JP3397245B2 - 電子消音システム - Google Patents

電子消音システム

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JP3397245B2 JP25174991A JP25174991A JP3397245B2 JP 3397245 B2 JP3397245 B2 JP 3397245B2 JP 25174991 A JP25174991 A JP 25174991A JP 25174991 A JP25174991 A JP 25174991A JP 3397245 B2 JP3397245 B2 JP 3397245B2
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龍介 後藤田
稔 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子消音システムに係
り、特に音波干渉で送風路内を伝搬する伝搬音波の消音
を能動的に行う電子消音システムに関する。
【0002】
【従来の技術】送風路内を伝搬する騒音に対して、逆位
相かつ同振幅の音波を加えて消音するアクティブノイズ
コントロールと称する電子消音システムが用いられてい
る。図2は従来の電子消音システムの一例を示すブロッ
ク図である。この電子消音システムは、送風路1内の騒
音情報を検出するセンサマイク2と、送風路1内の伝搬
音波を打ち消すスピーカ3と、伝搬音波を打ち消した後
の誤差を検知するエラーマイク4と、スピーカ3に与え
る駆動信号を作成するコントローラ5で構成されてい
る。
【0003】コントローラ5は、増幅器11、12、1
3、A/D変換器21、22、D/A変換器23、加算
器31、ディジタルフィルタ41、42、43、及び演
算回路51から構成されている。センサマイク2によっ
て検出された騒音を示す騒音信号は、増幅器11、A/
D変換器21を介して加算器31に加えられる。加算器
31の他の入力には、ディジタルフィルタ41からの出
力信号が加えられており、加算器31はこれらの入力信
号を加算し、その加算した信号x(n) をディジタルフイ
ルタ42及び43に出力する。尚、ディジタルフィルタ
41は、スピーカ3からの音波が、センサマイク2に与
える音響フィードバックを相殺するためのものである。
【0004】ところで、ディジタルフイルタ42は可変
なタップ重み(フイルタ係数)を有するFIRフイルタ
とそれを制御する適応アルゴリズムから実現することが
でき、適応アルゴリズムは上記入力x(n) と、エラーマ
イク4から増幅器13、A/D変換器22を介して入力
するエラー出力e(n) の情報からエラー出力e(n) のエ
ネルギが何等かの評価基準のもとで最小となるように適
応型ディジタルフイルタのフイルタ係数を調整する。
【0005】次に、上記ディジタルフィルタ42のフイ
ルタ係数を最適値にする方法について説明する。ディジ
タルフイルタ42の出力y(n) は、入力x(n) とフイル
タ係数wi の畳み込みで与えられるため、次式、 で表すことができ、また、エラー出力e(n) は、次式 で表すことができる。尚、(2) 式でr(n) は、スピーカ
3からエラーセンサ4までの伝送特性を示すディジタル
フィルタ43でフィルタされたリファレンス信号で、 である。
【0006】簡素化のために次のベクトル表現、 R=[r(n) ,r(n−1),…r(n−I+1)]T W=[wO , w1,… wI-1 T をとると、前記(2) 式は、次式、 e(n) =d(n) +RT ・W …(4) で表すことができる。
【0007】ここで、自乗平均誤差(MSE:mean-squ
are error)E〔e(n)2〕を求めると、(4) 式より、 J=E[e(n)2] =E[d(n)2]+2WT E[RT d(n) ]+WT E[RT R]W …(5) となり、MSEはフイルタ係数の2次関数になる。2次
の微分は1次であり、その微分を0におくと、最小値J
min を持つ解が得られる。
【0008】さて、最急降下法形のアルゴリズムである
Filtered-xLSMアルゴリズムでは、MSE Jの推定量
として瞬時自乗誤差e(n)2そのものを用いて、Jの導関
数(グラディエント∇)の推定量∇n を、次式、 によって求め、上記∇n を用いて、適応型ディジタルフ
イルタのフイルタ係数を、次式により再帰的に更新して
いく。 Wn+1 =Wn +μ(−∇n )=Wn −2μRn T e(n) …(7) ここで、μは正のスカラで毎回の繰り返しにおける補正
量の大きさを制御するパラメータである。特に、μの値
を可変にすることにより、収束速度とその安定性が調整
でき、これをVS−LMS(Variable Step−Least Mean
Square)アルゴリズムと呼んでおり、本発明でも用いて
いる。上記(7) 式は、勾配ベクトル(∇ n )と反対向き
に(誤差曲面の最急降下の向きに)フイルタ係数を逐次
更新することを意味し、これを続ければ、遂にはMSE
は最小値Jmin に達し、フイルタ係数は最適値をもつこ
とになる。
【0009】図2において、演算回路51はディジタル
フィルタ43から加えられるリファレンス信号r(n)
と、エラーマイク4から増幅器13、A/D変換器22
を介して加えられるエラー信号e(n) とから、上記(7)
式に基づいてフイルタ係数W(z) を算出し、このフイル
タ係数W(z) でディジタルフィルタ42のフイルタ係数
W(z) を更新する。
【0010】ディジタルフイルタ42は入力信号x(n)
と与えられたフイルタ係数W(z) との畳み込み演算を行
ってスピーカ3の駆動信号y(n) を出力し、この駆動信
号y(n) はD/A変換器23及び増幅器12を介してス
ピーカ3に加えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電子消
音システムでは、消音量を最大限に得るために、試運転
時に予め送風路1内の騒音レベルをオシロスコープなど
の電圧測定器を用いて測定し、コントローラ5の増幅器
11、12、13で利得の調整を行い、コントローラ5
への入力レベル、及びコントローラ5からの出力レベル
の最適化を図っている。尚、増幅器11、12、13の
利得は、試運転時に調整された後は、固定である。
【0012】しかしながら、通常電子消音システムは、
直列に設置されるケースが多く、上流側の電子消音シス
テムが故障した際には、送風路内の騒音レベルが上昇す
るため、下流側に設置された電子消音システム用コント
ローラの入力レベルが最適値から外れ、消音量が低下す
るという欠点があった。また、試運転時にオシロスコー
プなどの補機が必要であり、更にコントローラ入力レベ
ルの管理に専門の技術者が必要であるという課題もあっ
た。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、送風路内の騒音レベルの大幅な変化にも追従可
能で、より高性能なスタンドアロン型の電子消音システ
ムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬音波
に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生させ、音波
干渉の作用を利用して能動的に伝搬音波の消音を行う電
子消音システムにおいて、前記送風路内を伝搬する騒音
源からの伝搬音波を検出するセンサマイクと、前記伝搬
音波を打ち消すための音波を放射するスピーカと、前記
スピーカの下流側に配設され、前記スピーカ及び前記騒
音源からの伝搬音波を検出するエラーマイクと、ディジ
タルフィルタを有し、前記センサマイク及びエラーマイ
クからの入力信号に基づいてエラーマイクからの入力信
号が最小になるように前記スピーカに与える駆動信号を
作成するコントローラと、前記コントローラに入力する
前記センサマイクからの入力信号のレベルを調整する第
1の入力レベル調整手段と、前記コントローラから出力
する前記スピーカへの駆動信号のレベルを調整する出力
レベル調整手段と、前記第1の入力レベル調整手段の出
力信号に基づいて前記コントローラへの入力信号が最適
になるように前記第1の入力レベル調整手段を制御する
とともに、該第1の入力レベル調整手段でのレベル調整
に対応して前記出力レベル調整手段を制御するレベル制
御手段であって、前記第1の入力レベル調整手段の出力
信号の或る一定時間の平均値が予め設定された最適値と
比較して6dB以上大きく又は6dB以上小さくなる
と、前記第1の入力レベル調整手段を制御するととも
に、該第1の入力レベル調整手段でのレベル調整に対応
して前記出力レベル調整手段を制御するレベル制御手段
と、を備えたことを特徴としている。また、本発明の他
の態様によれば、送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬
音波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生させ、
音波干渉の作用を利用して能動的に伝搬音波の消音を行
う電子消音システムにおいて、前記送風路内を伝搬する
騒音源からの伝搬音波を検出するセンサマイクと、前記
伝搬音波を打ち消すための音波を放射するスピーカと、
前記スピーカの下流側に配設され、前記スピーカ及び前
記騒音源からの伝搬音波を検出するエラーマイクと、デ
ィジタルフィルタを有し、前記センサマイク及びエラー
マイクからの入力信号に基づいてエラーマイクからの入
力信号が最小になるように前記スピーカに与える駆動信
号を作成するコントローラと、前記コントローラに入力
する前記センサマイクからの入力信号のレベルを調整す
る第1の入力レベル調整手段と、前記コントローラに入
力する前記エラーマイクからの入力信号のレベルを調整
する第2の入力レベル調整手段と、前記コントローラか
ら出力する前記スピーカへの駆動信号のレベルを調整す
る出力レベル調整手段と、前記第1の入力レベル調整手
段の出力信号に基づいて前記コントローラへの各入力信
号がそれぞれ最適になるように前記第1、第2の入力レ
ベル調整手段を制御するとともに、該第1、第2の入力
レベル調整手段でのレベル調整に対応して前記出力レベ
ル調整手段を制御するレベル制御手段であって、前記第
1の入力レベル調整手段の出力信号の或る一定時間の平
均値が予め設定された最適値と比較して6dB以上大き
く又は6dB以上小さくなると、前記第1、第2の入力
レベル調整手段を制御するとともに、該第1、第2の入
力レベル調整手段でのレベル調整に対応して前記出力レ
ベル調整手段を制御するレベル制御手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明によれば、センサマイクからの入力信号
のレベルを調整する入力レベル調整手段と、コントロー
ラから出力するスピーカへの駆動信号のレベルを調整す
る出力レベル調整手段とを従来の電子消音システムに付
加し、これらのレベル調整手段をレベル制御手段によっ
て自動的に制御するようにしている。即ち、レベル制御
手段は、センサマイクからの入力信号に基づいてコント
ローラへの入力信号が最適になるように前記入力レベル
調整手段を制御するとともに、該入力レベル調整手段で
のレベル調整に対応して出力レベル調整手段を制御する
ようにしている。これにより、送風路内の騒音レベルが
大幅に変化してもコントローラへの入力レベルは最適化
され、所望の消音効果が得られるようにしている。
【0016】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る電子消音
システムの好ましい実施例を詳述する。図1は本発明に
係る電子消音システムの一実施例を示すブロック図であ
る。尚、図2に示した電子消音システムと共通する部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0017】図1に示すように、この電子消音システム
は、コントローラ6内において入力レベル調整回路6
1、62、出力レベル調整回路63、及びレベル制御回
路64が付加されている点で、図2の電子消音システム
と相違する。入力レベル調整回路61は、増幅器11と
A/D変換器21との間に配設されており、センサマイ
ク2から増幅器11を介して入力する入力電圧を、6d
Bステップで最大30dBまで可変できるように構成さ
れている。同様に、入力レベル調整回路62は、増幅器
13とA/D変換器22との間に配設されており、エラ
ーマイク4から増幅器13を介して入力する入力電圧
を、6dBステップで最大30dBまで可変できるよう
に構成されている。また、出力レベル調整回路63は、
D/A変換器23と増幅器12との間に配設されてお
り、ディジタルフィルタ42からD/A変換器23を介
して出力する出力電圧を、6dBステップで最大30d
Bまで可変できるように構成されている。
【0018】レベル制御回路64には前記入力レベル調
整回路61の出力電圧が加えられており、レベル制御回
路64はこの電圧レベルが、後段のディジタル処理を行
う上で最適値になるように、前記入力レベル調整回路6
1でのレベル調整を制御する。即ち、レベル制御回路6
4は入力する電圧レベルの或る一定時間の平均値を求
め、この平均値が予め設定された最適レベルと比較して
6dB以上大きくなると、前記入力レベル調整回路61
からの出力電圧が6dB低下するように制御し、逆に、
上記のようにして求めた平均値が予め設定された最適レ
ベルと比較して6dB以上小さくなると、前記入力レベ
ル調整回路61からの出力電圧が6dB増大するように
制御する。
【0019】また、レベル制御回路64は、入力レベル
調整回路61からの出力電圧を6dB低下又は増大すべ
く入力レベル調整回路61を制御すると同時に、もう一
方の入力レベル調整回路62からの出力電圧も6dB低
下又は増大すべく入力レベル調整回路62を制御し、更
に出力レベル調整回路63からの出力電圧を6dB増大
又は低下すべく出力レベル調整回路63を制御する。即
ち、出力レベル調整回路63は、入力レベル調整回路6
1、62とは逆に、これらの出力電圧が6dB低下する
ように制御されると、6dB増大するように制御され、
入力レベル調整回路61、62の出力電圧が6dB増大
するように制御されると、6dB低下するように制御さ
れる。
【0020】このように入力レベル調整回路61、6
2、及び出力レベル調整回路63を制御することによ
り、コントローラ6のA/D変換器21、22における
入力レベルは、常に最適値に設定することができ、また
D/A変換器23における出力レベルも最適値に設定す
ることができ、送風路内の騒音レベルが大幅に変化して
も消音量は悪化しないという効果がある。
【0021】尚、本実施例では、6dBステップ毎にレ
ベル調整回路を変化させるようにしたが、この範囲であ
れば消音量は悪化しないことが実験により確認された。
また、本実施例では入力レベル調整回路62が設けられ
ているが、これを省略することも可能である。また、送
風路内の騒音レベルの変化量を或る一定時間の平均値に
より判断しているが、ピーク値のような瞬間的な変化量
を用いて制御しても同様な効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子消
音システムによれば、送風路内の騒音レベルが大幅に変
化しても自動的にコントローラ入力電圧及び出力電圧を
最適化できるため、常時最適な消音が期待できる。ま
た、オシロスコープなどの補機が不要かつ専門の技術者
も必要としないため、試運転時における調整の簡素化も
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電子消音システムの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図2は従来の電子消音システムの一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…送風路 2…センサマイク 3…スピーカ 4…エラーマイク 6…コントローラ 11、12、13…増幅器 21、22…A/D変換器 23…D/A変換器 41、42、42…ディジタルフィルタ 51…演算回路 61、62…入力レベル調整回路 63…出力レベル調整回路 64…レベル制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 弘一 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 渡貫 明男 東京都小平市御幸町32 日立電子株式会 社 小金井工場内 (56)参考文献 特開 平3−172095(JP,A) 特開 昭63−148709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178 F01N 1/00 F16L 55/04 F24F 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬音
    波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生させ、音
    波干渉の作用を利用して能動的に伝搬音波の消音を行う
    電子消音システムにおいて、 前記送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬音波を検出す
    るセンサマイクと、 前記伝搬音波を打ち消すための音波を放射するスピーカ
    と、 前記スピーカの下流側に配設され、前記スピーカ及び前
    記騒音源からの伝搬音波を検出するエラーマイクと、 ディジタルフィルタを有し、前記センサマイク及びエラ
    ーマイクからの入力信号に基づいてエラーマイクからの
    入力信号が最小になるように前記スピーカに与える駆動
    信号を作成するコントローラと、 前記コントローラに入力する前記センサマイクからの入
    力信号のレベルを調整する第1の入力レベル調整手段
    と、 前記コントローラから出力する前記スピーカへの駆動信
    号のレベルを調整する出力レベル調整手段と、前記第1の入力レベル調整手段の出力信号 に基づいて前
    記コントローラへの入力信号が最適になるように前記第
    1の入力レベル調整手段を制御するとともに、該第1の
    入力レベル調整手段でのレベル調整に対応して前記出力
    レベル調整手段を制御するレベル制御手段であって、前
    記第1の入力レベル調整手段の出力信号の或る一定時間
    の平均値が予め設定された最適値と比較して6dB以上
    大きく又は6dB以上小さくなると、前記第1の入力レ
    ベル調整手段を制御するとともに、該第1の入力レベル
    調整手段でのレベル調整に対応して前記出力レベル調整
    手段を制御するレベル制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子消音システム。
  2. 【請求項2】 送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬音
    波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生させ、音
    波干渉の作用を利用して能動的に伝搬音波の消音を行う
    電子消音システムにおいて、 前記送風路内を伝搬する騒音源からの伝搬音波を検出す
    るセンサマイクと、 前記伝搬音波を打ち消すための音波を放射するスピーカ
    と、 前記スピーカの下流側に配設され、前記スピーカ及び前
    記騒音源からの伝搬音波を検出するエラーマイクと、 ディジタルフィルタを有し、前記センサマイク及びエラ
    ーマイクからの入力信号に基づいてエラーマイクからの
    入力信号が最小になるように前記スピーカに与える駆動
    信号を作成するコントローラと、 前記コントローラに入力する前記センサマイクからの入
    力信号のレベルを調整する第1の入力レベル調整手段
    と、 前記コントローラに入力する前記エラーマイクからの入
    力信号のレベルを調整する第2の入力レベル調整手段
    と、 前記コントローラから出力する前記スピーカへの駆動信
    号のレベルを調整する出力レベル調整手段と、 前記第1の入力レベル調整手段の出力信号に基づいて前
    記コントローラへの各入力信号がそれぞれ最適になるよ
    うに前記第1、第2の入力レベル調整手段を制御すると
    ともに、該第1、第2の入力レベル調整手段でのレベル
    調整に対応して前記出力レベル調整手段を制御するレベ
    ル制御手段であって、前記第1の入力レベル調整手段の
    出力信号の或る一定時間の平均値が予め設定された最適
    値と比較して6dB以上大きく又は6dB以上小さくな
    ると、前記第1、第2の入力レベル調整手段を制御する
    とともに、該第1、第2の入力レベル調整手段でのレベ
    ル調整に対応して前記出力レベル調整手段を制御するレ
    ベル制御手段 と、 を備えたことを特徴とする電子消音システム。
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