JP3396490B2 - 磁気共鳴映像装置 - Google Patents

磁気共鳴映像装置

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JP3396490B2 JP07792592A JP7792592A JP3396490B2 JP 3396490 B2 JP3396490 B2 JP 3396490B2 JP 07792592 A JP07792592 A JP 07792592A JP 7792592 A JP7792592 A JP 7792592A JP 3396490 B2 JP3396490 B2 JP 3396490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルスシーケンスの高速
実行が容易で、かつパルスシーケンスの調整が容易な磁
気共鳴映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴映像法はよく知られているよう
に、固有の磁気モーメントを持つ核の集団が一様な静磁
場中に置かれたときに、特定の周波数で回転する高周波
磁場のエネルギーを共鳴的に吸収する現象を利用して、
物質の化学的および物理的な微視的情報を映像化する方
法である。この磁気共鳴映像法、超音波診断装置やX線
CTなどの他の医用画像診断装置に比べデータ収集時間
が非常に長くかかる。従って、被検体の吸収などの動き
によってアーチファクトが生じたり動きのある心臓や血
管系の映像化が難しいという問題がある。また撮影時間
が長くなるため、被検者に与える苦痛も大きい。
【0003】そこで昨今では、Turbo FLASH
やEPI等の高速(超高速)パルスシーケンスが提案さ
れており、これによって、撮影時間を短くしようという
試みがなされている。ところが、このような高速パルス
シーケンスにおいては、シーケンスの複雑化・高速化に
伴ない、現状のシーケンスコントローラでは十分に制御
ができなくなりつつある。
【0004】ここで、従来におけるシーケンスコントロ
ーラを用いてイベント制御を実行する2つの方法を以下
に示す。
【0005】1)TR(繰り返し時間)による待ち時間
分も含めた1画像分のパルスシーケンスをマイクロコン
ピュータ側ですべてイベントメモリ上に展開したあと、
イベントメモリを実行させ、その間マイクロコンピュー
タ側はシーケンス実行に一切関与しない。つまり、1画
面分の実行内容を全てイベントメモリに格納し、これに
従ってシーケンスを実行する。
【0006】2)1回もしくは複数回のRF励起毎のパ
ルスシーケンスのみをイベントメモリに展開し、TRに
よる待ち時間を利用してエンコードステップやマルチス
ライスなどに、関連するイベント部分のみを書き換え
る。つまり、基準となる流れを決めておき、この内容を
逐次書き換えながらシーケンスを実行する。
【0007】しかし、上記1)の場合は、イベントメモ
リに展開できる量が限られるため、パルスシーケンスが
複雑化すると対応できなくなる可能性がある。また、マ
イクロコンピュータ側に制御が移らないため、収集デー
タの転送処理が行えず、ホスト側での再構成時間が制約
を受ける。また、エンコードステップ数等のシーケンス
の長さがイベントメモリの容量に大きく依存してしまう
という欠点がある。
【0008】また、上記2)の場合には、マイクロコン
ピュータによるイベントメモリなどの書き換え操作によ
り複雑なパルスシーケンスでも対応が可能で、さらに収
集データの転送制御が容易などの利点がある。しかし、
パルスシーケンスの最小TR時間を短くするためにイベ
ントメモリの書き換え時間を短縮するハードウェアおよ
び書き換えステップ数を最小限にするデータ構造を検討
する必要がある。また、複雑なパルスシーケンスの場合
には、TR時間をあまり短くできない場合がある。
【0009】また、EPI(エコープラナーイメージン
グ)などの超高速イメージングでは、瞬時映像化のメリ
ットを生かし、会話的に画像化断面を変化させるなどの
応用が考えられるが、パルスシーケンスの実行量が多
く、現在のようにCPUが直接関与するイベントメモリ
の書き換え方法では通常のTR時間(100ms程度)
の間に、イベントコードの書き換えを行なうことができ
ない。つまりパルスシーケンスの書き換えなどが十分高
速に実現できないため、せっかく高速シーケンスを用い
て連続的な画像化を行っても、操作者の会話的な入力を
画像化パラメータとしてフィードバックできず、会話的
なパルスシーケンスの実行が困難である。
【0010】また、シーケンスコントローラの時間分解
能が低いため、パルスシーケンスの調節を勾配磁場の振
幅強度などで行っており、振幅一定として時間軸で制御
する場合と比較して渦電流の影響などを受けやすいなど
高精度なパルスシーケンスの調整には問題がある。
【0011】一方、被検体の呼吸等の動きによって生じ
る画像アーチファクトは、高周波磁場や勾配磁場の不完
全性に依存する部分と、被検体そのものに依存する部分
に分離できる。このうち、被検体そのものに依存する血
流や体動についてはパルスシーケンスを工夫する事で減
少させる事ができる。
【0012】また、高周波磁場の不完全性としては振幅
強度の非直線性や、プローブコイルの空間的な感度分布
などがあり、勾配磁場の不完全性としては、勾配磁場ア
ンプやコイル容量成分やインダクタンス成分のほかに渦
電流などの過渡的な成分も存在する。これらの影響を最
小限に抑えるためにシーケンス調整を行うが、パルスシ
ーケンスごとに影響の度合が異なるため、プローブコイ
ルや勾配磁場コイルなどのユニットを変更するたびに、
すべてのパルスシーケンスの再調整が必要であり、使用
するパルスシーケンスの数の増大にともなってメインテ
ナンスが困難となる。
【0013】また、長時間の撮影時間がかかるというM
RIの欠点を克服するFLASHやEPIなどの高速撮
像法は従来のスピンエコー法などに比べて、静磁場均一
性や勾配磁場のスイッチングタイミングなどの僅かなズ
レにより大きな画像アーチファクトが発生する。このた
め、画像化に先だって被検体ごとに磁場調整やシーケン
ス調整などを行うことが望ましいが、シーケンス調整を
行うためのプリスキャンにより撮影時間が増大する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
ける磁気共鳴映像装置においては、イベントメモリの書
き換えが高速のシーケンスに対応できず、十分な高速化
ができないという問題点があった。また、被検体の動き
によって発生する画像アーチファクトを減少させるため
の磁場調整、シーケンス調整が困難であるという欠点が
あった。
【0015】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その第1の目的は、イベント
メモリの書き換え時間を大幅に短縮し得る磁気共鳴映像
装置を提供することである。
【0016】また、第2の目的は、パルスシーケンスの
調整を容易に行なうことのできる磁気共鳴映像装置を提
供することである。
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、一様な静磁場を発生する手段と、該静磁
場中に置かれた被検体に高周波磁場を印加する高周波磁
場発生手段と、該被検体に勾配磁場を印加する勾配磁場
発生手段と、前記高周波磁場発生手段と勾配磁場発生手
段を所定のパルスシーケンスに従って制御するシーケン
ス制御手段と、前記被検体から発生するエコー信号を受
信する受信手段とを備えた磁気共鳴映像装置において、
該パルスシーケンスを実行した場合に得られる受信信号
に影響を与える複数の特性パラメータを求める手段であ
って、該特性パラメータは、前記磁気共鳴映像装置の装
置に依存する特性パラメータ及び被検体に依存する特性
パラメータとを含むものである手段と、該複数の特性パ
ラメータに基づいて、前記受信信号のシミュレーション
を行なう手段と、該シミュレーションされた受信信号が
適当な範囲におさまるよう前記パルスシーケンスを調整
する手段と、を有することを特徴としている。
【0019】
【作用】本発明では、磁気共鳴映像装置においてパルス
シーケンスの書き換えに要する時間を短縮することで複
雑なパルスシーケンスの高速実行を可能にする。
【0020】また、パルスシーケンスの時間分解能を向
上させることで高精度なシーケンス調整が可能となる。
さらに、連続的に再構成される画像を利用した会話的な
画像化条件の変更に対応したパルスシーケンスの実行を
実現する。
【0021】また、適切なパルスシーケンスを設定する
ための調整手段を改善することで、シーケンス調整時間
の短縮化と被検体への高周波を用いて計算機上でパルス
シーケンスの調整ができるため、パルスシーケンスごと
に調整作業を繰り返す必要がなく調整作業が簡素化され
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る磁気共鳴映像装置の構成を示
すブロック図である。
【0023】同図において、静磁場磁石1および勾配磁
場コイル3はシーケンスコントローラ9により制御され
る励磁用電源2および駆動回路4によってそれぞれ駆動
され、被検体5(例えば人体)に対して一様な静磁場
と、注目する所望の断面(スライス面)内の直交する
r、eの二方向、およびそれに垂直なs方向に磁場強度
がそれぞれ変化する勾配磁場を印加する。なお、本実施
例では以後スライス面に直交する方向に印加する勾配磁
場をスライス用勾配磁場Gs、スライス面内で適当な方
向に印加する勾配磁場を読み出し用勾配磁場Gr、それ
と直角方向に印加する勾配磁場を位相エンコード用勾配
磁場Geとして説明する。
【0024】被検体5にはさらにシーケンスコントロー
ラ9の制御の下で、送信部7からの高周波信号によりプ
ローブ6から発生される高周波磁場が印加される。本実
施例においては、プローブ6を高周波送信のための送信
コイルと、被検体5内の各種の原子核に関する磁気共鳴
信号を受信する受信コイルとに共用しているが、送信お
よび受信コイルを別々に設けてもよい。
【0025】プローブ6により受信された磁気共鳴信号
(エコー信号)は、受信部8で増幅および検波された
後、シーケンスコントローラ9の制御の下でデータ収集
部10に送られる。データ収集部10では、受信部8を
介して取り出された磁気共鳴信号をシーケンスコントロ
ーラ9の制御の下で収集し、それをA/D変換した後デ
ータ処理部11に送る。
【0026】データ処理部11は電子計算機12により
制御され、データ収集部10から入力されたエコー信号
についてフーリエ変換によって画像再構成処理を行い、
画像データを得る。また電子計算機12はシーケンスコ
ントローラ9の制御をも行う。データ処理部11により
得られた画像データは画像ディスプレイ14に供給され
画像表示される。電子計算機12及び画像ディスプレイ
14はコンソール13により制御される。パルスシーケ
ンスは、コンソール13によりグラフィック表示され対
話的に入力される。
【0027】図2は図1に示したシーケンスコントロー
ラ9の詳細な構成を示すブロック図である。図示のよう
に、シーケンスコントローラ9は、メモリを有するCP
U15と、ホスト側とのデータ転送を行なうデータ転送
部16とを、イベントコードを格納しこのイベントを制
御するイベント制御部17と、RF信号の送受信制御を
行なうRF制御部18と、受信した磁気共鳴信号をA/
D変換するA/D変換器の制御やホスト側への転送制御
等を行なうデータ収集処理制御部19と、勾配磁場制御
部20、及び励磁用電源制御部21から構成されてい
る。
【0028】イベント制御部17は、イベントコードを
記述するイベントメモリを複数個持ち、このうち少なく
とも1個がRF制御部18、データ収集部19、勾配磁
場制御部20などを制御している間に他のイベントメモ
リへのアクセスが可能であり、これらを順次切換えるこ
とで高速かつ連続的なシーケンスの実行が可能となって
いる。
【0029】図3は本発明の第1実施例を示す構成図で
あり、イベント制御部17の詳細な構成を示している。
図示のようにこのイベント制御部17は、タイマ31
と、コンパレータ32と、アドレスカウンタ33と、イ
ベントメモリ34と、複数のデコーダ35〜35を備え
ている。なお、上記したようにイベントメモリ34は複
数存在するが、ここでは簡単のため1個としている。
【0030】イベントメモリ34は、時間記述部(Ti
me)と、オペコード記述部(OP)と、引き数記述部
(Arg)と、フラグ記述部(flg)とに大別されて
おり、例えば「○時○分に(Time)勾配磁場強度
(OP)を○○とする(Arg)。」の如く記述され
る。また、flgは、後述する書き換えテーブルとの対
応をとるためのフラグを記述する。
【0031】そして、クロック信号によってタイマ31
が動作し、イベントメモリ34に記述された時刻となる
とこの時刻となったことがコンパレータ32によって確
認され、イベントメモリ34の記述内容が出力される。
そして、この出力は複数のデコーダ35〜35によって
デコードされる。
【0032】このような構成によれば、イベントのデコ
ードが直列接続された複数のデコーダ35〜35によっ
て行なわれるので、イベントのデコード速度を向上され
ることができ、時間分解能が向上する。また、各デコー
ダ35〜35のステップが1クロック分で実行し得るよ
うに構成可能である。また、このような構成では、ジャ
ンプ命令が存在しないため、デコードの各ステップの連
続性が保証される。
【0033】次に本発明の第2実施例ついて説明する。
この例では、イベントメモリ34の書き換え速度を向上
させて処理時間を短縮させる。
【0034】いま、イベント制御命令として表1、表2
に示す如くのものがある。
【0035】
【表1】
【表2】 例えば、イベントメモリ34中で「SEQS」とあるの
はシーケンスのスタート開始番地の指定を示す。また、
このようなイベントメモリ34では複数の引き数(処理
の内容)の記述が可能なので、パルスシーケンスを記述
するためのテーブルとしては、図4の如くのデータ構造
をとる。だだし、同図における各文字は以下の如く定義
される。
【0036】 Time :時刻設定(初期値) Frq−T :時刻書き換え周期 0:書き換え無し 1:TRごとに書き換え 2:TR2回に1回ごとに書き換え Add :書き換え増分値(負の場合は減少) OP−code:イベントオペコード(オペコードの種
類により引き数の個数が異なる) Argl :引き数1(初期値) Erql :引き数1書き換え周期 Add/Tgl:書き換え増分値/土/T 数値:増分値として初期値に加算 +:極性を正にする −:極性を負にする T:テーブル参照モード(T:CX) テーブルについては、1次元配列に格納し配列変数名を
記述(T:CX、CXを配列名とする) また、図5は、図4に示したデータ搬送の各データを実
際に格納するイベントメモリの構造を示す図である。な
お、同図において、以下の如く定義される。
【0037】 Time−flg:時刻部書き換えテーブルエントリー OP−flg :オペコード部書き換えテーブルエン
トリー Arg−flg :引き数部書き換えテーブルのエント
リー また、図6は図5に示したイベントメモリの内容を書き
換える際に用いる書き換え用のテーブルを示している。
なお、同図において、以下の如く定義される。 Frg :書き換え頻度 Mode:書き換えモード選択 D:現在値+増分(ダイレクト演算) R:0/1のトグルモード(ビット反転) T:テーブル参照 Now :現在値もしくはアドレス Inc :増分値もしくは書き換え内容1ワードの大き
さ そして、イベントメモリの内容を書き換えテーブルにて
変更し、逐次シーケンスを実行する。
【0038】以下、この具体的な処理手順を図7に示す
フローチャートを参照しながら説明する。この例は、図
5に示すイベントメモリの引き数部を変更する例であ
る。
【0039】シーケンスが開始されると、まず、引き数
の書き換えに係るフラグArg−flgがゼロであるか
否かが判定される(ステップST1)。その結果ゼロで
あると判定された場合には(ステップST1でNO)、
イベントの実行順序を示す値iを1だけインクリメント
する(ステップST9)。一方、ゼロでない場合には、
(ステップST1でYES)、図6に示す書き換えテー
ブルのフラグArg−flg番目の内容を検索する(ス
テップST2)。
【0040】そして、現在の繰り返し回数NXを検索し
た内容の頻度Frqで割ったときの余りが0であるか否
かを判定する(ステップST3)。つまり、現在の繰り
返し回数NXが5で(イベントメモリの実行が5順目で
ある)、頻度Frqが3である場合には、この余りは2
となる。この場合には(ステップST3でNO)、書き
換え処理を行なわず、iを1だけインクリメントする
(ステップST9)。即ち、頻度が「3」ということ
は、3回に1度だけ変更を行なうという意味であるの
で、5順目は書き換えは必要ない。
【0041】一方、余りがゼロとなった場合には(ステ
ップST3でYES)、書き換えモードを選択する(ス
テップST4)。ここでは、書き換えモードを現在値に
増分を加えるダイレクト演算(Dモード)と、0,1の
ビットを反転させるトルグモード(Tモード)と、テー
ブルの参照(Tモード)の3種類に分類される。
【0042】そして、ステップST5〜8に示す如く
の、各モードに応じた書き換え処理を実行し、処理が終
了すると、iをインクリメントする(ステップST
9)。その後、実行順序を示す値iが全ステップ数にな
るまで上記の処理を繰り返す(ステップST10)。こ
うして、引き数部の書き換えが行なわれるのである。な
お、上記のフローチャートでは引き数部の書き換えにつ
いて示したが、時刻部の書き換え、オペコード部の書き
換えについても同様に実施できる。
【0043】そして、このような処理によれば、不要な
書き換えが省略できるため、高速なイベントメモリの書
き換えが可能となる。
【0044】また、ハードウェアで並び換えを行わない
場合には必ずしもイベントメモリ上にフラグフィールド
をハードウェアとして一体化させる必要はない。すなわ
ちマイクロコンピュータ側にイベントメモリに対応して
用意したフラグフィールド相当部をイベントコードのレ
コード並び換えと同時に並び換えれば同様の効果が得ら
れる。
【0045】また、TR(繰り返し時間)ごとにパルス
シーケンスの長さが変化する場合(たとえばプリパルス
の部分の有無)には任意の番地からのイベント実行機能
により、TRごとのイベントメモリ再スタートごとに不
要な先頭部分をスキップすることでシーケンスの書き換
えを省略できる。最後の部分の実行をスキップするため
には、イベント命令部をSTOPで停止させ、マイクロ
コンピュータに制御を戻す。その部分の実行を進めるた
めには、オペコードをNOPに書き換えればよい。
【0046】また実行開始時のスタート番地の指定とS
TOP命令の組み合わせにより、短いパルスシーケンス
を多数運用する場合には、スタート番地を複数指定でき
ることによりイベントメモリを複数のバンクの分割可能
でイベントメモリの再ロードを節約できる。
【0047】次に本発明の第3実施例について説明す
る。この例は、画像化全体に作用するパラメータを変更
する例であり、上記の例ではエンコードステップなど1
枚の画像を得るための処理と考えられるが、この例では
画像化条件の設定変更は別のレベルで変更を実現する。
【0048】まず、画像レベルの設定条件については、
ホスト側とマイクロコンピュータ側に共通なパラメータ
ブロックに情報を保持する。図8,9にパラメータブロ
ックのデータ構造例を示す。たとえばTR、TEなどの
時間パラメータや画像化領域サイズなどの情報を含む。
これらの情報を用いて、シーケンスを記述したイベント
テーブル自体の書き換えではなく、イベントテーブルの
情報とパラメータブロックの情報の双方を用いてホスト
側で書き換えテーブルとイベントメモリを同時に生成す
る。そして、生成したイベントメモリと書き換えテーブ
ルをシーケンスコントローラ側に転送する。
【0049】高速な画像化シーケンス(Turbo F
LASH,EPIなど)を用いて特定の画像化パラメー
タを会話的に変更し、その結果を逐次評価しながら画像
化を行なうような場合には、随時ホスト計算機上でパラ
メータ入力を行い、ホスト側のパラメータブロックを変
更し、画像化ごとにシーケンスコントローラ側のパラメ
ータブロックに転送する。1画面ごとに、画像条件の変
更に関係するパラメータについて交信作業を行うことに
より、入力内容を反映させる。
【0050】以下、各パラメータの変更処理を具体的に
説明する。
【0051】1)TR マイクロコンピュータ上に装備するリアルタイムOS+
リアルタイムタイマーの組み合わせにより制御を行って
いるため、TR制御に係わるスケジューラ側での割り込
み設定のためのタイマー値を変更する。
【0052】2)TE イベントメモリ中のディレイ命令の引き数の書き換え 3)RFパワー条件 コマンド命令により設定可能 4)画像化領域サイズ(FOV) 勾配磁場制御部の最終段に図10に示す如くのレジスタ
ー群41を設け、それらの設定値を変更することで、イ
ベントメモリ自体を変更せずに勾配磁場の倍率設定が可
能 5)オブリーク面の選択 4)と同じ。
【0053】以上により、パルスシーケンス自体の変更
を最小限にとどめることで、会話的な画像化パラメータ
の変更が可能である。これによって、画像化領域やTR
などが少しずつ異なるパルスシーケンスを準備する必要
がなくなる。また、パルスシーケンス自体の記述をイベ
ント制御命令とし、画像全体に係わる制御をコマンド制
御命令として両者を分離する。そして、会話的なパルス
シーケンス変更のためには、勾配磁場制御のようにコマ
ンド制御命令により容易に変更可能とすることで高速な
パラメータ変更が可能となる。また、イベント制御命令
の書き換えが必要な場合には、フラグ部を利用して高速
な書き換えを可能にする。
【0054】これらの処理により、操作者が会話的に入
力したパラメータが次の画像から直ちに反映される。
【0055】全体のシーケンスの実行は、次のように制
御される。
【0056】<通常のSEの場合> a)ホスト→シーケンスコントローラからパラメータブ
ロックの転送 b)パラメータブロックを参照しイベントメモリ、イベ
ントメモリ書き換えテーブル、勾配磁場メモリ、SEP
メモリの転送 c)パラメータブロックの各パラメータにより、RFコ
ントロール部、データ収集部、勾配磁場制御部の初期化
処理 d)イベントメモリの実行開始 e)TR間隔処理 ・イベントメモリ書き換え ・収集データ転送(→ホスト) ・イベントメモリ再スタート処理 以上の処理を順次スケジュールに従って実行していく。
イベントメモリの実行とe)の処理を繰り返すことで1
画面分の画像化を行う。TR間隔ついてはマイクロコン
ピュータ上のリアルタイマーで管理可能である。
【0057】<Turbo FLASHなどの高速シー
ケンスの場合>a)〜d)についてはSEと同様であ
る。イベントメモリの実行、書き換えについては一方が
実行中に他方の書き換えを行い、TR間隔はイベントメ
モリの最後に置くイベントメモリのチャンネル切り替え
命令までの待ち時間により管理する。
【0058】次に本発明の第4実施例について説明す
る。この例では、パルスシーケンスを、被検体や諸条件
の変化に対応させて調整する手順を示す。
【0059】本実施例によるパルスシーケンスの調整法
は3つの部分に分けることができる。まず、第1ステッ
プはパルスシーケンスに影響を与え画像アーチファクト
の補正を行う際の基礎データを評価する部分で、次の2
つに大別される。
【0060】(1)装置の特性パラメータ(画像化に先
立って測定可能) ・高周波磁場アンプの伝達関数 ・プローブコイルごとに測定(Qに依存) ・高周波磁場の振幅特性 空間分布(感度分布) 周波数特性 位相特性 ・勾配磁場システムの伝達関数 勾配磁場電源の特性 勾配磁場コイルの特性 渦電源による反磁場 勾配磁場コイルの空間的非線形性 (渦電源による空間分布を含む) ・静磁場不均一性(装置依存部分5〜10ppm) (2)被検体に依存するパラメータ(画像化のたびに測
定) ・高周波磁場のパワー条件(90°パルス条件) ・静磁場不均一性(生体による反磁場) ・被検体の大きさ (1)は装置の構成により予め決まるため、構成ごとに
データベース化し、パルスシーケンスの実行に先だつ計
算機内でのシーケンス調整に利用する。
【0061】高周波磁場発生装置は図11に示すように
変調波を出力するシーケンスコントローラ51、周波数
シンセサイザーからの共鳴周波数を用いて制御波形を合
成する高周波送信部52、高周波アンプ53、及びプロ
ーブコイル54などから構成される。これらの単体での
伝達特性及び全体での伝達特性を測定する。ただし、プ
ローブコイル54については、放射特性が異なるためプ
ローブごとの測定が必要である。
【0062】勾配磁場発生装置は図12に示すように、
x,y,z各チャンネルの制御波形を出力するシーケン
スコントローラ51と勾配磁場アンプ56、勾配コイル
57などから構成される。これらの単体での特性および
全体での伝達特性を測定する。また、空間分布を持つ渦
電流55や勾配磁場コイルの構成に依存する空間的な直
線性についても測定を行う。
【0063】上記の測定方法としては、簡単にはサーチ
コイルなどを用い、磁場強度の微分値を測定し、その積
分値により磁場強度の測定を行う。また、勾配磁場強度
の測定については、図13のようにスピンエコーの性質
を利用して勾配磁場の積分値が零になった時点で発生す
るエコーピークの時刻を測定することで過渡応答を精密
に求めることができる。すなわち、立ち上がり時間がほ
ほ無視できる小さな振幅強度で+側に印加し、印加時間
を変化させて−側でピークが発生する時間をプロットす
ればよい。
【0064】(2)は被検体(部位)ごとに生体の高周
波磁場の吸収率が異なったり、反磁場が異なるため、画
像化の度に測定が必要となる。高周波磁場のパワー条件
は全てのシーケンスで必要であり、特にIRパルスでは
精密に合わせる必要がある。しかし、あらかじめ部位と
体重別にパワー条件を記憶しておけば、パワー調整にか
かる空打ちスキャンを最小限に止めることができる。
【0065】磁場分布を精密に測定するためには、原理
的には図14に示すようにエコー時間を僅かに変化させ
た2回の画像(SEもしくはダブルエコーを用いる)を
取得し、それらの位相差で磁場分布を計算する。このよ
うにして得られた磁場分布を用いて、シムコイルの電流
強度の調整を行い、磁場均一性を向上させることができ
る。磁場不均一性に弱いEPIなどの画像化に先だっ
て、あらかじめ磁場均一性調整を行う。
【0066】また、第2ステップとしては、第1ステッ
プで求めた特性パラメータを用いて、シーケンスコント
ローラの出力波形から実際の高周波磁場波形や、勾配磁
場波形をシミュレートする。高周波磁場については、ブ
ロッホ方程式(1)を用いればスピンの挙動を計算でき
る。
【0067】 dM/dt=γM×B−(iMx +jMy )/ T2 +k(M0 −Mz )/T1 ……(1) ここで、 B=kB0 ’+B10 ’=B0 +ΔB+G・r (1)式において、あらかじめ測定してあるΔBなど
と、入力波形B1 (t)により各時刻のM(t)が計算
できる。これにより高周波パルスを印加した際のスライ
ス特性、信号強度の計算などを行うことができる。
【0068】エコー信号S(t)については、次の
(2)式で求めることができる。
【0069】 S(t)=∫ρ(x,y)・exp[−2πγj{Gx (x,y,t)x+ Gy (x,y,t)+ΔH(x,y)t}dxdy ……(2) ただし、 Gx (x,y,t)=gx (x,y,t)dt 勾配磁場強度積分波形 Gy (x,y,t)=gy (x,y,t)dt 従って、gx ,gy を入力することで、エコー信号S
(t)を計算できる。
【0070】勾配磁場制御を矩形波で行う場合、図15
に示すように渦電流補償回路を用いて、入力波形から複
数の時定数を持ったRC回路による指数減衰波形61を
加算することで制御信号を変調して立ち上がり時間を改
善できる。渦電流補償を含んだ伝達関数により、勾配磁
場波形が算出できるので、エコー信号S(t)が適当な
範囲におさまるまで(信号のピーク位置合わせ)、矩形
入力波形の振幅強度やタイミングを変化させる。
【0071】スピンエコーなどと異なり、EPIなど長
大なパルスシーケンスでは、上記のようなパルスシーケ
ンスの調整法はきわめて有効である。すなわち勾配磁場
スイッチングを繰り返すと勾配磁場アンプのゲインが徐
々に低下する。
【0072】以上で説明したように、特性パラメータを
利用した疑似信号によるパルスシーケンス調整方法はパ
ルスシーケンス調整のための空打ち回数を最小限にとど
めることができるため、検査時間の短縮および画像化に
無関係な患者への高周波磁場や勾配磁場の照射量を削減
できる。
【0073】また、使用装置毎に特性パラメータをあら
かじめデータベース化することで、工場などであらかじ
め作成しておいたパルスシーケンスの再利用が容易とな
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、シー
ケンスコントローラのクロックを高速にすることができ
パルスシーケンスの時間分解能を向上させることで複雑
なシーケンスにおける調整を行うことが可能である。ま
た、パルスシーケンスの書き換えにかかる時間を短縮す
ることで複雑なパルスシーケンスの実行が可能となる。
さらに操作者の入力パラメータに画像化条件をシーケン
スに直ちに反映できるため、再構成画像を観察しながら
の会話的な変更作業が可能である。
【0075】また、あらかじめ各装置において特性パラ
メータを測定しておけば、シーケンス毎のシーケンス調
整が自動化できる。工場で作成した標準シーケンスが、
自動的に各装置に適した微調整が行える。また、検査の
たびに被検体への不要な電磁波の照射を避け、同時に検
査時間が短縮できる。また、シーケンス調整が完全とな
り、画質改善がはかれる。これによって、従来長時間か
かっていた調整時間が大幅に短縮することができ、装置
の効率的な運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気共鳴映像装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】シーケンスコントローラの詳細構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るイベント制御部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図4】イベントテーブルデータの構造を示す説明図で
ある。
【図5】イベントメモリの構造を示す説明図である。
【図6】イベント書き換えテーブルの構造を示す説明図
である。
【図7】イベントの書き換え処理を示すフローチャート
である。
【図8】パラメータブロックのデータ構造を示す図であ
る。
【図9】パラメータブロックのデータ構造を示す図であ
る。
【図10】勾配磁場出力制御の説明図である。
【図11】本発明の第4実施例に係る高周波磁場発生装
置の構成を示すブロック図である。
【図12】勾配磁場発生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図13】NMR信号を用いた勾配磁場強度の測定法を
示す説明図である。
【図14】磁場不均一性の調整法を示す説明図である。
【図15】渦電流の補償法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 静磁場磁石 2 励磁用電源 3 勾配磁場コイル 4 勾配磁場コイル駆動回路 5 被検体 6 高周波プローブ 7 送信部 8 受信部 9 シーケンスコントローラ 10 データ収集部 11 データ処理部 12 電子計算機 13 コンソール 14 画像ディスプレイ 15 CPU 17 イベント制御部 18 RF制御部 19 データ収集処理制御部 20 勾配磁場制御部 21 励磁用電源制御部 34 イベントメモリ 35 デコーダ 41 レジスタ群 51 シーケンスコントローラ 52 高周波送信部 53 高周波アンプ 54 プローブコイル 55 渦電流補償回路 56 勾配磁場アンプ 57 勾配コイル 61 指数減衰波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−211124(JP,A) 特開 昭63−68147(JP,A) 特開 平3−202050(JP,A) 特開 平2−148179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様な静磁場を発生する手段と、該静磁
    場中に置かれた被検体に高周波磁場を印加する高周波磁
    場発生手段と、該被検体に勾配磁場を印加する勾配磁場
    発生手段と、前記高周波磁場発生手段と勾配磁場発生手
    段を所定のパルスシーケンスに従って制御するシーケン
    ス制御手段と、前記被検体から発生するエコー信号を受
    信する受信手段とを備えた磁気共鳴映像装置において、 該パルスシーケンスを実行した場合に得られる受信信号
    に影響を与える複数の特性パラメータを求める手段であ
    って、該特性パラメータは、前記磁気共鳴映像装置の装
    置に依存する特性パラメータ及び被検体に依存する特性
    パラメータとを含むものである手段と、 該複数の特性パラメータに基づいて、前記受信信号のシ
    ミュレーションを行なう手段と、 該シミュレーションされた受信信号が適当な範囲におさ
    まるよう前記パルスシーケンスを調整する手段と、を有
    することを特徴とする磁気共鳴映像装置。
  2. 【請求項2】 前記シミュレーションされる受信信号
    は、ブロッホ方程式を解いたスピンの挙動を示す信号で
    あることを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴映像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シミュレーションされる受信信号
    は、エコー信号であることを特徴とする請求項1記載の
    磁気共鳴映像装置。
  4. 【請求項4】 前記被検体に依存する特性パラメータを
    画像化の度に測定する手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の磁気共鳴映像装置。
  5. 【請求項5】 前記装置に依存する特性パラメータは、
    磁場の空間分布に関するパラメータを含み、該磁場の空
    間分布に関するパラメータは、撮影前に予め測定された
    ものであり、前記パルスシーケンスを調整する手段は該
    磁場の空間分布に関するパラメータをデータベースとし
    て保持していることを特徴とする請求項1記載の磁気共
    鳴映像装置。
  6. 【請求項6】 前記パルスシーケンスを調整する手段
    は、前記エコー信号のピーク位置が適当な範囲におさま
    るよう前記パルスシーケンスを調整することを特徴とす
    る請求項3記載の磁気共鳴映像装置。
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