JP3396217B2 - 配線ダクトのカッター - Google Patents

配線ダクトのカッター

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JP3396217B2
JP3396217B2 JP2001118929A JP2001118929A JP3396217B2 JP 3396217 B2 JP3396217 B2 JP 3396217B2 JP 2001118929 A JP2001118929 A JP 2001118929A JP 2001118929 A JP2001118929 A JP 2001118929A JP 3396217 B2 JP3396217 B2 JP 3396217B2
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晋啓 近藤
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三協電設工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線ダクトを所定
の長さに切断するカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】配線ダクトは、塩化ビニルを、図1に示
す溝形に成形して製作される。この配線ダクト1は、内
部に多数の配線を入れて固定する。配線ダクト1は、使
用される場所によって、最適な長さに切断して使用され
る。配線ダクト1は、両側の側壁に、配線を貫通させる
スリット状の貫通孔2を一定の間隔で開口している。こ
の形状の配線ダクトを切断する装置は、下記の公報に記
載される。 a、実開昭63−95581号 b、特開平11−70277号
【0003】aの公報には、配線ダクトを切断するはさ
みを記載している。bの公報には、刃物を受台に押し付
けて配線ダクトを切断する装置が記載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これ等の公報に記載さ
れる切断装置は、溝形に成形している配線ダクトを能率
よく切断できない。それは、配線ダクトの全体を一緒に
切断できないからである。たとえば、aの公報のはさみ
は、以下のようにして配線ダクトを切断する。 貫通
孔を開口している配線ダクトの側壁を貫通孔の両側で切
断する。 のようにして、両側の側壁を切断する。
その後、溝形の底部で、両側の側壁を連結している
部分を切断する。
【0005】以上のようにして配線ダクトを切断する場
合、両側の側壁を切断するのに、貫通孔の外側と内側と
で2回、底面を切断するのに少なくとも1回、合計5回
も切断する必要がある。さらに、側壁の貫通孔よりも外
側は比較的簡単に切断できるが、配線ダクトの底部と、
貫通孔と底部との境界を切断するのに手間がかかり、能
率よく配線ダクトを切断できない。また、何回もの操作
で切断するので、切断位置がずれやすく、綺麗な直線状
に切断するが難しい。
【0006】さらに、bの公報の切断装置も、はさみと
同じようにして配線ダクトを切断するので、aの切断装
置と同じように、何回もの操作で切断する必要があっ
て、切断に手間がかかる欠点がある。
【0007】この欠点を解消するために、回転する丸鋸
で配線ダクトを切断する装置が開発されている。この装
置は、モーターで丸鋸を回転して、配線ダクト全体を一
度に切断できる。このため、能率よく短時間で配線ダク
トを切断できる特長がある。ただ、この装置は、配線ダ
クトを切断するときに、塩化ビニルの粉末が周囲に飛散
する欠点がある。この欠点は電気集塵機を連結して解消
できるが、全体が極めて大きく重くなって、簡単に移動
できなくなる欠点がある。
【0008】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、簡単かつ容易に、しかも全体を一度に切断して短時
間で能率よく切断できる配線ダクトのカッターを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の配線ダクトのカ
ッターは、配線ダクト1の溝内に挿入されるジグ3と、
ジグ3にセットされた配線ダクト1を切断する切断刃4
と、切断刃4を移動させる駆動機構15とを備える。ジ
グ3は、配線ダクト1の溝内に入れることができる形状
である。ジグ3は、装着される配線ダクト1の横方向に
延長してなるカッティング隙間5を有する。切断刃4
は、このジグ3のカッティング隙間5に挿入されて、ジ
グ3にセットされた配線ダクト1を切断する。駆動機構
15は、切断刃4をジグ3のカッティング隙間5に挿入
させる。配線ダクトのカッターは、駆動機構15で切断
刃4をジグ3のカッティング隙間5に挿入して、ジグ3
に装着している配線ダクト1を切断する。
【0010】本発明の配線ダクトのカッターは、ジグ3
を裾広がり状の山形とすることができる。さらに、本発
明のカッターは、ジグ3を互いに分離してなる一対の縦
割ジグ3Aで構成することができる。このカッターは、
一対の縦割ジグ3Aを拡開機構8に連結して、拡開機構
8で一対の縦割ジグ3Aを幅方向に拡開して、幅が異な
る配線ダクト1を装着することができる。拡開機構8
は、ネジ棒9と、このネジ棒9にねじ込んでいるナット
材10と、ネジ棒9を回転する回転部11とで構成し、
ナット材10に縦割ジグ3Aを連結することができる。
拡開機構8は、伸縮バネ14として、一対の縦割ジグ3
Aを伸縮バネ14で連結することができる。切断刃4
は、先端の刃縁を傾斜縁とすることができる。
【0011】さらに、本発明の配線ダクトのカッター
は、ジグ3を、配線ダクト1を入れることができる案内
溝6を有する構造とすることができる。ジグ3は、案内
溝6の両側に位置する側壁ホルダー7に、案内溝6に装
着される配線ダクト1の横方向に延長してなるカッティ
ング隙間5を有する。この配線ダクトのカッターは、駆
動機構15で切断刃4をジグ3のカッティング隙間5に
挿入して、ジグ3の案内溝6に装着している配線ダクト
1を切断する。
【0012】ジグ3の案内溝6は、開口部に向かって幅
を広くする谷形とすることができる。さらに、ジグ3
は、互いに分離してなる一対の縦割ジグ3Aで構成する
と共に、一対の縦割ジグ3Aを拡開機構8に連結するこ
とができる。このカッターは、拡開機構8で一対の縦割
ジグ3Aで構成される案内溝6の幅を変更して、幅が異
なる配線ダクト1を案内溝6に装着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための配線ダクトのカッターを
例示するものであって、本発明はカッターを下記のもの
に特定しない。
【0014】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0015】図2に示す配線ダクトのカッターは、配線
ダクト1を装着するジグ3と、このジグ3にセットされ
た配線ダクト1を切断する切断刃4と、切断刃4をジグ
3のカッティング隙間5に挿入する駆動機構15とを備
える。
【0016】ジグ3の構造を図3ないし図11に示す。
図3〜図10に示すジグ3は、配線ダクト1の溝に入れ
ることができる形状で、これに装着される配線ダクト1
の横方向に延長するカッティング隙間5を有する。図1
1に示すジグ3は、配線ダクト1を入れることができる
案内溝6を有する形状とし、この案内溝6の両側に位置
する一対の側壁ホルダー7に、配線ダクト1の横方向に
延長してなるカッティング隙間を設けている。
【0017】ジグ3の長さは、ここに配線ダクト1を装
着して、切断できる長さ、たとえば、1〜10cm、好
ましくは約5cmとする。ジグ3を短くすると、全体を
コンパクトにできる。ジグ3を長くすると配線ダクト1
を正確に定位置に装着できる。
【0018】図3〜図9に示すジグ3は、配線ダクト1
を定位置に装着するために、両側を裾広がり状として、
全体の形状を山形としている。この形状のジグ3は、図
に示すように、配線ダクト1の側壁を変形させて、配線
ダクト1の底部の中央をジグ3の上面に装着できる。配
線ダクト1の側壁は可撓性があるので、図のように弾性
変形させて、配線ダクト1をジグ3に装着できる。
【0019】さらに、図3〜図10に示すジグ3は、互
いに分離してなる一対の縦割ジグ3Aで構成される。縦
割ジグ3Aは、対向する内側面を垂直面とし、外側面を
裾広がり状として、ジグ3の全体形状を山形としてい
る。この形状のジグ3は、一対の縦割ジグ3Aを拡開機
構8に連結している。拡開機構8は、一対の縦割ジグ3
Aを幅方向に拡開して、幅が異なる配線ダクト1を装着
できるように、ジグ3の幅を調整する。このジグ3は、
大きさが異なる配線ダクト1を定位置に装着できる特長
ある。
【0020】図6と図7の拡開機構8は、ネジ棒9と、
このネジ棒9にねじ込んでいるナット材10と、ネジ棒
9を回転する回転部11とを備える。縦割ジグ3Aは、
回転しないでネジ棒9に沿って移動する。このことを実
現するために、縦割ジグ3Aの下面をフレーム台12の
上面の水平面に摺動させている。ネジ棒9は、フレーム
台12に水平の姿勢で、ベアリング13を介して回転で
きるように連結している。ネジ棒9は、回転部11であ
るハンドルを一端に固定している。回転部は、モーター
とすることもできる。ネジ棒9は、中央を境界として左
右両端部を逆ネジとしている。したがって、ネジ棒9が
ハンドルで回転されると、一対のナット材10は、互い
に反対方向に移動される。ナット材10が互いに反対方
向に移動して、これに連結している縦割ジグ3Aは、幅
方向に移動される。したがって、この拡開機構8は、ハ
ンドルを回転して、ジグ3の幅を調整できる。
【0021】図8と図9の拡開機構8は、伸縮バネ14
を備えており、一対の縦割ジグ3Aに伸縮バネ14を連
結している。図8の伸縮バネ14は引張バネで、一端を
縦割ジグ3Aに他端をフレーム台12に連結している。
図9の伸縮バネ14は押しバネで、両端を一対の縦割ジ
グ3Aに連結している。このジグ3は、拡開機構8の伸
縮バネ14で縦割ジグ3Aの間隔を弾性的に拡開してい
る。配線ダクト1を装着するときに、縦割ジグ3Aの間
隔を狭める。配線ダクト1に入れられたジグ3は、弾性
的に拡開されて、配線ダクト1の底部を上面に当接させ
る。この構造のジグ3は、ハンドル等を操作することな
く、種々の幅の配線ダクト1を簡単に装着できる特長が
ある。
【0022】さらに、図10のジグ3は、縦割ジグ3A
の外側を裾広がり状とすることなく垂直面としている。
このジグ3は、一対の縦割ジグ3Aの間隔を調整して、
幅が異なる配線ダクト1を装着する。このジグ3は、配
線ダクト1の側壁を弾性変形することなく装着できる。
【0023】図11のジグ3は、側壁ホルダー7の間に
設けているジグ3の案内溝6を、開口部に向かって幅を
広くする谷形としている。このジグ3に装着された配線
ダクト1は、図に示すように、両側に向かって上り勾配
に傾斜する切断刃4で拡開されながらスムーズに切断さ
れる。さらに、このジグ3は、互いに分離してなる一対
の縦割ジグ3Aで側壁ホルダー7を構成しており、一対
の縦割ジグ3Aを拡開機構8である伸縮バネ14に連結
している。この伸縮バネ14は、押しバネである。この
拡開機構8は、一対の側壁ホルダー7の間隔を調整し
て、案内溝6の幅を変更する。幅の広い配線ダクト1を
入れるときは、縦割ジグ3Aの間隔を広げて案内溝6の
幅を広げ、広くなった案内溝6に配線ダクト1を装着す
る。
【0024】ジグ3に設けているカッティング隙間5
は、ここに切断刃4をスムーズに案内できるように、切
断刃4の厚さよりもわずかに広くしている。切断刃4
は、このカッティング隙間5に案内されて、ジグ3に装
着している配線ダクト1を切断する。
【0025】切断刃4の刃縁は、図3に示す直線状、図
11に示す両側に向かって上り勾配に傾斜する形状、図
12に示すように片側に向かって上り勾配に傾斜する形
状、図13に示すように両側に向かって下り勾配に傾斜
する形状とすることができる。さらに、図14に示すよ
うに、2枚の刃4Aを互いに接近して同一平面に並べた
形状とすることもできる。この構造の切断刃4は、2枚
の刃4Aを簡単に研磨できる特長がある。さらに、切断
刃4は、図4の断面図に示すように、刃縁を両刃とし
て、配線ダクト1を正確な直線で切断できる。ただ、切
断刃4は、図15に示す片刃とすることもできる。
【0026】図2に示す駆動機構15は、レバー16で
ある。レバー16は、傾動できるように、回動ピン17
を介してフレーム台12に連結している。回動ピン17
は、レバー16を垂直面内で移動させる。切断刃4を正
確にカッティング隙間5に案内するためである。傾動す
るレバー16が水平面内で横に移動すると、切断刃4を
正確にカッティング隙間5に案内できなくなるので、レ
バー16は垂直面内でのみ傾動できるようにしている。
さらに、レバー16は、後端にグリップ16Aを固定し
て、グリップ16Aと回動ピン17の中間に切断刃4を
固定している。さらに、図示しないが、レバー16は、
バネ等の弾性体で弾性的に持ち上げられるようにしてい
る。
【0027】図に示す回動ピン17は、レバー16の先
端部に設けられた第1回動ピン17Aと、レバー16の
中間であって第1回動ピン17Aと切断刃4の間に設け
られた第2回動ピン17Bとを備える。この駆動機構1
5は、これら二つのピンを切り換えて、テコの原理によ
って、切断刃4の早送りと切断送りとを切り換えできる
ようにしている。第1回動ピン17Aは、レバー16の
先端部を連結するので、切断刃4をジグ3に向かって速
やかに移動できる早送り支点となる。逆に、第2回動ピ
ン17Bは、レバー16の中間部を連結するので、切断
刃4をジグ3に向かって大きな力で移動できる切断支点
となる。第1回動ピン17Aと第2回動ピン17Bは、
どちらか一方を連結する状態に切り換えて、レバー16
を傾動できるようにしている。第1回動ピン17Aと第
2回動ピン17Bは出入りするピンを備え、ピンを突出
させてレバー16に連結された状態で回動支点となる。
ピンを後退させると、連結状態が解除される。このピン
は、ソレノイド、シリンダー、モーター等の機構によっ
て出し入れすることができる。この構造のカッターは、
ジグ3に配線ダクト1をセットした後、第1回動ピン1
7Aを連結した状態でレバー16を押し下げて、切断刃
4を速やかに配線ダクト1に接近できる。さらに、第1
回動ピン17Aから第2回動ピン17Bに切り換えた
後、レバー16を押し下げて、切断刃4で配線ダクト1
を強く切断できる。
【0028】図16の駆動機構15は、油圧シリンダー
である大シリンダー18及び小シリンダー19と、小シ
リンダー19のロッドの回転を阻止するガイド20とを
備える。切断刃4は、小シリンダー19のロッドの先端
に固定される。小シリンダー19は、速く切断刃4を移
動して、大シリンダー18は、切断刃4を強く移動させ
る。ガイド20は、小シリンダー19のロッドを軸方向
には移動させるが、回転しないように支持する。この駆
動機構15は、小シリンダー19で切断刃4を配線ダク
ト1の近くまで移動させた後、大シリンダー18で切断
刃4を強く押して配線ダクト1を切断する。
【0029】さらに、図17の駆動機構15は、切断刃
4に固定しているラチェット刃21と、このラチェット
刃21に引っかけられる係合爪22と、係合爪22を介
してラチェット刃21を降下させるシリンダー23と、
ラチェット刃21を弾性的に引き揚げている引張バネ2
4とを備えている。この駆動機構15は、手でラチェッ
ト刃21を押し下げて、切断刃4を配線ダクト1に接近
させる。ラチェット刃21が降下するとき、係合爪22
はラチェット刃21を上方に飛び越えながら移動する。
係合爪22は弾性的にラチェット刃21に係合してお
り、ラチェット刃21に沿って移動できるが、降下する
ときは引っかかるようになっている。したがって、ラチ
ェット刃21が降下するとき、係合爪22はラチェット
刃21に沿って上昇する。ラチェット刃21を手で降下
させた後、シリンダー23のロッドを伸長させると、係
合爪22がラチェット刃21を押して降下させ、ラチェ
ット刃21が切断刃4を降下させて配線ダクト1を切断
する。配線ダクト1を切断してシリンダー23が収縮し
た後、係合爪22とラチェット刃21との係合を解除し
て、さらにラチェット刃21を上昇させる。ラチェット
刃21を上昇させる状態で、ジグ3に配線ダクト1をセ
ットする。
【0030】
【発明の効果】本発明の配線ダクトのカッターは、簡単
かつ容易に、しかも全体を一度に切断して、短時間で能
率よく配線ダクトを切断できる特長がある。それは、本
発明の配線ダクトのカッターが、装着される配線ダクト
の横方向に延長してなるカッティング隙間を有するジグ
と、このジグにセットされた配線ダクトを切断する切断
刃と、切断刃を駆動する駆動機構とを備え、駆動機構で
切断刃をジグのカッティング隙間に挿入して、ジグに装
着している配線ダクトを切断しているからである。この
構造のカッターは、ジグに配線ダクトを装着した状態
で、ジグのカッティング隙間に切断刃を挿入して切断す
るので、簡単かつ容易に、全体を一度に切断できる。こ
のように配線ダクトの全体を一度に切断できるカッター
は、従来の切断装置のように何回もの操作で切断するこ
となく、短時間で能率よく切断できると共に、切断位置
がずれることなく、綺麗な直線状に切断できる特長があ
る。とくに、請求項1のカッターは、ジグを配線ダクト
の溝内に入れることができる形状とし、また、請求項7
のカッターは、配線ダクトを入れることができる案内溝
を設けているので、配線ダクトをジグの正確な位置に装
着して切断できる。
【0031】さらに、本発明の配線ダクトのカッター
は、互いに分離してなる一対の縦割ジグでジグを構成す
ると共に、一対の縦割ジグを拡開機構に連結して拡開で
きるようにしているので、幅が異なる配線ダクトであっ
ても、正確な位置に装着して切断できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】配線ダクトの一例を示す斜視図
【図2】本発明の実施例の配線ダクトのカッターの概略
構成図
【図3】本発明の実施例の配線ダクトのカッターの要部
正面図
【図4】図3に示す配線ダクトのカッターのA−A線断
面図
【図5】図3に示す配線ダクトのカッターのジグの平面
【図6】拡開機構の一例を示す断面図
【図7】図6に示す拡開機構のA−A線断面図
【図8】拡開機構の他の一例を示す断面図
【図9】拡開機構の他の一例を示す断面図
【図10】本発明の他の実施例の配線ダクトのカッター
の断面図
【図11】本発明の他の実施例の配線ダクトのカッター
の断面図
【図12】切断刃の他の一例を示す正面図
【図13】切断刃の他の一例を示す正面図
【図14】切断刃の他の一例を示す正面図
【図15】切断刃の他の一例を示す断面図
【図16】駆動機構の他の一例を示す概略構成図
【図17】駆動機構の他の一例を示す概略構成図
【符号の説明】
1…配線ダクト 2…貫通孔 3…ジグ 3A…縦割ジグ 4…切断刃 4A…刃 5…カッティング隙間 6…案内溝 7…側壁ホルダー 8…拡開機構 9…ネジ棒 10…ナット材 11…回転部 12…フレーム台 13…ベアリング 14…伸縮バネ 15…駆動機構 16…レバー 16A…グリップ 17…回動ピン 17A…第1回動ピン 1
7B…第2回動ピン 18…大シリンダー 19…小シリンダー 20…ガイド 21…ラチェット刃 22…係合爪 23…シリンダー 24…引張バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 17/08,33/02,33/08 B26D 1/08,3/00,7/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線ダクト(1)の溝内に入れることがで
    きる形状であって、装着される配線ダクト(1)の横方向
    に延長してなるカッティング隙間(5)を有するジグ(3)
    と、このジグ(3)のカッティング隙間(5)に挿入されて、
    ジグ(3)にセットされた配線ダクト(1)を切断する切断刃
    (4)と、切断刃(4)をジグ(3)のカッティング隙間(5)に挿
    入する駆動機構(15)とを備え、ジグ(3)が互いに分離してなる一対の縦割ジグ(3A)で、
    一対の縦割ジグ(3A)は拡開機構(8)に連結され、拡開機
    構(8)が一対の縦割ジグ(3A)を幅方向に拡開して、幅が
    異なる配線ダクト(1)を装着するようにしており、 駆動機構(15)で切断刃(4)をジグ(3)のカッティング隙間
    (5)に挿入して、ジグ(3)に装着している配線ダクト(1)
    を切断するようにしてなる配線ダクトのカッター。
  2. 【請求項2】 ジグ(3)が裾広がり状の山形である請求
    項1に記載される配線ダクトのカッター。
  3. 【請求項3】 拡開機構(8)が、ネジ棒(9)と、このネジ
    棒(9)にねじ込んでいるナット材(10)と、ネジ棒(9)を回
    転する回転部(11)とを備え、縦割ジグ(3A)をナット材(1
    0)に連結している請求項に記載される配線ダクトのカ
    ッター。
  4. 【請求項4】 拡開機構(8)が伸縮バネ(14)で、一対の
    縦割ジグ(3A)を伸縮バネ(14)で連結している請求項
    記載される配線ダクトのカッター。
  5. 【請求項5】 切断刃(4)が、先端の刃縁を傾斜縁とし
    ている請求項1に記載される配線ダクトのカッター。
  6. 【請求項6】 配線ダクト(1)を入れることができる案
    内溝(6)を有すると共に、この案内溝(6)の両側に位置す
    る側壁ホルダー(7)には、案内溝(6)に装着される配線ダ
    クト(1)の横方向に延長してなるカッティング隙間(5)を
    有するジグ(3)と、このジグ(3)のカッティング隙間(5)
    に挿入されて、ジグ(3)にセットされた配線ダクト(1)を
    切断する切断刃(4)と、切断刃(4)をジグ(3)のカッティ
    ング隙間(5)に挿入する駆動機構(15)とを備え、ジグ(3)が互いに分離してなる一対の縦割ジグ(3A)で、
    一対の縦割ジグ(3A)を拡開機構(8)に連結しており、拡
    開機構(8)が一対の縦割ジグ(3A)で構成される案内溝(6)
    の幅を変更して、幅が異なる配線ダクト(1)を案内溝(6)
    に装着するようにしており、 駆動機構(15)で切断刃(4)をジグ(3)のカッティング隙間
    (5)に挿入して、ジグ(3)の案内溝(6)に装着している配
    線ダクト(1)を切断するようにしてなる配線ダクトのカ
    ッター。
  7. 【請求項7】 ジグ(3)の案内溝(6)が、開口部に向かっ
    て幅を広くする谷形である請求項に記載される配線ダ
    クトのカッター。
JP2001118929A 2001-04-17 2001-04-17 配線ダクトのカッター Expired - Fee Related JP3396217B2 (ja)

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