JP3402684B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3402684B2
JP3402684B2 JP22687593A JP22687593A JP3402684B2 JP 3402684 B2 JP3402684 B2 JP 3402684B2 JP 22687593 A JP22687593 A JP 22687593A JP 22687593 A JP22687593 A JP 22687593A JP 3402684 B2 JP3402684 B2 JP 3402684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特にプリンタ端末としての機能とファクシミリ端末
としての機能とを合わせ持つファクシミリ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ端末としての機能と、ファクシ
ミリ端末としての機能とが一体となっているファクシミ
リ装置が知られており、このようなファクシミリ装置で
は、ホストコンピュータ等の外部機器と接続するための
インターフェース手段が装備されている。このようなフ
ァクシミリ装置では、ホストコンピュータよりビットイ
メージデータ形式で印刷データを入力して印刷を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成では、ホストコンピュータよりファクシミリ
装置に転送するデータ量が増大し、そのデータ転送に多
くの時間を要することになる。そこで、ホストコンピュ
ータでプリンタ記述言語により記述された文書データを
作成し、そのプリンタ記述言語で作成された文書データ
を、直接、このようなファクシミリ装置に伝送して印刷
することが望まれていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリンタモードでのプリンタ端末としての機能と、
ファクシミリモードでのファクシミリ端末としての機能
を備えたファクシミリ装置において、ファクシミリモー
ドにおいて、データ源であるホストコンピュータから送
られて受信したプリンタ記述言語で構成されたデータ
を、ファクシミリ送信用の解像度に対応したイメージデ
ータに展開して送信するできるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のファクシミリ装置は以下のような構成を備え
る。即ち、ホストコンピュータから送信されるデータを
受信するためのインターフェースと、プリントを行うプ
リンタ部と、回線を介してファクシミリ信号の送信を行
うファクシミリ部とを有し、プリンタモードでのプリン
タ端末としての機能と、ファクシミリモードでのファク
シミリ端末としての機能とを備えるファクシミリ装置で
あって、前記プリンタモードと前記ファクシミリモード
とを切り替えるための切り替え手段と、前記ホストコン
ピュータから送信されるコマンドによって指示される、
前記ファクシミリ部により送信するデータの解像度に基
づいて、前記インターフェースを介して受信したプリン
タ記述言語で構成されたデータをイメージデータに展開
する展開手段とを有し、前記ファクシミリモードのと
き、前記ホストコンピュータから送られて受信したプリ
ンタ記述言語で構成されたデータを、前記展開手段によ
りファクシミリの送信に対応した解像度のイメージデー
タに展開し、展開されたイメージデータを前記ファクシ
ミリ部により回線を介して送信することを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成において、ファクシミリモードのと
き、ホストコンピュータから送られて受信したプリンタ
記述言語で構成されたデータを、ホストコンピュータか
ら送信されるコマンドによって指示される、ファクシミ
リ部により送信するデータの解像度に基づいて、ファク
シミリの送信に対応した解像度のイメージデータに展開
し、ファクシミリ部により回線を介して送信するように
動作する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のファクシミリ装
置の機能構成を示すブロック図、図2はこのファクシミ
リ装置の概略構成を示すブロック図である。
【0009】まず図2を参照して、本実施例のファクシ
ミリ装置の構成を説明する。
【0010】図2において、101はファクシミリ装置
全体を制御する、例えばマイクロプロセッサ(CPU)
等から構成されたファクシミリ制御部で、CPU(中央
処理部)104、CPU104の制御プログラムやフォ
ントデータ等の各種データを記憶しているROM10
3、CPU104のワークエリアとして使用され、各種
データを一時的に記憶するRAM102などを備え、画
像データの入出力および通信処理全体を制御している。
【0011】画像データの入出力は、原稿画像を読み取
って入力する読取部100、画像データに基づいてプリ
ントを実行する記録部111により行われる。即ち、読
取部100における原稿画像データの読み取りは、CC
D(電荷蓄積素子)センサ、原稿搬送機構等により行わ
れ、こうして読み取られた画像データはインクジェット
プリンタ等の記録部111に送られてプリントされる
(コピー動作時)。また網制御部(NCU)106、モ
デム105を介して受信したファクシミリ画像データ
は、復号されて2値画像データに変換された後、記録部
111に送られて記録紙等の被記録媒体にプリントされ
る。電話回線等の通信回線Nとの接続、及び回線Nとの
間のデータの入出力は、モデム105およびNCU10
6により行われる。このNCU106には、通話及び手
動制御用の電話機118が接続されている。
【0012】111は記録部で、ここでは例えばインク
ジェットヘッド、記録紙搬送機構及びプリンタ制御部等
を有している。107は操作パネルで、図3を参照して
後述するように、ファクシミリ操作用の操作部108
と、記録部111を操作するための操作部109とが設
けられている。このファクシミリ操作部108には、送
信先を特定するために電話番号を入力するテンキー、短
縮キー、各種ファンクションキーや、動作モードをファ
クシミリモードかプリンタモードに切り替えるためのプ
リンタキー、電話番号、時刻の表示などに用いられる、
例えば液晶等の表示器等が設けられている。また記録部
用の操作部109には、オンライン/オフラインの切替
キー、ラインフィード(用紙送り)キー、フォームフィ
ードキー、プリントモードキーなどに加えて、各種プリ
ントモードを設定するための操作キーが設けられてい
る。
【0013】コネクタ115は、プリントデータのデー
タ源であるホストコンピュータ200と接続されてお
り、ファクシミリ制御部101はホストコンピュータ2
00より送られてくるデータをコネクタ115を介して
受信している。
【0014】図6は、本実施例の記録部の具体例を示す
図である。
【0015】同図において、駆動モータ5013の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介
して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を
有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッ
ジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭載
されている。本実施例では、インクジェットカートリッ
ジIJCは熱エネルギーを用いてインクに状態変化を生
起させることにより、吐出口よりインク滴を吐出する記
録ヘッド及びインクタンクITが一体に構成されたもの
であり、キャリッジに対し着脱可能なディスポーザブル
タイプのものである。5002は紙押え板であり、キャ
リッジの移動方向に亙って紙をプラテン5000に対し
て押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キ
ャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認し
て、モータ5013の回転方向切り換え等を行うための
ホームポジション検知手段である。5016は記録ヘッ
ドの前面をキャップするキャップ部材5022を支持す
る部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手
段で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸
引回復を行う。5017はクリーニングブレードで、5
019はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材
であり、本体支持板5018にこれらが支持されてい
る。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブ
レードが本例に適用できることは言うまでもない。又、
5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等
の公知の伝達手段で移動制御される。
【0016】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0017】次に図1を参照して、本実施例のファクシ
ミリ装置の機能を説明する。
【0018】ホストコンピュータ200は、文字コード
やプリンタ記述言語によって記述された文字や図形が含
まれる文書ファイルを記憶しており、インターフェース
部(i/f)2を通して本実施例のファクシミリ装置1
に送信している。3はプリントバッファで、i/f2を
介して入力したデータを一時的に蓄積しており、このプ
リントバッファ3はRAM102に設けられている。4
はプリンタフォーマッタで、ホストコンピュータ200
から送られてくる文字コードやプリンタ記述言語を解析
し、パラメータ記憶部4aに記憶されているパラメータ
(図4のコマンドで指示される)及びファクシミリ送信
モード等に応じた解像度でビットイメージに展開してい
る。このプリンタフォーマッタ4は、CPU104及び
ROM103に記憶された制御プログラムにより実現さ
れている。
【0019】5は展開バッファで、プリンタフォーマッ
タ4でビットマップに展開された文字や図形のイメージ
が展開される。この展開バッファ5はRAM102に設
けられている。6はファクシミリのエンジン部で、展開
バッファ5に展開されたビットマップイメージデータを
受け取って符号化し、その符号化されたデータをモデム
105、NCU106を介してファクシミリ信号として
送信している。7はプリンタエンジン部で、展開バッフ
ァ5に展開されたビットマップイメージデータを受け取
り、画像として記録紙等に印刷出力している。これは図
2の記録部111に相当している。
【0020】図3は本実施例のファクシミリ装置の操作
パネル107のキー配置及び構成を示す外観図である。
【0021】図3において、201はファクシミリモー
ドであることを示すインジケータで、ファクシミリモー
ド時に点灯される。202はプリンタモードであること
を示すインジケータで、プリンタモードの時に点灯され
る。203はモード切替スイッチで、このキーを押下す
る毎に、ファクシミリモードとプリンタモードとが交互
に切り替えて設定される。205は機能キーで、ファク
シミリモードでは、例えば同報通信、ダイレクト通信、
親展通信等の各種機能を設定するときに使用され、この
時に設定された機能が表示部200に表示される。また
プリンタモード時には、オンラインとオフラインの切替
を指示するキーとして使用される。206はセレクトキ
ーで、ファクシミリモード時にはファインモード、標準
モード等の送信モードを選択するのに使用される。また
プリンタモードでは、高品位印刷、或いは通常印刷、ま
た高速印刷等の指定のために使用される。
【0022】207はストップ/クリアキーで、ファク
シミリモード時には送信の停止或いはエラーの解除等の
ために使用される。208は、ファクシミリモード時に
は送信の開始を指示したり、コピー動作の開始を指示す
るキーとして使用される。またプリンタモード時には、
用紙送りキー(LF)或いはフォームフィードキー(F
F)として機能する。なお、これらのキーに対する機能
表示エリア209が設けられており、前述したように、
各モードに応じてキー205〜208のそれぞれの有し
ている機能が表示される。このように、これらキー20
5〜208のそれぞれは、そのときのモードに応じて、
図2のFAX操作部108或いは記録部操作部109と
して機能することになる。
【0023】図4は、文書ファイルをホストコンピュー
タ200からファクシミリ送信文書として出力する場
合、ホストコンピュータ200から実施例のファクシミ
リ装置1に対して送られるコマンドを説明するための図
である。
【0024】図4はファクシミリ送信用プリンタフォー
マッタ4における解像度切り替えコマンドの一例を示
し、ここではそのデータフォーマットが示されている。
このコマンドは、ESCコード(1Bh:hは16進数
を示す)の後に“F(46h)”が続き、最後に副走査
方向の解像度を示すパラメータが付与されている。この
パラメータは、パラメータ記憶部4aに記憶される。
【0025】このコマンドの持つ意味は、プリンタフォ
ーマッタ4が展開するイメージデータの解像度を、主走
査方向にはファクシミリ通信の画像規格に設定し、副走
査方向にはパラメータの値に設定するものである。
【0026】図5は本実施例のファクシミリ装置におけ
る動作を示すフローチャートで、この処理を実行する制
御プログラムは制御部101のROM103に記憶され
ている。
【0027】図5の処理はファクシミリモードでの処理
の流れを示しており、ステップS1で、ホストコンピュ
ータ200から図4に示されるフォーマットのコマンド
が送られたかどうかを判断する。ホストコンピュータ2
00よりの送信指示でない時はステップS10に進み、
オペレータに指示に従って、原稿画像を読み取って送信
する等の、通常のファクシミリ送信処理を実行する。な
お、このファクシミリ装置1がプリンタモードで待機状
態の時は、プリンタフォーマッタ4がホストコンピュー
タ200より送られてくるプリント記述言語でかかれた
文書データをイメージに展開する。この時のイメージデ
ータの解像度は、通常はプリンタエンジン7の解像度に
設定されている。
【0028】ステップS1で、ホストコンピュータ20
0より送られてくるコマンドを受信するとステップS2
に進み、プリンタフォーマッタ4はこのコマンドを解析
し、そのコマンドのパラメータをパラメータ記憶部4a
に記憶する。このパラメータ記憶部4aの値を参照する
ことにより、文書データをイメージに展開する際の副走
査方向の解像度が決定され、ファクシミリ送信を行うデ
ータの解像度が変更される。なお、このファクシミリ送
信されるイメージデータの主走査方向の解像度は、操作
パネル107で指示された送信モード(標準、ファイ
ン、スーパーファインモード等)に応じて決定される。
【0029】その後ステップS3で、ホストコンピュー
タ200よりの文書データを受信したかどうかを調べ、
文書データを受信するとステップS4に進み、その受信
した文書データをプリントバッファ3に記憶する。次に
ステップS5に進み、プリントバッファ3に1ページ分
の文書データが記憶されたかどうかを判断し、1ページ
分の文書データが記憶されていなければステップS3に
戻り、前述の処理を実行する。
【0030】こうして1ページ分の文書データを受信し
てプリントバッファ3に記憶するとステップS6に進
み、この受取った文書ファイルの1ページ分の文字コー
ドやプリンタ記述言語からなる文書データを、パラメー
タ記憶部4aに記憶されたパラメータに従った、ファク
シミリ送信に対応した解像度で、展開バッファ5にビッ
トマップ展開する。この展開バッファ5は、少なくとも
1ページ分のイメージデータを格納することができる。
こうしてプリンタフォーマッタ4が1ページ分のイメー
ジを展開し終わるとステップS7に進み、ファクシミリ
のエンジン部6を起動する。これにより、ファクシミリ
のエンジン部6は展開バッファ5に展開されているイメ
ージデータを順次符号化して送信する。こうしてステッ
プS8でホストコンピュータ200より受信した全文書
データの送信を終了するとこの送信処理を終了するが、
そうでない時はステップS1に戻り、前述の処理を実行
する。
【0031】なお、このフローチャートには示していな
いが、ステップS7でファクシミリの送信を行っている
間、この送信処理と並行して、プリンタフォーマッタ4
はプリントバッファ3から次の1ページ分の文字コード
やプリンタ記述言語のデータを、前記と同様にして、展
開バッファ5の空領域に展開している。
【0032】また、文書ファイルが複数ページで構成さ
れている場合、ファクシミリエンジン部6が1ページを
送信し終わったら、続いて展開バッファ5の次の1ペー
ジの送信を開始する。以後、この動作を繰返し行って、
文書ファイルの全てのページが順次送信される。
【0033】ここで、プリンタフォーマッタ4のパフォ
ーマンスが低い場合や、展開される画像が複雑であるた
め等の理由により、そのパターン展開に時間がかかる場
合には、ある1ページを送信し終った後でも、プリンタ
フォーマッタ4が次のページのビットマップ展開を行っ
ている場合が考えられる。その場合は、プリンタフォー
マッタ4はファクシミリエンジン部6に対して、次のペ
ージをまだ送信できない旨を伝える。これを受けて、フ
ァクシミリエンジン部6は回線を切断することによっ
て、被呼側のファクシミリ装置に対して送信エラーが発
生したことを通知する。
【0034】なお、前述の実施例におけるファクシミリ
送信時、ある1ページの送信が終わった後で、プリンタ
フォーマッタ4が次の1ページのビットマップ展開をや
り終えていない場合には、ファクシミリエンジン部6
は、その1ページの送信を画像伝送速度を低くして行
う。これにより送信時間を稼ぐようにして、そのプリン
タフォーマッタ4は次の1ページ分のデータ展開に間に
合わせることができる。このようにすることにより、時
間的な空き時間を発生させることなく、エラーの発生を
抑えて、連続してファクシミリエンジン部6よりファク
シミリ送信ができる効果がある。
【0035】また前述の実施例では、展開バッファ5の
メモリサイズを1ページ分とし、ファクシミリエンジン
部6の起動を文書ファイルの最初の1ページを展開し終
えた時点で行なうようにしたが、展開バッファ5のメモ
リサイズを1ページの大きさに限定せず、展開バッファ
5で文書ファイルを展開できる最大の大きさに展開し終
わった時点で、ファクシミリエンジン部6を起動しても
よい。
【0036】また、前述の実施例において、ホストコン
ピュータ200よりの文書データをファクシミリ送信す
る際、ホストコンピュータ200からファクシミリ装置
に対してプリンタフォーマッタ4の解像度を切り替える
ために送るコマンドの送出せず、ファクシミリ装置1で
手動操作により、その解像度をファクシミリ送信の解像
度に設定するようにしても良い。具体的には、例えば操
作パネル107に解像度の設定キーを設け、この設定キ
ーが押下されたらプリンタフォーマッタ4の解像度をフ
ァクシミリ送信の解像度に切り替えるようにしても良
い。この場合は、ホストコンピュータ200からは通常
のプリントデータを送信して印刷する要領で、ファクシ
ミリ送信を行うことが可能となる。
【0037】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0038】以上説明したように本実施例によれば、ホ
ストコンピュータ200よりのプリンタ記述言語で構成
されている文書データを、直接ファクシミリ画像規格の
解像度へ展開して送信することができるので、文書ファ
イルの文字や図形を忠実に送信できる効果がある。
【0039】また、ホストコンピュータ200からファ
クシミリ装置にプリンタ記述言語のまま送信できるの
で、データ転送量が少なくなり短時間でデータを転送で
きる。これにより、ホストコンピュータにとって、ファ
クシミリの送信作業に占有される時間を少なくできる効
果がある。
【0040】更に、ホストコンピュータ200より、イ
メージデータに展開するための解像度を切り替えること
ができるため、ファクシミリ装置で手動等による解像度
切り替えのための操作の手間がはぶけるという効果もあ
る。
【0041】なお、上記実施例では、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも、熱エネルギーを利用して飛翔的液
滴を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録装置
を例に取り説明したが、その代表的な構成や原理につい
ては、例えば、米国特許第4723129号明細書、同
第4740796号明細書に開示されている基本的な原
理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオ
ンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可
能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体
(インク)が保持されているシートや液路に対応して配
置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて
膜沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つ
の駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱
エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸
騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応
した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効であ
る。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液
体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成
する。この駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に
気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0042】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0043】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
ほかに熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成としても良い。
【0044】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても良い。
【0045】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0046】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合に
も、本発明は有効である。
【0047】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは、本発明の効果を一
層安定にできるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0048】以上説明した本実施例においては、インク
を液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化す
るインクであって、室温で軟化するもの、もしくは液体
であるもの、或いは上述のインクジェット方式ではイン
ク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整
を行って、インクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0049】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では、既に
固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初
めて液化する性質のインクとしても良い。このような場
合インクは、特開昭54−56847号公報、あるい
は、特開昭60−71260号公報に記載されているよ
うな、多孔質シート凹部または、貫通孔に液状又は、固
形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対
向するような形態としてもよい。本発明においては、上
述した各インクに対しても最も有効なものは、上述した
膜沸騰方式を実行するものである。
【0050】さらに加えて、記録装置の形態としては、
ワードプロセッサやコンピュータ等の情報処理機器の画
像出力端末として、一体または別体に設けられるものの
他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信
機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっ
ても良い。
【0051】又、熱エネルギーを利用したインクジェッ
ト方式に限らず、ピエゾ素子等を利用したインクジェッ
ト方式にも適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタモードでのプリンタ端末としての機能と、ファク
シミリモードでのファクシミリ端末としての機能を備え
たファクシミリ装置において、ファクシミリモードにあ
るとき、データ源であるホストコンピュータから送られ
て受信したプリンタ記述言語で構成されたデータを、フ
ァクシミリ送信用の解像度に対応したイメージデータに
展開して送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置の機能構
成を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施例のファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施例のファクシミリ装置の操作パネルの配
置例を示す図である。
【図4】本実施例のホストコンピュータよりファクシミ
リ装置に伝送される解像度の切り替えを指示するコマン
ドの説明図である。
【図5】本実施例のファクシミリ装置における動作を示
すフローチャートである。
【図6】本実施例の記録部の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 3 プリントバッファ 4 プリンタフォーマッタ 4a パラメータ記憶部 5 展開バッファ 6 ファクシミリエンジン部 7 プリンタエンジン部 100 読取部 101 ファクシミリ制御部 102 RAM 103 ROM 104 CPU 107 操作パネル 111 記録部 200 ホストコンピュータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44 G06F 3/09 - 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから送信されるデー
    タを受信するためのインターフェースと、プリントを行
    うプリンタ部と、回線を介してファクシミリ信号の送信
    を行うファクシミリ部とを有し、プリンタモードでのプ
    リンタ端末としての機能と、ファクシミリモードでのフ
    ァクシミリ端末としての機能とを備えるファクシミリ装
    置であって、 前記プリンタモードと前記ファクシミリモードとを切り
    替えるための切り替え手段と、前記ホストコンピュータから送信されるコマンドによっ
    て指示される、前記ファクシミリ部により送信するデー
    タの解像度に基づいて、 前記インターフェースを介して
    受信したプリンタ記述言語で構成されたデータをイメー
    ジデータに展開する展開手段とを有し、 前記ファクシミリモードのとき、前記ホストコンピュー
    タから送られて受信したプリンタ記述言語で構成された
    データを、前記展開手段によりファクシミリの送信に対
    応した解像度のイメージデータに展開し、展開されたイ
    メージデータを前記ファクシミリ部により回線を介して
    送信することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタモードのとき、前記ホスト
    コンピュータから送られて受信したプリンタ記述言語で
    構成されたデータを、前記展開手段により前記プリンタ
    部に対応した解像度のイメージデータに展開することを
    特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
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