JP3401714B2 - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP3401714B2 JP28213795A JP28213795A JP3401714B2 JP 3401714 B2 JP3401714 B2 JP 3401714B2 JP 28213795 A JP28213795 A JP 28213795A JP 28213795 A JP28213795 A JP 28213795A JP 3401714 B2 JP3401714 B2 JP 3401714B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体装置に関
し、より詳しくは、集積化された半導体レーザとテーパ
導波路とを有する光半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザは、光通信、光ディスク、
光インターコネクションなどの光源として用いられてい
る。近年では、光通信技術の高度化に伴って半導体レー
ザの作製技術も向上し、半導体レーザと他の光半導体素
子を集積化する研究が盛んである。例えば、DFBレー
ザと光変調器を集積した装置や、DBRレーザとモード
変換器(ビームサイズ変換器)を集積したものがある。
【0003】モード変換器は、本来30〜40度という
広い出射角をもつ半導体レーザの出力ビームを狭めるた
めの機構であり、半導体レーザと光ファイバをモジュー
ル化する場合に光結合を容易にするものである。モード
変換器としては、断面がテーパ状の導波路(以下、テー
パ導波路という)があり、テーパ導波路と半導体レーザ
を集積化した装置は、例えばT. L. Koch et al., IEEE
PHOTONICS TECHNOLOGYLETTER, VOL.2, NO, 2, FEB. 199
0. などに記載されている。
【0004】一方、本発明者等は、低閾値で安定にレー
ザ発振できるモード変換器付きの光半導体装置を平成6
年7月18日に出願している。次に、その光半導体装置
の構造を図4に基づいて簡単に説明する。その光半導体
装置は、n型化合物半導体基板1の上に化合物半導体よ
りなるn型クラッド層2、第一のガイド層3、多重量子
井戸層4、第二のガイド層5及びp型クラッド層8を順
に形成した層構造を有している。この光半導体装置はレ
ーザ領域Aとモード変換領域Bに2分され、モード変換
領域Bでは多重量子井戸層4などの膜厚は端面にかけて
徐々に薄くなってテーパ導波路となっている。
【0005】また、第一のガイド層3、多重量子井戸層
4及び第二のガイド層5などはストライプ形状にパター
ニングされていて、その両側にはp型埋め込み層6、n
型埋め込み層7とp型クラッド層8からなるサイリスタ
構造の電流狭窄層9が形成されている。また、n型化合
物半導体基板1の下面にはn側電極12が全体に形成さ
れ、さらにp型クラッド層8の上面のうちのレーザ領域
Aとモード変換領域Bの一部にかけてp+ 型コンタクト
層10を介してp側電極13が形成されている。なお、
p側電極13とp+ 型コンタクト層10の間には絶縁膜
11が形成され、p型電極13は絶縁膜11の開口部1
1aを通してp+ 型コンタクト層10に接続している。
【0006】この装置は、ファブリペロー半導体レーザ
(以下、FP−LDともいう)と横方向或いは縦方向テ
ーパ導波路を同一の光軸上に配置したものである。レー
ザ光は、レーザ領域Aの劈開面とモード変換領域Bの劈
開面の間で共振する。モード変換領域Bのテーパ導波路
(多重量子井戸層4)ではレーザ領域Aよりも光閉じ込
めが弱くなるためにテーパ導波路の先端部での近視野像
は広がり、結果として近視野像の回折パターンである遠
視野像は狭くなる。
【0007】従って、テーパ導波路先端から出射された
ビームの出射角は狭くなり、光ファイバとの結合が容易
になる。このようなテーパ導波路と半導体レーザを集積
化した装置を高速変調に用いる場合には、電流狭窄層9
の接合容量を低減するために、図5に示すように、多重
量子井戸層4の両側に一定の間隔をおいて一対のメサ溝
14を形成することが考えられる。このような一定間隔
をおいた一対のメサ溝14を半導体レーザに形成するこ
とはよく知られている。
【0008】ところで、接合容量を低減するためには、
両側のメサ溝14の間隔は狭いほど望ましいが、狭すぎ
る場合には、メサ溝14によりレーザ光が反射、散乱さ
れ、伝搬モードの変形が起こるので、最適な間隔が必要
となる。通常のレーザ素子では、スポットサイズの径が
1μm程度となるため、メサ間隔は5μm程度まで狭め
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うな光半導体装置では、テーパ導波路内でスポットサイ
ズが2〜10μm程度まで広がるために、メサ溝14の
間隔を5μm程度とするとレーザ光が反射、散乱されて
しまう。これに対して、メサ溝14の間隔を5μm以上
に広げることも考えられるが接合容量の低減の効果が弱
くなって高速変調動作が期待できないことになる。
【0010】本発明は、レーザ光の反射、散乱を防止す
るとともに、埋め込み層の接合容量を低減することがで
きる光半導体装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(手段)上記した課題は、図1に例示するように、半導
体レーザとモード変換用導波路とを集積化した光半導体
装置において、前記半導体レーザAの活性層24と前記
モード変換用導波路Bのコア層24のそれぞれの両側方
の領域に形成された2つの電流狭窄層29と、2つの前
記電流狭窄層29のそれぞれに形成され且つ互いの間隔
が前記半導体レーザAの領域よりも前記モード変換用導
波路Bの領域の方が間隔が広がっている一対の溝32と
を有することを特徴とする光半導体装置によって解決す
る。
【0012】一対の前記溝32の間隔は、前記モード変
換用導波路Bのコア層24の側方では、光進行方向に徐
々に広がっているか、階段状に広がっているかのいずれ
かであることを特徴とする。一対の前記溝32は、前記
光ビームスポット径変換用導波路Bのコア層24の側方
では、光出射端に達しない領域に形成されていることを
特徴とする。
【0013】上記した課題は、半導体レーザとモード変
換用導波路とを集積化した光半導体装置において、前記
半導体レーザの活性層と前記モード変換用導波路のコア
層のそれぞれの両側方の領域に形成された2つの電流狭
窄層と、前記活性層の両側方の領域の前記電流狭窄層の
みに形成された一対の溝とを有することを特徴とする光
半導体装置によって解決する。
【0014】また、前記半導体レーザAはファブリペロ
ーレーザであることを特徴とする。さらに、前記コア層
と活性層は同一層であることを特徴とする。 (作用)次に、本発明の作用について説明する。本発明
によれば、半導体レーザと導波路を集積化した光半導体
装置において、半導体レーザの活性層や導波路のコア層
の両側の電流狭窄層に形成される溝の平面形状を導波路
側で広くしている。
【0015】このため、半導体レーザ領域の電流狭窄層
では溝同士の間隔が狭くなるので、半導体レーザ領域の
接合容量が小さくなって高速変調を損なうことはない。
しかも、導波路の電流狭窄層では溝同士の間隔が広くな
っているので、導波路内で大きくなるレーザ光が溝に当
たって反射されたり散乱されることがなく、ビーム放射
角を狭くする機能が損なわれない。
【0016】導波路でのビーム放射角を狭くするために
は、溝が導波路で広がることで十分であるが、溝を導波
路の側方に形成しないことによっても達成される。ま
た、レーザ光が広がるのは出射端面に近い領域で急峻に
大きくなるので、溝同士の間隔を広げる領域は、その導
波路領域の出射端面に近い領域だけでもよい。また、そ
の出射端面に近い領域では溝を設けないことでも、ビー
ムのレーザ光のスポット径の広がりの妨げにならない
し、接合容量を十分に低減できる。
【0017】なお、半導体レーザはDFBレーザでもよ
いし、ファブリペローレーザであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】そこで、以下に本発明の実施例を
図面に基づいて説明する。図1(a) は、本発明の第1実
施形態の1.3μm帯縦型テーパ導波路集積化FP−L
Dを有する光半導体装置を示す斜視断面図、図1(b)
は、その光半導体装置の電極を除いた状態を示す上面図
である。
【0019】図1において、n型InP 基板21の上に
は、ストライプ状のn-InP クラッド層22、InGaAsP よ
りなる第一のガイド層23、多重量子井戸活性層24、
InGaAsP よりなる第二のガイド層25及びp-InP クラッ
ド層26が順にストライプ状に形成されている。それら
の層の結晶はMOVPE法により選択成長されており、
しかもそれらの層の厚さは半導体レーザ領域Aでは一定
であり、導波路領域(モード変換導波路領域)Bでは端
部にかけて徐々に薄くなっている。第一のガイド層2
3、多重量子井戸活性層24及び第二のガイド層25
は、その周囲の層よりも高屈折率であって導波路領域B
ではコア層とも呼ばれる。
【0020】なお、多重量子井戸活性層24は、Inx Ga
1-x Asy P1-y(0<x<1、0<y<1)よりなる複数
の井戸層とその間に挟まれるInx'Ga1-x'Asy'P1-y' (0
<x’<1、0<y’<1)よりなる障壁層から構成さ
れたものであり、半導体レーザ領域Aでの井戸層の厚さ
は7nm、障壁層の厚さは15nmであり、導波路領域Bで
の厚さは、半導体レーザ領域Aから離れるに従って井戸
層及び障壁層の厚さが徐々に薄くなってその1/5程度
の厚さに形成されている。
【0021】ストライプ状のn-InP クラッド層22の上
部から第二のガイド層25までの両側には、p-InP 埋め
込み層27とn-InP 埋め込み層28がMOVPE法によ
り形成されている。n-InP 埋め込み層28はp-InP クラ
ッド層26の上部で覆われいるので、p-InP クラッド層
26とn-InP 埋め込み層28とp-InP 埋め込み層27と
n-InP 基板21によってpnpn構造の電流狭窄層29
が構成される。
【0022】また、p-InP クラッド層26の上にはp+
型InGaAsP よりなるコンタクト層30がMOVPE法に
より成長されている。そのコンタクト層30の上にはSi
O2よりなる絶縁膜31が形成され、この絶縁膜31には
多重量子井戸活性層24の上方位置に開口部31aが形
成されている。また、多重量子井戸活性層24等のスト
ライプ状の層の両側方にはそれぞれコンタクト層30か
らInP 基板21の上部に至る深さの一対の溝32が形成
されている。それらの溝32の間隔は、図1(b) に示す
ように、半導体レーザ領域Aでは例えば約5μmと一定
であって、導波路領域Bでは半導体レーザ領域Aから離
れるにつれて徐々に広がった平面形状をしており、導波
路領域Bの端部では10μmと光ビームスポット径より
も広くなっている。また、溝32の内面には露出による
電流狭窄層29の劣化を防止するためにSiO2膜40が形
成されている。
【0023】InP 基板21の下面にはn側電極33が形
成され、さらに、半導体レーザ領域Aから導波路領域B
に僅かにはみ出した部分の範囲では絶縁膜31上及び開
口部31a内にはそれぞれ多層金属のp側電極34が形
成されている。そのp側電極34を構成する多層金属4
1は、下から順にチタン、白金、金を積層したものであ
り、p側電極34以外の領域ではSiO2膜40を介して溝
32内に埋め込まれている。
【0024】次に、結晶の選択成長と結晶成長した層の
パターニングについて簡単に説明する。まず、ストライ
プ形状の開口部とこれから徐々に広がる扇形状の開口部
を有するSiO2よりなる第一のマスク(不図示)をn型In
P 基板21の上に形成した後に、その開口部を通してIn
P 基板21の上に順にn-InP クラッド層22、InGaAsP
よりなる第一のガイド層23、多重量子井戸活性層2
4、InGaAsP よりなる第二のガイド層25及びp-InP ク
ラッド層26の下部をMOVPE法(有機金属成長法)
により形成する。これらの成長層は、第一のマスクの開
口部の扇形状の部分では、開口部が広がるにつれて薄く
なるように膜厚が制御されて断面がストライプ形状とな
る。
【0025】このように結晶を成長した後に、第一のマ
スクを除去し、さらにn-InP クラッド層22の上部から
p-InP クラッド層26までをフォトリソグラフィー技術
によってストライプ形状にパターニングする。このパタ
ーニングの際に用いるSiO2製のマスクパターンは、電流
狭窄層29のp-InP 埋め込み層27及びn-InP 埋め込み
層29の成長の際に結晶成長防止膜として機能する。
【0026】以上のような光半導体装置においては、電
流狭窄層29を分断する一対の溝32同士の間隔は、半
導体レーザ領域Aでは多重量子井戸活性層24に近くて
狭くなり、接合容量が小さくなって高周波特性を改善す
る。一方、導波領域Bでの溝32は光進行方向に向かっ
て徐々に多重量子井戸活性層24から離れてレーザ光の
広がりを妨げることはないので、レーザ光の反射、散乱
による伝搬モードの変形は生じなく、しかも、溝32の
間隔が広がっても導波領域Bでは利得効果はないので、
接合容量による高周波変調への悪影響はほとんどない。
【0027】さらに、導波路領域Bのテーパ状導波路か
ら出射される光の遠視野像を観察したところ、ビーム出
射角は縦方向、横方向ともに10度以下であり、図4に
示す従来装置と同等であり、溝23を設けることによる
ビーム出射角の広がりは見られなかった。なお、導波路
領域の溝32は、レーザ光の広がりを阻止しない形状で
あることが最低限必要であり、図3(a) に示すように、
溝32a間の距離は導波路領域Bでステップ状に広がる
ような平面形状にしてもよい。
【0028】ところで、導波路領域Bでの多重量子井戸
活性層24、第一及び第二のガイド層23,25の膜厚
を、半導体レーザ領域Aとの境界において「5」、出射
端において「1」として、その導波路領域Bでのレーザ
光のスポットサイズ(径)と半導体レーザ領域Aとの境
界Oからの位置との関係をシュミレーションしたところ
図2に示すような結果が得られた。図2の曲線において
上側の線//は基板と平行な方向の径を示し、下側の線┴
はInP 基板21に垂直な方向の径を示している。
【0029】これによれば、スパットサイズは、導波路
領域B内で進行方向に一様に広がって行くのではなくて
特定の位置から急激に広がっている。図2では導波路領
域Bの端部から50μm手前付近から急激に広がった。
したがって、急激に光スポットが広がる領域内において
のみ一対の溝32の間隔を広げれるようにすれば、電流
狭窄層29の接合容量の増加を最小限に止めることがで
きる。
【0030】したがって、図3(b) に示すように、溝3
2同士の間隔を導波路領域Bの途中から広げてもよい。
また、図3(c) に示すように、半導体レーザ領域Aから
導波路領域Bの途中まで一対の溝32を一定間隔で形成
し、先端近くでは溝32を設けないようにするか、或い
は特に図示しないが半導体レーザ領域Aのみに溝32を
設けるようにしてもよい。これらの場合でも、電流狭窄
層29には水平方向の半導体層の抵抗成分が存在するの
で電流狭窄層29全体が容量として作用することはな
い。
【0031】上記した溝32の適用については図1〜図
3に示した構造の半導体装置に限るものではなく、半導
体レーザと導波路を集積化しその側方にサイリスタ構造
が形成されている全ての光半導体装置に適用できる。ま
た、上記した実施形態では、層構造としてInGaAsP /In
P 系材料によって構成しているが、AlGaAs/GaAs系材
料、AlGaPAs /GaInP 系材料を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、半導
体レーザと導波路を集積化した光半導体装置において、
半導体レーザの活性層や導波路のコア層の両側の電流狭
窄層に形成される溝の形状を導波路側で広くしているの
で、半導体レーザ領域の接合容量が小さくなって高速変
調を損なうことが防止され、しかも、導波路内で拡大す
る光スポットが溝に当たって反射されたり散乱されるこ
とがなく、ビーム放射角を狭くする機能が損なわれるこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光半導体装置の第1の実施の形態を示
す斜視断面図及び電極を除いた状態の上面図である。
【図2】本発明の光半導体装置の第1の実施の形態にお
ける導波路領域の位置とスポットサイズ径の関係を示す
特性図である。
【図3】本発明の光半導体装置の第1の実施の形態に形
成される溝の他の例を示す平面図である。
【図4】従来の光半導体装置の一例を示す斜視断面図で
ある。
【図5】従来の光半導体装置の電流狭窄層に溝を形成し
た状態の斜視断面図である。
【符号の説明】
21 InP 基板 22 n-InP クラッド層 23 第一の光ガイド層 24 多重量子井戸活性層(コア層) 25 第二の光ガイド層 26 p-InP クラッド層 27 p-InP 埋め込み層 28 n-InP 埋め込み層 29 電流狭窄層 30 コンタクト層 31 絶縁膜 32 溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−114762(JP,A) 特開 平7−283490(JP,A) 特開 平2−100390(JP,A) 特開 昭63−305580(JP,A) IEEE Photonics Te chnology Letters,2 [2],p.88−90 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザとモード変換用導波路とを集
    積化した光半導体装置において、 前記半導体レーザの活性層と前記モード変換用導波路の
    コア層のそれぞれの両側方の領域に形成された2つの電
    流狭窄層と、 2つの前記電流狭窄層のそれぞれに形成され且つ互いの
    間隔が前記半導体レーザの領域よりも前記モード変換用
    導波路の領域の方が間隔が広がっている一対の溝とを有
    することを特徴とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】一対の前記溝の間隔は、前記モード変換用
    導波路のコア層の側方では、光進行方向に徐々に広がっ
    ているか、階段状に広がっているかのいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
  3. 【請求項3】一対の前記溝は、前記光ビームスポット径
    変換用導波路のコア層の側方では、光出射端に達しない
    領域に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    光半導体装置。
  4. 【請求項4】半導体レーザとモード変換用導波路とを集
    積化した光半導体装置において、 前記半導体レーザの活性層と前記モード変換用導波路の
    コア層のそれぞれの両側方の領域に形成された2つの電
    流狭窄層と、前記活性層の両側方の領域の前記電流狭窄
    層のみに形成された一対の溝とを有することを特徴とす
    る光半導体装置。
  5. 【請求項5】前記半導体レーザは、ファブリペローレー
    ザであることを特徴とする請求項1又は4記載の光半導
    体装置。
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