JP3394868B2 - シール構造、パッキン、及び、シール構造を用いた機器 - Google Patents

シール構造、パッキン、及び、シール構造を用いた機器

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JP3394868B2
JP3394868B2 JP13227796A JP13227796A JP3394868B2 JP 3394868 B2 JP3394868 B2 JP 3394868B2 JP 13227796 A JP13227796 A JP 13227796A JP 13227796 A JP13227796 A JP 13227796A JP 3394868 B2 JP3394868 B2 JP 3394868B2
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佳之 柴山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シール構造、特
に、物体に設けた孔部とこの孔部に挿通された略柱状の
接続体との間に形成される環状空間を水密状態又は気密
状態にシールする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の技術に於ける給湯器用
のテレビ付リモコンの要部説明図である。同図に示すテ
レビ付リモコンは、テレビ装置(1) と、前記給湯器を遠
隔操作する為のリモコン装置(2) と、を具備する構成で
ある。テレビ装置(1) のケーシング(100) は、水密状態
に構成された箱体であり、このケーシング(100) の一部
は、前記のリモコン装置(2) を取り付ける為の取付台(1
b)となっている。
【0003】取付台(1b)の前壁(101) には、透孔(7) が
設けられ、この透孔(7) には、テレビ装置(1) 内の回路
とリモコン装置(2) 内の回路とを電気接続する為のケー
ブル(93)が挿通されている。そして、透孔(7) を全周に
亙って包囲する環状のパッキン(9) を介して、前壁(10
1) とリモコン装置(2) とが密着している。
【0004】更に、リモコン装置(2) は、取付台(1b)に
対してネジ止めされており、パッキン(9) の全体がリモ
コン装置(2) と前壁(101) とにより押圧された状態とな
っている。この押圧状態では、前記密着させた部分が水
密状態にシールされ、上記のケーシング(100) 内が水密
状態に維持されている。又、パッキン(9) は、前壁(10
1) に対してシリコン系の接着剤(91)によって全周に亙
って接着されている。従って、前記密着させた部分のシ
ール性が更に向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
技術では、取付台(1b)へのリモコン装置(2) の装着時に
は、取付台(1b)の前壁(101) にパッキン(9) を接着しな
ければならず、この接着の作業性がよくないことから、
リモコン装置(2) の取付作業が容易でない。しかも、パ
ッキン(9) に接着剤(91)をムラなく塗布しにくいことか
ら、上記シール性の信頼性が低いものとなる。
【0006】図11は、他のテレビ付リモコンの要部説
明図である。同図に示すように、上記した従来のテレビ
付リモコンとは別のものが考えられる。このものでは、
透孔(7) には、ゴム製の筒状パッキン(9a)が密に嵌め込
まれている。この筒状パッキン(9a)の外径は、透孔(7)
の直径よりも僅かに大きく設定され、この筒状パッキン
(9a)を透孔(7) に圧入することにより、透孔(7) の周面
との接触部が全周に亙ってシールされた状態となる。
又、この筒状パッキン(9a)の内周面には、Oリング(9b)
が保持されている。
【0007】一方、リモコン装置(2) には、その背面か
ら突出する筒体(23)が設けられている。この筒体(23)の
外径はOリング(9b)の内径よりも僅かに大きく設定さ
れ、この筒体(23)を筒状パッキン(9a)に挿入することに
より、筒体(23)の外周部がOリング(9b)によって全周に
亙ってシールされた状態となる。以上のように、筒状パ
ッキン(9a)の内外周のシール部によって、ケーシング(1
00) 内が水密状態に維持されている。
【0008】ところが、筒状パッキン(9a)を透孔(7) に
圧入する際、筒状パッキン(9a)は、透孔(7) への嵌入部
の略全域が透孔(7) の周面に擦れることから、前記圧入
の進行に伴って、前記圧入に要する押込み力が増大す
る。従って、このものでは、筒状パッキン(9a)の取付が
容易でない。請求項1の発明は、シール性を維持しつつ
組付けが容易なシール構造を提供することを目的とす
る。
【0009】請求項9の発明は、シール性を維持しつつ
組付けが容易なシール構造に用いる為のパッキンを提供
することを目的とする。請求項11の発明は、『水密状
態に構成されたケーシングと、このケーシングの構成壁
に設けた孔部を被覆するように前記ケーシングに着脱可
能に取り付けられる取付体と、この取付体から突出し且
つ前記孔部に挿通される筒体とを具備し、前記孔部と前
記筒体との間に形成される環状空間を水密状態又は気密
状態にシールする構造を用いた機器』において、シール
性を維持しつつ組付けが容易なシール構造を用いた機器
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『物体に設けた孔部とこの孔部に挿通された
略柱状の接続体との間に形成される環状空間を水密状態
又は気密状態にシールする構造であって、前記環状空間
に挿通される筒状のパッキンと、前記孔部の周面又は前
記パッキンの外周面から全周に亙って突出し、その幅は
前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、前記幅は前記物
体の厚さより小さい環状の第1リブと、前記パッキンの
内周面又は前記接続体の外周面から全周に亙って突出
し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、前
記幅は前記パッキンの幅より小さい環状の第2リブと、
を具備し、前記第1リブ及び前記第2リブを介して、前
記パッキンが前記孔部の周面と前記接続体の外周面とに
より全周に亙って押圧される』ことを特徴とする。
【0011】このものでは、前記孔部に前記パッキンを
挿入すると共に、前記パッキンに前記接続体を挿入す
る。これら挿入によって、前記第1リブを介して、前記
パッキンが前記孔部の周面により全周に亙って押圧さ
れ、前記第2リブを介して、前記パッキンが前記接続体
の外周面により全周に亙って押圧された状態となる。こ
のものでは、前記第1リブの幅は、前記孔部を有する物
体の厚さより小さいから、前記孔部への前記パッキンの
挿入に際して、その挿入深さが大きくなっても、押込み
に要する力が増大しにくい。又、前記第2リブの幅は、
前記パッキンの幅よりも小さいから、前記パッキンへの
前記接続体の挿入に際して、その挿入深さが大きくなっ
ても、押込みに要する力が増大しにくい。
【0012】ここで、請求項1の記載中、『前記第1リ
ブ及び前記第2リブを介して、前記パッキンが前記孔部
の周面と前記接続体の外周面とにより全周に亙って押圧
される』とは、具体的には、請求項2の発明のように、
『前記孔部と前記接続体との間の隙間の寸法値から前記
パッキンの肉厚値を差し引いた値よりも、前記第1リブ
と前記第2リブの高さの和の値が大きい』ものでもよ
い。
【0013】請求項3の発明のように、『前記第1リブ
及び前記第2リブは、前記孔部の軸線に対して略直角な
同一平面上に位置する』ものでは、前記孔部の周面から
前記第1リブに付与される押圧力と、前記接続体の外周
面から前記第2リブに付与される押圧力とが、前記同一
平面上にて作用するものとなる。請求項4の発明のよう
に、『前記第1リブ及び前記第2リブの各々は、前記孔
部の軸線方向に複数配置される』ものでは、前記パッキ
ンに於ける前記第1リブ及び前記第2リブによる押圧部
が前記孔部の軸線方向に複数設定される。
【0014】請求項5の発明のように、『前記接続体
は、前記物体に対して着脱自在に取り付けられる取付体
から突出し、前記接続体の外周面は、前記接続体の先端
側に向って断面縮小するテーパ面に形成される』もので
もよい。この請求項5の発明において、請求項6の発明
のように、『前記複数の第2リブは、その内周部が前記
テーパ面に略一致するように形成される』ものでは、前
記パッキンへの前記接続体の挿入に際して、その挿入の
最終段階にて前記複数の第2リブを介して前記パッキン
が前記接続体の外周面により押圧された状態となる。
【0015】請求項7の発明のように、『前記第1リブ
又は前記第2リブは、その断面外周縁が略円弧状に形成
される』ものでは、前記第1リブの外周部、又は、前記
第2リブの内周部と、これらに接する面との接触面積が
小さくなる。請求項8の発明のように、『前記第1リブ
又は前記第2リブは、前記孔部の軸線方向に弾性変形で
きる片状断面に形成される』ものでは、前記孔部への前
記パッキンの挿入、又は、前記パッキンへの前記接続体
への挿入に際して、前記片状断面に形成された前記第1
リブ又は前記第2リブが前記挿入の方向の前方に屈曲さ
れる。そして、前記挿入された状態では、前記第1リブ
又は前記第2リブの前記片状断面は、その弾性復帰力に
よって、その接する面に対して押圧される。更に、前記
押圧された状態では、前記片状断面が前記のように屈曲
されていることから、その接触面積を大きく設定でき
る。
【0016】請求項9の発明の課題解決手段は、『物体
に設けた孔部とこの孔部に挿通された略柱状の接続体と
の間に形成される環状空間を水密状態又は気密状態にシ
ールする為のパッキンであって、前記環状空間に挿通で
きる大きさの筒状の本体部と、前記本体部の外周面から
全周に亙って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於
ける幅であり、前記幅は前記物体の厚さより小さい環状
の外周リブと、前記本体部の内周面から全周に亙って突
出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、
前記幅は前記本体部の幅より小さい環状の内周リブと、
を具備し、前記外周リブと前記内周リブの高さの和の値
が、前記孔部と前記接続体との間の隙間の寸法値から前
記本体部の肉厚値を差し引いた値よりも大きい』ことを
特徴とする。
【0017】このものでは、前記孔部に前記本体部を挿
入すると共に、前記本体部に前記接続体を挿入すると、
前記外周リブを介して、前記本体部が前記孔部の周面に
より全周に亙って押圧され、前記内周リブを介して、前
記本体部が前記接続体の外周面により全周に亙って押圧
された状態となる。このものでは、前記外周リブの幅
は、前記物体の厚さより小さいから、前記孔部への前記
本体部の挿入に際して、その挿入深さが大きくなって
も、押込みに要する力が増大しにくい。又、前記内周リ
ブの幅は、前記本体部の幅よりも小さいから、前記本体
部への前記接続体の挿入に際して、その挿入深さが大き
くなっても、押込みに要する力が増大しにくい。
【0018】請求項10の発明のように、『前記本体部
と前記外周リブと前記内周リブとが一体形成されたゴム
製であり、前記外周リブ及び前記内周リブは、前記孔部
の軸線に対して略直角な同一平面上に位置する』もので
は、前記孔部の周面から前記外周リブに付与される押圧
力と、前記接続体の外周面から前記内周リブに付与され
る押圧力とが、前記同一平面上にて作用するものとな
る。
【0019】請求項11の発明の課題解決手段は、『前
記環状空間に挿通される筒状のパッキンと、前記孔部の
周面又は前記パッキンの外周面から全周に亙って突出
し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、前
記幅は前記構成壁の厚さより小さい環状の第1リブと、
前記パッキンの内周面又は前記筒体の外周面から全周に
亙って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅
であり、その幅は前記パッキンの幅より小さい環状の第
2リブと、を具備し、前記第1リブ及び前記第2リブを
介して、前記パッキンが前記孔部の周面と前記筒体の外
周面とにより全周に亙って押圧される』ことを特徴とす
る。
【0020】このものでは、請求項1の発明と同様の作
用を奏するものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、上記孔部に上記パッキンを挿入すると共に、前記パ
ッキンに上記接続体を挿入すると、上記第1リブ及び上
記第2リブを介して、前記パッキンが、前記孔部の周
面、及び、前記接続体の外周面により全周に亙って押圧
された状態となる。従って、前記孔部と前記接続体との
間の環状空間がシールされたものとなる。
【0022】又、前記挿入に際して、その挿入深さが大
きくなっても、押込みに要する力が増大しにくいから、
このシール構造の組付が容易となる。尚、前記孔部の周
面にOリングを保持させて、このOリングによって前記
環状空間のシールを確保するものも考えられるが、この
ものでは、前記Oリングを前記孔部に挿入する際、その
姿勢が大きく傾斜し易く、その組付が容易でない。これ
に対して、この請求項1の発明では、前記孔部に挿入さ
れる前記パッキンが筒状であることから、前記挿入に際
して、その姿勢が傾斜しにくく、前記組付が容易であ
る。
【0023】請求項3の発明では、前記孔部の周面から
前記第1リブに付与される押圧力と、前記接続体の外周
面から前記第2リブに付与される押圧力とが、上記同一
平面上にて作用するから、前記両方の押圧力によって、
前記パッキンが効率的に押圧されるものとなる。請求項
4の発明では、前記パッキンに於ける前記第1リブ及び
前記第2リブによる押圧部が前記孔部の軸線方向に複数
設定されるから、前記環状空間のシールがより一層確実
となる。
【0024】請求項5の発明では、上記接続体を有する
上記取付体の全体を合成樹脂の射出成型により形成した
場合でも、前記接続体の外周面が前記接続体の先端側に
向って断面縮小するテーパ面に形成されていることか
ら、前記接続体の成型の為の金型部から前記接続体を容
易に抜くことができる。請求項6の発明では、請求項5
の発明の前記接続体から前記パッキンへの押圧が確実と
なる。
【0025】又、前記パッキンへの前記接続体の挿入の
最終段階にて、前記押圧された状態となるから、前記挿
入に要する力が低減され、前記挿入が容易となる。更
に、前記接続体の外周寸法が多少相違しても、前記接続
体と前記パッキンとの間をシールできる。請求項7の発
明では、前記第1リブの外周部、又は、前記第2リブの
内周部と、これらに接する面との接触面積が小さくなる
から、前記孔部への前記パッキンの挿入、又は、前記パ
ッキンへの前記接続体の挿入、に要する力が低減され、
前記挿入が容易となる。
【0026】請求項8の発明では、上記片状断面に形成
された前記第1リブ又は前記第2リブは、前記挿入時
に、その前方に屈曲されるから、前記挿入に要する力が
低減され、前記挿入が容易となる。又、前記挿入された
状態では、前記片状断面の接触面積が大きくなるから、
前記片状断面の前記第1リブ又は前記第2リブによる摩
擦係止力が大きくなり、抜止め強度が向上する。
【0027】請求項9の発明では、上記孔部に上記本体
部を挿入すると共に、前記本体部に上記接続体を挿入す
ると、上記外周リブ及び上記内周リブを介して、前記本
体部が、前記孔部の周面、及び、前記接続体の外周面に
より全周に亙って押圧された状態となる。従って、前記
孔部と前記接続体との間の環状空間がシールされたもの
となる。
【0028】又、前記挿入に際して、その挿入深さが大
きくなっても、押込みに要する力が増大しにくいから、
このシール構造の組付が容易となる。請求項10の発明
では、前記本体部と前記外周リブと前記内周リブとが一
体形成されたゴム製であるから、その製作が容易であ
る。又、前記孔部の周面から前記外周リブに付与される
押圧力と、前記接続体の外周面から前記内周リブに付与
される押圧力とが、上記同一平面上にて作用するものと
なるから、前記両方の押圧力によって、前記本体部が効
率的に押圧されるものとなる。
【0029】請求項11の発明では、請求項1の発明と
同様の効果を奏する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。 [実施の形態1]図1は、本願発明の実施の形態1に於
ける給湯器用のテレビ付リモコンの斜視図であり、図2
は、図1のテレビ付リモコンのIIーII断面図であ
る。又、図3は、図1のテレビ装置(1) に装着される第
1パッキン(3) の正面図であり、図4は、図3の第1パ
ッキン(3) のIVーIV断面図である。図5は、図3の
第1パッキン(3) の装着状態での要部説明図であり、図
6は、図3の第1パッキン(3) の要部拡大図である。
【0031】[各部の構成] *テレビ装置(1) について* テレビ装置(1) のケーシング(100) は、合成樹脂製であ
り、図1及び図2に示すように、液晶表示式の画像出力
部(11)を内蔵した矩形箱状のケース本体(1a)と、このケ
ース本体(1a)に対して下方に連続する矩形箱状の取付台
(1b)と、からなる。
【0032】ケース本体(1a)には、その前面に露出する
ように前記の画像出力部(11)が装備されている。又、こ
のケース本体(1a)には、その前面に露出するように、操
作部(13)及び音声出力部(12)も内蔵されている。更に、
このケース本体(1a)内には、画像出力部(11)に画像表示
させる為の回路(14)が具備されている。取付台(1b)は、
その背面がケース本体(1a)の背面と同一平面上に連続し
且つ前後幅がケース本体(1a)の前後幅よりも小さい構成
となっている。この取付台(1b)の前壁(101) の中央部に
は、後方に突出する筒部(18)が設けられている。この筒
部(18)により形成される孔と、この孔に対して同一直径
にて連続するように前壁(101) に形成された孔とによっ
て、第1透孔(7a)が形成されている。この第1透孔(7a)
が後述の筒体(23)の挿通部となる。
【0033】又、前壁(101) の前面には、第1透孔(7a)
と同心状に位置する略三角形断面の環状リブ(17)が突設
されている。ケーシング(100) の後壁(102) には、回路
(14)と給湯器(図示せず)とを電気接続する為のケーブ
ルを挿通した第1ブッシュ(5a)が後壁(102) を水密状態
にシールした状態で装着されている。
【0034】取付台(1b)内には、凹陥部(15)の下方で且
つ筒部(18)の上方の位置にて、取付台(1b)内の空間を上
下に水密状態に区画する区画壁部(16)が設けられてい
る。この区画壁部(16)には、回路(14)と後述の制御回路
(22)とを電気接続する為のケーブルを挿通した第2ブッ
シュ(5b)が区画壁部(16)を水密状態にシールした状態で
装着されている。
【0035】*リモコン装置(2) について* リモコン装置(2) のケーシング(200) は、前後幅の小さ
い扁平な矩形箱状である。そして、このケーシング(20
0) 内には、その前面に露出するように、操作状態を示
す液晶表示式の表示部(21)、及び、上記給湯器を操作す
る為の給湯操作部(24)、が内蔵されている。
【0036】このケーシング(200) の背面には、筒体(2
3)が突出している。この筒体(23)の内部は、ケーシング
(200) の内部と連通している。又、ケーシング(200) の
内部には、(24)による操作状態を表示部(21)に表示させ
ると共に上記給湯器を遠隔操作する為の操作信号を上記
の回路(14)に送出する為の制御回路(22)が設けられてい
る。この制御回路(22)に継がれた電気接続用のケーブル
が筒体(23)内に挿通されて、このリモコン装置(2) の外
部に延びている。
【0037】このケーシング(200) は、合成樹脂を射出
成型することにより形成され、筒体(23)の外周面は、そ
の型抜きを容易にする為、先端側に向って直径縮小する
テーパ面(231) となっている。又、このリモコン装置
(2) のケーシング(200) は、前後方向に2分割可能であ
り、その前側の第1ケース(25)と後側の第2ケース(26)
とは水密状態に嵌合している。更に、図示していない
が、テレビ装置(1) のケーシング(100) も、同様に、前
後に2分割可能な一対のケースからなり、これらケース
が水密状態に嵌合した構成となっている。
【0038】*第1パッキン(3) について* 上記の取付台(1b)の第1透孔(7a)には、ゴム製の第1パ
ッキン(3) が装着されている。この第1パッキン(3)
は、第1透孔(7a)に密に嵌入された筒状の本体部(30)
と、この本体部(30)の一端から全周に亙って張り出し且
つ筒部(18)に対して係合する係合環部(32)と、本体部(3
0)の他端から全周に亙って張り出し且つ前壁(101) の外
面に接するフランジ部(33)と、を具備する構成である。
【0039】本体部(30)は、一定の肉厚に設定され、そ
の外径は、第1透孔(7a)よりも僅かに小径に設定され、
その内径は、上記の筒体(23)の外周面よりも僅かに大径
に設定されている。そして、本体部(30)の外周面には、
その全周に亙って突出する環状の第1外周リブ(301) 及
び第2外周リブ(302) が並設されている。又、本体部(3
0)の内周面には、その全周に亙って突出する環状の第1
内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312) が並設されてい
る。
【0040】第1外周リブ(301) 及び第1内周リブ(31
1) は、フランジ部(33)側にあり、本体部(30)の軸線に
対して直角な同一平面上に位置している。又、第2外周
リブ(302) 及び第2内周リブ(312) は、係合環部(32)側
にあり、前記軸線に対して直角で且つ前記同一平面から
軸線方向に所定距離ずれた同一平面上に位置している。
更に、これらリブは、何れも、その断面外周縁が略円弧
状となっている。
【0041】第1外周リブ(301) 及び第2外周リブ(30
2) の外径は、第1透孔(7a)よりも僅かに大径に設定さ
れている。又、第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(3
12) の内径は、上記のテーパ面(231) に於けるこれらリ
ブとの接触部の直径よりも僅かに小径に設定されてい
る。そして、図6に示すように、第1内周リブ(311) の
高さ(X1)は、及び第2内周リブ(312) の高さ(X2)よりも
低く設定され、これら両者の高さ(X1)(X2)は、その内周
部がテーパ面(231) に略一致する関係に設定されてい
る。
【0042】以上の構成によって、第1外周リブ(301)
と第1内周リブ(311) の高さの和の値、及び、第2外周
リブ(302) と第2内周リブ(312) の高さの和の値は、第
1透孔(7a)と筒体(23)との間の間隙の寸法値から、本体
部(30)の肉厚値を差し引いた値よりも僅かに大きくなっ
ている。更に、第1外周リブ(301) 、第2外周リブ(30
2) 、第1内周リブ(311) 、及び、第2内周リブ(312)
に於ける上記軸線方向の幅(L1)は、略同一の大きさに設
定されている。又、前記幅(L1)は、前記軸線方向に於け
る前壁(101) の外面から筒部(18)の先端面までの幅(L2)
に比べて小さく、且つ、前記軸線方向に於ける本体部(3
0)の幅(L3)に比べて小さく設定されている。
【0043】尚、係合環部(32)に於ける筒部(18)に対し
て反対側の端面は、前記反対側に向って直径縮小するテ
ーパ面(321) となっており、このテーパ面(321) の最小
直径は、第1透孔(7a)の直径より僅かに小さく設定され
ている。 *第2パッキン(4) について* 上記の前壁(101) とリモコン装置(2) との間には、第1
透孔(7a)を全周に亙って包囲する環状で且つゴム製の第
2パッキン(4) が介装されている。この第2パッキン
(4) の大きさは、その幅方向の略中間部が上記の環状リ
ブ(17)と一致するように設定されている。
【0044】[リモコン装置(2) の取付]リモコン装置
(2) をテレビ装置(1) に取り付けるには、先ず、第1パ
ッキン(3) を第1透孔(7a)に挿入する。このとき、第1
パッキン(3) の係合環部(32)のテーパ面(321) の上記最
小直径が第1透孔(7a)の直径より僅かに小さく設定され
ていることから、第1透孔(7a)に対して係合環部(32)を
スムーズに押し込むことができる。
【0045】そして、この押込みによって、係合環部(3
2)が直径縮小された状態で第1透孔(7a)を通過し、係合
環部(32)が筒部(18)の先端側に突出した状態で、係合環
部(32)がその弾性復帰力により復元されて、筒部(18)に
対して係合した状態となる。この状態では、この第1パ
ッキン(3) のフランジ部(33)が前壁(101) に接した状態
となる。従って、係合環部(32)とフランジ部(33)とによ
り筒部(18)及び前壁(101) が挟持された状態となり、こ
の第1パッキン(3) が取付台(1b)に装着されたものとな
る。
【0046】この装着状態では、第1外周リブ(301) 及
び第2外周リブ(302) の外径が第1透孔(7a)よりも僅か
に大径に設定されていることから、第1外周リブ(301)
及び第2外周リブ(302) が全周に亙って第1透孔(7a)の
周面に押圧されると共に、第1外周リブ(301) 及び第2
外周リブ(302) を介して、本体部(30)が前記周面から全
周に亙って押圧されたものとなる。従って、本体部(30)
と第1透孔(7a)との間が水密状態にシールされたものと
なる。
【0047】この後、第2パッキン(4) を、取付台(1b)
の前壁(101) に接し且つ第1透孔(7a)を包囲した状態と
し、この状態にて、リモコン装置(2) の筒体(23)を第1
パッキン(3) 内に挿入する。このとき、第1パッキン
(3) の第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312) の内
径は、筒体(23)の上記テーパ面の直径よりも僅かに小径
に設定されていることから、第1内周リブ(311) 及び第
2内周リブ(312) が全周に亙って筒体(23)の外周面に押
圧されると共に、第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ
(312) を介して、本体部(30)が全周に亙って押圧された
ものとなる。従って、本体部(30)と筒体(23)との間が水
密状態にシールされたものとなる。
【0048】従って、第1透孔(7a)と筒体(23)との間の
環状空間が水密状態にシールされ、ケーシング(100) 内
が水密状態に維持されたものとなる。更に、リモコン装
置(2) をその左右両端部に挿通した一対のボルト(図示
せず)によって、前壁(101) に固定する。この固定状態
では、第2パッキン(4) の全体がリモコン装置(2) と前
壁(101) とによって圧縮され且つ環状リブ(17)が全周に
亙って第2パッキン(4) に食い込んだ状態となる。この
第2パッキン(4) によっても、ケーシング(100) 内が水
密状態に維持されている。
【0049】尚、この実施の形態では、筒体(23)を第1
透孔(7a)に挿入する前に、制御回路(22)と回路(14)とを
電気接続する為のケーブルをその中間に設けた中継コネ
クター(88)にて接合しておく。このものでは、第1外周
リブ(301) 、第2外周リブ(302) 、第1内周リブ(311)
、及び、第2内周リブ(312) に於ける上記軸線方向の
幅(L1)は、前記軸線方向に於ける前壁(101) の外面から
筒部(18)の先端面までの幅(L2)、及び、前記軸線方向に
於ける本体部(30)の幅(L3)に比べて小さく設定されてい
ることから、第1パッキン(3) の第1透孔(7a)への挿
入、及び、第1パッキン(3) への筒体(23)の挿入に際し
て、その挿入深さが大きくなっても、押込みに要する力
が増大しにくい。従って、このシール構造の組付が容易
となっている。
【0050】又、第1外周リブ(301) 及び第1内周リブ
(311) が本体部(30)の軸線に対して直角な同一平面上に
位置し、第2外周リブ(302) 及び第2内周リブ(312) が
前記軸線に対して直角で且つ前記同一平面から所定距離
ずれた同一平面上に位置していることから、第1透孔(7
a)の周面から第1外周リブ(301) 及び第2外周リブ(30
2) に付与される押圧力と、筒体(23)の外周面から第1
内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312) に付与される押
圧力とによって、前記パッキンが効率的に押圧される。
【0051】更に、本体部(30)に於ける前記のリブによ
る押圧部が前記軸線方向に複数設定されているから、第
1透孔(7a)と筒体(23)との間の環状空間のシールがより
一層確実となる。又、第1パッキン(3) の全体がゴム製
であるから、その製作が容易となると共に、前記のリブ
とその接触面との密着度合いが向上する。そして、前記
のリブの断面外周縁が略円弧状であることから、前記リ
ブと前記接触面との接触面積が小さくなり、押込みに要
する力が低減される。
【0052】筒体(23)の外周面がテーパ面(231) となっ
ており、第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312) の
高さ(X1)(X2)が上記した関係に設定されていることか
ら、第1パッキン(3) への筒体(23)の挿入に際して、そ
の挿入の最終段階にて、テーパ面(231) が前記リブに対
して全周に亙って押圧された状態となる。従って、前記
挿入に要する力が低減され、前記挿入が容易となる。
又、筒体(23)の外径が多少相違しても、第1パッキン
(3) と筒体(23)との間をシールできる。
【0053】この実施の形態1では、上記の第1透孔(7
a)が既述した特許請求の範囲に記載の「孔部」であり、
上記の筒体(23)が前記特許請求の範囲に記載の「接続
体」である。又、上記の第1パッキン(3) が前記特許請
求の範囲に記載の「パッキン」であり、上記の第1外周
リブ(301) 及び第2外周リブ(302) が前記特許請求の範
囲に記載の「第1リブ」、「外周リブ」であり、上記の
第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312) が前記特許
請求の範囲に記載の「第2リブ」、「内周リブ」であ
る。 [他の実施の形態] .図7及び図8は、他の実施の形態のテレビ付きリモ
コンの要部説明図である。
【0054】上記の実施の形態では、既述の「第1リ
ブ」及び「第2リブ」を第1パッキン(3) に設けたが、
これを、図7及び図8に示すように、「第1リブ」を第
1透孔(7a)の周面に設けた第3リブ(303) とし、「第2
リブ」を筒体(23)の外周面に設けた第4リブ(304) とし
てもよい。 .図9は、他の実施の形態のテレビ付きリモコンの要
部説明図である。
【0055】同図に示すものは、第1内周リブ(311) 及
び第2内周リブ(312) を片状断面に形成したものであ
る。このものでは、筒体(23)を第1パッキン(3) 内に挿
入する際、第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312)
は、挿入方向の前方に屈曲される。従って、前記挿入に
要する力が低減され、前記挿入が容易となる。又、前記
挿入された状態では、前記片状断面の接触面積が大きく
なるから、第1内周リブ(311) 及び第2内周リブ(312)
による摩擦係止力が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に於ける給湯器用のテ
レビ付リモコンの斜視図
【図2】図1のテレビ付リモコンのIIーII断面図
【図3】図1のテレビ装置(1) に装着される第1パッキ
ン(3) の正面図
【図4】図3の第1パッキン(3) のIVーIV断面図
【図5】図3の第1パッキン(3) の装着状態での要部説
明図
【図6】図3の第1パッキン(3) の要部拡大図
【図7】他の実施の形態のテレビ付きリモコンの要部説
明図
【図8】同上
【図9】同上
【図10】従来の技術に於ける給湯器用のテレビ付リモ
コンの要部説明図
【図11】他のテレビ付リモコンの要部説明図
【符号の説明】
(7a)・・・第1透孔 (23)・・・筒体 (3) ・・・第1パッキン (301) ・・・第1外周リブ (302) ・・・第2外周リブ (311) ・・・第1内周リブ (312) ・・・第2内周リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02G 3/08 H02G 3/22 A 3/22 H05K 5/06 D H05K 5/06 F16L 5/02 Z (56)参考文献 特開 平9−317951(JP,A) 特開 平9−317892(JP,A) 特開 平8−31504(JP,A) 特開 昭63−257187(JP,A) 実開 平6−60904(JP,U) 実開 平3−7613(JP,U) 実開 昭63−147681(JP,U) 実開 昭61−74093(JP,U) 実開 昭60−13681(JP,U) 実開 昭52−154762(JP,U) 実公 昭41−24694(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/26 F16L 5/02 F24H 1/00 602 H01R 13/52 301 H02G 3/08 H02G 3/22 H05K 5/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体に設けた孔部とこの孔部に挿通され
    た略柱状の接続体との間に形成される環状空間を水密状
    態又は気密状態にシールする構造であって、 前記環状空間に挿通される筒状のパッキンと、 前記孔部の周面又は前記パッキンの外周面から全周に亙
    って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅で
    あり、前記幅は前記物体の厚さより小さい環状の第1リ
    ブと、 前記パッキンの内周面又は前記接続体の外周面から全周
    に亙って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける
    幅であり、前記幅は前記パッキンの幅より小さい環状の
    第2リブと、 を具備し、 前記第1リブ及び前記第2リブを介して、前記パッキン
    が前記孔部の周面と前記接続体の外周面とにより全周に
    亙って押圧されるシール構造。
  2. 【請求項2】 前記孔部と前記接続体との間の隙間の寸
    法値から前記パッキンの肉厚値を差し引いた値よりも、
    前記第1リブと前記第2リブの高さの和の値が大きい請
    求項1に記載のシール構造。
  3. 【請求項3】 前記第1リブ及び前記第2リブは、前記
    孔部の軸線に対して略直角な同一平面上に位置する請求
    項1又は2に記載のシール構造。
  4. 【請求項4】 前記第1リブ及び前記第2リブの各々
    は、前記孔部の軸線方向に複数配置される請求項1〜3
    の何れかに記載のシール構造。
  5. 【請求項5】 前記接続体は、前記物体に対して着脱自
    在に取り付けられる取付体から突出し、前記接続体の外
    周面は、前記接続体の先端側に向って断面縮小するテー
    パ面に形成される請求項4に記載のシール構造。
  6. 【請求項6】 前記複数の第2リブは、その内周部が前
    記テーパ面に略一致するように形成される請求項5に記
    載のシール構造。
  7. 【請求項7】 前記第1リブ又は前記第2リブは、その
    断面外周縁が略円弧状に形成される請求項1〜6の何れ
    かに記載のシール構造。
  8. 【請求項8】 前記第1リブ又は前記第2リブは、前記
    孔部の軸線方向に弾性変形できる片状断面に形成される
    請求項1〜6の何れかに記載のシール構造。
  9. 【請求項9】 物体に設けた孔部とこの孔部に挿通され
    た略柱状の接続体との間に形成される環状空間を水密状
    態又は気密状態にシールする為のパッキンであって、 前記環状空間に挿通できる大きさの筒状の本体部と、 前記本体部の外周面から全周に亙って突出し、その幅は
    前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、前記幅は前記物
    体の厚さより小さい環状の外周リブと、 前記本体部の内周面から全周に亙って突出し、その幅は
    前記孔部の軸線方向に於ける幅であり、前記幅は前記本
    体部の幅より小さい環状の内周リブと、 を具備し、 前記外周リブと前記内周リブの高さの和の値が、前記孔
    部と前記接続体との間の隙間の寸法値から前記本体部の
    肉厚値を差し引いた値よりも大きいパッキン。
  10. 【請求項10】 前記本体部と前記外周リブと前記内周
    リブとが一体形成されたゴム製であり、前記外周リブ及
    び前記内周リブは、前記孔部の軸線に対して略直角な同
    一平面上に位置する請求項9に記載のパッキン。
  11. 【請求項11】 水密状態に構成されたケーシングと、
    このケーシングの構成壁に設けた孔部を被覆するように
    前記ケーシングに着脱可能に取り付けられる取付体と、
    この取付体から突出し且つ前記孔部に挿通される筒体と
    を具備し、前記孔部と前記筒体との間に形成される環状
    空間を水密状態又は気密状態にシールする構造を用いた
    機器において、 前記環状空間に挿通される筒状のパッキンと、 前記孔部の周面又は前記パッキンの外周面から全周に亙
    って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅で
    あり、前記幅は前記構成壁の厚さより小さい環状の第1
    リブと、 前記パッキンの内周面又は前記筒体の外周面から全周に
    亙って突出し、その幅は前記孔部の軸線方向に於ける幅
    であり、その幅は前記パッキンの幅より小さい環状の第
    2リブと、 を具備し、 前記第1リブ及び前記第2リブを介して、前記パッキン
    が前記孔部の周面と前記筒体の外周面とにより全周に亙
    って押圧されるシール構造を用いた機器。
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