JPH07178067A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH07178067A
JPH07178067A JP5327088A JP32708893A JPH07178067A JP H07178067 A JPH07178067 A JP H07178067A JP 5327088 A JP5327088 A JP 5327088A JP 32708893 A JP32708893 A JP 32708893A JP H07178067 A JPH07178067 A JP H07178067A
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JP
Japan
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magnetic resonance
space
high frequency
magnetic field
pulse
Prior art date
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Application number
JP5327088A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyamoto
嘉之 宮元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は横緩和時間の影響の異なる2枚の画像
を得る高速スピンエコー法を利用するもので、横緩和時
間の影響の小さい1枚目の画像に使用する信号と横緩和
時間の影響の大きい2枚目の画像に使用する信号を共用
することにより、これらの画像の画質を向上させること
を目的とする。 【構成】一度の励起でたとえば9個のエコ−を生ぜし
め、これらのエコ−を、1枚目の画像に対応する第1の
k空間及び2枚目の画像に対応する第2のk空間の、そ
の位相エンコ−ド軸方向に複数分割された領域に図5に
示されるように割当てる。第5エコ−は第1及び第2の
k空間の、位相エンコ−ド番号1〜51で示される領域に
割り当てられている。このようにあるエコ−を両k空間
に対して共用することによって、その共用分だけS/N
値の改善、したがって画質の向上を図ることができるよ
うになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴イメージング装
置、特に横緩和時間の影響の異なる2枚の像を高速で得
るのに適した高速スピンエコ−法に基づく磁気共鳴イメ
イジング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基本スピンエコ−パルスシーケンスに18
0°パルスを複数個追加すると追加した分の異なった横
緩和時間情報の核磁気共鳴信号(NMR信号)が得られ
る。これらの各々の信号に対して、異なった位相エンコ
ード傾斜磁界を印加すると異なった位置情報を与えるこ
とができる。これらの複数個の信号から1枚の像または
横緩和時間の影響の異なる2枚の像を得る磁気共鳴イメ
ージング法は高速スピンエコー法と呼ばれる。
【0003】1枚の像を横緩和時間情報の異なったたと
えば5個のNMR信号から再構成し、かつ横緩和時間の
影響の異なる2枚の像を得る場合、通常は1度の励起で
10個の信号を計測する必要がある。この場合、横緩和
時間の影響の小さい1枚目の像にTE(エコ−時間)の
短い信号5個が、横緩和時間の影響の大きい2枚目の像
にTEの長い信号5個が一般にそれぞれ使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、1番目の信号
のTEと8番目の信号のTEはオペレータにより設定さ
れる。したがって、前述のように1度の励起で10個も
の信号を計測場合は、発生される信号の間隔を短くする
必要がある。その結果として信号のサンプリング時間が
短くなり、その分S/N値の低下が余儀なくされる。
【0005】本発明の目的は取得される核磁気共鳴信号
の数を減らすことができ、したがって、その分だけS/
N値の改善を図ることができる磁気共鳴イメ−ジング装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、被検体
が繰返し励起され、それによってその励起が繰り返され
る毎に発生される、互いに異なる横緩和時間情報をもつ
複数の核磁気共鳴信号が読み出され、そして発生された
複数の核磁気共鳴信号が互いに直交する周波数エンコ−
ド軸及び位相エンコ−ド軸で規定される第1のk空間及
び第2のk空間においてその位相軸方向にそれぞれ区切
られた複数領域にそれぞれ割り当てられると共に、複数
の核磁気共鳴信号の中に、前記第1のk空間における領
域と前記第2のk空間における領域との両方に割り当て
られる同じ核磁気共鳴信号が存在するように、被検体に
与えられるべき高周波パルス及び被検体が配置されるべ
き静磁界に磁界傾斜を与えるための傾斜磁界パルスが制
御され、更に第1のk空間に対応する第1の像及び前記
第2のk空間に対応する第2の像をそれぞれ生成するよ
うに複数の核磁気共鳴信号に像再構成処理が施される。
【0007】
【作用】これによれば、第1のk空間の領域と第2のk
空間の領域の両方に割り当てられる同じ核磁気共鳴信号
が存在する故に、核磁気共鳴信号の数が少なくなり、そ
の分だけS/N値の改善が図られる。
【0008】
【実施例】図1を参照するに、均一な静磁界を発生する
磁石101中に被検体102が配置される。核磁気共鳴を生じ
させるのに必要な高周波パルスは計算機109によって制
御される送受信システム106によって発生され、この発
生された高周波パルスは送信コイル104より被検体102に
照射される。一定時間照射後、被検体106から発生され
る核磁気共鳴信号は受信コイル105によって検出され、
検出された核磁気共鳴信号は送受信システム106によっ
て可聴周波数に変換され、更にA/D変換器107によってデ
ィジタル信号となる。この信号には計算機109によって
像を得るために必要な処理が施され、得られた像は表示
装置110に表示される。また、イメージングに必要な位
置情報を信号に付加するための傾斜磁界パルスは予め決
められた必要な条件を満足するように計算機109によっ
て制御される傾斜磁界電源108と該電源に接続された傾
斜磁界コイル103により静磁界に重畳される。
【0009】図2を参照して一般的なイメージングの原
理を説明するに、静磁界中におかれた被検体の磁化は静
磁界の方向を向いている。そこに90°高周波パルス201
を照射すると、被検体の磁化は静磁界と直角方向に向
き、静磁界強度に比例した周波数をもつ核磁気共鳴信号
(NMR信号)が被検体から発生する。この信号は横緩
和の影響に加えて、静磁界の不均一性により急速に減衰
するが、TE/2時間後に180°高周波パルス202を照射
すると、さらにTE/2時間後に強いエコ−信号と呼ば
れる核磁気共鳴信号208が発生する。90°高周波パルス
照射から信号発生までの時間をエコー時間(TE)とい
い、TEを変えることにより像に反映される横緩和の影
響が変わる。以上の計測が一定の繰返し時間TRごとに
繰り返される。
【0010】核磁気共鳴信号に位置情報を与えるために
互いに直交する3方向に沿う傾斜磁界パルスが使用され
る。
【0011】まず、平面を切り出すために90°、180°
高周波パルス201、202の印加時に計測ごとに同じ出力値
のスライス用傾斜磁界パルス203、204(Gs)が印加され
る。これと90°、180°高周波パルスの周波数とに応じ
て決まる、その傾斜磁界パルスが印加される方向に垂直
なスライス内の磁化のみが励起される。これをスライシ
ングという。一方、周波数エンコード用傾斜磁界206(G
r)、207(Gr)、位相エンコード用傾斜磁界205(Gp)が印
加され、これによって平面内の位置情報が与えられる。
周波数エンコードは信号サンプリングの際に計測ごとに
同じ出力値の傾斜磁界パルスを印加して、NMR信号の
周波数と信号の発生位置を対応させる手法である。この
周波数エンコ−ド用傾斜磁界パルスはNMR信号を読み
出すためのものでもあることから、読み出し用傾斜磁界
パルスとも呼ばれれ、この読み出された信号はサンプリ
ングされる。また、位相エンコードとは信号サンプリン
グの前に計測ごとに位相エンコ−ド量が変化する傾斜磁
界パルスを与えて、計測ごとの位相の変化と位置を対応
させる手法である。
【0012】図3は周波数エンコ−ド軸を横軸(Kx)
に、位相エンコ−ド軸を縦軸(Ky)にとった生デ−タ空間
を表すもので、これは一般にk空間と呼ばれる。位相エ
ンコ−ド用傾斜磁界パルスの面積すなわち位相エンコ−
ド量をたとえば256とおりの値に変えながらその都度図
2のパルスシ−ケンスを繰り返すと256個の核磁気共鳴
信号(プロジェクション信号)が得られる。位相エンコ
−ド量が異なる256個の位相エンコ−ド用傾斜磁界パル
スにこれらを互いに区別するために1から256までの番号
を付けるならば、これらの番号を位相エンコ−ド番号と
呼ぶことができる。図3において周波数エンコ−ド軸に
平行な複数の線(横線)は位相エンコ−ド番号に対応す
る線を表している。これらの線は256本であるべきであ
るが、図3では簡略化のために適当数示されているにす
ぎない。
【0013】図4を参照するに、RFは高周波パルスを、
Gsはスライス選択用傾斜磁界パルスを、Gpは位相エンコ
−ド用傾斜磁界パルスを、Gxは周波数エンコ−ド用傾斜
磁界パルスを、そしてA/Dは信号のサンプリング期間を
それぞれ示すもので、スライス選択用傾斜磁界パルスは
X軸に、位相エンコ−ド用傾斜磁界パルスはY軸に、そ
して周波数エンコ−ド用傾斜磁界パルスはX軸にそれぞ
れ印加されるものとする。
【0014】スライス選択用傾斜磁界パルス400の存在
下で90°高周波パルス410を印加し、更にスライス選択
用傾斜磁界パルス401の存在下で180°高周波パルス411
を印加すると、それらによって決定される厚さをもつ、
Z軸に垂直なスライス内のスピンが励起され、このスラ
イスから核磁気共鳴信号の一種であるスピンエコ−信号
431が発生される。エコ−信号431は周波数エンコ−ド用
傾斜磁界パルス421を印加することによって読み出さ
れ、サンプリングされる。
【0015】続いてスライス選択用傾斜磁界パルス402
の存在下で180°高周波パルスを印加すると、同じスラ
イスからスピンエコ−信号432が発生され、サンプリン
グされる。同様に、スライス選択用傾斜磁界パルス40
3、404、405、406、407、408、409の存在下で180°高周
波パルス413、414、415、416、417、418、419を順次印加する
と、同じスライスからエコ−信号433、434、435、436、437、
438、439が順次発生され、それぞれサンプリングされ
る。エコ−信号431〜439は一般に順番に第1エコ−〜第
9エコ−と呼ばれる。これらのエコ−信号は第1エコ−
から第9エコ−に至る間に横緩和時間特性にしたがって
順次減少する。したがって、それらのエコ−信号はそれ
ぞれ異なる横緩和時間情報を含むことになる。
【0016】それぞれのエコ−信号は、図5に示される
ように、第1及び第2のk空間において位相エンコ−ド
軸方向にそれぞれ区切られた複数領域に割り当てられ
る。具体的には、それぞれのエコ−信号は第1のk空間
及び第2のk空間の、それぞれ位相エンコ−ド番号で示
される領域に次のように割り当てられる。
【0017】 このような割当ては位相エンコ−ド用傾斜磁界パルス50
1A〜509Aの設定の仕方によって決定される。たとえば第
1エコ−432が割り当てられるべき領域を決定する位相
エンコ−ド用傾斜磁界パルス501Aには103〜153という位
相エンコ−ド番号が付けられているが、これは第1エコ
−信号が第1のk空間の位相エンコ−ド番号103〜153の
領域に割り当てられるように位相エンコ−ド用傾斜磁界
パルス501Aの位相エンコ−ド量がそれぞれ決定されてい
ることを示す。他の位相エンコ−ド用傾斜磁界パルス50
2A〜509Aについても全く同じ考え方が適用される。501B
〜509Bは位相エンコ−ド用傾斜磁界パルス501A〜509Aに
よってスライス内のスピンの位相がずれたのを元に戻す
ための位相戻し用傾斜磁界パルスである。
【0018】第1のk空間及び第2のk空間の信号デ−
タにはそれぞれ二次元のフ−リエ変換処理が施される。
これによってそれぞれのk空間に対応する第1及び第2
の像が生成され、表示される。かくして、一回の励起で
図5に示される第1及び第2のk空間に対応する二つの
像が得られることがわかる。同時に、これらの像は互い
に異なる横緩和時間情報を含むことも理解される。
【0019】両k空間の各々を、図5に示されるよう
に、5個の領域に分割する場合、通常は10個のエコ−
信号が用いられる。これに対して、図5に示されている
実施例では、第5エコ−435は第1のk空間の、位相エ
ンコ−ド番号1〜51で示される領域と第2のk空間の、
位相エンコ−ド番号1〜51で示される領域の両方に割り
当てられている。したがって、図5の実施例では、第1
エコ−431から第9エコ−439までの9個のエコ−信号を
利用するだけで両k空間に対応する二つの像が得られる
ことになる。これはエコ−信号の数が減った分だけS/
N値の改善が図られることを意味する。なぜならば、エ
コ−信号の数が減った分だけA/D変換の期間すなわちサ
ンプリング時間を長くすることができるからである。
【0020】図5では、両k空間に共通のエコ−信号は
1個であるが、1個にこだわる必要はなく、たとえば2
個であってもよい。
【0021】図6は第1及び第2のk空間を、図7に示
されるように、それぞれ5分割するのに7個のエコ−信
号を用いる場合のパルスシ−ケンスである。第1のk空
間の、位相エンコ−ド番号1〜51で示される領域と第2
のk空間の、同じく位相エンコ−ド番号1〜51で示され
る領域の両方に第3エコ−433がそれぞれ割り当てられ
ている。したがって、この実施例によれば、より一層の
S/N値の改善が図られ得ることが明らかである。
【0022】図6及び7の実施例では、第1のk空間の
下の約半分にはデ−タが入っていない。したがって、そ
の第1のk空間のデ−タを二次元フ−リエ変換すること
によって得られる像もそれに対応する約半分しか得られ
ないことになる。しかし、残りの約半分の像は第1のk
空間の上の約半分のデ−タから推定して再生され得る。
これはハ−フスキャンイメ−ジングと呼ばれる。その詳
細は電子情報通信学会誌D、 Vol. J71-D、 No.1、 pp182-
187、 1988年1月、 「位相マップを用いた半数計測デ−
タからのMRI画像再生アルゴリズム」という論文に記
載されている。
【0023】図4及び6において、90°高周波パルス41
0と180°高周波パルス411〜419は位相が互いに90°異な
っていることが望ましい。それによって180°パルスの
不完全さによるスピンの位相ずれが補償されるからであ
る。というのも、奇数番目のエコ−のときにわずかなス
ピンの位相ずれが生じても、偶数番目のエコ−のときに
その位相ずれを補償する方向にスピンが反転するためで
ある。このように、90°高周波パルスとこれに対して位
相が90°異なる複数の180°高周波パルスからなるパル
スシ−ケンスはCPMGパルスシ−ケンスと呼ばれる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、S/N値の改善を図る
ことができる磁気共鳴イメージング装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく一実施例を示す磁気共鳴イメ−
ジング装置のブロック図である。
【図2】磁気共鳴イメ−ジング用基本パルスシ−ケンス
を示す図である。
【図3】一般的なk空間を示す図である。
【図4】本発明に基づく一実施例を示す磁気共鳴イメ−
ジング装置で用いられるパルスシ−ケンスを示す図であ
る。
【図5】図4のパルスシ−ケンスを用いることによって
得られるk空間を示す図である。
【図6】本発明に基づく一実施例を示す磁気共鳴イメ−
ジング装置で用いられるもう一つのパルスシ−ケンスを
示す図である。
【図7】図7のパルスシ−ケンスを用いることによって
得られるk空間を示す図である。
【符号の説明】
101…磁石、102…被検体、103…傾斜磁場コイル、104…
送信コイル、105…受信コイル、106…送受信システム、
107…A/D変換器、108…傾斜磁界電源、109…計算機

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静磁界を発生させる手段と、その静磁界中
    に被検体を配置する手段と、その被検体に印加されるべ
    き高周波パルスを発生する手段と、前記静磁界に磁界傾
    斜を与えるための傾斜磁界パルスを発生させる手段と、
    前記被検体が繰返し励起され、それによってその励起が
    繰り返される毎に発生される、互いに異なる横緩和時間
    情報をもつ複数の核磁気共鳴信号が読み出され、そして
    前記発生された複数の核磁気共鳴信号が互いに直交する
    周波数エンコ−ド軸及び位相エンコ−ド軸で規定される
    第1のk空間及び第2のk空間においてその位相軸方向
    にそれぞれ区切られた複数領域にそれぞれ割り当てられ
    ると共に、前記複数の核磁気共鳴信号の中に、前記第1
    のk空間における領域と前記第2のk空間における領域
    との両方に割り当てられる同じ核磁気共鳴信号が存在す
    るように前記高周波パルス及び前記傾斜磁界パルスを制
    御し、かつ前記第1のk空間に対応する第1の像及び前
    記第2のk空間に対応する第2の像をそれぞれ生成する
    ように前記複数の核磁気共鳴信号に像再構成処理を施す
    手段とを備えていることを特徴とする磁気共鳴イメ−ジ
    ング装置。
  2. 【請求項2】前記高周波パルスは90°高周波パルス及び
    複数の180°高周波パルスを含み、前記複数のスピンエ
    コ−信号のうち最初のスピンエコ−信号は前記90°高周
    波パルス及びそれに続く最初の180°高周波パルスによ
    って発生され、残りのスピンエコ−信号はその後に続く
    180°高周波パルスによって発生されることを特徴とす
    る請求項1に記載された磁気共鳴イメ−ジング装置。
  3. 【請求項3】前記第1のk空間に割り当てられる核磁気
    共鳴信号は前記第2のk空間に割り当てられる核磁気共
    鳴信号よりも横緩和時間の影響が小さいことを特徴とす
    る請求項2に記載された核磁気共鳴イメ−ジング装置。
  4. 【請求項4】静磁界を発生させる手段と、その静磁界中
    に被検体を配置する手段と、その被検体に印加されるべ
    き高周波パルスを発生させる手段と、前記静磁界に対し
    て互いに直交する方向に磁界傾斜を与えるための周波数
    エンコ−ド用傾斜磁界パルス及び位相エンコ−ド用傾斜
    磁界パルスを発生させる手段と、前記被検体が繰返し励
    起され、それによってその励起が繰り返される毎に発生
    される、互いに異なる横緩和時間情報をもつ複数の核磁
    気共鳴信号がそれぞれ読み出されるように前記高周波パ
    ルス及び前記周波数エンコ−ド用傾斜磁界パルスの発生
    タイミングを制御し、前記発生された複数の核磁気共鳴
    信号が第1のk空間及び第2のk空間において位相軸方
    向にそれぞれ区切られた複数領域にそれぞれ割り当てら
    れると共に、前記複数の核磁気共鳴信号の中に、前記第
    1のk空間における領域と前記第2のk空間における領
    域との両方に割り当てられる同じ核磁気共鳴信号が存在
    するように前記位相エンコ−ド用傾斜磁界パルスのもつ
    位相エンコ−ド量及びその発生タイミングを制御し、そ
    して前記第1のk空間及び前記第2のk空間にそれぞれ
    対応する第1の像及び第2の像をそれぞれ生成するよう
    に前記複数の核磁気共鳴信号に像再構成処理を施す手段
    とを備えていることを特徴とする磁気共鳴イメ−ジング
    装置。
  5. 【請求項5】前記核磁気共鳴信号はスピンエコ−信号で
    あることを特徴とする請求項4に記載された核磁気共鳴
    イメ−ジング装置。
  6. 【請求項6】前記高周波パルスは90°高周波パルス及び
    それに続く複数の180°高周波パルスを含み、前記スピ
    ンエコ−信号のうちの最初のスピンエコ−信号は前記90
    °高周波パルス及びそれに続く最初の180°高周波パル
    スによって発生され、残りのスピンエコ−信号はその後
    に続く180°高周波パルスによって発生されることを特
    徴とする請求項5に記載された磁気共鳴イメ−ジング装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1のk空間に割り当てられる核磁気
    共鳴信号は前記第2のk空間に割り当てられる核磁気共
    鳴信号よりも横緩和時間の影響が小さいことを特徴とす
    る請求項5又は6に記載された核磁気共鳴イメ−ジング
    装置。
  8. 【請求項8】前記第1の像の約半分はその残りの約半分
    に対応する前記第1のk空間のデ−タに基づいて像再構
    成されることを特徴とする請求項7に記載された磁気共
    鳴イメ−ジング装置。
  9. 【請求項9】前記90°高周波パルスと前記180°高周波
    パルスは位相が互いに90°ずれていることを特徴とする
    請求項6に記載された磁気共鳴イメ−ジング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253526A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2014046124A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置及びマルチエコー計測方法

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JP2002253526A (ja) * 2001-03-02 2002-09-10 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2014046124A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置及びマルチエコー計測方法

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