JP2954014B2 - 携帯型通信機のサウンダ実装構造 - Google Patents
携帯型通信機のサウンダ実装構造Info
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- JP2954014B2 JP2954014B2 JP8101410A JP10141096A JP2954014B2 JP 2954014 B2 JP2954014 B2 JP 2954014B2 JP 8101410 A JP8101410 A JP 8101410A JP 10141096 A JP10141096 A JP 10141096A JP 2954014 B2 JP2954014 B2 JP 2954014B2
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- Japan
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- sound
- communication device
- portable communication
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型通信機のサウ
ンダ実装構造に関し、特にサウンダより発生された呼び
出し音等の可聴音を携帯型通信機本体の外部へ導き出す
構造に関する。
ンダ実装構造に関し、特にサウンダより発生された呼び
出し音等の可聴音を携帯型通信機本体の外部へ導き出す
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯型通信機の使用形態
としては、使用者が常時携帯しており、その使用者と連
絡を取りたいときや通話したときに携帯型通信機内部の
サウンダを鳴動させる。このように携帯型通信機を携帯
する場合、洋服のポケットや鞄の中に入れるのが一般的
であるが、使用者が例えば机上にて作業しているとき
は、多くの場合ポケットや鞄の中から取り出して机上に
置くことが多い。このような場合、携帯型通信機は長方
体形状であるため寝かせて置くことが多く、置き方に注
意しないとサウンダの音孔部を机上面に向けて置いてし
まう可能性が高い。
としては、使用者が常時携帯しており、その使用者と連
絡を取りたいときや通話したときに携帯型通信機内部の
サウンダを鳴動させる。このように携帯型通信機を携帯
する場合、洋服のポケットや鞄の中に入れるのが一般的
であるが、使用者が例えば机上にて作業しているとき
は、多くの場合ポケットや鞄の中から取り出して机上に
置くことが多い。このような場合、携帯型通信機は長方
体形状であるため寝かせて置くことが多く、置き方に注
意しないとサウンダの音孔部を机上面に向けて置いてし
まう可能性が高い。
【0003】この種の携帯型通信機は、図2(A)に示
すように携帯型通信機本体11の一面に呼び出し音等の
可聴音の出口となる音孔12を有し、その内部構造は図
2(B)に示すようにサウンダ4より発生された呼び出
し音等の可聴音を携帯型通信機本体11の外部へ導くた
めの音道15を有するクッション17を携帯型通信機の
筺体18のリブ9に圧入しサウンダ4に押し付ける構造
になっていた。
すように携帯型通信機本体11の一面に呼び出し音等の
可聴音の出口となる音孔12を有し、その内部構造は図
2(B)に示すようにサウンダ4より発生された呼び出
し音等の可聴音を携帯型通信機本体11の外部へ導くた
めの音道15を有するクッション17を携帯型通信機の
筺体18のリブ9に圧入しサウンダ4に押し付ける構造
になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯型通信
機のサウンダ実装構造では、携帯型通信機本体11を手
で握ったときに呼び出し音等の可聴音の出口となる音孔
12を指や手のひらで押さえてしまったり、また音孔1
2を机上面に向けて置りたりすると、音孔12が塞が
れ、呼び出し音等の可聴音が聞き取りづらくなる欠点を
有していた。
機のサウンダ実装構造では、携帯型通信機本体11を手
で握ったときに呼び出し音等の可聴音の出口となる音孔
12を指や手のひらで押さえてしまったり、また音孔1
2を机上面に向けて置りたりすると、音孔12が塞が
れ、呼び出し音等の可聴音が聞き取りづらくなる欠点を
有していた。
【0005】本発明の携帯型通信機のサウンダ実装構造
は、上述した欠点を解決することを目的とし、呼び出し
音等の可聴音等の可聴音の出口となる音孔を2個所設
け、一方が塞がれても他方の音孔から確実に呼び出し音
等の可聴音を認識できる携帯型通信機のサウンダ実装構
造を提供することにある。
は、上述した欠点を解決することを目的とし、呼び出し
音等の可聴音等の可聴音の出口となる音孔を2個所設
け、一方が塞がれても他方の音孔から確実に呼び出し音
等の可聴音を認識できる携帯型通信機のサウンダ実装構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型通信機の
サウンダ実装構造は、呼び出し音等の可聴音を発生する
サウンダを備える携帯型通信機において、前記携帯型通
信機の筐体内部に設けられた前記サウンダから発生され
る呼び出し音等の可聴音の出口となる第1の音孔を前記
携帯型通信機の第1の面に設け、第2の音孔を前記第1
の面と接する第2の面に設け、前記第1の音孔および前
記第2の音孔のいずれからも前記呼び出し音等の可聴音
を報音するようにし、弾性材からなり、前記サウンダと
前記筐体との間に設けられ、前記筐体の前記第1および
第2の音孔に前記サウンダからの呼び出し音等の可聴音
を導く第1および第2の音道を有し、且つ前記第1の音
孔側は前記筐体の一部に圧入され、前記第2の音孔側は
前記筐体に圧接されるべく構成したクッションを有する
ことを特徴とする。
サウンダ実装構造は、呼び出し音等の可聴音を発生する
サウンダを備える携帯型通信機において、前記携帯型通
信機の筐体内部に設けられた前記サウンダから発生され
る呼び出し音等の可聴音の出口となる第1の音孔を前記
携帯型通信機の第1の面に設け、第2の音孔を前記第1
の面と接する第2の面に設け、前記第1の音孔および前
記第2の音孔のいずれからも前記呼び出し音等の可聴音
を報音するようにし、弾性材からなり、前記サウンダと
前記筐体との間に設けられ、前記筐体の前記第1および
第2の音孔に前記サウンダからの呼び出し音等の可聴音
を導く第1および第2の音道を有し、且つ前記第1の音
孔側は前記筐体の一部に圧入され、前記第2の音孔側は
前記筐体に圧接されるべく構成したクッションを有する
ことを特徴とする。
【0007】
【0008】更に、前記音道は略T字状を呈し、前記サ
ウンダ側から前記第1の音孔側に向う前記第1の音道に
対し前記第2の音孔側に向う前記第2の音道が直角に延
在していることを特徴とする。
ウンダ側から前記第1の音孔側に向う前記第1の音道に
対し前記第2の音孔側に向う前記第2の音道が直角に延
在していることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の携帯型通信機の概略の構
造を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図で
ある。
して説明する。図1は本発明の携帯型通信機の概略の構
造を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図で
ある。
【0010】本発明の携帯型通信機は、図1(A)に示
すように携帯型通信機1の正面である第1の面に第1の
音孔2を、第2の面に第2の音孔3を備えている。
すように携帯型通信機1の正面である第1の面に第1の
音孔2を、第2の面に第2の音孔3を備えている。
【0011】またその内部構造は図1(B)に示すよう
に、呼び出し音等の可聴音の発生源であるサウンダ4
と、サウンダ4から発生された呼び出し音等の可聴音を
その出口となる携帯型通信機の筐体8に設けた第1の音
孔2と第2の音孔3へ導くための第1の音道5と第2の
音道6を有するクッション7とから構成し、クッション
7を携帯型通信機の筺体8の内部の第1の音孔5の周囲
に設けたリブ9に圧入し、サウンダ4に押し付ける構造
となっている。
に、呼び出し音等の可聴音の発生源であるサウンダ4
と、サウンダ4から発生された呼び出し音等の可聴音を
その出口となる携帯型通信機の筐体8に設けた第1の音
孔2と第2の音孔3へ導くための第1の音道5と第2の
音道6を有するクッション7とから構成し、クッション
7を携帯型通信機の筺体8の内部の第1の音孔5の周囲
に設けたリブ9に圧入し、サウンダ4に押し付ける構造
となっている。
【0012】クッション7は、ゴム等の適度な弾性材を
使用し、内部を所定の大きさにくりぬき第1の音道およ
び第2の音道とする。また、第1の音道の先端(第1の
音孔側)を筐体8の内部に設けた円筒形または角型形状
のリブ9の内壁に当接して圧入しサウンダ4から発生さ
れる呼び出し音等の可聴音が筐体8の内部に漏洩するこ
とを防止している。
使用し、内部を所定の大きさにくりぬき第1の音道およ
び第2の音道とする。また、第1の音道の先端(第1の
音孔側)を筐体8の内部に設けた円筒形または角型形状
のリブ9の内壁に当接して圧入しサウンダ4から発生さ
れる呼び出し音等の可聴音が筐体8の内部に漏洩するこ
とを防止している。
【0013】第2の音道6は筐体内部に当接するだけで
あるが、第1の音道の先端を筐体8の内部に設けたリブ
9の内壁に当接して圧入することにより、第2の音道の
先端が筐体8の内壁に圧接されるので、サウンダ4から
発生される呼び出し音等の可聴音が筐体8の内部に漏洩
することを防止することができる。
あるが、第1の音道の先端を筐体8の内部に設けたリブ
9の内壁に当接して圧入することにより、第2の音道の
先端が筐体8の内壁に圧接されるので、サウンダ4から
発生される呼び出し音等の可聴音が筐体8の内部に漏洩
することを防止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、携帯型通
信機本体内部のサウンダより発生された呼び出し音等の
可聴音の出口となる第1の音孔2と第2の音孔3のどち
らか一方を何らかの理由により塞がれてしまっても他方
の音孔より呼び出し音等の可聴音が報音されので、確実
に呼び出し音等の可聴音を認識することができる。
信機本体内部のサウンダより発生された呼び出し音等の
可聴音の出口となる第1の音孔2と第2の音孔3のどち
らか一方を何らかの理由により塞がれてしまっても他方
の音孔より呼び出し音等の可聴音が報音されので、確実
に呼び出し音等の可聴音を認識することができる。
【図1】本発明の携帯型通信機の概略の構造を示す図で
あり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
あり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
【図2】従来の携帯型通信機の概略の構造を示す図であ
り、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
り、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
1 携帯型通信機本体 2 第1の音孔 3 第2の音孔 4, サウンダ 5 第1の音道 6 第2の音道 7 クッション 8 筺体 9 リブ 11 従来の携帯型通信機本体 12 従来の音孔 15 従来の音道 17 従来のクッション 18 従来の筐体
Claims (2)
- 【請求項1】 呼び出し音等の可聴音を発生するサウン
ダを備える携帯型通信機において、 前記携帯型通信機の筐体内部に設けられた前記サウンダ
から発生される呼び出し音等の可聴音の出口となる第1
の音孔を前記携帯型通信機の第1の面に設け、第2の音
孔を前記第1の面と接する第2の面に設け、前記第1の
音孔および前記第2の音孔のいずれからも前記呼び出し
音等の可聴音を報音するようにし、 弾性材からなり、前記サウンダと前記筐体との間に設け
られ、前記筐体の前記第1および第2の音孔に前記サウ
ンダからの呼び出し音等の可聴音を導く第1および第2
の音道を有し、且つ前記第1の音孔側は前記筐体の一部
に圧入され、前記第2の音孔側は前記筐体に圧接される
べく構成したクッションを有すること を特徴とする携帯
型通信機のサウンダ実装構造。 - 【請求項2】 前記音道は略T字状を呈し、前記サウン
ダ側から前記第1の音孔側に向う前記第1の音道に対し
前記第2の音孔側に向う前記第2の音道が直角に延在し
ていることを特徴とする請求項1記載の携帯型通信機の
サウンダ実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8101410A JP2954014B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 携帯型通信機のサウンダ実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8101410A JP2954014B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 携帯型通信機のサウンダ実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09289538A JPH09289538A (ja) | 1997-11-04 |
JP2954014B2 true JP2954014B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=14299950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8101410A Expired - Fee Related JP2954014B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 携帯型通信機のサウンダ実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954014B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100540678B1 (ko) | 2001-07-11 | 2006-01-10 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 휴대용 통신 단말장치 및 그에 사용되는 전기 음향 변환기 |
US6758303B2 (en) * | 2002-10-31 | 2004-07-06 | Motorola, Inc. | Electronic device having a multi-mode acoustic system and method for radiating sound waves |
CN104717584A (zh) * | 2013-12-12 | 2015-06-17 | 山东共达电声股份有限公司 | 一种具有侧出声音腔的音箱及具有该音箱的电子设备 |
US20240048894A1 (en) * | 2022-08-05 | 2024-02-08 | Aac Microtech (Changzhou) Co., Ltd. | Loudspeaker and electronic device |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP8101410A patent/JP2954014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09289538A (ja) | 1997-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990622 |
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