JP3401966B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents
車両用経路誘導装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鳥瞰図方式の道路地図
上に目的地までの経路を表示して乗員を誘導する車両用
経路誘導装置に関する。
上に目的地までの経路を表示して乗員を誘導する車両用
経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】車両の後方上空から進行方
向の道路を見下ろすように表示する、いわゆる鳥瞰図方
式の道路地図をディスプレイに表示するようにした車両
用経路誘導装置が知られている(例えば、特開平2−2
44188号公報参照)。この種の車両用経路誘導装置
では、進行方向を中心とした鳥瞰図方式の道路地図上
に、目的地までの最適経路と車両の現在位置を表示して
乗員を誘導している。
向の道路を見下ろすように表示する、いわゆる鳥瞰図方
式の道路地図をディスプレイに表示するようにした車両
用経路誘導装置が知られている(例えば、特開平2−2
44188号公報参照)。この種の車両用経路誘導装置
では、進行方向を中心とした鳥瞰図方式の道路地図上
に、目的地までの最適経路と車両の現在位置を表示して
乗員を誘導している。
【0003】ところで、目的地への走行途中にはいろい
ろな走行パターンがある。例えば、 (1) 最適経路の表示を行なわないで目的地まで任意
の経路を走行する。 (2) 乗員の意志により最適経路を外れた場所に立寄
ったり、最適経路と異なる経路を走行する。 (3) 道路を間違えたり見失ったりして最適経路を外
れてしまう。 (4) 最適経路上を走行。 このような種々の走行パターンに対しては、それぞれの
走行パターンに最適な道路情報を提供することが望まし
い。例えば、上記(1)の走行パターンでは、基本的に
は車両の進行方向を中心とした道路情報を表示すること
が望ましい。また、(2)と(3)の走行パターンで
は、現在地から目的地方向の道路情報を表示することが
望ましい。さらに、(4)の走行パターンでは、最適経
路上の所定距離先の地点の道路情報を表示することが望
ましい。
ろな走行パターンがある。例えば、 (1) 最適経路の表示を行なわないで目的地まで任意
の経路を走行する。 (2) 乗員の意志により最適経路を外れた場所に立寄
ったり、最適経路と異なる経路を走行する。 (3) 道路を間違えたり見失ったりして最適経路を外
れてしまう。 (4) 最適経路上を走行。 このような種々の走行パターンに対しては、それぞれの
走行パターンに最適な道路情報を提供することが望まし
い。例えば、上記(1)の走行パターンでは、基本的に
は車両の進行方向を中心とした道路情報を表示すること
が望ましい。また、(2)と(3)の走行パターンで
は、現在地から目的地方向の道路情報を表示することが
望ましい。さらに、(4)の走行パターンでは、最適経
路上の所定距離先の地点の道路情報を表示することが望
ましい。
【0004】しかしながら、従来の車両用経路誘導装置
では、どのような走行パターンで走行していても常に同
一の視点と視線により鳥瞰図方式の道路地図を描画する
ので、走行パターンに応じた最適な道路情報が提供され
ていないという問題がある。
では、どのような走行パターンで走行していても常に同
一の視点と視線により鳥瞰図方式の道路地図を描画する
ので、走行パターンに応じた最適な道路情報が提供され
ていないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、走行パターンに応じた最
適な道路情報を提供することにある。
適な道路情報を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、目的地までの最適経路を設定す
る経路設定手段と、表示手段に鳥瞰図方式の道路地図を
描画する描画手段とを備えた車両用経路誘導装置に適用
される。そして、前記経路設定手段により設定された最
適経路上を走行しているか、前記最適経路外を走行して
いるかを判定する経路走行判定手段を備え、前記経路設
定手段は、前記経路走行判定手段により前記最適経路外
を走行していると判定されたされた時に、現在地から目
的地までの最適経路を計算して再設定し、前記描画手段
は、前記経路設定手段による最適経路の計算が終了する
までは前記表示手段に目的地方向の鳥瞰図方式の道路地
図を描画し、最適経路の再計算が終了したら前記表示手
段に前記最適経路上の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図
方式の道路地図を描画する。請求項2の発明は、目的地
までの最適経路を設定する経路設定手段と、表示手段に
鳥瞰図方式の道路地図を描画する描画手段とを備えた車
両用経路誘導装置に適用される。そして、前記経路設定
手段により設定された最適経路上を走行しているか、前
記最適経路外を走行しているかを判定する経路走行判定
手段を備え、前記描画手段は、前記経路走行判定手段に
より前記最適経路外を走行していると判定されたされた
時に、目的地を含む目的地までの最適経路長が最大とな
るように鳥瞰図方式の道路地図を描画する。請求項3の
車両用経路誘導装置は、前記描画手段によって、目的地
の入力時は前記表示手段に平面道路地図を描画するよう
にしたものである。
に、請求項1の発明は、目的地までの最適経路を設定す
る経路設定手段と、表示手段に鳥瞰図方式の道路地図を
描画する描画手段とを備えた車両用経路誘導装置に適用
される。そして、前記経路設定手段により設定された最
適経路上を走行しているか、前記最適経路外を走行して
いるかを判定する経路走行判定手段を備え、前記経路設
定手段は、前記経路走行判定手段により前記最適経路外
を走行していると判定されたされた時に、現在地から目
的地までの最適経路を計算して再設定し、前記描画手段
は、前記経路設定手段による最適経路の計算が終了する
までは前記表示手段に目的地方向の鳥瞰図方式の道路地
図を描画し、最適経路の再計算が終了したら前記表示手
段に前記最適経路上の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図
方式の道路地図を描画する。請求項2の発明は、目的地
までの最適経路を設定する経路設定手段と、表示手段に
鳥瞰図方式の道路地図を描画する描画手段とを備えた車
両用経路誘導装置に適用される。そして、前記経路設定
手段により設定された最適経路上を走行しているか、前
記最適経路外を走行しているかを判定する経路走行判定
手段を備え、前記描画手段は、前記経路走行判定手段に
より前記最適経路外を走行していると判定されたされた
時に、目的地を含む目的地までの最適経路長が最大とな
るように鳥瞰図方式の道路地図を描画する。請求項3の
車両用経路誘導装置は、前記描画手段によって、目的地
の入力時は前記表示手段に平面道路地図を描画するよう
にしたものである。
【0007】
【作用】請求項1の車両用経路誘導装置では、最適経路
外を走行していると判定されたされた時に、現在地から
目的地までの最適経路を計算して再設定し、最適経路の
計算が終了するまでは目的地方向の鳥瞰図方式の道路地
図を描画し、最適経路の再計算が終了したら最適経路上
の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図方式の道路地図を描
画する。請求項2の車両用経路誘導装置では、最適経路
外を走行していると判定されたされた時に、目的地を含
む目的地までの最適経路長が最大となるように鳥瞰図方
式の道路地図を描画する。請求項3の車両用経路誘導装
置では、目的地の入力時は表示手段に平面道路地図を描
画する。
外を走行していると判定されたされた時に、現在地から
目的地までの最適経路を計算して再設定し、最適経路の
計算が終了するまでは目的地方向の鳥瞰図方式の道路地
図を描画し、最適経路の再計算が終了したら最適経路上
の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図方式の道路地図を描
画する。請求項2の車両用経路誘導装置では、最適経路
外を走行していると判定されたされた時に、目的地を含
む目的地までの最適経路長が最大となるように鳥瞰図方
式の道路地図を描画する。請求項3の車両用経路誘導装
置では、目的地の入力時は表示手段に平面道路地図を描
画する。
【0008】
【実施例】図1は一実施例の構成を示す機能ブロック図
である。この実施例の車両用経路誘導装置はマイクロコ
ンピューターを中心に構成される。方位センサー1は車
両の進行方位を検出し、検出した進行方位情報をA/D
変換器2およびインタフェース回路3を介してCPU4
へ送る。車速センサー5は車両の所定の走行距離ごとに
パルス信号を発生し、インタフェース回路3を介してC
PU4へ出力する。CPU4は、このパルス信号のパル
ス数をカウントして車両の走行距離を検出する。GPS
受信機6は衛星を利用した位置検出システムの受信機で
あり、車両の現在位置および進行方向などの情報をイン
タフェース回路3を介してCPU4へ送る。キー7は車
両の目的地などを設定するための操作部材であり、イン
タフェース回路3を介してCPU4へ接続される。
である。この実施例の車両用経路誘導装置はマイクロコ
ンピューターを中心に構成される。方位センサー1は車
両の進行方位を検出し、検出した進行方位情報をA/D
変換器2およびインタフェース回路3を介してCPU4
へ送る。車速センサー5は車両の所定の走行距離ごとに
パルス信号を発生し、インタフェース回路3を介してC
PU4へ出力する。CPU4は、このパルス信号のパル
ス数をカウントして車両の走行距離を検出する。GPS
受信機6は衛星を利用した位置検出システムの受信機で
あり、車両の現在位置および進行方向などの情報をイン
タフェース回路3を介してCPU4へ送る。キー7は車
両の目的地などを設定するための操作部材であり、イン
タフェース回路3を介してCPU4へ接続される。
【0009】CD−ROM8は道路地図データを格納す
る記憶装置であり、インタフェース用SCSIコントロ
ーラー9を介してCPU4に接続され、CPU4からの
道路地図読み出し指令に応答して指定範囲の道路地図デ
ータをCPU4へ送る。道路地図を表示するディスプレ
イ10はグラフィックコントローラー11を介してCP
U4へ接続され、鳥瞰図方式の道路地図上に目的地まで
の最適経路と車両の現在地マークを重畳して表示する。
V−RAM12は鳥瞰図方式の道路地図データを記憶
し、CPU4からの表示指令にしたがってグラフィック
コントローラー11を介してディスプレイ10へ出力す
る。さらにCPU4には、各種データの一時格納用RA
M13や後述する制御プログラムを格納するROM14
などが接続される。CPU4は、後述する処理プログラ
ムを実行して現在地から目的地までの最適経路を計算
し、二次元平面の道路地図データを鳥瞰図方式の道路地
図データに変換し、鳥瞰図方式の道路地図に車両の現在
地と目的地までの最適経路を重畳して表示する。
る記憶装置であり、インタフェース用SCSIコントロ
ーラー9を介してCPU4に接続され、CPU4からの
道路地図読み出し指令に応答して指定範囲の道路地図デ
ータをCPU4へ送る。道路地図を表示するディスプレ
イ10はグラフィックコントローラー11を介してCP
U4へ接続され、鳥瞰図方式の道路地図上に目的地まで
の最適経路と車両の現在地マークを重畳して表示する。
V−RAM12は鳥瞰図方式の道路地図データを記憶
し、CPU4からの表示指令にしたがってグラフィック
コントローラー11を介してディスプレイ10へ出力す
る。さらにCPU4には、各種データの一時格納用RA
M13や後述する制御プログラムを格納するROM14
などが接続される。CPU4は、後述する処理プログラ
ムを実行して現在地から目的地までの最適経路を計算
し、二次元平面の道路地図データを鳥瞰図方式の道路地
図データに変換し、鳥瞰図方式の道路地図に車両の現在
地と目的地までの最適経路を重畳して表示する。
【0010】図2は一実施例のディスプレイユニットの
斜視図である。車両用経路誘導装置のディスプレイユニ
ット20の正面には、上述したディスプレイ10と、キ
ー7に含まれるジョイスティック71、バードビュース
イッチ72、目的地設定スイッチ73および目的地消去
スイッチ74が設置される。ジョイスティック71を左
右上下方向に操作すると、その操作方向にディスプレイ
10上のクロスラインが移動する。また、ジョイスティ
ック71を手前に引っ張ると広域の道路地図に切り換わ
り、ジョイスティック71を押し込むと縮小地図に切り
換わる。ジョイスティック71を操作してディスプレイ
10に表示されている道路地図上のクロスラインを目的
地に移動し、目的地設定スイッチ73を押すとクロスラ
インの示す道路地図上の場所が目的地としてRAM13
に記憶される。目的地が設定されている時に、目的地消
去スイッチ74を押すとRAM13に記憶されている目
的地が消去され、目的地設定が解除される。バードビュ
ースイッチ72はディスプレイ10に表示される道路地
図の表示様式を切り換えるためのスイッチである。
斜視図である。車両用経路誘導装置のディスプレイユニ
ット20の正面には、上述したディスプレイ10と、キ
ー7に含まれるジョイスティック71、バードビュース
イッチ72、目的地設定スイッチ73および目的地消去
スイッチ74が設置される。ジョイスティック71を左
右上下方向に操作すると、その操作方向にディスプレイ
10上のクロスラインが移動する。また、ジョイスティ
ック71を手前に引っ張ると広域の道路地図に切り換わ
り、ジョイスティック71を押し込むと縮小地図に切り
換わる。ジョイスティック71を操作してディスプレイ
10に表示されている道路地図上のクロスラインを目的
地に移動し、目的地設定スイッチ73を押すとクロスラ
インの示す道路地図上の場所が目的地としてRAM13
に記憶される。目的地が設定されている時に、目的地消
去スイッチ74を押すとRAM13に記憶されている目
的地が消去され、目的地設定が解除される。バードビュ
ースイッチ72はディスプレイ10に表示される道路地
図の表示様式を切り換えるためのスイッチである。
【0011】図3は、二次元平面の道路地図と鳥瞰図方
式の道路地図との関係を示す。二次元平面の道路地図
を、東を+X軸方向にとり北を+Y軸方向にとってXY
平面上に表わし、このXY平面上の道路の上空をXY平
面と直交するZ軸の正の方向にとったXYZの三次元座
標系を考える。車両の現在地から目的地と反対方向へ所
定距離隔てた地点の上空に視点E(VX,VY,VZ)を
設定し、この視点Eから視線EFに沿ってXY平面上の
道路地図を見下ろすものとする。視線EFとXY平面と
のなす角度を見下ろし角θと呼び、視線EFをXY平面
上に投影した直線E’Fと、+X軸とのなす角度を視線
方向φと呼ぶ。視線EFと垂直な面上にディスプレイ1
0の表示枠abcdを設定し、視点E(VX,VY,V
Z)から表示枠abcdを通してXY平面上の道路地図
を見下ろした時、台形状のABCDの範囲の道路地図を
見ることができる。この範囲ABCDが道路地図の表示
領域である。視線EFがディスプレイ10の表示枠ab
cdの中心を通り、且つ車両を見下ろすように設定する
と、表示枠abcdの中心に車両の現在地が表示され
る。このようにした場合、ディスプレイ10の下部表示
枠abghは表示領域ABGHに対応し、この下部表示
枠abghに狭い領域ABGHの道路地図が表示され
る。また、上部表示枠ghdcは表示領域GHDCに対
応し、この上部表示枠ghdcに広い領域GHDCの道
路地図が表示される。すなわち、視点Eに近い範囲の道
路地図が拡大されて表示され、視点Eから遠ざかるにし
たがって道路地図が縮小されて表示される。なお、車両
の現在地をF(CX,CY)とする。この車両の現在地F
(CX,CY)は辺GHの中央に位置する。
式の道路地図との関係を示す。二次元平面の道路地図
を、東を+X軸方向にとり北を+Y軸方向にとってXY
平面上に表わし、このXY平面上の道路の上空をXY平
面と直交するZ軸の正の方向にとったXYZの三次元座
標系を考える。車両の現在地から目的地と反対方向へ所
定距離隔てた地点の上空に視点E(VX,VY,VZ)を
設定し、この視点Eから視線EFに沿ってXY平面上の
道路地図を見下ろすものとする。視線EFとXY平面と
のなす角度を見下ろし角θと呼び、視線EFをXY平面
上に投影した直線E’Fと、+X軸とのなす角度を視線
方向φと呼ぶ。視線EFと垂直な面上にディスプレイ1
0の表示枠abcdを設定し、視点E(VX,VY,V
Z)から表示枠abcdを通してXY平面上の道路地図
を見下ろした時、台形状のABCDの範囲の道路地図を
見ることができる。この範囲ABCDが道路地図の表示
領域である。視線EFがディスプレイ10の表示枠ab
cdの中心を通り、且つ車両を見下ろすように設定する
と、表示枠abcdの中心に車両の現在地が表示され
る。このようにした場合、ディスプレイ10の下部表示
枠abghは表示領域ABGHに対応し、この下部表示
枠abghに狭い領域ABGHの道路地図が表示され
る。また、上部表示枠ghdcは表示領域GHDCに対
応し、この上部表示枠ghdcに広い領域GHDCの道
路地図が表示される。すなわち、視点Eに近い範囲の道
路地図が拡大されて表示され、視点Eから遠ざかるにし
たがって道路地図が縮小されて表示される。なお、車両
の現在地をF(CX,CY)とする。この車両の現在地F
(CX,CY)は辺GHの中央に位置する。
【0012】図4、図5は一実施例の道路地図表示プロ
グラムを示すフローチャート、図6は目的地設定ルーチ
ンを示すフローチャート、図7は目的地消去ルーチンを
示すフローチャートである。これらのフローチャートに
より、一実施例の動作を説明する。キー7の不図示のメ
インスイッチが投入されると、CPU4は図4に示す制
御プログラムの実行を開始する。ステップ100におい
て、最適経路の設定の有無を示すフラグFをクリヤす
る。このフラグFは最適経路が設定されると1にセット
される。続くステップ102で車両の現在地と進行方向
を検出する。車両の現在地は自立航法により計算しても
よいし、GPS航法により検出してもよい。また、両者
を併用してもよい。前者は、方位センサー1により検出
された進行方向と、車速センサー5からのパルス信号を
カウントして測定された走行距離とに基づいて走行軌跡
を計算し、マップマッチングにより現在地を特定する。
後者は、GPS受信機6により算出された現在地と進行
方向を用いる。
グラムを示すフローチャート、図6は目的地設定ルーチ
ンを示すフローチャート、図7は目的地消去ルーチンを
示すフローチャートである。これらのフローチャートに
より、一実施例の動作を説明する。キー7の不図示のメ
インスイッチが投入されると、CPU4は図4に示す制
御プログラムの実行を開始する。ステップ100におい
て、最適経路の設定の有無を示すフラグFをクリヤす
る。このフラグFは最適経路が設定されると1にセット
される。続くステップ102で車両の現在地と進行方向
を検出する。車両の現在地は自立航法により計算しても
よいし、GPS航法により検出してもよい。また、両者
を併用してもよい。前者は、方位センサー1により検出
された進行方向と、車速センサー5からのパルス信号を
カウントして測定された走行距離とに基づいて走行軌跡
を計算し、マップマッチングにより現在地を特定する。
後者は、GPS受信機6により算出された現在地と進行
方向を用いる。
【0013】ステップ104で、フラグFにより最適経
路が設定されているか否かを判別し、F=1で最適経路
が設定されていればステップ108へ進み、F=0で最
適経路が設定されていなければステップ106へ進む。
最適経路が設定されていない時は、ステップ106で、
視線方向φにステップで102で入力した車両の進行方
向を設定する。一方、最適経路が設定されている時は、
ステップ108で、最適経路上を走行しているか、最適
経路外を走行しているかを判別する。最適経路はノード
とリンクから構成されるディジタルデータとしてRAM
13に記憶されているから、車両の現在地座標が最適経
路上のいずれかのリンクまたはノード座標上にあるかど
うかを計算すればよい。最適経路上を走行していればス
テップ112へ進み、そうでなければステップ110へ
進む。最適経路上を走行している時は、最適経路上の所
定距離先の道路情報を表示することが望ましいので、ス
テップ112で、現在地から所定距離Lm先の最適経路
上の地点の方向を視線方向φに設定する。一方、最適経
路外を走行している時は、現在地から目的地方向の道路
情報を表示することが望ましいから、視線方向φに現在
地から目的地の方向を設定する。
路が設定されているか否かを判別し、F=1で最適経路
が設定されていればステップ108へ進み、F=0で最
適経路が設定されていなければステップ106へ進む。
最適経路が設定されていない時は、ステップ106で、
視線方向φにステップで102で入力した車両の進行方
向を設定する。一方、最適経路が設定されている時は、
ステップ108で、最適経路上を走行しているか、最適
経路外を走行しているかを判別する。最適経路はノード
とリンクから構成されるディジタルデータとしてRAM
13に記憶されているから、車両の現在地座標が最適経
路上のいずれかのリンクまたはノード座標上にあるかど
うかを計算すればよい。最適経路上を走行していればス
テップ112へ進み、そうでなければステップ110へ
進む。最適経路上を走行している時は、最適経路上の所
定距離先の道路情報を表示することが望ましいので、ス
テップ112で、現在地から所定距離Lm先の最適経路
上の地点の方向を視線方向φに設定する。一方、最適経
路外を走行している時は、現在地から目的地方向の道路
情報を表示することが望ましいから、視線方向φに現在
地から目的地の方向を設定する。
【0014】視線方向φに走行パターンに応じた最適な
方向を設定したらステップ114へ進み、視点Eを算出
する。図3に示すように、ディスプレイ10の表示枠a
bcdの中心に車両の現在地を表示し、視点高さVZと
見下ろし角θを一定とすると、視点EのXY座標(V
X,VZ)が一義的に決定される。次にステップ116に
おいて、XY平面地図座標系の表示領域ABCDを算出
する。図8は、図3に示す三次元座標系のZ=0におけ
るXY平面を示す。視点E(VX,VY,VZ)のXY平
面への投影点E’(VX,VY)を次式により算出する。
方向を設定したらステップ114へ進み、視点Eを算出
する。図3に示すように、ディスプレイ10の表示枠a
bcdの中心に車両の現在地を表示し、視点高さVZと
見下ろし角θを一定とすると、視点EのXY座標(V
X,VZ)が一義的に決定される。次にステップ116に
おいて、XY平面地図座標系の表示領域ABCDを算出
する。図8は、図3に示す三次元座標系のZ=0におけ
るXY平面を示す。視点E(VX,VY,VZ)のXY平
面への投影点E’(VX,VY)を次式により算出する。
【数1】
なお、車両の現在位置を表示枠abcdの中央以外の位
置に表示する場合にも、視点高さVZと視線方向φが一
定であるから視点Eと表示領域ABCDの相対関係も一
義的に定まり、数式1にわずかな修正を加えるだけで投
影点E’を計算できる。
置に表示する場合にも、視点高さVZと視線方向φが一
定であるから視点Eと表示領域ABCDの相対関係も一
義的に定まり、数式1にわずかな修正を加えるだけで投
影点E’を計算できる。
【0015】ここで、図8に示すXY座標系を点E’
(VX,VY)が原点になるように平行移動して、図9に
示すようにX’Y’座標系を設定する。さらに、この
X’Y’座標系を視線方向がY軸上に来るように回転し
て、X”Y”座標系を設定する。なお、図10に示すよ
うに、ディスプレイ10の表示枠abcdの横幅を1と
した時の縦幅をSとし、視点E(VX,VY,VZ)から
表示枠abcdまでの距離をDSとし、視線EFと直線
Egとのなす角を半見開き角αとする。図8に示すXY
座標系の表示領域ABCDは、図9に示すX”Y”座標
系の表示領域A”B”C”D”に対応する。この新しい
X”Y”座標系における表示領域A”B”C”D”の各
頂点の座標は次式により与えられる。
(VX,VY)が原点になるように平行移動して、図9に
示すようにX’Y’座標系を設定する。さらに、この
X’Y’座標系を視線方向がY軸上に来るように回転し
て、X”Y”座標系を設定する。なお、図10に示すよ
うに、ディスプレイ10の表示枠abcdの横幅を1と
した時の縦幅をSとし、視点E(VX,VY,VZ)から
表示枠abcdまでの距離をDSとし、視線EFと直線
Egとのなす角を半見開き角αとする。図8に示すXY
座標系の表示領域ABCDは、図9に示すX”Y”座標
系の表示領域A”B”C”D”に対応する。この新しい
X”Y”座標系における表示領域A”B”C”D”の各
頂点の座標は次式により与えられる。
【数2】
【0016】次に、視線方向φを考慮したX’Y’座標
系における表示領域A’B’C’D’の各頂点の座標を
求める。X’Y’座標系はX”Y”座標系を回転したも
のであるから、数式2により算出された表示領域A”
B”C”D”の各頂点座標を座標軸の回転により変換す
る。
系における表示領域A’B’C’D’の各頂点の座標を
求める。X’Y’座標系はX”Y”座標系を回転したも
のであるから、数式2により算出された表示領域A”
B”C”D”の各頂点座標を座標軸の回転により変換す
る。
【数3】
さらに、算出されたX’Y’座標系における表示領域
A’B’C’D’の各頂点座標に基づいて、XY座標系
における表示領域の各頂点を計算する。XY座標系は
X’Y’座標系を平行移動したものであるから、数式3
により算出された表示領域A’B’C’D’の各頂点座
標をX軸方向にVX、Y軸方向にVYだけ平行移動して座
標変換する。
A’B’C’D’の各頂点座標に基づいて、XY座標系
における表示領域の各頂点を計算する。XY座標系は
X’Y’座標系を平行移動したものであるから、数式3
により算出された表示領域A’B’C’D’の各頂点座
標をX軸方向にVX、Y軸方向にVYだけ平行移動して座
標変換する。
【数4】
【0017】二次元平面XY上の道路地図における表示
領域ABCDを求めることができたので、ステップ11
8で、CD−ROM8に記憶されている道路地図データ
の中から表示領域ABCDを含む範囲の道路地図データ
を読み込む。道路地図データは、全国をJIS−X04
10に規定される小区画(以下、地域メッシュと呼ぶ)
に区分して管理されており、CD−ROM8からの道路
地図データの読み込みは地域メッシュ単位で行なわれ
る。また、道路地図は、道路を交差点や屈極点などを示
すノードと、ノードとノードとを結ぶリンクによりデー
タ化されており、各ノードおよび各リンクの位置座標や
道路種別に基づく階層化レベル情報とともに記憶されて
いる。また、道路地図データには上述した道路情報の他
に、行政界とその地名、鉄道と駅名、主要施設、湖沼、
名所旧跡などの情報が、それらの位置座標と重要度や表
示優先度などによる階層化レベル情報とともに記憶され
ている。
領域ABCDを求めることができたので、ステップ11
8で、CD−ROM8に記憶されている道路地図データ
の中から表示領域ABCDを含む範囲の道路地図データ
を読み込む。道路地図データは、全国をJIS−X04
10に規定される小区画(以下、地域メッシュと呼ぶ)
に区分して管理されており、CD−ROM8からの道路
地図データの読み込みは地域メッシュ単位で行なわれ
る。また、道路地図は、道路を交差点や屈極点などを示
すノードと、ノードとノードとを結ぶリンクによりデー
タ化されており、各ノードおよび各リンクの位置座標や
道路種別に基づく階層化レベル情報とともに記憶されて
いる。また、道路地図データには上述した道路情報の他
に、行政界とその地名、鉄道と駅名、主要施設、湖沼、
名所旧跡などの情報が、それらの位置座標と重要度や表
示優先度などによる階層化レベル情報とともに記憶され
ている。
【0018】次に、ステップ119において、CD−R
OM8から読み込んだXY平面の道路地図データを、デ
ィスプレイ10に表示する鳥瞰図方式の道路地図データ
に座標変換する。この二次元平面の道路地図から鳥瞰図
方式の道路地図への座標変換については、後で詳しく説
明する。ステップ120で、鳥瞰図方式の道路地図デー
タをV−RAM12へ転送し、グラフィックコントロー
ラー11を介してディスプレイ10に表示する。ステッ
プ122で、車両の現在位置を示すカーマークを表示中
の鳥瞰図方式の道路地図上に重畳して描画する。ステッ
プ124で、フラグFにより最適経路が設定されている
か否かを判別し、最適経路が設定されている時だけステ
ップ126へ進み、目的地までの最適経路を表示中の鳥
瞰図方式の道路地図上に重畳して描画する。ステップ1
30で、フラグFの値が変更されたか否かを判別し、変
更されるとステップ104へ戻って上記処理を繰り返
し、変更がなければステップ132へ進む。ステップ1
32で、車両が所定距離移動したか、あるいは車両が所
定角度回転したか否かを判別し、車両の移動または回転
があればステップ104へ戻って上記処理を繰り返し、
鳥瞰図方式の道路地図を更新する。
OM8から読み込んだXY平面の道路地図データを、デ
ィスプレイ10に表示する鳥瞰図方式の道路地図データ
に座標変換する。この二次元平面の道路地図から鳥瞰図
方式の道路地図への座標変換については、後で詳しく説
明する。ステップ120で、鳥瞰図方式の道路地図デー
タをV−RAM12へ転送し、グラフィックコントロー
ラー11を介してディスプレイ10に表示する。ステッ
プ122で、車両の現在位置を示すカーマークを表示中
の鳥瞰図方式の道路地図上に重畳して描画する。ステッ
プ124で、フラグFにより最適経路が設定されている
か否かを判別し、最適経路が設定されている時だけステ
ップ126へ進み、目的地までの最適経路を表示中の鳥
瞰図方式の道路地図上に重畳して描画する。ステップ1
30で、フラグFの値が変更されたか否かを判別し、変
更されるとステップ104へ戻って上記処理を繰り返
し、変更がなければステップ132へ進む。ステップ1
32で、車両が所定距離移動したか、あるいは車両が所
定角度回転したか否かを判別し、車両の移動または回転
があればステップ104へ戻って上記処理を繰り返し、
鳥瞰図方式の道路地図を更新する。
【0019】次に、XY座標系における平面道路地図デ
ータからディスプレイ10に表示する鳥瞰図方式の道路
地図データへの座標変換について説明する。図11は、
視点E(VX,VY,VZ)を原点とし視線EFを−Z軸
にとするEXEYEZ座標系と、ディスプレイ10の表示
枠abcdの中心を原点とするSXSY表示座標系と、表
示領域ABCDとの関係を示す。ここで、XY座標系に
おける任意の道路地図データPの座標を(MX,MY)と
すると、図9に示すように、点E’(VX,VY)が原点
となるように平行移動し(X’Y’座標系)、さらに視
線(E’F)がY軸と重なるように回転させたX”Y”
座標系における上記任意のデータPの座標(MX”,M
Y”)は、
ータからディスプレイ10に表示する鳥瞰図方式の道路
地図データへの座標変換について説明する。図11は、
視点E(VX,VY,VZ)を原点とし視線EFを−Z軸
にとするEXEYEZ座標系と、ディスプレイ10の表示
枠abcdの中心を原点とするSXSY表示座標系と、表
示領域ABCDとの関係を示す。ここで、XY座標系に
おける任意の道路地図データPの座標を(MX,MY)と
すると、図9に示すように、点E’(VX,VY)が原点
となるように平行移動し(X’Y’座標系)、さらに視
線(E’F)がY軸と重なるように回転させたX”Y”
座標系における上記任意のデータPの座標(MX”,M
Y”)は、
【数5】
で求められる。次に、このX”Y”座標系におけるデー
タPの座標(MX”,MY”)を、次式によりEXEYEZ
座標系の座標(EX1,EY1,EZ1)に変換する。
タPの座標(MX”,MY”)を、次式によりEXEYEZ
座標系の座標(EX1,EY1,EZ1)に変換する。
【数6】
なお、上記数式6に数式5を代入して変形すると次のよ
うに表わされる。
うに表わされる。
【数7】
さらに、EXEYEZ座標系におけるデータPの座標(EX
1,EY1,EZ1)を、次式によりSXSY座標系の座標
(SX1,SY1)に変換する。
1,EY1,EZ1)を、次式によりSXSY座標系の座標
(SX1,SY1)に変換する。
【数8】SX1=−DS・EX1/EZ1,
SY1=−DS・EY1/EZ1
【0020】次に、図6、図7のフローチャートによ
り、目的地の設定と消去動作を説明する。目的地設定ス
イッチ73が操作されると、CPU4は図6に示す目的
地設定ルーチンを実行する。ステップ200で、図12
に示すように、ディスプレイ10に二次元平面の道路地
図を表示するとともに、クロスラインと目的地設定操作
の案内表示を行なう。なお、目的地設定時の道路地図を
鳥瞰図方式の道路地図としてもよい。乗員がジョイステ
ィック71を操作してクロスラインを目的地の場所まで
移動し、ふたたび目的地設定スイッチ73を操作する
と、クロスラインの場所を目的地としてそのXY座標を
RAM13に記憶する。ステップ202でGPS受信機
6から車両の現在地を入力し、続くステップ204で公
知の経路探索方法により現在地から目的地までの最適経
路を計算する。ステップ206でフラグFを1にセット
して目的地設定処理を終了する。一方、目的地消去スイ
ッチ74が操作されると、CPU4は図7に示す目的地
消去ルーチンを実行する。ステップ210で、RAM1
3に記憶されている目的地のXY座標を消去するととも
に、フラグFをリセットする。
り、目的地の設定と消去動作を説明する。目的地設定ス
イッチ73が操作されると、CPU4は図6に示す目的
地設定ルーチンを実行する。ステップ200で、図12
に示すように、ディスプレイ10に二次元平面の道路地
図を表示するとともに、クロスラインと目的地設定操作
の案内表示を行なう。なお、目的地設定時の道路地図を
鳥瞰図方式の道路地図としてもよい。乗員がジョイステ
ィック71を操作してクロスラインを目的地の場所まで
移動し、ふたたび目的地設定スイッチ73を操作する
と、クロスラインの場所を目的地としてそのXY座標を
RAM13に記憶する。ステップ202でGPS受信機
6から車両の現在地を入力し、続くステップ204で公
知の経路探索方法により現在地から目的地までの最適経
路を計算する。ステップ206でフラグFを1にセット
して目的地設定処理を終了する。一方、目的地消去スイ
ッチ74が操作されると、CPU4は図7に示す目的地
消去ルーチンを実行する。ステップ210で、RAM1
3に記憶されている目的地のXY座標を消去するととも
に、フラグFをリセットする。
【0021】目的地設定スイッチ73または目的地消去
スイッチ74の操作にともなってフラグFの状態が変化
すると、図4に示す道路地図表示プログラムがステップ
104から実行され、車両の走行パターンに応じた視線
方向φが再設定され、その視線方向φを中心とする鳥瞰
図方式の道路地図が表示される。図13〜図15は、車
両の走行パターンに応じて選択されるXY平面地図座標
系の表示領域ABCDを示す。なお、図中の太線の道路
は最適経路を示す。目的地までの最適経路が設定され、
その最適経路上を走行している時は、図13に示すよう
に、カーマークで表示される現在地から所定距離Lm先
の経路上の地点の方向を視線方向φに設定し、その視線
方向φを中心とする表示領域ABCDが設定され、走行
している最適経路上の現在地からLm先の道路状況がデ
ィスプレイ10の中央部に表示される。その後、図14
に示すように、分岐点を左折しなければならないのに誤
って直進すると、経路外走行となるので、視線方向φに
現在地から目的地の方向を設定し、その視線方向φを中
心とする表示領域ABCDが設定され、現在地から目的
地の方向の道路状況がディスプレイ10に表示される。
ところが、図15に示すように、乗員が分岐点で目的地
消去スイッチ74を操作するとともに、右折して故意に
最適経路と異なる経路を選択すると、視線方向φに車両
の進行方向を設定し、その視線方向φを中心とする表示
領域ABCDが設定され、進行方向の道路状況がディス
プレイ10に表示される。
スイッチ74の操作にともなってフラグFの状態が変化
すると、図4に示す道路地図表示プログラムがステップ
104から実行され、車両の走行パターンに応じた視線
方向φが再設定され、その視線方向φを中心とする鳥瞰
図方式の道路地図が表示される。図13〜図15は、車
両の走行パターンに応じて選択されるXY平面地図座標
系の表示領域ABCDを示す。なお、図中の太線の道路
は最適経路を示す。目的地までの最適経路が設定され、
その最適経路上を走行している時は、図13に示すよう
に、カーマークで表示される現在地から所定距離Lm先
の経路上の地点の方向を視線方向φに設定し、その視線
方向φを中心とする表示領域ABCDが設定され、走行
している最適経路上の現在地からLm先の道路状況がデ
ィスプレイ10の中央部に表示される。その後、図14
に示すように、分岐点を左折しなければならないのに誤
って直進すると、経路外走行となるので、視線方向φに
現在地から目的地の方向を設定し、その視線方向φを中
心とする表示領域ABCDが設定され、現在地から目的
地の方向の道路状況がディスプレイ10に表示される。
ところが、図15に示すように、乗員が分岐点で目的地
消去スイッチ74を操作するとともに、右折して故意に
最適経路と異なる経路を選択すると、視線方向φに車両
の進行方向を設定し、その視線方向φを中心とする表示
領域ABCDが設定され、進行方向の道路状況がディス
プレイ10に表示される。
【0022】上述した実施例では、最適経路外を走行し
ている時は図4のステップ110で視線方向φに現在地
から目的地の方向を設定したが、経路外走行が認識され
た時点で現在地から目的地までの最適経路を再計算し、
計算が終了するまではとりあえず現在地から目的地の方
向を視線方向φに設定し、計算が終了した時点で現在地
から所定距離Lm先の経路上の地点の方向を視線方向φ
に設定するようにした実施例の変形例を説明する。図1
6は、図4のステップ108以降の処理を示すフローチ
ャートである。なお、図16に示す以外は図4、図5に
示す処理と同様であるから図示とその説明を省略する。
ステップ108で最適経路上を走行していないと判別さ
れた時は、ステップ302で、車両の現在地から目的地
までの最適経路を再計算する。ステップ304で、最適
経路の計算が終了したか否かを判別し、計算が終了して
いなければステップ110へ進み、最適経路上を走行し
ている時と同様に視線方向φに現在地から目的地の方向
を設定する。しかし、経路計算が終了したらステップ1
12へ進み、現在地から所定距離Lm先の経路上の地点
の方向を視線方向φに設定する。なお、乗員の意図的な
経路外走行を重視し、経路外走行時は車両の進行方向を
視線方向φに設定するようにしてもよい。
ている時は図4のステップ110で視線方向φに現在地
から目的地の方向を設定したが、経路外走行が認識され
た時点で現在地から目的地までの最適経路を再計算し、
計算が終了するまではとりあえず現在地から目的地の方
向を視線方向φに設定し、計算が終了した時点で現在地
から所定距離Lm先の経路上の地点の方向を視線方向φ
に設定するようにした実施例の変形例を説明する。図1
6は、図4のステップ108以降の処理を示すフローチ
ャートである。なお、図16に示す以外は図4、図5に
示す処理と同様であるから図示とその説明を省略する。
ステップ108で最適経路上を走行していないと判別さ
れた時は、ステップ302で、車両の現在地から目的地
までの最適経路を再計算する。ステップ304で、最適
経路の計算が終了したか否かを判別し、計算が終了して
いなければステップ110へ進み、最適経路上を走行し
ている時と同様に視線方向φに現在地から目的地の方向
を設定する。しかし、経路計算が終了したらステップ1
12へ進み、現在地から所定距離Lm先の経路上の地点
の方向を視線方向φに設定する。なお、乗員の意図的な
経路外走行を重視し、経路外走行時は車両の進行方向を
視線方向φに設定するようにしてもよい。
【0023】また、図4のステップ110において、経
路外走行時は現在地から目的地の方向を視線方向φに設
定するようにしたが、最適経路へ復帰しやすいように視
線方向φを設定してもよい。図17はXY平面地図座標
系における表示領域ABCDを示す。上述したように、
ディスプレイ10の表示枠abcd内の車両の現在地
(カーマークの表示位置)を固定としているので、図1
7に示すように車両の現在地から見た最大視野θmax
は一定となる。この最大視野角θmax内に、目的地
と、目的地からの最適経路長が最も長く入るように視線
方向φを設定すれば、現在地からどの経路を通れば最適
経路に復帰できるかが視認しやすくなる。そこで、図1
8に示すように、まず、現在地から目的地への方位θ0
を計算する。次に、最適経路に沿って目的地から逆に走
行した場合の最初のノードN1への方位θ1を計算す
る。同様に、次のノードN2への方位θ2を計算する。
このような手順で順にノードN3,N4,・・への方位
θ3,θ4,・・を計算していき、目的地を含む右端の方
位と左端の方位との間の角度が上述したθmax以下で
最大となるまでノードの方位計算を行なう。そして、右
端の方位と左端の方位との間の中間の方位を視線方向φ
に設定する。例えば図18に示す例で、右端の方位θ4
と左端の方位θ6との間の角度は最大視野角θmaxよ
りも小さく、右端の方位θ4と左端の方位θ7との間の角
度がθmaxを越えるとすると、方位θ4と方位θ6との
間の中間の方位を視線方向φに設定する。このようにす
れば、目的地からの最適経路を最も長く表示できる上
に、現在地からどのような経路を走行すれば最適経路へ
復帰できるかが視認しやすくなる。
路外走行時は現在地から目的地の方向を視線方向φに設
定するようにしたが、最適経路へ復帰しやすいように視
線方向φを設定してもよい。図17はXY平面地図座標
系における表示領域ABCDを示す。上述したように、
ディスプレイ10の表示枠abcd内の車両の現在地
(カーマークの表示位置)を固定としているので、図1
7に示すように車両の現在地から見た最大視野θmax
は一定となる。この最大視野角θmax内に、目的地
と、目的地からの最適経路長が最も長く入るように視線
方向φを設定すれば、現在地からどの経路を通れば最適
経路に復帰できるかが視認しやすくなる。そこで、図1
8に示すように、まず、現在地から目的地への方位θ0
を計算する。次に、最適経路に沿って目的地から逆に走
行した場合の最初のノードN1への方位θ1を計算す
る。同様に、次のノードN2への方位θ2を計算する。
このような手順で順にノードN3,N4,・・への方位
θ3,θ4,・・を計算していき、目的地を含む右端の方
位と左端の方位との間の角度が上述したθmax以下で
最大となるまでノードの方位計算を行なう。そして、右
端の方位と左端の方位との間の中間の方位を視線方向φ
に設定する。例えば図18に示す例で、右端の方位θ4
と左端の方位θ6との間の角度は最大視野角θmaxよ
りも小さく、右端の方位θ4と左端の方位θ7との間の角
度がθmaxを越えるとすると、方位θ4と方位θ6との
間の中間の方位を視線方向φに設定する。このようにす
れば、目的地からの最適経路を最も長く表示できる上
に、現在地からどのような経路を走行すれば最適経路へ
復帰できるかが視認しやすくなる。
【0024】なお、上述した実施例では目的地までの最
適経路を公知の経路探索法により計算する例を示した
が、ディスプレイ10に平面道路地図を表示し、ジョイ
スティック71によりクロスラインを移動して手動で目
的地までの最適経路を設定してもよい。
適経路を公知の経路探索法により計算する例を示した
が、ディスプレイ10に平面道路地図を表示し、ジョイ
スティック71によりクロスラインを移動して手動で目
的地までの最適経路を設定してもよい。
【0025】以上の実施例の構成において、ディスプレ
イ10が表示手段を、CPU4が経路設定手段、経路走
行判定手段および描画手段を、GPS受信機6が進行方
向検出手段をそれぞれ構成する。
イ10が表示手段を、CPU4が経路設定手段、経路走
行判定手段および描画手段を、GPS受信機6が進行方
向検出手段をそれぞれ構成する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、最適経路外を走行していると判定されたされた時
に、現在地から目的地までの最適経路を計算して再設定
し、最適経路の計算が終了するまでは目的地方向の鳥瞰
図方式の道路地図を描画し、最適経路の再計算が終了し
たら最適経路上の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図方式
の道路地図を描画するようにしたので、乗員が道路を間
違えたりあるいは最適経路外の場所に立寄っても最適経
路が自動的に再設定され、操作性が向上するとともに乗
員に安心感を与える。請求項2の発明によれば、最適経
路外を走行していると判定されたされた時に、目的地を
含む目的地までの最適経路長が最大となるように鳥瞰図
方式の道路地図を描画するようにしたので、目的地から
の最適経路が最も長く表示され、現在地からどのような
経路を走行すれば最適経路へ復帰できるかが視認しやす
くなる。請求項3の発明によれば、目的地の入力時は表
示手段に平面道路地図を描画するようにしたので、従来
と違和感なく目的地の入力が容易に行なえる。
れば、最適経路外を走行していると判定されたされた時
に、現在地から目的地までの最適経路を計算して再設定
し、最適経路の計算が終了するまでは目的地方向の鳥瞰
図方式の道路地図を描画し、最適経路の再計算が終了し
たら最適経路上の所定距離先の地点の方向の鳥瞰図方式
の道路地図を描画するようにしたので、乗員が道路を間
違えたりあるいは最適経路外の場所に立寄っても最適経
路が自動的に再設定され、操作性が向上するとともに乗
員に安心感を与える。請求項2の発明によれば、最適経
路外を走行していると判定されたされた時に、目的地を
含む目的地までの最適経路長が最大となるように鳥瞰図
方式の道路地図を描画するようにしたので、目的地から
の最適経路が最も長く表示され、現在地からどのような
経路を走行すれば最適経路へ復帰できるかが視認しやす
くなる。請求項3の発明によれば、目的地の入力時は表
示手段に平面道路地図を描画するようにしたので、従来
と違和感なく目的地の入力が容易に行なえる。
【図1】一実施例の構成を示す機能ブロック図。
【図2】一実施例のディスプレイユニットの斜視図。
【図3】二次元平面の道路地図と鳥瞰図方式の道路地図
との関係を示す図。
との関係を示す図。
【図4】一実施例の道路地図表示プログラムを示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図5】図4につづく、一実施例の道路地図表示プログ
ラムを示すフローチャート。
ラムを示すフローチャート。
【図6】目的地設定ルーチンを示すフローチャート。
【図7】目的地消去ルーチンを示すフローチャート。
【図8】図3に示す三次元座標系のZ=0におけるXY
平面を示す図。
平面を示す図。
【図9】図8に示すXY二次元平面地図座標系を、視点
が原点となるように平行移動したX’Y’座標系と、さ
らに視線方向がY軸と重なるように回転したX”Y”座
標系を示す図。
が原点となるように平行移動したX’Y’座標系と、さ
らに視線方向がY軸と重なるように回転したX”Y”座
標系を示す図。
【図10】視点Eとディスプレイの表示枠abcdとの
関係を示す図。
関係を示す図。
【図11】視点Eを原点とし視線EFを−Z軸とするE
XEYEZ座標系と、ディスプレイの表示枠の中心を原点
とするSXSY表示座標系と、表示領域ABCDとの関係
を示す図。
XEYEZ座標系と、ディスプレイの表示枠の中心を原点
とするSXSY表示座標系と、表示領域ABCDとの関係
を示す図。
【図12】ディスプレイの目的地設定画面例を示す図。
【図13】最適経路上を走行している時に選択されるX
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
【図14】最適経路外を走行している時に選択されるX
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
【図15】最適経路を設定していない時に選択されるX
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
Y平面地図座標系の表示領域ABCDを示す図。
【図16】最適経路外を走行している時の上記実施例の
変形例を示すフローチャート。
変形例を示すフローチャート。
【図17】XY平面地図座標系における表示領域ABC
Dと最大視野角を示す図。
Dと最大視野角を示す図。
【図18】最適経路外を走行している時の地図表示領域
の決定方法を説明する図。
の決定方法を説明する図。
1 方位センサー
2 A/D変換器
3 インタフェース回路
4 CPU
5 車速センサー
6 GPS受信機
7 キー
8 CD−ROM
9 SCSIコントローラー
10 ディスプレイ
11 グラフィックコントローラー
12 V−RAM
13 RAM
14 ROM
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01C 21/00 - 21/36
G06T 11/60
G08G 1/0969
G09B 29/00 - 29/10
Claims (3)
- 【請求項1】 目的地までの最適経路を設定する経路設
定手段と、 表示手段に鳥瞰図方式の道路地図を描画する描画手段 と
を備えた車両用経路誘導装置において、前記 経路設定手段により設定された最適経路上を走行し
ているか、前記最適経路外を走行しているかを判定する
経路走行判定手段を備え、前記経路設定手段は、前記経路走行判定手段により前記
最適経路外を走行していると判定されたされた時に、現
在地から目的地までの最適経路を計算して再設定し、 前記描画手段は、前記経路設定手段による最適経路の計
算が終了するまでは前記表示手段に目的地方向の鳥瞰図
方式の道路地図を描画し、最適経路の再計算が終了した
ら前記表示手段に前記最適経路上の所定距離先の地点の
方向の鳥瞰図方式の道路地図を描画する ことを特徴とす
る車両用経路誘導装置。 - 【請求項2】 目的地までの最適経路を設定する経路設
定手段と、 表示手段に鳥瞰図方式の道路地図を描画する描画手段と
を備えた車両用経路誘導装置において、 前記経路設定手段により設定された最適経路上を走行し
ているか、前記最適経路外を走行しているかを判定する
経路走行判定手段を備え、 前記描画手段は、前記経路走行判定手段により前記最適
経路外を走行していると判定されたされた時に、目的地
を含む目的地までの最適経路長が最大となるように鳥瞰
図方式の道路地図を描画する ことを特徴とする車両用経
路誘導装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
経路誘導装置において、前記描画手段は、目的地の入力時は前記表示手段に平面
道路地図を描画する ことを特徴とする車両用経路誘導装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31646094A JP3401966B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 車両用経路誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31646094A JP3401966B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 車両用経路誘導装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178684A JPH08178684A (ja) | 1996-07-12 |
| JP3401966B2 true JP3401966B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=18077348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31646094A Expired - Fee Related JP3401966B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 車両用経路誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3401966B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3814154B2 (ja) * | 2001-03-02 | 2006-08-23 | 富士通テン株式会社 | ナビゲーション装置 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31646094A patent/JP3401966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08178684A (ja) | 1996-07-12 |
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