JP3395223B2 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

Info

Publication number
JP3395223B2
JP3395223B2 JP33017992A JP33017992A JP3395223B2 JP 3395223 B2 JP3395223 B2 JP 3395223B2 JP 33017992 A JP33017992 A JP 33017992A JP 33017992 A JP33017992 A JP 33017992A JP 3395223 B2 JP3395223 B2 JP 3395223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
solder resist
resist ink
photo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33017992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06177517A (ja
Inventor
章子 辻井
一智 比嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP33017992A priority Critical patent/JP3395223B2/ja
Publication of JPH06177517A publication Critical patent/JPH06177517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3395223B2 publication Critical patent/JP3395223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やワードプロセッサなどの各種電子機器に使用されるプ
リント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器などに数多く使用さ
れているプリント配線板は電子機器の軽薄短小化や多機
能化に伴い、配線の高密度化や電子部品の表面実装化が
著しく、絶縁基板上に形成される導体パターンや電子部
品が実装されるランドはますます狭ピッチ、細線化や小
径化し、はんだ不要部分のはんだ付着の防止、導体パタ
ーンの酸化に対する保護、絶縁性の維持やはんだ付け性
の向上などの目的でプリント配線板上に形成されるソル
ダレジストやロードマップも高解像度、高位置精度が要
求されるようになり、その形成方法もスクリーン印刷法
からマスクフィルムによる写真現像法に代わりつつあ
る。
【0003】しかしながら、写真現像法はスクリーン印
刷法に比較して一般に工程が煩雑で生産性が低いためコ
スト高になりやすい。これを解決するため従来は、特に
ソルダレジストの工程での生産性向上を図るため、写真
現像型ソルダレジストインキの塗布方法として、スプレ
ー塗布、静電塗布、ロールコーター、カーテンコーター
が検討されており、写真現像型ソルダレジストインキの
塗布効率の高いロールコーター法やカーテンコーター法
が注目されている。
【0004】以下に、従来のプリント配線板の製造方法
について説明する。図4(a)は、従来例のプリント配
線板の写真現像型ソルダレジストインキ塗布装置の概念
図、図4(b)は、従来例のプリント配線板の写真現像
型ソルダレジストインキ塗布前の搬送状態を示す断面
図、図4(c)は、自動露光機の認識マーク付きプリン
ト配線板を示すものである。
【0005】図4において、1は加温部、2aは写真現
像型ソルダレジストインキの塗布部、2bは写真現像型
ソルダレジストインキ、3はプリント配線板、3aは位
置合わせ認識マーク、4aは写真現像型ソルダレジスト
インキ塗布の前搬送部、4bは写真現像型ソルダレジス
トインキ塗布の後搬送部である。
【0006】以上のように構成されたプリント配線板の
ソルダレジスト形成方法について、以下その動作につい
て説明する。
【0007】まず、所定の大きさに切断された銅張積層
板(図示せず)に写真現像法やスクリーン印刷法などに
よりエッチングレジストを形成した後、塩化第2銅など
の溶液を用いてエッチングを行い、絶縁基板上に導体パ
ターンを形成し、エッチングレジストを剥離する。次に
絶縁基板上に導体パターンが形成されたプリント配線板
3を加温部1でプリント配線板表面温度が60℃程度に
なるよう加温し(以下、プリヒートと称す)、図4
(a)に示すように写真現像型ソルダレジスト塗布装置
の前搬送部4aのV字型コンベアにより搬送され、写真
現像型ソルダレジストインキの塗布部2aで搬送される
プリント配線板3面に垂直上方より写真現像型ソルダレ
ジストインキ2bが膜状に落下し、プリント配線板3が
進行するにしたがい、プリント配線板3上に写真現像型
ソルダレジストインキ2bが所定厚塗布される。
【0008】熱風などにより塗布された写真現像型ソル
ダレジストインキ2bを指触乾燥した後、ソルダレジス
ト形成用のマスクフィルムを密着させ、紫外線露光し、
写真現像型ソルダレジストインキ2bの未露光部を所定
の現像液で現像・除去し、熱風などで再度硬化させプリ
ント配線板3上に所定形状のソルダレジストを形成す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図4(b)に示すようなV字型コンベアで
は、加温により特に電子機器の軽薄短小化に対応する板
厚が薄いプリント配線板3においてはプリント配線板3
は、著しくたわみ、水平状態での写真現像型ソルダレジ
ストインキ2bを塗布することが困難となり、所定の均
一な写真現像型ソルダレジストインキ2bの膜厚を確保
することはできない。
【0010】また、プリント配線板3が著しくたわんだ
状態で写真現像型ソルダレジストインキ2bが塗布さ
れ、後搬送部4bコンベアに搬送されるため、たわんだ
状態のプリント配線板3の先端部が後搬送部4bコンベ
アに接触・衝突し、コンベアより脱線するなどプリント
配線板製造の工程歩留まりや生産性を低下させるという
問題点を有している。
【0011】また、生産性向上の手段として塗布された
写真現像型ソルダレジストインキ2bの両面同時露光を
行う場合があるが、プリント配線板3の第二面への写真
現像型ソルダレジストインキ2b塗布の前搬送部4aの
V字型コンベアにおいて第一面と同様にプリヒートによ
り第一面に写真現像型ソルダレジストインキ2bが塗布
されたプリント配線板3が図4(b)に示すように著し
くたわみ、プリヒートにより軟化した第一面の写真現像
型ソルダレジストインキ2bに損傷、剥離などの不具合
をもたらし、プリント配線板3の外観の不良発生を誘発
するという問題点を有している。
【0012】さらに、次工程である露光工程における自
動露光機用の位置合わせ認識マーク3aは、図4(c)
に示すようにプリント配線板の両端に形成されている
が、プリント配線板3全表面に写真現像型ソルダレジス
トインキ2bが塗布されるため誤認識が発生しやすく、
形成されたソルダレジストの位置ずれ不良を発生させる
という問題点をも有していた。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、特に板厚の比較的薄いプリント配線板におけるソル
ダレジストの膜厚の均一化とソルダレジスト形成工程の
製造歩留まりと生産性を著しく向上させるプリント配線
板の製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のプリント配線板の製造方法は、導体パターン
が形成されたプリント配線板を搬送方向と平行にプリン
ト配線板両端部を挟持して引張り、保持した状態で搬送
しながらプリント配線板を加温する工程と、プリント配
線板両端部を挟持した引張り保持した状態で搬送しなが
ら写真現像型ソルダレジストインキをプリント配線板に
塗布する工程との構成を有している。
【0015】また、本発明のプリント配線板の製造方法
は、導体パターンが形成されたプリント配線板を搬送方
向と平行にプリント配線板両端部を所定角度で保持し、
搬送しながらプリント配線板を加温する工程と、プリン
ト配線板両端部を所定角度で保持し、搬送しながら写真
現像型ソルダレジストインキをプリント配線板に塗布す
る工程との構成を有している。
【0016】また、本発明のプリント配線板の製造方法
は、導体パターンが形成されたプリント配線板を搬送方
向と平行にプリント配線板両端部を挟持して引張り保持
した状態で搬送しながら写真現像型ソルダレジストイン
キ可溶な溶液をプリント配線板表面に塗布する工程と、
プリント配線板両端部を挟持して引張り保持した状態で
搬送しながら負帯電・霧化状態の写真現像型ソルダレジ
ストインキを噴出させ、プリント配線板に写真現像型ソ
ルダレジストインキを塗布する工程との構成を有してい
る。
【0017】さらに、本発明のプリント配線板の製造方
法は、導体パターンが形成されたプリント配線板を搬送
方向平行にプリント配線板両端部を所定角度で保持し、
搬送しながら写真現像型ソルダレジストインキ可溶な溶
液をプリント配線板表面に塗布する工程と、プリント配
線板両端部を所定角度で保持し、搬送しながら負帯電・
霧化状態の写真現像型ソルダレジストインキを噴出さ
せ、プリント配線板に写真現像型ソルダレジストインキ
を塗布する工程との構成を有している。
【0018】
【作用】この構成によって、プリヒートおよび写真現像
型ソルダレジストインキの塗布の際、プリント配線板を
水平状態に保持することが可能となり、またプリント配
線板上に形成されている自動露光機用の認識マーク上に
写真現像型ソルダレジストインキの塗布を妨げることが
できる。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1(a)は本発明の第1の実施例におけ
るプリント配線板の製造装置の概念図、図1(b)は第
1の実施例における写真現像用ソルダレジストインキ塗
布の前搬送部および後搬送部を示すものである。
【0021】図1において、11は加温部、12aは写
真現像型ソルダレジストインキの塗布部、12bは写真
現像型ソルダレジストインキ、13はプリント配線板、
14aは写真現像型ソルダレジストインキ塗布の前搬送
部、14bは写真現像型ソルダレジストインキ塗布の後
搬送部、15は搬送用治具である。
【0022】以上のように構成されたプリント配線板の
ソルダレジスト形成方法について、図1を用いてその動
作を説明する。
【0023】まず、従来と同様の方法を用いて絶縁基板
上に導体パターンを形成し、図1(b)に示すようにプ
リント配線板13の搬送方向と平行に両端が搬送用治具
15で挟持されるとともに搬送状態でプリント配線板1
3の両端部はプリント配線板13搬送方向に対して外向
きに力が加えられ、たわもうとするプリント配線板13
は水平状態に保持される。
【0024】次に、図1(a)に示すように加温部11
へ搬送されたプリント配線板13はプリント配線板表面
温度が40〜60℃に昇温・プリヒートされるが、プリ
ント配線板13は前搬送部において水平状態を保持しな
がら、写真現像用ソルダレジストインキ12bが膜状に
落下する塗布部12を速度約70〜90m/分で通過
し、プリント配線板13上に写真現像型ソルダレジスト
インキ12bが所定膜厚塗布される。
【0025】その後、プリント配線板13は減速され、
後搬送部14bに搬送される。熱風循環槽などで温度6
0〜80℃、時間15〜30分程度の条件で指触乾燥を
行い、プリント配線板第一面に写真現像型ソルダレジス
トインキ12b膜が形成され、第一面と同様にしてプリ
ント配線板13の第二面に写真現像型ソルダレジストイ
ンキ12bを形成する。
【0026】次に、プリント配線板13に塗布・指触乾
燥された写真現像型ソルダレジストインキ12b面にソ
ルダレジスト形成用のマスクフィルムを密着・真空吸着
させ、写真現像型ソルダレジストインキ12bの重合に
適する波長を有する紫外線により露光光量約500〜7
00mJ/cm2 の値で露光し、炭酸ナトリウムを主成分と
する現像液で未露光部を現像・除去し、必要に応じて熱
風循環槽などで温度130〜160℃、時間30〜60
分程度の条件で接着力を強化し、プリント配線板13上
にソルダレジストを形成する。
【0027】本発明の実施例でのプリント配線板の製造
方法において、プリント配線板は水平状態を保持できる
ため、プリヒート時にプリント配線板第一面の傷、剥が
れも認められず、塗布時においてもソルダレジストイン
キの塗布ムラ、搬送不良、またプリント配線板の両端が
塗布されないので、次工程の自動露光機位置合わせ認識
不良の発生も認められなかった。
【0028】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0029】図2(a)は、本発明の第2の実施例にお
けるプリント配線板の製造装置の概念図、図2(b)は
プリント配線板の両端を保持し、上向きの角度を持つ搬
送治具の断面図である。
【0030】図2において、21は加温部、22aは写
真現像用ソルダレジストインキの塗布部、22bは写真
現像用ソルダレジストインキ、23はプリント配線板、
24aは写真現像用ソルダレジストインキ塗布の前搬送
部、24bは写真現像用ソルダレジストインキ塗布の後
搬送部で、以上は図1の構成と同様なものである。図1
の構成と異なるのは搬送用治具15を搬送用治具25と
した点である。
【0031】以上のように構成されたプリント配線板の
ソルダレジスト形成方法について、以下その動作を説明
する。
【0032】まず、従来と同様の方法を用いて、絶縁基
板上に導体パターンを形成し、図2(b)に示すよう
に、プリント配線板23の両端を保持し、上向きの角度
を持つ搬送用治具25で挟持し、プリント配線板23を
水平状態に保持する。ついで図2(a)に示すように、
プリヒートの加温部21でプリント配線板23の表面温
度が40〜60℃になるよう加温し、プリント配線板2
3の両端を搬送用治具25で保持し、水平状態を保持し
ながら、写真現像型ソルダレジストインキの塗布部22
bを、約70〜90m/分のコンベア速度で通過させ
る。写真現像型ソルダレジストインキ22bは、プリン
ト配線板23の面に垂直上方より膜状に落下し、プリン
ト配線板23が進行するにしたがって、塗布されてい
く。
【0033】その後、熱風循環槽などで温度60〜80
℃、時間15〜30分程度の条件で指触乾燥を行う。プ
リント配線板23の第二面目も同様に塗布し乾燥する。
【0034】次に、指触乾燥されたソルダレジストイン
キ面にマスクフィルムを密着させ、写真現像型ソルダレ
ジストインキ22bの硬化に適する波長を有する紫外線
により露光光量約500〜700mJ/cm2 の値で露光
し、炭酸ナトリウムを主成分とする現像液で未露光部を
現像・除去し、必要に応じて熱風循環槽などで温度13
0〜160℃、時間30〜60分程度の条件で最終の硬
化を行い、プリント配線板23上にソルダレジストを形
成する。
【0035】本発明の実施例でのプリント配線板の製造
方法において、プリント配線板は水平状態を保持できる
ため、プリヒート時にプリント配線板第一面の傷、剥が
れも認められず、塗布時においてもソルダレジストイン
キの塗布ムラ、搬送不良、またプリント配線板の両端が
塗布されないので、次工程の自動露光機位置合わせ認識
不良の発生も認められなかった。
【0036】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0037】図3(a)は、本発明の第3の実施例にお
けるプリント配線板の製造装置の概念図、図3(b)
は、プリント配線板の両端をつかみ外向きに外力を加え
る搬送治具の断面図、図3(c)は、プリント配線板の
両端をはさみ上向きの角度を持つ搬送治具の断面図であ
る。
【0038】図3において、31はプリコート部、32
は写真現像型ソルダレジストインキの塗布部、32bは
写真現像型ソルダレジストインキ、33はプリント配線
板、34aは写真現像型ソルダレジストインキ塗布の前
搬送部、34bは写真現像型ソルダレジストインキ塗布
の後搬送部、35は搬送用治具である。
【0039】図1の構成と異なるのは写真現像型ソルダ
レジストインキの塗布部32aの前にプリコート部31
を追加した点である。
【0040】以上のように構成されたプリント配線板の
ソルダレジスト形成方法について、以下その動作を説明
する。
【0041】まず、従来と同様の方法を用い、絶縁基板
上に導体パターンを形成し、図3(b)に示すように、
プリント配線板33の両端を搬送用治具35により挟持
し、外向きに力を加え、プリント配線板33を水平状態
に保持し、図3(a)に示すように、プリント配線板3
3に写真現像型ソルダレジストインキの可溶液体をプリ
コート部31で塗布し、プリント配線板33の両端をア
ースした搬送用治具35で挟持し、外向きに力を加え水
平状態を保ちながら、霧化した写真現像用ソルダレジス
トインキ32bを噴射する写真現像型ソルダレジストイ
ンキ塗布部32aを約0.5〜3m/分の速度で通過させ
る。
【0042】その後、熱風循環槽などで温度60〜80
℃、時間15〜30分程度の条件で指触乾燥を行う。プ
リント配線板33の第二面目も同様に塗布し乾燥する。
【0043】次に、塗布・指触乾燥させた写真現像型ソ
ルダレジストインキ32b面にマスクフィルムを密着さ
せ、写真現像型ソルダレジストインキ32bの硬化に適
する波長を有する紫外線により露光光量約500〜70
0mJ/cm2 の値で露光し、炭酸ナトリウムを主成分とす
る現像液にて未露光部を現像・除去し、必要に応じて熱
風循環槽などで温度130〜160℃、時間30〜60
分程度の条件で最終の硬化を行い、プリント配線板33
上にソルダレジストを形成する。
【0044】以上のように、写真現像型ソルダレジスト
インキ塗布時にプリント配線板33を水平状態に保持す
ると同時にプリント配線板の両端部への写真現像型ソル
ダレジストインキの未塗布状態を実現されることによ
り、塗布ムラ、プリント配線板の搬送不具合はなく、次
工程における自動露光機による自動位置合わせ時の認識
不良の発生も全く認めることはできなかった。
【0045】本発明の実施例において、ソルダレジスト
インキ塗布時の搬送で搬送用治具35を図3(c)に示
す搬送用治具35aのような上向きの角度をもったもの
でプリント配線板の水平状態を保っても同様の効果があ
る。
【0046】なお、本発明の第1の実施例、第2の実施
例及び第3の実施例においてプリント配線板は両面プリ
ント配線板にて説明したが、プリント配線板は片面プリ
ント配線板や多層プリント配線板でもよく、写真現像型
ソルダレジストインキはアルカリ現像型としたが、溶剤
現像型としてもよいことは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、写真現像型ソル
ダレジストインキの塗布方法において、プリント配線板
の両端を治具で挟持し外向きに外力を加えあるいは、上
向きの角度をもつ治具で保持・水平状態を保ちながらソ
ルダレジストインキ塗布を行うことにより、プリント配
線板のソルダレジストの膜厚の確保と均一化を図り、搬
送不良の防止、自動露光機位置認識が可能となり、製造
工程の歩留まりを著しく高め、電子機器の信頼性をも向
上させるプリント配線板を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の第1の実施例におけ
るプリント配線板の製造装置の概念図および搬送用治具
の断面図
【図2】(a)、(b)は本発明の第2の実施例におけ
るプリント配線板の製造装置の概念図および搬送用治具
の断面図
【図3】(a)、(b)、(c)は本発明の第3の実施
例におけるプリント配線板の製造装置の概念図および搬
送用治具の断面図
【図4】(a)は従来のプリント配線板の製造装置の概
略図 (b)は写真現像型ソルダレジストインキ塗布前のプリ
ント配線板の搬送状態の断面図 (c)はプリント配線板と位置合わせ認識マークの平面
【符号の説明】
11、21 加温部 12a、22a、32a 写真現像用ソルダレジストイ
ンキの塗布部 12b、22b、32b 写真現像用ソルダレジストイ
ンキ 13、23、33 プリント配線板 15、25、35、35a 搬送用治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体パターンが形成されたプリント配線板
    を搬送方向と平行にプリント配線板両端部を挟持して引
    張り保持した状態で搬送しながらプリント配線板を加温
    する工程と、プリント配線板両端部を挟持して引張り保
    持した状態で搬送しながら写真現像型ソルダレジストイ
    ンキをプリント配線板に塗布する工程とを有するプリン
    ト配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】導体パターンが形成されたプリント配線板
    を搬送方向と平行にプリント配線板両端部を所定角度で
    保持し、搬送しながらプリント配線板を加温する工程
    と、プリント配線板両端部を所定角度で保持し、搬送し
    ながら写真現像型ソルダレジストインキをプリント配線
    板に塗布する工程とを有するプリント配線板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】導体パターンが形成されたプリント配線板
    を搬送方向と平行にプリント配線板両端部を挟持して引
    張り保持した状態で搬送しながら写真現像型ソルダレジ
    ストインキ可溶な溶液をプリント配線板表面に塗布する
    工程と、プリント配線板両端部を挟持して引張り保持し
    た状態で搬送しながら負帯電・霧化状態の写真現像用ソ
    ルダレジストインキを噴出させ、プリント配線板に写真
    現像型ソルダレジストインキを塗布する工程とを有する
    プリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】導体パターンが形成されたプリント配線板
    を搬送方向と平行にプリント配線板両端部を所定角度で
    保持し、搬送しながら写真現像型ソルダレジストインキ
    可溶な溶液をプリント配線板表面に塗布する工程と、プ
    リント配線板両端部を所定角度で保持し、搬送しながら
    負帯電・霧化状態の写真現像型ソルダレジストインキを
    噴出させ、プリント配線板に写真現像用ソルダレジスト
    インキを塗布する工程とを有するプリント配線板の製造
    方法。
JP33017992A 1992-12-10 1992-12-10 プリント配線板の製造方法 Expired - Fee Related JP3395223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33017992A JP3395223B2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 プリント配線板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33017992A JP3395223B2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 プリント配線板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06177517A JPH06177517A (ja) 1994-06-24
JP3395223B2 true JP3395223B2 (ja) 2003-04-07

Family

ID=18229712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33017992A Expired - Fee Related JP3395223B2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 プリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3395223B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06177517A (ja) 1994-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9134614B2 (en) Photoimaging
JP3031042B2 (ja) 表面実装用プリント配線板
JP3019503B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3395223B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3168739B2 (ja) プリント配線板の搬送方法と搬送装置
JP3189297B2 (ja) プリント配線板の製造装置とそれを用いたプリント配線板の製造方法
JP2002185132A (ja) 多層プリント配線板用ドライフィルム、それを用いた多層プリント配線板の製造方法及び多層プリント配線板
JP3395222B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP2748621B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
JP3189342B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP2000156556A (ja) スルーホール部を有する基板へのレジスト層形成方法及びプリント配線基板の製造方法
JPS62252989A (ja) 印刷配線板の製造方法
JP3070230B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3533682B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3606053B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP2710512B2 (ja) 印刷配線板の製造方法
JP2900639B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3010869B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JPH0494185A (ja) 印刷配線板の製造方法
JP3010822B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3019470B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP3755193B2 (ja) プリント配線板の製造方法とその製造装置
JPH11340606A (ja) レジスト層の形成方法及びプリント配線基板の製造方法
CN117881105A (zh) 一种高效雾面防焊工艺
JPH0645735A (ja) プリント配線板の製造方法とその製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees