JP3402034B2 - ロールクランプ装置の油圧回路 - Google Patents
ロールクランプ装置の油圧回路Info
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- JP3402034B2 JP3402034B2 JP33710495A JP33710495A JP3402034B2 JP 3402034 B2 JP3402034 B2 JP 3402034B2 JP 33710495 A JP33710495 A JP 33710495A JP 33710495 A JP33710495 A JP 33710495A JP 3402034 B2 JP3402034 B2 JP 3402034B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
アタッチメントの1つとして知られるロールクランプ装
置に係り、詳しくはクランプアームを開閉作動するクラ
ンプシリンダの油圧回路に関する。
アタッチメントの1つとして知られるロールクランプ装
置に係り、詳しくはクランプアームを開閉作動するクラ
ンプシリンダの油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、新聞紙やクラフト紙のようなロ
ール状物品(以下、単にロール紙という)を扱うロール
クランプ装置は、図14に示すように、クランプベース
3に基端部が回動自在に取り付けられたロングアーム4
とショートアーム5との一対のアームを備えており、両
アーム4,5がそれぞれクランプシリンダ6,7により
個別的に開閉作動されるようになっている。また、ロー
ルクランプ装置は、フォークリフトのマスト1に沿って
昇降される昇降部材の前面に回転装置2を介して車両前
後方向の水平軸線回りに回転可能に装着されており、従
って、回転側であるロールクランプ装置のクランプシリ
ンダ6,7は、非回転側である機台に装着されたコント
ロールバルブとロータリーバルブを介して接続されてい
る。
ール状物品(以下、単にロール紙という)を扱うロール
クランプ装置は、図14に示すように、クランプベース
3に基端部が回動自在に取り付けられたロングアーム4
とショートアーム5との一対のアームを備えており、両
アーム4,5がそれぞれクランプシリンダ6,7により
個別的に開閉作動されるようになっている。また、ロー
ルクランプ装置は、フォークリフトのマスト1に沿って
昇降される昇降部材の前面に回転装置2を介して車両前
後方向の水平軸線回りに回転可能に装着されており、従
って、回転側であるロールクランプ装置のクランプシリ
ンダ6,7は、非回転側である機台に装着されたコント
ロールバルブとロータリーバルブを介して接続されてい
る。
【0003】従来一般のロールクランプ装置は、アーム
4,5が左右位置、即ち水平姿勢及び上下位置、即ち垂
直姿勢のときに、ロングアーム4のクランプシリンダ6
が作動でき、アーム4,5がおよそ斜め45度の傾きに
あるときに、ショートアーム5のクランプシリンダ7が
作動できるように構成されている。そして、ロール紙W
のクランプ作業は、ショートアーム5のパッドをロール
紙Wに当接した上でロングアーム4のみを単独で作動さ
せることにより行われる。一方、ショートアーム5は、
取り扱うロール紙Wの径の大小に応じてその位置を調整
するときに作動される。従って、従来のロールクランプ
装置では、仮に傾斜状態で置かれたロール紙Wをクラン
プするには、ショートアーム5のみを作動させてのクラ
ンプ作業となるため、その操作がすこぶる困難である。
4,5が左右位置、即ち水平姿勢及び上下位置、即ち垂
直姿勢のときに、ロングアーム4のクランプシリンダ6
が作動でき、アーム4,5がおよそ斜め45度の傾きに
あるときに、ショートアーム5のクランプシリンダ7が
作動できるように構成されている。そして、ロール紙W
のクランプ作業は、ショートアーム5のパッドをロール
紙Wに当接した上でロングアーム4のみを単独で作動さ
せることにより行われる。一方、ショートアーム5は、
取り扱うロール紙Wの径の大小に応じてその位置を調整
するときに作動される。従って、従来のロールクランプ
装置では、仮に傾斜状態で置かれたロール紙Wをクラン
プするには、ショートアーム5のみを作動させてのクラ
ンプ作業となるため、その操作がすこぶる困難である。
【0004】そこで、上記のような問題を解決するため
のロールクランプ装置が提案されており、例えば特開昭
62−70197号公報を挙げることができる。これ
は、ロングアーム用とショートアーム用の両クランプシ
リンダのクランプ通路中にパイロット式チェックバルブ
を介在するとともに常にコントロールバルブと接続する
形態となす一方、ロングアーム用のオープン通路をコン
トロールバルブに常に接続し、またショートアーム用の
オープン用通路をロールクランプが水平姿勢と垂直姿勢
に対して45度で傾斜しているときにコントロールバル
ブに接続されるように構成したものである。
のロールクランプ装置が提案されており、例えば特開昭
62−70197号公報を挙げることができる。これ
は、ロングアーム用とショートアーム用の両クランプシ
リンダのクランプ通路中にパイロット式チェックバルブ
を介在するとともに常にコントロールバルブと接続する
形態となす一方、ロングアーム用のオープン通路をコン
トロールバルブに常に接続し、またショートアーム用の
オープン用通路をロールクランプが水平姿勢と垂直姿勢
に対して45度で傾斜しているときにコントロールバル
ブに接続されるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記公報のロ
ールクランプ装置では、ロングアームは360度中、ど
の位置でも作動し、ショートアームは45度の傾斜状態
のときに作動する形式であるため、傾斜状態で置かれた
ロール紙をクランプする場合において、ロングアームの
みならずショートアームも作動することになり、クラン
プ操作が難しいという問題がある。
ールクランプ装置では、ロングアームは360度中、ど
の位置でも作動し、ショートアームは45度の傾斜状態
のときに作動する形式であるため、傾斜状態で置かれた
ロール紙をクランプする場合において、ロングアームの
みならずショートアームも作動することになり、クラン
プ操作が難しいという問題がある。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、ロールクランプ
装置において、ロール紙をロングアームの単独作動によ
り通常の横掴みと縦掴みのほか、斜め掴みができるよう
にし、斜め掴み時の操作性を向上することにある。
ものであり、その目的とするところは、ロールクランプ
装置において、ロール紙をロングアームの単独作動によ
り通常の横掴みと縦掴みのほか、斜め掴みができるよう
にし、斜め掴み時の操作性を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、回転装置を介して水平軸線回りに回転可能と
されたロングアームとショートアームとからなる一対の
アームと、それらアームを個別的に回動させるクランプ
シリンダとを備えており、しかも固定側のコントロール
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、前記左右位置、上方位置及び斜め上方位置におい
てロングアーム用のクランプシリンダが単独で作動可能
とされる構成としたことを特徴とする。
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、回転装置を介して水平軸線回りに回転可能と
されたロングアームとショートアームとからなる一対の
アームと、それらアームを個別的に回動させるクランプ
シリンダとを備えており、しかも固定側のコントロール
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、前記左右位置、上方位置及び斜め上方位置におい
てロングアーム用のクランプシリンダが単独で作動可能
とされる構成としたことを特徴とする。
【0008】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、ロングアームが左右いずれか又は上方或いは斜
め上方に位置した状態では、コントロールバルブを操作
してロングアームのみを単独で作動させることができ
る。即ち、請求項1の発明によれば、ロングアームの単
独作動によるロール状物品の縦掴みと横掴みのほか、斜
め掴みが可能となる。
よれば、ロングアームが左右いずれか又は上方或いは斜
め上方に位置した状態では、コントロールバルブを操作
してロングアームのみを単独で作動させることができ
る。即ち、請求項1の発明によれば、ロングアームの単
独作動によるロール状物品の縦掴みと横掴みのほか、斜
め掴みが可能となる。
【0009】請求項2の発明は、固定側のコントロール
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、しかも前記スプールの通路は、前記バルブボディ
側通路との接続部位が、略90度の角度で径方向に延び
るV字形に形成されるとともにスプール外周面に開口さ
れており、前記バルブボディの通路は、前記スプール側
通路との接続部位が、バルブボディの筒孔内周面に円周
方向において相互に略45度の間隔で3ヵ所に開口され
ていることを特徴とする。
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、しかも前記スプールの通路は、前記バルブボディ
側通路との接続部位が、略90度の角度で径方向に延び
るV字形に形成されるとともにスプール外周面に開口さ
れており、前記バルブボディの通路は、前記スプール側
通路との接続部位が、バルブボディの筒孔内周面に円周
方向において相互に略45度の間隔で3ヵ所に開口され
ていることを特徴とする。
【0010】上記のように構成された請求項2の発明に
よれば、ロングアームが左右の斜め上方略45度の位置
にあるときに、該ロングアームを単独で作動させてロー
ル状物品の斜め掴みを行うことができる。
よれば、ロングアームが左右の斜め上方略45度の位置
にあるときに、該ロングアームを単独で作動させてロー
ル状物品の斜め掴みを行うことができる。
【0011】請求項3の発明は、固定側のコントロール
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、しかも前記スプールの通路は、前記バルブボディ
側通路との接続部位が、スプール外周面に円周方向に略
90度の範囲で連続する溝によって開口され、前記バル
ブボディの通路は、前記スプール側通路との接続部位
が、前記スプールとの嵌合面である筒孔内周面に円周方
向において略90度の間隔で2ヶ所に開口されているこ
とを特徴とする。
バルブと回転側のクランプシリンダとを連結するため
に、固定側と回転側との相対回転部位に配置されるとと
もに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対回
転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えたロ
ールクランプ装置の油圧回路において、前記スプールに
は一端が前記コントロールバルブに接続されるとともに
他端がスプール外周面に開口される通路を設け、前記バ
ルブボディには一端がロングアーム用のクランプシリン
ダに接続されるとともに他端がバルブボディの筒孔内周
面に開口される通路を設け、それら両通路はロングアー
ムが左右位置、上方位置及び斜め上方位置にあるときに
連通され、それ以外の位置では遮断される構成とされて
おり、しかも前記スプールの通路は、前記バルブボディ
側通路との接続部位が、スプール外周面に円周方向に略
90度の範囲で連続する溝によって開口され、前記バル
ブボディの通路は、前記スプール側通路との接続部位
が、前記スプールとの嵌合面である筒孔内周面に円周方
向において略90度の間隔で2ヶ所に開口されているこ
とを特徴とする。
【0012】上記のように構成された請求項3の発明に
よれば、ロングアームが360度中の上側略180度の
範囲内に位置している状態では、傾斜角の如何に関係な
くロングアームの単独作動によるロール状物品の斜め掴
みが可能となる。
よれば、ロングアームが360度中の上側略180度の
範囲内に位置している状態では、傾斜角の如何に関係な
くロングアームの単独作動によるロール状物品の斜め掴
みが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態に係るロー
ルクランプ装置は、図14に示すように、フォークリフ
トのマスト1に沿って昇降可能に装着される昇降部材の
前面に、回転装置2を介して車両前後方向の水平軸線回
りに回転可能に装着される。ロールクランプ装置は、ク
ランプベース3の前面に基端部が回動自在に取着された
ロングアーム4とショートアーム5とからなる一対のア
ームを対向状に備え、それらアーム4,5はクランプシ
リンダ6,7によって個別的に回動されるようになって
いる。なお、ショートアーム5の回動操作は、クランプ
作用に先立って、クランプすべきロール紙Wの太さに対
応した位置を設定するために行われる。
に基づいて具体的に説明する。本実施の形態に係るロー
ルクランプ装置は、図14に示すように、フォークリフ
トのマスト1に沿って昇降可能に装着される昇降部材の
前面に、回転装置2を介して車両前後方向の水平軸線回
りに回転可能に装着される。ロールクランプ装置は、ク
ランプベース3の前面に基端部が回動自在に取着された
ロングアーム4とショートアーム5とからなる一対のア
ームを対向状に備え、それらアーム4,5はクランプシ
リンダ6,7によって個別的に回動されるようになって
いる。なお、ショートアーム5の回動操作は、クランプ
作用に先立って、クランプすべきロール紙Wの太さに対
応した位置を設定するために行われる。
【0014】図1は上記のクランプシリンダ6,7の作
動を制御するための油圧回路図、図2は図1のX部拡大
図である。また、図3〜図5はロータリーバルブRVの
構造図である。本実施の形態にあっては、ロングアーム
4及びショートアーム5を作動させるために、各アーム
4,5毎にそれぞれ2本のクランプシリンダ6,7を備
えており、各クランプシリンダ6,7と、これを制御す
るための機台側に設置されるコントロールバルブ8と
は、ロータリーバルブRVを介して接続されている。な
お、図1において、9はポンプ、10はタンクを示す。
動を制御するための油圧回路図、図2は図1のX部拡大
図である。また、図3〜図5はロータリーバルブRVの
構造図である。本実施の形態にあっては、ロングアーム
4及びショートアーム5を作動させるために、各アーム
4,5毎にそれぞれ2本のクランプシリンダ6,7を備
えており、各クランプシリンダ6,7と、これを制御す
るための機台側に設置されるコントロールバルブ8と
は、ロータリーバルブRVを介して接続されている。な
お、図1において、9はポンプ、10はタンクを示す。
【0015】ロータリーバルブRVは相互に嵌合する相
対回転可能なスプール11とバルブボディ12とから構
成され、スプール11が回転装置2における固定側に取
着され、バルブボディ12が回転装置2における回転側
に取着される。スプール11には、その軸方向に沿って
クランプ通路13とオープン通路14が形成される(図
3参照)。
対回転可能なスプール11とバルブボディ12とから構
成され、スプール11が回転装置2における固定側に取
着され、バルブボディ12が回転装置2における回転側
に取着される。スプール11には、その軸方向に沿って
クランプ通路13とオープン通路14が形成される(図
3参照)。
【0016】クランプ通路13及びオープン通路14の
各一端は、スプール11の軸方向一端部にそれぞれ開口
されており、クランプ通路13の開口がコントロールバ
ルブ8のクランプポートCPに配管15により接続さ
れ、オープン通路14の開口がコントロールバルブ8の
オープンポートOPに配管16により接続される。ま
た、クランプ通路13及びオープン通路14の反対側端
部、即ちバルブボディ12側との接続部位は、図4及び
図5に示すように、それぞれ略90度の相対角度で径方
向に延びるV字状の分岐路13a,14aとされ、その
端部がスプール11の外周面に開口されている。なお、
クランプ通路13の分岐路13aとオープン通路14の
分岐路14aは軸方向でずれた位置に設定されている。
各一端は、スプール11の軸方向一端部にそれぞれ開口
されており、クランプ通路13の開口がコントロールバ
ルブ8のクランプポートCPに配管15により接続さ
れ、オープン通路14の開口がコントロールバルブ8の
オープンポートOPに配管16により接続される。ま
た、クランプ通路13及びオープン通路14の反対側端
部、即ちバルブボディ12側との接続部位は、図4及び
図5に示すように、それぞれ略90度の相対角度で径方
向に延びるV字状の分岐路13a,14aとされ、その
端部がスプール11の外周面に開口されている。なお、
クランプ通路13の分岐路13aとオープン通路14の
分岐路14aは軸方向でずれた位置に設定されている。
【0017】一方、バルブボディ12には、ロングアー
ム用のクランプ通路17とオープン通路18が設けられ
ている。クランプ通路17は、図4に示すように、バル
ブボディ12の筒孔内周面に円周方向に相互に略45度
の間隔で開口されて前記スプール11のクランプ通路1
3の分岐路13aの開口端に連通可能な3本の油路17
aと、その油路17aを相互に連通する2本の通路17
bとから構成されており、その通路17bのポート17
c(図5参照)がそれぞれ配管20によりロングアーム
用の両クランプシリンダ6のボトム室と接続されてい
る。そして、各通路17bにはそれぞれシリンダへの流
入方向を順方向とするパイロット式チェックバルブ19
(図3参照)が設けられている。
ム用のクランプ通路17とオープン通路18が設けられ
ている。クランプ通路17は、図4に示すように、バル
ブボディ12の筒孔内周面に円周方向に相互に略45度
の間隔で開口されて前記スプール11のクランプ通路1
3の分岐路13aの開口端に連通可能な3本の油路17
aと、その油路17aを相互に連通する2本の通路17
bとから構成されており、その通路17bのポート17
c(図5参照)がそれぞれ配管20によりロングアーム
用の両クランプシリンダ6のボトム室と接続されてい
る。そして、各通路17bにはそれぞれシリンダへの流
入方向を順方向とするパイロット式チェックバルブ19
(図3参照)が設けられている。
【0018】オープン通路18は、図5に示す如くバル
ブボディ12の筒孔内周面に円周方向に相互に略45度
の間隔で開口されて前記スプール11のオープン通路1
4の開口端に連通可能な3本の油路18aと、3本の油
路18aのうちの両端2本の油路18aをバルブボディ
12内で連通する通路18bと、バルブボディ12の外
側で中央油路18aと一方の端の油路18aとを連通す
る連通パイプ18cとから構成されており、両端2本の
油路18aのポート18dが配管21によりロングアー
ム用の両クランプシリンダ6のロッド室と接続されてい
る。
ブボディ12の筒孔内周面に円周方向に相互に略45度
の間隔で開口されて前記スプール11のオープン通路1
4の開口端に連通可能な3本の油路18aと、3本の油
路18aのうちの両端2本の油路18aをバルブボディ
12内で連通する通路18bと、バルブボディ12の外
側で中央油路18aと一方の端の油路18aとを連通す
る連通パイプ18cとから構成されており、両端2本の
油路18aのポート18dが配管21によりロングアー
ム用の両クランプシリンダ6のロッド室と接続されてい
る。
【0019】また、バルブボディ12には、ショートア
ーム用のクランプ通路22とオープン通路23が設けら
れている。クランプ通路22は、図4に示すように、バ
ルブボディ12の筒孔内周面に開口されて前記スプール
11のクランプ通路13の分岐孔13aの開口端に連通
可能な1本の油路22aと、その油路22aから分岐さ
れた2本の通路22bとから構成されており、その通路
22bのポート22c(図5参照)がショートアーム用
の両クランプシリンダ7のボトム室と配管24により接
続されている。そして、各通路22bにはシリンダへの
流入方向を順方向とするパイロット式チェックバルブ2
5(図3参照)が設けられている。
ーム用のクランプ通路22とオープン通路23が設けら
れている。クランプ通路22は、図4に示すように、バ
ルブボディ12の筒孔内周面に開口されて前記スプール
11のクランプ通路13の分岐孔13aの開口端に連通
可能な1本の油路22aと、その油路22aから分岐さ
れた2本の通路22bとから構成されており、その通路
22bのポート22c(図5参照)がショートアーム用
の両クランプシリンダ7のボトム室と配管24により接
続されている。そして、各通路22bにはシリンダへの
流入方向を順方向とするパイロット式チェックバルブ2
5(図3参照)が設けられている。
【0020】オープン通路23は、図5に示すように、
バルブボディ12の筒孔内周面に開口されて前記スプー
ル11のオープン通路14の開口端に連通可能な1本の
油路23aと、その油路23aと連通パイプ23bによ
り連通された分岐通路23cとから構成されており、そ
の通路23cのポート23dがショートアーム用の両ク
ランプシリンダ7のロッド室と配管26により接続され
ている。
バルブボディ12の筒孔内周面に開口されて前記スプー
ル11のオープン通路14の開口端に連通可能な1本の
油路23aと、その油路23aと連通パイプ23bによ
り連通された分岐通路23cとから構成されており、そ
の通路23cのポート23dがショートアーム用の両ク
ランプシリンダ7のロッド室と配管26により接続され
ている。
【0021】また、図4に示すように、前記ロングアー
ム用のクランプ通路17の中央の油路17aと、ショー
トアーム用のクランプ通路22の油路22aとは、円周
方向に関して略180度ずれた位置に設定されており、
また図5に示すように、前記ロングアーム用のオープン
通路18の中央の油路18aと、ショートアーム用のオ
ープン通路23の油路23aとは、円周方向に関して略
180度ずれた位置に設定されている。なお、前記ロン
グアーム系とショートアーム系の両チェックバルブ1
9,25は、図3に示すように、オープン時において、
スプール11のオープン通路14に接続されたパイロッ
ト通路27を経て導入されるパイロット圧によって開放
操作される。
ム用のクランプ通路17の中央の油路17aと、ショー
トアーム用のクランプ通路22の油路22aとは、円周
方向に関して略180度ずれた位置に設定されており、
また図5に示すように、前記ロングアーム用のオープン
通路18の中央の油路18aと、ショートアーム用のオ
ープン通路23の油路23aとは、円周方向に関して略
180度ずれた位置に設定されている。なお、前記ロン
グアーム系とショートアーム系の両チェックバルブ1
9,25は、図3に示すように、オープン時において、
スプール11のオープン通路14に接続されたパイロッ
ト通路27を経て導入されるパイロット圧によって開放
操作される。
【0022】本実施の形態に係る油圧回路は上述のよう
に構成したものであり、以下その作動態様を図6〜図1
3に基づいて説明する。なお、図中の実線矢印はクラン
プ時、破線矢印はクランプ解除時の圧油の流れ方向を示
している。図6の(a)に示すように、ロングアーム4
が左側(従って、ショートアーム5が右側)に位置して
いる水平姿勢時を初期状態として説明する。このとき、
ロータリーバルブRVのスプール11側のクランプ及び
オープン通路13,14と、バルブボディ12側のクラ
ンプ及びオープン通路17,18とは、それぞれ図4及
び図5に示す位置関係にある。
に構成したものであり、以下その作動態様を図6〜図1
3に基づいて説明する。なお、図中の実線矢印はクラン
プ時、破線矢印はクランプ解除時の圧油の流れ方向を示
している。図6の(a)に示すように、ロングアーム4
が左側(従って、ショートアーム5が右側)に位置して
いる水平姿勢時を初期状態として説明する。このとき、
ロータリーバルブRVのスプール11側のクランプ及び
オープン通路13,14と、バルブボディ12側のクラ
ンプ及びオープン通路17,18とは、それぞれ図4及
び図5に示す位置関係にある。
【0023】図6の水平姿勢時には、図6の(b)に示
すように、スプール11のクランプ通路13の分岐路1
3aにバルブボディ12のロングアーム用のクランプ通
路17の1つの油路17aが連通され、他方、図6の
(c)に示すように、スプール11のオープン通路14
の一方の分岐路14aにバルブボディ12のロングアー
ム用のオープン通路18の1つの油路18aが連通され
ている。このとき、ショートアーム用のクランプ通路2
2及びオープン通路23はスプール11とバルブボディ
12との間で遮断されている。
すように、スプール11のクランプ通路13の分岐路1
3aにバルブボディ12のロングアーム用のクランプ通
路17の1つの油路17aが連通され、他方、図6の
(c)に示すように、スプール11のオープン通路14
の一方の分岐路14aにバルブボディ12のロングアー
ム用のオープン通路18の1つの油路18aが連通され
ている。このとき、ショートアーム用のクランプ通路2
2及びオープン通路23はスプール11とバルブボディ
12との間で遮断されている。
【0024】従って、この状態では、コントロールバル
ブ8をクランプ側又はオープン側に操作すれば、ポンプ
9からの圧油が図示矢印の如く流れてロングアーム用の
クランプシリンダ6のボトム室又はロッド室に送られ、
ロングアーム4が開き側又は閉じ側に作動される。即
ち、ショートアーム5をロール紙Wに当てた状態でロン
グアーム4を作動させてロール紙Wをクランプする、い
わゆる定常的な把持作業を行うことができる。なお、ロ
ッド室又はボトム室から流出された圧油はタンク10に
戻る。
ブ8をクランプ側又はオープン側に操作すれば、ポンプ
9からの圧油が図示矢印の如く流れてロングアーム用の
クランプシリンダ6のボトム室又はロッド室に送られ、
ロングアーム4が開き側又は閉じ側に作動される。即
ち、ショートアーム5をロール紙Wに当てた状態でロン
グアーム4を作動させてロール紙Wをクランプする、い
わゆる定常的な把持作業を行うことができる。なお、ロ
ッド室又はボトム室から流出された圧油はタンク10に
戻る。
【0025】図7〜図13の各(a)は、それぞれ図6
(a)の状態からロールクランプ装置を右回りに45度
ずつ順次回転したときの状態を示している。ロングアー
ム4が左斜め上方に位置した図7の(a)の状態、上方
に位置した図8の(a)の状態、右斜め上方に位置した
図9の(a)の状態、右側に位置した図10の(a)に
示す状態では、各図の(b)に示すように、スプール1
1のクランプ通路13の分岐路13aにバルブボディ1
2のロングアーム用のクランプ通路17のいずれかの油
路17aが連通する。また、同様に、各図の(c)に示
すように、スプール11のオープン通路14の分岐路1
4aにバルブボディ12のロングアーム用のオープン通
路18のいずれかの油路18aが連通する。
(a)の状態からロールクランプ装置を右回りに45度
ずつ順次回転したときの状態を示している。ロングアー
ム4が左斜め上方に位置した図7の(a)の状態、上方
に位置した図8の(a)の状態、右斜め上方に位置した
図9の(a)の状態、右側に位置した図10の(a)に
示す状態では、各図の(b)に示すように、スプール1
1のクランプ通路13の分岐路13aにバルブボディ1
2のロングアーム用のクランプ通路17のいずれかの油
路17aが連通する。また、同様に、各図の(c)に示
すように、スプール11のオープン通路14の分岐路1
4aにバルブボディ12のロングアーム用のオープン通
路18のいずれかの油路18aが連通する。
【0026】従って、ロングアーム4が上記した各位置
にあるときは、ロングアーム4のみを単独で作動するこ
とが可能となる。そのため、ロール紙Wを通常の縦掴み
と横掴みの形態で把持できることに加え、斜め掴みの形
態でクランプすることができる。
にあるときは、ロングアーム4のみを単独で作動するこ
とが可能となる。そのため、ロール紙Wを通常の縦掴み
と横掴みの形態で把持できることに加え、斜め掴みの形
態でクランプすることができる。
【0027】一方、ロングアーム4が右斜め下方に位置
する図11の(a)の状態及び左斜め下方に位置する図
13の(a)の状態では、両図の(b)に示すように、
スプール11のクランプ通路13の分岐路13aにバル
ブボディ12のショートアーム用のクランプ通路22の
油路22aが連通され、また、両図の(c)に示すよう
に、スプール11のオープン通路14の一方の分岐路1
4aにバルブボディ12のショートアーム用のオープン
通路23の油路23aが連通される。このとき、ロング
アーム用のクランプ通路17及びオープン通路18はス
プール11とバルブボディ12との間で遮断される。
する図11の(a)の状態及び左斜め下方に位置する図
13の(a)の状態では、両図の(b)に示すように、
スプール11のクランプ通路13の分岐路13aにバル
ブボディ12のショートアーム用のクランプ通路22の
油路22aが連通され、また、両図の(c)に示すよう
に、スプール11のオープン通路14の一方の分岐路1
4aにバルブボディ12のショートアーム用のオープン
通路23の油路23aが連通される。このとき、ロング
アーム用のクランプ通路17及びオープン通路18はス
プール11とバルブボディ12との間で遮断される。
【0028】従って、上記の状態では、コントロールバ
ルブ8を操作することによりショートアーム5のクラン
プシリンダ7のみを単独で作動させることができるた
め、ロール紙Wの太さに対応して行うショートアーム5
の位置調整作業(小径のロール紙Wを扱うときは内側へ
寄せる)を容易に実施できる。
ルブ8を操作することによりショートアーム5のクラン
プシリンダ7のみを単独で作動させることができるた
め、ロール紙Wの太さに対応して行うショートアーム5
の位置調整作業(小径のロール紙Wを扱うときは内側へ
寄せる)を容易に実施できる。
【0029】図12の(a)はロングアーム4が下方に
位置した場合であり、このときは、(b),(c)に示
すように、ロングアーム用及びショートアーム用の通路
は全て閉鎖されており、ロングアーム4、ショートアー
ム5共に作動されない。
位置した場合であり、このときは、(b),(c)に示
すように、ロングアーム用及びショートアーム用の通路
は全て閉鎖されており、ロングアーム4、ショートアー
ム5共に作動されない。
【0030】以上のように、本実施の形態では、ロング
アーム4が斜め上方略45度の位置にあるときは該ロン
グアーム4のクランプシリンダ6を単独で作動できるた
め、ショートアーム5をロール紙Wに当てた状態でロン
グアーム4を閉じることによりロール紙Wをクランプす
るという定常的なクランプ作業が可能となる。従って、
従来のような両方のアームを作動させて斜め掴みを行う
方式に比べてそのクランプ作業の操作が容易化される。
アーム4が斜め上方略45度の位置にあるときは該ロン
グアーム4のクランプシリンダ6を単独で作動できるた
め、ショートアーム5をロール紙Wに当てた状態でロン
グアーム4を閉じることによりロール紙Wをクランプす
るという定常的なクランプ作業が可能となる。従って、
従来のような両方のアームを作動させて斜め掴みを行う
方式に比べてそのクランプ作業の操作が容易化される。
【0031】図15は本発明の他の実施の形態を示す。
この実施の形態では、スプール11に形成されるクラン
プ通路13及びオープン通路14の、バルブボディ12
側通路との接続端部を、径方向に延長後、外周面に沿っ
て略90度の範囲で形成される溝13b,14bに変更
したものである。
この実施の形態では、スプール11に形成されるクラン
プ通路13及びオープン通路14の、バルブボディ12
側通路との接続端部を、径方向に延長後、外周面に沿っ
て略90度の範囲で形成される溝13b,14bに変更
したものである。
【0032】従って、この実施の形態によれば、バルブ
ボディ12側のロングアーム用のクランプ通路17及び
オープン通路18の油路17a,18aはそれぞれ略9
0度の間隔で設定される2本で済むことになる。しか
も、360度中の上側180度の範囲内で、スプール1
1側のクランプ通路13及びオープン通路14と、バル
ブボディ12側のロングアーム用のクランプ通路17及
びオープン通路18が連続的に連通する。そのため、ロ
ングアーム4の単独操作による斜め掴みは、その傾斜の
如何に関係なく実施することができる。
ボディ12側のロングアーム用のクランプ通路17及び
オープン通路18の油路17a,18aはそれぞれ略9
0度の間隔で設定される2本で済むことになる。しか
も、360度中の上側180度の範囲内で、スプール1
1側のクランプ通路13及びオープン通路14と、バル
ブボディ12側のロングアーム用のクランプ通路17及
びオープン通路18が連続的に連通する。そのため、ロ
ングアーム4の単独操作による斜め掴みは、その傾斜の
如何に関係なく実施することができる。
【0033】また、この実施の形態によるときは、図1
2の状態では作動しなかったショートアーム5も作動可
能となる。即ち、下側180度の範囲ではスプール11
側のクランプ通路13及びオープン通路14と、バルブ
ボディ12側のショートアーム用のクランプ通路22及
びオープン通路23が連続的に連通することになり、シ
ョートアーム5の作動が可能となる。
2の状態では作動しなかったショートアーム5も作動可
能となる。即ち、下側180度の範囲ではスプール11
側のクランプ通路13及びオープン通路14と、バルブ
ボディ12側のショートアーム用のクランプ通路22及
びオープン通路23が連続的に連通することになり、シ
ョートアーム5の作動が可能となる。
【0034】なお、図示はしないが、図15に示した実
施の形態の変更例として、バルブボディ12側のクラン
プ通路17及びオープン通路18の、スプール11側通
路との接続端部を筒孔内周面の円周方向に沿った溝形状
に設定してもよい。
施の形態の変更例として、バルブボディ12側のクラン
プ通路17及びオープン通路18の、スプール11側通
路との接続端部を筒孔内周面の円周方向に沿った溝形状
に設定してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、ロングアームの単独作動により、ロール紙の斜
め掴みが可能なため、従来の両アームを作動させる場合
に比べて斜め掴み時の操作性を向上することができる。
また、請求項2の発明によれば、ロングアームが斜め上
方の特定位置にある状態で斜め掴み作業を行うことがで
き、さらに請求項3の発明によれば、ロングアームが上
側略180度の範囲内にあれば、ロール紙を傾斜の如何
に関係なく斜め掴み作業を行うことができる。
よれば、ロングアームの単独作動により、ロール紙の斜
め掴みが可能なため、従来の両アームを作動させる場合
に比べて斜め掴み時の操作性を向上することができる。
また、請求項2の発明によれば、ロングアームが斜め上
方の特定位置にある状態で斜め掴み作業を行うことがで
き、さらに請求項3の発明によれば、ロングアームが上
側略180度の範囲内にあれば、ロール紙を傾斜の如何
に関係なく斜め掴み作業を行うことができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るロールクランプ装置
の油圧回路図である。
の油圧回路図である。
【図2】図1のX部拡大図である。
【図3】ロータリーバルブの平断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図で
あり、(a)はクランプアームが左側にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
あり、(a)はクランプアームが左側にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
【図7】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図で
あり、(a)はクランプアームが左斜め上方にある場合
を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラン
プ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路
の開閉状態を示す。
あり、(a)はクランプアームが左斜め上方にある場合
を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラン
プ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路
の開閉状態を示す。
【図8】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図で
あり、(a)はクランプアームが上方にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
あり、(a)はクランプアームが上方にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
【図9】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図で
あり、(a)はクランプアームが右斜め上方にある場合
を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラン
プ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路
の開閉状態を示す。
あり、(a)はクランプアームが右斜め上方にある場合
を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラン
プ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路
の開閉状態を示す。
【図10】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図
であり、(a)はクランプアームが右側にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
であり、(a)はクランプアームが右側にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
【図11】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図
であり、(a)はクランプアームが右斜め下方にある場
合を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラ
ンプ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通
路の開閉状態を示す。
であり、(a)はクランプアームが右斜め下方にある場
合を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラ
ンプ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通
路の開閉状態を示す。
【図12】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図
であり、(a)はクランプアームが下方にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
であり、(a)はクランプアームが下方にある場合を示
し、(b)はそのときのロータリーバルブのクランプ通
路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通路の開
閉状態を示す。
【図13】ロールクランプ装置の作動態様を示す説明図
であり、(a)はクランプアームが左斜め下方にある場
合を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラ
ンプ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通
路の開閉状態を示す。
であり、(a)はクランプアームが左斜め下方にある場
合を示し、(b)はそのときのロータリーバルブのクラ
ンプ通路の開閉状態を示し、(c)は同じくオープン通
路の開閉状態を示す。
【図14】ロールクランプ装置の概略側面図である。
【図15】他の実施の形態を示す説明図である。
4…ロングアーム
5…ショートアーム
6,7…クランプシリンダ
8…コントロールバルブ
11…スプール
12…バルブボディ
13…クランプ通路
14…オープン通路
17…ロングアーム用のクランプ通路
18…ロングアーム用のオープン通路
22…ショートアーム用のクランプ通路
23…ショートアーム用のオープン通路
Claims (3)
- 【請求項1】 回転装置を介して水平軸線回りに回転可
能とされたロングアームとショートアームとからなる一
対のアームと、それらアームを個別的に回動させるクラ
ンプシリンダとを備えており、しかも固定側のコントロ
ールバルブと回転側のクランプシリンダとを連結するた
めに、固定側と回転側との相対回転部位に配置されると
ともに相互に嵌合するスプールとバルブボディとの相対
回転により通路を開閉可能なロータリーバルブを備えた
ロールクランプ装置の油圧回路において、 前記スプールには一端が前記コントロールバルブに接続
されるとともに他端がスプール外周面に開口される通路
を設け、前記バルブボディには一端がロングアーム用の
クランプシリンダに接続されるとともに他端がバルブボ
ディの筒孔内周面に開口される通路を設け、それら両通
路はロングアームが左右位置、上方位置及び斜め上方位
置にあるときに連通され、それ以外の位置では遮断され
る構成とされており、前記左右位置、上方位置及び斜め
上方位置においてロングアーム用のクランプシリンダが
単独で作動可能とされる構成としたロールクランプ装置
の油圧回路。 - 【請求項2】 固定側のコントロールバルブと回転側の
クランプシリンダとを連結するために、固定側と回転側
との相対回転部位に配置されるとともに相互に嵌合する
スプールとバルブボディとの相対回転により通路を開閉
可能なロータリーバルブを備えたロールクランプ装置の
油圧回路において、 前記スプールには一端が前記コントロールバルブに接続
されるとともに他端がスプール外周面に開口される通路
を設け、前記バルブボディには一端がロングアーム用の
クランプシリンダに接続されるとともに他端がバルブボ
ディの筒孔内周面に開口される通路を設け、それら両通
路はロングアームが左右位置、上方位置及び斜め上方位
置にあるときに連通され、それ以外の位置では遮断され
る構成とされており、しかも 前記スプールの通路は、前
記バルブボディ側通路との接続部位が、略90度の角度
で径方向に延びるV字形に形成されるとともにスプール
外周面に開口されており、前記バルブボディの通路は、
前記スプール側通路との接続部位が、バルブボディの筒
孔内周面に円周方向において相互に略45度の間隔で3
ヵ所に開口されているロールクランプ装置の油圧回路。 - 【請求項3】 固定側のコントロールバルブと回転側の
クランプシリンダとを連結するために、固定側と回転側
との相対回転部位に配置されるとともに相互に嵌合する
スプールとバルブボディとの相対回転により通路を開閉
可能なロータリーバルブを備えたロールクランプ装置の
油圧回路において、 前記スプールには一端が前記コントロールバルブに接続
されるとともに他端がスプール外周面に開口される通路
を設け、前記バルブボディには一端がロングアーム用の
クランプシリンダに接続されるとともに他端がバルブボ
ディの筒孔内周面に開口される通路を設け、それら両通
路はロングアームが左右位置、上方位置及び斜め上方位
置にあるときに連通され、それ以外の位置では遮断され
る構成とされており、しかも 前記スプールの通路は、前
記バルブボディ側通路との接続部位が、スプール外周面
に円周方向に略90度の範囲で連続する溝によって開口
され、前記バルブボディの通路は、前記スプール側通路
との接続部位が、前記スプールとの嵌合面である筒孔内
周面に円周方向において略90度の間隔で2ヶ所に開口
されているロールクランプ装置の油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33710495A JP3402034B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ロールクランプ装置の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33710495A JP3402034B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ロールクランプ装置の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09175796A JPH09175796A (ja) | 1997-07-08 |
JP3402034B2 true JP3402034B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=18305479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33710495A Expired - Fee Related JP3402034B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | ロールクランプ装置の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3402034B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33710495A patent/JP3402034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09175796A (ja) | 1997-07-08 |
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