JP3398303B2 - 背負い式作業機 - Google Patents

背負い式作業機

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JP3398303B2 JP17233797A JP17233797A JP3398303B2 JP 3398303 B2 JP3398303 B2 JP 3398303B2 JP 17233797 A JP17233797 A JP 17233797A JP 17233797 A JP17233797 A JP 17233797A JP 3398303 B2 JP3398303 B2 JP 3398303B2
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淳 児嶋
友美 中谷
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/835Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes
    • A01D34/90Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes for carrying by the operator
    • A01D34/902Ergonomic provisions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/10Pack-frames carried on the body

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原動機を背負い、
作業を行なう背負い式の作業機、例えば原動機を背負っ
て雑草を刈り払う背負い式刈払機、の如き背負い式作業
機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】雑草を刈り払う携帯式の刈払機として、
原動機を背負い、先端部にカッターを配置した操作杆を
把持して雑草を刈り払う式の作業機は従来から実用に供
されている。この種の背負い式の作業機として、特公
昭60−50407号公報記載の技術、実公平5−4
5226号公報記載の技術、実公昭60−13849
号の技術が知られている。これ等の作業機は、原動機を
背負い子式に背負い、原動機で駆動される器具を作業対
象に向け、作業を行なうもので、,の技術は雑草の
刈り払い作業機で、又は捕集作業機にかかるものであ
る。
【0003】の先行技術は、単一のフレームに原動機
を搭載し、該フレームの前面に背当てを設け、原動機を
固定、搭載するフレームに、左右の肩掛け用のベルトを
設け、ベルトを肩に掛けて背当てを介して原動機を搭載
したフレームを背負い、雑草の刈り払い作業を行なう。
の先行技術は、背負い式作業機の背負いベルトの取り
外し装置で、必要な時に原動機を搭載したフレームを、
ベルトをフレームから取り外すことで作業者から取り外
すようにしたものである。の先行技術は、背負い式の
捕集装置で、単一のフレームに原動機を搭載し、該フレ
ームを肩掛け用のベルトで背負い、原動機で駆動される
噴気流により落葉等の捕集、薬液等の散布を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の〜の従来技
術は、何れも単一のフレームに原動機を固定、搭載し、
フレームに肩掛け用ベルトを設け、ベルトを介して原動
機を含むフレームを背負う式である。従って、原動機と
背負い部を含むフレームとは全一体に構成されている。
【0005】以上の従来技術では、原動機と背当て部、
背負い用ベルトを含むフレームとは全一体に構成されて
いるので、先ず、原動機の整備、点検等のメンテナンス
を行なう場合、フレームや背当て部が邪魔となって原動
機のメンテナンス作業が行ない難く、不便である。次
に、作業機の不使用時における保管に際し、フレーム、
背当てを含んだ全体を保管する必要があるので、保管上
不利であり、又保管時において、原動機、フレーム、背
当て部、ベルトが一体なので、原動機から滲みだした油
脂類や塵埃がベルトや背当て部に付着し、原動機以外の
部分が汚れてしまう虞もある。又以上の汚れを考慮する
と保管場所も限られることとなり、家庭の小型の物置等
に収納した際、周囲を汚す虞があり、家庭等では保管上
困難性を伴う。
【0006】更に、原動機、フレーム、背当て部、ベル
トを含む作業機全体は長尺であり、各部が全一体なので
外形が大きく、保管スペースが大きくなり、この点にお
いても不都合がある。又上記したように、外形が大きい
ので、家庭の小型の物置等に収納することが困難であ
り、家庭等における保管に際し困難性を伴う。
【0007】一方、前記したの技術では、背負いベル
トをフレームから容易に取り外すことができるように構
成されているが、この技術は、背負いベルトをフレーム
から容易に取り外すだけで、原動機を含むフレームは、
背当て部、ベルトを含んで一体であり、このため上記し
た課題を有する。
【0008】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たものである。本発明の目的とする処は、原動機をフレ
ームに固定、載置させつつ、背当て部を含む全体の支持
フレームから分離し得るようにし、原動機部分を作業機
の全体から分離することで、原動機の整備、点検等のメ
ンテナンス性を大幅に向上させることを可能とし、原動
機のメンテナンス性に優れた背負い式作業機を提供す
る。
【0009】又本発明の目的とする処は、背負い式作業
機の外形を小型化して小型の物置等に収容可能とし保管
上有利であり、更に原動機を背当て部、ベルトを含む背
負い部から分離することで、保管に際し背当て部、ベル
ト等の背負い部の原動機に起因する汚れを防止し、又原
動機、背当て部、ベルト等の汚れの清掃もし易い背負い
式作業機を提供する。
【0010】更に本発明の目的とする処は、上記した作
業機の原動機側と背負い部との間の脱着をワンタッチで
行ない得るようにし、又ワンタッチの脱着を行なう脱着
機構を簡素な構造で達成するようにし、且つ脱着作業も
簡単な操作で行ない得るようにした背負い式作業機を提
供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、手で把持して作業を行なう器具、及び該
器具の動力源である原動機とを備え、該原動機を背中に
背負うようにした背負い式作業機において、原動機を支
持する第1のフレームと、第1のフレームに対して分割
して設けられ、背負い用のベルトと、背当て用のパッド
とを備える第2のフレームとからなり、第1のフレーム
を、前記第2のフレームに対して、ワンタッチで分離可
能に構成するとともに、第1のフレームと前記第2のフ
レームとの間には、該フレーム相互の分離時に、前記原
動機を停止させる原動機停止機構を設けたことを特徴と
する。
【0012】請求項1においては、原動機を搭載する第
1のフレームと、背負い用ベルト、背負い用パッドを備
える第2フレームとを分離することで、原動機は背負い
用パッド、背負い用ベルトと別個となり、原動機の整備
や点検等のメンテナンス作業が、背負い用パッド、背負
い用ベルトに邪魔されることなく行なえる。又原動機
と、背負いパッド、背負いベルト部分とが分離されるの
で、作業機の外形が小型化し、作業機の保管に際し、ス
ペース的に有利であり、家庭用の物置等に容易に収納、
保管することができるとともに、原動機を搭載する第1
のフレームを背負いパッド、背負いベルトを備える第2
のフレームにワンタッチで分離可能にしたので、相互間
の着脱が迅速に、容易に行なえる。そして、第1のフレ
ームと第2のフレームとの間には、フレーム相互の分離
時に、原動機を停止させる原動機停止機構を設けたの
で、原動機を搭載する第1フレームを背負い部側の第2
のフレームから離脱した際、原動機の運転が停止される
ので、第1、第2のフレーム相互を分離した場合におい
て、原動機は直ちに停止し、原動機の運転が行なえない
ことから、原動機の保護上有利である。又第1のフレー
ムから第2のフレームを取り外した際、原動機の運転が
停止するので、作業器具の損傷防止が図れ、第1のフレ
ームに第2のフレームを結合した際に、原動機の運転が
なされることから、フレーム相互の結合の確認が容易に
行なえる。
【0013】請求項2は、請求項1において、第1のフ
レームに設けた固定係止部材と、第2のフレームに設け
られ、第1のフレームの固定係止部材と係脱し、弾性部
材により固定係合部材と係合する係合方向に付勢された
回動式係止部材とを備えるようにした。請求項2におい
ては、請求項1に加えるに、背負い部側の第2フレーム
の回動式係止部材を回動させることで、第1のフレーム
の固定係止部材との間の係合関係は外れ、簡単な操作で
原動機側、背負い部側との間の係合を迅速に解除するこ
とができる。又原動機側、背負い部側との間の係合は、
第1のフレームの固定係止部材に第2のフレームの回動
係止部材を回動させて係合させることでなされるので、
係合操作が容易であり、係合、保持も確実になされる。
【0014】請求項3は、請求項1又は請求項2におい
て、原動機を、前記第1のフレームの該原動機の載置部
分に対して回動部材を介して取り付けた。請求項3に
いては、請求項1又は請求項2に加えるに、原動機は第
1のフレームへの搭載状態で載置部に対して回動するの
で、作業器具の作業方向に原動機を回動、追従させるこ
とが可能となり、先端部に作業器具を有する操作杆、原
動機の出力部に無理な力が加わることがなく、作業がし
易く、操作杆と原動機出力部との間に伝動機構の保護上
も有利であり、原動機にも無理な力が働くことがなく、
原動機保護上も有利である。
【0015】請求項4は、請求項1において、第2のフ
レームには、第1のフレーム支持用の弾性部材を設け
た。請求項4においては、請求項1に加えるに原動機を
搭載、支持する第1のフレームの原動機運転に伴う振動
は、第2のフレームに設けた弾性部材で減衰され、作業
者への原動機運転の振動の伝達を抑制することができ、
防振性に優れた背負い式作業機を得ることができる。
【0016】請求項5は、刈り払い用カッター、及び該
カッターをフレキシブルシャフトを介して駆動する原動
機を備え、該原動機を背負うようにした式の背負い式刈
り払い作業機において、原動機を支持する第1のフレー
ムと、第1のフレームに対して分割して設けられ、背負
い用のベルトと、背当て用のパッドとを備える第2のフ
レームとからなり、第1のフレームには固定係止部材を
設け、第2のフレームには、該固定係止部材と係脱する
回動式係止部材を備え、固定係止部材と回動式係止部材
との係脱で、第1のフレームを第2のフレームに対して
ワンタッチで分離可能に構成した。
【0017】請求項5においては、背負い式刈払機にお
いて、刈り払い用カッターを駆動する原動機は、背負い
用パッド、背負い用ベルトと別個となり、刈り払い作業
機の原動機の整備や点検等のメンテナンス作業が、背負
い用パッド、背負い用ベルトに邪魔されることなく行な
える。又原動機と、背負いパッド、背負いベルト部分と
が分離されるので、刈り払い作業機の外形が小型化し、
刈り払い作業機の保管に際し、スペース的に有利であ
り、家庭用の物置等に容易に収納、保管することができ
る。更に原動機を搭載する第1のフレームを背負いパッ
ド、背負いベルトを備える第2のフレームに対し、第1
のフレーム側の固定係止部材、第2のフレームの回動係
止部材とで係脱可能に係合したので、原動機の分離がワ
ンタッチで容易に行なえ、分離が迅速に、又容易に行な
え、更に原動機側、背負い部側の各フレームの係合、保
持も、確実に行なうことができる。
【0018】請求項6は、請求項5において、原動機
を、前記第1のフレームの該原動機の載置部分に対して
回動部材を介して取り付けた。請求項6においては、
求項5に加えるに、原動機は第1のフレームへの搭載状
態で載置部に対して回動するので、刈り払い用カッター
の作業方向に原動機を回動、追従させることが可能とな
り、先端部に刈り払い用カッターを有する操作杆、原動
機の出力部に無理な力が加わることがなく、刈り払い作
業がし易く、操作杆と原動機出力部との間に伝動機構の
保護上も有利であり、原動機にも無理な力が働くことが
なく、原動機保護上も有利である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明にかかる作業機の実施の第1
の形態を示す背負い式刈り払い作業機により雑草の刈り
払い作業を示す説明図、図2は刈り払い作業機の要部を
破断した全体側面図、図3は原動機を搭載した第1のフ
レームと背負い部を有する第2のフレームとの関係を示
す作業機要部の側面図、図4は図3の4−4線断面図
で、説明の便宜上原動機部分を除去した図、図5は図3
の5−5線断面図で、説明の便宜上原動機を除去した
図、図6は原動機搭載の第1のフレームと、背負い部の
第2フレームとの係合関係、及び原動機を第1のフレー
ムに回動自在に搭載する構造を説明するための縦断側面
図、図7は原動機、第1のフレーム、第2のフレームの
関係を分解して示す斜視図、図8〜図10は原動機側と
背負い部との間の分離状況を示す説明的側面図で、図8
は原動機側の第1のフレームを第2のフレームに対して
係合を解除し、持上げる動作を示す図、図9は第1のフ
レームの上部が第2のフレームから外れた状態の図、図
10は原動機側の第1のフレームが第2のフレームから
完全に外れた状態を示す図、図11は本発明にかかる背
負い式作業機の薬液散布機の実施の形態を示す説明図、
図12は本発明にかかる背負い式作業機の落葉等の捕集
機の実施の形態を示す説明図である。
【0020】図1、図2は背負い式作業機 として雑草
の刈り払い作業機1を示し、作業機1は作業者が背負う
原動機2、原動機2の出力軸3に上流端部4aを連結し
たフレキシブル伝動軸4、これの外周を囲み、上流端部
5aを原動機の出力ボス部2aに連結したフレキシブル
チューブ5、該フレキシブルチューブ5の下流端部5b
に、ジョイント6を介してその上流端部7aを連結した
中空の操作杆7、該操作杆7内を通し、上流端部8aを
前記フレキシブル伝動軸4の下流端部4bに自在継手8
bを介して連結した駆動軸8を備える。
【0021】中空の操作杆7の下端部にはギヤボックス
9を設け、ギヤボックス9の出力軸9aに刈り払い用の
カッター10を固着し、カッター10の操作杆7側の外
周部を囲むようにカバー11が配置されている。ところ
で、図1に示すように、雑草の刈り払い作業を行なう
際、カッター10は地面と略々平行するように位置さ
せ、一方、操作杆7はカッター10に対して斜上方に延
び、カッター10よりも上位にある作業者Mは操作杆7
を手Hで把持して操作杆7を左右に移動させ、カッター
10を雑草Gに臨ませて刈り払い作業を行なうので、カ
ッター10は操作杆の軸線に対して所定角度傾斜して配
置されている。
【0022】次に作業機1の原動機2とこれを支持する
フレーム、背負い部のフレームとの構造を図3〜図7を
参照しつつ説明する。図2は原動機2を搭載、支持する
第1のフレーム11と、背負い部側の第2のフレーム2
3との結合状態を示し、第1のフレーム11は、図3で
示すように側面視が略々L型で、平面視が図7で示すよ
うに矩形ループ状をなす。
【0023】フレーム構造の概略は図7に示す如くで、
第1のフレーム11の横部11aは、左右の側枠部11
b,11b、該側枠部11b,11bの後端部で、前方
に弯曲した後部ブリッジ枠部11c、側枠部11b,1
1bの前後方向中間部間に架設したクロス枠部11dを
有する。又縦部11eは、前記左右の側枠部11b,1
1bの後端部から上方に屈曲して起立する左右の側枠部
11f,11f、側枠部11f,11fの上端部間を繋
ぐ上部ブリッジ部11gを備える。又左右の側枠部11
f,11fの下部間には、クロス枠部11hを架設す
る。以上のフレーム11は、パイプ材を曲げ加工、及び
クロス枠部を溶接して形成する。
【0024】以上の第1のフレーム11の横部11aの
後部〜中間前部間にはベース板12を載置、固定する。
ベース板12は、図5、及び図6で示したように、フレ
ーム11の横部11aの後部ブリッジ部11c上とクロ
ス枠部11dに載るように配置してこれに溶接して固定
する。ベース板12の後部左右には脚片部12a,12
aを一体に突設し、又前部には同様の脚片12aを突設
し、これ等脚片12a…(複数を表す。以下同じ)は斜
上傾するように設ける。
【0025】以上のベース板12上には、平面視略々三
角形の原動機支持板13を配置し、支持板13は前記ベ
ース板12の脚片12a…と対応する脚片13a…を有
し、支持板13の脚片13a…を下方のベース板12の
脚片12a…上に位置させ、脚片13a…と12…との
間に防振マウントラバー15を各介在させ、ボルト・ナ
ット14で夫々を連結する。図6では、前部の脚片相互
と、この間に介在させたマウントラバーが示されてお
り、他の2ヵ所も図3に示すように同様に構成されてい
る。
【0026】以上の原動機支持板13は、図示例では平
面視三角星型に構成して軽量化を図った。支持板13の
中央部には、軸受け16を介して回動軸17を直立する
ように回動自在に起立、設置する。回動軸17は、中心
部に軸方向孔17aを備え、内部に原動機2の運転状態
を制御する制御系の配線37を縦通するように構成す
る。
【0027】図3、図7でその外形を示した原動機2
は、例えばガソリンエンジンで構成し、これの底部2b
には側面視凹型の取付ベース18を固着し、取付ベース
18は、図6で明示したように、縦向きの前部脚片18
aを原動機2の底部2bの前部にボルト19で固着し、
又後部脚片18bを原動機2の底部2bの後部に固着す
る。前記した回動軸17の上部には小径のネジ部17b
を設け、これの下端部に段部17cを設ける、
【0028】前記した原動機2の底部に設けた取付ベー
ス18の前後方向中間部には、取付孔18cを設け、該
取付孔18cに回動軸17のネジ部17bを下から嵌挿
し、取付孔18c周を段部17cで受け、ネジ部17b
のナット20を螺合し、回動軸17上端部に取付ベース
18を固着する。以上により、原動機2は回動軸17を
介して第1のフレーム11側の支持板13に取付、支持
されることとなり、第1のフレームに載置、固定される
こととなる。
【0029】ところで、前記した原動機2は、第1のフ
レーム11に対し、この上にマウントラバー15…を介
して三ケ所で取付、支持されている。従って、原動機2
の運転に伴う振動は、該マウントラバー15…により減
衰、吸収され、第1のフレームへの振動伝達を抑制す
る。又前記したように原動機2は、回動軸17を介して
第1のフレーム側である支持板13、ベース板12に取
付支持されることとなるので、第1のフレーム11の横
部を平面として回動軸17を中心として回動可能とな
る。
【0030】ところで原動機2は、作業者Mが図1にお
けるように背負い、操作杆7を左右に操作して雑草の刈
り払い作業を行なう際、操作杆7に繋がるフレキシブル
チューブ5が左右に撓んで振れる。この場合、原動機2
は、上述のように第1のフレーム1に対して回動軸を中
心として回動、実際にはフレーム11の横部上で略々水
平状態で回動することとなり、フレキシブルチューブ5
に操作杆7の操作による無理な力や捩れ等の力は作用し
ない。
【0031】又フレキシブルチューブ5は、撓曲する
も、ある程度硬く、作業者は操作杆7の操作位置によっ
ては、フレキシブルチューブの張力に抗して操作杆7を
左右に振って操作する必要があり、場合によっては作業
者には、背負った原動機2に対する操作杆7、フレキシ
ブルチューブの引張作用で、作業者の身体に捩れ方向の
力が作用する場合もあり、このような場合は作業がし難
い。このような場合においても、原動機2は、上述のよ
うに回動可能なので、操作杆7の操作方向に追従し、原
動機2を背負った刈り払い作業等の作業がし易くなる。
【0032】尚、図6で示したように、回動軸17の下
端部はベース板12と干渉するが、ベース板12に開口
部12bを設けておき、回動軸17の下端部を開口部1
2bに臨ませて干渉を回避し、又前記した配線37は、
開口部12bを通して操作杆7側に導き出す。
【0033】以上の第1のフレーム11の縦部11eの
左右の側枠部11f,11fの上端部を繋ぐ上部ブリッ
ジ部11gの長さ方向中間部(左右方向中間部)には、
固定係止部材21を固設する。固定係止部材21は図
3、図6、図7に示す如くで、上部ブリッジ部11gの
長さ方向へ所定の幅を有し、上部に前向きの凹部21a
を備え、この前向き凹部21aを上部ブリッジ部11g
に嵌め込んで固定係止部材21上部を上部ブリッジ部1
1gに固着する。
【0034】固定係止部材21は、下方へ所定長さ垂下
した係止片21bを備え、該係止片21bは、後述する
回動係止部材32と係合、離脱し、第1のフレーム11
を第2のフレーム23に係止する。又第1のフレーム1
1には、第1のフレームと第2のフレームとが分離した
場合に、原動機の運転を停止させる原動機停止機構を設
ける。
【0035】具体的は、第1のフレーム11の縦部11
eの左右の側枠部11f,11fの一方に設置し、本実
施例では原動機としてガソリンエンジンを用いたのでエ
ンジン運転を停止するキルスイッチ22を用いた。キル
スイッチ22は、スイッチ本体22aを一方の側枠部1
1fにスティ11iを介して取り付け、スイッチの検出
ロッド22bは、側枠部11fの前方に突出させる。
【0036】第2のフレーム23は図3、図4、図6、
及び図7で示す如くで、正面視(背面視)が逆凹型をな
し、左右の縦方向の側枠部23a,23a、該側枠部2
3a,23aの上端部間を繋ぐブリッジ部23bを備
え、パイプ材を曲げ加工して形成し、図3、図4で明ら
かなように第1のフレーム11よりも背が高く、且つ側
枠部23a,23a間の間隔は、第1のフレーム11の
側枠部11f,11f間の幅よりも充分に大きい。又第
2のフレーム23の上半部、即ち第1のフレーム11の
背よりも上方に延びる部分を後方に折曲し、これにより
上半部を後上傾させ、第1のフレーム11と第2のフレ
ーム23を組み付けた状態で、原動機2の上方に位置す
るガード部23cを形成する。
【0037】第2のフレーム23の前面には背当て用パ
ッド24を設ける。背当て用パッド24は、図6に示し
たように後部の基板部24aと、クッション材を包んで
形成した前部のパッド部24bとを備える。又図1、図
2に示すように、第2のフレーム23の左右の側枠部2
3a,23aの下部と上端部のブリッジ部23bの両端
寄り部には、左右の背負い用ベルト25の上下端部を連
結し、第1のフレーム11を含む第2のフレーム23を
背負うように構成し、ベルト25に両腕、両肩を通し、
背当て用パッド24を背に当て、作業機1を背負う。
【0038】以上のように、下半部前面に背当て用パッ
ド24を装着した第2のフレーム23の下半部の後面上
部間に上部支持スティ26を設け、上部支持スティ26
は、左右の側枠部23a,23aの下半部の上部間に架
設する。該支持スティ26は、図3、図6、及び図7で
示すように、側面が逆L型のアングル材状をなし、縦片
部26aの両端部を側枠部23a,23aに溶接し、後
方に突出する横片部26bには、左右に離間して棚片部
26c,26cを一体の設け、棚片部26c,26c間
は前方への凹部26dとする。
【0039】上部支持スティ26の前記した棚片部26
c,26cには、これの上面に突出するように弾性部材
27,27を夫々設け、弾性部材27,27はラバー等
で構成し、上半部を上面に突出し、下半部を棚片部26
c,26cに設けた係止孔に係合して保持するように構
成した。又上部支持スティ26の前記した縦片部26a
の長さ方向中間部には、同様の弾性部材28を設け、弾
性部材28は前記弾性部材27,27に対して直角に配
置し、且つ左右の前記弾性部材27,27間に配置す
る。
【0040】前記第2のフレーム23の左右の側枠部2
3a,23aの下部間には、下部支持スティ29を設
け、該支持スティ29は下向き開放の逆凹型断面をな
し、前片部29aの両端部を、側枠部23a,23aの
下部に溶接して固着、架設する。該支持スティ29の上
片部29bの前部から垂下した後片部29cは、前記し
た第1のフレーム11の左右の側枠部11f,11fの
間に挿入し得る幅に設定し、後片部29cの左右方向中
間部には、前記と同様の弾性部材30を前片部29a方
向に突出するように設け、一方、前片部29aには、左
右に離間して同様の弾性部材30,30を後片部29c
方向に突出するように設ける。
【0041】以上の第2フレーム23の後面で、前記し
た上下の支持スティ26,29間には、支持板31を架
設し、支持板31は平面視が図7のように若干凹型をな
し、両端部を左右の側枠部23a,23aに溶接して固
着し、支持板31は、上部支持スティ26寄りとなるよ
うに、側枠部23a,23aの下半部の中間上部に設け
る。
【0042】以上の支持板31の左右方向中間部には、
回動係止部材32を配置し、回動係止部材32は縦長の
板状をなし、中間上部を支軸33で支持板31に回動し
得るように軸止めし、回動係止部材32は支持板31の
前面側、即ち背当て部24と対面する側に設ける。回動
係止部材32が図3、図4、図6に示すように直立、係
合状態においては、上部の係合部32aは支持板31上
に突出するようにその長さを設定し、又回動係止部材3
2の支持板31下方に臨む下端部には、後方に直角に屈
曲させて棚部32bを設け、棚部32b上の右側に偏寄
した部位には、棒状の係合解除ハンドル34を起立する
ように設ける。
【0043】以上の回動係止部材32の前記棚部32b
の一端部と、支持板31の一部との間には、該回動係止
部材32を係合方向に弾性的に付勢する、バネ36を懸
架する。又支持板31の前面側には、回動係止部材32
のストッパー35を設け、該ストッパー35は、バネ3
6で付勢された回動係止部材32の係合位置での保持を
行なう。
【0044】以上において、図3〜図6は原動機2を搭
載した第1のフレーム11と、背当て用パッド24、背
負い用ベルト25を備える第2のフレーム23とを結
合、一体化した状態を示す。原動機2を搭載した第1の
フレーム11の縦部11eの左右の側枠部1f,11f
上端部の上部ブリッジ部11gは、図6の断面図で示す
ように、第2のフレーム23の左右の側枠部23a,2
3aの中間上部に架設した上部支持スティ26の棚片部
26c,26c上に弾性部材27,27を介して載る。
上部ブリッジ部11gの前面は、弾性部材26,26に
対して直角に配置された弾性部材28に当接する。
【0045】この際、上部ブリッジ11gの左右方向中
間部に設けた固定係止部材21の前向きの凹部21aの
下部は、上部支持スティ26の凹部26dに遊合し、固
定係止部材21と上部スティ26との干渉を回避する。
以上の上部支持スティ26への上部ブリッジ部11gの
載置により、該ブリッジ部11gは下方に落ちないよう
に支持されることとなる。
【0046】一方、第1のフレーム11の下部のクロス
枠部11hは、第2のフレーム23の後面下部に設けた
下部支持スティ29の下方開放空間の下から挿入され、
前後の弾性部材30…間に挟み込まれ、第1のフレーム
11の下部のクロス枠部11hは前後方向を規制されて
支持される。
【0047】第1のフレーム11の前記上部ブリッジ部
11gに設けた固定係止部材21は、その下部の係止片
21bが、前記した回動係止部材32の上部の係合部3
2aと係合する。この場合、図6に示すように、固定係
止部材21の係止片21bの後面に回動係止部材32の
係合部32aが緊密に接触し、係止部21,32相互を
係合状態におき、この間をロックする。
【0048】以上の係合状態は、回動係止部材32がバ
ネ26で係合方向、即ち、図4において、回動係止部材
32は支軸33を支点として図中時計方向に弾性的に付
勢されており、付勢方向はストッパー35で規制され、
図4の係合状態を保持する。以上により、載置した前記
第1のフレーム11の上部ブリッジ部11gは、固定係
止部材21と回動係止部材32との係合で、前後方向を
規制されることとなり、第1のフレーム11は、第2の
フレーム23に、一体的に係合されることとなる。
【0049】以上のように第1のフレーム11と第2の
フレーム23との結合状態において、前記した背当てパ
ッド24、背負い用ベルト25により全体を背負い、図
1のように雑草の刈り払い作業を行なう。尚、第1のフ
レームの側枠部11fの一方の設けた前記キルスイッチ
22は、その検出ロッド22bが前方に位置する第2フ
レーム23側の支持板31後面に当接し、キルスイッチ
を原動機2の運転可能な状態におく。
【0050】第1図では前記したように刈り払い作業の
状態を、又図2では作業機の作業可能な状態を示した。
以上においては、原動機2を搭載した第1のフレーム1
1は、第2のフレーム23に対して弾性部材27,2
8,30を介して結合されており、原動機2の運転に伴
う振動は、前記したようにマウントラバー15…で吸
収、減衰されるが、第1のフレーム11に伝達された原
動機2の振動は、弾性部材27,28,30により第2
のフレーム23への伝達を吸収、減衰され、作業者が背
負う第2のフレーム23への振動の伝達を可及的に防止
することができる。従って、原動機運転に伴う振動の作
業者への伝達を可及的に抑制し、長時間作業を行なって
も、振動に起因する作業者の疲労を軽減させることがで
きる。
【0051】次に原動機2側を背負い部のフレームから
離脱させる作動を説明する。作業者の背中の右側に偏寄
した部位に前記ハンドル34が位置する。作業機を背負
った状態で原動機2を取り外す場合を想定すると、右手
を背中に廻し、ハンドル34を弾性力に抗して引張る。
これにより、回動係止部材32は、図4において支軸3
3を支点として図中反時計方向に回動する。この結果、
回動係止部材32の上部係合部32aは、第1のフレー
ム11側の固定係止部材21の係止片21bから外れ
る。即ち係止部材21,32間の係合を解除する。
【0052】係合を解除した状態を図4の想像線で示し
た。図8〜図10は、作業機1の原動機2を搭載した第
1のフレーム11と、背負い側の第2のフレーム23と
の分離作動を説明するもので、図8のように回動係止部
材32を前記したように係合の解除方向に回動し、係合
を解除した後、原動機2を搭載した第1のフレームを図
8に示すように、矢印のように持上げる。
【0053】第1のフレーム11の持上げは、作業者が
手を背中に廻して行なっても良いし、又他の者が作業者
の背部にいて行なっても良い。これにより、第1のフレ
ーム11の上部ブリッジ部11gは、上方に移動し、第
2のフレーム23の上部支持スティ26から上部ブリッ
ジ部11gは外れる。この結果、第1のフレーム11は
下部支持スティ29に左右の側枠部11f,11f下部
のクロス部材11hの前後が弾性部材30…で支持され
ていることから、これを支点として後方に図9の矢印で
示すように傾動可能となり、この状態を図9で示した。
【0054】爾後、下部スティ29から第1のフレーム
11の下部のクロス部材11hを下方に抜き出すこと
で、原動機2を搭載した第1のフレーム11は第2のフ
レーム23から完全に外れた状態となる。これを図10
で示した。以上で原動機2を搭載した第1のフレーム1
1を第2のフレーム23に対して分離したこととなり、
以上の第1のフレーム11と第2のフレーム23との係
合解除、分離は、作業機1を背負わない状態において
も、回動係止部材32を回動し、固定係止部材21との
係合を解除することで、上記手順により行なえる。
【0055】このように、回動係止部材をバネ36に抗
して回動させ、固定係止部材21との係合を解除する、
という簡単な操作で、原動機2を搭載する第1のフレー
ム11と第2のフレーム23との結合を解除することが
できる。尚、前記したように、キルスイッチ22は、原
動機2を搭載する第1のフレーム11の一方の側枠部1
1fに設けられ、第2のフレーム23の支持板31の後
面に検出ロッド22b先端が当接し、原動機の運転状態
を維持しているが、前記した第1のフレーム11が第2
のフレーム23から分離した際、検出ロッド22bと第
2のフレーム23との間の係合関係が解除し、この結
果、原動機2の運転は停止する。即ち、第1のフレーム
11を第2のフレーム23から分離することで、原動機
機2は直ちにその運転を停止する。
【0056】図11は本発明の他の実施の形態を示す。
本実施の形態は作業機を捕集機101とした例を示し、
前記と同様に構成した原動機102を搭載した第1のフ
レーム111と、前記した固定係止部材、及び回動係止
部材で、該フレーム111に分離可能に係合した第2の
フレーム123とからなる。第2のフレーム123には
背当て用パッド124、及び背負い用ベルト125を備
え、作業者Mが背負うように構成されている。
【0057】原動機102の出力部102aには捕集部
138を設け、これにフレキシブルホース105を連結
し、ホース105の先には把手139を備える剛体から
なる捕集ホース107を連結し、該捕集ホース107の
先端部には捕集部110を備える。捕集機101では、
図では落葉を捕集作業している状態を示し、作業者Mが
捕集機101を背負い、手Hで把手139を把持して操
作し、作業を行なう。
【0058】図12は本発明の更なる他の実施の形態を
示す。本実施の形態は作業機を薬液散布機201とした
例を示し、前記と同様に構成した原動機202を搭載し
た第1のフレーム211と、前記した固定係止部材、及
び回動係止部材で、該フレーム211に分離可能に係合
した第2のフレーム223とからなる。第2のフレーム
223には背当て用パッド224、及び背負い用ベルト
225を備え、作業者Mが背負うように構成されてい
る。
【0059】第1のフレーム211には原動機202を
搭載するとともに、該フレーム211の原動機202上
方部分には支持スティ241を設け、これに薬液タンク
242を搭載、支持する。原動機202に出力部にはコ
ンプレッサー240を設け、薬液タンク242から補給
される薬液を加圧し、コンプレッサー240の吐出口部
に接続したフレキシブルホース205を剛体の薬液散布
チューブ207に連結し、該薬液散布チューブ207の
上流部に設けた把持部239を手Hで把持し、薬液散布
チューブ207先端部の散布ノズル部210から加圧さ
れた薬液を樹木等に散布する。
【0060】本実施の形態では、第1のフレーム211
に薬液タンク242を原動機202とともに支持した。
従って、第1のフレーム211を第2のフレーム223
からその係合を解除し、分離した状態では、原動機20
2と薬液タンク242を背負い側の第2のフレーム22
3から取り外すことができる。
【0061】以上実施の形態を説明したが、本発明は原
動機を背負う式の作業機の全てに実施することが可能で
あり、又原動機としてガソリンエンジンを例示したが、
原動機を電動機とした式にも実施することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、手で把持して作業を行なう器具、及
び該器具の動力源である原動機とを備え、該原動機を背
中に背負うようにした背負い式作業機において、原動機
を支持する第1のフレームと、第1のフレームに対して
分割して設けられ、背負い用のベルトと、背当て用のパ
ッドとを備える第2のフレームとからなり、第1のフレ
ームを、前記第2のフレームに対して、ワンタッチで分
離可能に構成するとともに、第1のフレームと前記第2
のフレームとの間には、該フレーム相互の分離時に、前
記原動機を停止させる原動機停止機構を設けた
【0063】請求項1においては、原動機を搭載する第
1のフレームと、背負い用ベルト、背負い用パッドを備
える第2フレームとをワンタッチで分離することで、原
動機搭載部分と、背負い用パッド、背負い用ベルトから
なる背負い部と別個となり、原動機を背負い部と別個と
なることから、背負い式作業機において、背負い部に制
約されること無く、原動機が裸の状態となり、従って、
原動機の整備や点検等のメンテナンス作業が、背負い用
パッド、背負い用ベルトに邪魔されることなく行なえる
とともに、原動機を搭載した背負い式作業機において、
原動機のメンテナンス性を著しく向上させることができ
る。
【0064】又原動機と、背負いパッド、背負いベルト
部分とが分離されるので、分離することで作業機の外形
を小型化することができ、作業機の保管に際し、スペー
ス的に極めて有利であり、家庭用の物置等にも容易に収
納、保管することができる。更に原動機を搭載する第1
のフレームを背負いパッド、背負いベルトを備える第2
のフレームにワンタッチで分離可能にしたので、原動機
側、背負い部側との間において、相互間の着脱が迅速
に、容易に行なえ、取り扱い性の点で極めて有利であ
る。更に又原動機側と背負い部側とを分離して保管する
ことができるので、原動機の油脂類や汚れが背当て用パ
ッドや背負い用ベルトに付着することがなく、作業衣の
汚れを防止することができる。特に請求項1では、上記
とともに、第1のフレームと第2のフレームとの間に
は、該フレーム相互の分離時に、原動機を停止させる原
動機停止機構を設けたので、原動機を搭載する第1フレ
ームを背負い部側の第2のフレームから離脱した際、原
動機の運転が停止されるので、第1、第2のフレーム相
互を分離した場合において、原動機は直ちに停止し、原
動機の運転が行なえないことから、原動機の保護上有利
である。又第1のフレームから第2のフレームを取り外
した際、原動機の運転が停止するので、作業器具の損傷
防止が図れ、第1のフレームに第2のフレームを結合し
た際に、原動機の運転がなされることから、フレーム相
互の結合の確認が容易に行なえる。
【0065】請求項2は、請求項1において、第1のフ
レームに設けた固定係止部材と、第2のフレームに設け
られ、第1のフレームの固定係止部材と係脱し、弾性部
材により固定係合部材と係合する係合方向に付勢された
回動式係止部材とを備えるようにした。
【0066】請求項2においては、請求項1の効果に加
えるに、背負い部側の第2フレームの回動式係止部材を
回動させることで、原動機を搭載する第1のフレームの
固定係止部材との間の係合関係は外れ、簡単な操作で、
原動機を備え、背負う式の作業機における原動機側、背
負い部側との間の係合を迅速に解除することができる。
又原動機側、背負い部側との間の係合は、第1のフレー
ムの固定係止部材に、第2のフレームの回動係止部材を
回動させて係合させることでなされるので、係合操作が
容易であり、係合、保持も確実になされ、又構造的も簡
素なもので足りる。
【0067】請求項3は、請求項1又は請求項2におい
て、原動機を、前記第1のフレームの該原動機の載置部
分に対して回動部材を介して取り付けた。
【0068】請求項3においては、請求項1又は請求項
2の効果に加えるに、原動機は第1のフレームへの搭載
状態で載置部に対して回動するので、作業器具の作業方
向に、背中に背負った原動機の向きを回動、追従させる
ことが可能となる。従って、先端部に作業器具を有する
操作杆や、原動機に連結した中間部材、原動機の出力部
に無理な力が加わることがなく、又原動機の向きが作業
の向きに追従可能なので、作業がし易く、更に操作杆と
原動機出力部との間に伝動機構の保護上も有利であり、
原動機にも無理な力が働くことがなく、原動機保護上も
有利である。
【0069】請求項4は、請求項1において、第2のフ
レームには、第1のフレーム支持用の弾性部材を設け
た。
【0070】請求項4においては、請求項1の効果に加
えるに、原動機を搭載、支持する第1のフレームの原動
機運転に伴う振動は、第2のフレームに設けた弾性部材
で減衰され、作業者への原動機運転の振動の伝達を抑制
することができる。従って、防振性に優れ、作業者の疲
労が少ない背負い式作業機を得ることができる。
【0071】請求項5は、刈り払い用カッター、及び該
カッターをフレキシブルシャフトを介して駆動する原動
機を備え、該原動機を背負うようにした式の背負い式刈
り払い作業機において、原動機を支持する第1のフレー
ムと、第1のフレームに対して分割して設けられ、背負
い用のベルトと、背当て用のパッドとを備える第2のフ
レームとからなり、第1のフレームには固定係止部材を
設け、第2のフレームには、該固定係止部材と係脱する
回動式係止部材を備え、固定係止部材と回動式係止部材
との係脱で、第1のフレームを第2のフレームに対して
ワンタッチで分離可能に構成した。
【0072】請求項5においては、背負い式刈払機にお
いて、刈り払い用カッターを駆動する原動機を搭載する
第1のフレームと、背負い用ベルト、背負い用パッドを
備える第2フレームとをワンタッチで分離することで、
原動機搭載部分と、背負い用パッド、背負い用ベルトか
らなる背負い部と別個となり、原動機を背負い部と別個
となることから、背負い式作業機において、背負い部に
制約されること無く、原動機が裸の状態となり、従っ
て、原動機の整備や点検等のメンテナンス作業が、背負
い用パッド、背負い用ベルトに邪魔されることなく行な
える。従って、原動機を搭載した背負い式作業機におい
て、原動機のメンテナンス性を著しく向上させることが
できる。更に又刈払機において、原動機側と背負い部側
とを分離して保管することができるので、原動機の油脂
類や汚れが背当て用パッドや背負い用ベルトに付着する
ことがなく、作業衣の汚れを防止することができる。
【0073】又原動機と、背負いパッド、背負いベルト
部分とが分離されるので、分離することで刈り払い作業
機の外形を小型化することができ、刈り払い作業機の保
管に際し、スペース的に極めて有利であり、家庭用の物
置等にも容易に収納、保管することができる。更に原動
機を搭載する第1のフレームを背負いパッド、背負いベ
ルトを備える第2のフレームにワンタッチで分離可能に
したので、原動機側、背負い部側との間において、相互
間の着脱が迅速に、容易に行なえ、取り扱い性の点で極
めて有利である。
【0074】更に原動機を搭載する第1のフレームを背
負いパッド、背負いベルトを備える第2のフレームに対
し、第1のフレーム側の固定係止部材、第2のフレーム
の回動係止部材とで係脱可能に係合したので、原動機の
分離がワンタッチで容易に行なえ、分離が迅速に、又容
易に行なえ、更に原動機側、背負い部側の各フレームの
係合、保持も、確実に行なうことができ、又係合構造も
簡素化することができる。
【0075】請求項6は、請求項5において、原動機
を、前記第1のフレームの該原動機の載置部分に対して
回動部材を介して取り付けた。
【0076】請求項6においては、請求項5の効果に加
えるに、原動機は第1のフレームへの搭載状態で載置部
に対して回動するので、刈り払い用カッターの作業方向
に原動機を回動、追従させることが可能となり、先端部
に刈り払い用カッターを有する操作杆や、原動機の出力
部に無理な力が加わることがない。従って、雑草の刈り
払い作業がし易く、又操作杆と原動機出力部との間に伝
動機構の保護上も有利であり、原動機にも無理な力が働
くことがなく、原動機保護上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる作業機の実施の第1の形態を示
す背負い式刈り払い作業機により雑草の刈り払い作業を
示す説明図
【図2】刈り払い作業機の要部を破断した全体側面図
【図3】原動機を搭載した第1のフレームと背負い部を
有する第2のフレームとの関係を示す作業機要部の側面
【図4】図3の4−4線断面図で、説明の便宜上原動機
部分を除去した図
【図5】図3の5−5線断面図で、説明の便宜上原動機
を除去した図
【図6】原動機搭載の第1のフレームと、背負い部の第
2フレームとの係合関係、及び原動機を第1のフレーム
に回動自在に搭載する構造を説明するための縦断側面図
【図7】原動機、第1のフレーム、第2のフレームの関
係を分解して示す斜視図
【図8】図8〜図10は原動機側と背負い部との間の分
離状況を示す説明的側面図で、図8は原動機側の第1の
フレームを第2のフレームに対して係合を解除し、持上
げる動作を示す図
【図9】第1のフレームの上部が第2のフレームから外
れた状態の図
【図10】原動機側の第1のフレームが第2のフレーム
から完全に外れた状態を示す図
【図11】本発明にかかる背負い式作業機の薬液散布機
の実施の形態を示す説明図
【図12】本発明にかかる背負い式作業機の落葉等の捕
集機の実施の形態を示す説明図
【符号の説明】
1…作業機、 2…原動機、 11…第1のフレーム、
17…原動機回動部、21…固定係止部材、 23…
第2のフレーム、 24…背当て用パッド、25…背負
い用ベルト、 32…回動係止部材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−177813(JP,A) 特開 平8−103135(JP,A) 特開 平9−107763(JP,A) 特公 昭60−50407(JP,B1) 米国特許3219129(US,A) 米国特許4662551(US,A) 米国特許4572414(US,A) 米国特許4989323(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/68 A45F 3/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で把持して作業を行なう器具、及び該
    器具の動力源である原動機とを備え、該原動機を背中に
    背負うようにした背負い式作業機において、 原動機を支持する第1のフレームと、 前記第1のフレームに対して分割して設けられ、背負い
    用のベルトと、背当て用のパッドとを備える第2のフレ
    ームとからなり、 前記第1のフレームを、前記第2のフレームに対して、
    ワンタッチで分離可能に構成するとともに、 前記第1のフレームと前記第2のフレームとの間には、
    該フレーム相互の分離時に、前記原動機を停止させる原
    動機停止機構を設けた、 ことを特徴とする背負い式作業機。
  2. 【請求項2】 前記第1のフレームに設けた固定係止部
    材と、前記第2のフレームに設けられ、前記第1のフレ
    ームの固定係止部材と係脱し、弾性部材により固定係合
    部材と係合する係合方向に付勢された回動式係止部材と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の背負い式作業
    機。
  3. 【請求項3】 前記原動機を、前記第1のフレームの該
    原動機の載置部分に対して回動部材を介して取り付けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の背負い
    式作業機。
  4. 【請求項4】 前記第2のフレームには、前記第1のフ
    レーム支持用の弾性部材を設けた請求項1記載の背負い
    式作業機。
  5. 【請求項5】 刈り払い用カッター、及び該カッターを
    フレキシブルシャフトを介して駆動する原動機を備え、
    該原動機を背負うようにした式の背負い式刈り払い作業
    機において、 前記原動機を支持する第1のフレームと、 前記第1のフレームに対して分割して設けられ、背負い
    用のベルトと、背当て用のパッドとを備える第2のフレ
    ームとからなり、 前記第1のフレームには固定係止部材を設け、前記第2
    のフレームには、該固定係止部材と係脱する回動式係止
    部材を備え、 前記固定係止部材と回動式係止部材との係脱で、第1の
    フレームを第2のフレームに対してワンタッチで分離可
    能に構成した、 ことを特徴とする背負い式刈り払い作業機。
  6. 【請求項6】 前記原動機を、前記第1のフレームの該
    原動機の載置部分に対して回動部材を介して取り付けた
    ことを特徴とする請求項5記載の背負い式刈り払い作業
    機。
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