JP3395771B2 - 半導体装置の加工方法、電子部品の製造方法 - Google Patents

半導体装置の加工方法、電子部品の製造方法

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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector

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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LSI等の半導
体装置の加工方法およびこの加工方法を利用した電子部
品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に開発されるLSIの製造にあっ
ては、工程の途中で再設計や一部修正が必用になる場合
がある。従来の加工方法におけるフローの例を図9、図
10に示す。図9の半導体装置は、シリコン基板1、能
動素子及び受動素子を接続する銅配線からなる第1層配
線2、上層の第2層配線3、半田ボールを搭載するバリ
ヤメタル配線層4からなり、外部との接続に必用な電極
部に半田ボール5が搭載された状態となっている。ここ
に、前記半田ボール5上にはフォトレジストが設けられ
ておらず、前記再設計や一部修正に際しては、加工すべ
き領域の配線をFIBやエキシマレーザ装置により直接
加工するのが一般的である。
【0003】図10は所望の領域を加工した状態の断面
である。この場合、第1層あるいは第2層の配線を構成
する銅の原子量が大きいため、銅配線部分を除去するた
めに大きなエネルギーが必用とされるが、前述のFIB
等の手段では、除去のために供給し得るエネルギーに限
界があるため完全に除去することができず、残差が発生
することが避けられない。したがって、このような加工
には、残差を生じることなく全体を除去することのでき
る湿式エッチングを採用するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エッチ
ングによれば所望の銅配線を加工することができるもの
の、接続点となる半田ボール5もエッチングされること
が避けられず、エッチング後の半田ボール5が図示のよ
うな異常形状となる場合があった。そして、このように
半田ボール5が異常形状となると、その後のリフロー処
理等において接続不良が生じ易いという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、半田ボールを異常形状とすることなく配線を加工す
ることが可能な加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の加工方法は、外部に露出した導体に半田ボ
ールが搭載された半導体装置に前記半田ボールを覆うフ
ォトレジストを被せる工程と、配線層を除去すべき領域
のフォトレジストを除去する工程と、配線層を除去すべ
き領域の絶縁層を除去する工程と、フォトレジストおよ
び絶縁層が除去された半導体装置にエッチングを施して
所定範囲の導体を除去する工程と、エッチングが完了し
た半導体装置の半導体ボールからフォトレジストを除去
する工程と、を有することを特徴とする。また本発明
は、前記半田ボールの表面に酸素雰囲気中でプラズマ処
理を施した後、フォトレジストを被せることを特徴とす
る。また本発明は、前記フォトレジストを被せる工程
は、前記半田ボールに液状のフォトレジストを滴下して
振動させた後、加熱する処理からなることを特徴とす
る。また本発明は、前記配線層を除去すべき領域のフォ
トレジストを除去する処理がエキシマレーザまたはFI
Bの照射により行われることを特徴とする。また本発明
は、前記絶縁層を除去する処理がエキシマレーザまたは
FIBの照射、または酸性液によるエッチングにより行
われることを特徴とする。また本発明は、前記導体を除
去するためのエッチングには、リン酸を含有するPHC
液、または、酸性液が用いられることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の製造方法は、半導体装置
に半田ボールを搭載する工程と、半田ボールが搭載され
た半導体装置を基板に実装する工程との間に上記のいず
れかの加工方法を実行することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1から図8迄は本発明の一実施
形態にかかる半導体装置の断面を加工フローの工程に従
って示したものである。シリコン基板1には、能動素子
及び受動素子を接続する厚さ1から2ミクロン程度の銅
配線からなる第1層配線2、上層の第2層配線3、半田
ボール5を搭載するバリヤメタル配線層4、100ミク
ロン¢程度サイズを有する半田ボール5、及び厚さ5か
ら50ミクロン程度のフォトレジスト6が形成され、残
余の部分は絶縁層7(必用に応じて複数層にわたる積層
構造とされる)となっている。図示のフリップ・チップ
LSIは、チップの表面に半田ボール5を搭載し チッ
プを直接回路基板に搭載することにより高密度、高速化
する手段として一般的に使用される。その製造方法とし
ては、拡散工程の完了したLSIは所望機能を有するチ
ップに分割され、最終的に半田ボール5が取り付けられ
て完成する。このようにして半田ボール5が取り付けら
れて完成した後、設計側での設計ミスや製法上の異常が
判明すると、この異常を解消すべく配線を処理しなけれ
ば、LSIが使用不可となる。
【0009】例として 前述第1層配線2に不具合が発
見され、この第1層配線2の一部を切ることで不具合を
解消して所望の機能が得る場合を以下に説明する。ま
ず、図2に示すように、半田ボール5にフォトレジスト
が密着し易いように、酸素プラズマ雰囲気(O2雰囲気)
にて100Wにて10から20分程度のプラズマ処理を
行う。その後フォトレジスト6を滴下し、数秒に1回程
度の緩やかな振動をさせ、N2またはO2雰囲気中で熱処理
(100度から150度程度の温度下に30分程度おく
処理)を施す。
【0010】図2の状態から、フォトレジスト6の所定
の領域をエキシマレーザ装置又はFIB(Focus
Induced Beam)を照射することにより部分
的に除去すると、図3の断面図に示す状態となる。
【0011】図3の状態から、フォトレジスト6を部分
的に除去した領域下の絶縁膜7をFIB装置、又はエキ
シマレーザ装置 又は酸系のエッチャントを用いた湿式
エッチングにより除去すると、図4の断面図に示す状態
となる。
【0012】図4の状態から、リン酸等の入ったPHC
液(商品名、具体的には、リン酸76.1±1.5%、
硝酸1.26±0.1%、氷酢酸8.9±0.3%の
リン酸を主成分とする水溶液)又は硫酸等での湿式エッ
チングにより、銅配線からなる第2層配線3を除去する
と、図5の断面図に示す状態となる。
【0013】図5の状態から、第1層配線と第2層配線
との間の層間絶縁膜をFIB装置やエキシマレーザ装
置、あるいは湿式エッチングにて除去すると、図6の断
面図に示す状態となる。
【0014】図6の状態から、FIB装置やエキシマレ
ーザ装置又はリン酸系のPHC液及び硫酸等を用いた湿
式エッチングで加工し、絶縁層7を除去して、銅配線で
できた第1層配線2を露出させると、図7の断面図に示
す状態となる。なお、除去すべき配線の深さ(何番目の
層か)に応じて、層間の絶縁層の除去と配線の除去との
工程を所定回数繰り返す。
【0015】さらに、図7の状態から、半田ボール5を
マスクしていたフォトレジスト6を除去すると、図8の
断面図に示すように、半田ボール5の表面が露出した状
態となる。以上の加工処理により 不具合箇所が修正さ
れ、かつ半田ボール5を用いて実装することが可能なフ
リップチップLSIが出来上がる。またこのようにして
加工されたフリップチップLSI等の半導体装置は、基
板等に実装して使用する事が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、半導体装置に乗せられた半田ボールにフォトレジス
トを被せ、所定領域のフォトレジストや絶縁層を除去
し、これにエッチングを施して所定範囲の導体を除去す
るから、銅などで構成された導体を容易に除去して、半
導体装置に必用な修正を施すことができる。また本発明
は、前記半田ボールの表面に酸素雰囲気中でプラズマ処
理を施すことにより、容易にフォトレジストを被せるこ
とができる。また本発明は、前記フォトレジストを被せ
る工程は、前記半田ボールに液状のフォトレジストを滴
下して振動させた後、加熱するから、レジスト被覆を確
実に行うことができる。 さらに、半導体装置に半田ボ
ールを搭載する工程と、半田ボールが搭載された半導体
装置を基板に実装する工程との間で導体をエッチングす
ることができるから、設計変更や異常の発見に際して、
容易に半導体装置内の配線を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一実施形態におけるレジスト前
の状態の断面図。
【図2】 同じくレジスト後の断面図。
【図3】 同じくレジスト除去後の断面図。
【図4】 同じく絶縁膜除去後の断面図。
【図5】 同じく第2層配線除去後の断面図。
【図6】 同じく第2層配線下の絶縁膜除去後の断面
図。
【図7】 同じく第1層配線除去後の断面図。
【図8】 同じく半田ボールのレジスト除去後の断面
図。
【図9】 従来例の断面図。
【図10】 従来例における半田ボール変形状態の断面
図。
【符号の説明】
1 基板 2 第1層配線 3 第2層配線 4
バリヤメタル配線層 5 半田ボール 6 フォトレジスト 7
絶縁層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H01L 21/66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の導体に接して半田ボールが搭載さ
    れた半導体装置に前記半田ボールを覆うフォトレジスト
    を被せる工程と、 配線層を除去すべき領域のフォトレジストを除去する工
    程と、 配線層を除去すべき領域の絶縁層を除去する工程と、 フォトレジストおよび絶縁層が除去された半導体装置に
    エッチングを施して所定範囲の配線層を除去する工程
    と、 エッチングが完了した半導体装置の半導体ボールからフ
    ォトレジストを除去する工程と、を有することを特徴と
    する半導体装置の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記半田ボールの表面に酸素雰囲気中で
    プラズマ処理を施した後、フォトレジストを被せること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記フォトレジストを被せる工程は、前
    記半田ボールに液状のフォトレジストを滴下して振動さ
    せた後、加熱する処理からなることを特徴とする請求項
    1または2に記載の半導体装置の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記配線層を除去すべき領域のフォトレ
    ジストを除去する処理がエキシマレーザまたはFIBの
    照射により行われることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の半導体装置の加工方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層を除去する処理がエキシマレ
    ーザまたはFIBの照射、若しくは酸性液によるエッチ
    ングにより行われることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の半導体装置の加工方法。
  6. 【請求項6】 前記導体を除去するためのエッチングに
    は、リン酸を含有する液、または、酸性液が用いられる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
    半導体装置の加工方法。
  7. 【請求項7】 半導体装置に半田ボールを搭載する工程
    と、半田ボールが搭載された半導体装置を基板に実装す
    る工程との間に、請求項1ないし6のいずれかに記載の
    加工方法を実行することを特徴とする電子部品の製造方
    法。
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