JP2002064611A - 携帯電話吊支用ケース、携帯電話吊支具及び携帯電話吊支具セット - Google Patents

携帯電話吊支用ケース、携帯電話吊支具及び携帯電話吊支具セット

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JP2002064611A
JP2002064611A JP2000251347A JP2000251347A JP2002064611A JP 2002064611 A JP2002064611 A JP 2002064611A JP 2000251347 A JP2000251347 A JP 2000251347A JP 2000251347 A JP2000251347 A JP 2000251347A JP 2002064611 A JP2002064611 A JP 2002064611A
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mobile phone
case
ear
portable telephone
hanging
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Yoshinobu Nakai
好信 中井
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F2200/00Details not otherwise provided for in A45F
    • A45F2200/05Holder or carrier for specific articles
    • A45F2200/0516Portable handheld communication devices, e.g. mobile phone, pager, beeper, PDA, smart phone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、携帯電話を耳から吊支させて両手
をフリーな状態とし筆記を円滑に行うことができる携帯
電話吊支用ケースを提供する。 【解決手段】 本発明の携帯電話吊支用ケースAは、携
帯電話Bを収納可能なケース本体1の背面上部に耳に係
止させて上記ケース本体1内に収納した携帯電話Bを吊
支するための係止部材2を一体的に設けてなるので、上
記係止部材2を耳に係止させることによって上記ケース
本体1内に収納した携帯電話Bを手で支持することなく
安定した状態に耳から吊支した状態に装着することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を耳に吊
支させることができる携帯電話吊支用ケース、携帯電話
吊支具及び携帯電話吊支具セットに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、通信手段として携帯電話が広く普
及しており、携帯電話を使用するにあたっては、携帯電
話を右手或いは左手で把持する必要がある。そして、携
帯電話で通話しながら筆記する場合には、一方の手で携
帯電話を把持するとともに他方の手で筆記具を把持して
所定の紙上に筆記するか、或いは、一方の肩をすくめ、
この肩とこの肩に対向する頭部側面とで携帯電話を挟持
し、一方の手で紙を把持しつつ他方の手に把持した筆記
具で紙上に筆記していた。
【0003】しかしながら、上記前者の方法では、書き
記す紙が固定されていないことから非常に筆記しずらい
といった問題点があり、又、上記後者の方法では、肩を
すくめた状態で携帯電話を挟持していることから非常に
疲れやすく長時間の通話が困難であるといった問題点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、携帯電話を
耳から吊支させて両手をフリーな状態とし筆記を円滑に
行うことができる携帯電話吊支用ケース、携帯電話吊支
具及び携帯電話吊支具セットを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯電
話吊用支ケースは、携帯電話を収納可能なケース本体の
背面上部に耳に係止させて上記ケース本体内に収納した
携帯電話を吊支するための係止部材を一体的に設けてな
ることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の携帯電話吊支用ケース
は、請求項1に記載の携帯電話吊支用ケースにおいて、
ケース本体は互いに折り畳み自在に連結したケース上半
部とケース下半部とからなり、上記ケース下半部の下端
内壁面には上記ケース本体に収納される携帯電話の下端
面を上方に向かって弾圧する弾性部材が配設されている
ことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の携帯電話吊支用ケース
は、請求項1又は請求項2に記載の携帯電話吊支用ケー
スにおいて、ケース本体の背面下部に指挿入係止部が一
体的に設けられて いることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の携帯電話吊支具は、携帯
電話の背面上部に着脱可能な取付部と、この取付部に一
体的に設けられて耳に係止させるための係止部とからな
ることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の携帯電話吊支具セット
は、携帯電話の背面上部に着脱可能な取付部とこの取付
部に一体的に設けられて耳に係止させるための係止部と
からなる携帯電話吊支具、及び両端部を携帯電話の背面
下部に着脱自在に取付けて用いられ且つ携帯電話の背面
下部とこれに対向する前面とによって指挿入係止部を形
成する可撓性帯状体からなることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の携帯電話吊支用ケース、携帯電話吊支
具又は携帯電話吊支具セットによれば、ケース本体に一
体的に設けられた係止部材又は携帯電話吊支具の係止部
を左耳又は右耳のうちの何れか一方の耳に係止させるこ
とによって携帯電話を耳から安定的に吊支させて快適な
状態で通話を楽しむことができる。
【0011】上記状態では、両手はフリーな状態となっ
ているので、携帯電話で通話しつつ、一方の手に紙を把
持し、他方の手に筆記具を把持して、一方の手で確実に
固定させた紙上に筆記具で正確且つ確実に通話内容を書
き記すことができる。
【0012】又、上記の如く、携帯電話を人手により把
持することなく耳から安定した状態に吊支しておくこと
ができるので、歩行或いはランニング等の運動をしなが
ら携帯電話で通話を楽しむことができる。
【0013】更に、上記の如く携帯電話を耳から吊支さ
せた状態では、携帯電話の相手側の声を聞くための聞き
取り口が使用者の耳に安定的にあてがわれた状態となっ
ており、よって、携帯電話を使用する者は、周囲の騒音
に邪魔されることなく携帯電話の聞き取り口から聞こえ
る相手側の音声を明瞭に聞き取って円滑に且つ確実に会
話を楽しむことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の携帯電話吊支用ケースの
一例を図面を参照しつつ説明する。携帯電話吊支用ケー
スAのケース本体1は、図1に示したように、互いに折
り畳み自在に連結したケース上半部11とケース下半部12
とからなる。
【0015】上記ケース上半部11は、上下方向の中央部
から折り畳み可能な携帯電話Bの上半部B1の正面形状に
略合致した正面略縦長長方形状の背面部111 と、この背
面部111 の下端縁を除いた左右端縁及び上端縁の夫々か
ら前方に向かって突出し且つ上記携帯電話Bの上半部B1
の前後厚みに略合致した一定高さを有する上側周壁部11
2 とからなる。
【0016】そして、上記ケース上半部11の背面部111
と上側周壁部112 との連接部における上側隅部には上記
携帯電話BのアンテナB3を外部に向かって露出させるた
めの内外方向に貫通するアンテナ露出用孔113 が貫設さ
れている。
【0017】又、上記ケース下半部12は、上記携帯電話
Bの下半部B2の正面形状に略合致した正面略縦長長方形
状の背面部121 と、この背面部121 の上端縁を除いた左
右端縁及び下端縁の夫々から前方に向かって突出し且つ
上記携帯電話Bの下半部B2の前後厚みに略合致した一定
高さを有する下側周壁部122 とからなる。
【0018】そして、上記ケース上半部1の下端部と上
記ケース下半部2の上端部とを対向させるとともに上記
ケース上半部1の上側周壁部12の左右下端部と上記ケー
ス下半部2の下側周壁部22の左右上端部とを互いに重ね
合わせて回動自在に連結させることによってケース本体
1が形成され、該ケース本体1は上記連結部を中心にし
て上下方向に互いに折り畳み可能に構成されている。
【0019】又、上記ケース本体1の背面部111 、121
の前面と上記ケース本体1のケース上半部1の上側周壁
部112 とケース下半部2の下側周壁部122 とで囲まれた
部分は、前方に向かって全面的に開口し且つ携帯電話B
を収納可能な携帯電話収納部13に形成されている。即
ち、上記ケース上半部11の上側周壁部112 で囲まれた部
分に上記携帯電話Bの上半部B1を、上記ケース下半部12
の下側周壁部122 で囲まれた部分に上記携帯電話Bの下
半部B2を収納することによって、上記携帯電話収納部13
に上記携帯電話Bを収納可能に構成している。
【0020】更に、上記ケース下半部12の下側周壁部12
2 の下端内周面には、平面横長長方形状で且つ一定厚み
を有するゴムや発泡体等からなる弾性部材122aが一体的
に設けられている。
【0021】そして、上記携帯電話収納部13内に上記携
帯電話Bを収納すると、上記弾性部材122aが上記携帯電
話Bの下端面を上方に向かって弾圧し、この弾圧力を受
けて上記携帯電話Bはその上端面が上記ケース上半部11
の上側周壁部112 の上端内周面に押接された状態、即
ち、上記携帯電話Bは、上記携帯電話収納部13内におい
ては、その上下端面が上記携帯電話収納部13の上下周壁
部112 、122 の上下内周端面の夫々に押接された状態と
なって上記携帯電話収納部13内に該携帯電話収納部13か
ら不用意に抜け出ないように安定的に収納される。
【0022】又、上記ケース本体1のケース上半部11の
背面上部には耳に係止させて上記ケース本体1内に収納
した携帯電話Bを吊支するための係止部材2が一体的に
設けられている。
【0023】上記係止部材2は、図1及び図2に示した
ように、上記ケース本体1のケース上半部11における背
面上部に接着剤等の汎用の手段によって一体的に固着さ
れた高さの低い円板形状の取付部21と、基端部が上記取
付部21に一体的に設けられ且つアンテナ露出用孔113 側
に向かって開口したフック形状の耳に係止させる係止部
22とからなる。更に、上記係止部22は、その基端部を中
心にしてバネ材(図示せず)等により左右方向に回動自
在に且つ開口部を閉止する方向に常時付勢されてなり、
上記係止部22を耳Cに係止させた際にその係止状態を安
定的に且つ確実に保持するように構成されている。
【0024】更に、上記ケース本体1のケース下半部12
の背面下部には、図2に示したように、横長長方形状の
可撓性を有する帯状体14を後方に向かって湾曲させて撓
ませた状態でその左右端部を上記ケース下半部12の背面
左右端部に着脱自在に固着させてあり、上記帯状体14の
前面と上記ケース下半部12の背面部122 の後面とによっ
て指先が二本程度、挿入、係止可能な上下方向に貫通し
た指挿入係止部15が形成されている。
【0025】次に、上記携帯電話吊支用ケースAの使用
要領について説明する。先ず、図1に示したように、上
記携帯電話吊支用ケースAのケース本体1の携帯電話収
納部13内に携帯電話Bの上半部B1をそのアンテナB3を上
記アンテナ露出用孔113 に挿入し外部に露出させた状態
に上記ケース上半部11内に前方から挿入、収納するとと
もに、上記携帯電話Bの下半部B2を上記ケース下半部12
内に前方から挿入、収納することによって、上記携帯電
話Bを上記ケース本体1の携帯電話収納部13内に体裁良
く収納する。この時、上記携帯電話Bの背面は上記ケー
ス本体1の背面部111 、121 の前面に、上記携帯電話の
外周側面は上記ケース本体1の周壁部112 、122 の内周
面に安定的に当接、支持された状態とされている。
【0026】この状態においては、上記携帯電話Bの下
端面は上記ケース本体1の弾性部材122aによって上方に
向かって弾性的に押圧された状態となっており、上記携
帯電話Bは、上記弾性部材122aによる上方への弾性押圧
力によって、その上端面が上記ケース上半部11の上側周
壁部112 の上端内周面に対して押接された状態、即ち、
上記携帯電話Bは、その上下端面が上記ケース本体1の
周壁部112 、122 の上下内周面に押接された状態となっ
ており、よって、上記携帯電話Bは、上記ケース本体1
の携帯電話収納部13内に該携帯電話収納部13から不測に
抜け落ちない安定した状態に収納されている。
【0027】そして、図2及び図3に示したように、上
記携帯電話吊支用ケースAの係止部材2の係止部22を携
帯電話の使用者の左側の耳Cに後方側から係止させるこ
とにより、上記携帯電話吊支用ケースA内に収納してい
る携帯電話Bを耳Cから吊支した状態にする。
【0028】この状態では、上記携帯電話Bは、その前
面上端部に開設された通話相手の声が聞こえる聞き取り
口が上記携帯電話の使用者の耳Cにあてがわれた状態と
なっているとともに、前面下端部に開設された通話口が
使用者の口近傍に位置した状態となる。
【0029】従って、上記携帯電話の使用者は、上記携
帯電話Bを手で把持することなく安定した状態で通話す
ることができ、しかも、上記携帯電話Bを手で把持する
必要がないことから両手はフリーな状態となっており、
上記携帯電話Bで通話しながら、一方の手に紙を、他方
の手に筆記具を持って円滑に且つ確実に通話内容を書き
取ることができる。
【0030】更に、上記携帯電話吊支用ケースAの係止
部材2の係止部22は、その開口部が閉止する方向に常時
付勢されていることから、上記係止部22の上記使用者の
耳Cへの係止状態が解除されるといった不測の事態は生
じず、よって、たとえ使用者が歩行等の動作をした場合
にあっても、上記携帯電話Bは上記使用者の耳Cから安
定的に吊支された状態を確実に維持し、携帯電話の使用
者は上記携帯電話Bで安定的に通話を楽しむことができ
る。
【0031】又、図4に示したように、上記携帯電話吊
支用ケースAの背面に一体的に設けられた指挿入係止部
15内に例えば中指を挿入、係止させることによって、上
記携帯電話吊支用ケースAを把持することなく支持する
ことができ、よって、上記携帯電話Bのボタンを押す
際、該携帯電話Bを把持している手が邪魔になって携帯
電話のボタンが押しずらいといった不測の事態は生じ
ず、上記携帯電話Bのボタンを円滑に且つ確実に押すこ
とができる。
【0032】そして、上記携帯電話Bを使用していない
時には、上記携帯電話吊支用ケースAをその中央部、即
ち、上記ケース上半部11と上記ケース下半部12との連結
部分から上記携帯電話収納部13内の携帯電話Bが内側と
なるように折り畳むことによって上記ケース本体1で携
帯電話Bを保護した状態に保管しておくことができ、上
記携帯電話Bに不測に傷が付いたり、或いは、破損した
りするのを未然に防止することができる。
【0033】又、上記携帯電話吊支用ケースAでは、そ
の指挿入係止部15が上下方向に貫通した状態に形成され
ている場合について説明したが、図5及び図6に示した
ように、上記ケース本体1のケース下半部12の背面に、
縦長長方形状の可撓性を有する帯状体14を後方に向かっ
て湾曲させて撓ませた状態でその上下端部を上記ケース
下半部12の背面上下部に着脱自在に固着させてあり、上
記帯状体14の前面と上記ケース下半部12の背面部122 の
後面とによって指先が二本程度、挿入、係止可能な左右
方向に貫通した指挿入係止部15を形成しておいてもよ
い。
【0034】このように指挿入係止孔15が左右方向に貫
通した状態に形成されていると、図6に示したように、
上記指挿入係止孔15に一方の手の人指し指と中指を左右
方向に挿入して上記ケース本体1を支持したつつ、一方
の手の親指で携帯電話Bのボタンを安定的に押すことが
でき、携帯電話Bのボタン操作を一方の手だけで円滑に
且つ確実に行うことができる。
【0035】更に、上記携帯電話吊支用ケースAでは、
その中央部から互いに折り畳み自在に形成した場合を説
明したが、図7に示したように、ケース本体1’が、携
帯電話B’の形状に略合致した正面略縦長長方形状の背
面部31と、この背面部31の四方外周縁から前方に向かっ
て突出し且つ高さが上記携帯電話B’の前後厚みに略合
致してなる周壁部32とから形成され、上記背面部31の前
面と上記周壁部32の内周壁面とによって囲まれた部分に
よって前方に向かって全面的に開口してなる携帯電話収
納部33が形成されてなるものであってもよい。
【0036】更に、上記背面部31と上記周壁部32との連
接部における上側隅部には携帯電話B’のアンテナB3'
を外部に露出させるためのアンテナ露出用孔34が内外方
向に貫通した状態に貫設されている。なお、係止部材2
の構造は、図1に示した携帯電話吊支用ケースAの係止
部材2の構造と同一であるので同一符号を付してその説
明を省略する。
【0037】又、上記実施例では、上記携帯電話吊支用
ケースAの係止部材2をケース本体1の背面上部に一体
的に設けた場合を説明したが、図8に示したように、上
記ケース上半部11の上側周壁部112 における対向する上
側前端部間に支持軸41を架設しているとともに、この支
持軸41の一端部を上記上側周壁部112 の外周面から一定
長さだけ突出させ、この上側周壁部112 から外方に向か
って突出した上記支持軸41の一端部に正面逆U字状の係
止部42がその基端部を前後方向に回動自在に枢着されて
なる係止部材4であってもよい。
【0038】そして、上記支持軸41の下端面と上記ケー
ス上半部11の背面部111 前面間の距離は上記携帯電話B
の上端部の厚さに略合致しており、上記携帯電話Bを上
記携帯電話吊支用ケースAの携帯電話収納部13内に収納
すると、上記携帯電話Bの上端部が上記支持軸41の下端
面と上記ケース上半部11の背面部111 前面間に挟持され
た状態となって上記携帯電話Bは上記携帯電話吊支用ケ
ースAの携帯電話収納部13内に前方に抜け出ることなく
安定した状態に収納される。なお、上記図1に示した携
帯電話吊支用ケースAと同一構造部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0039】又、係止部材として、図9に示したよう
に、上記ケース本体1’の周壁部32における対向する上
側前端部間に支持軸51を架設するとともに、この支持軸
51の両端部を上記周壁部32の外周面から一定長さだけ突
出させ、更に、この周壁部32から外方に向かって突出し
た上記支持軸51の両端部に、正面逆U字状の係止部52の
下側両端部を連結させることによって形成したものであ
ってもよい。
【0040】そして、上記支持軸51の下端面と上記ケー
ス本体1’の背面部31前面間の距離は上記携帯電話B’
の上端部の厚さに略合致しており、上記携帯電話B’を
上記携帯電話吊支用ケースAの携帯電話収納部33内に収
納すると、上記携帯電話Bの上端部が上記支持軸51の下
端面と上記ケース本体1’の背面部31前面間に挟持され
た状態となって上記携帯電話Bは上記携帯電話吊支用ケ
ースAの携帯電話収納部33内に該携帯電話収納部33から
前方に抜け出ることなく安定した状態に収納される。な
お、上記図7に示した携帯電話吊支用ケースAと同一構
造部分については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0041】上記実施例では、携帯電話を収納可能なケ
ース本体1(1’)に係止部材2(4、5)を一体的に
設けた携帯電話吊支用ケースAを説明したが、ケース本
体1(1’)に係止部材2を設けることなく、図10乃
至図12に示したように、前面に粘着剤層611 が層着さ
れた高さの低い円板形状の取付部61と、基端部が上記取
付部61に一体的に設けられ且つフック形状の耳に係止さ
せる係止部62とからなる携帯電話吊支具6であっても上
記携帯電話吊支用ケースAと同様の効果を奏することが
できる。なお、上記取付部61の粘着剤層611 上には剥離
紙611aが剥離可能に積層されている。
【0042】上記係止部62は、その基端部を中心にして
左右方向に回動自在に且つ開口部を閉止する方向に常時
付勢されてなり、上記係止部62を耳に係止させた際にそ
の係止状態を安定的に且つ確実に保持するように構成さ
れている。
【0043】そして、上記携帯電話吊支具6を使用する
には、該携帯電話吊支具6の取付部61の粘着剤層611 上
の剥離紙611aを剥離して上記粘着剤層611 を露出させ、
この粘着剤層611 によって上記携帯電話吊支具6の取付
部61を上記係止部62が上記携帯電話B(B’)の上端部
から上方に向かって突出した状態に携帯電話B(B’)
の背面上部に着脱自在に固着させる。
【0044】しかして、上記携帯電話吊支具6の係止部
62を、上記携帯電話吊支用ケースの係止部材2と同様の
要領で、携帯電話の使用者の耳Cに係止させることによ
って上記携帯電話B(B’)を耳Cから安定的に吊支し
た状態とすることができ、上記携帯電話吊支用ケースA
と同様に、上記携帯電話B(B’)を手で把持すること
なく該携帯電話B(B’)で通話を楽しむことができる
とともに、両手はフリーな状態であるので、一方の手で
紙を、他方の手で筆記具を把持して通話内容を円滑に且
つ確実に書き取ることができる。
【0045】又、上記携帯電話吊支具6の係止部62は、
その開口部が閉止する方向に常時付勢されていることか
ら、上記係止部62の上記携帯電話の使用者の耳Cへの係
止状態を確実に維持することができ、よって、上記携帯
電話の使用者が歩行等の動作をしても上記係止部62が耳
Cから不測に脱落するといった不測の事態は発生せず、
安心して上記携帯電話B(B’)で通話を楽しむことが
できる。
【0046】更に、上記携帯電話B(B’)の背面下部
に、図13に示したように、縦長長方形状の可撓性を有
する帯状体14' を後方に向かって湾曲させて撓ませた状
態でその上下端部を上記携帯電話B(B’)の背面下半
部における上下部に着脱自在に固着させて、上記帯状体
14' の前面と携帯電話B(B’)の背面下半部とによっ
て指先が二本程度、挿入、係止可能な左右方向に貫通し
た指挿入係止部15を形成してもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の携帯電話吊支用ケース
は、携帯電話を収納可能なケース本体の背面上部に耳に
係止させて上記ケース本体内に収納した携帯電話を吊支
するための係止部材を一体的に設けてなることを特徴と
するので、上記係止部材を耳に係止させることによって
上記ケース本体内に収納した携帯電話を手で支持するこ
となく安定した状態に耳から吊支した状態に装着するこ
とができる。
【0048】従って、携帯電話を使用する者の両手はフ
リーな状態となっており、一方の手で紙を把持するとと
もに他方の手で筆記具を把持することによって通話内容
を円滑に且つ確実に書き取ることができる。
【0049】しかも、従来の携帯電話では両手をフリー
な状態とするためには、一方の肩をすくめて肩とこの肩
に対向する頭部側面とで携帯電話を挟持するといった不
自然な姿勢を維持しなければならなかったが、上記携帯
電話吊支用ケースによれば、携帯電話を使用する者は従
来のような不自然な姿勢をとることなく、その係止部材
を耳に係止させるだけで携帯電話を耳から安定した状態
に吊支させることができ、よって、携帯電話を使用する
者は疲れることなくリラックスした姿勢で通話を長時間
に亘って楽しむことができる。
【0050】請求項2に記載の携帯電話吊支用ケース
は、請求項1に記載の携帯電話吊支用ケースにおいて、
ケース本体は互いに折り畳み自在に連結したケース上半
部とケース下半部とからなり、上記ケース下半部の下端
内壁面には上記ケース本体に収納される携帯電話の下端
面を上方に向かって弾圧する弾性部材が配設されている
ことを特徴とするので、携帯電話をケース本体内に安定
した状態に収納させておくことができ、よって、携帯電
話がケース本体内から不測に抜け出るといった不測の事
態は発生せず、携帯電話を安定した状態に耳から吊支さ
せて通話を楽しむことができる。
【0051】請求項3に記載の携帯電話吊支用ケース
は、請求項1又は請求項2に記載の携帯電話吊支用ケー
スにおいて、ケース本体の背面下部に指挿入係止部が一
体的に設けられていることを特徴とするので、指挿入係
止部に指先を挿入、係止させることによって携帯電話を
安定的に且つ確実に支持することができ、よって、携帯
電話のボタンを押す際に携帯電話を把持している手が邪
魔になって携帯電話のボタンが押しずらいといった不測
の事態は発生せず、円滑に且つ確実に携帯電話のボタン
を押して通話することができる。
【0052】請求項4に記載の携帯電話吊支具は、携帯
電話の背面上部に着脱可能な取付部と、この取付部に一
体的に設けられて耳に係止させるための係止部とからな
ることを特徴とするので、上記係止部材の係止部を耳に
係止させることによって携帯電話を手で支持することな
く安定的に耳から吊支した状態に装着することができ
る。
【0053】従って、携帯電話を使用する者の両手はフ
リーな状態となっており、一方の手で紙を把持するとと
もに他方の手で筆記具を把持することによって通話内容
を円滑に且つ確実に書き取ることができる。
【0054】しかも、従来の携帯電話では両手をフリー
な状態とするためには、一方の肩をすくめて肩とこの肩
に対向する頭部側面とで携帯電話を挟持するといった不
自然な姿勢を維持しなければならなかったが、上記携帯
電話吊支具によれば、携帯電話を使用する者は従来のよ
うな不自然な姿勢をとることなく、その係止部を耳に係
止させるだけで携帯電話を耳から安定した状態に吊支さ
せることができ、よって、携帯電話を使用する者は疲れ
ることなくリラックスした姿勢で通話を長時間に亘って
楽しむことができる。
【0055】請求項5に記載の携帯電話吊支具セット
は、携帯電話の背面上部に着脱可能な取付部とこの取付
部に一体的に設けられて耳に係止させるための係止部と
からなる携帯電話吊支具、及び両端部を携帯電話の背面
下部に着脱自在に取付けて用いられ且つ携帯電話の背面
下部とこれに対向する前面とによって指挿入係止部を形
成する可撓性帯状体からなることを特徴とするので、上
記係止部材の係止部を耳に係止させることによって携帯
電話を手で支持することなく安定的に耳から吊支した状
態に装着することができるのに加えて、上記帯状体の両
端部を上記携帯電話の背面下部に着脱自在に取付けるこ
とにより上記携帯電話の背面下部に指挿入係止部を形成
することができ、よって、携帯電話のボタンを押す際に
携帯電話を把持している手が邪魔になって携帯電話のボ
タンが押しずらいといった不測の事態は発生せず、円滑
に且つ確実に携帯電話のボタンを押して通話することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話吊支用ケースを示した斜視図
である。
【図2】図1の携帯電話吊支用ケースの使用状態を示し
た斜視図である。
【図3】図1の携帯電話吊支用ケースの使用状態を示し
た側面図である。
【図4】図1の携帯電話吊支用ケースの指挿入係止部に
指を挿入、係止させた状態を示した斜視図である。
【図5】本発明の携帯電話吊支用ケースの他の一例を示
した斜視図である。
【図6】本発明の携帯電話吊支用ケースの他の一例を示
した使用状態の斜視図である。
【図7】本発明の携帯電話吊支用ケースの他の一例を示
した斜視図である。
【図8】本発明の携帯電話吊支用ケースの他の一例を示
した斜視図である。
【図9】本発明の携帯電話吊支用ケースの他の一例を示
した斜視図である。
【図10】本発明の携帯電話吊支具を示した斜視図であ
る。
【図11】図10の携帯電話吊支具を示した斜視図であ
る。
【図12】図10の携帯電話吊支具の使用状態を示した
斜視図である。
【図13】本発明の携帯電話吊支具セットの使用状態を
示した斜視図である。
【符号の説明】
1、1’ケース本体 11 ケース上半部 12 ケース下半部 122a弾性部材 14 帯状体 2 係止部材 21 取付部 22 係止部 4、5 係止部材 6 携帯電話吊支具 61 取付部 62 係止部 A 携帯電話吊支用ケース B,B’携帯電話 C 携帯電話の使用者の耳

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話を収納可能なケース本体の背面
    上部に耳に係止させて上記ケース本体内に収納した携帯
    電話を吊支するための係止部材を一体的に設けてなるこ
    とを特徴とする携帯電話吊支用ケース。
  2. 【請求項2】 ケース本体は互いに折り畳み自在に連結
    したケース上半部とケース下半部とからなり、上記ケー
    ス下半部の下端内壁面には上記ケース本体に収納される
    携帯電話の下端面を上方に向かって弾圧する弾性部材が
    配設されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯
    電話吊支用ケース。
  3. 【請求項3】 ケース本体の背面下部に指挿入係止部が
    一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の携帯電話吊支用ケース。
  4. 【請求項4】 携帯電話の背面上部に着脱可能な取付部
    と、この取付部に一体的に設けられて耳に係止させるた
    めの係止部とからなることを特徴とする携帯電話吊支
    具。
  5. 【請求項5】 携帯電話の背面上部に着脱可能な取付部
    とこの取付部に一体的に設けられて耳に係止させるため
    の係止部とからなる携帯電話吊支具、及び両端部を携帯
    電話の背面下部に着脱自在に取付けて用いられ且つ携帯
    電話の背面下部とこれに対向する前面とによって指挿入
    係止部を形成する可撓性帯状体からなることを特徴とす
    る携帯電話吊支具セット。
JP2000251347A 2000-08-22 2000-08-22 携帯電話吊支用ケース、携帯電話吊支具及び携帯電話吊支具セット Pending JP2002064611A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG118218A1 (en) * 2003-12-06 2006-01-27 Beng Teck See Hands-free telephone
JP5407033B1 (ja) * 2013-07-18 2014-02-05 株式会社Orinsta 装飾具
JP2014187454A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Akuatekku:Kk 携帯電話機用の保持具

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