JP3395885B2 - ウォータージェット船外機におけるジェット水の吸込口部分のカバー装置 - Google Patents

ウォータージェット船外機におけるジェット水の吸込口部分のカバー装置

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water jet
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栄一 石垣
和光 大浦
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ウォータージェ
ット船外機における航走時の防波装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ウォータージェット推進機を船体に着脱
して使用するいわゆるウォータージェット船外機はよく
知られている。船外機は通常船尾に設けたサドルに左右
に回動して舵取りができるようにするとともに、上下に
も回動(上げ下げ)ができるようにしてある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このため、この船外機
のユニットと船尾との間には一定の空間が必要であり、
航走時にはこの空隙中に波浪が侵入して船外機のケーシ
ング等に当たり、抵抗となっている。特に、ウォーター
ジェット船外機の場合には、ジェット水の吸込口の前部
で吸込水流に乱流を生ずるので大きな障害となってい
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、船外機を取
り付けたときに上述の船尾との間の空隙に波浪が侵入す
るのを防止したものであり、その要旨とするところは、
ウォータージェット装置を船尾に着脱するようにしたウ
ォータージェット推進船において、ジェット水の吸込口
の前縁部に上記船尾面と船外機のケーシングとの間のク
リアランスの下部を閉塞することができる防波板を設
け、この防波板の前縁部分には緩衝部材を装着し、該
波板に立設した支持ピンをケーシングの吸水口の前縁部
分に遊嵌するとともに、この支持ピンのセンターを船外
機のステアリング中心軸に合致させたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】このようにすることによって、船
外機の吸込ケーシングの前側部と船尾面との間の空間の
下底部分が防波板によって閉止されたわけであり、船体
の進行による船底の水流が上記空間に流入してケーシン
グに当たって抵抗を生じたり、渦が発生するのを防止す
ることができる。そして、操船する上では、支持ピンが
ステアリング軸の中心軸線上に設けてあるので、ステア
リング軸を中心にウォータージェットの噴射ノズルを左
右に回動するには支障はないものである。 【0006】すなわち、防波板の前縁面は、船外機を左
右に回動して操船しても船尾面に密着して前述クリアラ
ンスの下部を密閉して波浪の侵入を防止することができ
るものである。尚、防波板の前面にゴム材で構成した緩
衝部材を装着しておくと防波堤板が安定するとともに、
一層シール性がよくなり効果的である。以下、図面に基
づいてこの発明を具体的に説明する。 【0007】 【実施例】図において、符号1はウォータージェットの
推進船の船体、2はその後尾に装着したウォータージェ
ットの船外機、3はその装着サドル、4はステアリング
用のハンドル、Yは船外機の左右への回動軸芯線を示す
ものである。 【0008】次に、図2に基づいて船外機2の具体的構
造について説明する。符号5は船外機の駆動機、6は駆
動機5の下部に連接し、吸引ポンプ(図示せず)等を内
装している吸込ケーシング、7はジェット水の吸込口、
8は吸込口7に設けたスクリーン、9はジェット水の噴
射口、10はリバーサー、11は後退時の噴射口であ
る。 【0009】上記ジェット水の吸込口7の前縁(船体の
進行方向を基準にして)には、吸込ケーシング6から連
結板6aが前方に廷出され、この連結板6aに設けたば
か孔6bには、防波板12に立設した支持ピン12aが
遊嵌されている。この防波板12は吸込ケーシング6の
前側と船尾面(トランサム)との間の空隙の下部を閉止
できる大きさに構成してあり、その前縁部分にはゴム材
で構成した緩衝部材12bが装着してあり、この緩衝部
材12bは船外機2をサドルに装着してその吸込口7を
水面下に位置させたときトランサムに密着するようにし
てある。また、前述の支持ピン12aは船体1のステア
リング軸の中心線Y上に位置させて設けてある。 【0010】この発明に係る装置は、上述のように構成
してあり駆動機5でポンプを駆動して吸込口7から吸込
んだ水をジェット水として噴射ノズル9から噴射して航
走する。このとき、吸込口7からは船底を流れた水が吸
込まれるが、この発明では、船体1と船外機5との間の
空隙の底部が防波板12によって閉止されているので、
船底の水流が空隙に流れ込むことなく円滑に流れてポン
プに吸引される。 【0011】すなわち、従来の船外機のように水流が船
外機のケーシングの前側部に当たって航走抵抗になった
り、空隙部に流入して乱流を生じたりすることなく効率
のよい航走をすることができる。なお、上記の防波板1
2は、船外機2をサドル3に取り付け、吸込口7を水中
に浸漬させるのみでその前縁部がトランサムに接するも
のであり、このとき、図例のように緩衝部材12bを取
り付けておくと、シール性も向上し一層効果的である。 【0012】 【発明の効果】このように、この発明に係る装置は、簡
単な構造でありながらウォータージェット推進船におい
て、従来生じていた波浪抵抗および船尾部に生ずる渦等
の乱流の発生を防止することができ、効率のよい航走を
なすことができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明を施したウォータージェット推進船の
概略の側面図である。 【図2】同じく、その船外機の側面図である。 【符号の説明】 2 船外機 6 吸込ケーシング 7 吸込口 12 防波板 12a 支持ピン12b 緩衝部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ウォータージェット装置を船尾に着脱す
    るようにしたウォータージェット推進船において、ジェ
    ット水の吸込口7の前縁部に、上記船尾面と船外機2の
    ケーシングとの間のクリアランスの下部を閉塞すること
    ができる防波板12を設け、この防波板12の前縁部分
    には緩衝部材12bを装着し、該防波板12に立設した
    支持ピン12aを吸込ケーシング6の吸水口の前縁部分
    に遊嵌するとともに、この支持ピン12aのセンターを
    船外機2のステアリング中心軸に合致させてなるウォー
    タージェット船外機におけるジェット水の吸込口部分の
    カバー装置。
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