JP2008534044A - 緩和パラメータを空間的に分解して決定するための磁気共鳴方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、検査ゾーンにおける緩和パラメータを空間的に分解して決定するためのMR方法であって、a.第1のシーケンスによって、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関するMRデータセットを取得するステップと、b.第2のシーケンスによって、第1のシーケンスのMR画像と比較して高められた空間分解能及び低下された時間分解能を有する少なくとも1つの他のMR画像に関する少なくとも1つの他のMRデータセットを取得するステップと、c.k空間内の一部に関して第1のシーケンスから得られるMRデータセットと、第2のシーケンスによって前記一部の外側で取得される他のMRデータセットのMRデータと、を使用して、MR組み合わせ画像を生成するステップと、d.前記MR組み合わせ画像から緩和パラメータを得るステップと、を含む方法に関する。

Description

本発明は、検査ゾーンにおける緩和パラメータを空間的に分解して決定するための磁気共鳴(MR=磁気共鳴)方法に関する。更に、本発明は、このような方法を実施するための磁気共鳴(MR)装置及びこのような磁気共鳴装置を制御するためのコンピュータプログラムに関する。
例えば緩和時間T1、T2又はT2のような緩和パラメータは、それぞれ異なるエコー時間を有する同じ検査ゾーンの複数のMR画像を取得することによって決定されることができる(検査ゾーンにおける核磁化の励起とそれによってもたらされるMRエコー信号の最大のものとの間の時間期間がエコー時間と呼ばれる)。それぞれ異なるMR画像内の同じ1つのボクセルに割り当てられる画像振幅が、互いに比較される場合、緩和の結果として、エコー時間が増加するほど、画像振幅の或る程度目立った低下がある。適切な方法を使用して、緩和パラメータは、このエコー時間に依存する画像振幅の推移から決定されることができる。すべてのボクセルについてこのように決定される緩和パラメータから、画像の関連する緩和パラメータの空間的な推移を表すダイヤグラムを得ることが可能である。ダイヤグラムは、カラーで又は適当なグレースケール値を用いてコード化される。
MR画像の取得に必要な時間を短くするために、マルチエコーシーケンスが使用されることができる。マルチエコーシーケンスでは、核磁化の励起に続いて、複数のMRエコー信号が、好適には各ケースにおいて空間周波数空間(以下、k空間と呼ばれる)内の同じ軌道に関して連続して受け取られる。
緩和測定(relaxometry)として知られるこの検査技法の1つの可能なアプリケーションは、例えば超常磁性酸化鉄(SPIO)のような適切な造影剤によってマークされた人体内の細胞の位置を正確に特定することにある。細胞に付されるこの造影剤の粒子は、それらのすぐ近傍の核磁化に対してのみ影響を及ぼし、それによって、その場所における緩和は、造影剤の影響にさらされない領域よりも速くなし遂げられる。緩和パラメータを確立することによって、検査ゾーンにおける粒子の空間分布、もっと正確に言えば造影剤によってマークされた細胞の空間分布を決定することが可能になる。
個別のT2重み付けされたMR画像の生成のみを含む方法が、Heyn他による刊行物(Magn Reson Med 2005; 53:312-320)から知られており、それゆえこの方法においては緩和パラメータの定量的な決定が可能でない。しかしながら、この刊行物から、このような粒子に関する検出感度は、MR画像の空間分解能の増加又はボクセルのボリュームの縮小とともに、上昇することが知られている。相対的に少ない造影剤を用いて処理する(又は高検出感度を有する、すなわち少数の細胞を識別する)ことを可能にするために、例えば100×100×100μmのボクセルサイズを有する空間分解能が必要とされる。
他方、時間分解能は、十分高くなければならず、すなわち、それぞれ異なるMR画像が取得されるエコー時間の間隔は、緩和の時間発展が十分に正確に追跡されることができるように狭く選択されなければならない。造影剤によって更に低下される20―30msのT2をもつ肝臓のように、とにかくすでに短い緩和時間をもっている領域の検査において、これは、例えば3msの非常に短いエコー時間又はエコー時間差につながる。
しかしながら、この理由により、実際には所望の高い空間分解能が達成されることができない。これは、実際に、MRデータの読み出しを伴う磁場の勾配(以下、略して読み出し勾配と呼ぶ)にわたる時間積分に依存する。技術的及び医学的理由のため、勾配の強度が制限されるので(特定の勾配強度より上で、神経刺激が生じうる)、より高い空間分解能のための読み出し勾配は、相対的に長い持続時間を有しなければならず、これは、必要な高い時間分解能(すなわち短いエコー時間又は短いエコー時間差)と両立しない。
本発明の目的は、高い時間分解能と同時に高い空間分解能を有するMR画像を供給するMR方法を企図することである。
この目的は、本発明により、検査ゾーンにおける緩和パラメータを空間的に分解して決定するためのMR方法であって、
a.第1のシーケンスによって、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関するMRデータセットを取得するステップと、
b.第2のシーケンスによって、第1のシーケンスのMR画像と比較して高められた空間分解能及び低下された時間分解能を有する少なくとも1つの他のMR画像に関する少なくとも1つの他のMRデータセットを取得するステップと、
c.第1のシーケンスから得られるk空間内の一部に関するMRデータセットと、第2のシーケンスによってこの一部の外側で取得される他のMRデータセットのMRデータと、を使用して、MR組み合わせ画像を生成するステップと、
d.MR組み合わせ画像から緩和パラメータを得るステップと、
を含むMR方法によって達成される。
従って、必要なMRデータセットは、本発明の場合、2つのシーケンスによって取得され、一方の(第1の)シーケンスは、高い時間分解能及びそれゆえ低い空間分解能を有し、他方の(第2の)シーケンスは、高い空間分解能及びそれゆえ低い時間分解能を有する。このようにして取得されるデータセットは、MR組み合わせ画像を生成するために互いに組み合わせられ、k空間の一部、好適にはその中心については、第1のシーケンスを用いて取得されるMRデータセットの1つが使用され、k空間のこの一部の外側に位置する領域については、他方の(第2の)シーケンスによって取得されたMRデータセットが使用される。このようにして組み合わせられるデータセットから生成される組み合わせ画像は、第2のシーケンスを用いて達成できる高分解能を有するが、それらのコントラスト及び時間分解能は、第1のシーケンスを用いて取得されるMRデータセットによって支配される。空間的に高い分解能の組み合わせ画像に基づいて、緩和パラメータは、良好な時間分解能及び高い検出感度を伴って確立されることができる。
原則として、核磁化の励起に続いてただ1つのエコー信号が読み出されるシーケンスによって、MRデータセットを取得することが可能である。しかしながら、これは相対的に長い取得時間を引き起こす。より短い取得時間は、請求項2に記載の実施例によって達成される。ここで、MR組み合わせ画像から導き出されることができる緩和パラメータは、シーケンスの詳細に依存する。請求項3に記載のシーケンスの実施例の場合、緩和時間T2が決定されることができ、請求項4に記載の実施例の場合、緩和時間T2が決定されることができる。請求項5は、緩和時間T1が、例えば反転回復シーケンス又は飽和回復シーケンスによって決定されること可能にする。
検査されるべきオブジェクトの境界において、磁化率のジャンプが生じることがあり、これは、磁場の巨視的な不均一性をもたらす。こうして、グラジエントエコーシーケンスの場合、位相シフトが生じることがありえ、これは、組み合わせられたMRデータセットが異なるエコー時間を有して取得される場合にアーチファクトをもたらす。これらのアーチファクトは、請求項6に記載の本発明の他の見地によって除去されることができる。その請求項に記述される補正は、MRデータが、大きさ及び位相を有する、すなわち実数成分及び虚数成分を有する複素データの形で存在することを前提とする。
請求項7は、本発明による方法の好適な適用を規定している。請求項8は、上記方法を実施するためのMR装置を規定し、請求項9は、このようなMR装置のためのコンピュータプログラムに関する。
本発明のこれら及び他の見地は、以下に記述される実施例から明らかになり、それらの実施例を参照して解明されるであろう。
図1において、参照数字1は、図式的に示される主磁場磁石を示している。かかる主磁場磁石は、例えば1.5テスラの強度を有するとともに、検査ゾーンのz方向に延在する安定した実質的に均一な磁場を生成するものであり、これ以上詳しくは示されない。z方向は、ここで、患者がMR検査中に位置付けられる検査テーブルの長手方向に延在する。位置テーブルについては、これ以上詳しく述べられない。
更に、3つのコイルシステムを有する勾配コイル構造2が提供される。3つのコイルシステムによって、x、y及びz方向においてそれぞれ勾配を有する勾配磁場Gx、Gy及びGzが生成されることができる。勾配コイル構造2のための電流は、勾配増幅器3によって供給される。それらの時間に関する変化は、波形発生器4によって予め決められ、すなわち各方向について別々に決められる。波形発生器4は、算術論理及び制御ユニット5によって制御される。算術論理及び制御ユニット5は、特定の検査方法のために必要とされる勾配磁場Gx、Gy及びGzの時間に関する変化を計算し、この値を波形発生器4へロードする。MR検査中、これらの信号は、波形発生器4から読み出され、勾配増幅器3に供給され、勾配増幅器3は、それらの信号から、勾配コイル構造2に必要な電流を生成する。制御ユニット5は更に、MR画像の表示のためにモニタ7を備えるワークステーション6上で動作する。入力は、キーボード8又は対話的な入力ユニット9を介して可能である。
検査ゾーンにおける核磁化は、高周波コイル10の高周波パルスによって励起されることができ、高周波コイル10は、高周波送信器12の出力信号を増幅する高周波増幅器11に接続されている。高周波送信器12において、高周波パルスのエンベロープは、発振器によって供給されるキャリアの振動に変えられ、これらの振動の周波数は、ラーモア周波数(1.5テスラの主磁場の場合、約63MHz)に対応する。複素エンベロープが、算術論理及び制御ユニットによって、送信器12に結合される生成器14にロードされる。高周波送信器チャネルを有する1つの高周波コイルに代わって、各々が高周波送信器チャネルを有する複数の高周波コイルが、提供されることができる。
検査ゾーンにおいて生成されるMR信号は、受信コイル20によって拾われ、増幅器21によって増幅される。増幅されたMR信号は、互いに関して90°オフセットされた発振器13の2つのキャリア振動によって、直交復調器22において復調され、それによって、複素MR信号の実数成分及び虚数成分とされることができる2つの信号が生成される。これらの信号は、アナログ−デジタル変換器23に供給され、アナログ−デジタル変換器23は、それらの信号からMRデータを形成する。MRデータは、評価ユニット24においてさまざまな異なる処理ステップ、とりわけフーリエ変換を施される。複数の受信コイルについて複数の高周波受信チャネルが存在しうる。
本発明による方法の動作シーケンスは、図2に示されるフローチャートに基づいて以下に説明される。ステップ101における初期化後、ステップ102において、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関する複数のMRデータセットが、第1のシーケンスによって取得される。第1のシーケンスの時間に関する変化は、図3の左半分に図式的に示されている。核磁化は、スライス選択的な高周波パルスRF(第1のライン)によって励起される;このために必要とされるスライス選択勾配は、図示されていない。核磁化の励起後、位相符号化勾配Gy(第2のライン)及び読み出し勾配Gx(第3のライン)が、アクティブにされる。読み出し勾配は、(負の)事前フェージングパルスから始まり、そののち、第1の(正の)読み出しパルスが生じ、次に第2の(負の)読み出しパルスが続き、再び、正の読み出しパルスが続く等である。正及び負の読み出しパルスの各々は、同じ時間変化を有し、読み出しパルスにわたる時間積分の大きさは、前述の事前フェージングパルスにわたる時間積分の大きさの2倍である。
受信コイル20によって受け取られるグラジエントエコー信号の各々は、結果的に、読み出しパルスの中央でその最大を有し、そこから、読み出しパルス中に取得されるMRデータのそれぞれ異なるエコー時間が分かる。これらのエコー時間並びに勾配エコー及び読み出しパルスの数は、造影剤によって検査ゾーンのいくつかのロケーションにおいて加速されるT2緩和プロセスが追跡されることができるように選択されなければならない。読み出しパルスの各々において取得されるMRデータは、k空間内の、例えば直線である軌道を規定する。位相符号化は、読み出しプロセスの開始後変化しないので、この軌道は、すべての読み出しパルスについて同じである。それにもかかわらず、読み出しパルス中に取得されるMRデータは、T2緩和のため(及び磁場不均一性のため)異なる。
k空間を完全にサンプリングするために、検査ゾーンは、然るべく多数回励起されなければならず、勾配エコーに関連付けられるMRデータは、個々の異なる位相符号化によって読み出されなければならない。k空間は、平行な直線上でサンプリングされる。各々の読み出しパルス中に生成されるMRデータは、k空間の好適には方形領域を規定する個々のMRデータセットを形成するために組み合わせられることができる。図3に記号的に示されるこれらのMRデータセットa'、b'、c'、d'が、連続する読み出しパルスに割り当てられる。
MRデータセットのシーケンスが、ステップ102において、このようにして緩和プロセスを追跡するに十分な良好な時間分解能を用いて取得されたのち、ステップ103において、より少ない数のMRデータ、極端な例ではただ1つのデータセットが、第2のシーケンスによって取得される。第2のシーケンスは、図3の右半分に示されている。「第1」及び「第2」なる語は、2つのシーケンスの時間的な順序を示すのではなく、シーケンスの識別を単に簡素化することを意図したものである。従って、ステップ102及び103の順序が逆にされることも可能である。
第2のシーケンスによって、1又は複数のデータセットが、第1のシーケンスによって記録されたのと同じ検査ゾーンの高空間分解能の複数のMR画像のそれぞれに関して取得される。2つのシーケンスは同じであるが、第1のシーケンスの場合よりも、第2のシーケンスの読み出しパルスは実質的により長く持続し、位相符号化勾配は、実質的により大きな値をとることができ、それによって、より高い空間分解能が達成される。他方、この第2のシーケンスの場合の時間拡張された勾配エコーに関して、T2緩和プロセスはもはや追跡されることができない。
好適には、位相符号化ステップは、第1のシーケンスと同じ大きさであり、グラジエントエコー信号は、第1のシーケンスと同じサンプリング周波数でサンプリングされる。この結果は、k空間が、その中心において、第1のシーケンスの場合と同じポイントでサンプリングされることであるが、読み出しパルスのより長い持続時間及びより大きい最大位相符号化のため、サンプリングされるk空間は、第1のシーケンスの場合よりも実質的に大きい。第2のシーケンスによって取得されたMRデータセットは、k空間の好適には方形領域を占める。k空間のこれらの領域は、それぞれA及びBによってマークされており、個別の読み出しパルスに割り当てられる。
検査ゾーン内に位置する境界において、磁化率のジャンプが生じることがあり、これは、磁場不均一性をもたらす。それらの近傍で、これらの磁場不均一性は、時間と共に線形に増加する位相シフトを引き起こす。第1のシーケンスによって取得されるMRデータセットのエコー時間は、一般に、それらが組み合わせられる第2のシーケンスのMRデータセットのエコー時間と一致しないので、データセットのそれぞれ異なる位相シフトが生じる。これらは、データセットが更なる処理なしに他のデータセットと組み合わせられ、そこから組み合わせ画像が生成される場合に、再構成エラーにつながりうる。従って、データセットが組み合わせられる前に、第1のシーケンスによって取得されたMRデータセットの位相が、まず補正される。
このために、ステップ104において、まずMR画像Ia'、Ib'、Ic'及びId'が、複素MRデータセットa'、b'、c'及びd'から、これらのデータセットを逆フーリエ変換にかけることによって再構成される。ステップ105において、必要な位相補正は、ステップ104において再構成されたMR画像Ia'...Id'を互いに1ボクセルずつ比較することによって、決定される。ボクセルが、磁場不均一性にさらされない場合、位相は、これらのボクセルの複素画像値の各々について同じである。しかし、これらのボクセルが、磁場不均一性にさらされる場合、それぞれ異なるMR画像内のボクセルの位相は異なる。位相差及びMR画像に属するMRデータセットが取得されたエコー時間の差から、磁場不均一性の大きさ、もっと正確に言えば当該ボクセルの位相が変わるスピードを計算することが可能である。
これから、必要な位相補正φ(x,y)が、簡単に計算されることができる。それでもやはり、この位相補正は、磁場不均一性の影響が除去されるようには選択されない;むしろ、MR画像の各ボクセルについて、関連するMRデータセットが、第2のシーケンスのMRデータセットA、B他が取得されたエコー時間と同じエコー時間によって取得された場合に、ボクセルがとるであろう値が生成される。前記第2のシーケンスのMRデータセットA、B他は、第1のシーケンスの関連するMRデータセットと組み合わせられるものである。
ステップ106において、MR画像Ia'...Id'の位相は、決定された位相補正φ(x,y)によって補正され、それによって、ステップ106において補正されたMR画像Ia、Ib、Ic、Id等が生成される。それゆえ、例えば画像Iaのボクセルには、関連するMRデータセットがMRデータセットAが取得されたエコー時間を有して取得された場合に当該ボクセルがとるであろう位相を割り当てられる。MRデータセットaは、のちに前記データセットAと組み合わせられる;しかしながら、補正されたMR画像は、MRデータセットa'、b'、c'、d'等が取得されたエコー時間での検査ゾーンを表す。これに応じて、画像Idに関するボクセルの位相は、あたかも関連するデータセットd'がデータセットBと同じエコー時間を有して取得されたかのように、補正される。データセットdは、のちにデータセットBと組み合わせられる。
ステップ107において、位相補正されたMR画像Ia...Idは、フーリエ変換によって再びk空間に戻され、補正されたデータセットa、b、c、dを与える。
ステップ108において、データセットは互いに組み合わせられる。図3から明らかなように、補正されたデータセットa、bは、例えばMRデータセットAと組み合わせられ、MRデータセットc及びdは、第2のシーケンスのデータセットBと組み合わせられる。k空間の中心が、第1のシーケンスによって取得されたMRデータセットa、b、c、d等によってのみ形成され、中心から離れた領域が、この中心から離れて取得された、第2のシーケンスのMRデータセットA、Bの成分で満たされるように、組み合わせが実施される。逆フーリエ変換によって、組み合わせられたMRデータセットから、MR組み合わせ画像が生成され、MR組み合わせ画像の空間分解能は、第2のシーケンスによって達成できる空間分解能に対応し、MR組み合わせ画像のコントラスト及び時間分解能は、第1のシーケンスによって取得されたMRデータセットによって決定される。
個々のMR画像が、逆フーリエ変換によってMRデータセットA、B等から再構成される場合、ステップ107におけるMR画像Ia...Idの逆変換が、省かれることができる。その場合、しかしながら、第1のシーケンスによってMRデータがすでに取得されているk空間内のポイントからのMRデータは、ゼロに設定される。このようにして生成されるMR画像の1つと、MR画像Ia...Id等の1つとの複素加算が、組み合わせ画像を生成する。
組み合わせ画像から、ステップ109において、緩和時間T2は、個別のボクセルの画像振幅の変化を直接追跡することによって、定量的に及び空間分解に基づいて決定されることができ(画像振幅は、フーリエ変換から生じる複素画像値の大きさに対応する)、こうして、第1のシーケンスによってMRデータセットa'...d'が取得されたエコー時間についてその時間特性を生成する。このための要求は、すべてのMRデータセットの取得中、検査ゾーンが移動されず、動きがないことである。ここで、T2の定量的な決定は、通常の算術方法によって又はドイツ国特許出願04103913.2(出願人整理番号DE040223)に記述されるように、行われることができる。必要に応じて、こうして決定されたデータは、T2の空間分布を表す検査ゾーンの他の画像を用意するために使用されることができ、T2の大きさは、対応するグレースケール値又はカラーによって再生される。
方法がそののち終了する(ブロック110)。
本発明は、緩和時間T2を決定するための例示の実施例に関して上述された。代替例として、例えば検査ゾーンにおける緩和時間T2を決定することも同様に可能である。その場合、スピンエコーシーケンスが、グラジエントエコーシーケンスの代わりに使用されなければならない。このようなシーケンスの場合、磁場不均一性は影響を及ぼさないので、図2に示されるフローチャートのステップ104乃至107が省かれることができる。代替例として、縦緩和時間T1の過程を決定することが同様に可能である。この場合、シーケンスとして、反転回復シーケンスとして知られるものが使用されることができ、縦磁化がまず180°高周波パルスよって反転され、そののち他の高周波パルスによって読み出される。T1は、例えば飽和回復シーケンスとして知られるもののように、コントラストがT1緩和によって本質的に決定されるMR画像を供給する異なるシーケンスを用いて決定されることもできる。
k空間が平行な直線に沿ってサンプリングされる図1に示されるシーケンスに代わって、MRデータセットは、k空間がk空間のゼロポイントで交差する直線に沿ってサンプリングされる投影再構成方法によっても取得されることができる。
MRデータセットの上述の組み合わせの場合、第1のシーケンスのMRデータセットa、b、c、d等の各々は、ゼロ以外の、例えば1の重み付けをもって入る。しかしながら、k空間の中心において同様に取得された第2のシーケンスのMRデータセットA、Bの当該セクションは、無視される。すなわち、このセクションは、ゼロの重み付けをもって入る。しかしながら代替例として、このセクションは、例えば第1及び第2のシーケンスのMRデータの線形の組み合わせがk空間の中心に関して使用されるように、ゼロ以外の重み付けを有して入ることも可能である。しかしながら、この場合、第1のシーケンスのMRデータは、一般に、第2のシーケンスのMRデータより大きな重み付けを有して入るべきである。
前述の説明において、中心からのMRデータのみが、第1のシーケンスを用いて取得された。しかしながら、代替例として、第1のシーケンスを用いて、付加的に、マークされた位相符号化によってk空間内の中心から離れたラインが対応するMRデータを取得することも可能である。この場合、第2のシーケンスの対応するMRデータは、組み合わせ画像を生成する際、無視され又はより低い重み付けをもってのみ考慮されることが可能である。例えば、血管のような線形構造の検査のように特別なケースにおいて、k空間の中心からのMRデータが取得されることができない又は部分的にのみ取得されることができるようなやり方で第1のシーケンスを構成することが考えられる。
図3に示される例示の実施例において、(2次元)スライスからのMRデータが、シーケンスを用いて取得された。代替例として、本発明による方法を使用して、(3次元)ボリュームを検査することが可能である。重要なファクタは、この場合も両方のシーケンスを用いて、MRデータが同じ1つのボリュームから取得され、取得中、このボリュームは移動されず、又はそのボリューム内に動きが生じないことである。
本発明が実施されることができるMR装置のブロック図。 本発明による方法の動作シーケンスを説明するブロック図。 本発明による方法に適した2つのシーケンスを図式的に示す図。

Claims (9)

  1. 検査ゾーンにおける緩和パラメータを空間的に分解して決定するための磁気共鳴方法であって、
    a.第1のシーケンスによって、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関するMRデータセットを取得するステップと、
    b.第2のシーケンスによって、前記第1のシーケンスのMR画像と比較して高められた空間分解能及び低下された時間分解能を有する少なくとも1つの他のMR画像に関する少なくとも1つの他のMRデータセットを取得するステップと、
    c.k空間内の一部に関して前記第1のシーケンスから得られるMRデータセットと、前記第2のシーケンスによって前記k空間の前記一部の外側で取得される他のMRデータセットのMRデータと、を使用して、MR組み合わせ画像を生成するステップと、
    d.前記MR組み合わせ画像から緩和パラメータを得るステップと、
    を含む磁気共鳴方法。
  2. 少なくとも第1のシーケンスは、マルチエコーシーケンスであり、前記検査ゾーンにおける核磁化の励起に続いて、複数のMRエコー信号が、各ケースにおいて前記k空間内の同じ軌道に関して受け取られる、請求項1に記載の磁気共鳴方法。
  3. 前記シーケンスがグラジエントエコーシーケンスである、請求項2に記載の磁気共鳴方法。
  4. 前記シーケンスがスピンエコーシーケンスである、請求項2に記載の磁気共鳴方法。
  5. 前記シーケンスによって、T1緩和の測定を可能にするMR画像が生成される、請求項2に記載の磁気共鳴方法。
  6. 前記組み合わせ画像の生成の前に、
    a.前記第1のシーケンスによって取得されるあらゆるMRデータセットからMR画像を再構成するステップと、
    b.関連する前記エコー時間を考慮して、前記MR画像に基づいて空間に依存する位相シフトを決定するステップと、
    c.前記決定された位相シフトに依存して前記MR画像の位相を補正するステップと、
    d.前記位相補正を使用して組み合わせ画像を生成するステップと、
    を含む、請求項1に記載の磁気共鳴方法。
  7. 検査ゾーンにおける造影剤、特に酸化鉄を含有する造影剤の空間分布を決定するための、請求項1に記載の方法の適用。
  8. 請求項1に記載の方法を実施する磁気共鳴装置であって、
    磁気高周波パルスを生成する高周波発生器と、
    時間及び空間に関して異なった勾配を有する勾配磁場を生成する生成器と、
    MR信号を受け取り、そこから得られるMRデータを処理する手段と、
    前記高周波発生器及び前記生成器を制御する制御ユニットと、
    を有し、前記制御ユニットは、
    a.第1のシーケンスによって、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関するMRデータセットを取得するステップと、
    b.第2のシーケンスによって、前記第1のシーケンスの前記MR画像と比較して高められた空間分解能及び低下された時間分解能を有する少なくとも1つの他のMR画像に関する少なくとも1つの他のMRデータセットを取得するステップと、
    c.k空間内の一部に関して前記第1のシーケンスから得られるMRデータセットと、前記第2のシーケンスによって前記一部の外側で取得される他のMRデータセットのMRデータと、を使用してMR組み合わせ画像を生成するステップと、
    d.前記MR組み合わせ画像から緩和パラメータを得るステップと、
    が実施されるようにプログラムされる、磁気共鳴装置。
  9. 動作シーケンスに従って請求項1に記載の方法を実施する磁気共鳴装置を制御する制御ユニットのためのコンピュータプログラムであって、前記動作シーケンスは、
    a.第1のシーケンスによって、それぞれ異なるエコー時間を有する複数のMR画像に関するMRデータセットを取得し、
    b.第2のシーケンスによって、前記第1のシーケンスの前記MR画像と比較して高められた空間分解能及び低下された時間分解能を有する少なくとも1つの他のMR画像に関する少なくとも1つの他のMRデータセットを取得し、
    c.k空間内の一部に関して前記第1のシーケンスから得られるMRデータセットと、前記第2のシーケンスによって前記一部の外側で取得される他のMRデータセットのMRデータと、を使用して、MR組み合わせ画像を生成し、
    d.前記MR組み合わせ画像から緩和パラメータを得る、
    ことを含む、コンピュータプログラム。
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