JP3398631B2 - 弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハおよび弾性表面波フィルタの製造方法 - Google Patents
弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハおよび弾性表面波フィルタの製造方法Info
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Description
器,特に携帯電話等の無線部に用いられる弾性表面波
(以下SAWと称する)フィルタの電極パターン構成お
よびSAWフィルタの製造方法に関するものである。
図を図3(a)に示す。入力端子33,34と出力端子
35,36の間の直列腕にSAW共振器31を,並列腕
にSAW共振器32を配置した2重モード共振特性を有
する梯子型共振器構造となっている。SAW共振器3
1,32の電極パターンを図3(b)に示す。SAW共
振器31,32とも,2つのグレーティング反射器3
7,38とその間に配置されたIDT(Interdi
gital Transducer)39から構成され
る反射エレメント(電極指)を半波長周期で配列した共
振器構造をしている。IDT39は,図に示すように2
つの櫛歯状電極が交差した交差電極で構成されている。
は,圧電体を基板として,ホトリソグラフィによるウェ
ハプロセス工程を数回行い,金属膜により上記の反射
器,IDT等の電極パターンを形成し,ウェハ上に多数
の梯子型SAWフィルタのチップを作製した後,各チッ
プ単体に切断する。
らなるウェハプロセス工程の1例を説明する。まず,L
iTaO3基板を洗浄する。基板表面にレジストを塗
り,加熱し,パターンと同寸法のマスクを用いてハード
コンタクト露光によりUV光をあてて露光を行う。次
に,引き続き加熱し現像を行いリフトオフで取り除くた
めのレジストパターンを形成する。その後,蒸着により
SAW共振器の基となる櫛歯電極指およびSAW共振器
間をつなぐ接続線等に金属膜(Al等)をつけ,リフト
オフによりパターン以外の部分を取り除く。以上が第1
ホトリソグラフィ工程の大まかな流れである。
ホトリソグラフィと同様の工程を行う。まず,レジスト
塗布を行い,第2ホトリソグラフィでは主パターンを保
護するためのマスクを,第3ホトリソグラフィではワイ
ヤーボンディングを行うためのパッドおよび,耐電力放
熱用の接続線の上に重ねる膜を形成するマスクを用いて
ソフトコンタクト露光を行う。その後,第2ホトリソグ
ラフィでは酸化膜(SiO2)のスパッタを,第3ホト
リソグラフィでは金属膜(Au)を蒸着する。パターン
以外の不要部分を取り除くために同様にリフトオフを行
う。以上がウェハプロセス工程の流れである。
ように,3度ものホトリソグラフィ工程によるハードコ
ンタクトおよびソフトコンタクト露光を行うので,帯電
しやすく,工程内でウェハと製造装置の間で発生する静
電気が大きい。また,組み立て工程で熱による負荷をか
けるため,温度差により放電が起こりやすい。交差電極
間で放電が起こると電極が破壊される。これを防ぐた
め,特開昭58−43607に開示されているように,
複数の交差電極で構成される金属膜間を同電位にする放
電防止パターンを設け,ウェハプロセスおよびSAWフ
ィルタ組み立て工程での静電破壊を抑える。上記の放電
防止パターンには,電極からダイシングライン(チップ
単体に切断する際に目安となる線)に延びる接続パター
ンがあり,交差電極をウェハプロセスにより形成すると
き,この接続パターンを同時に形成する。これより,最
初から異なる複数の交差電極を同電位にし,電位差によ
る放電を起こさないようにする。この放電防止パターン
は,第1段階のホトリソグラフィで形成する全ての電極
パターンにおいて必要であり,同電位でなくてはならな
いものである。
な梯子型共振器を用いたSAWフィルタのパターンの場
合は,上述の放電防止パターンを設ける方法で放電を防
ぐことができたが,SAW分波器の送信側に用いられる
ような耐電力構造を施したパターンの場合は,必ずしも
以下に述べる理由で放電防止パターンを設けることがで
きなかった。
アンプ等の強い電力によりSAW共振器が破壊されるの
を防ぐため,それぞれのSAW共振器において交差電極
の交差長を長くし,抵抗成分を大きくすることで,1本
あたりの電力負担を低減しているものがある。このと
き,単純に交差電極を長くするだけではフィルタとして
のインピーダンス整合が合わなくなるので,交差電極を
元の長さの2倍とし,同じSAW共振器を2つ直列に接
続したものを形成する。すなわち,交差電極が2段にな
るように構成されている。そして,この同じSAW共振
器を2つ直列に接続したものを元の1つのSAW共振器
と置き換えて使用する。
Wフィルタの電極パターンの構造を図4に示す。櫛歯状
の交差電極が2段になるように構成されたIDT41,
42それぞれの両側に反射器43,44,45,46,
47,48,49,50が配置されている。また,出力
用のパッド52,ワイヤーボンディング用のパッド5
3,54が配線パターン51を介して各電極と接続され
ている。外周部には,チップ単体に切断する際に目安と
なる線であるダイシングライン55が配置されている。
図4の電極パターンを使用したSAWフィルタの回路構
成図を図5に示す。図4のIDT41,反射器43,4
4,45,46が図5の直列腕に配置されたSAW共振
器31’を構成する。同様に図4のIDT42,反射器
47,48,49,50が図5の並列腕に配置されたS
AW共振器32’を構成する。
ン61,62,63,64,65,66を設けたものが
図6である。図に示すように,IDT41,42からダ
イシングライン55へ放電防止パターンを設けようとし
ても,反射器に遮られて設けることができない。IDT
42から反射器のない方向,すなわち図中点線で示す部
分に放電防止パターンを形成すると,ダイシングライン
へ接続でき,接地は達成できる。しかし,ダイシングラ
インに沿ってチップに分割した際に,IDT42の電極
の一部が長くなった形状となり,特性変化を招く恐れが
あり,好ましくない。IDT42はダイシングラインに
接続できず,接地されていない浮き電極となり,工程中
で放電が起こる恐れがある。IDT41においても同様
に浮き電極となり,放電が起こる恐れがある。放電を防
ぐには全ての電極が接地されていることが必要である
が,このように,櫛歯状の交差電極が2段になるように
構成された電極を有するパターンの場合は,必ずしも全
ての電極パターンを接地することができないという問題
があった。
たもので,その目的とするところは,櫛歯状の交差電極
が複数段に配置された電極を有するSAWフィルタにお
いても,全ての電極パターンを接地し,放電による静電
破壊を防ぐ弾性表面波フィルタのパターンおよび弾性表
面波フィルタの製造方法を提供することにある。
に,本発明は,所定の幅を有する共通電極と,前記共通
電極の両側から各々延在する複数の櫛歯状電極と,前記
複数の櫛歯状電極の各々に対向して配置された第1及び
第2の櫛歯状電極と,前記第1の櫛歯状電極に隣接して
配置された第1の反射器と,前記第2の電極に隣接して
配置された第2の反射器とを有する弾性表面波フィルタ
が形成された圧電体ウエハにおいて,前記圧電体ウエハ
のダイシングライン上に形成された導電パターンと,前
記第1の反射器と前記第2の反射器との間に,前記共通
電極及び前記導電パターンに接続されるように形成され
た接続パターンとを有しており,前記共通電極と前記第
1及び第2の櫛歯状電極とが,前記接続パターン及び前
記導電パターンを介して同電位にされていることを特徴
とする弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハが提供され
る。なお,前記導電パターンと前記接続パターンとの間
にパッドを設けることができる。また,前記第1及び第
2の反射器を,前記導電パターンを介して前記共通電極
と前記第1及び第2の櫛歯状電極と同電位にすることが
できる。また,前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯
状電極とを接地することができる。
幅を有する共通電極と,前記共通電極の両側から各々延
在する複数の櫛歯状電極と,前記複数の櫛歯状電極の各
々に対向して配置された第1及び第2の櫛歯状電極と,
前記第1の櫛歯状電極に隣接して配置された第1の反射
器と,前記第2の電極に隣接して配置された第2の反射
器とを有する弾性表面波フィルタの製造方法において,
前記共通電極と,前記複数の櫛歯状電極と,前記筋1及
び第2の反射器とが形成された圧電体ウエハのダイシン
グライン上に導電パターンを形成し,前記第1の反射器
と前記第2の反射器との間に,前記共通電極及び前記薄
電パターンに接続されるように接続パターンを形成する
ことによって,前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯
状電極とを同電位にすることを特徴とする弾性表面波フ
ィルタの製造方法が提供される。なお,前記導電パター
ンと前記接続パターンとの間にパッドを設けることがで
きる。また,前記第1及び第2の反射器を,前記導電パ
ターンを介して前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯
状電極と同電位にすることができる。また,前記共通電
極と前記第1及び第2の櫛歯状電極とを接地することが
できる。
施の形態を詳細に説明する。図1は,本発明の第1の実
施の形態に係るチップ上に形成されるSAWフィルタの
電極パターンの構造を示す平面図である。櫛歯状電極
1,2,3がIDT11を構成し,櫛歯状電極4,5,
6がIDT12を構成している。図1のパターンは図6
のパターン同様,IDT11と反射器13,14,1
5,16により直列腕SAW共振器を構成し,IDT1
2と反射器17,18,19,20により並列腕SAW
共振器を構成する。
の部分の垂直方向の幅を図6のIDT41のものより広
くとる。そして上下に並ぶ反射器間の間隔を広くとり,
反射器13,14の間を分断して配線パターン51a,
51bを形成するようにする。また,櫛歯状電極2から
反射器13,14の間を通ってダイシングライン55に
接続する接続パターン21を形成し,ワイヤーボンディ
ング用のパッド23を形成する。以上の点が直列腕電極
に関する図6からの変更点である。
櫛歯状電極5の櫛歯以外の部分の垂直方向の幅を図6の
IDT42より広くとる。そして上下に並ぶ反射器間の
間隔を広くとり,反射器19,20の間を分断して配線
パターン51c,51dを形成するようにする。また,
櫛歯状電極5から反射器19,20の間を通ってダイシ
ングライン55に接続する接続パターン22を形成し,
ワイヤーボンディング用のパッド24を形成する。その
他のパターン構成に関しては図6と同じである。回路の
他の直列腕および並列腕電極においても,同様の変更を
行う。
射器13,14の間,反射器19,20の間を分断して
配線パターン51a,51b,51c,51dを形成し
たことにより,接続パターン21,22を形成すること
ができる。これによって,従来では接地されず浮き電極
となっていた電極をダイシングラインに接続することが
できる。また,パッド23,24を形成することによ
り,浮いている反射器をパッケージグラウンドに接続し
接地することができる。
に沿ってチップ単体に切断する前においては,全ての電
極パターンがダイシングラインに接続されて接地され,
同電位になっており,電位差による放電が起こることは
ない。これより,ウェハプロセス時の3回のホトリソグ
ラフィ工程においても,帯電する電気容量を小さくする
ことができるので,組み立て時における急激な温度変化
においても,放電による静電破壊から櫛歯状電極を守る
ことができる。そして,ダイシングラインに沿って切断
した後では,全ての電極パターンは分離された状態にな
っている。
チップ上に形成されるSAWフィルタの電極パターンの
構造を示す平面図である。これは第1の実施の形態に加
えて,接続パターンの途中にプロービング用のパッド2
5,26,27を設けたものである。これらのパッド2
5,26,27にプロービング端子をあてることによ
り,組み立て前のチップ上のパターンショートを検出で
きる。このプロービングは,ウェハの状態ではパターン
同士が接続されているため,ダイシングによりダイシン
グラインに沿って切断した後に行う。
るSAW共振器に関してプロービングを行う場合は,プ
ロービング端子の一方を出力用のパッド52に,もう一
方をパッド25に当てて,その間のコンダクタンス値も
しくはインダクタンス値を測定する。パターンがオープ
ンであればコンダクタンス値を示し,ショートであれば
インダクタンス値を示す。これより,パターンが良品で
あるか不良品であるかをすぐに判別することができる。
共振器に関してプロービングを行う場合は,パッド25
とパッド26にプロービング端子を当ててパターンがオ
ープンであるかショートであるかを判別する。同様に,
櫛歯状電極4,5を構成要素とするSAW共振器に関し
てプロービングを行う場合は,出力用のパッド52とパ
ッド27にプロービング端子を当ててパターンがオープ
ンであるかショートであるかを判別する。櫛歯状電極
5,6を構成要素とするSAW共振器に関してプロービ
ングを行う場合は,パッド27とパッド24にプロービ
ング端子を当ててパターンがオープンであるかショート
であるかを判別する。
と判別された場合は,電気的な周波数特性はフィルタ特
性を示すバンドパスとなるが,ショートによる減衰量不
足もしくは挿入損失大で不良となる。並列腕のSAW共
振器がショートと判別された場合は,回路の途中で接地
されてしまうので周波数特性は得られない。1つのチッ
プ上に存在する全てのSAW共振器がオープンであるこ
とを満たさない限り,周波数特性の良否は別として,組
み立て前の外観検査良品とはならない。
の接続パターンの途中にパッドを設けることにより,ダ
イシングラインに沿って切断した後にプロービングを行
い,交差電極間におけるパターンのオープン,ショート
の判別ができる。すなわち,第1の実施の形態の効果に
加えて,組み立て工程前で不良チップを排除できる効果
が得られる。また,外観検査工程での検出できない不良
も選別することが可能となる。
されたものについて説明したが,本発明はこれに限るも
のではなく,複数段に配置された場合においても適用す
ることが可能である。
かる弾性表面波フィルタのパターンおよび弾性表面波フ
ィルタの製造方法の好適な実施形態について説明した
が,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでも
ない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇内において,各種の変更例または修正例
に想到し得ることは明らかであり,それらについても当
然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
れば,櫛歯状の交差電極が複数段に配置された電極を有
するSAWフィルタにおいても,全ての電極パターンを
接地し,放電による静電破壊を防ぐ弾性表面波フィルタ
のパターンおよび弾性表面波フィルタの製造方法を提供
できる。
ルタの電極パターンの構造を示す平面図である。
ルタの電極パターンの構造を示す平面図である。
よび従来のSAW共振器の電極パターンの構造を示す平
面図である。
を示す平面図である。
ある。
を示す平面図である。
ーン
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の幅を有する共通電極と、前記共通
電極の両側から各々延在する複数の櫛歯状電極と、前記
複数の櫛歯状電極の各々に対向して配置された第1及び
第2の櫛歯状電極と、前記第1の櫛歯状電極に隣接して
配置された第1の反射器と、前記第2の櫛歯状電極に隣
接して配置された第2の反射器とを有する弾性表面波フ
ィルタが形成された弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハ
において、 前記圧電体ウエハのダイシングライン上に形成された導
電パターンと、 前記第1の反射器と前記第2の反射器との間に、前記共
通電極及び前記導電パターンに接続されるように形成さ
れた接続パターンとを有しており、 前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯状電極とは、前
記接続パターン及び前記導電パターンを介して同電位に
されており、 前記第1及び前記第2の反射器は、前記導電パターンを
介して前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯状電極と
同電位にされている ことを特徴とする弾性表面波フィル
タ用圧電体ウエハ。 - 【請求項2】 請求項1記載の弾性表面波フィルタ用圧
電体ウエハにおいて、前記導電パターンと前記接続パタ
ーンとの間にパッドが設けられていることを特徴とする
弾性表面波用圧電体ウエハ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の弾性表面波フィル
タ用圧電体ウエハにおいて、 前記共通電極と、前記第1及び第2の櫛歯状電極と、前
記第1及び第2の反射器とは、接地されていることを特
徴とする弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハ。 - 【請求項4】 所定の幅を有する共通電極と、前記共通
電極の両側から各々延在する複数の櫛歯状電極と、前記
複数の櫛歯状電極の各々に対向して配置された第1及び
第2の櫛歯状電極と、前記第1の櫛歯状電極に隣接して
配置された第1の反射器と、前記第2の櫛歯状電極に隣
接して配置された第2の反射器とを有する弾性表面波フ
ィルタの製造方法において、 前記共通電極と、前記複数の櫛歯状電極と、前記第1及
び第2の反射器とが形成された圧電体ウエハのダイシン
グライン上に導電パターンを形成し、 前記第1の反射器と前記第2の反射器との間に、前記共
通電極及び前記導電パターンに接続されるように接続パ
ターンを形成することによって、前記共通電極と前記第
1及び第2の櫛歯状電極とを同電位にし、 前記第1及び第2の反射器は、前記導電パターンを介し
て前記共通電極と前記第1及び第2の櫛歯状電極と同電
位にされていることを特徴とする弾性表面波フィルタの
製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の弾性表面波フィルタの製
造方法において、 前記導電パターンと前記接続パターンとの間にパッドが
設けられることを特徴とする弾性表面波フィルタの製造
方法。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載の弾性表面波フィル
タの製造方法において、 前記共通電極と、前記第1及び第2の櫛歯状電極と、前
記第1及び第2の反射器とは、接地されることを特徴と
する弾性表面波フィルタの製造方法。
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