JP3396352B2 - 可変容量過給機 - Google Patents

可変容量過給機

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JP3396352B2 JP29809995A JP29809995A JP3396352B2 JP 3396352 B2 JP3396352 B2 JP 3396352B2 JP 29809995 A JP29809995 A JP 29809995A JP 29809995 A JP29809995 A JP 29809995A JP 3396352 B2 JP3396352 B2 JP 3396352B2
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隆 御子神
延之 小泉
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、流体流入部に多数
のベーンを備えた可変容量過給機に関し、内燃機関の排
気ターボ過給機に適用して好適である。 【0002】 【従来の技術】内燃機関は過給によりシリンダ容積や機
関回転数を増すことなく出力を増大させることが可能で
ある。出力を増大させるために、排気ガスのエネルギー
によって空気圧縮機の駆動仕事をまかなう排気ターボ過
給機が用いられている。排気ターボ過給機は、圧縮機と
タービンとによって構成され、排気ガスエネルギーの有
効利用のため、圧縮機のディフューザもしくはタービン
の排気ガス流入部のベーンを可動にして流路面積を可変
にした可変容量過給機が使用されている。 【0003】図5に基づいて従来の可変容量過給機を説
明する。図5には従来の可変容量過給機の排気ガス流入
部を示してある。図に示すように、ケーシング1には排
気ガス通路2が形成され、排気ガス流入口3に対向して
タービン翼車4が設けられている。排気ガス流入口3に
はベーン5が周方向に多数配置され、それぞれのベーン
5の支持軸6はベーン支持体7に回動自在に支持されて
いる。支持軸6を介してベーン5を回動させることによ
り、排気ガス流入口3の流路面積が可変にされる。図示
しない排気管を介して導入された排気ガスは、排気ガス
通路2を通ってベーン5により加速されてタービン翼車
4を駆動する。 【0004】ベーン支持体7にはリング部材8が回動自
在に支持され、リング部材8には多数のベーン5に対応
してリンク9の一端が回動自在に支持されている。それ
ぞれのリンク9の他端には中心ピン10を介してレバー
11の一端が回動自在に支持され、レバー11の他端は
支持軸6の端部に固定されている。リング部材8にはプ
レート12が設けられ、プレート12にはクランク13
を介して図示しないシリンダが連結されている。シリン
ダの駆動によりプレート12を介してリング部材8がベ
ーン支持体7に対して回動し、リング部材8の回動によ
りリンク9及びレバー11を介して支持軸6がそれぞれ
回動する。これにより、それぞれのベーン5が回動して
排気ガス流入口3の流路面積が可変となる。 【0005】リンク9とレバー11を連結する中心ピン
10の端部14は、機械的にかしめによってレバー11
に固定され、中心ピン10の外周にリンク9が回動自在
に支持されている。リンク9と中心ピン10との隙間は
所定状態に維持され、互いにスムーズに回動すると共に
摩擦が生じない寸法に設定されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の可変容量過給機
では、リンク9と中心ピン10との隙間は、大き過ぎる
と摩耗が生じやすくなり逆に小さ過ぎると焼き付きの原
因となってしまう。このため、リンク9と中心ピン10
との隙間は高精度に保持され、耐久性に悪影響が及ばな
いように管理されている。しかし、中心ピン10の端部
14は機械的にかしめによってレバー11に固定されて
いるので、図6に示したように、中心ピン10の端部1
4には多少なりともふくらみが生じてしまう。中心ピン
10の端部14のふくらみはリンク9との隙間に影響を
及ぼし、ふくらみが大きくなるとリンク9と中心ピン1
0との間の動きに悪影響が生じる。しかし、中心ピン1
0はかしめによってレバー11に固定されているので、
端部14のふくらみは一定しないため、リンク9と中心
ピン10との隙間の管理は難しいものとなっていた。 【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、リンクの回動中心軸にふくらみが生じてもリンクと
回動中心軸との隙間に影響を及ぼすことがない可変容量
過給機を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、支持軸線を中心に回動自在なベーン
を流体流入部に配される円環状の支持体の周方向に多数
備え、前記ベーンのそれぞれの支持軸にレバーの他端
それぞれ固定すると共に該それぞれのレバーの一端にリ
ンクの他端をそれぞれ回動自在に支持し、前記支持体に
対して相対的に回動自在なリング部材を該支持体に設
け、前記リンクの一端を前記リング部材に回動自在に支
持して該リング部材の前記支持体に対する回動により前
記ベーンを回動させて前記流体流入部の流入面積を変化
させる可変容量過給機において、前記リンクの回動中心
軸の端部に円環部材を設けたことを特徴とする。 【0009】リング部材を回動させることにより、リン
ク及びレバーを介してそれぞれのベーンが回動して流体
流入部の流入面積が変化する。リンクの回動中心軸の端
部はレバーが取付けられているが、レバー取付き部の回
動中心軸にふくらみが生じている場合、円環部材がふく
らみに対向してリンクには回動中心軸のふくらみは影響
しない。 【0010】 【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態に係
る可変容量過給機の要部断面、図2には図1中のII-II
線矢視、図3には図1中のIII-III 線矢視、図4には図
1中の矢印IV部の詳細状態を示してある。 【0011】図に示すように、ケーシング21には流体
流入部としての排気ガス通路22が形成され、排気ガス
流入口23に対向してタービン翼車24が設けられてい
る。排気ガス流入口23にはベーン25が周方向に多数
配置され、それぞれのベーン25の支持軸26はベーン
支持体27に回動自在に支持されている。支持軸26を
介してベーン25を回動させることにより、排気ガス流
入口23の流路面積が可変にされる。図示しない排気管
を介して導入された排気ガスは、排気ガス通路22を通
ってベーン25により加速されてタービン翼車24を駆
動する。 【0012】ベーン支持体27にはリング部材28が回
動自在に支持されており、リング部材28には多数のベ
ーン25に対応してリンク29の一端が回動自在に支持
されている。それぞれのリンク29の他端には回動中心
軸としての中心ピン30を介してレバー31の一端が回
動自在に支持され、レバー31の他端は支持軸26の端
部に固定されている。リング部材28にはプレート32
が設けられており、プレート32にはクランクを介して
シリンダが連結されている。シリンダの駆動によりプレ
ート32を介してリング部材28がベーン支持体27に
対して回動し、リング部材28の回動によりリンク29
及びレバー31を介してそれぞれの支持軸26が回動す
る。これにより、それぞれのベーン25が回動して排気
ガス流入口23の流路面積が可変となる。 【0013】中心ピン30の端部33は機械的なかしめ
によってレバー31に固定され、中心ピン30の外周に
リンク29が回動自在に支持されている。これにより、
リンク29の他端が中心ピン30を介してレバー31の
一端に回動自在に支持された状態になっている。中心ピ
ン30の端部33はかしめによってレバー31に固定さ
れているので、端部33にはふくらみが生じている。中
心ピン30の端部33に対向する部位には円環部材35
が嵌合され、中心ピン30の端部33の位置にはリンク
29は支持されていない。このため、リンク29は中心
ピン30のふくらみに影響を受けることがなく、常に同
じ隙間に管理された状態で中心ピン30に回動自在に支
持されている。 【0014】上述した可変容量過給機では、中心ピン3
0の端部33をかしめによってレバー31に固定した際
に生じるふくらみは円環部材35により受けられる。こ
のため、制御できないかしめによるふくらみがリンク2
9の回動に影響を及ぼすことが全くなくなり、リンク2
9と中心ピン30との隙間を高精度に維持することが可
能になる。可変容量過給機ではリンク29が多数備えら
れているため、一つでもリンク29と中心ピン30との
間に焼き付き等の不具合が生じると可変容量過給機全体
がだめになってしまうが、上述した可変容量過給機で
は、リンク29と中心ピン30との隙間を高精度に維持
することができるので、リンク29とレバー31との相
対回転に不具合が生じることがなく、可変容量過給機の
耐久性が著しく向上する。 【0015】 【発明の効果】本発明の可変容量過給機は、リンクの一
端をリング部材に回動自在に支持してリング部材の支持
体に対する回動によりベーンを回動させて流体流入部の
流入面積を変化させる可変容量過給機において、リンク
の回動中心軸の端部に円環部材を設けたので、リンクの
回動中心軸の端部にふくらみが生じていても円環部材が
ふくらみに対向してリンクには回動中心軸のふくらみが
影響することがない。この結果、リンクと回動中心軸と
の隙間を高精度に維持することが可能になり、リンクの
動作に不具合が発生することがなく耐久性向上を図るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る可変容量過給機の要
部断面図。 【図2】図1中のII-II 線矢視図。 【図3】図1中のIII-III 線矢視図。 【図4】図1中の矢印IV部の詳細図。 【図5】従来の可変容量過給機の要部断面図。 【図6】中心ピン端部の詳細図。 【符号の説明】 21 タービンケーシング 22 排気ガス通路 23 排気ガス流入口 24 タービン翼車 25 ベーン 26 支持軸 27 ベーン支持体 28 リング部材 29 リンク 30 中心ピン 31 レバー 32 プレート 33 端部 35 円環部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−33901(JP,U) 実開 昭61−73824(JP,U) 実開 昭62−163408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 37/24 F01D 17/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 支持軸線を中心に回動自在なベーンを流
    体流入部に配される円環状の支持体の周方向に多数備
    え、前記ベーンのそれぞれの支持軸にレバーの他端をそ
    れぞれ固定すると共に該それぞれのレバーの一端にリン
    クの他端をそれぞれ回動自在に支持し、前記支持体に対
    して相対的に回動自在なリング部材を該支持体に設け、
    前記リンクの一端を前記リング部材に回動自在に支持し
    て該リング部材の前記支持体に対する回動により前記ベ
    ーンを回動させて前記流体流入部の流入面積を変化させ
    る可変容量過給機において、前記リンクの回動中心軸の
    端部に円環部材を設けたことを特徴とする可変容量過給
    機。
JP29809995A 1995-04-28 1995-11-16 可変容量過給機 Expired - Lifetime JP3396352B2 (ja)

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