JP3401277B2 - エレベータ車両に乗り降りする乗客の数を求める方法 - Google Patents
エレベータ車両に乗り降りする乗客の数を求める方法Info
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Description
するものであり、特にエレベータ制御用ソフトウエアに
関するものである。
いては、各停止の際にエレベータ車両から乗り降りする
乗客の数を指示する正確な情報を必要とする。車両の重
量センサにより乗客の重量を指示する信号を発生するこ
とができ、従ってこれを乗客の数を求めるために使用す
ることが可能である。
由により、車両が各停止の際に載せたり降ろしたりする
状態において乗客の重量を正確に測定することは実用的
でなく、または不可能である。即ち、停止前あるいは停
止後のいずれかにおいて車両内の乗客の数を求めること
は可能であるものの、乗車した乗客による重量増加が降
車した乗客の重量減少により相殺されるため、これらの
量を停止の際に乗り降りした乗客の数を求めるために直
接的に使用することはできない。
車両に乗り降りした乗客の数を求める技術を提供するこ
とにある。
1、第2、並びに第3のファジー論理集合(ファジー論
理セット)は、停止の際にエレベータ車両に乗る乗客の
数の一時的な見積もりを表示し、前記第1のファジー論
理集合は、ホール呼びに応答して車両が階に停止したか
否かに依存するものであり、前記第2のファジー論理集
合は、車両が停止階から出発した後に押下される車両呼
びボタンの数を検査することにより求められるものであ
り、また前記第3のファジー論理集合は、停止前の車両
内の乗客の数と停止後の車両内の乗客の数に基づくもの
である。本発明においては更に、第1、第2、並びに第
3のファジー論理集合は、停止の際にエレベータ車両に
存在する乗客の数の一時的な見積もりを表示し、前記第
1のファジー論理集合は車両呼びに応答して車両が階に
停止したか否かに依存するものであり、前記第2のファ
ジー論理集合は、車両が停止階に到達する前に押下され
た車両呼びボタンの数を検査することにより求められる
ものであり、また前記第3のファジー論理集合は、停止
前の車両内の乗客の数と停止後の車両内の乗客の数に基
づくものである。
タ車両に乗車する乗客の数を求める方法であって、乗客
の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客の数
が1と停止の際に押下されたホール呼びボタンに応答し
て停止した後における車両内の乗客の数との間である相
対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるいは乗
車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度のいずれ
かを備えた第1のファジー集合を形成するステップと、
乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が新たな車両呼びの数と停止後に車両内にいる乗客
の数との間である比較的高い確度と、乗車した乗客の数
がゼロと新たな車両呼びの数との間である比較的低い確
度を表すメンバーシップの度合いを持った第2のファジ
ー集合を形成するステップと、乗客の数に対応する基本
要素を持ち、また乗車した乗客の数が停止後に車両内に
いる乗客の数と停止前後における車両内の乗客の数の差
との間である比較的高い確度を表すメンバーシップの度
合いを持った第3のファジー集合を形成するステップ
と、前記第1のファジー集合、第2のファジー集合、並
びに第3のファジー集合を結合して、乗車した乗客の数
を表すファジー論理集合を形成するステップと、を含ん
でなることを特徴とするエレベータ車両に乗車する乗客
の数を求める方法が得られる。
タ車両から降車する乗客の数を求める方法であって、乗
客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客の
数が1と停止の際に押下された車両呼びボタンに応答し
て停止する前における車両内の乗客の数との間である相
対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるいは降
車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度のいずれ
かを備えた第1のファジー集合を形成するステップと、
乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数がゼロと停止前に車両内にいた乗客の数から過去の
車両呼びの数を引いた数との間である比較的高い確度
と、降車した乗客の数が停止前に車両内にいた乗客の数
である比較的低い確度を表すメンバーシップの度合いを
持った第2のファジー集合を形成するステップと、乗客
の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客の数
が停止する前に車両内にいる乗客の数と停止後前におけ
る車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確度を
表すメンバーシップの度合いを持った第3のファジー集
合を形成するステップと、前記第1のファジー集合、第
2のファジー集合、並びに第3のファジー集合を結合し
て、降車した乗客の数を表すファジー論理集合を形成す
るステップと、を含んでなることを特徴とするエレベー
タ車両に乗車する乗客の数を求める方法が得られる。
タ車両に乗車及び降車する乗客の数を求める方法であっ
て、乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した
乗客の数が1と停止の際に押下されたホール呼びボタン
に応答して停止した後における車両内の乗客の数との間
である相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あ
るいは乗車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度
のいずれかを備えた第1のファジー集合を形成するステ
ップと、乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車
した乗客の数が新たな車両呼びの数と停止後に車両内に
いる乗客の数との間である比較的高い確度と、乗車した
乗客の数がゼロと新たな車両呼びの数との間である比較
的低い確度を表すメンバーシップの度合いを持った第2
のファジー集合を形成するステップと、乗客の数に対応
する基本要素を持ち、また乗車した乗客の数が停止後に
車両内にいる乗客の数と停止前後における車両内の乗客
の数の差との間である比較的高い確度を表すメンバーシ
ップの度合いを持った第3のファジー集合を形成するス
テップと、前記第1のファジー集合、第2のファジー集
合、並びに第3のファジー集合を結合して、乗車した乗
客の数を表すファジー論理集合を形成するステップと、
乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数が1と停止の際に押下された車両呼びボタンに応答
して停止する前における車両内の乗客の数との間である
相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるいは
降車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度のいず
れかを備えた第4のファジー集合を形成するステップ
と、乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した
乗客の数がゼロと停止前に車両内にいた乗客の数から過
去の車両呼びの数を引いた数との間である比較的高い確
度と、降車した乗客の数が停止前に車両内にいた乗客の
数である比較的低い確度を表すメンバーシップの度合い
を持った第5のファジー集合を形成するステップと、乗
客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客の
数が停止する前に車両内にいる乗客の数と停止後前にお
ける車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確度
を表すメンバーシップの度合いを持った第6のファジー
集合を形成するステップと、前記第4のファジー集合、
第5のファジー集合、並びに第6のファジー集合を結合
して、降車した乗客の数を表すファジー論理集合を形成
するステップと、を含んでなることを特徴とするエレベ
ータ車両に乗車及び降車する乗客の数を求める方法が得
られる。
は、添付図面に示された本発明の実施例の詳細な説明に
よって一層明らかとなるであろう。
20は、停止の際にエレベータ車両に乗車する乗客の数
PENTER、並びに停止の際にエレベータ車両から降
車する乗客の数PEXITを見積もるための実施例のエ
レベータ制御ソフトウエアの一部の動作を列挙したもの
である。データフローダイアグラム20上の各ボックス
即ち箱は、プログラムモジュール(エレベータ制御ソフ
トウエアの一部)を示し、またシリンダ即ち円筒は、デ
ータ要素(エレベータ制御データの一部)を示してい
る。ボックスとシリンダの間の矢印は、データの流れの
方向を示している。フローチャートとは異なり、データ
フローダイアグラム20には、各モジュール間の時間的
な関係は示されていない。
車両の床内に配置された重量センサからのWEIGHT
信号が供給される。このWEIGHT信号の大きさは、
エレベータ車両の床の上に載っている重量の総計に比例
する。重量判断モジュール22にはまた、後に詳述する
ように、観察された重量データ要素24からの入力があ
る。重量判断モジュール22は、これらWEIGHT信
号と観察された重量データ要素24を用いて、それぞれ
停止前あるいは停止後におけるエレベータ車両内の乗客
の数の見積もりである、PBEF並びにPAFTを見積
もる。即ち、停止前に重量判断モジュール22が実行さ
れた場合には、乗客見積もりは、重量判断モジュール2
2によりPBEFデータ要素26に供給される。同様
に、停止後に重量判断モジュール22が実行された場合
には、乗客見積もりは、重量判断モジュール22によっ
てPAFTデータ要素27に供給される。これら観察さ
れた重量データ要素24とWEIGHT信号を用いて、
後述するように車両の乗客の数が見積もられるのであ
る。
要素27は、乗客計算モジュール28に入力として供給
される。更にホール呼び信号、車両呼び信号、並びに停
止信号が乗客計算モジュール28に入力として供給され
る。ホール呼び信号は、どのホール呼びボタンが押下さ
れたかを示す。同様に、車両呼び信号は、どの車両呼び
ボタンが押下されたかを示す。また停止信号は、エレベ
ータ車両が停止した階を示す情報を提供する。エレベー
タ車両が停止した時は何時でも、乗客計算モジュール2
8は、その停止の際に車両に乗車した乗客の数であるP
ENTER、並びにその停止の際に車両から降車した乗
客の数であるPEXITを求める。乗客計算モジュール
28は、PENTERデータ要素30内に車両内に乗車
した乗客の数を示すデータを、またPEXITデータ要
素32内には車両から降車した乗客の数を示すデータ
を、それぞれ記憶保持する。これらPENTERデータ
要素30とPEXITデータ要素32には、連続エレベ
ータ急送プロセスがアクセスすることができる。
と論理に極めて関連した数学の部門であるファジー論理
を用いて、WEIGHT信号を車両乗客の数の見積もり
に変換する。ファジー論理は、単にその一部としてその
内部に包含する基本要素を備えた集合を使用することを
含む。例えば、伝統的な集合Cが{X,Y,Z}で定義
されていれば、ファジー集合は、{.3|X,.7|
Y,.1|Z}のように定義される。ここで、縦線の前
の数字は、基本要素X,Y,並びにZのメンバーシップ
の度合いを示す。.3|Xの量は、ファジー集合の項
(ターム)と呼ばれる。基本要素X,Y,並びにZは、
数量ないし非数量を表示できる。基本要素X,Y,並び
にZが数を表す場合には、基本要素の値あるいは項の値
は、単にX,Y,あるいはZにより表される数量であ
る。クリスプ値は、ファジー論理では扱わない値あるい
は値系である。基本的なファジー論理の全体の論考は、
1984年にメリーランド,ロックビル(Rockvi
lle,Maryland)にあるコンピュータ サイ
エンスプレス社(Computer Science
Press)発行のK.J.シュマッカー著(Schm
ucker,K.J.)の「ファジー集合自然言語計
算、並びに危険分析」(Fuzzy sets,Nat
ural Language Computatio
n,and RiskAnalysis)に記載されて
いる。
即ち、基本集合は、量の可能なすべての値を示すもので
あり、また関連するメンバーシップの度合いは、各基本
値が等しい量の確度であるというような、ある出来事や
状態などの相対的な確度を表示する。例えば、エレベー
タ車両内の乗客の数がファジー集合{.3|2,.5|
3,.7|4,.2|5}で表されている場合には、車
両内に2人の乗客がいる相対的な確度が.3であり、車
両内に2人の乗客がいる相対的な確度が.3であり、車
両内に3人の乗客がいる相対的な確度が.5であり、車
両内に4人の乗客がいる相対的な確度が.7であり、車
両内に5人の乗客がいる相対的な確度が.2であること
を意味する。
の実行の詳細を説明するが、この実行の多くは、高レベ
ルファジー論理命令文をコンパイル可能なコンピュータ
コードに変換するツールによって自動化することができ
る。この種の改良されたツールの一つしては、カリフォ
ルニア,アーバイン(Irvine,Californ
ia)にあるトーガイ インフラロジック社(Toga
i InfraLogic Inc.)により製造され
たトーガイ ファジー C デベロップメントシステム
(Togai Fuzzy C Developmen
t System)が挙げられ、これによればファジー
論理命令文をコンパイル可能なCコードに変換できる。
4は、人々の重量の確率と分布を備えた包括的なテーブ
ルを使用して構成することができる。この製表されたデ
ータは、観察された重量データ要素24内に記憶保持さ
れる複数のファジー集合を構成するのに使用される。フ
ァジー集合のそれぞれは、特定の乗客カウントに対応す
る。各集合では、各項のメンバーシップの度合いは、W
EIGHT信号の特別な大きさ並びにこのWEIGHT
信号の大きさに対応する基本要素の、度数を表す。各集
合は、Nが特定の乗客のカウントであるFO(N)によ
って表すことができ、また各要素は、Wが特定の重量で
あるF(N,W)によって表すことができる。
EIGHT信号の大きさを製表して構成されたファジー
集合の仮定的なグループを例示したものである。このグ
ラフ40は、複数のプロット42〜53から構成され、
プロット42は、1人の乗客用のWEIGHT信号の種
々の値を記述したファジー集合であるFO(1)に対応
し、プロット43は2人の乗客用のWEIGHT信号の
種々の値を記述したファジー集合であるFO(2)に対
応するものである。以下同様。これらプロット42〜5
3の相対的な大きさは、WEIGHT信号の特別な大き
さが観察される回数を示し、それ故にファジー集合の項
のメンバーシップの度合いを示すものである。プロット
42〜53の表示するデータは、観察された重量データ
要素24内に記憶保持される。
例示したフローチャート60を示したものである。処理
は、第1のステップ61において開始され、ここでファ
ジー集合FW(N)(Nは特別な乗客計数を意味する)
は、項を持たないように初期化される。ステップ61に
続いてステップ62において、仮定的な乗客計数を表示
する変数であるPCは、1に初期化される。ステップ6
2に次いで検定ステップ63において、種々のPCの値
は、可能な車両乗客の最大数に等しい予め定められた一
定値であるPCMAXと比較される。
は、制御処理は、検定ステップ63からステップ64に
移行し、ここで観察された重量データ要素24内に記憶
保持されたファジー集合FO(PC)から取出された項
は、ファジー集合FWに追加される。上記追加された項
は、PCに等しい乗客カウント、並びにWEIGHT信
号の大きさに等しい重量、即ちFO(PC,WEIGH
T)項の値に対応する。ステップ64の後は、ステップ
65では、PC変数が増分される。ステップ63〜65
では、検定ステップ63においてPCがPCMAXを越
えるまで、繰返し実行され、その後は、制御処理はステ
ップ63からステップ66に移行し、ここで乗客カウン
トの計算された値であるファジー集合FWは、PBEF
データ要素26内(計測が停止前に行われた場合)、ま
たはPAFTデータ要素27内(計測が停止後に行われ
た場合)のいずれか一方に、記憶保持される。
先立ち、乗客計算モジュール28において採用されてい
る種々の標準外のファジー論理関数について説明する必
要がある。標準外の関数の一つはGE[X]であり、こ
れは、ファジー集合Xの項の値に大きいかあるいは等し
い値に対応する項を有するファジー集合を生成し、また
GE[X]ファジー集合の項のメンバーシップの度合い
は、関連する基本要素の値がXの項の値より大きいか、
または等しいかの相対的な確度に対応する。同様な標準
外のファジー論理関数は、それぞれXより大きい、Xと
同じか少ない、Xより少ないを表す、GT[X],LE
[X],並びにLT[X]を含んでいる。
合Xを表示するために複数のバー72〜76を使用して
いる。グラフ70の横軸は基本集合(1から15の整
数)を示し、また縦軸は、各項のメンバーシップの度合
いを示している。図5を参照して、グラフ80は、ファ
ジー集合GE[X]を表示するために複数のバー82〜
96を使用しており、また各項のメンバーシップの度合
いは、項の値が項Xの値より大きいか、または等しいか
の相対的な確度を示している。例えば、2の値と0.2
5のメンバーシップの度合いを持つバー83は、2がX
の集合内の項の値より大きいかまたは等しい相対的な確
度が0.25であることを示している。
ち、iに等しい基本値を有する要素)におけるメンバー
シップの度合いは、Xのメンバーシップの全部の度合い
の総和により除算した、0からiまでのXの要素のメン
バーシップの度合いの総和に等しい。例えば、バー85
により示された、4の基礎値を持ったGE[X]の項の
メンバーシップの度合いは、Xの全部の項のメンバーシ
ップの度合い(.25+.5+1.0+.75+.5)
により割算した、0から4までの範囲(.25+.5+
1.0+.75)の基礎要素を持ったXの全部の項のメ
ンバーシップの度合いの総和に等しい。Xより大きい、
Xと同じかこれより少ない、Xより少ないことをそれぞ
れ表示するファジー論理関数GT[X],LE[X],
並びにLT[X]も同様に導き出される。
また、標準外である。2つのファジー論理集合XとYに
対して、Z=X−Yの量は、Xファジー集合の項の全部
からYファジー集合の項の全部を、一度に1つ減算する
ことで求められる。Xファジー集合の項をTX,Yファ
ジー集合の項をTYとすれば、結果としての項の基本値
は、TYの基本値からTXの基本値を引いたものとな
る。この減算は、TYの基本値がTXの基本値より少な
い場合にのみ実行される。結果のメンバーシップの度合
いは、TXのメンバーシップの度合い、並びにTYのメ
ンバーシップの度合いの最少量である。減算の全部が実
行された後には、二重の基本値を持った項が、メンバー
シップの最大の度合いを持つ二重の項のメンバーシップ
の度合いと等しいメンバーシップの度合いを備えた単一
の項に、結合される。
では、Xの項とYの項のメンバーシップの度合いを考慮
に入れた方法により、ファジー論理集合XとYを結合す
るのに使用される。このEVIDENCE関数は、Xフ
ァジー集合とYファジー集合の双方内で見出だされた基
本値に対応する基本値を持った、結果としてのファジー
集合を提供する。結果としてのファジー集合の特別な項
のメンバーシップの度合いは、結果としての集合内の特
別な項として同じ基本値を持った、Xのメンバーシップ
の度合いとYのメンバーシップの度合いの積に等しい。
WEEN[X,Y]であり、これはファジー集合Xとフ
ァジー集合Yの間の値を表示するファジー集合を提供す
るものであり、項のメンバーシップの度合いは、その項
の値がXの項の値とYの項の値の間にある相対的な確度
を示している。包含的なBETWEENは、BETWE
EN[X,Y]=GE[X] AND LE[Y]であ
る。同様に、排他的なBETWEENの場合は、BET
WEEN[X,Y]=GT[X] AND LT[Y]
である。
第1のグラフ100はファジー集合Xを意味し、第2の
グラフ102はファジー集合Yを意味し、また第3のグ
ラフ104はBETWEEN[X,Y]を表示するファ
ジー集合を意味する。グラフ100,102,104で
は、水平軸は基本集合(1から15までの整数)を、ま
た垂直軸はファジー集合X,Y,並びにBETWEEN
[X,Y]の各項のメンバーシップの度合いを表す。
のファジー集合の項が、Yの項の値よりはむしろXの項
の値に対応する値を持った項に対して比較的高いメンバ
ーシップの度合いを持つ点を除いて、BETWEEN
[X,Y]関数に類似している。TAPER関数は、予
期された結果がXの項の値に対応するが、結果がYの項
の値に対応する可能性が僅かでもある場合には、有用で
ある。
たグラフ100,102にそれぞれ対応するファジー集
合X,並びにYにTAPER関数を適用した結果を示し
たものである。結果としてのファジー集合のi番目の項
のメンバーシップの度合いは以下に等しい。
[X,Y]/(1+|i−XMAX|))] 上式において、memxはXのi番目の項のメンバーシ
ップの度合いを意味し、またXMAXはメンバーシップ
の最も高い度合いを持つXの項の基本値を意味する。例
えば、グラフ100は、メンバーシップの最も高い度合
いを盛る項の基本値は3であることを示している。ここ
で、グラフ106において、最初の5つの項(1から5
までの値を持った項)に対するメンバーシップの度合い
は、Xを表示したグラフ100の項のメンバーシップの
度合いに等しい。
110は、停止の際にエレベータ車両にそれぞれ乗車し
あるいは降車した乗客の数を表示するファジー論理集合
である、PENTERとPEXITを求めるためのステ
ップを例示したものである。この実施例の、フローチャ
ート110に対応するエレベータ制御装置のソフトウエ
アは、エレベータ車両が停止階から出発すると一度実行
される。
の数について3つの独立した仮の見積もりPEN1,P
EN2,並びにPEN3を計算する。PEN1は、ホー
ル呼び信号の状態(即ち、車両がホール呼びに応答して
階に停止したかどうか)に依存するものである。PEN
2は、車両が停止階から出発した後に押下された車両呼
びボタンの数を検査することにより求められる。PEN
3は、停止前における車両内の乗客の数、並びに停止後
における車両内の乗客の数に基づくものである。乗客計
算モジュール28はこれら仮の見積もりPEN1,PE
N2,PEN3を結合して、車両内に乗車した乗客の数
の包括的な見積もりであるPENESTを作成する。P
ENESTはPENTERを求めるために使用される。
た乗客の数について3つの独立した仮の見積もりPEX
1,PEX2,並びにPEX3を計算する。PEX1
は、車両呼び信号の状態(即ち、車両が車両呼びに応答
して階に停止したかどうか)に依存するものである。P
EX2は、車両が停止階に停止する前に押下された車両
呼びボタンの数を検査することにより求められる。PE
X3は、停止前における車両内の乗客の数、並びに停止
後における車両内の乗客の数に基づくものである。乗客
計算モジュール28は、これら仮の見積もりPEX1,
PEX2,PEX3を結合して、車両から降車した乗客
の数の包括的な見積もりであるPEXESTを作成す
る。PEXESTは、PEXITを求めるために使用さ
れる。
され、ここでホール呼び信号の状態が検査される。停止
の際にホール呼びがない(即ち、車両が車両呼びだけに
応答して階に停止した)場合には、制御処理は、ステッ
プ111からステップ112に移行し、ここでホール呼
び信号の状態に基づく乗車した乗客の数の第1の仮の見
積もりであるPEN1が、TAPER[0,PAFT]
を表示するファジー集合に等しく設定される。エレベー
タ車両が車両呼びに応答して階に停止し、またその階で
はホール呼びがない場合には、その階では車両に乗車し
た人はいない確率が非常に高いため、PAPER関数に
おける最初の引き数(独立変項)は0である。しかしな
がら、ホール呼びボタンを押下しないが車両に乗るため
にホールで待っている乗客がいる可能性も僅かではある
が存在する。それ故、ファジー集合PEN1は、0から
PAFTまで漸次少なくなる。PAFTは、車両が停止
階から出発した後における車両内の乗客の数であり、そ
れ故に乗車した乗客の最大可能数を意味する。
号が停止の際のホール呼びを指す場合には、制御処理
は、ステップ111からステップ113に移行し、ここ
でPEN1はBETWEEN[F1,PAFT]を表示
するファジー集合に等しく設定され、またF1は、ファ
ジー集合{0.1|0、1.0|1}である。ファジー
集合F1は、乗客が大体1人であり、また乗客が0であ
る相対的な確度が0.1であることを示す。PEN1を
BETWEEN[F1,PAFT]に設定することで、
乗車した乗客の数が大体1とPAFTの間であることが
示される。
113のいずれからステップ114に移行して、車両呼
び信号の状態に基づく乗車した乗客の数の第2の仮の見
積もりであるPEN2がOR[TAPER[NC,
0],BETWEEN[NC,PAFT]]に等しく設
定され、ここでNCは、停止の際または直後に入力され
た車両呼びの数に等しい。NCは、停止前と停止後の車
両呼び信号の状態を検査することで導き出され、これに
より停止の際または停止直後に入力された新たな車両呼
びがいくつあるかが求められる。
PER関数とBETWEEN関数を効率的に連結するも
のである。BETWEEN[NC,PAFT]は、乗車
する乗客の数が、通常は、新たな車両呼びの数NCと停
止後における車両内の乗客の数PAFTの間であると仮
定されるために、使用される。しかしながら、1人の乗
客が1以上のボタンを押下する可能性もある。そこで、
ファジー集合PEN2は、(TAPER関数を使用し
て)NCからゼロまで漸次少なくなる。
であり、ここでPEN3は、BETWEEN[(PAF
T−PBEF),PAFT]に設定される。BETWE
EN関数からの最初の引き数(独立変項)はPAFT−
PBEFであり、これは上記したファジー減算のルール
を使用して導き出されたファジー集合であり、乗車した
乗客の最小数を表している。BETWEEN,PAFT
からの第2の引き数(独立変項)は、乗車した乗客の最
大可能な数である。
り、ここでは、ファジー集合PEN1,PEN2,PE
N3が結合されて、車両に乗車した乗客の数の包括的な
見積もりを意味するファジー集合であるPENESTが
形成される。ステップ116では、PENESTがEV
IDENCE[PEN3,AND[PEN1,PEN
2]]に等しく設定される。
り、ここでは、車両呼び信号の状態が検査される。車両
がホール呼びだけに応答して停止階に到達した場合に
は、制御処理がステップ117からステップ118に移
行し、そこでは、PEX1が、停止の際に車両呼びがな
い場合には停止階において降車した乗客がおそらくいな
いであろうことを意味するTAPER[0,PBEF]
に等しく設定される。
の際に車両呼びがあった場合には、制御処理は、ステッ
プ117からステップ119に移行し、そこでは、PE
X1がBETWEEN[F1,PBEF]に設定され
る。F1は、{0.1|0、1.0|1}に等しいファ
ジー集合であり、乗客が大体1人であることを意味す
る。尚、PBEFは停止の際の車両から降車した可能性
のある乗客の最大の数を意味する。
ップ119からステップ120に移行し、そこではPE
X2がOR[BETWEEN[0,PBEF−OC],
TAPER[PBEF−OC,PBEF]]に設定され
る。OCは、過去の車両呼びの数を表し、停止の前に登
録された車両呼びの数(緊急停止のための呼びは計数し
ない)に等しく、また車両呼び信号の状態を検査するこ
とで求められる。PBEF−OCの量を使用することに
より、停止前に車両内にいて他の停止のための車両呼び
ボタンを押下した乗客は、停止の際に車両から降車しな
かったと推定することができる。それ故、PEX2は、
ゼロと車両上にいる乗客の数との間であると設定され
る。OR関数に対する他の引き数(独立変項)であるT
APER[PBEF−OC,PBEF]は、1人ないし
それより多い乗客が1つの停止のために車両呼びボタン
を押下したが他の停止階で降車した可能性があるという
事実を認識するために使用される。
であり、ここでは、PEX3がBETWEEN[PBE
F−PAFT,PBEF]に設定される。PBEF−P
AFTは、停止の際に車両から降車した可能性のある乗
客の最小の数である。PBEFは、停止の際に車両から
降車した可能性のある乗客の最大の数に等しい。
り、ここでは、停止の際に車両に存在する乗客の数の包
括的な見積もりを表すファジー集合であるPEXEST
が、EVIDENCE[PEX3,AND[PEX1,
PEX2]]に設定される。ステップ122に続くのは
3つのステップ123〜125であり、ここでは、PE
NESTとPEXESTがPENTERとPEXITを
求めるために使用される。これらステップ123〜12
5は、以下の等式を使用する。
EXIT)、及び、PEXIT=PBEF−(PAFT
−PENTER) 上記等式はいずれも、車両に乗車及び降車した乗客の数
は、停止の前及び後における車両内の乗客の数により説
明されることを表している。
ITが、PBEF−(PAFT−PENEST)に等し
く設定される。その際には、上記したファジー減算の規
則が使用される。次のステップ124では、PENTE
Rが、PAFT−(PBEF−AND[PEXEST,
PEXIT])に設定される。最後のステップ125で
は、PEXITがPBEF−(PAFT−PENTE
R)に設定され、これは、PENTERとPEXITの
最終的な結果がPBEFとPEXITの値と一致するこ
との確保のために使用される。
PBEFとPAFTを含むファジーよりは細かい入力に
より作業する際に適用することもできる。同様に、本発
明を、乗車する乗客の数だけまたは降車する乗客の数だ
けを求めるために用いることも可能である。BETWE
EN,EVIDENCE,TAPER、並びにファジー
減算関数の特別な動作は、本発明の技術的思想を逸脱し
ない範囲で当業者により適宜変更することもできる。本
発明は、乗車あるいは降車する乗客の数の仮の見積もり
を求めるという要求とは関係なしに実行することも可能
である。また、本発明は、エレベータ車両のドアが開い
ていた時間の量のような、他の判断基準となる入力を用
いて実施することもできる。
両やどんな数の停止階を持ち、どんな最大容量や最大速
度を持ち、または他のいかなる特別な物理的特性セット
を備えたあらゆるエレベータシステムに、適用できるも
のである。同様に、本発明は、エレベータシステムにお
ける駆動部、釣り合い錘、ケーブル、ドア機構、あるい
はホール呼び及び車両呼び信号装置等の物理的なデザイ
ンに関係なしに実施できる。
を達成するために使用される処理、本発明を実施するの
に使用される特別な電子的なハードウエア、あるいは負
荷積載装置等に関係なしに実施することができる。
代えてハードウエアにより実施することも可能である。
これは、発明の名称「方向性スレッシュホルドによる力
感知アクチュエータ故障検知」の米国特許第4,29
4,162号(Fowler等)において(他の分野に
おいて)検討されたハードウエア/ソフトウエア等価を
参照すれば、容易に実現できる。この場合、データ要素
に対してデータ読み出し並びに書き込みをすることに代
えて、ハードウエアは電子的な信号を受けたり送ること
で連絡する。
28の実行時間における動作だけを説明したが、この乗
客計算モジュール28をオフラインで実行させて、すべ
ての可能な入力及び結果としての出力を含んだ索引テー
ブルを生成することもできる。
本発明の技術思想の範囲を逸脱しない範囲内において種
々の変更、削除あるいは追加が可能であることは、当業
者にとっては明らかである。
においてエレベータ車両に乗り降りした乗客の数を求め
る技術を提供することができる。
示したデータフローダイアグラムである。
を例示したグラフである。
したフローチャートである。
る。
る。
理関数を例示したグラフである。
理関数を例示したグラフである。
理関数を例示したグラフである。
理関数を例示したグラフである。
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 停止の際にエレベータ車両に乗車する乗
客の数を求める方法であって、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が1と停止の際に押下されたホール呼びボタンに応
答して停止した後における車両内の乗客の数との間であ
る相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるい
は乗車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度を表
すメンバーシップの度合いのいずれかを備えた第1のフ
ァジー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が新たな車両呼びの数と停止後に車両内にいる乗客
の数との間である比較的高い確度と、乗車した乗客の数
がゼロと新たな車両呼びの数との間である比較的低い確
度を表すメンバーシップの度合いを持った第2のファジ
ー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が停止後に車両内にいる乗客の数と停止前後におけ
る車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確度を
表すメンバーシップの度合いを持った第3のファジー集
合を形成するステプと、 前記第1のファジー集合、第2のファジー集合、並びに
第3のファジー集合を結合して、乗車した乗客の数を表
すファジー論理集合を形成するステップとを含んでなる
ことを特徴とするエレベータ車両に乗車する乗客の数を
求める方法。 - 【請求項2】 停止の際にエレベータ車両から降車する
乗客の数を求める方法であって、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数が1と停止の際に押下された車両呼びボタンに応答
して停止する前における車両内の乗客の数との間である
相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるいは
降車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度を表す
メンバーシップの度合いのいずれかを備えた第1のファ
ジー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数がゼロと停止前に車両内にいた乗客の数から過去の
車両呼びの数を引いた数との間である比較的高い確度
と、降車した乗客の数が停止前に車両内にいた乗客の数
である比較的低い確度を表すメンバーシップの度合いを
持った第2のファジー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数が停止する前に車両内にいる乗客の数と停止後前に
おける車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確
度を表すメンバーシップの度合いを持った第3のファジ
ー集合を形成するステップと、 前記第1のファジー集合、第2のファジー集合、並びに
第3のファジー集合を結合して、降車した乗客の数を表
すファジー論理集合を形成するステップとを含んでなる
ことを特徴とするエレベータ車両に乗車する乗客の数を
求める方法。 - 【請求項3】 停止の際にエレベータ車両に乗車及び降
車する乗客の数を求める方法であって、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が1と停止の際に押下されたホール呼びボタンに応
答して停止した後における車両内の乗客の数との間であ
る相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるい
は乗車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度を表
すメンバーシップの度合いのいずれかを備えた第1のフ
ァジー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が新たな車両呼びの数と停止後に車両内にいる乗客
の数との間である比較的高い確度と、乗車した乗客の数
がゼロと新たな車両呼びの数との間である比較的低い確
度を表すメンバーシップの度合いを持った第2のファジ
ー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また乗車した乗客
の数が停止後に車両内にいる乗客の数と停止前後におけ
る車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確度を
表すメンバーシップの度合いを持った第3のファジー集
合を形成するステップと、 前記第1のファジー集合、第2のファジー集合、並びに
第3のファジー集合を結合して、乗車した乗客の数を表
すファジー論理集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数が1と停止の際に押下された車両呼びボタンに応答
して停止する前における車両内の乗客の数との間である
相対的な確度を表すメンバーシップの度合い、あるいは
降車した乗客の数がゼロである相対的に高い確度のいず
れかを備えた第4のファジー集合を形成するステップ
と、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数がゼロと停止前に車両内にいた乗客の数から過去の
車両呼びの数を引いた数との間である比較的高い確度
と、降車した乗客の数が停止前に車両内にいた乗客の数
である比較的低い確度を表すメンバーシップの度合いを
持った第5のファジー集合を形成するステップと、 乗客の数に対応する基本要素を持ち、また降車した乗客
の数が停止する前に車両内にいる乗客の数と停止後前に
おける車両内の乗客の数の差との間である比較的高い確
度を表すメンバーシップの度合いを持った第6のファジ
ー集合を形成するステップと、 前記第4のファジー集合、第5のファジー集合、並びに
第6のファジー集合を結合して、降車した乗客の数を表
すファジー論理集合を形成するステップとを含んでなる
ことを特徴とするエレベータ車両に乗車及び降車する乗
客の数を求める方法。
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