JP2002253526A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2002253526A JP2001057785A JP2001057785A JP2002253526A JP 2002253526 A JP2002253526 A JP 2002253526A JP 2001057785 A JP2001057785 A JP 2001057785A JP 2001057785 A JP2001057785 A JP 2001057785A JP 2002253526 A JP2002253526 A JP 2002253526A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 連続撮像において、同一スライス面における
目的に応じたTEの複数の画像を1画面に同時に表示す
る。 【解決手段】 1ショットで複数のエコーを取得するマ
ルチエコーEPIシーケンスをハーフスキャンにより実
行し、取得したエコー時間TEの異なる各エコーをそれ
ぞれ異なるk空間に配置する。この際、各エコーがk空
間を埋める領域は、k空間の低周波領域を含み、且つ各
領域の和がk空間全領域をカバーするようにする。各エ
コー毎に得られたk空間データについて非計測領域につ
いては、他のk空間データで補完した後、画像再構成す
る。これによりハーフスキャンと同じ短時間で複数枚の
TEに依存して性質の異なる画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴(以
下、NMRと略記する)現象を利用して被検体の所望部位の
断層画像を得る磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装
置という)に関し、特に同時にTEに依存した像を複数枚
得ることが可能なMRI装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、NMR現象を利用して被検体中
の所望の検査部位における原子核スピンの密度分布、緩
和時間分布等を計測して、その計測データから被検体の
任意の断面を画像表示するものである。
【0003】このようなMRI装置における基本的な撮像
法は、RF(高周波)パルス印加によって被検体の原子核
スピンを励起した後、位相エンコードを付与した1つの
エコー信号を計測し、位相エンコード傾斜磁場の強度を
変えながら繰り返し、1枚の画像の再構成に必要な位相
エンコード数のエコーを得るというものである。この場
合、1枚の画像を得る時間は繰り返し時間TR×位相エン
コード数に依存している。
【0004】これに対し撮像時間短縮を図った高速撮像
法として、1回の原子核スピンの励起で複数のエコーを
取得するエコープラナーイメージング(以下、EPIと略
す)法がある。EPI法では、1回のRF照射(ショット)後の
信号収集時に傾斜磁場の反転を何度も繰り返して多数の
グラジエントエコーをつくりk空間のすべてのラインを
埋める方法である。この方法は、極めて高速に1枚の画
像を構成するデータを収集できるという利点があるが、
エコー時間TE(RF照射からエコー信号発生までの時間)の
長いエコーほど磁場変動の影響を受けやすい。k空間の
データを数ショットに分けて収集する分割EPI(或いは
マルチショットEPI)もある。
【0005】また時間分解能を短縮する方法としてハー
フスキャン(Half scan)法がある。この方法ではk空
間の、位相方向に対して、約半分(50%以上)または3/4
のデータのみを計測し、これら計測データから残りの非
計測領域のデータを推定して画像を作成する方法であ
り、同じ空間分解能の画像を短時間で得ることができ
る。そのかわりS/Nは低下する。
【0006】一方、前述したようにEPI法で得られる複
数のエコー信号は、エコー時間に依存して各エコーがも
つ情報の性質が異なるので、これを利用して、1回のシ
ョットで同一エンコードに位相エンコードされたTEの異
なる複数のエコーを取得し、それぞれから性質の異なる
画像を得る方法も提案されている。この方法は前述した
基本的には古典的な撮像方法と同じであり、性質の異な
る画像を再構成するために、位相エンコード数分のステ
ップを繰り返す必要があり、時間短縮を図ることはでき
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題を解決するためになされたものであり、複数の高分解
能画像を短時間で同時に撮像することができ、診断価値
の高い情報を提供することが可能なMRI装置を提供する
ことを目的とする。また本発明は、撮像前、撮像中また
は撮像後に使用者の設定によって任意に希望する画像の
種類(性質)や数を設定することが可能なMRI装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のMRI装置は、被検体が置かれる空間に静磁場
を与える静磁場発生手段と、該被検体に傾斜磁場を与え
る傾斜磁場発生手段と、前記被検体の生体組織を構成す
る原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルス
を照射する送信系と、前記核磁気共鳴により放出される
エコー信号を検出する受信系と、この受信系で検出した
エコー信号を用いて画像再構成演算を行う信号処理系
と、得られた画像を表示する手段と、前記傾斜磁場発生
手段、送信系及び受信系を所定のパルスシーケンスに従
い制御する制御手段とを備えたMRI装置において、前記
制御手段は、少なくとも1の高周波パルスを印加した後
に、を位相エンコード傾斜磁場と極性の反転する読み出
し傾斜磁場の印加を繰り返し、エコー時間の異なる複数
のエコー信号を発生させるパルスシーケンスを実行し、
エコー時間の異なるエコー信号毎にそれぞれ別個のk空
間データを作成し、各k空間のデータは少なくともk空
間の低周波領域を含むk空間の部分的な領域のデータで
あって且各k空間のデータの組み合わせがk空間全領域
を構成するものとなるように前記位相エンコード傾斜磁
場を制御するように構成される。
【0009】このような本発明のMRI装置によれば、エ
コー時間の異なるエコー信号毎のk空間データを用いて
画像再構成することにより、エコー時間に依存して性質
の異なる複数の画像を得ることができる。また各画像を
再構成するためにk空間の一部の領域のみを測定するの
で、撮像時間の短縮を図ることができ、時間分解能を向
上した高分解能画像を得ることができる。
【0010】本発明のMRI装置の好適な態様によれば、
制御手段は、前記パルスシーケンスの実行の際に、高周
波パルス印加後に計測するエコー信号の数及び/または
複数のエコー時間を設定する手段を備え、設定されたエ
コー信号またはエコー時間の数に応じて前記エコー信号
毎の領域を設定する。
【0011】これによりユーザーは、画像データ連続取
得中においても、設定により任意に表示する画像の性質
や数を変更することができる。さらに本発明のMRI装置
の好適な態様によれば、各エコー信号毎のk空間データ
について、非計測の領域のデータを他のk空間データの
該当する領域のデータで補い、画像再構成し、エコー時
間に依存して性質の異なる複数画像を表示させる。
【0012】これにより画像のSNを劣化させることな
く、診断に有効な画像を提供できる。また非計測の領域
を他のk空間データ(即ちTEの異なるデータ)で補充し
ても、そのk空間データの低周波領域は、同じTEで計測
したエコーで占められているので、そのTEに依存した画
像の性質を損ねることがない。
【0013】本発明のMRI装置は、二次元計測および三
次元計測のいずれであっても適用できる。特に時間と共
に変化する組織、形態を描出するための連続計測に好適
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるMRI装
置の全体構成を示すブロック図である。このMRI装置
は、静磁場発生磁石2と、傾斜磁場発生系3と、送信系5
と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、中央
処理装置(CPU)8とを備えている。
【0015】静磁場発生磁石2は、被検体1の周りにその
体軸方向または体軸と直交する方向に均一な静磁場を発
生させるもので、永久磁石方式または常電導方式あるい
は超電導方式の磁場発生手段から成る。この静磁場発生
磁石2に囲まれる磁場空間内に後述する傾斜磁場発生系3
の傾斜磁場コイル9、送信系5の高周波コイル14a、受信
系6の高周波コイル14bが設置される。
【0016】傾斜磁場発生系3は、X,Y,Zの三軸方向に巻
かれた傾斜磁場コイル9と、それぞれの傾斜磁場コイル
を駆動する傾斜磁場電源10とから成り、後述のシーケン
サ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電
源10を駆動することにより、X,Y,Zの三軸方向の傾斜磁
場Gx,Gy,Gzを被検体1に印加するようになっている。こ
の傾斜磁場の加え方により被検体1に対するスライス面
を設定することができ、エコー信号をエンコードするこ
とにより位置情報を付与することができる。
【0017】シーケンサ4は、被検体1の生体組織を構成
する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波磁場
パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加す
るもので、CPU8の制御で動作し、被検体1の断層像のデ
ータ収集に必要な種々の命令を、送信系5、傾斜磁場発
生系3および受信系6に送るようになっている。
【0018】送信系5は、シーケンサ4の制御により被検
体1の生体組織を構成する原子の原子核にNMRを起こさせ
るために高周波磁場を照射するもので、高周波発振器11
と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル14
aとから成る。高周波発振器11から出力された高周波パ
ルスをシーケンサ4の命令にしたがって変調器12で振幅
変調し、この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅
器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周
波コイル14aに供給することにより、電磁波が被検体1に
照射される。
【0019】受信系6は、被検体1の生体組織の原子核の
NMRにより放出されるエコー信号(NMR信号)を検出する
もので、被検体1に近接して配置された受信側の高周波
コイル14bと増幅器15と直交位相検波器16とA/D変姿器17
とから成る。高周波コイル14bが検出したエコー信号
は、増幅器15及び直交位相検波器16を介してA/D変換器1
7に入力してディジタル量に変換され、さらにシーケン
サ4からの命令によるタイミングで直交位相検波器16 に
よりサンプリングされた二系列の収集データとされ、そ
の信号が信号処理系7に送られる。
【0020】信号処理系7は、CPU8と、磁気ディスク18
及び磁気テープ19等の記録装置と、CRT等のディスプレ
イ20と、マウス、キイボード等の入力装置25から成り、
受信系6からの信号をCPU8でフーリエ変換、補正係数計
算、画像再構成の処理を行い、任意断面の信号強度分布
や複数の信号に適当な演算を行って得られた分布を画像
化してディスプレイ20に表示する。
【0021】CPU8は、上述したように信号処理系7の
一部として画像再構成に必要な各種演算を行う他、装置
全体の制御系としても機能し、入力装置25を介して設定
された撮像条件に従ってシーケンサ4に撮像に必要な指
令を送る。撮像法によって決まるパルスシーケンスは、
CPU8に備えられた記憶装置にプログラムとして組み込
まれており、撮像法が選択されると、選択されたパルス
シーケンスに則ってシーケンサ4が傾斜磁場コイル、高
周波コイル、受信系6を動作させる。
【0022】次にこのように構成されるMRI装置による
撮像法の一実施形態を説明する。この実施形態では、パ
ルスシーケンスの一つとしてマルチエコーEPI法による
パルスシーケンスが組み込まれており、このパルスシー
ケンスでハーフスキャン計測を実行し、複数のTEに依存
した画像を取得する。
【0023】図2は、CPU8における制御フローの一例
を示す図である。図示するように、入力装置25を介して
マルチエコーEPI法による撮像が選択されると(ステッ
プ201)、ユーザーに撮像条件の入力を促す。入力装置2
5により、例えば、所望の画像の種類、数が設定される
と、それに対応した条件、即ち1ショットで計測するエ
コー数やエコー時間を決定するとともにエコー毎に計測
するk空間データの領域を設定する(ステップ202、20
3)。k空間は、位相エンコード傾斜磁場の位相エンコ
ード量を縦軸、読み出し傾斜磁場のデータ番号を横軸と
するデータ空間であり、具体的にはパルスシーケンスに
含まれる位相エンコード傾斜磁場の強度によって規定す
ることができる。この領域決定の仕方については後に詳
述する。
【0024】CPU8はまた、画像の種類やエコー数が設
定されると、その数に対応するフレームメモリーを作成
する(ステップ204)。このフレームメモリにエコー時
間の異なるエコー毎のk空間データが格納される。この
ように条件が設定されると、シーケンサ4に指令を送
り、撮像を開始する(ステップ205)。
【0025】以下、1回の励起で2つのエコー信号を計
測するマルチエコーEPI撮像を例にして説明する。図3
に、本実施形態による撮像のフローを、図4に、パルス
シーケンスの一例を示す。
【0026】まず被検体を静磁場磁石内の測定空間に配
置し、図4のパルスシーケンスに従いマルチエコーEPI
のハーフスキャン計測を実行する(ステップ301)。即
ち、所定の撮像領域を励起するために高周波パルス401
と、スライス選択傾斜磁場402を印加する。次いで位相
エンコード傾斜磁場403を印加し、読み出し傾斜磁場40
4、405の極性を反転させながら印加することによりエコ
ー時間TE1で第1のエコー406を計測する。さらに位相エ
ンコード傾斜磁場407を印加した後、さらに極性を反転
させた読み出し傾斜磁場408を印加してエコー時間TE2で
第2のエコー409を計測する。最後にスピンの状態を元
に戻すための傾斜磁場410〜412を印加する。
【0027】このようなステップを位相エンコード傾斜
磁場403の大きさを変えながら、好ましくは順次1位相
エンコードステップずつ増加しながら、繰り返し時間TR
で繰り返す。ここで従来のEPIであれば、異なる位相エ
ンコード量に位相エンコードされた第1、第2のエコー
を、一つの画像を作成するために同一k空間に配置する
のであるが、ここではエコー毎に設定されたk空間デー
タにそれぞれ配置する(ステップ302、303)。即ち、各
エコー番号のデータを各フレームメモリーに設定された
所定アドレスに配置する。
【0028】この様子を図5に示す。図5において10
4、107はエコー毎のk空間を表し、位相エンコード方向
(ky方向)が縦軸、読み出し方向(kx方向)が横軸
である。
【0029】図示する例では、k空間100を位相エンコ
ード方向(ky方向)に3つの区間101〜103に分け、エ
コー時間TE1のエコー(点線で示す)は、区間101、102
からなる領域のデータを形成するように位相エンコード
が決められる。図4に示したように第1のエコー406
は、位相エンコード傾斜磁場403を1エンコードステッ
プずつ増加しながら計測されるので、k空間の下端部
(高周波域)から順にラインを埋め、低周波域を含む区
間102の上端に達するデータ103となる。
【0030】一方、エコー時間TE2のエコー(実線で示
す)は、区間102、103からなる領域のデータとなるよう
に位相エンコードが決められる。第2のエコー409は、
既に位相エンコード傾斜磁場403による位相変化を与え
られているので、さらに位相エンコード傾斜磁場407に
よって、1区間の幅に相当する位相エンコード量の傾斜
磁場を印加することにより、第2区間102の下端のライ
ンを埋めるデータとなる。その後、位相エンコード傾斜
磁403が1エンコードステップ増加する毎に順次第2区
間102および第3区間103を埋めていくことになる。そし
て、第1エコーが第2区間102の上端に達した時点で第
2エコーは第3区間103の上端に達し、ここで1つの計
測が終了する。
【0031】第1エコー406と第2エコー409とでは、エ
コーを発生させるための読み出し傾斜磁場の極性が異な
るため、図5中矢印で示すように、k空間における読み
出し方向(kx方向)の配列が逆になるが、各エコーに
ついて見ると、同一方向に揃ったデータが得られる。こ
のように両エコーはk空間において同方向にステップし
ながら信号を取得するので、被検体の磁化率による磁場
のオフセット変動の影響を受けにくくなる。
【0032】信号処理系7は、こうしてエコー毎に収集
されたk空間データを用いて画像再構成演算を行う。こ
の際、各k空間データの非計測の領域については、他の
k空間の該当する領域のデータで補完する(ステップ30
4、305)。即ち、第1エコーでは第1区間および第2区
間のデータ105が得られているが、第3区間のデータは
得られていないので、このデータ106として第2エコー
の第3区間のデータを用いる。第2エコーでは、非計測
である第1区間を第1エコーのデータ108で埋める。こ
の補完に用いられるデータ(106、108)は高周波領域の
データであるため、画像の基本的な性質に影響を与える
ことはない。
【0033】次に補完されたk空間全域のデータについ
て2次元フーリエ変換等の演算を施し、画像再構成する
(ステップ306、307)。これにより2種類の画像を同時
に得ることができる(ステップ308、309)。連続撮影の
場合には、このような計測と画像再構成を連続して行
い、2種類の画像を順次更新しながら、表示する。
【0034】得られた2種類の画像では、各k空間のデ
ータのうち低周波領域のデータが画像の性質を決定する
ので、それぞれ異なるエコー時間TEで計測されたエコー
が持つ性質を反映した画像となる。即ち、一般にTEが短
い場合には脂肪が強調された画像となり、TEが長い場合
には水が強調された画像となる。またこれら画像は、高
周波データについても実計測データを採用しているた
め、SNの低下がなく、高品質の画像を得ることができ
る。
【0035】さらに2種類の画像はハーフスキャンで計
測されので、撮像時間を短縮できる。例えば、EPIシー
ケンスの繰り返し時間(TR)20msec、エコー間隔(TE)4mse
c、FOV2O0、読み出し方向のデータ数192、位相エンコー
ド方向のエンコード量192、ショット数100、エコートレ
イン数2と設定した場合、連続撮影における1枚の画像更
新時間を約2.0秒(20×100=200msec)にすることが可能と
なる。
【0036】以上、本発明のMRI装置による撮像方法と
して2エコー計測の例を説明し、エコー数はそれ以上で
あっても同様に実施することができる。
【0037】3エコー計測の場合を図6〜図8を参照し
て説明する。この場合もまず入力装置から本発明による
マルチエコーEPIが選択され、1ショットで計測するエ
コー数、TEが設定されると図7に示すマルチエコーEPI
法によるシーケンスが実行されることは2エコーの場合
と同様である(ステップ600)。ここで実行されるシー
ケンスは図4と同様であるが、1回の高周波パルス印加
による励起後、3つのエコー信号701〜703を取得するこ
とが異なっている。なお、図7において、図4と同じ構
成要素については同一の番号で示した。
【0038】一方、信号処理系はエコー数3が設定され
ると、それに対応して3つのデータ格納用フレームメモ
リを確保し、前記パルスシーケンスの実行によって計測
されたエコー信号をTEに応じてそれぞれ異なるフレーム
メモリ内に設定されたk空間に配置する(ステップ601
〜603)。
【0039】この場合、k空間800を図8に示すように
5つの区間に分け、第1エコーでは第1から第3の区
間からなる領域、第2エコーでは第2から第4の区間
からな領域、第3エコーでは第3から第5の区間から
なる領域をそれぞれ埋めるように計測する。即ち、図7
のパルスシーケンスにおいて、最初に印加される位相エ
ンコード方向の傾斜磁場403は、1ステップずつ増加す
ることとし、エコーとエコーとの間に印加される位相エ
ンコード傾斜磁場407は、1区間の位相エンコードステ
ップ数に対応する強度とする。
【0040】このように位相エンコード傾斜磁場を制御
することにより、最終的に各エコーについてk空間の3
/5を埋めるデータ804〜806が得られる。これらは、図
5に示す実施形態と同様に読み出し方向が同一方向に揃
ったデータであり、被検体の磁化率による磁場のオフセ
ット変動の影響を受けにくくなる。
【0041】各データについて計測されていない領域
は、他のエコーのデータを用いて補完する(ステップ60
4〜606)。図8に示す例において、第1エコーの非計測
領域は、第3エコーのデータで補完し、第2エコーの非
計測領域は、第1エコーのデータと第3エコーのデータ
でそれぞれ補完し、第3エコーの非計測領域は、第1エ
コーのデータで補完している。非計測領域を補完する仕
方は、図示する例に限定されないが、1)データが読み
出し方向に揃うようにする、2)他のデータに読み出し
方向に揃うデータがない場合には、最もTEの近いデータ
を用いる、ことが好ましい。
【0042】こうしてk空間全領域が補完されたデータ
807〜809について、それぞれ二次元フーリエ変換等の演
算によって画像再構成を行い(ステップ607〜609)、3
種類の高空間分解能画像を同時に得る(ステップ610〜6
13)。これら3種類の画像は、それぞれ画像の性質を決
める低周波領域のデータとして一定のTEのエコーを用い
るとともに非計測の高周波領域データについても他の該
当データで補完しているので、TEに依存して性質の異な
る高空間分解能画像となり、且つハーフスキャン計測で
ありながらSNの劣化のない画像となる。
【0043】この場合にも、上述した計測と画像再構成
を連続して行うことにより、高時間分解能で複数種の連
続画像を更新することができる。例えば、繰り返し時間
(TR)25msec、エコー間隔(TE)8msec、FOV200、読み出し
方向のデータ数192、位相エンコード方向のエンコード
量192、ショット数64、エコートレイン数3と設定した場
合、1枚の画像更新時間を約2.5秒(25×100=2500msec)に
することが可能となる。
【0044】1回の励起で計測するエコー数(エコート
レイン数)をNとし、N種の画像を得る場合を一般的に説
明すると、N個のエコーについて計測領域を設定するに
は、まずk空間を(2N-1)個の区画に分割し、1番目の
エコーは1〜N番目の区画までの領域、2番目のエコーは
2〜N+1番目の区画までの領域・・・N番目のエコーはN〜
(2N-1)番目の区画までの領域となるように領域を設定
すればよい。それによってすべてのデータでk空間の低
周波領域を含むハーフスキャン計測が可能となる。上記
領域設定法に従い4エコーEPIのエコーの領域を設定し
た例を図9に示す。
【0045】以上、本発明のMRI装置を用いた撮像法の
実施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態
に限定されることなく種々の変更が可能である。
【0046】例えば、上記実施形態では、計測データの
種類をあらかじめ選択するよう指示しているが、連続的
にデータを取得する際、目的部位や条件により測定中で
あってもユーザーが測定方法及びTR/TEを任意的に変化
させ、好みのコントラスト画像を得ることも可能であ
る。例えばプロトコルを適宜設定することによりT1W及
びT2W強調画像を得ることも可能である。またディスプ
レイ上に表示する画像枚数(つまりエコートレイン数)も
状況に応じて設定を変更することができる。
【0047】さらに例えばエコートレイン数が3以上で
あるマルチエコーEPIにより計測したデータについて、
すべてのデータについて画像再構成・表示するのではな
く、任意のTEの画像を再構成・表示するようにしてもよ
い。
【0048】また以上の実施形態では、FIDで信号を計
測する勾配エコータイプのEPI(GE-EPI)を採用している
が、k空間の原点の信号をスピン・エコーで計測するス
ピン・エコータイプのEPI(SE-EPI)を採用することも可
能である。GE-EPIは、機能MRI(functional MRI)や潅
流計測(perfusion study)などに使用され、T2*コント
ラスト画像を効果的に取得できる。一方、SE-EPIは拡散
(diffusion)、潅流(perfusion)、血流(flow)の計
測など、T2*による効果をなるべくさけたい場合に使用
される。
【0049】さらに以上の実施形態では基礎となる計測
データとして二次元計測データの場合を説明したが、三
次元計測データであっても同様に任意の多種のデータ取
得が可能であり、同様の効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ハーフスキャンとほぼ
同じ撮像時間で複数種類の画像を同時に撮像でき、多種
画像を同時にかつ連続的に表示させることができる。し
かもハーフスキャンの場合のようなSN劣化のない高分解
能の画像が得られる。通常のEPIやハーフスキャンの場
合のように磁場変動によるオフセットの影響を受けにく
く良好な画像が得られる。また本発明によれば、診断に
有用な情報を得るために、ユーザーが画像の種類や数を
任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるMRI装置の全体構成を示
すブロック図。
【図2】 本発明のMRI装置の制御系の制御フローの一
実施形態を示す図。
【図3】 本発明のMRI装置が実行する2エコーEPI法に
よる撮像フローの一実施形態を示す図。
【図4】 本発明のMRI装置が実行する2エコーEPI法の
シーケンス図。
【図5】 2エコーEPI法により計測したデータのk空
間配置の一例を示す図。
【図6】 本発明のMRI装置が実行する3エコーEPI法に
よる撮像フローの一実施形態を示す図。
【図7】 本発明のMRI装置が実行する3エコーEPI法の
シーケンス図。
【図8】 3エコーEPI法により計測したデータのk空
間配置の一例を示す図。
【図9】 4エコーEPI法により計測したデータのk空
間配置の一例を示す図。
【符号の説明】
1・・・被検体 2・・・静磁場発生磁石 3・・・傾斜磁場発生系 4・・・シーケンサ 5・・・送信系 6・・・受信系 7・・・信号処理系 8・・・CPU 9・・・傾斜磁場コイル 10・・・傾斜磁場電源 14a・・・送信側の高周波コイル 14b・・・受信側の高周波コイル
フロントページの続き (72)発明者 渡部 滋 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C096 AA01 AA07 AB01 AB07 AB09 AB25 AB39 AD06 AD07 AD12 AD13 BA01 BA05 BA06 BA12 BA18 BA42 BB07 BB11 DA12 DA14 DB09 DB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体が置かれる空間に静磁場を与える静
    磁場発生手段と、該被検体に傾斜磁場を与える傾斜磁場
    発生手段と、前記被検体の生体組織を構成する原子の原
    子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波パルスを照射する
    送信系と、前記核磁気共鳴により放出されるエコー信号
    を検出する受信系と、この受信系で検出したエコー信号
    を用いて画像再構成演算を行う信号処理系と、得られた
    画像を表示する手段と、前記傾斜磁場発生手段、送信系
    及び受信系を所定のパルスシーケンスに従い制御する制
    御手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、 前記制御手段は、少なくとも1の高周波パルスを印加し
    た後に、位相エンコード傾斜磁場と極性の反転する読み
    出し傾斜磁場の印加を繰り返し、エコー時間の異なる複
    数のエコー信号を発生させるパルスシーケンスを実行
    し、エコー時間の異なるエコー信号毎にそれぞれ別個の
    k空間データを作成し、各k空間のデータは少なくとも
    k空間の低周波領域を含むk空間の部分的な領域のデー
    タであって且各k空間のデータの組み合わせがk空間全
    領域を構成するものとなるように前記位相エンコード傾
    斜磁場を制御することを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記パルスシーケンスの
    実行の際に、前記高周波パルス印加後に計測するエコー
    信号の数及び/または複数のエコー時間を設定する手段
    を備え、設定されたエコー信号またはエコー時間の数に
    応じて前記エコー信号毎の領域を設定することを特徴と
    する請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】前記信号処理系は、各エコー信号毎のk空
    間データについて、非計測の領域のデータを他のk空間
    データの該当する領域のデータで補い、画像再構成し、
    エコー時間に依存して性質の異なる複数画像を表示させ
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージン
    グ装置。
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