm
(奥行き)=56%程度になり、充分な内容量を得るた
めには、押印装置1′を含めた全体の高さHを750〜
800mm程度にする必要があり、外形全体が上下方向
に大型化するという問題があり、特に集合住宅型の宅配
ボックスの小型化の要望に応えられなかった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、外形全体が上下に
コンパクトな構造でありながら、荷物投函用ボックス部
の有効内寸を大きく確保できるようにした宅配ボックス
の押印装置の配置構造を提供するにあり、別の目的とす
るところは、印鑑交換等のメンテナンスを容易に行える
ようにした宅配ボックスの押印装置の配置構造を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、正面視三角形状に形成された前面部5と
前面部5の下端部から背方に突出する底板6とで押印装
置ケース2を構成し、前面部5に受領書が差し込まれる
受領書投入口10と該受領書投入口10から差し込まれ
た受領書に押印を行う操作部7とを設け、上記前面部5
の下部に受領書投入口10を底板6が設けられた押印装
置ケース2の下端部と平行になるように配置し、この押
印装置ケース2を前面が開口したボックス本体4内の上
部の一方の角部4aに組み込むと共に、ボックス本体4
内の押印装置ケース2の組み込み部を除く部分を扉30
で開閉される荷物投函用ボックス部31として成ること
に特徴を有している。
【0007】上記押印装置ケース2をボックス本体4の
前方に向けて引き出し自在に収納するのが好ましい。上
記ボックス本体4内に押印装置ケース2を引き出し方向
にスライド支持するレール26を取り付けると共に、押
印装置ケース2を収納位置で固定するストッパ手段21
を備えているのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明によれば、正面視三角形状に形成された
前面部5と前面部5の下端部から背方に突出する底板6
とで押印装置ケース2を構成し、前面部5に受領書が差
し込まれる受領書投入口10と該受領書投入口10から
差し込まれた受領書に押印を行う操作部7とを設け、上
記前面部5の下部に受領書投入口10を底板6が設けら
れた押印装置ケース2の下端部と平行になるように配置
し、この押印装置ケース2を前面が開口したボックス本
体4内の上部の一方の角部4aに組み込むと共に、ボッ
クス本体4内の押印装置ケース2の組み込み部を除く部
分を扉30で開閉される荷物投函用ボックス部31とし
たから、ボックス本体4内の上部の他方の角部寄りのス
ペースを荷物投函用ボックス部31の一部として利用で
きるようになり、外形全体が上下にコンパクトな構造で
ありながら、荷物投函用ボックス部31の有効内寸を大
きく確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例の押印装置1は、図1〜図3に示すよう
に、押印装置ケース2を正面視で三角形状に形成し、こ
の押印装置ケース2を前面が開口した宅配ボックス3の
ボックス本体4内の上部の一方の角部4aに斜めに組み
込んだものである。
【0010】押印装置ケース2は、図5に示すように、
前面部5を構成する正面視三角形状の表面パネル5a
と、表面パネル5aの下端部から背方に突出する平面視
四角形状の底板6とで構成される。先ず、表面パネル5
aには受領書に押印を行う操作部7と、受領書投入口1
0とが設けられている。操作部7の前面にはレバー部7
aが突出して設けられ、操作部7の背面には、図10に
示すように、レバー部7aに連動して上下移動する印鑑
ホルダ8が装着されている。この印鑑ホルダ8は印鑑9
を弾性的に挟持するための一対の把持部11を有し、把
持部11の上方に設けた印鑑ずれ防止部17によって印
鑑9が上方向に対して位置決めされている。
【0011】表面パネル5aの下部には、図5に示すよ
うに、押印のための受領書を挿入する受領書投入口10
が設けられている。本実施例では、受領書投入口10は
押印装置ケース2の下端部と平行に延びており、従来と
同じ程度の横幅に設定されている。この受領書投入口1
0には必要に応じて受領書投入口10を開閉自在とする
シャッタ12が取り付けられる。このシャッタ12は受
領書投入口10から雨水が内部に浸入するのを防止する
と共に、荷物投函後、一定時間経過後に受領書投入口1
0を閉じて第三者による押印を防止するためのものであ
り、モータや保持型電磁ソレノイドなどにより駆動され
る。図9にその一例を示す。シャッタ12の駆動手段
は、乾電池を電源として駆動するモータ13と、モータ
13の出力軸に固着したウォームギア14と、該ウォー
ムギア14に噛み合うウォームホイル15とで構成さ
れ、ウォームホイル15にはウォームホイル15の回転
中心から偏心した位置にシャフト16が突設され、該シ
ャフト16がシャッタ12の作動部に嵌まり込んでお
り、モータ13によってシャフト16を回動させること
でシャッタ12が回動して受領書投入口10を開閉する
ようになっている。尚、シャッタ12の駆動手段は本実
施例に限定されるものではない。
【0012】一方、表面パネル5aの下端部から背方に
向けて突出される底板6には、前記シャッタ12の駆動
手段以外に、乾電池や制御回路が収納された制御部20
が設置されており、底板6の後端部には後述する固定ネ
ジ21aが螺合するネジ孔22が穿孔されている。制御
部20は、後述する荷物投函用ボックス部31に設けた
扉30の施錠手段35による施錠後に前記シャッタ12
を一定時間(例えば3分間)だけ開状態とし、一定時間
(例えば3分間)経過後にシャッタ12を閉状態で保持
するように制御するために用いられる。
【0013】上記押印装置ケース2は、ボックス本体4
の前方に向けて引き出し自在に収納されており、図4〜
図8に示すように、ボックス本体4内の押印装置ケース
2が組み込まれる角部4aには、押印装置ケース2の底
板6に沿って傾斜した押印装置固定用棚25がスポット
溶接等によって固定されており、この押印装置固定用棚
25の上面に断面コ字状をした一対のレール26がボッ
クス本体4の前後方向に延設されており、このレール2
6に押印装置ケース2の底板6の両側端部が夫スライ
ド自在に嵌合することによって、押印装置ケース2がボ
ックス本体4の前方に引き出し方向に収納されるように
なっている。また、押印装置固定用棚25のレール26
間にはレール26と平行に延びたスリット27(図5)
が穿孔されており、押印装置ケース2を収納位置で固定
するためのストッパ手段21を構成する固定ネジ21a
が押印装置固定用棚25の下方からスリット27挿入
され、さらに押印装置ケース2の底板6に設けたネジ孔
22に螺合している。固定ネジ21aは緩めた状態で底
板6をレール26に沿ってスライド自在とし、締め付け
た状態で底板6をレール26に対して固定する作用をす
る。
【0014】さらに、ボックス本体4内の角部4aに
は、図3(b)に示すように、表面パネル5aの背面部
に密着可能な正面視逆L字状をしたブラケット28が取
り付けられており、このブラケット28は、押印装置ケ
ース2をボックス本体4内に収納したときに該ブラケッ
ト28の前端縁に表面パネル5aの背面部が隙間なく当
接するものであり、押印装置ケース2内部への雨水の浸
入防止が図られている。
【0015】一方、ボックス本体4内の押印装置ケース
2の組み込み部を除く部分は、図2(b)に示すよう
に、扉30で開閉される荷物投函用ボックス部31とな
っている。この荷物投函用ボックス部31の前面開口部
は荷物投函用と荷物取り出し用とを兼ね備えたものであ
り、扉30の表面には扉開閉操作用の把手32、荷受け
確認部33、鍵孔34とが設けられ、扉30の背面に
は、ラッチ付き施錠手段35が付設されており、施錠手
段35のケース37の背後に施錠セット釦38が突設さ
れており、施錠セット釦38を施錠位置にセットした場
合のみ扉30を閉めると同時にラッチ36がケース37
から突出して扉30が自動的にロックされ、また施錠セ
ット釦38が解錠位置にセットした場合にはラッチ36
は突出せず扉30を閉めてもロックできない構造となっ
ている。
【0016】また、扉30のロック又はロック解除状態
は、扉30の表面に設けた荷受け確認部33において表
示される。本実施例では、施錠セット釦38に連動して
回動する色表示板(図示せず)を荷受け確認部33に対
応して設け、施錠セット釦38がロック位置にあるとき
に色表示板の例えば赤色表示部が荷受け確認部33から
見えるようにし、一方、施錠セット釦38がロック解除
位置にあるときに色表示板の例えば青色表示部が見える
ようにしてある。
【0017】しかして、上記のように押印装置ケース2
をボックス本体4内の上部の一方の角部4aに斜めに組
み込んだことにより、ボックス本体4内の上部の他方の
角部寄りのスペースを荷物投函用ボックス部31の一部
として利用できるようになり、ボックス本体4の外形全
体の上下寸法を小さくした場合であっても荷物投函用ボ
ックス部31の有効内寸を大きく確保でき、ほとんどの
宅配物が収納可能となる。例えば図1のように押印装置
1を含めたボックス本体4全体の外形寸法が、400m
mの幅Wと、600mmの高さHと、450mmの奥行
きを有する場合において、押印装置ケース2の外形寸法
が、例えば2辺A,Bが164mm、幅W1 が232m
m、高さH1 が116mm、奥行きが180mmの場合
でも、市販の印鑑9の高さは65mm前後なので、印鑑
9のストロークを十分に確保できると共に、受領書投入
口10を斜めに傾斜させることで従来と同じ200mm
程度の幅を確保でき、しかも、押印装置1を除いた荷物
投函用ボックス部31の有効内寸は、350mm(幅)
×400〜550mm(高さ)×420mm(奥行き)
=65%程度になる。
【0018】従って、従来ではボックス本体4の全体の
高さが750〜800mmであり、荷物投函用ボックス
部31の有効内寸が56%であったのに対して、本実施
例では、図1のように押印装置1を含めた全体の高さH
を600mmにでき、しかも荷物投函用ボックス部31
の有効内寸が56%から65%程度に増加するので、全
体が上下方向にコンパクトな構造でありながら、充分な
内容量をもった荷物投函用ボックス部31を得ることが
できる。これにより、宅配によく使われるみかん箱(1
5kg入り、例えば320mm×270mm×390m
m)なども十分に収納可能となり、更に通常の宅配物の
大きさが3辺合計が1200mm程度の中元、歳暮等の
宅配物の少なくとも80%以上を余裕を持って収納でき
るようになり、特に集合住宅型の宅配ボックスの小型化
の要望に十分に応えられるものとなる。
【0019】さらに、ボックス本体4内の表面パネル5
aの背面に対向する位置に、表面パネル5aの下端部を
除く背面部に密着可能な正面視逆L字状をしたブラケッ
ト28(図3(b))を取り付け、押印装置ケース2を
ボックス本体4内に収納した状態で該ブラケット28の
前端縁に表面パネル5aの背面部を隙間なく当接させる
ようにしたから、押印装置ケース2内への雨水の浸入等
が確実に防がれ、屋内に使われる部材として最適に使用
できる。
【0020】ちなみに従来では、図14(a)に示すよ
うに、印鑑9を保持する印鑑ホルダ(図示せず)と制御
部20とを備えた押印装置1′の表面パネル5aが扉を
兼ねたものがあるが、これを屋外に設置する場合は、雨
仕舞いの必要から扉の構造が複雑化し、また丁番を使用
するため組立て性、コストで不利になるという問題があ
る。これに対して本実施例では正面視L字状のブラケッ
ト28をボックス本体4内に取り付けるだけで表面パネ
ル5aの雨仕舞いを確実に行うことができ、従来と比較
して構造が簡略化し、コストの増加を防止できるという
利点がある。
【0021】次に、図11を参照して、荷受け動作を説
明する。宅配業者は、荷受け確認部33の表示が青色
(荷物の投函ができる状態)になっていることを確認し
て扉30を開き、荷物投函用ボックス部31内に荷物を
入れる。このとき、前述したように荷物投函用ボックス
部31の有効内寸が大きいので、通常の宅配物の投函を
支障なく行うことができる。そして、荷物を入れた後、
扉30の裏側の施錠セット釦38を施錠位置にセットし
て扉30を閉める(図11(c)の状態)ことにより、
扉30がロックされ、荷受け確認部33の表示が赤色
(荷物の投函ができない状態)に変わると共に、制御部
20がシャッタ12を作動して受領書投入口10を開放
する。その後、受領書を受領書投入口10から入れてレ
バー部7aを押し下げて押印を行う(図11(d)の状
態)。尚、一定時間経過後にはシャッタ12が受領書投
入口10を閉じることにより、その後は押印動作ができ
ず、第三者による印鑑9の無断使用等を防止できる。
【0022】一方、家人は、荷受け確認部33を見て、
表示が赤色になっている場合、図11(e)のように専
用の鍵で扉30を開いて荷物を取り出す。このとき施錠
セット釦38を解錠位置にセットしておくことにより、
扉30にロックがかからず、次回の荷物投函に備えるこ
とができる。次に、印鑑9を交換する場合を説明する。
【0023】従来では、例えば図14(b)(c)に示
すように、宅配ボックス3″に対して着脱可能なパネル
50に押印装置1をネジ止めし、さらにこのパネル50
をネジ51で内部からネジ止めしている。この方式だ
と、印鑑が付いたカセット52を外して印鑑を交換して
いるため、押印装置1全体のメンテナンス、交換、組立
て等に非常に手間がかかるという問題がある。
【0024】これに対して本実施例では、印鑑交換等の
メンテナンスをするために、印鑑9に簡単に触れること
ができるようにし、且つ押印装置ケース2を、レール2
6とネジ1本とを用いて引き出し自在に固定できる方式
を採用している。つまり、図12に示すように、扉30
を開いて荷物投函用ボックス部31の内側から固定ネジ
21aを緩めるだけで、押印装置ケース2がレール26
に対して移動自在となり、押印装置ケース2をレール2
6に沿ってボックス本体4の前方へ引き出すことがで
き、印鑑ホルダ8に新しい印鑑9をセットした後に、押
印装置ケース2をレール26に沿って押し込み、最後に
固定ネジ21aを締め付けることで、押印装置ケース2
を収納位置でロックできる。従って、印鑑交換等のメン
テナンスを楽に行うことができると共に、第三者による
印鑑9の無断使用や印鑑9の盗難を未然に防ぐことがで
きる。
【0025】尚、上記実施例ではレバー部7aを手動操
作して印鑑9を移動させるようにしたが、これに限定さ
れるものではなく、印鑑9の駆動を電動モータで行い、
この電動モータを押釦で押圧操作するものであってもよ
い。また、雨水が受領書投入口10から浸入したり、或
いは受領後一定時間経過後に第三者が無断で印鑑9を押
印するのを防止したりするために、受領書投入口10を
開閉するシャッタ12を設けたが、このシャッタ12は
省略されてもよく、またこれに代えて印鑑9の押印を阻
止するためのストッパ手段等を設けるようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、正面
視三角形状に形成された前面部と前面部の下端部から背
方に突出する底板とで押印装置ケースを構成し、前面部
に受領書が差し込まれる受領書投入口と該受領書投入口
から差し込まれた受領書に押印を行う操作部とを設け、
上記前面部の下部に受領書投入口を底板が設けられた押
印装置ケースの下端部と平行になるように配置し、この
押印装置ケースを前面が開口したボックス本体内の上部
の一方の角部に組み込むと共に、ボックス本体内の押印
装置ケースの組み込み部を除く部分を扉で開閉される荷
物投函用ボックス部としたことにより、印鑑のストロー
クを十分に確保できると共に、受領書投入口の幅を確保
でき、しかもボックス本体内の上部の他方の角部寄りの
スペースを荷物投函用ボックス部の一部として利用でき
るようになり、外形全体が上下にコンパクトな構造であ
りながら、荷物投函用ボックス部の有効内寸を大きく確
保でき、充分な内容量をもった荷物投函用ボックス部を
得ることができ、特に集合住宅型の宅配ボックスの小型
化の要望にも十分に応えられるという効果を奏する。
【0027】また請求項2の発明は、請求項1の押印装
置ケースをボックス本体の前方に向けて引き出し自在に
収納したから、請求項1記載の効果に加えて、印鑑交換
等を行う際に印鑑に簡単に触れることができるようにな
り、印鑑交換等のメンテナンスが容易となる。また請求
項3の発明は、請求項2のボックス本体内に押印装置ケ
ースを引き出し方向にスライド支持するレールを取り付
けると共に、押印装置ケースを収納位置で固定するスト
ッパ手段を備えているから、請求項2記載の効果に加え
て、押印装置ケースをレールとストッパ手段とを用いた
簡単な引き出し構造とすることができ、しかも押印装置
ケースを収納位置で固定できるので、第三者による印鑑
の無断使用や印鑑の盗難を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の宅配ボックスの正面図であ
る。
【図2】(a)(b)は同上の扉の閉状態及び開状態を
夫々示す斜視図である。
【図3】(a)(b)は同上の押印装置ケースの収納状
態及び引き出し状態を夫々示す斜視図である。
【図4】(a)は同上の押印装置ケースを取外した状態
のボックス本体の斜視図、(b)は正面断面図である。
【図5】(a)は同上の押印装置ケースと押印装置固定
用棚との分解斜視図、(b)は固定ネジの挿入状態を説
明する正面図である。
【図6】(a)(b)(c)は同上の押印装置ケースの
引き出し動作及び収納動作を説明する側面図である。
【図7】(a)(b)は同上の押印装置ケースを取外し
たボックス本体の正面図及び一部破断側面図である。
【図8】同上の押印装置ケースを取外したボックス本体
の一部破断平面図である。
【図9】同上の押印装置ケースの斜視図である。
【図10】同上の印鑑ホルダ付近の斜視図である。
【図11】(a)〜(e)は荷受け動作の説明図であ
る。
【図12】同上の印鑑交換動作の説明図である。
【図13】(a)は従来の宅配ボックスの正面図、
(b)は他の従来の宅配ボックスの正面図である。
【図14】(a)は従来の押印装置を説明する斜視図、
(b)(c)は他の従来の押印装置を説明する斜視図及
び側面図である。
【符号の説明】
2 押印装置ケース 4 ボックス本体 4a 角部 5 前面部 7 操作部 10 受領書投入口 21 ストッパ手段 26 レール 30 扉 31 荷物投函用ボックス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−34147(JP,A) 実開 昭63−169981(JP,U) 実開 平6−42788(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 29/00 - 29/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面視三角形状に形成された前面部と前面
    部の下端部から背方に突出する底板とで押印装置ケース
    を構成し、前面部に受領書が差し込まれる受領書投入口
    と該受領書投入口から差し込まれた受領書に押印を行う
    操作部とを設け、上記前面部の下部に受領書投入口を底
    板が設けられた押印装置ケースの下端部と平行になるよ
    うに配置し、この押印装置ケースを前面が開口したボッ
    クス本体内の上部の一方の角部に組み込むと共に、ボッ
    クス本体内の押印装置ケースの組み込み部を除く部分を
    扉で開閉される荷物投函用ボックス部として成ることを
    特徴とする宅配ボックスの押印装置の配置構造。
  2. 【請求項2】 押印装置ケースをボックス本体の前方に
    向けて引き出し自在に収納したことを特徴とする請求項
    1記載の宅配ボックスの押印装置の配置構造。
  3. 【請求項3】 ボックス本体内に押印装置ケースを引き
    出し方向にスライド支持するレールを取り付けると共
    に、押印装置ケースを収納位置で固定するストッパ手段
    を備えていることを特徴とする請求項2記載の宅配ボッ
    クスの押印装置の配置構造。
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KR102319954B1 (ko) * 2020-04-21 2021-11-01 (주)이즈라커 이중 도어 구조의 우편 수취 택배장치 및 이를 이용한 우편 수취 및 택배 서비스 제공 시스템

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