JP3395031B2 - レンズ部品 - Google Patents
レンズ部品Info
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 32
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0025—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
- B29C2045/0027—Gate or gate mark locations
- B29C2045/0029—Gate or gate mark locations gates on the central optical axis of lenses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2011/00—Optical elements, e.g. lenses, prisms
- B29L2011/0016—Lenses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの面をもつ
透明な光学材料でつくられ、物体からの光線束を収束ま
たは発散させるレンズ部を少なくとも1つ有するレンズ
部品の製造方法及びその装置並びにレンズ部品に関す
る。
透明な光学材料でつくられ、物体からの光線束を収束ま
たは発散させるレンズ部を少なくとも1つ有するレンズ
部品の製造方法及びその装置並びにレンズ部品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レンズ部品は、2つの面をもつ透明な光
学材料でつくられ、物体からの光線束を収束または発散
させるレンズ部を少なくとも1つ有する部品である。こ
のレンズ部品は、例えば固定金型と可動金型とで形成さ
れる部品形状形成部にゲート部(ゲートともいう)から
溶融樹脂が通路を介して供給して成形されるものがあ
る。
学材料でつくられ、物体からの光線束を収束または発散
させるレンズ部を少なくとも1つ有する部品である。こ
のレンズ部品は、例えば固定金型と可動金型とで形成さ
れる部品形状形成部にゲート部(ゲートともいう)から
溶融樹脂が通路を介して供給して成形されるものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように固定金型と
可動金型とで形成される部品形状形成部にゲートから溶
融樹脂が通路を介して供給しており、溶融樹脂を部品形
状形成部に導くために時間がかかる。また、溶融樹脂が
部品形状形成部から通路まで供給して成形されるため、
通路分余分な樹脂が必要であるとともに、成形されたレ
ンズ部品から通路部分を光学面にゴミ、キズ等をつけな
いで、除去する工程が必要でありコストが嵩む。さら
に、特に小さいレンズ部品を成形する場合には、レンズ
部品の成形に使用される比較的高価な溶融樹脂のうち実
際のレンズ部品に使用される樹脂量に対する通路で使用
される余分な樹脂量の比率が大きくなるという問題があ
った。
可動金型とで形成される部品形状形成部にゲートから溶
融樹脂が通路を介して供給しており、溶融樹脂を部品形
状形成部に導くために時間がかかる。また、溶融樹脂が
部品形状形成部から通路まで供給して成形されるため、
通路分余分な樹脂が必要であるとともに、成形されたレ
ンズ部品から通路部分を光学面にゴミ、キズ等をつけな
いで、除去する工程が必要でありコストが嵩む。さら
に、特に小さいレンズ部品を成形する場合には、レンズ
部品の成形に使用される比較的高価な溶融樹脂のうち実
際のレンズ部品に使用される樹脂量に対する通路で使用
される余分な樹脂量の比率が大きくなるという問題があ
った。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、レンズ部品を短時間で成形でき、溶融樹脂の通路で
使用される余分な樹脂が不要で、レンズ部品のゲートの
除去工程が不要となり、ひけ、変形、バリを軽減し、且
つ低コストで成形することが可能なレンズ部品製造方法
及びその装置並びにレンズ部品を提供することを目的と
している。
で、レンズ部品を短時間で成形でき、溶融樹脂の通路で
使用される余分な樹脂が不要で、レンズ部品のゲートの
除去工程が不要となり、ひけ、変形、バリを軽減し、且
つ低コストで成形することが可能なレンズ部品製造方法
及びその装置並びにレンズ部品を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の手段
のいずれかにより達成される。即ち、(1)固定金型と
可動金型とで形成され且つレンズ部品を成形する部品形
状形成部にホットランナーのゲート部から溶融樹脂を供
給して成形され、レンズ部品の光学面の光軸が前記可動
金型の可動方向と平行で且つ前記溶融樹脂の供給方向と
略平行であり、レンズ部品の前記光学面と前記ゲート部
からの注入口との間で形成される部分がレンズ部品を保
持する部材との固着部であることを特徴とするレンズ部
品。
のいずれかにより達成される。即ち、(1)固定金型と
可動金型とで形成され且つレンズ部品を成形する部品形
状形成部にホットランナーのゲート部から溶融樹脂を供
給して成形され、レンズ部品の光学面の光軸が前記可動
金型の可動方向と平行で且つ前記溶融樹脂の供給方向と
略平行であり、レンズ部品の前記光学面と前記ゲート部
からの注入口との間で形成される部分がレンズ部品を保
持する部材との固着部であることを特徴とするレンズ部
品。
【0006】(2)前記固着部には、前記レンズ部品と
前記レンズ部品を保持する部材とを固定するための少な
くとも弾性変形部分を有することを特徴とする前記
(1)に記載のレンズ部品。
前記レンズ部品を保持する部材とを固定するための少な
くとも弾性変形部分を有することを特徴とする前記
(1)に記載のレンズ部品。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明のレンズ部品製造
方法及びその装置並びにレンズ部品を図面を参照して説
明する。
方法及びその装置並びにレンズ部品を図面を参照して説
明する。
【0017】(実施の形態1)図1はレンズ部品製造装
置の分解斜視図で、図2はレンズ部品製造装置の断面図
で、さらに図3はレンズ部品の斜視図である。
置の分解斜視図で、図2はレンズ部品製造装置の断面図
で、さらに図3はレンズ部品の斜視図である。
【0018】図1、2で、レンズ部品製造装置10に
は、レンズ部品を成形する固定された固定金型12と、
レンズ部品を成形可能な可動の可動金型13と、固定金
型12と可動金型13とで形成される部品形状形成部1
4に溶融樹脂を供給するホットランナー15と、可動金
型13から成形されたレンズ部品21を剥離するエジェ
クタピン70を有するエゼクタプレート17とが備えら
れている。
は、レンズ部品を成形する固定された固定金型12と、
レンズ部品を成形可能な可動の可動金型13と、固定金
型12と可動金型13とで形成される部品形状形成部1
4に溶融樹脂を供給するホットランナー15と、可動金
型13から成形されたレンズ部品21を剥離するエジェ
クタピン70を有するエゼクタプレート17とが備えら
れている。
【0019】ホットランナー15は、固定金型12に備
えられ、エヤーシリンダ50、ニードル51、ノズル保
持リング52及びノズル部53から構成される。この例
では、1つのノズル保持リング52に複数のノズル部5
3が設けられているが、ノズル部53はこれに限定され
ず1個でも複数でも良い。
えられ、エヤーシリンダ50、ニードル51、ノズル保
持リング52及びノズル部53から構成される。この例
では、1つのノズル保持リング52に複数のノズル部5
3が設けられているが、ノズル部53はこれに限定され
ず1個でも複数でも良い。
【0020】各ノズル部53に挿入されるニードル51
は1つのエヤーシリンダ50によって駆動される。各ノ
ズル部53には、バンドヒータ54と温度センサ55が
設けられ、それぞれ独立して温度制御が行われる。ニー
ドル51はガイド56によって移動可能に保持され、ニ
ードル51の作動により通路58からゲート部であるノ
ズル57に導かれた溶融樹脂を固定金型12と可動金型
13とで形成される部品形状形成部14に供給するよう
になっている。固定金型12はホットランナー15の逃
げ部、及びレンズ部品の平面の部品形状形成部14が一
体の金型材でできている。従ってレンズ部品の平面とノ
ズル57が接近できる。また、このノズル57からの溶
融樹脂の部品形状形成部14への供給方向は可動金型1
3の可動方向と平行になっている。
は1つのエヤーシリンダ50によって駆動される。各ノ
ズル部53には、バンドヒータ54と温度センサ55が
設けられ、それぞれ独立して温度制御が行われる。ニー
ドル51はガイド56によって移動可能に保持され、ニ
ードル51の作動により通路58からゲート部であるノ
ズル57に導かれた溶融樹脂を固定金型12と可動金型
13とで形成される部品形状形成部14に供給するよう
になっている。固定金型12はホットランナー15の逃
げ部、及びレンズ部品の平面の部品形状形成部14が一
体の金型材でできている。従ってレンズ部品の平面とノ
ズル57が接近できる。また、このノズル57からの溶
融樹脂の部品形状形成部14への供給方向は可動金型1
3の可動方向と平行になっている。
【0021】エジェクタプレート17にはエジェクタピ
ン70が備えられ、レンズ部品21が成形されると、可
動金型13が固定金型12から離間され、このとき成形
されたレンズ部品21は可動金型13に付着しており、
この成形されたレンズ部品21をエジェクタピン70が
押して剥離する。なお、冷却口30は溶融した樹脂を冷
却するように設けられている。
ン70が備えられ、レンズ部品21が成形されると、可
動金型13が固定金型12から離間され、このとき成形
されたレンズ部品21は可動金型13に付着しており、
この成形されたレンズ部品21をエジェクタピン70が
押して剥離する。なお、冷却口30は溶融した樹脂を冷
却するように設けられている。
【0022】レンズ部品は、2つの面をもつ透明な光学
材料でつくられ、物体からの光線束を収束または発散さ
せるレンズ部を有する部品で、例えば、カメラの撮影レ
ンズ、カメラファインダーの対物レンズや接眼レンズ、
フィルムカウンタ窓のルーペ等がある。このレンズ部品
の光軸は可動金型の可動方向と平行である。また、レン
ズ部品の光軸はゲート部からの溶融樹脂の供給方向と略
平行である。
材料でつくられ、物体からの光線束を収束または発散さ
せるレンズ部を有する部品で、例えば、カメラの撮影レ
ンズ、カメラファインダーの対物レンズや接眼レンズ、
フィルムカウンタ窓のルーペ等がある。このレンズ部品
の光軸は可動金型の可動方向と平行である。また、レン
ズ部品の光軸はゲート部からの溶融樹脂の供給方向と略
平行である。
【0023】レンズ部品例について図3でさらに詳しく
説明すると、図3(A)で、対物レンズのレンズ部品2
2はレンズ付きフィルムユニットのファインダーに使用
される対物レンズで、光軸Nはゲート部の樹脂供給方向
Mと同方向となっている。また、平面部221に注入口
Gが設けられている。また、図3(B)で、接眼レンズ
のレンズ部品23はレンズ付きフィルムユニットのファ
インダーに使用される接眼レンズで、光軸Nはゲート部
の樹脂供給方向Mと同方向となっている。また、平面部
231に注入口Gが設けられている。
説明すると、図3(A)で、対物レンズのレンズ部品2
2はレンズ付きフィルムユニットのファインダーに使用
される対物レンズで、光軸Nはゲート部の樹脂供給方向
Mと同方向となっている。また、平面部221に注入口
Gが設けられている。また、図3(B)で、接眼レンズ
のレンズ部品23はレンズ付きフィルムユニットのファ
インダーに使用される接眼レンズで、光軸Nはゲート部
の樹脂供給方向Mと同方向となっている。また、平面部
231に注入口Gが設けられている。
【0024】以上のように、レンズ部品のゲートの除去
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。ひけ、変形、バリが軽減
し、且つ寸法精度が向上し、且つ低コストで成形でき
る。さらに、固定金型の部品形状形成部が平面である
と、ホットランナーのゲート部とレンズ部品の平面部が
近づけやすく、レンズ部品が小さくできる。
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。ひけ、変形、バリが軽減
し、且つ寸法精度が向上し、且つ低コストで成形でき
る。さらに、固定金型の部品形状形成部が平面である
と、ホットランナーのゲート部とレンズ部品の平面部が
近づけやすく、レンズ部品が小さくできる。
【0025】(実施形態2)レンズ部品がレンズ付きフ
ィルムユニットの撮影レンズと固着部が一体となったも
ので、図4はレンズ部品製造装置の要部断面図で、図5
はレンズ部品の平面図と断面図である。
ィルムユニットの撮影レンズと固着部が一体となったも
ので、図4はレンズ部品製造装置の要部断面図で、図5
はレンズ部品の平面図と断面図である。
【0026】図4で、レンズ部品製造装置10は固定金
型12と可動金型13とで形成されている。固定金型1
2には金型部材であるコア121とホットランナー15
の逃げ部122があり、コア121と逃げ部122は干
渉をさけて配設されている。可動金型13にはキャビテ
ー131がある。部品形状形成部14と固定金型12側
はコア121と平面部で構成され、可動金型13側はキ
ャビテー131で構成されている。コア121は部品形
状形成部14のレンズ面を形成している。
型12と可動金型13とで形成されている。固定金型1
2には金型部材であるコア121とホットランナー15
の逃げ部122があり、コア121と逃げ部122は干
渉をさけて配設されている。可動金型13にはキャビテ
ー131がある。部品形状形成部14と固定金型12側
はコア121と平面部で構成され、可動金型13側はキ
ャビテー131で構成されている。コア121は部品形
状形成部14のレンズ面を形成している。
【0027】レンズ部品の例について図5でさらに詳し
く説明すると、レンズ部品24はレンズ付きフィルムユ
ニットの光学面であるレンズ部241と固着部242よ
りなり、光軸Nはゲート部の樹脂供給方向Mと同方向と
なっている。また、平面に注入口Gが設けられている。
固着部242はレンズ部241と前記注入口Gとの間で
形成される部分である。
く説明すると、レンズ部品24はレンズ付きフィルムユ
ニットの光学面であるレンズ部241と固着部242よ
りなり、光軸Nはゲート部の樹脂供給方向Mと同方向と
なっている。また、平面に注入口Gが設けられている。
固着部242はレンズ部241と前記注入口Gとの間で
形成される部分である。
【0028】以上のように、レンズ部品のゲートの除去
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、コア121と逃
げ部122は干渉をさけて配設されているので、コア1
21の形状が簡単となり、また固定金型12の強度が保
持できる。さらに、レンズ部241と注入口Gの間隔が
はなれることにより、レンズ部241の溶融樹脂の流れ
が均一化してレンズ性能が向上する。
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、コア121と逃
げ部122は干渉をさけて配設されているので、コア1
21の形状が簡単となり、また固定金型12の強度が保
持できる。さらに、レンズ部241と注入口Gの間隔が
はなれることにより、レンズ部241の溶融樹脂の流れ
が均一化してレンズ性能が向上する。
【0029】(実施形態3)レンズ部品がレンズ付きフ
ィルムユニットの撮影レンズで、撮影レンズの固着部が
一体となったもので、図6にレンズ部品の平面図と断面
図を示す。なお、レンズ部品製造装置は前述の図4と機
構的に同様につき説明を省略する。
ィルムユニットの撮影レンズで、撮影レンズの固着部が
一体となったもので、図6にレンズ部品の平面図と断面
図を示す。なお、レンズ部品製造装置は前述の図4と機
構的に同様につき説明を省略する。
【0030】図6で、レンズ部品25は、光学面である
レンズ部251と固着部の固着溝253で構成され、さ
らに平面部252に注入口Gが設けられ、レンズ部25
1の光軸Nと注入口Gの樹脂供給方向Mは同じ方向とな
っている。レンズ部品25はレンズ付きフィルムユニッ
トの本体に設けられた図示しないピンに固着溝253が
嵌まり固定される。
レンズ部251と固着部の固着溝253で構成され、さ
らに平面部252に注入口Gが設けられ、レンズ部25
1の光軸Nと注入口Gの樹脂供給方向Mは同じ方向とな
っている。レンズ部品25はレンズ付きフィルムユニッ
トの本体に設けられた図示しないピンに固着溝253が
嵌まり固定される。
【0031】以上のように、レンズ部品のゲートの除去
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、撮影レンズとそ
の固着部が一体となっており、より低コスト化ができ
る。
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、撮影レンズとそ
の固着部が一体となっており、より低コスト化ができ
る。
【0032】(実施の形態4)レンズ部品がレンズ付き
フィルムユニットの撮影レンズとファインダーの対物レ
ンズが一体となったもので、図7にレンズ部品の平面図
と断面図を示す。なお、レンズ部品製造装置は図4と機
構的に同様につき説明は省略する。
フィルムユニットの撮影レンズとファインダーの対物レ
ンズが一体となったもので、図7にレンズ部品の平面図
と断面図を示す。なお、レンズ部品製造装置は図4と機
構的に同様につき説明は省略する。
【0033】図7で、レンズ部品26は、光学面である
対物レンズ部261、光学面である撮影レンズ部26
2、及び固着溝263で構成され、さらに平面部264
に注入口Gが設けられている。光学面である対物レンズ
部261、光学面である撮影レンズ部262の光軸Nと
注入口Gの樹脂供給方向Mは同じ方向となっている。レ
ンズ部品26の固着溝263は弾性変形できるようにな
っている。レンズ部品26はレンズ付きフィルムユニッ
トの本体に設けられた図示しないピンに固着溝253が
嵌まり固定される。
対物レンズ部261、光学面である撮影レンズ部26
2、及び固着溝263で構成され、さらに平面部264
に注入口Gが設けられている。光学面である対物レンズ
部261、光学面である撮影レンズ部262の光軸Nと
注入口Gの樹脂供給方向Mは同じ方向となっている。レ
ンズ部品26の固着溝263は弾性変形できるようにな
っている。レンズ部品26はレンズ付きフィルムユニッ
トの本体に設けられた図示しないピンに固着溝253が
嵌まり固定される。
【0034】以上のように、レンズ部品のゲートの除去
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、撮影レンズと対
物レンズとその固着部が一体化しており、より低コスト
化ができる。
工程が不要となり、さらに、成形加工時間が短くてす
む。樹脂材料が少なくてすむ。さらに、撮影レンズと対
物レンズとその固着部が一体化しており、より低コスト
化ができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。請求項1に記載の発明によれば、固定金
型と可動金型とで形成され且つレンズ部品を成形する部
品形状形成部にホットランナーのゲート部から溶融樹脂
を供給して成形され、レンズ部品の光学面の光軸が前記
可動金型の可動方向と平行で且つ前記溶融樹脂の供給方
向と略平行であり、レンズ部品の前記光学面と前記ゲー
ト部からの注入口との間で形成される部分がレンズ部品
を保持する部材との固着部であるので、従来のようなゲ
ート部の除去工程が不要で、ひけ・変形・バリ等が軽減
し、寸法精度が向上し、レンズ部品の固着が容易で、さ
らに成形加工短縮による安価なレンズ部品となる。
効果を奏する。請求項1に記載の発明によれば、固定金
型と可動金型とで形成され且つレンズ部品を成形する部
品形状形成部にホットランナーのゲート部から溶融樹脂
を供給して成形され、レンズ部品の光学面の光軸が前記
可動金型の可動方向と平行で且つ前記溶融樹脂の供給方
向と略平行であり、レンズ部品の前記光学面と前記ゲー
ト部からの注入口との間で形成される部分がレンズ部品
を保持する部材との固着部であるので、従来のようなゲ
ート部の除去工程が不要で、ひけ・変形・バリ等が軽減
し、寸法精度が向上し、レンズ部品の固着が容易で、さ
らに成形加工短縮による安価なレンズ部品となる。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、固着部には、レンズ部品とレンズ部品を
保持する部材とを固定するための少なくとも弾性変形部
分を有するので、レンズ部品を固着する例えばネジ等の
固着部材が不要となり固着が簡易で、低コスト化が可能
なレンズ部品となる。
の効果に加え、固着部には、レンズ部品とレンズ部品を
保持する部材とを固定するための少なくとも弾性変形部
分を有するので、レンズ部品を固着する例えばネジ等の
固着部材が不要となり固着が簡易で、低コスト化が可能
なレンズ部品となる。
【図1】レンズ部品製造装置の分解斜視図である。
【図2】レンズ部品製造装置の断面図である。
【図3】レンズ部品の斜視図である。
【図4】レンズ部品製造装置の要部断面図である。
【図5】レンズ部品の平面図と断面図である。
【図6】レンズ部品の平面図と断面図である。
【図7】レンズ部品の平面図と断面図である。
10 レンズ部品製造装置
12 固定金型
121 コア
122 逃げ部
13 可動金型
131 キャビテー
14 部品形状形成部
15 ホットランナー
17 エジェクタプレート
21,22,23,24,25,26 レンズ部品
221,231,252,264 平面部
241 レンズ部
242 固着部
251 レンズ部
253 固着溝
261 対物レンズ部
262 撮影レンズ部
263 固着溝
30 冷却口
50 エヤーシリンダ
51 ニードル
52 ノズル保持リング
53 ノズル部
54 バンドヒータ
55 温度センサ
56 ガイド
57 ノズル
58 通路
70 エジェクタピン
N 光軸
M 樹脂供給方向
G 注入口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
// B29L 11:00 B29L 11:00
Claims (2)
- 【請求項1】 固定金型と可動金型とで形成され且つレ
ンズ部品を成形する部品形状形成部にホットランナーの
ゲート部から溶融樹脂を供給して成形され、レンズ部品
の光学面の光軸が前記可動金型の可動方向と平行で且つ
前記溶融樹脂の供給方向と略平行であり、レンズ部品の
前記光学面と前記ゲート部からの注入口との間で形成さ
れる部分がレンズ部品を保持する部材との固着部である
ことを特徴とするレンズ部品。 - 【請求項2】 前記固着部には、前記レンズ部品と前記
レンズ部品を保持する部材とを固定するための少なくと
も弾性変形部分を有することを特徴とする請求項1に記
載のレンズ部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22520296A JP3395031B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | レンズ部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22520296A JP3395031B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | レンズ部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1058496A JPH1058496A (ja) | 1998-03-03 |
JP3395031B2 true JP3395031B2 (ja) | 2003-04-07 |
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ID=16825585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22520296A Expired - Fee Related JP3395031B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | レンズ部品 |
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JP (1) | JP3395031B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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WO2013147106A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | 成形金型及びレンズの製造方法 |
KR200489248Y1 (ko) * | 2017-03-26 | 2019-05-21 | (주)프로이노텍 | 콘택트렌즈 제조용 금형장치 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22520296A patent/JP3395031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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