JP3396190B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3396190B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置、更に
詳しくは内視鏡画像を処理する拡張機能部分に特徴のあ
る画像処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、体腔内等の観察部位に挿入部を挿
入し、ライトガイドファイバ束等の照明光伝送手段によ
り照明光を伝送して挿入部先端より観察部位に照射する
ことで、観察部位の像を得て、観察部位の観察及び処量
を行う内視鏡装置が広く普及している。 【0003】この内視鏡装置の一つに、挿入部の先端に
固体撮像素子、例えばCCDを配設し、観察部位の像を
対物光学系で撮像面に結像させて電気信号に変換し、こ
の電気信号を信号処理することでモニタ等に観察部位の
画像を表示させたり、情報記録装置等に画像データとし
て記憶させることのできる電子内視鏡装置がある。 【0004】また、例えば外科分野では、体腔内等の観
察部位に硬性鏡の硬性な挿入部を挿入し、照明光伝送手
段により照明光を伝送して挿入部先端より観察部位に照
射し、挿入部先端よりリレーレンズ等の像伝送手段によ
り接眼部に観察部位の像を伝送し、この接眼部に着脱自
在に装着される外付けTVカメラのCCDにより観察部
位の像を撮像してモニタ等に観察部位の画像を表示させ
て手技を行う外科用硬性鏡装置がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】一般に内視鏡装置で
は、モニタ等に内視鏡像を表示させ診断等を行うが、分
野、用途に応じて内視鏡像の処理の要望が異なる。 【0006】すなわち、外科では単に内視鏡像を動画と
してモニタ等に表示するのみの要望が多いのに対して、
例えば耳鼻科分野等では、内視鏡像を静止画として観察
したり、その静止画をデジタルの画像データとして保存
する等の要望がある。 【0007】これに対して、従来の内視鏡装置の画像処
理部であるカメラコントロールユニット (CCU)等で
は、上記要望を満たすために、静止画像の生成やデジタ
ル画像出力の処理を行うことのできる機能を持たせてい
た。 【0008】しかしながら、例えば外科等では動画とし
て内視鏡像をモニタ等に表示できればよいのに、多分
野、他用途に応じるために、静止画像の生成やデジタル
画像出力の処理機能等の複数機能をCCUに設けたり、
または用途に応じて複数種類のCCUを用意する必要が
あり、さらには専用の周辺機器を用いる必要がある等、
内視鏡装置全体を安価に構成することができないといっ
た問題がある。 【0009】また、外科分野においても動画として内視
鏡像の表示方法においては、術者によっては、上下反
転、あるいは左右反転画像の表示を求められることがあ
るが、このような要望を満たすために、従来のCCUで
はそのような処理が可能な専用処理回路を予め備えたC
CUを構成する必要があり、やはり内視鏡装置全体を安
価に構成することができないといった問題がある。 【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、効率的に内視鏡画像の信号処理の機能拡張を行
うことのできる画像処理装置を提供することを目的とし
ている。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、撮像手段からの撮像信号を信号処理する画像処理
装置において、前記撮像信号に対して所定の基本処理を
施し基本撮像信号を生成可能な基本処理手段を有する基
本処理基板と、前記基本処理基板に着脱自在な接続部を
有し、前記基本処理基板に接続されたときに前記接続部
を介して前記基本撮像信号が入力可能な拡張基板と、前
拡張基板に設けられ、前記基本処理基板に接続された
ときに前記接続部を介して入力される前記基本撮像信号
に拡張処理を施して拡張撮像信号を生成可能な拡張処理
手段と、前記基本処理基板に設けられ、前記拡張基板
接続されたときに前記接続部を介して前記拡張撮像信号
が入力されると共に、入力される信号を前記基本処理
の外部に出力するための撮像信号出力手段と、前記基
本処理基板に設けられ、前記基本撮像信号が前記撮像信
号出力手段に対して入力可能に前記基本処理手段と前記
撮像信号出力手段とを電気的に接続可能に開閉自在な
気的接続手段と、前記拡張基板に設けられ、前記基本処
基板に接続されたときに前記接続部を介して前記電気
的接続手段の接続を断絶するための所定の信号を前記電
気的接続手段に出力する信号発生手段と、を具備するこ
とを特徴とする。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0016】(第1の実施の形態)図1ないし図9は本
発明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡装置の
構成を示す構成図、図2は図1の拡張コネクタに接続さ
れた拡張基板の外観を示す外観図、図3は図1の拡張コ
ネクタに接続される拡張基板との接続関係を示す第1の
接続図、図4は図1の拡張コネクタに接続される拡張基
板との接続関係を示す第2の接続図、図5は図1の拡張
コネクタに接続される拡張基板との接続関係を示す第3
の接続図、図6は図1の拡張コネクタに接続される拡張
基板の作用を説明する説明図、図7は図6の静止画用拡
張基板の要部の作用を説明する説明図、図8は図1のC
CUのリアパネルの一構成例を示す外観図、図9は図1
の拡張コネクタに接続される拡張基板の変形例の構成を
説明する説明図である。 【0017】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の内視鏡装置1では、電子内視鏡(または硬性鏡の接眼
部に着脱自在に取り付けられたカメラユニット)2の先
端に設けられた固体撮像素子、例えば補色単板式のCC
D3を駆動制御して画像処理装置であるカメラコントロ
ールユニット(以下、CCUと記す)4に内視鏡像が取
り込まれる。CCU4では、患者回路5とこの患者回路
5と電気的に絶縁した2次回路6が同一のメイン基板7
上に構成されている。 【0018】CCU4の2次回路6側には、CXO12
からの基準クロックを受け、各種タイミング信号を生成
する同期信号発生回路(以下、SSGと記す)13が設
けられ、またCCU4の患者回路5側にはCCD駆動回
路14が設けられており、フォトカプラ(以下、PCと
記す)15a,15b,15cを介しラッチ回路17に
よりラッチされたSSG13の出力(HD:水平同期信
号、VD:垂直同期信号、ID:ライン判別信号)を基
にCCD駆動回路14によりCCD駆動信号が生成され
るようになっている。そして、このCCD駆動信号によ
り駆動されたCCD3からの撮像信号がCCU4の患者
回路5のプリアンプ18に出力され増幅される。 【0019】また、患者回路5側には、可変水晶発振器
(以下、VCXOと記す)19、位相同期回路(以下、
PLLと記す)20が設けられ、PC15dを介したS
SG13からの基準クロックに基づくタイミングジェネ
レータ(以下、TGと記す)21からのタイミング信号
によりPLL20でCCD3への信号伝送時の位相補償
が図られ、PLL20及びVCXO19によりCCD駆
動回路14のCCD駆動信号とプリアンプ18の出力と
の位相同期がとられる。 【0020】さらにプリアンプ18の出力は、CDS回
路22で相関2重サンプリングされた後、AGC(オー
トゲインコントローラ)23でゲイン調整がなされた
後、TG21からのタイミング信号によりA/D変換器
24でA/D変換される。 【0021】そして、A/D変換された映像信号はPC
15eを介して2次回路側のOBクランプ25に出力さ
れ、OBクランプ25にて黒レベルが調整されて、色分
離回路26に出力され、色分離回路26で輝度信号Y及
びクロマ信号Cに分離される。 【0022】分離されたクロマ信号Cは、FIRフィル
タ27により擬色等が除去され、2つの1Hディレイ回
路(以下、1HDL)28a、28b及び色信号同時化
回路29により線順次の色信号を同時化して色差信号と
して次段のRGBマトリックス回路30に出力される。 【0023】一方、分離された輝度信号Yは、位相補償
回路31でFIRフィルタ27でのクロマ信号Cとの位
相を調整を行い、水平方向の輪郭強調を行うため2つの
1HDL28c、28dを介して0H,lH,2H遅れ
の輝度信号がエンハンス回路32に出力されて、このエ
ンハンス回路32で輪郭強調処理がなされた後、RGB
マトリックス回路30に出力される。 【0024】RGBマトリックス回路30では、入力さ
れた輝度信号及び色差信号に対して所定のマトリックス
演算を施すことにより各8ピットのRGB信号を生成す
る。RGBマトリックス回路30により生成されたRG
B信号は、ペイント・W/B回路33に出力され、ペイ
ント・W/B回路33においてペイント処理(色調補
正)及びホワイトバランスが取られ、3つのγ補正回路
34a、34b、34cによりRGB信号に対してγ補
正を行い、拡張コネクタ35を介してD/A変換器36
でD/A変換されて、エンコーダ37でコンポジット信
号VBS及びY/C分離信号が生成され、図示しないモ
ニタに出力される。 【0025】RGBマトリックス回路30からのRGB
信号は検波回路38にも出力されており、検波回路38
で検波した検波信号(明るさ信号)により図示しない光
源で調光制御がなされると共に、検波回路38からの検
波信号(明るさ信号)はPC13fを介してCCD駆動
回路14に伝送され、この検波信号(明るさ信号)によ
りCCD3の電子シャッタ機能が制御され、また電子ボ
リューム(EVR)39が検波信号(明るさ信号)によ
りAGC23のゲイン制御を行う。 【0026】メイン基板7に設けられた拡張コネクタ3
5には、例えば耳鼻科用に使用する際には、色処理用拡
張基板41、静止画用拡張基板42、及び静止画圧縮/
記録用基板43が、図2に示すように、順次重ねられた
状態で接続され、各拡張用基板にはメイン基板7に設け
られたCPU44のデータバス、アドレスバスが接続さ
れ、さらにSSG13からはクロック(CLK)、水平
同期信号(HD)、垂直同期信号(VD)、フィールド
判別信号(FLD)、複合同期信号(CSYNC)等の
各種同期信号が出力される (図1参照)。 【0027】詳細には、図3に示すように、メイン基板
7の拡張コネクタ35は、例えば180ピンのオスコネ
クタよりなり、各接続ビンは制御用ピン群51、入力ピ
ン群52、出力ピン群53の3つに分類されており、制
御用ピン群51にはCPU44からのデータバス、アド
レスバス及びSSG13からの各種同期信号が接続され
ている。 【0028】また、入力ピン群52にはRGBマトリッ
クス回路30からの各8ビットのRGB信号が接続され
る。 RGBマトリックス回路30からの各8ビットの
RGB信号のD/A変換器36への入力は、3ステート
バッファ54を介して行われ、3ステートバッファ54
の出力には出力ピン群53からの各8ビットのRGB信
号が接続されている。3ステートバッファ54の出力状
態は、後述するように、拡張用基板の接続状態により決
定される。 【0029】メイン基板7の拡張コネクタ35に接続さ
れる基板が色処理用拡張基板41、静止画用拡張基板4
2等の処理用拡張基板の場合は、図4に示すように、処
理用拡張基板に設けられた例えば180ピンのメスコネ
クタ55が拡張コネクタ35に接続される。処理用拡張
基板ではメスコネクタ55の制御用ピン群及び入力ピン
群を介してCPU44からのデータバス、アドレスバス
及びSSG13からの各種同期信号及びRGBマトリッ
クス回路30からの各8ビットのRGBが信号処理回路
56に入力されると共に、これら信号は処理用拡張基板
にさらに重ねられる拡張基板との接続のための例えば1
80ピンのオスコネクタ57の制御用ピン群及び入力ピ
ン群に接続される。 【0030】信号処理回路56にて所定の処理が施され
たRGB信号は、オスコネクタ57の入力ピン群に出力
されると共に、3ステートバッファ58を介してメスコ
ネクタ55の出力ピン群に出力される。3ステートバッ
ファ58の出力状態も、後述するように、拡張用基板の
接続状態により決定される。 【0031】なお、オスコネクタ57の出力ピン群は、
メスコネクタ55の出力ピン群に接続されている。ま
た、処理用拡張基板がメイン基板7の拡張コネクタ35
に接続される場合を例に説明したが、色処理用拡張基板
41との静止画用拡張基板42の接続関係も同じであ
る。 【0032】上記の処理用拡張基板のオスコネクタ57
またはメイン基板7の拡張コネクタ35に接続される基
板が静止画圧縮/記録用基板43のように出力用拡張基
板の場合は、図5に示すように、出力用拡張基板に設け
られた例えば180ビンのメスコネクタ59が拡張コネ
クタ35(またはオスコネクタ57)に接続される。出
力用拡張基板でもメスコネクタ59の制御用ピン群及び
入力ピン群を介してCPU44からのデータバス、アド
レスバス及びSSG13からの各種同期信号及びRGB
マトリックス回路30からの各8ビットのRGBが信号
処理回路60に入力されると共に、これら信号は出力用
拡張基板にさらに重ねられる拡張基板との接続のための
例えば180ピンのオスコネクタ57の制御用ピン群及
び入力ピン群に接続される。 【0033】信号処理回路60にて所定の処理が施され
たRGB信号は、後述の出力用拡張基板に設けられたメ
モリカード記録部よりメモリカードに出力される。 【0034】なお、オスコネクタ57の出力ピン群は、
メスコネクタ59の出力ピン群に接続されている。 【0035】(作用)次に各拡張基板の作用について説
明する。ここでは、耳鼻科用に使用する際の各拡張基板
の組み合わせの一例を説明する。耳鼻科分野において
は、患者への説明のため、カルテ作成のために静止画を
撮影する機能を必要とする場合が多く、これらの静止画
を記録する必要がある。また、耳鼻科分野は、被写体と
して鼻内を観察するため、出血等により被写体の色が赤
一色になる場合が多く、外科等の分野とは異なる色再現
性を持たせる必要がある場合多い。そこで、拡張基板と
して、上述した色処理用拡張基板41、静止画用拡張基
板42、及び静止画圧縮/記録用基板43を例に説明す
る。 【0036】図6に示すように、メイン基板7のCPU
44からのデータバス71、アドレスバス72が色処理
用拡張基板41、静止画用拡張基板42、及び静止画圧
縮/記録用基板43(以下、単に拡張基板とも記す)の
それぞれのデータレジスタ73及びアドレスデコーダ7
4に接続されている。各拡張基板では、アドレスデコー
ダ74からデコーダしたアドレス信号をID信号発生部
75が受け、各々ID信号発生部75は自らのアドレス
が指定されるとID信号ライン76を介して1D信号を
メイン基板7のCPU44に送信する。そして、CPU
44では、接続されている拡張基板の種類と枚数を検出
して、検出結果に基づき各拡張基板を制御する。 【0037】また、各拡張基板には、同期信号ライン7
7を介してSSG13からクロック(CLK)、水平同
期信号(HD)、垂直同期信号(VD)、フィールド判
別信号(FLD)、複合同期信号(CSYNC)等の各
種同期信号がタイミング信号発生部78に出力されてい
る。 【0038】メイン基板7では、CCD3からの撮像信
号を上述した各種回路(CPU44、SSG13、D/
A変換器36及びエンコーダ37を除く回路)からなる
映像信号処理回路80から出力される各8ビットのRG
B信号を3ステートバッファ54に出力するとともに、
色処理用拡張基板41のマトリックス乗算器81に出力
する。 【0039】3ステートバッファ54の出力状態は、拡
張基板の接続状態(CONE1)により決定されるが、
拡張基板が接続されていない場合には、CONE1がH
igh信号が入力されるため、3ステートバッファ54
の出力は入力された映像信号処理回路80からの各8ビ
ットのRGB信号をそのままD/A変換器36に出力し
エンコーダ37を介して画像をモニタ(図示せず)に表
示させる。 【0040】一方、メイン基板7に色処理用拡張基板4
1が接続されている場合には、色処理用拡張基板41側
でGNDに接続されるCONE2にCONE1が接続さ
れるため、3ステートバッファ54ではCONE1がL
ow信号となり、3ステートバッファ54の出力はハイ
インピーダンスとなり、映像信号処理回路80からの各
8ピットのRGB信号はD/A変換器36に出力されな
い。 【0041】メイン基板7に接続された色処理用拡張基
板41では、データレジスタ73を介してCPU44か
らデータがマトリックス係数設定部82に入力され、マ
トリックス係数設定部82では入力されたデータに基づ
きマトリックス係数を生成し、マトリックス乗算器81
にマトリックス係数を設定する。 【0042】マトリックス係数設定部82は、データレ
ジスタ73から各マトリックス係数を読み込む。CPU
44からのデータレジスタ73へのデータの書き込み
は、例えば表1のように、アドレスを割り振ってそのア
ドレスに係数データを設定することで行う。 【0043】 【表1】 そして、マトリックス乗算器81では、以下の演算を行
い、色再現の変更を行ったRGB信号を出力する。 【0044】 【数1】 マトリックス乗算器81は、色再現の変更を行ったRG
B信号を3ステートバッファ58に出力するともに、静
止画用拡張基板42のフレームメモリ83に出力する。 【0045】メイン基板7と同様に、3ステートバッフ
ァ58の出力状態は、拡張基板の接続状態により決定さ
れるが、拡張基板が接続されていない場合には、Hlg
h信号が入力されるため、3ステートバッファ58の出
力は入力されたマトリックス乗算器81からの各8ビッ
トの色再現の変更を行ったRGB信号をそのままメイン
基板7のD/A変換器36に出力しエンコーダ37を介
して画像をモニタ(図示せず)に表示させる。 【0046】一方、色処理用拡張基板41に静止画用拡
張基板42が接続されている場合には、静止画用拡張基
板42側でGNDに接続されるため3ステートバッファ
58にはLow信号が入力され、3ステートバッファ5
8の出力はハイインピーダンスとなり、マトリックス乗
算器81からの各8ビットの色再現の変更を行ったRG
B信号はメイン基板7のD/A変換器36に出力されな
い。 【0047】色処理用拡張基板41に接続された静止画
用拡張基板42では、データレジスタ73を介してCP
U44からデータがメモリコントローラ84に入力さ
れ、メモリコントローラ84では入力されたデータに基
づきフレームメモリ83を制御し、マトリックス乗算器
81からの各8ビットの色再現の変更を行ったRGB信
号をフレームメモリ83に記憶させる。 【0048】詳細には、静止画用拡張基板42では、図
7に示すように、RGB信号はタイミング信号発生部7
8から供給されるWCKのタイミングでフレームメモリ
83に取り込まれ、RCKのタイミングでフレームメモ
リ83より読み出される。メモリコントローラ84から
はフレームメモリ83にWE信号及びRE信号が供給さ
れており、WE信号は書き込みを制御する信号であり、
RE信号は読み出しを制御する信号である。 【0049】そして、術者が例えば図示しないフリーズ
スイッチ等によりフリーズの指示を行うと、CPU44
は表1にあるようにアドレス&HllにフリーズONの
設定を行う。モリコントローラ84は、データレジスタ
73よりフリーズONの指示を受け取り、WE信号を反
転させフレームメモリ83への書き込みを禁止状態にし
て画像を静止させる。 【0050】図6に戻り、静止画用拡張基板42におい
ても、3ステートバッファ58の出力状態は、拡張基板
の接続状態により決定されるが、接続される拡張基板が
静止画圧縮/記録用基板43の場合は、静止画圧縮/記
録用基板43の接続の有無に関わらず、High信号が
入力されるため、3ステートバッファ58の出力は入力
された静止画像をそのままメイン基板7のD/A変換器
36に出力しエンコーダ37を介して画像をモニタ(図
示せず)に表示させる。 【0051】フレームメモリ83は、記憶した静止画像
を3ステートバッファ58に出力するともに、静止画圧
縮/記録用基板43のJEPEG圧縮部85に出力す
る。 【0052】静止画圧縮/記録用基板43のJEPEG
圧縮部85は、入力された静止画像に対してJEPEG
圧縮を行い、メモリカード記録部86にてメモリカード
(図示せず)に記録させる。データレジスタ73にはC
PU44から圧縮率やレリーズSW等の状態が設定され
る。術者が図示しないスイッチ等により圧縮率の設定や
レリーズの指示を行うと、それに応じてCPU44は表
1のようにデータレジスタ73の設定を行い、それに応
じてJEPEG圧縮部85は圧縮率の設定を変更した
り、またレリーズ指示に応じて、メモリカードの記録動
作を制御する。 【0053】なお、図8に示すように、メモリカード記
録部86によりデータが記録されるメモリカード86a
は、CCU4のリアパネル等から挿抜自在となってお
り、術者はこのメモリカード86aをパソコン等に装着
しパソコン上で観察、画像処理等を行うことが可能とな
っている。 【0054】(効果)このように本実施の形態では、耳
鼻科分野のように、フリーズ機能や静止画記録機能のよ
うな拡張機能が必要であったり、色再現性を変更しなけ
ればならないような場合であっても、必要な機能に応じ
た拡張基板を装着するのみで、効率的に機能拡張を実現
することができる。 【0055】なお、本実施の形態では、拡張基板により
色処理を行った画像に対して静止画記録を行う構成とし
たが、これに限らず、図9に示すように、メイン基板7
の上に重ねる拡張基板の順番を変え、すなわち、メイン
基板7の上に静止画用拡張基板42及び静止画圧縮/記
録用基板43を重ねた後に色処理用拡張基板41を重ね
るように構成してもよく、この場合は、静止画記録を行
う画像は色処理が行われない画像となる。 【0056】このように拡張基板の挿入位量を変えるこ
とにより、モニタ等で観察する画像を静止画記録画像の
色再現を変更することができる。これにより、例えばモ
ニタ観察での色再現と、静止画記録データをプリンタ等
で印刷を行った場合の色再現の違いをこの基板による色
変更処理で補正することが可能となる。 【0057】(第2の実施の形態)図10ないし図16
は本発明の第2の実施の形態に係わり、図10は内視鏡
装置の構成を示す構成図、図11は図10の上下・左右
反転用拡張基板の構成を示す構成図、図12は図10の
拡張コネクタに接続された上下・左右反転用拡張基板の
外観を示す外観図、図13は図11の上下・左右反転用
拡張基板の要部の構成を説明する説明図、図14は図1
3の上下・左右反転用拡張基板の作用を説明する第1の
説明図、図15は図1のCCUのリアパネルの―構成例
を示す外観図、図16は図13の上下・左右反転用拡張
基板の作用を説明する第2の説明図である。 【0058】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0059】(構成)本実施の形態では、外科の内視鏡
下手術に使用することを想定した機能拡張の例であっ
て、内視鏡下の手術では、従来より、撮像側と反対側に
位量する術者が見る第2のモニタは、上下が反転した画
像が表示されることが望ましい。 【0060】そこで、本実施の形態では、図10に示す
ように、出力用拡張基板である上下・左右反転用拡張基
板101がメイン基板7の拡張コネクタ35に接続され
て構成される。 【0061】図11に示すように、上下・左右反転用拡
張基板101は、画像を上下・左右反転するためのタイ
ミング信号発生部78及びメモリコントローラ84によ
り制御されるフレームメモリ102と、フレームメモリ
102をD/A変換するD/A変換器103と、D/A変
換器103の出力をエンコードして第2のモニタ(図示
せず)に上下・左右反転画像を表示させるエンコーダ1
04とを備えて構成される。そして、図12に示すよう
に、メイン基板7の拡張コネクタ35に接続された上下
・左右反転用拡張基板101の出力用コネクタ105に
第2のモニタ(図示せず)が接続されるようになってい
る。 【0062】(作用)上下・左右反転用拡張基板101
では、メイン基板7から入力されたRGB信号は、図1
3に示すように、2ポートメモリからなるフレームメモ
リ102に取り込まれる。この2ポートメモリからなる
フレームメモリ102は、書き込みと読み出しのアドレ
スをそれぞれ指定できるメモリであって、メモリコント
ローラ84はフレームメモリ102の書き込みアドレス
(WRADR)及び読み出しアドレス(READR)を
発生する。 【0063】術者が図示しないスイッチ等により反転モ
ードを選択すると、CPU44は表1にあるようにアド
レス&H31を反転モードに切り換える。メモリコント
ローラ84はデータレジスタ73のデータを取り込み、
書き込みアドレス(WRADR)及び読み出しアドレス
(READR)の開始位置とスキャン方向を図14のよ
うに設定する(図14(a):上下反転、図14
(b):左右反転)。 【0064】これにより、図15に示すCCU4のリア
パネルに設けられた出力用コネクタ105から出力され
る画像は、図16(a)のメイン基板7から出力される
正画像に対して、図16(b)、(c)に示すような反
転画像となる(図16(b):上下反転画像、図16
(c):左右反転画像)。 【0065】(効果)このように本実施の形態では、メ
イン基板7の構成を変更することなく、外科の内視鏡下
手術で特に望まれる、術者と助手にとってそれぞれ最適
で、操作に支障のない画像を提供することができ、必要
な機能に応じた拡張基板を装着するのみで、効率的に機
能拡張を実現することができる。 【0066】なお、本実施の形態の上下・左右反転用拡
張基板101では、上述したように、画像を上下反転画
像あるいは左右反転画像として出力できるとしたが、こ
れに限らず、メモリコントローラ84によりフレームメ
モリ102の読み出しを制御することにより、画像を任
意の角度で回転した画像を出力することが可能で、その
一例である例えば図16(d)に示すような右に45度
回転させた画像等を出力することができる。 【0067】(第3の実施の形態)図17ないし図21
は本発明の第3の実施の形態に係わり、図17は内視鏡
装置の構成を示す構成図、図18は図17のCCUの構
成を示す構成図、図19は図17の異なる径の内視鏡に
内蔵されるCCDを説明する説明図、図20は図18の
CCUの作用を説明する第1の説明図、図21は図18
のCCUの作用を説明する第2の説明図である。 【0068】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0069】(構成)図17に示すように本実施の形態
の内視鏡装置201は、先端に第1のサイズのCCD2
02aを備え体腔内等を観察する第1の内視鏡203a
と、先端に第1のサイズより小さい第2のサイズのCC
D202bを備え体腔内等を観察する第1の内視鏡20
3aより細径な第2の内視鏡203bと、先端に第2の
サイズより小さい第3のサイズのCCD202cを備え
体腔内等を観察する第2の内視鏡203bより細径な第
3の内視鏡203cと、接眼部に第1のサイズのCCD
202aを備えた外付けTVカメラを着脱自在に装着し
た第4の内視鏡203dと、この第1ないし第4の内視
鏡203a〜203dからの出力信号を電気的に処理す
るためのCCU4と、観察部位を照明するための照明光
を第1ないし第4の内視鏡3a〜3dに設けられた図示
しないライトガイドに供給する光源装置205と、CC
U4からの標準フォーマットのテレビジョン信号を画像
表示するためのモニタ206とを有して構成されてい
る。 【0070】本実施の形態のCCU4では、図18に示
すように、静止画用拡張基板42のみがメイン基板7の
拡張コネクタ35に接続されて構成される。また、第1
ないし第4の内視鏡3a〜3dには、CCDの種類を判
別するためのCCD判別信号を発生するCCD判別信号
発生部207が設けられ、このCCD判別信号がCPU
44に入力されCCU44がCCDの種類を識別するこ
とができるようになっている。 【0071】(作用)上述したように、CCD202
a、202b、202cは、図19に示すように、サイ
ズが異なり、耳鼻科や産婦人科あるいは整形外科等で用
いられる最も細径な第3の内視鏡203cの先端に設け
られるCCD202cは、外科等で用いられる第1の内
視鏡203aあるいは第4の内視鏡203dの先端に設
けられるCCD202aと比べ小さなサイズとなってい
る(図19(a):CCD202aのサイズ、図19
(b):CCD202bのサイズ、図19(c):CC
D202cのサイズ)。 【0072】つまり、図20に示すように、CCD20
2aで撮像された画像により表示される領域に対して、
CCD202bやCCD202cで撮像された画像の表
示領域が一部の領域のみとなるため、モニタ206の左
上の偏った領域だけにしか画像が表示されず、見苦しい
状態となる。 【0073】そこで、本実施の形態では、CCD判別信
号発生部207からの表2のようなCCDの種類に応じ
たCCD判別信号に基づき、CPU44が静止画用拡張
基板42のデータレジスタ73にCCDの種類を書き込
む。 【0074】 【表2】 静止画用拡張基板42では、メモリコントローラ84が
データレジスタ73に書き込まれたCCDの種類情報に
基づき、図7で説明したWE信号及びRE信号を生成す
る。 【0075】各CCDを使用したときのフレームメモリ
83上での画像信号の書き込み領域が図20の状態であ
った場合には、メモリコントローラ84は、図21に示
すようにモニタ206上に画像が表示されるように、R
E信号を生成する。 【0076】(効果)このように本実施の形態では、サイ
ズの小さなCCDを使用した内視鏡が接続された場合で
も、必要な機能に応じた拡張基板を装着するのみで、モ
ニタ上で中央位置に画像を表示させることが可能とな
り、効率的に機能拡張を実現することができる。 【0077】(第4の実施の形態)図22ないし図27
は本発明の第4の実施の形態に係わり、図22は内視鏡
装置の構成を示す構成図、図23は図22のCCUの構
成を示す構成図、図24は図23の画像拡大拡張基板の
構成を示す構成図、図25は図22の異なる径の内視鏡
に内蔵されるCCDを説明する説明図、図26は図24
のCCUの作用を説明する第1の説明図、図27は図2
4のCCUの作用を説明する第2の説明図である。 【0078】第4の実施の形態は、第3の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0079】従来より、電子内視鏡では外径の制約など
により、画素数の異なる複数種類のCCDを使用してい
る。 【0080】この際、画素数の異なるCCDを駆動する
ためには、画素数に応じて駆動周波数を変更する必要が
ある。しかし、CCDに応じて駆動周波数を変えること
は、回路構成が複雑化し、安価に構成することが難しか
った。 【0081】そこで、本実施の形態では、この点を解消
し、メイン基板の回路構成を複雑化させることなく、画
素数の異なる複数種類のCCDに対応できる画像処理装
置について説明する。 【0082】(構成)図22に示すように、本実施の形
態の内視鏡装置401は、先端に第1の画素数のCCD
402aを備え体腔内等を観察する第1の内視鏡403
aと、先端に第1の画素数よりも少ない画素数のCCD
402bを備え体腔内等を観察する第1の内視鏡403
aより細径な第2の内視鏡403bと、この第1と第2
の内視鏡403a、403bからの出力信号を電気的に
処理するためのCCU4と、観察部位を照明するための
照明光を第1、第2の内視鏡403a、403bに設け
られた図示しないライトガイドに供給する光源装置20
5と、CCU4からの標準フォーマットのテレビジョン
信号を画像表示するためのモニタ206とを有して構成
されている。 【0083】本実施の形態のCCU4では、図23に示
すように、画像拡大拡張基板407が拡張コネクタ35
に接続され、図24に示すように、画像拡大拡張基板4
07は、フレームメモリ411とVCXO412と書き
込みタイミング発生部413と読み出しタイミング発生
部414と位相比較器415と切替器416とを備えて
構成される(作用)上述したように、CCD402aと
402bは、図25に示すように、画素数が異なる。画
素数は異なっているが、モニタ206画面上の全領域に
表示されるようにするため、本来は図23に示したCC
D駆動回路14で駆動されるCCD駆動クロックは、図
25の符号420a、420bに示すように周波数を変
える必要がある。しかし、駆動周波数を変えると図23
のPLL回路20や、VCXO19の設定も変える必要
があるため、複数種類の回路系を切り替える必要があ
る。 【0084】そのため本実施の形態では、CCD駆動回
路14での駆動周波数はどのCCDが接続されたときで
も同一の周波数で駆動し、図25に示したCCD駆動ク
ロック420bでCCD402aを駆動する。この場合
は、通常より速い周波数でCCD402aを駆動してい
るため、図26のように水平方向に圧縮された状態で画
像が読み出される。 【0085】これは、図27に示すように、適正な周波
数では 図27(a)のように正円で表示される画像が
図27(b)のように圧縮されて読み出される。 【0086】そこで、本実施の形態の拡張基板407で
は、この圧縮状態を水平方向に拡大し、正しい状態でモ
ニタ206に表示されるように変換する。 【0087】図24のフレームメモリ411は書き込み
と読み出しを非同期で行うことのできるメモリであり、
それぞれの読み書きのタイミングは読み出しタイミング
発生器414と書き込みタイミング発生器413で発生
する。 【0088】書き込みタイミング発生器413は、メイ
ン基板7の同期信号発生器13より基準クロックを得
て、メモリ書き込みのための各種タイミング信号を発生
する。一方、読み出しタイミング発生器414は拡張基
板407上のVCXO412から基準クロックを得て、
メモリ読み出しのための各種タイミング信号を発生す
る。この読み出しタイミングは、画像を水平方向に拡大
するように、図25に示したCCD駆動クロック420
aに示すタイミングの信号となる。 【0089】位相比較器415は、読み出しタイミング
と書き込みタイミングの位相を比較し、両者の同期がと
れるようにVCXO412に信号をフィードバックする
PLL回路を構成している。 【0090】切替器416は、フレームメモリ411の
読み出しタイミングを切り替える切替器である。これは
CCD判別207の情報により、CCD402bの場合
には拡大処理を必要としないため、読み出しのタイミン
グを書き込みのタイミングと一緒にして、画像の拡大を
行わない。CCD402aの場合には拡大処理を必要と
するため、読み出しのタイミングを読み出しタイミング
発生器414の出力で行う。 【0091】切替器416による切替は、CCD判別2
07の判別信号をCPU44で受け取り、CPU44か
らアドレスレジスタ74の所定のアドレスにCCD判別
情報を書き込むことで、この切替器416の動作を制御
する。 【0092】フレームメモリ411の読み出しタイミン
グ信号は、メイン基板7のD/A変換器36にも伝送さ
れ拡張基板407より出力された映像信号にタイミング
のあったクロックでD/A変換を行う。 【0093】(効果)上記のように構成することによ
り、画素数の異なる複数種類のCCDを使用した複数種
類のビデオスコープもしくはカメラヘッドが接続される
場合でも、メイン基板の構成を切替ることなく、拡張コ
ネクタに拡大用拡張基板を接続するだけで対応可能にな
るため、メイン基板の構成を簡素化でき、安価に構成で
きる。 【0094】また、本実施の形態では、周波数を変換す
ることで画像の拡大を行ったが、周波数を変換すること
なく補間演算等で画像の拡大を行っても構わない。 【0095】また、CCDを速い周波数で読み出して後
で拡大することで画像の縦横比をあわせたが、逆に遅い
周波数で読み出して後で、縮小するように構成しても構
わない。 【0096】(第5の実施の形態)図28は本発明の第
5の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図であ
る。 【0097】第5の実施の形態は、第3の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0098】近年では、内部回路を自由にプログラムで
きるFPGAと呼ばれるデジタルICが一般的になって
いる。画像処理を行う場合でもそのようなデジタルIC
を使用し、内部回路をCPU等からプログラムして、輪
郭強調や色調調整処理などの画像処理を行う場合が多
い。この場合は外部回路の接続は同一でFPGAの内部
回路のみが変更している場合が一般的である。 【0099】拡張基板で拡張機能を実現する場合、この
ようにFPGAを使用すると拡張基板としては同一のも
ので、FPGAの内部回路のみを変更すれば前記のよう
な輪郭強調や色調調整の機能を任意に選択することがで
きる。 【0100】本実施の形態では、このようにハード的に
は同一な基板で、複数種類の機能を実現できる拡張基板
について説明する。 【0101】(構成)図28に示すように、本実施の形
態の拡張基板451は、内部の処理回路が書き換え可能
なFPGA452と、基板のIDを設定するID設定部
453とを備えて構成されている。 【0102】(作用)本実施の形態では、映像信号処理
回路にFPGA452を用いることで、1種類の回路基
板で複数種類の機能を実現できる拡張基板451を実現
する。 【0103】ID設定部453は、DIPスイッチなど
で構成され、拡張基板451に何の機能を実現させるか
を指定する。例えば、表3に示すように、IDが&hA
の場合には輪郭強調回路、&hBの場合には拡大・縮小
回路、&hCの場合には色調調整回路のようになるよう
に割り付ける。 【0104】 【表3】 CPU44は、このIDに応じて、FPGA452に任
意のデータをロードし、FPGA452の内部回路を確
定する。 【0105】(効果)上記のような構成とすることで、
ハード的な回路構成が同一な1種類の拡張基板を作成す
るだけで、複数種類の機能を実現できる。 【0106】(第6の実施の形態)図29ないし図32
は本発明の第6の実施の形態に係わり、図29は内視鏡
装置の構成を示す構成図、図30は図29のCCUの構
成を示す構成図、図31は図30の拡張コネクタに接続
されたキャラクタ重畳拡張基板の構成を示す構成図、図
32は図29のモニタ上の画像の表示例を説明する説明
図である。 【0107】第6の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0108】本実施の形態では、外科の内視鏡下手術に
使用することを想定した機能拡張の例である。内視鏡下
の手術では、同時に電気メスや気腹器等の周辺機器を使
用する場合が多い。この際、術者は電気メスや気腹器の
設定情報を把握する必要があるが、従来はそれぞれの装
置のフロントパネル等に表示されている情報で確認する
しか方法がなかった。しかし、術者は内視鏡画像が表示
されているモニタを注視しており、そのような設定情報
は助手の看護婦などが確認して術者に知らせている場合
が多かった。 【0109】そこで本実施の形態では、この点を解消
し、メイン基板の構成を複雑化させることなく、電気メ
スや気腹器の設定情報が内視鏡映像と共にモニタ上に表
示できる画像処理装置について説明する。 【0110】(構成)図29に示すように、本実施の形
態の内視鏡装置501は、体腔内の被写体502を観察
可能な硬性内視鏡503と、硬性内視鏡503の接眼部
に着脱自在に装着されCCD504の撮像面に前記被写
体502の像を結像させ撮像するカメラヘッド505
と、硬性内視鏡503に接続されたライトガイド506
に照明光を供給し被写体502を照明する光源装置50
7と、カメラヘッド505が接続されCCD504から
の映像信号を信号処理しモニタ508に内視鏡画像を表
示させる画像処理装置であるCCU4と、体腔内の被写
体502周辺を送気により拡張する気腹器509と、気
腹器509により拡張された体腔内において被写体50
2を処置する電気メス装置510とから構成される。 【0111】本実施の形態のCCU4のメイン基板7の
拡張コネクタ35には、図30に示すように、キャラク
タ重畳拡張基板511が接続されるようになっており、
キャラクタ重畳拡張基板511は図31に示すような構
成となっている。 【0112】すなわち、キャラクタ重畳拡張基板511
は、図31に示すように、周辺装置である気腹器509
及び電気メス装置510からのデータを受け取るデータ
受信部512と、そのデータを受けてキャラクタを発生
するキャラクタ発生部513と、そのキャラクタ情報を
映像信号上に重畳するキャラクタ重畳部514とを備
え、キャラクタ重畳部514はデータレジスタ73とタ
イミング信号発生器78と接続されており、周辺装置で
ある気腹器509及び電気メス装置510とデータを送
受信するケーブル515がコネクタ516を介してキャ
ラクタ重畳拡張基板511と接続される。 【0113】(作用)キャラクタ重畳拡張基板511で
は、気腹器509及び電気メス装置510等の各種周辺
機器から入力された設定情報はデータ受信部512で受
信される。このデータは例えば気腹器509の気腹圧や
ガスの流量などの設定情報であったり、また電気メス装
置510の出力設定の情報であったりする。このデータ
をもとにキャラクタ発生部513でモニタ508上に表
示するキャラクタを発生する。発生されたキャラクタは
キャラクタ重畳部514によりCCD504からの映像
信号上に重畳される。 【0114】ここで、術者は図示しないスイッチなどに
より、キャラクタの表示のオン・オフや、キャラクタの
表示の位置を指定できる。例えば術者がキャラクタの表
示のオン・オフを切り替えるとCPU44はデータレジ
スタ73にデータを設定する。キャラクタ重畳部514
はデータレジスタ73のデータを取り込み、キャラクタ
の重畳の有無を切り替える。 【0115】これにより、図32に示すように、モニタ
508上に気腹器509及び電気メス装置510等の各
種周辺機器の設定情報を表示する。 【0116】(効果)このように本実施の形態では、メ
イン基板7の構成を変更することなく、拡張コネクタ3
5にキャラクタ重畳拡張基板511を接続することで、
外科の内視鏡手術で有効な各種周辺機器の設定情報をモ
ニタ508上で確認することができるようになる。 【0117】(第7の実施の形態)図33は本発明の第
7の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図であ
る。 【0118】第7の実施の形態は、第2の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0119】(構成)本実施の形態では、図33に示す
ように、出力用拡張基板である画像に対して輪郭強調を
行う輪郭強調用拡張基板601がメイン基板7の拡張コ
ネクタ35に接続されて構成される。 【0120】輪郭強調用拡張基板601は、タイミング
信号発生部78により制御される2次元デジタルフィル
タからなる輪郭強調部602が設けられている。その他
は第2の実施の形態と同じである。 【0121】(作用・効果)本実施の形態の輪郭強調用
拡張基板601においては、メイン基板7から入力され
たRGB信号よりなる画像は、タイミング信号発生部7
8により制御され輪郭強調部602に取り込まれる。輪
郭強調部602では、例えば3×3画素に対して所望の
係数を乗算して1画素データを生成することで輪郭強調
処理を行う。 【0122】これにより入力画像に対して所望の輪郭処
理をおこなった画像を出力することが可能となる。 【0123】(第8の実施の形態)図34は本発明の第
8の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図であ
る。 【0124】第8の実施の形態は、第2の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0125】(構成)本実施の形態では、図34に示す
ように、出力用拡張基板であるキーボード制御用拡張基
板611がメイン基板7の拡張コネクタ35に接続され
て構成される。 【0126】キーボード制御用拡張基板611は、外部
のキーボード613を着脱自在に接続するキーボードコ
ネクタ612と、キーボードコネクタ612に接続され
るキーボード613とのインターフェイスであるキーボ
ードI/F614を備えたCPU615と、CPU61
5からのコードに従った文字を発生すると共にタイミン
グ信号発生部78により制御され発生した文字をメイン
基板7から入力されたRGB信号よりなる画像にインポ
ーズする文字発生&インポーズ部616とを備えて構成
される。その他は第2の実施の形態と同じである。 【0127】(作用・効果)本実施の形態のキーボード
制御用拡張基板611では、CPU615は、キーボー
ドコネクタ612に接続されたキーボード613からの
入力、例えば患者IDをキーボードI/F614介して
入力すると、患者IDに応じた患者情報をコードとして
文字発生&インポーズ部616に出力する。文字発生&
インポーズ部616では、CPU615からのコードに
従った患者情報の文字を発生すると共にタイミング信号
発生部78により制御され発生した患者情報の文字をメ
イン基板7から入力されたRGB信号よりなる画像にイ
ンポーズする。 【0128】このように本実施の形態では、キーボード
制御用拡張基板611により外部のキーボード613を
着脱自在に接続することができ、例えばキーボード61
3で患者IDを入力すると、CPU615及び文字発生
&インポーズ部616により患者IDに応じた患者情報
の文字を画像にインポーズするので、容易に画像に患者
情報を重畳させることが可能となる。なお、本実施の形
態では、患者IDを入力し患者IDに応じた患者情報の
文字を画像にインポーズするとしたが、これに限らず、
患者情報と共に日時情報を画像にインポーズしたり、患
者に関する所見をキーボード613より入力し画像にイ
ンポーズすることも可能である。 【0129】(第9の実施の形態)図35は本発明の第
9の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図であ
る。 【0130】第9の実施の形態は、第8の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0131】(構成)本実施の形態では、図35に示す
ように、出力用拡張基板である音声入力用拡張基板62
1がメイン基板7の拡張コネクタ35に接続されて構成
される。 【0132】音声入力用拡張基板621は、外部のマイ
ク623を着脱自在に接続するマイクコネクタ622
と、マイクコネクタ622に接続されるマイク623か
らの音声信号を認識し音声信号に対応したデジタル信号
を出力する音声認識IC624と、音声認識IC624
からのデジタル信号に基づき処理を行いコードをインポ
ーズする文字発生&インポーズ部616に出力するCP
U625とを備えて構成される。その他は第8の実施の
形態と同じである。 【0133】(作用・効果)本実施の形態の音声入力用
拡張基板621では、音声認識IC624がマイク62
3からの音声信号を認識し音声信号に対応したデジタル
信号をCPU625に出力する。CPU625は、音声
認識IC624からの音声信号に対応したデジタル信
号、例えば患者IDを示すデジタル信号を入力すると、
患者IDを示すデジタル信号に応じた患者情報をコード
として文字発生&インポーズ部616に出力する。文字
発生&インポーズ部616では、CPU625からのコ
ードに従った患者情報の文字を発生すると共にタイミン
グ信号発生部78により制御され発生した患者情報の文
字をメイン基板7から入力されたRGB信号よりなる画
像にインポーズする。 【0134】このように本実施の形態では、音声入力用
拡張基板621により外部のマイク623を着脱自在に
接続することができ、例えばマイク623で音声により
患者IDを入力すると、音声認識IC624が患者ID
を認識し患者IDに対応したデジタル信号をCPU62
5に出力することで、CPU625及び文字発生&イン
ポーズ部616により患者IDに応じた患者情報の文字
を画像にインポーズするので、容易に画像に患者情報を
重畳させることが可能となる。なお、本実施の形態で
は、患者IDを入力し患者IDに応じた患者情報の文字
を画像にインポーズするとしたが、これに限らず、患者
情報と共に日時情報を画像にインポーズしたり、患者に
関する所見をマイク623より音声入力し画像にインポ
ーズすることも可能である。 【0135】(第10の実施の形態)図36は本発明の
第10の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図
である。 【0136】第10の実施の形態は、第2の実施の形態
とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一
の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0137】(構成)本実施の形態では、図36に示す
ように、出力用拡張基板であるワイヤレス映像信号出力
用拡張基板631がメイン基板7の拡張コネクタ35に
接続されて構成される。 【0138】ワイヤレス映像信号出力用拡張基板631
は、タイミング信号発生部78により制御されメイン基
板7から入力されたRGB信号をFM変調するFM変調
回路部632と、送信アンプ633を介して外部の受信
機634にFM変調回路部632にてFM変調されたR
GB信号を無線にて送信するアンテナ635とを備えて
いる。その他は第2の実施の形態と同じである。 【0139】(作用・効果)本実施の形態のワイヤレス
映像信号出力用拡張基板631では、FM変調回路部6
32がタイミング信号発生部78により制御されメイン
基板7から入力されたRGB信号をFM変調し、アンテ
ナ635が送信アンプ633を介して外部の受信機63
4にFM変調されたRGB信号を無線にて送信する。 【0140】このように本実施の形態では、画像をFM
変調してアンテナ635より無線で外部の受信機634
に送信することで、受信機634にて受信した画像をモ
ニタに出力すれば、特に、狭く煩雑な診察室よりケーブ
ルなしで内視鏡像を観察することが可能となる。なお、
本実施の形態では、画像をFM変調してアンテナ635
より出力するとしたが、例えば画像を赤外線信号により
ワイヤレスで出力するようにしてもよい。 【0141】(第11の実施の形態)図37は本発明の
第11の実施の形態に係る拡張基板の構成を示す構成図
である。 【0142】第11の実施の形態は、第2の実施の形態
とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一
の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0143】(構成)本実施の形態では、図37に示す
ように、出力用拡張基板であるLAN出力用拡張基板6
41がメイン基板7の拡張コネクタ35に接続されて構
成される。 【0144】LAN出力用拡張基板641は、タイミン
グ信号発生部78からのタイミング信号に基づきメイン
基板7から入力されたRGB信号をVGA信号に変換す
るVGA変換部642と、VGA変換部642からのV
GA信号を所定のプロトコルのネットワーク信号に変換
するLANI/F部643と、LANI/F部643か
らのネットワーク信号を出力するLANコネクタ644
と、VGA変換部642及びLANI/F部643を制
御するCPU645とを備えている。その他は第2の実
施の形態と同じである。 【0145】(作用・効果)本実施の形態のLAN出力
用拡張基板641では、CPU645の制御により、V
GA変換部642がタイミング信号発生部78からのタ
イミング信号に基づきメイン基板7から入力されたRG
B信号をVGA信号に変換し、LANI/F部643が
VGA信号を所定のプロトコルのネットワーク信号に変
換してLANコネクタ644に出力する。 【0146】このように本実施の形態では、画像をVG
A信号に変換し、さらにVGA信号を所定のプロトコル
のネットワーク信号に変換してLANコネクタ644に
出力するので、例えば病院内の院内LAN666にLA
Nコネクタ644を接続することで、院内LAN666
に接続されている所望のパーソナルコンピュータ(P
C)667やサーバ等に画像を転送あるいは読み出しを
行うことが可能となる。 【0147】なお、第1の実施の形態で説明した静止画
圧縮/記録用基板43に付加して本実施の形態のLAN
出力用拡張基板641を用いることで、静止画をJPE
G圧縮して院内LAN666上のPC667やサーバ等
に出力することができる。 【0148】[付記] (付記項1) 内視鏡画像を信号処理する画像処理装置
において、前記内視鏡画像に対して所定の基本処理を施
す基本処理手段を備えたメイン基板を有し、前記メイン
基板は前記基本処理手段で前記基本処理された前記内視
鏡画像に対して所定の拡張処理を施す拡張処理手段を備
えた拡張基板を着脱自在に接続する拡張基板接続手段を
備えたことを特徴とする画像処理装置。 【0149】(付記項2) 内視鏡画像を信号処理する
画像処理装置において、前記内視鏡画像に対して所定の
基本処理を施す基本処理手段を備えたメイン基板と、前
記メイン基板に着脱自在に接続され、前記基本処理手段
で前記基本処理された前記内視鏡画像に対して、所定の
拡張処理を施す拡張処理手段を備えた拡張基板とからな
ることを特徴とする画像処理装置。 【0150】(付記項3) 前記メイン基板及び前記拡
張基板は、処理後の前記内視鏡画像を出力する出力手段
を備えていることを特徴とする付記項2に記載の画像処
理装置。 【0151】(付記項4) 前記メイン基板は、前記メ
イン基板の前記出力手段の出力を制御するメイン出力制
御手段を備え、前記メイン基板に前記拡張基板が接続さ
れた際には、前記拡張基板の前記出力手段が前記メイン
基板の前記出力手段に接続されると共に、前記メイン出
力制御手段が前記メイン基板の前記出力手段の出力を禁
止することを特徴とする付記項3に記載の画像処理装
置。 【0152】(付記項5) 前記拡張基板に着脱自在に
接続され、前記所定の拡張処理で前記拡張処理された前
記内視鏡画像に対して、前記所定の拡張処理とは異なる
所定の第2の拡張処理を施す第2の拡張処理手段を備え
た第2の拡張基板を備え、前記第2の拡張基板は、処理
後の前記内視鏡画像を出力する出力手段を備え、前記拡
張基板は、前記拡張基板の前記出力手段の出力を制御す
る拡張出力制御手段を備え、前記拡張基板に前記第2の
拡張基板が接続された際には、前記第2の拡張基板の前
記出力手段が前記拡張基板の前記出力手段に接続される
と共に、前記拡張出力制御手段が前記拡張基板の前記出
力手段の出力を禁止することを特徴とする付記項4に記
載の画像処理装置。 【0153】(付記項6) 前記拡張基板または前記第
2の拡張基板に着脱自在に接続され、前記所定の拡張処
理で前記拡張処理された前記内視鏡画像に対して、前記
所定の拡張処理または前記所定の第2の拡張処理とは異
なる所定の第3の拡張処理を施す第3の拡張処理手段を
備えた第3の拡張基板を備えことを特徴とする付記項5
に記載の画像処理装置。 【0154】(付記項7) 前記拡張基板は、前記基本
処理手段で前記基本処理された前記内視鏡画像に対し
て、色処理を行う色処理手段を備えた色処理用拡張基板
であることを特徴とする付記項1ないし6に記載の画像
処理装置。 【0155】(付記項8) 前記拡張基板は、前記基本
処理手段で前記基本処理された前記内視鏡画像に対し
て、静止画像の生成処理を行う静止画処理手段を備えた
静止画処理用拡張基板であることを特徴とする付記項1
ないし6に記載の画像処理装置。 【0156】(付記項9) 前記第3の拡張基板は、記
録媒体に前記内視鏡画像を記録する記録処理手段を備え
た画像記録用基板であることを特徴とする付記項6に記
載の画像処理装置。 【0157】(付記項10) 前記拡張基板は、前記内
視鏡画像を撮像する撮像手段の種類に応じて表示手段に
表示させる画像の読み出しを制御する画像読み出し制御
手段を備えたことを特徴とする付記項1または2に記載
の画像処理装置。 【0158】(付記項11) 前記拡張基板は、前記内
視鏡画像を撮像する撮像手段の種類に応じて、表示手段
に表示させる画像を拡大・縮小処理を行う拡大・縮小手
段を備えたことを特徴とする付記項1または2に記載の
画像処理装置。 【0159】(付記項12) 前記拡張基板は、内部回
路を任意にプログラム可能なプログラム素子と、前記拡
張基板のIDを設定するID設定手段とを備え、前記メ
イン基板の前記基本処理手段は、前記ID設定手段の設
定値に基づいて前記プログラム素子の前記内部回路を設
定することを特徴とする付記項1または2に記載の画像
処理装置。 【0160】(付記項13) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像に対して、キャ
ラクタ情報を重畳するキャラクタ重畳手段を備えたこと
を特徴とする付記項1または2に記載の画像処理装置。 【0161】(付記項14) 前記拡張基板は、外部周
辺装置からのデータに基づいて、重畳する前記キャラク
タ情報を設定するキャラクタ発生手段を備えたことを特
徴とする付記項13に記載の画像処理装置。 【0162】(付記項15) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像を上下反転また
は左右反転する画像反転手段を備えたことを特徴とする
付記項1または2に記載の画像処理装置。 【0163】(付記項16) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像を任意に回転す
る画像回転手段を備えたことを特徴とする付記項1また
は2に記載の画像処理装置。 【0164】(付記項17) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像に対して、輪郭
強調処理を行うを輪郭強調処理手段を備えたことを特徴
とする付記項1または2に記載の画像処理装置。 【0165】(付記項18) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像に情報入力手段
からの入力情報に基づく文字を重畳する文字重畳手段を
備えたことを特徴とする付記項1または2に記載の画像
処理装置。 【0166】(付記項19) 前記情報入力手段はキー
ボードであることを特徴とする付記項18に記載の画像
処理装置。 【0167】(付記項20) 前記情報入力手段はマイ
クロフォンであることを特徴とする付記項18に記載の
画像処理装置。 【0168】(付記項21) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像を無線にて出力
する画像無線出力手段を備えたことを特徴とする付記項
1または2に記載の画像処理装置。 【0169】(付記項22) 前記拡張基板は、前記基
本処理手段で基本処理された内視鏡画像をLANに出力
するLAN出力手段を備えたことを特徴とする付記項1
または2に記載の画像処理装置。 【0170】 【発明の効果】前記拡張基板接続手段が以上説明したよ
うに本発明の請求項1の画像処理装置によれば、拡張基
板接続手段は基本処理手段で前記基本処理された内視鏡
画像に対して所定の拡張処理を施す拡張基板をメイン基
板に着脱自在に接続ことが可能なので、効率的に内視鏡
画像の信号処理の機能拡張を行うことができるという効
果がある。 【0171】また、本発明の請求項2の画像処理装置に
よれば、基本処理手段で前記基本処理された内視鏡画像
に対して所定の拡張処理を施す拡張基板を、メイン基板
に着脱自在に接続するので、効率的に内視鏡画像の信号
処理の機能拡張を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図 【図2】図1の拡張コネクタに接続された拡張基板の外
観を示す外観図 【図3】図1の拡張コネクタに接続される拡張基板との
接続関係を示す第1の接続図 【図4】図1の拡張コネクタに接続される拡張基板との
接続関係を示す第2の接続図 【図5】図1の拡張コネクタに接続される拡張基板との
接続関係を示す第3の接続図 【図6】図1の拡張コネクタに接続される拡張基板の作
用を説明する説明図 【図7】図6の静止画用拡張基板の要部の作用を説明す
る説明図 【図8】図1のCCUのリアパネルの一構成例を示す外
観図 【図9】図1の拡張コネクタに接続される拡張基板の変
形例の構成を説明する説明図 【図10】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡装置
の構成を示す構成図 【図11】図10の上下・左右反転用拡張基板の構成を
示す構成図 【図12】図10の拡張コネクタに接続された上下・左
右反転用拡張基板の外観を示す外観図 【図13】図11の上下・左右反転用拡張基板の要部の
構成を説明する説明図 【図14】図13の上下・左右反転用拡張基板の作用を
説明する第1の説明図 【図15】図1のCCUのリアパネルの一構成例を示す
外観図 【図16】図13の上下・左右反転用拡張基板の作用を
説明する第2の説明図 【図17】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡装置
の構成を示す構成図 【図18】図17のCCUの構成を示す構成図 【図19】図17の異なる径の内視鏡に内蔵されるCC
Dを説明する説明図 【図20】図18のCCUの作用を説明する第1の説明
図 【図21】図18のCCUの作用を説明する第2の説明
図 【図22】本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡装置
の構成を示す構成図 【図23】図22のCCUの構成を示す構成図 【図24】図23の画像拡大拡張基板の構成を示す構成
図 【図25】図22の異なる径の内視鏡に内蔵されるCC
Dを説明する説明図 【図26】図24のCCUの作用を説明する第1の説明
図 【図27】図24のCCUの作用を説明する第2の説明
図 【図28】本発明の第5の実施の形態に係る拡張基板の
構成を示す構成図 【図29】本発明の第6の実施の形態に係る内視鏡装置
の構成を示す構成図 【図30】図29のCCUの構成を示す構成図 【図31】図30の拡張コネクタに接続されたキャラク
タ重畳拡張基板の構成を示す構成図 【図32】図29のモニタ上の画像の表示例を説明する
説明図 【図33】本発明の第7の実施の形態に係る拡張基板の
構成を示す構成図 【図34】本発明の第8の実施の形態に係る拡張基板の
構成を示す構成図 【図35】本発明の第9の実施の形態に係る拡張基板の
構成を示す構成図 【図36】本発明の第10の実施の形態に係る拡張基板
の構成を示す構成図 【図37】本発明の第11の実施の形態に係る拡張基板
の構成を示す構成図 【符号の説明】 1…内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…CCD 4…CCU 5…患者回路 6…2次回路 7…メイン基板 13…SSG 30…RGBマトリックス回路 33…ペイント・W/B回路 34a、34b、34c…γ補正回路 35…拡張コネクタ 36…D/A変換器 37…エンコーダ 41…色処理用拡張基板 42…静止画用拡張基板 43…静止画圧縮/記録用基板 44…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 綱川 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−198533(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮像手段からの撮像信号を信号処理する
    画像処理装置において、 前記撮像信号に対して所定の基本処理を施し基本撮像信
    号を生成可能な基本処理手段を有する基本処理基板と、 前記基本処理基板に着脱自在な接続部を有し、前記基本
    処理基板に接続されたときに前記接続部を介して前記基
    本撮像信号が入力可能な拡張基板と、 前記拡張基板に設けられ、前記基本処理基板に接続され
    たときに前記接続部を介して入力される前記基本撮像信
    号に拡張処理を施して拡張撮像信号を生成可能な拡張処
    理手段と、 前記基本処理基板に設けられ、前記拡張基板が接続され
    たときに前記接続部を介して前記拡張撮像信号が入力さ
    れると共に、入力される信号を前記基本処理基板の外部
    に出力するための撮像信号出力手段と、 前記基本処理基板に設けられ、前記基本撮像信号が前記
    撮像信号出力手段に対して入力可能に前記基本処理手段
    と前記撮像信号出力手段とを電気的に接続可能に開閉自
    在な電気的接続手段と、 前記拡張基板に設けられ、前記基本処理基板に接続され
    たときに前記接続部を介して前記電気的接続手段の接続
    を断絶するための所定の信号を前記電気的接続手段に出
    力する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
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