JP3394707B2 - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JP3394707B2
JP3394707B2 JP17754698A JP17754698A JP3394707B2 JP 3394707 B2 JP3394707 B2 JP 3394707B2 JP 17754698 A JP17754698 A JP 17754698A JP 17754698 A JP17754698 A JP 17754698A JP 3394707 B2 JP3394707 B2 JP 3394707B2
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佳範 高田
健志 中市
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/04Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception comprising pocket amplifiers

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  • Headphones And Earphones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は従来の携帯用補聴器
とは全くコンセプトの異なる補聴器に関する。
【0002】
【従来の技術】補聴器のタイプを大別すると、マイクロ
ホンや音量調整機構を組み込んだケースを耳に掛ける耳
掛け型、マイクロホンや音量調整機構をカプセル内に収
納し、このカプセルを耳穴内に挿入するようにした挿耳
型、胸ポケットに収まる大きさのボックス状ケース内に
マイクロホンや音量調整機構を組み込んだ箱型がある。
【0003】本発明に係る補聴器は上記した各タイプの
補聴器とはその外観及び使用形態において異なるもので
あるが、箱型に近いと思われるので、従来の箱型補聴器
を図7に基づいて説明する。従来の箱型補聴器は、胸ポ
ケットに入る寸法の薄型ケース100内に各種機能部材
を組み込むとともに、胸ポケットに入れた場合に胸ポケ
ットから露出、若しくは操作しやすい位置にくる上端面
101に、電源スイッチ102、外部音声を取り込むた
めのマイクロホン音孔103及び音量調整用ダイヤル1
04を設け、一側面に音質切り替えスイッチ105、密
閉型イヤホン用のレセプタクル106及びテレビやラジ
オの音声を聞くための外部入力用のレセプタクル107
を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した箱型補聴器を
老人やベッドで寝ている時間の長い病人等の要介護者
や、老人や病人を介護する者が使用する場合、以下に挙
げる不都合がある。
【0005】先ず、従来の補聴器にあっては、電源スイ
ッチ102や音量調整用ダイヤル104を設けている面
が胸ポケットに入れた場合に胸ポケットから覗く上端面
101であるため、極めてその面積は小さく、勢い電源
スイッチ102や音量調整用ダイヤルも104小さくな
らざるを得ず、老人や病人にとって極めて操作しづらい
ものとなっている。いわんや、耳掛け型補聴器や挿耳型
補聴器は、更に小型であり、より以上に操作のしづらい
ものであった。
【0006】また、要介護者は胸ポケットに補聴器本体
を入れておくと体に当たって違和感を覚えるため、テー
ブル等に置いておく方が楽である。また、そもそも要介
護者は殆どベッドに横臥しているため胸ポケットに入れ
ておく必要性がなかった。しかしながら、従来の箱型補
聴器にあっては、テーブルに置いた場合には、その上面
に音量調整用ダイヤルがないため使用しづらい。また、
テーブルが他の物で塞がっている場合には、壁等に掛け
ることが考えられるが、従来の箱型補聴器にあっては、
そのまま壁等に掛けることができない。更に、従来の箱
型補聴器をテーブルに置いて使用した場合には、テーブ
ルに他の物を置いたりすると、その時の音を敏感に拾っ
てしまうという問題もある。
【0007】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、老人や病
人などの要介護者にとって使用しやすい補聴器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1に係る補聴器は、イヤホンを除く補聴用部品を補
聴器本体ケース内に組み込んだ補聴器において、前記補
聴器本体ケースは、扁平なボックス状をなし、厚さ方向
の一面に音量調整用摘み等を配置した操作部を設け、前
記一面と相対する裏面に振動吸収部材を設けた。 また、
請求項2に係る補聴器は、イヤホンを除く補聴用部品を
補聴器本体ケース内に組み込んだ補聴器において、前記
補聴器本体ケースは、扁平で長尺なボックス状をなし、
厚さ方向の一面上で長さ方向について略二等分される一
方の面に、この面からはみ出すことなく音量調整用摘み
を設け、前記一方の面と隣接する面の厚さ方向に貫通穴
を形成した。このような構成とすることで、壁などに補
聴器本体を掛けて使うことができ、しかも壁などに掛け
た状態で音量調整用摘みが正面を向くため、ベッドに寝
たまま片手で操作することも可能になる。
【0009】また、請求項に係る補聴器は、イヤホン
を除く補聴用部品を補聴器本体ケース内に組み込んだ補
聴器において、前記補聴器本体ケースは、扁平で長尺な
ボックス状をなし、厚さ方向の一面上で長さ方向につい
て略二等分される一方の面に、この面からはみ出すこと
なく音量調整用摘みを設け、前記厚さ方向の一面と相対
する裏面に振動吸収部材を設けた。このような構成とす
ることで、補聴器本体をテーブルに置いたり、壁に掛け
たりした場合でも、テーブルに他の物を載せた際に生じ
る衝撃音、或いは壁を伝ってくる音を、過敏に拾うこと
がなくなる。また、振動吸収用のゴムは摩擦係数も高い
ので、滑り止めも兼ねることになる。
【0010】更に、請求項に係る補聴器は、請求項2
に記載の補聴器において、前記補聴器本体ケースの厚さ
方向の一面と相対する裏面に振動吸収部材を設けた。
た、請求項5に係る補聴器は、請求項1、3又は4に記
載の補聴器において、前記振動吸収部材を突起状とし、
複数配置している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る補聴器
把持している状態を示す図、図2は本発明に係る補聴器
の正面側を示す斜視図、図3は本発明に係る補聴器の裏
面側を示す斜視図、図4は本発明に係る補聴器の正面図
である。
【0012】補聴器は、補聴器本体ケース1の形状全体
を扁平で長尺なボックス状とし、その略半分(図では下
半分)を把持部1aとし、残りの部分を操作部1b(図
では上半分)としている。貫通穴2としては、長穴とす
ることで、壁などに係止させやすくなる。
【0013】把持部1aについてはその下縁部の形状は
全体に丸みを持たせ、片手で握った場合に角が手のひら
に当たって痛くないようにし、また、把持部1aの下部
中央には壁に掛ける場合等に使用する貫通穴2が形成さ
れている。この貫通穴2に紐を通して首に吊るすことも
できる。
【0014】また、把持部1aと操作部1bの境界付近
には、電源スイッチ3を設けている。この電源スイッチ
3については、補聴器本体ケース1の側面に設けてもよ
い。
【0015】また、操作部1bの正面部にはマイクロホ
ン音孔4と音量調整用摘み5を設けている。マイクロホ
ン音孔4については円孔とせずスリット状とし、補聴器
本体ケース1の正面から上端面にかけて形成してもよ
い。音量調整用摘み5については長手方向の寸法が、操
作部の正面の幅の1/2以上とし、操作性を向上してい
る。このように音量調整用摘みを大きなものとし、且つ
正面に全体を露出させると、使い勝手は向上するが、他
の物に当って不用意に回動するおそれもあるが、上記の
ように不連続にしてある程度の力が作用したときにクリ
ック感をもって回動するようにしておけば、不用意に回
動することも抑制できる。
【0016】尚、音量調整用摘み5の形状については、
前記したようにダイヤル状、四角いボタン状等任意であ
るが、ダイヤル状の場合は直径が操作部の正面の幅の1
/2以上となるようにし、プッシュ式の四角いボタン状
の場合には長辺が操作部の正面の幅の1/2以上となる
ようにする。
【0017】また、前記音量調整用摘み5の色を補聴器
本体ケース1と異なる色にすることで、操作性を向上す
るようにしてもよい。
【0018】また、音量調整用摘み5が回動する部分に
沿って、音量レベルを示す突起6を複数設けている。こ
れら突起6…は音量レベルに応じてその大きさが順次大
きくなるようにしている。
【0019】一方、補聴器本体ケース1の側面には、音
質切り替えスイッチ7、密閉型イヤホン用のレセプタク
ル8及び開放型イヤホン用のレセプタクル9を設け、更
に補聴器本体ケース1の裏面にはゴム(樹脂)等からな
る突起状の振動吸収用部材10を設けている。尚、振動
吸収用部材10の大きさ、形状、個数は任意である。
尚、図中11はテレビやラジオの音声を聞くための外部
入力用のレセプタクルである。
【0020】図5及び図6は別の実施態様を示す図4と
同様の図であり、このうち、図5に示す実施例にあって
は、操作部1bの幅寸法を更に拡大し、図6に示す実施
例にあっては、操作部1bの形状を扇状にしている。こ
のように、操作部の幅寸法を大きくすることで、操作部
に設ける音量調整用摘み5の寸法も更に大きくなり、操
作性が更に向上する。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る補聴
によれば、イヤホンを除く補聴用部品を補聴器本体ケ
ース内に組み込んだ補聴器において、前記補聴器本体ケ
ースは、扁平なボックス状をなし、厚さ方向の一面に音
量調整用摘み等を配置した操作部を設けたので、操作性
が向上し、特に前記一方の面と隣接する面の厚さ方向
貫通穴を形成したので、壁などに補聴器本体を掛けて使
うことができ、しかも壁などに掛けた状態で音量調整用
摘みが正面を向くため、ベッドに寝たまま片手で操作す
ることも可能になる。
【0022】また、前記一面と相対する裏面に振動吸収
部材を設けたので、補聴器本体をテーブルに置いたり、
壁に掛けたりした場合でも、テーブルに他の物を載せた
際に生じる衝撃音、或いは壁を伝ってくる音を、過敏に
拾うことがなくなり、更に、振動吸収用部材で滑り止め
も兼ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補聴器を把持している状態を示す
【図2】本発明に係る補聴器の正面側を示す斜視図
【図3】本発明に係る補聴器の裏面側を示す斜視図
【図4】本発明に係る補聴器の正面図
【図5】別実施例を示す図4と同様の図
【図6】別実施例を示す図4と同様の図
【図7】従来の携帯用補聴器の斜視図
【符号の説明】
1…補聴器本体ケース、1a…把持部、1b…操作部、
2…貫通穴、3…電源スイッチ、4…マイクロホン音
孔、5…音量調整用摘み、6…音量レベルを示す突起、
7…音質切り替えスイッチ、8…密閉型イヤホン用のレ
セプタクル、9…開放型イヤホン用のレセプタクル、1
0…振動吸収用突起、11…外部入力用レセプタクル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 25/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤホンを除く補聴用部品を補聴器本体
    ケース内に組み込んだ補聴器において、前記補聴器本体
    ケースは、扁平なボックス状をなし、厚さ方向の一面に
    音量調整用摘み等を配置した操作部を設け、前記一面と
    相対する裏面に振動吸収部材を設けたことを特徴とする
    補聴器
  2. 【請求項2】 イヤホンを除く補聴用部品を補聴器本体
    ケース内に組み込んだ補聴器において、前記補聴器本体
    ケースは、扁平で長尺なボックス状をなし、厚さ方向の
    一面上で長さ方向について略二等分される一方の面に、
    この面からはみ出すことなく音量調整用摘みを設け、前
    記一方の面と隣接する面の厚さ方向に貫通穴を形成した
    ことを特徴とする補聴器
  3. 【請求項3】 イヤホンを除く補聴用部品を補聴器本体
    ケース内に組み込んだ補聴器において、前記補聴器本体
    ケースは、扁平で長尺なボックス状をなし、厚さ方向の
    一面上で長さ方向について略二等分される一方の面に、
    この面からはみ出すことなく音量調整用摘みを設け、前
    記厚さ方向の一面と相対する裏面に振動吸収部材を設け
    ことを特徴とする補聴器
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の補聴器において、前記
    補聴器本体ケースの厚さ方向の一面と相対する裏面に振
    動吸収部材を設けたことを特徴とする補聴器
  5. 【請求項5】 請求項1、3又は4に記載の補聴器にお
    いて、前記振動吸収部材は突起状をなし、複数配置され
    ていることを特徴とする補聴器
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3043081U (ja) 1996-12-29 1997-11-11 株式会社サトー商事 集音機付きルーペ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3043081U (ja) 1996-12-29 1997-11-11 株式会社サトー商事 集音機付きルーペ

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