JP3398099B2 - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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JP3398099B2
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敏夫 筒井
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有限会社筒井精研
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/16Fixation of inserts or cutting bits in the tool
    • B23C2210/168Seats for cutting inserts, supports for replacable cutting bits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具に関し、
さらに詳しくは、ワーク表面にその面方向に延びる溝を
形成するための切削工具の構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5には、従来一般的な溝形成用の切削
工具Z0を示している。この切削工具Z0は、回転駆動さ
れるシャンク部52と該シャンク部52の先端側に連続
して同心上に設けられた刃物保持部51とを備えた刃物
ホルダーX0の上記刃物保持部51部分に刃物53,5
3を取り付けて構成されている。そして、上記刃物保持
部51は、その回転軸心を挟んで対向する二位置にそれ
ぞれ刃物載置面54,54を備え、該各刃物載置面5
4,54に対して上記各刃物53,53を衝合させて固
定するようになっている。 【0003】この場合、上記刃物53は、上記刃物保持
部51の回転軌跡よりも径方向外側へその刃先53aが
突出するように位置決めされている。また、上記刃物保
持部51には、上記各刃物53,53の回転方向前方寄
り位置に軸方向に延びる溝状の逃部55,55を設けて
いる。 【0004】上記切削工具Z0は、これが適宜の回転駆
動機構により回転駆動されるとともにその回転軸心に直
交する方向(横方向)へ移動せしめられることで、上記
刃物保持部51に保持された上記各刃物53,53によ
りワークが順次切削され、該刃物53の刃先形状に対応
した断面形状をもつ溝が形成される。また、この刃物5
3,53によるワークの切削に伴って生じる切削屑は、
上記逃部55,55に溜まりながら順次排出される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の切削
工具Z0においては、上述のように、上記刃物保持部5
1の外面側にこれを両側から挟むようにして上記各刃物
載置面54,54を設け、且つここに上記各刃物53,
53を取り付ける構造であるため、例え上記刃物保持部
51に上記各刃物53,53に対応させて上記各逃部5
5,55を設けているとしても、該各逃部55,55の
容積を十分に確保することが難しく、従って、切削屑の
スムーズな排出が阻害され、結果的に切削性能が低下す
るという問題があった。尚、かかる問題を解消すべく、
敢えて上記各逃部55,55の容積を拡大することも考
えられるが、この逃部55の拡大は上記各刃物53,5
3の回転軌跡内において行うことが必要であることか
ら、必然的に上記刃物保持部51部分の厚さ寸法(上記
刃物載置面54,54の対向方向寸法)及び幅寸法(上
記各逃部55,55の対向方向寸法)が減少し該刃物保
持部51の必要強度の確保が困難になるという新たな問
題を招来することとなり好ましくない。 【0006】そこで本発明では、強度性能を維持しつつ
良好な切削性能を確保し得るようにした切削工具を提供
することを目的としてなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として次のような構成を採用
している。即ち、シャンク部2の先端側に設けられた刃
物保持部1に、該刃物保持部1の表面から径方向外方へ
刃先3aを適宜量だけ突出させるとともに該刃先の先端
3bを上記刃物保持部1から工具軸心方向前方へ突出さ
せた状態で刃物3を取り付けてなる切削工具において、
上記刃物保持部1を工具軸心を通ってこれに直交する方
向に貫通した空洞部10を備えた構成とするとともに、
上記工具軸心に直交する方向において上記空洞部10を
挟んで離間対向する左右一対の側壁部12,12の内面
14,14に上記刃物3,3を載置固定したことを特徴
としている。 【0008】 【発明の効果】上記構成とすることで、上記刃物保持部
51に設けられた上記空洞部10は、上記各刃物3,3
の切削作用に伴う切削屑の逃げ部として機能し、且つ該
空洞部10における切削屑の排出作用はその容積が大き
いほどスムーズとなり切削性能の向上に寄与するもので
ある。一方、上記空洞部10を挟んで対向する上記左右
一対の側壁部12,12は、該空洞部10の工具軸心方
向の両端においてそれぞれ相互に連結されており、従っ
て、上記空洞部10の容積拡大を図るべく上記各側壁部
12,12の形状を小さくしても、該各側壁部12,1
2の強度性能、延いては該側壁部12,12における上
記刃物3の保持性能は十分に維持される。 【0009】これらの結果、本発明の切削工具によれ
ば、上記空洞部10の容積拡大による切削性能の向上
を、上記刃物3に対する保持性能を良好に維持しつつ、
これを実現することができるものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる切削工具を
好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。 【0011】図1には、本発明の実施形態にかかる切削
工具Zを示している。この切削工具Zは、ワーク表面に
その面方向に延びる溝(この実施形態では蟻溝)を形成
するためのものであって、次述する刃物保持部1とシャ
ンク部2とを備えた刃物ホルダーXと、該刃物ホルダー
Xの上記刃物保持部1に装着される二枚の刃物3,3と
で構成される。 【0012】上記刃物3は、略平行四辺形状の薄板で構
成されるものであって、その一側に形成された刃先3a
は、加工対象となる蟻溝の断面形状に対応した屈曲形状
とされている。 【0013】尚、この刃物3の刃先3aの形状は、上述
のように、加工対象となる溝の断面形状に対応して設定
されるものであり、従って、上記の如き屈曲形状の外
に、直線形状とか湾曲形状等、種々の形状が採用され
る。 【0014】上記刃物ホルダーXの刃物保持部1は、図
1〜図4に示すように、上記刃物3の刃先3aの形状に
対応したテーパー状段付き軸体を素材とし、これにその
軸心(即ち、工具軸心)に直交する方向に貫通する略矩
形の空洞部10を形成して構成される。従って、上記空
洞部10は、上記工具軸心方向においては、上記シャン
ク部2に連続する基部11と該基部11に対向する天壁
部13とによって、また工具軸心に直交する方向におい
ては左右一対の側壁部12,12によって、それぞれ囲
繞されている。 【0015】上記空洞部10に臨んで離間対向する上記
各側壁部12,12の内面14,14は、それぞれ刃物
載置面となるものであって、平坦面で構成されている
(以下、上記内面14を「刃物載置面14」と称す
る)。そして、この左右一対の刃物載置面14,14に
はそれぞれ上記刃物3が衝合配置され、且つ上記空洞部
10側から取り付けられる取付ビス21,21によって
固定される。 【0016】この場合、上記刃物3は、その刃先3aが
上記刃物保持部1の外周面よりも所定寸法だけ径方向外
方へ突出するとともに、該刃先3aの先端3bが上記刃
物保持部1の天壁部13よりも所定寸法だけ工具軸心方
向前方へ突出するように、その取付位置が設定されてい
る。そして、かかる上記刃物3の位置決めは、上記刃物
保持部1の基部11に設けたストッパー20と、上記天
壁部13の内面側のガイド面13aとによって行われ
る。 【0017】また、上記各側壁部12,12の一側、具
体的には上記刃物3の基端縁3c側に対応する側には、
切欠部15が設けられ、該切欠部15を設けることで上
記各取付ビス21,21の螺回操作を容易ならしめてい
る。 【0018】以上のように構成された上記切削工具Zに
おいては、これを適宜の回転駆動手段にて回転駆動さ
せ、上記刃物保持部1の天壁部13側をワークの端面に
対してその側方から押し付けるとともに、これを横方向
へ適宜移動させることで、上記各刃物3,3により上記
ワークが溝状に切削され、該刃物3の刃先3aの形状に
対応した断面形状をもつ蟻溝が形成されるものである。 【0019】この切削工具Zによる溝形成作業において
は、上記各刃物3,3による切削加工に伴って切削屑が
発生するが、この切削屑の排出状態の適否は切削性能に
大きな影響を与え、この切削屑の排出作用が損なわれる
と切削性能が大きく低下するため、切削性能の向上とい
う点においては切削屑のスムーズな排出を確保すること
が必要となる。そして、この実施形態の切削工具Zにお
いては、上記空洞部10が切削屑を排出するための逃げ
部となるものであるため、切削屑の排出性を高めるに
は、上記空洞部10の容積をできるだけ拡大することが
必要となる。 【0020】一方、上記刃物保持部1における刃物3,
3の保持性能が損なわれると、切削工具Zの回転に伴っ
て上記各刃物3,3に振れ等が生じ、切削加工により形
成される溝の加工精度が損なわれるため、切削加工精度
の保持という点においては、上記刃物保持部1における
上記各刃物3,3の保持性能が良好に維持されているこ
と、換言すれば、上記刃物保持部1における上記各側壁
部12,12の強度性能が良好に維持されていることが
必要とされる。 【0021】ところが、上記刃物保持部1の径寸法は、
加工対象となる溝形状によって決定されるものであるた
め、切削屑の排出性の向上につながる上記空洞部10の
容積拡大は、上記刃物3,3の保持性能を支配する上記
各側壁部12,12の強度性能の低下に結び付くもので
あり、これら相反する要求を両立させることは難しい。 【0022】ところが、この実施形態の切削工具Zにお
いては、上記空洞部10を工具軸心に直交する方向に挟
んで離間対向する上記各側壁部12,12が、上記天壁
部13によってその先端側において接合されているの
で、例えば該天壁部13を設けずに上記各側壁部12,
12の先端を自由状態としている場合に比して、該各2
1,12の強度性能が高くなっている。従って、例え、
上記空洞部10の容積拡大を図るべく上記各側壁部1
2,12の形状を小さくしたとしても、該各側壁部1
2,12は依然として高い強度性能を維持し、上記刃物
3に対して高い保持性能を保持することになる。 【0023】以上の結果、この実施形態の切削工具Zに
おいては、上記空洞部10の容積拡大による切削性能の
向上を、上記刃物3に対する保持性能を良好に維持しつ
つ、これを実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にかかる切削工具の斜視図である。 【図2】図1のII〜矢視図である。 【図3】図2のIII−III断面図である。 【図4】図2のIV−IV断面図である。 【図5】従来の切削工具を示す斜視図である。 【符号の説明】 1は刃物保持部、2はシャンク部、3は刃物10は空洞
部、11は基部、12は側壁部、13は天壁部、14は
刃物載置面、15は切欠部、20はストッパー、21及
び22は取付ビス、Xは刃物ホルダー、Zは切削工具で
ある。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シャンク部(2)の先端側に設けられた
    刃物保持部(1)に、該刃物保持部(1)の表面から径
    方向外方へ刃先(3a)を適宜量だけ突出させるととも
    に該刃先の先端(3b)を上記刃物保持部(1)から工
    具軸心方向前方へ突出させた状態で刃物(3)を取り付
    けてなる切削工具であって、 上記刃物保持部(1)が、工具軸心を通ってこれに直交
    する方向に貫通した空洞部(10)を備えるとともに、
    上記工具軸心に直交する方向において上記空洞部(1
    0)を挟んで離間対向する左右一対の側壁部(12),
    (12)の内面(14),(14)に上記刃物(3),
    (3)が載置固定されていることを特徴とする切削工
    具。
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