JP3399479B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JP3399479B2
JP3399479B2 JP22804293A JP22804293A JP3399479B2 JP 3399479 B2 JP3399479 B2 JP 3399479B2 JP 22804293 A JP22804293 A JP 22804293A JP 22804293 A JP22804293 A JP 22804293A JP 3399479 B2 JP3399479 B2 JP 3399479B2
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和文 有野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの減速時に
エンジンへの燃料供給をカットして、燃費の向上を図る
ようなエンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のエンジンの制御装置とし
ては、例えば、特開昭54−67126号公報に記載の
装置がある。すなわち、エンジン回転数が所定回転以上
で、かつスロットル弁が略全閉の減速時に、燃費向上、
失火防止、排気系でのアフターバーン防止、排気系温度
上昇防止を目的として減速燃料カットを行なう装置にお
いて、減速時におけるエンジン回転数の変化量(減速度
合)を検出し、この変化量が大きい時は減速燃料カット
からの復帰回転数を高く設定して、エンジン・ストップ
(engine stop いわゆるエンスト)を防止し、上述の変
化量が小さい時は減速燃料カットからの復帰回転数を低
く設定して、可及的低回転まで減速燃料カットを実行す
ることで、エンジン・ストップを防止しつつ燃費の向上
を図るように構成したエンジンの制御装置である。
【0003】しかし、この従来構成においては次のよう
な問題点があった。つまり、減速中にエアコンディショ
ナ(air conditioner 、空気調和装置のことで、以下単
にエアコンと略記する)等のエンジンにより駆動される
外部負荷の作動状態がエンジン回転落ちを助長する方向
に変化すると、エンジン回転数の変化ΔNeの演算タイ
ミングが減速燃料カットからの復帰タイミングに間に合
わなくなって、減速燃料カットの解除(燃料復帰)が遅
れ、エンジンストップが発生する問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、減速中に外部負荷の作動状態がエンジン回
転数の低下方向に変化した時(エンジン回転落ちを助長
する方向に変化した時)、減速燃料カットを強制的に解
除して、燃料復帰させることで、エンジンストップの防
止を図ることができ、しかもエンジン回転数の変化量に
基づいて現在の減速回転数からアイドル回転数に到達す
るまでの到達時間と、燃料復帰からアイドル回転数を維
持できるトルクを発生するまでの予測時間との2つの時
間を用いて、到達時間が予測時間以下になった時、燃料
カットを解除するものにおいて、減速中に外部負荷の作
動状態が変化することに伴い上述の到達時間が短くなる
のに対して、この到達時間の演算遅れにより燃料カット
の解除が遅れて、エンジンストップが発生するのを確実
に防止することができるエンジンの制御装置の提供を目
的とする。
【0005】この発明の請求項記載の発明は、上記請
求項記載の発明の目的と併せて、外部負荷作動時のエ
ンジン回転数がアイドル回転数(例えば750rpm )よ
り若干高い回転数(例えば1000rpm )に対して低回
転の時、燃料カットを強制的に解除することで、燃料復
帰時のエンジン回転数をアイドル回転数以上に維持し
て、エンジンストップを防止しつつ、上記アイドル回転
数より若干高い回転数に対して高回転の時は、減速燃料
カットを維持して、燃費の向上を図ることができるエン
ジンの制御装置の提供を目的とする
【0006】の発明の請求項記載の発明は、上記請
求項記載の発明の効果と併せて、上述の予測時間を、
燃料カット時間(減速燃料カットの継続時間)、エンジ
ン負荷の作動状態、燃料の揮発性、エンジン水温、吸気
温のうち少なくとも1つの条件に対応して補正すること
で、燃料復帰からアイドル回転数を維持できるトルクを
発生するまでの予測時間を適正にし、エンジンストップ
をより一層良好に防止することができるエンジンの制御
装置の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項記載の発明は、燃料復
帰からアイドル回転数を維持できるトルクを発生するの
までの予測時間を、燃料カット時間、エンジン負荷の作
動状態、燃料の揮発性、エンジン水温、吸気温のうち少
なくとも1つの条件に対応して補正することで、減速時
のエンジン回転数変化量に基づいて推定されるアイドル
回転数に到達するまでの到達時間が上記予測時間以下に
なった時、適切に減速燃料カットの解除を行なうことが
できるエンジンの制御装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、エンジンの減速時にエンジンへの燃料供給を
カットする減速燃料カット手段を備えたエンジンの制御
装置であって、減速時におけるエンジン回転数の変化量
を検出する回転変化量検出手段と、上記回転数変化量検
出手段により検出された変化量に基づいて減速燃料カッ
トからの復帰条件を変更する変更手段と、外部負荷の作
動状態を検出する外部負荷検出手段と、上記外部負荷検
出手段により外部負荷の作動状態がエンジン回転数の低
下方向に変化したことが検出された時、減速燃料カット
を強制的に解除して燃料復帰させる強制解除手段とを備
、上記変更手段は、上記回転変化量検出手段により検
出された変化量に基づいて現在の減速回転数からアイド
ル回転数に到達するまでの到達時間を推定する推定手段
と、燃料復帰からアイドル回転数を維持できるトルクを
発生するまでの予測時間を演算する予測演算手段とを含
み、上記到達時間が上記予測時間以下になった時、減速
燃料カットを解除する解除手段を設けると共に、上記外
部負荷検出手段により外部負荷の作動状態がエンジン回
転数の低下方向に変化したことが検出された時、上記強
制解除手段は上記解除手段に優先して減速燃料カットを
強制的に解除するエンジンの制御装置であることを特徴
とする。
【0009】この発明の請求項記載の発明は、上記請
求項記載の発明の構成と併せて、上記外部負荷検出手
段により外部負荷の作動状態がエンジン回転数の低下方
向に変化したことが検出された時、現行のエンジン回転
数がアイドル回転数より若干高い回転数か否かを判定す
る判定手段を設け、上記判定手段の判定結果により現行
のエンジン回転数がアイドル回転数より若干高い回転数
に対して低回転の時、上記強制解除手段を作動させるエ
ンジンの制御装置であることを特徴とする
【0010】の発明の請求項記載の発明は、上記請
求項記載の発明の構成と併せて、上記予測演算手段に
よる予測時間を、燃料カット時間、エンジン負荷の作動
状態、燃料の揮発性、エンジン水温、吸気温のうち少な
くとも1つの条件に対応して補正する補正手段を備えた
エンジンの制御装置であることを特徴とする。
【0011】この発明の請求項記載の発明は、エンジ
ンの減速時にエンジンへの燃料供給をカットする減速燃
料カット手段を備えたエンジンの制御装置であって、減
速時におけるエンジン回転数の変化量を検出する回転変
化量検出手段と、上記回転変化量検出手段により検出さ
れた変化量に基づいて現在の減速回転数からアイドル回
転数に到達するまでの到達時間を推定する推定手段と、
燃料復帰からアイドル回転数を維持できるトルクを発生
するまでの予測時間を演算する予測演算手段と、上記到
達時間が上記予測時間以下になった時、減速燃料カット
を解除する解除手段と、上記予測演算手段により予測時
間を、燃料カット時間、エンジン負荷の作動状態、燃料
の揮発性、エンジン水温、吸気温のうち少なくとも1つ
の条件に対応して補正する補正手段とを備えたエンジン
の制御装置であることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、図14にクレーム対応図で示すように、減速燃料カ
ット手段P1はエンジンP2の減速時にエンジンへの燃
料供給をカットして、燃費向上を図り、また回転変化量
検出手段P3により検出されたエンジン減速時のエンジ
ン回転数変化量ΔNeに基づいて変更手段P4は減速燃
料カットからの復帰条件(たとえば復帰回転数F/CR
Ne)を変更するが、外部負荷P5の作動状態を検出す
る外部負荷検出手段P6により上述の外部負荷P5の作
動状態がエンジン回転数Neの低下方向に変化したこと
が検出された時、強制解除手段P7は減速燃料カットを
強制的に解除して燃料復帰させる。
【0013】この結果、エンジンP2の減速中に外部負
P5の作動状態がエンジン回転落ちを助長する方向に
変化すると、上述の強制解除手段P7により減速燃料カ
ットが強制的に解除されて、燃料復帰が実行されるの
で、エンジンストップを確実に防止することができる効
果がある。
【0014】しかも、上述の変更手段P4における推定
手段は回転変化量検出手段P3により検出された変化量
ΔNeに基づいて現在の減速回転数からアイドル回転数
Nidlに到達するまでの到達時間を推定し、上述の予
測演算手段は燃料復帰からアイドル回転数Nidlを維
持できるトルクを発生するまでの予測時間を演算し、上
述の到達時間が上述の予測時間以下になった時、解除手
段は減速燃料カットを解除するが、外部負荷検出手段
により外部負荷P5の作動状態がエンジン回転数Ne
の低下方向に変化したことが検出された時、上述の強制
解除手段P7は上記解除手段よりも優先させて減速燃料
カットを強制的に解除する。
【0015】この結果、減速中に外部負荷P5の作動状
態が変化することに伴い上述の到達時間が短くなるのに
対して、この到達時間の演算遅れによって燃料カットの
解除が遅れて、エンジンストップが発生するのを確実に
防止することができる効果がある。
【0016】この発明の請求項記載の発明によれば、
上記請求項記載の発明の効果と併せて、上述の外部負
荷検出手段により外部負荷の作動状態がエンジン回転数
Neの低下方向に変化したことが検出された時、判定手
段は現行のエンジン回転数Neがアイドル回転数Nid
lより若干高い回転数(例えば1000rpm )か否かを
判定し、上述の強制解除手段は判定手段の判定結果によ
り現行のエンジン回転数Neがアイドル回転数Nidl
より若干高い回転数(例えば1000rpm )に対して低
回転の時、減速燃料カットを強制的に解除する。
【0017】この結果、燃料復帰時のエンジン回転数を
アイドル回転数以上に維持して、エンジンストップを防
止しつつ、上述のアイドル回転数より若干高い回転数に
対して高回転の時は、減速燃料カットを維持して、燃費
の向上を図ることができる効果がある
【0018】の発明の請求項記載の発明によれば、
上記請求項記載の発明の効果と併せて、上述の補正手
段は燃料カット時間、エンジン負荷の作動状態、燃料の
揮発性、エンジン水温、吸気温のうち少なくとも1つの
条件に対応して、上述の予測演算手段による予測時間を
補正する。この結果、燃料復帰からアイドル回転数を維
持できるトルクを発生するまでの予測時間を適正に補正
して、エンジンストップをより一層良好に防止すること
ができる効果がある。
【0019】この発明の請求項記載の発明によれば、
減速燃料カット手段はエンジンの減速時にエンジンへの
燃料供給をカットし、上述の推定手段は回転変化量検出
手段により検出された変化量ΔNeに基づいて現在の減
速回転数からアイドル回転数Nidlに到達するまでの
到達時間を推定し、上述の予測演算手段は燃料復帰から
アイドル回転数Nidlを維持できるトルクを発生する
までの予測時間を演算し、上述の到達時間が上述の予測
時間以下になった時、解除手段は減速燃料カットを解除
するが、上述の補正手段は燃料カット時間、エンジン負
荷の作動状態、燃料の揮発性、エンジン水温、吸気温の
うち少なくとも1つの条件に対応して、上述の予測演算
手段による予測時間を補正する。この結果、予測時間の
適切な補正により、良好な減速燃料カットの解除を行な
うことができる効果がある。
【0020】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。ず図1乃至図4に基づいて前提条件となる構
成について述べる。図面はエンジンの制御装置を示し、
図1において、吸入空気を浄化するエアクリーナの後位
にエアフロセンサ1を接続して、このエアフロセンサ1
で吸入空気量Qを検出すべく構成している。
【0021】上述のエアフロセンサ1の後位にはスロッ
トルボディ2を接続し、このスロットルボディ2内のス
ロットルチャンバ3には、吸入空気量を制御するスロッ
トル弁4を配設している。そして、このスロットル弁4
下流の吸気通路には、所定容積を有する拡大室としての
サージタンク5を接続し、このサージタンク5下流に吸
気ポート6と連通する吸気マニホルド7を接続すると共
に、この吸気マニホルド7にはインジェクタ8を配設し
ている。
【0022】一方、エンジン9の燃焼室10と適宜連通
する上述の吸気ポート6および排気ポート11には、動
弁機構(図示せず)により開閉操作される吸気弁12と
排気弁13とをそれぞれ取付け、またシリンダヘッド1
4にはスパークギャップを上述の燃焼室10に臨ませた
点火プラグ15を取付けている。
【0023】上述の排気ポート11にエキゾーストマニ
ホルド16を接続し、このエキゾーストマニホルド16
と連通する排気通路17にOセンサ18を配設すると
共に、この排気通路17の後位には有害ガスを無害化す
る触媒コンバータ19いわゆるキャタリストを接続して
いる。
【0024】ところで、上述のスロットル弁4をバイパ
スするバイパス通路20を設け、このバイパス通路20
にはISC(アイドルスピードコントロール)機構とし
てのISCバルブ21を介設する一方、上述のスロット
ルボディ2にはスロットル開度TVOを検出するスロッ
トルセンサ22がウオータジャケット23にはエンジ
ン水温twを検出する水温センサ24がそれぞれ配設さ
れている。
【0025】図2はエンジンの制御装置の制御回路を示
し、CPU30は、エアフロセンサ1からの吸入空気量
Q、ディストリビュータ25からのエンジン回転数N
e、水温センサ24からの水温tw、エアクリーナ(図
示省略)に設けられた吸気温センサ26からの吸気温t
a、燃料温度を検出する燃温センサ27からの燃温t
f、スロットルセンサ22からのスロットル開度TV
O、スロットルセンサ22と一体的に形成されたアイド
ルスイッチ28からのON,OFF信号、Oセンサ1
8からの空燃比A/F、エンジン駆動される外部負荷と
してのエアコンを制御するエアコンスイッチ29からの
ON,OFF信号等の必要な各種信号入力に基づいて、
ROM31に格納されたプログラムに従って、インジェ
クタ8、燃料カット時間タイマ32、負荷作動禁止タイ
マ33(但し、これら両タイマ32,33は後述する第
2実施例でのみ使用)を駆動制御し、またRAM34は
図4に示す第1マップM1やデータ等を記憶する。
【0026】ここで、上述の第1マップM1は横軸に減
速時におけるエンジン回転数の変化量ΔNeをとり、縦
軸に減速燃料カットからの復帰回転数F/CRNeをと
って、上記変化量ΔNeが大きい程、復帰回転数F/C
RNeを高くした設定手段である。
【0027】また上述のCPU30はエンジンの減速時
にエンジンへの燃料供給をカットする減速燃料カット手
段(図3に示すフローチャートの第8ステップ48参
照)と、減速時におけるエンジン回転数Neの変化量Δ
Neを検出する回転変化量検出手段(図3に示すフロー
チャートの第2ステップ42参照)と、上記回転変化量
検出手段により検出された変化量ΔNeに基づいて減速
燃料カットからの復帰条件を変更する変更手段(図3に
示すフローチャートの第3ステップ43参照)と、外部
負荷(エアコン)の作動状態を検出する外部負荷検出手
段(図3に示すフローチャートの第6ステップ46参
照)と、上記外部負荷検出手段により外部負荷(エアコ
ン)の作動状態がエンジン回転数Neの低下方向に変化
(この実施例ではエアコンスイッチ29のOFFからO
Nへの変化)したことが検出された時、減速燃料カット
を強制的に解除して燃料復帰させる強制解除手段(図3
に示すフローチャートの第9ステップ49参照)と、を
兼ねる。
【0028】しかも、上述の変更手段(図3の第3ステ
ップ43参照)は、減速時におけるエンジン回転数Ne
の変化量ΔNeが大きい程、減速燃料カットからの復帰
回転数F/CRNeを高くし、また上述の強制解除手段
(図3の第9ステップ49参照)は、外部負荷検出手段
(図3の第6ステップ46参照)により外部負荷(エア
コン)の作動状態がエンジンの回転数Neの低下方向に
変化したことが検出された時、上述の復帰回転数F/C
RNeの如何に拘らず減速燃料カットを強制的に解除し
て燃料復帰させるように構成している。
【0029】このように構成したエンジンの制御装置の
作用を、図3に示すフローチャートを参照して、以下に
詳述する。第1ステップ41で、CPU30はディスト
リビュータ25からのエンジン回転数Ne、アイドルス
イッチ28からのON,OFF信号等、減速燃料カット
に必要な各種信号の読込みを実行し、次の第2ステップ
42で、CPU30はエンジン回転数の変化量ΔNeを
演算する。
【0030】次の第3ステップ43で、CPU30は現
行のエンジン回転数変化量ΔNeに対応して、図4に示
す第1マップM1から復帰回転数F/CRNeを読出し
て、設定する。
【0031】次に第4ステップ44で、CPU30はア
イドルスイッチ28がONか否かを判定し、YES判定
時には次の第5ステップ45に移行する一方、NO判定
時には別の第9ステップ49に移行する。
【0032】上述の第5ステップ45で、CPU30は
現行のエンジン回転数Neが減速燃料カット設定回転数
F/CNeより大か否かを判定し、Ne<F/CNeの
NO判定時には第9ステップ49に移行する一方、Ne
≧F/CNeのYES判定時には次の第6ステップ46
に移行する。つまり上述の各ステップ44,45で、C
PU30は減速燃料カット条件が成立したか否かを判定
する。
【0033】上述の第6ステップ46で、CPU30は
エアコンスイッチ29がOFFか否かを判定し、OFF
時には次の第7ステップ47に移行する一方、外部負荷
(エアコン)の作動状態がエンジン回転数Neの低下方
向に変化するエアコンスイッチ29のON時には第9ス
テップ49に移行する。
【0034】上述の第7ステップ47で、CPU30は
ギヤインクラッチがON(接)か否かを判定し、YES
判定時には次の第8ステップ48に移行する一方、減速
中にクラッチが切られた場合やニュートラルに操作され
てエンジンの回転落ちが見込まれる場合には第9ステッ
プ49に移行する。
【0035】上述の第8ステップ48で、CPU30は
インジェクタ8への燃料供給を停止する減速燃料カット
を実行する一方、上述の第9ステップ49で、CPU3
0はエンジンの運転状態に対応してインジェクタ8を駆
動し、燃料供給を実行する。
【0036】以上要するに、減速燃料カット手段(第8
ステップ48参照)は、エンジンの減速時にエンジンへ
の燃料供給をカットして、燃費向上を図り、また回転変
化量検出手段(第2ステップ42参照)により検出され
たエンジン減速時のエンジン回転数変化量ΔNeに基づ
いて変更手段(第3ステップ43参照)は減速燃料カッ
トからの復帰回転数F/CRNeを変更するが、外部負
荷(エアコン)の作動状態を検出する外部負荷検出手段
(第6ステップ46参照)により外部負荷(エアコン)
の作動状態がエンジン回転数Neの低下方向に変化した
ことが検出された時、上述の強制解除手段(第9ステッ
プ49参照)は復帰回転数F/CRNeの如何に拘らず
減速燃料カットを強制的に解除して、燃料復帰させる。
【0037】この結果、エンジンの減速中に外部負荷
(エアコン)の作動状態がエンジン回転落ちを助長する
方向に変化すると、上述の強制解除手段(第9ステップ
49参照)により減速燃料カットが強制的に解除され
て、燃料復帰が実行されるので、エンジンストップを確
実に防止することができる効果がある。
【0038】特に、減速時におけるエンジン回転数の変
化量ΔNeが大きい程、減速燃料カットからの復帰回転
数F/CRNeを高くした場合、当然のこととして減速
時のエンジン回転数変化量ΔNeが小さい時は減速燃料
カットからの復帰回転数F/CRNeが低く、充分な燃
費向上を図ることができる反面、外部負荷作動時にはエ
ンジンストップが発生しやすくなるが、上述の如く、外
部負荷作動時には復帰回転数F/CRNeの高低の如何
に拘らず減速燃料カットを強制的に解除するので、エン
ジンストップを良好に防止することができる効果があ
【0039】に図5乃至図13に基づいてこの発明の
実施例について述べる。なお、この実施例においても、
図1、図2で示した回路装置を用いる。
【0040】但し、この実施例においてはRAM34
(図2参照)は図7乃至図13に示す第2乃至第8の各
マップM2〜M8を記憶する一方、上述のCPU30
は、エンジンの減速時にエンジンへの燃料供給をカット
する減速燃料カット手段(図5に示すフローチャートの
第1ステップ51参照と、減速時におけるエンジン回
転数Neの変化量ΔNeを検出する回転変化量検出手段
(図5に示すフローチャートの第2ステップ52参照)
と、上記回転変化量検出手段により検出された変化量Δ
Neに基づいて、現在の減速回転数Ne(i) からアイド
ル回転数Nidlに到達するまでの到達時間T1(図6
参照)を推定する推定手段(図5に示すフローチャート
の第3ステップ53参照)と、燃料復帰からアイドル回
転数Nidlを維持できるトルクτidlを発生するま
での予測時間T2(図6参照)を演算する予測演算手段
(図5に示すフローチャートの第4ステップ54参照)
と、上記到達時間T1が上記予測時間T2以下になった
時、減速燃料カットを解除する解除手段(図5に示すフ
ローチャートの第9ステップ59参照)と、外部負荷
(エアコン)の作動状態を検出する外部負荷検出手段
(図5に示すフローチャートの第10ステップ60参
照)と、上記外部負荷検出負荷(エアコン)の作動状態
がエンジン回転数Neの低下方向に変化したことが検出
された時、現行のエンジン回転数Neがアイドル回転数
Nidl(例えば750rpm)よりも若干高い回転数
(この実施例では1000rpm )か否かを判定する判定
手段(図5に示すフローチャートの第11ステップ61
参照)と、上記判定手段の判定結果により現行のエンジ
ン回転数Neがアイドル回転数Nidlより若干高い回
転数(1000rpm )に対して低回転の時、解除手段に
優先して減速燃料カットを強制的に解除する強制解除手
段(図5に示すフローチャートの第12ステップ62参
照)と、上記予測演算手段による予測時間T2を、燃料
カット時間、エンジン負荷の作動状態、燃料の揮発性、
エンジン水温、吸気温のうち少なくとも1つの条件に対
応して補正する補正手段(図5に示すフローチャートの
第4ステップ54が補正手段と予測演算手段とを兼ね
る)と、を兼ねる。
【0041】一方、上述の各マップM2〜M8について
説明すると、図7に示す第2マップM2は、横軸に燃料
温度tfをとり、縦軸に補正値Cfをとっている。つま
り燃料に気泡(ベーパ)が生ずると、空燃比がリーンに
なって、燃焼性の悪化から回転の立ちが遅くなるので、
これを補正(いわゆるベーパ補正)する。
【0042】図8に示す第3マップM3は、横軸にガソ
リン重質度(揮発性)をとり、縦軸に補正値Cgをとっ
て、揮発性が悪い場合には、燃料の吸気管壁面付着量が
増加し、実際に燃焼室10(図1参照)に入る空燃比が
不足して、リーンになるのを補正する。
【0043】ここで、ガソリンの揮発性検出には同揮発
性を直接検出するセンサを用いてもよいが、このセンサ
は高価であるため、この実施例では上述のO2 センサ
18を用いて揮発性検出を行なう。
【0044】すなわち始動後増量のテーリング中にO2
センサ18出力がリッチからリーンに反転した状態を
検出し、このリーン状態検出時の燃料増量値を、予め設
定した設定値と比較し、この比較結果に基づいて、燃料
増量値が設定値より大の時、重質燃料と判定し、燃料増
量値が設定値より小の時、軽質燃料と判定する。
【0045】図9に示す第4マップM4は、横軸に水温
twをとり、縦軸に補正値Cwをとって、水温が低い場
合には、燃料の気化霧化が悪化し、燃料を噴射しても、
良好な気化が得られないことにより、燃料の吸気管壁面
付着量が増大する点を補正する。
【0046】図10に示す第5マップM5は、横軸に吸
気温taをとり、縦軸に補正値Caをとって、吸気温が
低い場合には、燃料の気化霧化が悪化し、上述同様に実
際に燃焼室10に入る空燃比がリーンになるのを補正す
る。
【0047】図11に示す第6マップM6は、横軸に燃
料カット時間TF/Cをとり、縦軸に補正値Ctをとっ
て、減速燃料カットの時間TF/Cが短い場合、壁面付
着量の残留により、次の燃焼に寄与する度合が大きいの
で、これを補正する。なお、上述の燃料カット時間TF
/Cは図2に示す燃料カット時間タイマ32もしくはC
PU内蔵タイマにて計時する。
【0048】図12に示す第7マップM7は、横軸にエ
ンジン負荷CEをとり、縦軸に補正値Clをとって、エ
ンジン負荷CEが大きい場合には、同一トルクを得るの
に時間がかかるので、これを補正する。
【0049】図13に示す第8マップM8は、横軸に不
足時間T3(図6参照)をとり、縦軸に燃料増量値CT
3をとって、不足時間T3が長い程、燃料を増量して、
リッチ補正し、また空燃比A/Fをオーバリッチにした
場合には、逆にトルクが低下するので、所定燃料増量値
にてガードをかけるように設定したマップである。
【0050】このように構成したエンジンの制御装置の
作用を、図5に示すフローチャートおよび図6に示すタ
イムチャートを参照して、以下に詳述する。第1ステッ
プ51で、CPU30は減速燃料カット中か否かを判定
し、YES判定時にのみ次の第2ステップ52に移行す
る。なお、減速燃料カットはスロットル全閉(アイドル
スイッチON)で、かつエンジン回転数Neが設定値よ
り高い時に実行される。
【0051】この第2ステップ52で、CPU30は減
速時におけるエンジン回転数Neの変化量ΔNeを演算
する。次に第3ステップ53で、CPU30は次の[数
1]に基づいて現在の減速回転数Ne(i) からアイドル
回転数Nidlに到達するまでの到達時間T1を推定演
算する。
【0052】
【数1】
【0053】なお、上述の判定用単位時間Δtは例えば
10mmsecに設定する。
【0054】次に第4ステップ54で、CPU30は次
の[数2]に基づいて燃料復帰からアイドル回転数Ni
dlを維持できるトルクτidlを発生するまでの予測
時間T2を演算する。
【0055】[数2] T2=K・Cf・Cg・Cw・Ca・Cf・Cl 但し、Kは定数 Cf,Cg,Cw,Ca,Cf,Clは補正値。
【0056】次に第5ステップ55で、CPU30は到
達時間T1が予測時間T2以下になったか否かを判定
し、T1≦T2のYES判定時には次の第6ステップ5
6に移行し、T>T2のNO判定時には別の第10ステ
ップ60に移行する。
【0057】上述の第6ステップ56で、CPU30は
T3=T2−T1の演算式により不足時間T3を演算
し、次の第7ステップ57で、CPU30は不足時間T
3に対応して図13に示す第8マップM8から燃料増量
値CT3を読出して、設定する。つまり不足時間T3に
よるエンジンストップの懸念があるため、これを回避し
て、トルクアップを図る目的で燃料増量値CT3を設定
する。
【0058】次に第8ステップ58で、CPU30は負
荷作動禁止タイマ33(図2参照)をセットする。この
負荷作動禁止タイマ33の継持時間は数秒間に設定され
ている。この処理は、燃料復帰時に外部負荷が入ると、
エンジンストップが発生しやすくなるため、これを防止
するための処理である。
【0059】次に第9ステップ59で、CPU30はT
1≦T2に対応して減速燃料カットを解除する。
【0060】一方、上述の第10ステップ60で、CP
U30はエアコンスイッチ29がONになり、外部負荷
の作動状態がエンジン回転数Neの低下方向に変化した
か否かを判定し、YES判定時にのみ次の第11ステッ
プ61には移行する。
【0061】この第11ステップ61で、CPU30は
現行のエンジン回転数Neが1000rpm に対して低回
転か高回転かを判定し、Ne<1000rpm のNO判定
時にのみ次の第12ステップn62に移行する。この第
12ステップ62で、CPU30は減速燃料カットを強
制的に解除して燃料復帰させる。
【0062】以上要するに、推定手段(第3ステップ5
3参照)は回転変化量検出手段(第2ステップ52参
照)により検出されたエンジン回転数変化量ΔNeに基
づいて現在の減速回転数Ne(i) からアイドル回転数N
idlに到達するまでの到達時間T1を推定し、上述の
予測演算手段(第4ステップ54参照)は燃料復帰から
アイドル回転数Nidlを維持できるトルクτidlを
発生するまでの予測時間T2を演算し、上述の到達時間
T1が上述の予測時間T2以下になった時、解除手段
(第9ステップ59参照)は減速燃料カットを解除する
が、外部負荷検出手段(第10ステップ60参照)によ
り外部負荷(エアコン)の作動状態がエンジン回転数N
eの低下方向に変化したことが検出された時、強制解除
手段(第12ステップ62参照)は上述の解除手段(第
9ステップ59参照)よりも優先させて減速燃料カット
を強制的に解除する。
【0063】この結果、減速中に外部負荷(エアコン)
の作動状態が変化することに伴い上述の到達時間T1が
短くなるのに対して、この到達時間の演算遅れによって
燃料カットの解除が遅れて、エンジンストップが発生す
るのを確実に防止することができる効果がある。
【0064】また上述の外部負荷検出手段(第10ステ
ップ60参照)により外部負荷(エアコン)の作動状態
がエンジン回転数Neの低下方向に変化したことが検出
された時、判定手段(第11ステップ61参照)は現行
のエンジン回転数Neがアイドル回転数Nidlより若
干高い回転数(1000rpm )か否かを判定し、上述の
強制解除手段(第12ステップ62参照)は判定手段
(第11ステップ61参照)の判定結果により現行のエ
ンジン回転数Neがアイドル回転数Nidlよりも若干
高い回転数(1000rpm )に対して低回転の時、減速
燃料カットを強制的に解除する。
【0065】この結果、燃料復帰時のエンジン回転数N
eをアイドル回転数(Nidl=750rpm )以上に維
持して、エンジンストップを防止しつつ、上述の100
0rpm に対して高回転の減速時には、減速燃料カットを
維持して、燃費の向上を図ることができる効果がある。
【0066】さらに、上述の補正手段(第4ステップ5
4参照)は、燃料カット時間TF/C(図11参照)、
エンジン負荷CEの作動状態(図12参照)、燃料の揮
発性(図8参照)、エンジン水温tw(図9参照)、吸
気温ta(図10参照)のうち少なくとも1つの条件に
対応して、上述の予測演算手段(第4ステップ54参
照)による予測時間T2を補正する。
【0067】この結果、燃料復帰からアイドル回転数N
idlを維持できるトルクτidlを発生するまでの予
測時間T2を適正に補正して、エンジンストップをより
一層良好に防止することができる効果がある。
【0068】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の減速燃料カット手段は、CPU3
0の制御による第1ステップ51(図5参照)に対応し、
以下同様に、回転変化量検出手段は、第2ステップ52
に対応し、変更手段は、ステップ53およびステップ5
に対応し、外部負荷検出手段は、第10ステップ60
に対応し、強制解除手段は、第12ステップ62に対応
し、推定手段は、第3ステップ53に対応し、予測演算
手段は、第4ステップ54に対応し、解除手段は、第
ステップ59に対応し、判定手段は、第11ステップ6
1に対応し、補正手段は、第4ステップ54(但し、こ
の実施例では第4ステップ54が補正手段と予測演算手
段とを兼ねる)に対応し、外部負荷は、エアコンに対応
し、外部負荷の作動状態がエンジン回転数の低下方向に
変化した状態は、エアコンスイッチ29のONに対応す
るも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ンジンの制御装置を示す系統図。
【図2】 制御回路ブロック図。
【図3】 処理内容を示すフローチャート。
【図4】 RAMに記憶させた第1マップの説明図。
【図5】 エンジンの制御装置の処理内容を示すフロー
チャート。
【図6】 同タイムチャート。
【図7】 RAMに記憶させた第2マップの説明図。
【図8】 RAMに記憶させた第3マップの説明図。
【図9】 RAMに記憶させた第4マップの説明図。
【図10】 RAMに記憶させた第5マップの説明図。
【図11】 RAMに記憶させた第6マップの説明図。
【図12】 RAMに記憶させた第7マップの説明図。
【図13】 RAMに記憶させた第8マップの説明図。
【図14】 クレーム対応図。
【符号の説明】 1…減速燃料カット手段 52…回転変化量検出手段 53…推定手段 54…予測演算手段(補正手段) 59…解除手段 60…外部負荷検出手段 61…判定手段 62…強制解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/12 330 F02D 45/00 310 F02D 45/00 312

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの減速時にエンジンへの燃料供給
    をカットする減速燃料カット手段を備えたエンジンの制
    御装置であって、 減速時におけるエンジン回転数の変化量を検出する回転
    変化量検出手段と、 上記回転変化量検出手段により検出された変化量に基づ
    いて減速燃料カットからの復帰条件を変更する変更手段
    と、 外部負荷の作動状態を検出する外部負荷検出手段と、 上記外部負荷検出手段により外部負荷の作動状態がエン
    ジン回転数の低下方向に変化したことが検出された時、
    減速燃料カットを強制的に解除して燃料復帰させる強制
    解除手段とを備え 上記変更手段は、上記回転変化量検出手段により検出さ
    れた変化量に基づいて現在の減速回転数からアイドル回
    転数に到達するまでの到達時間を推定する推定手段と、 燃料復帰からアイドル回転数を維持できるトルクを発生
    するまでの予測時間を演算する予測演算手段とを含み、 上記到達時間が上記予測時間以下になった時、減速燃料
    カットを解除する解除手段を設けると共に、 上記外部負荷検出手段により外部負荷の作動状態がエン
    ジン回転数の低下方向に変化したことが検出された時、
    上記強制解除手段は上記解除手段に優先して減速燃料カ
    ットを強制的に解除する エンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】上記外部負荷検出手段により外部負荷の作
    動状態がエンジン回転数の低下方向に変化したことが検
    出された時、現行のエンジン回転数がアイドル回転数よ
    り若干高い回転数か否かを判定する判定手段を設け、 上記判定手段の判定結果により現行のエンジン回転数が
    アイドル回転数より若干 高い回転数に対して低回転の
    時、上記強制解除手段を作動させる請求項1記載の エン
    ジンの制御装置。
  3. 【請求項3】上記予測演算手段による予測時間を、燃料
    カット時間、エンジン負荷の作動状態、燃料の揮発性、
    エンジン水温、吸気温のうち少なくとも1つの条件に対
    応して補正する補正手段を備えた請求項1記載のエンジ
    ンの制御装置。
  4. 【請求項4】エンジンの減速時にエンジンへの燃料供給
    をカットする減速燃料カット手段を備えたエンジンの制
    御装置であって、 減速時におけるエンジン回転数の変化量を検出する回転
    変化量検出手段と、 上記回転変化量検出手段により検出された変化量に基づ
    いて現在の減速回転数からアイドル回転数に到達するま
    での到達時間を推定する推定手段と、 燃料復帰からアイドル回転数を維持できるトルクを発生
    するまでの予測時間を演算する予測演算手段と、 上記到達時間が上記予測時間以下になった時、減速燃料
    カットを解除する解除手段と、 上記予測演算手段により予測時間を、燃料カット時間、
    エンジン負荷の作動状態、燃料の揮発性、エンジン水
    温、吸気温のうち少なくとも1つの条件に対応して補正
    する補正手段とを備えた エンジンの制御装置。
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