JP3401326B2 - 低利得バイポーラトランジスタに対する補償を行ったバンドギャップ電圧および電流基準回路および補償方法 - Google Patents

低利得バイポーラトランジスタに対する補償を行ったバンドギャップ電圧および電流基準回路および補償方法

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JP3401326B2
JP3401326B2 JP13593094A JP13593094A JP3401326B2 JP 3401326 B2 JP3401326 B2 JP 3401326B2 JP 13593094 A JP13593094 A JP 13593094A JP 13593094 A JP13593094 A JP 13593094A JP 3401326 B2 JP3401326 B2 JP 3401326B2
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    • G05F3/02Regulating voltage or current
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路に関し、特に
電圧および電流基準回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電圧および電流基準回路は、電子回路の
適用において、多くの応用を有する。する。バンドギャ
ップ基準回路は、電圧または電流の基準を供給するため
の、通常の回路による解決を与える。図1は、従来技術
のバンドギャップ回路10を示し、この回路は、197
1年2月発行のIEEE Journal of So
lid State Circuits、第sc6巻、
第1号に所載のWilder,Robert J.著
「IC電圧調整器における新しい発展(New Dev
elopments in IC Voltage R
egulators)」に説明されているように動作す
る。M1およびM2は、バイポーラ電流ミラーとして構
成されているQ1およびQ2へ電流を供給する、標準的
なMOS電流ミラーとして作用する。Q1およびQ2
は、異なる寸法に作られており、従って、それらは同じ
電流を伝導するが、それらは異なる電流密度を有する。
従って、それらのVbe電圧には差があり、その差はR1
を通る電流に反映される。Voutは、R2を通る電流
と、Q3のベース−エミッタ電圧Vbeとの関数である電
圧基準である。R2を通る電流はM2から鏡映されるの
で、M3を通る電流はQ1とQ2との間の▲VbeとR1
との関数であることがわかる。従って、Vout は以下の
ように、Q1とQ2との間の▲Vbeと、抵抗値R1とR
2との比と、Q3のV beとの関数である。
【0003】
【数1】Vout =I(M3)* R2+Vbe(Q3) および、
【数2】 ただし、
【数3】▲Vbe=Vbe(Q2)−Vbe(Q1). I(M3)に▲Vbe/R1を代入すると、
【数4】 Vout =(R2/R1)* ▲Vbe+Vbe(Q3). が得られる。
【0004】もしR1とR2との比が適切に設定されれ
ば、Vout はゼロの温度係数を有する。この比は全ての
温度依存性を取り入れたVout に対する方程式を取り、
温度について微分し、その方程式をゼロに置くことによ
って決定される。これは、バンドギャップ基準回路の技
術に習熟した者とって公知のことである。従来技術の回
路10についての上述の説明は、Ic (Q2)がほぼI
e (Q2)であるように、Q1およびQ2の利得(また
はhFE)が十分に高いことを仮定している。しかし、多
くの場合、これは正当な仮定ではない。集積回路におい
ては、hFEは一定のプロセスにおいてある程度の大きさ
変化しうる。さらに、hFEは温度の強い関数であり、−
55°Cから125°Cまでに4Xだけ増加しうる。低
いhFEを考慮すると、以下の方程式が回路10を表す。
【0005】
【数5】Vout =I(M3)* R2+Vbe(Q3) および、
【数6】I(M3)=I(M2)=Ic (Q2) および、
【数7】Ic (Q2)=Ie (Q2)−Ib (Q2) 従って、
【数8】Ic (Q2)=▲Vbe/R1−Ib (Q2) および、
【数9】Vout =(R2/R1)* ▲Vbe+Vbe(Q
3)−R2* b (Q2).
【0006】従って、誤差項が存在し、さらにこの誤差
項は、hFEが温度によって変化するのに伴ってIb (Q
2)が変化するため、温度の関数であることがわかる。
この誤差項は、回路10の電圧基準としての性能を劣化
させる。
【0007】図2は、「βヘルパ(beta−help
er)」としてNMOSトランジスタM4を組込んだ、
本技術分野に習熟した者にとって公知のバンドギャップ
回路20を示す。M4はβ(hFE)への依存性を減少さ
せて、Q1のコレクタ端子が必要する電流を最小化する
ことにより、Q1とQ2との間の電流の正確な「鏡映」
を実現し、Q1およびQ2へベース駆動を供給する。M
4はその点では効果的であるが、それはQ2の低hFE
関連するVout における誤差項を解消しない。
【0008】同じ誤差現象は、バンドギャップ電流基準
回路にも存在する。すなわち、バイポーラトランジスタ
が低い利得を示す時は、それらのコレクタ電流と、それ
らのエミッタ電流との間にかなりの電流差が存在する。
エミッタ電流は、電流基準の安定化を実現するために用
いられるものであるから、低い利得によるコレクタ電流
とエミッタ電流との間の差は、安定した電流基準の実現
においてかなりの誤差を生ぜしめる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バンドギャ
ップ電圧および電流基準回路における低利得バイポーラ
トランジスタの否定的効果を減少させる補償の方法およ
び回路を提供することを目的とする。本発明の他の諸目
的および諸利点は、本技術分野において通常の習熟度を
有する者にとっては、添付図面と共に以下の詳述を参照
すれば明らかになるはずである。
【0010】
【課題を解決するための手段】バンドギャップ基準回路
30は、電流発生回路32と、電流発生回路32に接続
された電圧発生回路34と、電流発生回路32および電
圧発生回路34に接続された補償回路36とを含む。電
流発生回路32は電流を電圧発生回路34へ供給し、電
圧発生回路34はその電流を電圧に翻訳する。補償回路
36は電流発生回路32を監視し、電圧発生回路34へ
付加電流を供給する。電圧発生回路34はその付加電流
を受け、それを付加電圧に翻訳する。電流発生回路32
が受ける電流によって発生せしめられる電圧と、補償回
路36が受ける付加電流によって発生せしめられる付加
電圧と、の和が安定した基準電圧を生じる。
【0011】
【実施例】図3は、本発明の実施例である低利得補償済
バンドギャップ電圧基準回路30を示す概略図である。
回路30は、Vccに接続されたソースと、PMOSトラ
ンジスタM2のゲートに接続されたゲートと、をもった
PMOSトランジスタM1を有する。M1のドレイン
は、バイポーラトランジスタQ1のコレクタと、NMO
SトランジスタM4のゲートと、に接続されている。M
4のソースは、Q1のベースと、バイポーラトランジス
タQ2のベースと、に接続されている。Q1のエミッタ
は回路の接地に接続され、Q2のエミッタは抵抗R1に
接続され、一方抵抗R1はさらに回路の接地に接続され
ている。Q2のコレクタは、M2のドレインに接続され
ている。M2のゲートは、そのドレインに接続され、ま
たさらにPMOSトランジスタM3のゲートにも接続さ
れている。M3のソースは、Vccに接続され、またその
ドレインは、抵抗R2の第1端子に接続されている。R
2の第2端子は、バイポーラトランジスタQ3のコレク
タに接続されている。Q3のコレクタは、そのゲートに
接続され、Q3のエミッタは、回路の接地に接続されて
いる。M4のドレインは、PMOSトランジスタM5の
ドレインに接続されている。M5のドレインは、そのゲ
ートと、PMOSトランジスタM6のゲートと、に接続
されている。M5のソースはVccに接続され、M6のソ
ースもVccに接続されている。M6のドレインはR2の
第1端子に接続され、回路30の出力端子Vout を形成
する。
【0012】図4は、本発明の別の実施例である低利得
補償済バンドギャップ電流基準回路40を示す概略図で
ある。回路40は、Vccに接続されたソースと、PMO
SトランジスタM8のゲートに接続されたゲートと、を
もったPMOSトランジスタM7を有する。M7のドレ
インは、バイポーラトランジスタQ4のコレクタと、N
MOSトランジスタM12のゲートと、に接続されてい
る。M12のソースは、Q4のベースと、バイポーラト
ランジスタQ5のベースと、に接続されている。Q4の
エミッタは回路の接地に接続され、Q5のエミッタは抵
抗R3に接続され、一方抵抗R3はさらに回路の接地に
接続されている。Q5のコレクタは、M8のドレインに
接続されている。M8のドレインはまた、そのゲートに
も接続されている。M8のゲートはまた、PMOSトラ
ンジスタM9のゲートにも接続されている。M9のソー
スはVccに接続されている。M12のドレインは、PM
OSトランジスタM10のドレインに接続されている。
M10のドレインは、そのゲートと、PMOSトランジ
スタM11のゲートと、に接続されている。M10のソ
ースはVccに接続され、M11のソースもVccに接続さ
れている。M11のドレインはM9のドレインに接続さ
れ、回路40の出力端子を形成する。
【0013】ここで、図3の回路30の働きについて説
明する。M1およびM2は電流ミラーを形成する。それ
らは同じW/Lトランジスタ寸法比を有するので、それ
らは同じ量の電流を供給する。Q1およびQ2も電流ミ
ラーを形成する。しかし、Q1およびQ2の寸法は異な
り(この実施例においては、Q1はQ2の4倍大き
い)、異なる電流密度を与える。すなわち、Q2の電流
密度J2は、Q1の電流密度J1の4倍大きい。電流密
度の差は、Q1およびQ2のベース−エミッタ電圧(V
be)の差を与える。
【0014】
【数10】Vb (Q1)=Vb (Q2), であるから、
【数11】 Vbe(Q1)=Vbe(Q2)+Ie (Q2)* R1 または、
【数12】▲Vbe=Vbe(Q1)−Vbe(Q2)=Ie
(Q2)* R1. となる。
【0015】従って、Q1およびQ2のベース−エミッ
タ電圧の差(Vbe(Q1)−Vbe(Q2))は、R1の
両端間に存在する電圧によって示される。M2がQ2へ
供給する電流は、M3へ鏡映される。この特定の実施例
においては、M3およびM2は同じW/L寸法比を有す
るので、それらは同じ量の電流を伝導する。M3はR2
およびQ3に給電し、それはR2における電圧降下と、
Q3におけるVbe(Q3)の電圧降下と、を与える。そ
のわけは、Q3がダイオードとしてバイアスされている
からである。
【0016】M4は、Q1のコレクタ電流振幅に実質的
に影響を及ぼすことなく、Q1およびQ2に対するベー
ス駆動を行う「βヘルパ」である。しかし、M4は、従
来技術のβヘルパ構成におけるようにVccに接続されて
おらず、M5に接続されている。M5およびM6は、電
流ミラーとして作用し、低利得補償において決定的な役
割を演ずる。M5は、ベース駆動のためにM4へ電流を
供給するので、それは任意の1時刻におけるQ1および
Q2のβ(hFE)または利得を間接的に感知する。その
わけは、次の関係が成立するからである。
【0017】
【数13】I(M4)=Ib (Q1)+Ib (Q2).
【0018】もしIb (Q1)およびIb (Q2)が大
きい電流であれば、Ib =Ic /h FEであるために、Q
1およびQ2のhFEまたは利得は小さいと結論されう
る。しかし、もしIb (Q1)およびIb (Q2)が小
さい電流であれば、同じ関係から、Q1およびQ2のh
FEは大きいと結論されうる。いずれの場合においても、
FEに比例し、温度の強い関数である誤差項が存在する
ことが知られている。この誤差項は近似的に次の関係に
よって与えられる。
【0019】
【数14】
【0020】M4はIb (Q1)およびIb (Q2)を
供給するので、またQ1およびQ2はほぼ同じ電流、I
b (Q1)=Ib (Q2)を伝導するので、M4を通る
電流は2*Ib (Q2)として表されうる。M5は、W
/L寸法比においてM6の寸法の2倍であるように設計
されており、従ってM6はM5の半分の電流を伝導す
る。M5は2*Ib (Q2)を伝導するので、M6はI
b (Q2)を伝導する。M6はこの電流をR2へ供給
し、M3からの電流に付加する。M6の(振幅Ib(Q
2)の)電流はR2に、次式によって与えられる量の追
加の電圧降下を与える。
【0021】
【数15】
【0022】この追加の電圧降下は、Q2の低hFEに起
因する誤差項(−Ib (Q2)*R2)を相殺すること
に注意すべきである。さらに、Q2のhFEは温度によ
り、または半導体処理により変化するので、Q1および
Q2のために必要なベース駆動もまた変化する。M4
は、必要とされるベース駆動をM5から動的に供給す
る。M6は、M5の半分の振幅の電流を絶えず供給する
ので、M6は誤差項を相殺するのに必要な電流を供給す
るように動的に調節を行う。このようにして、回路30
は、1つのプロセスまたは公称温度に対して最適化され
るのではなく、プロセスおよび温度が変化しても低利得
補償を与えるように動的に調節を行う。
【0023】図3の議論から、M1、M2、M4、Q
1、Q2、およびR1が電流発生回路32として作用
し、M2において形成される電流が、この電流発生回路
によって発生せしめられる電流であることがわかる。ま
た、M3、R2、およびQ3が電圧発生回路34として
作用し、この回路が、電流発生回路32から電流を取
り、それを電圧に翻訳することもわかる。さらに、M5
およびM6が、電流発生回路32内のQ1およびQ2の
ベース駆動を測定する補償回路36を形成し、Q1およ
びQ2のベース電流に比例する付加電流を作り、その付
加電流を電圧発生回路34へ供給し、電圧発生回路34
はその付加電流を取入れて付加電圧に翻訳することがわ
かる。この付加電圧は、電流発生回路32が、低利得バ
イポーラトランジスタQ1およびQ2のために生じる誤
差を相殺する。たとえ高利得バイポーラトランジスタを
用いても、バイポーラトランジスタの利得が有限である
ことにより小さい誤差が存在するはずであることに注意
すべきである。電圧調整器のような高性能のものへの応
用において、この補償方法は、電圧および電流基準回路
における有限利得のバイポーラトランジスタに関連する
誤差を解消する。
【0024】次に、図4に示されている別の実施例の回
路40の働きを説明する。M7およびM8は、電流ミラ
ーを形成する。それらの双方は同じW/Lトランジスタ
比を有するので、それらは同じ電流を伝導する。Q4お
よびQ5もまたバイポーラトランジスタ電流ミラーを形
成するが、寸法は異なる。それらの双方は、同じ電流を
伝導するが、寸法が異なるので、それらは異なる電流密
度を有する。この実施例においてはQ5はQ4の4倍大
きいので、Q4における電流密度J4は、Q5における
電流密度J5の4倍大きい。電流密度のこの差は、ベー
ス−エミッタ電圧の差を作る。このベース−エミッタ電
圧の差は、R3における電圧降下として現れる。M9
は、M7とM8とに接続され、それらと共に電流ミラー
を形成する。M9はM7と同じW/L寸法比を有するの
で、M9は同じ電流を伝導する。M9のドレインは、回
路40の出力Iout を形成し、安定した基準電流を供給
する。
【0025】M12は、Q4のコレクタから取出される
電流を著しく減少させることにより、低利得バイポーラ
トランジスタの否定的効果の減少を助け、Q4およびQ
5に対して十分なベース駆動を与えるβヘルパデバイス
である。しかし、M12のドレインは、従来技術の構成
におけるようにVccに接続されてはおらず、M10に接
続されている。M10およびM11は電流ミラーを形成
し、M10は、M12がQ4およびQ5へ十分なベース
駆動を供給するのに必要とする電流を与える。Q4およ
びQ5は整合していて、同じ電流を伝導するので、M1
2が供給するベース電流はQ4とQ5とへ平等に配分さ
れる。従って、Ib (Q4)=Ib (Q5)であり、M
12を通る電流は、次のように表される。
【0026】
【数16】 M11は、M10における半分のW/L寸法比を有する
ように設計されている。従って、M11はM10の半分
の電流を伝導する。
【数17】I(M10)=2* b (Q5) であるから、
【数18】I(M11)=Ib (Q5). である。
【0027】M9はM8における電流を鏡映し、かつI
(M8)=Ic (Q5)であるから、低利得トランジス
タにおいてはIe (Q5)とIc (Q5)との間にはか
なりの偏差が存在し、Ie (Q5)が基準電流として反
映されるべき所望電流であるから、Ic (Q5)とIe
(Q5)との間の誤差を反映するIb (Q5)が、誤差
を解消するためにM9の伝導電流に加算されなくてらな
らないことは明らかである。M11は、Ib (Q5)を
out に与え、低利得バイポーラトランジスタQ5にお
ける誤差を補償する。さらに、Ib (Q5)は温度の強
い関数なので、変化に動的に反応して適切な補償を行う
機構が存在することが決定的に重要である。M10は、
M12へのその電流を、Q4およびQ5が必要とするベ
ース駆動に依存して動的に変化させるので、M11の電
流もまた、回路40が温度またはプロセスの変化に応じ
て効果的な補償を行うように、動的なIb (Q5)を供
給すべく変化する。
【0028】以上においては、本発明をここでの実施例
に関連して説明してきたが、この説明は、限定的な意味
に解釈されるべきではない。本発明の開示された実施例
および他の実施例のさまざまな改変は、本技術分野に習
熟した者にとっては、本発明の説明を参照すれば明らか
になるはずである。従って、添付の特許請求の範囲は、
本発明の真の範囲に属するいかなるそのような改変また
は実施例をも含むように考慮されている。
【0029】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)バイポーラトランジスタを有する電流発生回路
と、該電流発生回路に接続された電圧発生回路と、前記
電流発生回路と前記電圧発生回路とに接続された補償回
路であって、該補償回路が前記電流発生回路の電流振幅
を監視し、該電流発生回路の該電流振幅に応答して前記
電圧発生回路へ付加電流を供給し、該付加電流が該電圧
発生回路に付加電圧を作り、該付加電圧が前記バイポー
ラトランジスタの有限の利得に関連する誤差を相殺する
振幅を有する、前記補償回路と、を含む、バンドギャッ
プ基準回路。
【0030】(2)前記電流発生回路が、第1脚および
第2脚を有する電流ミラーと、前記電流ミラーの前記第
1脚に接続されたコレクタ端子、回路の接地に接続され
たエミッタ端子、およびベース端子を有する第1バイポ
ーラトランジスタと、前記電流ミラーの前記第2脚に接
続されたコレクタ端子、前記第1バイポーラトランジス
タの前記ベース端子に接続されたベース端子、およびエ
ミッタ端子を有する第2バイポーラトランジスタであっ
て、前記第1バイポーラトランジスタと異なる寸法を有
する該第2バイポーラトランジスタと、第1端子および
第2端子を有する第1抵抗であって、該第1端子が前記
第2バイポーラトランジスタの前記エミッタ端子に接続
され、該第2端子が回路の接地に接続されている前記第
1抵抗と、第1端子、第2端子、および制御端子を有す
るβヘルパトランジスタであって、該第1端子が前記補
償回路に接続され、該第2端子が前記第1バイポーラト
ランジスタの前記ベース端子に接続され、前記制御端子
が前記第1バイポーラトランジスタのコレクタ端子に接
続され該βヘルパトランジスタが前記電流ミラーの前記
第1脚の電流を実質的に減少させることなく前記第1お
よび第2バイポーラトランジスタへベース駆動を与える
ようになっている、前記βヘルパトランジスタと、を含
み、前記電流ミラーの前記第2脚に、前記第1および第
2バイポーラトランジスタのベース−エミッタ電圧の差
と前記第1抵抗の大きさとの関数である電流を発生せし
める動作を行い、前記第1および第2バイポーラトラン
ジスタの前記ベース−エミッタ電圧の差が、前記第1お
よび第2バイポーラトランジスタにおけるそれらの寸法
の相違による電流密度の相違に起因する、第1項記載の
回路。
【0031】(3)前記電流ミラーが、第1端子、第2
端子、および制御端子を有する第1MOSトランジスタ
であって、該第1端子が電圧源に接続され、該第2端子
が前記第1バイポーラトランジスタの前記コレクタ端子
に接続されて前記電流ミラーの前記第1脚と、前記第1
MOSトランジスタの前記第2端子に接続された制御端
子とを形成する、前記第1MOSトランジスタと、第1
端子、第2端子、および制御端子を有する第2MOSト
ランジスタであって、該第1端子が電圧源に接続され、
該第2端子が前記第2バイポーラトランジスタの前記コ
レクタ端子に接続されて前記電流ミラーの前記第2脚
と、前記第1MOSトランジスタの前記制御端子に接続
された制御端子とを形成する、前記第2MOSトランジ
スタと、を含む、第2項記載の回路。
【0032】(4)前記電圧発生回路が、第1端子、第
2端子、および制御端子を有する第3MOSトランジス
タであって、該第1端子が電圧源に接続され、該制御端
子が前記電流発生回路に接続されている前記MOSトラ
ンジスタと、第1端子および第2端子を有する第2抵抗
であって、該第1端子が前記第3MOSトランジスタの
前記第2端子に接続され、該第2端子が回路の接地に接
続されている前記第2抵抗と、を含み、前記第3MOS
トランジスタを電流ミラーとして用い、前記電流発生回
路からの電流を鏡映し、該電流発生回路からの該電流
を、該電流を前記第2抵抗を経て伝導することによっ
て、電圧に翻訳し、それによって前記第2抵抗の前記第
1端子が前記バンドギャップ電圧基準回路の出力を形成
するように動作する、第1項記載の回路。
【0033】(5)前記第2抵抗が、第1端子および第
2端子を有する抵抗であって、該第1端子が前記第2抵
抗の前記第1端子を形成する該抵抗と、陽極および陰極
を有するダイオードであって、該陽極が前記抵抗の前記
第2端子に接続され、該陰極が前記第2抵抗の前記第2
端子を形成する、該ダイオードと、を含む、第4項記載
の回路。
【0034】(6)前記ダイオードが、コレクタ端子、
ベース端子、およびエミッタ端子を有するバイポーラト
ランジスタを含み、該コレクタ端子が該ベース端子に接
続されて前記ダイオードの前記陽極を形成し、該エミッ
タ端子が前記ダイオードの前記陰極を形成する、第5項
記載の回路。
【0035】(7)前記補償回路が、第1脚および第2
脚を有する第2電流ミラーであって、該第1脚が前記電
流発生回路に接続されて該電流発生回路の電流を発生さ
せるのに必要な駆動電流を供給し、前記第2脚が前記電
圧発生回路に接続されており、前記第2電流ミラーの前
記第2脚が、該第2電流ミラーの前記第1脚の前記駆動
電流に比例する前記付加電流を発生し、該付加電流が前
記電圧発生回路へ供給され、該電圧発生回路が該付加電
流を付加電圧に翻訳し、それによって前記電流発生回路
内の前記バイポーラトランジスタの前記有限の利得の補
償を行う、前記第2電流ミラー、を含む、第1項記載の
回路。
【0036】(8)前記第2電流ミラーがさらに、第1
端子、第2端子、および制御端子を有する第4MOSト
ランジスタであって、該第1端子が電圧源に接続され、
該制御端子が該第2端子に接続され、該第2端子が前記
電流発生回路に接続されて前記第2電流ミラーの前記第
1脚を形成する、前記第4MOSトランジスタと、第1
端子、第2端子、および制御端子を有する第5MOSト
ランジスタであって、該第1端子が電圧源に接続され、
該制御端子が前記第4MOSトランジスタの前記制御端
子に接続され、該第2端子が前記電圧発生回路に接続さ
れて前記第2電流ミラーの前記第2脚を形成する、前記
第5MOSトランジスタと、を含む、第7項記載の回
路。
【0037】(9)第1バイポーラトランジスタのベー
ス−エミッタ電圧と第2バイポーラトランジスタのベー
ス−エミッタ電圧との間のベース−エミッタ電圧差を発
生せしめるステップと、前記2つのバイポーラトランジ
スタのベース−エミッタ電圧の差を予備基準電流に翻訳
するステップであって、該予備基準電流が前記2つのバ
イポーラトランジスタのベース−エミッタ電圧の差に比
例している前記翻訳するステップと、前記第1バイポー
ラトランジスタのベース電流と、前記第2バイポーラト
ランジスタのベース電流との和を測定するステップと、
付加電流を発生せしめるステップであって、該付加電流
が2つのバイポーラトランジスタが要求する前記ベース
電流に比例する、前記付加電流を発生せしめるステップ
と、前記付加電流を前記予備基準電流に加算するステッ
プであって、該予備基準電流と該付加電流との和が前記
2つのバイポーラトランジスタの利得の変化に依存しな
い、該加算するステップと、を含む、安定した基準信号
を供給する方法。
【0038】(10)前記ベース−エミッタ電圧差を発
生せしめるステップが、前記第1バイポーラトランジス
タが第1電流密度を示すように、前記第1バイポーラト
ランジスタを経て第1電流を伝導せしめるステップと、
前記第2バイポーラトランジスタが第2電流密度を示す
ように、前記第2バイポーラトランジスタを経て第2電
流を伝導せしめ、前記第1電流が前記第2電流とほぼ等
しい振幅を有し、前記第1電流密度が前記第2電流密度
より大きいようにするステップと、を含む、第9項記載
の方法。
【0039】(11)前記第1バイポーラトランジスタ
と前記第2バイポーラトランジスタとの前記ベース−エ
ミッタ電圧間の差を予備基準電流に翻訳する前記ステッ
プが、前記第1バイポーラトランジスタと前記第2バイ
ポーラトランジスタとの前記ベース−エミッタ電圧間の
差を抵抗にかけ、前記予備基準電流が、前記第1バイポ
ーラトランジスタと前記第2バイポーラトランジスタと
の前記ベース−エミッタ電圧間の差の大きさ及び前記抵
抗の大きさの関数であるようにするステップを含む、第
9項記載の方法。
【0040】(12)前記第1バイポーラトランジスタ
のベース電流と、前記第2バイポーラトランジスタのベ
ース電流と、の和を測定する前記ステップが、該2つの
ベース電流の該和をトランジスタを経て供給するステッ
プを含む、第9項記載の方法。
【0041】(13)付加電流を発生せしめる前記ステ
ップが、前記第1バイポーラトランジスタのベース電流
と、前記第2バイポーラトランジスタのベース電流と、
の前記和を、前記付加電流を供給するのに適切である寸
法に作られたトランジスタへ、該付加電流が前記第1お
よび第2バイポーラトランジスタのベース電流の前記和
に比例するように鏡映するステップを含む、第9項記載
の方法。
【0042】(14)バンドギャップ基準回路30は、
電流発生回路32と、電流発生回路32に接続された電
圧発生回路34と、電流発生回路32および電圧発生回
路34に接続された補償回路36とを含む。電流発生回
路32は電流を電圧発生回路34へ供給し、電圧発生回
路34は該電流を電圧に翻訳する。補償回路36は電流
発生回路32を監視し、電圧発生回路34へ付加電流を
供給する。電圧発生回路34は該付加電流を受け、それ
を付加電圧に翻訳する。電流発生回路32が受けた電流
によって発生せしめられた電圧と、補償回路36が受け
た前記付加電流によって発生せしめられた前記付加電圧
と、の和が安定した基準電圧を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のバンドギャップ回路10を示す概略
図。
【図2】もう1つの従来技術のバンドギャップ回路20
を示す概略図。
【図3】本発明の実施例である補償済バンドギャップ電
圧基準回路30を示す概略図。
【図4】本発明の別の実施例である補償済バンドギャッ
プ電流基準回路40を示す概略図。
【符号の説明】
30 バンドギャップ電圧基準回路 32 電流発生回路 34 電圧発生回路 36 補償回路 40 バンドギャップ電流基準回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロス イー.テガッツ アメリカ合衆国テキサス州ダラス,マー クィタ アベニュー 5926 (56)参考文献 欧州特許出願公開367578(EP,A 1) 米国特許4939442(US,A) 米国特許4849684(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 3/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイポーラトランジスタを有する電流発
    生回路と、 該電流発生回路に接続された電圧発生回路と、 前記電流発生回路と前記電圧発生回路とに接続された補
    償回路であって、該補償回路が前記電流発生回路の電流
    振幅を監視し、該電流発生回路の該電流振幅に応答して
    前記電圧発生回路へ付加電流を供給し、該付加電流が該
    電圧発生回路に付加電圧を作り、該付加電圧が前記バイ
    ポーラトランジスタの有限利得に関連する誤差を相殺す
    る振幅を有する、前記補償回路と、を含む、バンドギャ
    ップ基準回路。
  2. 【請求項2】 第1バイポーラトランジスタのベース−
    エミッタ電圧と第2バイポーラトランジスタのベース−
    エミッタ電圧との間のベース−エミッタ電圧差を発生せ
    しめるステップと、 前記2つのバイポーラトランジスタのベース−エミッタ
    電圧の差を予備基準電流に翻訳するステップであって、
    該予備基準電流が前記2つのバイポーラトランジスタの
    ベース−エミッタ電圧の差に比例している前記翻訳する
    ステップと、 前記第1バイポーラトランジスタのベース電流と、前記
    第2バイポーラトランジスタのベース電流との和を測定
    するステップと、 付加電流を発生せしめるステップであって、該付加電流
    が2つのバイポーラトランジスタが要求する前記ベース
    電流に比例している、前記付加電流を発生せしめるステ
    ップと、 前記付加電流を前記予備基準電流に加算するステップで
    あって、該予備基準電流と該付加電流との和が前記2つ
    のバイポーラトランジスタの利得の変化に依存しない、
    該加算するステップと、を含む、安定した基準信号を供
    給する方法。
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