JP3394575B2 - 管渠の遠心力ライニングマシン - Google Patents
管渠の遠心力ライニングマシンInfo
- Publication number
- JP3394575B2 JP3394575B2 JP32229193A JP32229193A JP3394575B2 JP 3394575 B2 JP3394575 B2 JP 3394575B2 JP 32229193 A JP32229193 A JP 32229193A JP 32229193 A JP32229193 A JP 32229193A JP 3394575 B2 JP3394575 B2 JP 3394575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewer
- lining material
- lining
- centrifugal
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
新設又は老朽化したコンクリート管渠の内面に遠心力に
よってライニング材を塗布する遠心力ライニングマシン
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】遠心力ライニングマシンは、遠心力によ
ってライニング材を管渠の内面に向けて噴射するスピン
ナーと、このスピンナーによって塗布したライニング材
の表面を押える仕上げこてとを備えており、管渠内を移
動させることによってライニング材を管渠の内面に塗布
することができる。 【0003】このような遠心力ライニングマシンを使用
する工法は、管渠内面に手作業によってライニング材を
塗布する方法よりも格段に効果的であり、また、スプレ
ーガンによってライニング材を塗布する方法よりも、材
料の跳ね返りが少なく、粉塵等によって人体に悪影響を
及ぼさないという点で甚だ有利な工法といえる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、コンクリー
トのライニング材として、耐食性、耐摩耗性等の点で優
れたものにセラミックライニング材というものがある。 【0005】セラミックライニング材というのは、無機
系骨材のセラミックパウダーと、エポキシ樹脂と、アミ
ン化合物の硬化剤とを混合したものであり、商品名ノリ
タケセラミックライニング材(株式会社ノリタケカンパ
ニーリミテド)として市販されている。 【0006】ところが、このセラミックライニング材
は、粘着性が高いので、塗布した後、コテ仕上げを行う
と、セラミックライニング材がコテに付着して、セラミ
ックライニング材を掻き落としてしまうことになる。 【0007】このため、従来、ライニング材を塗布した
後、コテ仕上げを必要とする遠心力ライニングマシンに
よって、セラミックライニング材を管渠内面に塗布する
ということができなかった。 【0008】そこで、この発明は、セラミックライニン
グ材を使用することができる遠心力ライニングマシンを
提供しようとするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明は、遠心力ライ
ニングマシンのスピンナーと、仕上げコテとの間に、塗
布されたライニング材の表面に向けて水を噴霧する噴霧
装置を設置したものである。 【0010】 【作用】上記の構成によりライニング材の表面に水が噴
霧された後に、仕上げコテが当たるようになる。このた
め、ライニング材として粘着性の高いセラミックライニ
ング材を使用しても、仕上げコテにセラミックライニン
グ材が付着せず、セラミックライニング材の表面を滑ら
かに仕上げることができる。 【0011】 【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。 【0012】図1及び図2に示す遠心力ライニングマシ
ン1は、小口径用のものであり、管渠A外からワイヤー
ウィンチで引っぱって、管渠内を移動させるようになっ
ている。このライニングマシン1は、エアモーターによ
って回転し、その遠心力によって材料チューブ2から供
給されるセラミックライニング材Bを管渠Aの円面に向
けて噴射するスピンナー3有するマシン本体4の前方
に、複数枚のコテ板6を前方側が開くように重ね合わせ
て形成した仕上げコテ5をワイヤー7によって連結した
ものであり、スピンナー3と仕上げこて5との間に、管
渠Aの円面に向けて水を噴霧する噴霧ノズル9を備えた
噴霧装置8が設置されている。 【0013】上記噴霧ノズル9は、四方に設置され、管
渠Aの内面の全面に水が噴霧されるようになっている。
この噴霧ノズル9は、中空に形成されたスピンナー3の
回転軸10の前端に取付けられている。中空の回転軸1
0は、その内部が送水通路11になっており、この送水
通路11の後端に給水ホース12を連結して噴霧ノズル
9に水を供給している。 【0014】なお、符号13は、エアモータのエアホー
スである。 【0015】図1及び図4に示す遠心力ライニングマシ
ン21は、大口径用のものであり、管渠内を自走しなが
らライニングを行う装置である。 【0016】このライニングマシン21のマシン本体2
2には、エアモータによって回転するスピンナー23が
設けられており、このスピンナー23に材料チューブ2
4からセラミックライニング材Bを供給し、スピンナー
23の遠心力によってセラミックライニング材Bを管渠
Aの内面に噴射するようになっている。そして、マシン
本体22の前方には、回転仕上げコテ25が設置され、
この回転仕上げコテ25によって塗布したセラミックラ
イニング材Bを押えて表面を滑らかに仕上げるようにな
っている。 【0017】この回転仕上げコテ25の回転軸27は、
スピンナー23の回転軸26内に、回転可能に挿通され
ており、その後端に設置された駆動用のスプロケット2
8によって回転するようになっている。 【0018】上記回転仕上げコテ25の回転軸27の前
端には、アーム29が回転軸27に対して直行する方向
に2本、対称に取付けられている。このアーム29の先
端には、一端にコテ板30を有するロッド31が、上記
回転軸27と平行な軸を回転中心に回転可能に取付けら
れている。このロッド31の他端には、コテ板30を管
渠Aの内面に押し付けるように、ばね32が取付けられ
ている。 【0019】上記回転仕上げコテ25の回転軸27は、
内管33と外管35の二重構造になっており、この内管
33と外管34の間が送水通路35になっている。そし
て、上記アーム29には、回転仕上げコテ25の回転方
向の前方位置に向けて水を噴霧する噴霧装置36の噴霧
ノズル37を先端に取付けたホース38が固定され、こ
のホース38は上記送水通路35の前端に連結されてい
る。上記送水通路35の後端には給水ホース39が接続
されている。 【0020】 【発明の効果】以上のように、この発明の遠心力ライニ
ングマシンは、仕上げコテが、ライニング材に当たる前
にライニング材の表面に水が噴霧されるので、ライニン
グ材として粘着性の高いセラミックライニング材を使用
することができる。したがって、セラミックライニング
材使用した遠心ライニング工法が可能となる。
例を示す全体図 【図2】同上の部分断面図 【図3】この発明に係るライニングマシンの第二の実施
例を示す全体図 【図4】同上の部分断面図 【符号の説明】 1 遠心力ライニングマシン 2、24 材料チューブ 3、23 スピンナー 4、22 マシン本体 5、25 仕上げコテ 6、30 コテ板 7 ワイヤー 8、36 噴霧装置 9、37 噴霧ノズル 10、26、27 回転軸 11、35 送水通路 12、39 給水ホース 13 エアホース 28 スプロケット 29 アーム 31 ロッド 32 バネ 33 内管 34 外管 38 ホース
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】管渠内を移動しながら遠心力によってライ
ニング材を管渠の内面に向けて噴射するスピンナーと、
管渠の内面に塗布されたライニング材の表面を押える仕
上げコテとを備える遠心力ライニングマシンにおいて、
上記スピンナーと、仕上げコテとの間に、塗布されたラ
イニング材の表面に向けて水を噴霧する噴霧装置を設け
たことを特徴とする管渠の遠心力ライニングマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32229193A JP3394575B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 管渠の遠心力ライニングマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32229193A JP3394575B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 管渠の遠心力ライニングマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180130A JPH07180130A (ja) | 1995-07-18 |
JP3394575B2 true JP3394575B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18141996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32229193A Expired - Fee Related JP3394575B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 管渠の遠心力ライニングマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394575B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111043398A (zh) * | 2020-01-17 | 2020-04-21 | 葛加君 | 高压喷水挤压地下埋管施工方法 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32229193A patent/JP3394575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07180130A (ja) | 1995-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
IE48573B1 (en) | Cement lining of pipes | |
CA2463218C (en) | Sprayed in place pipe lining apparatus and method thereof | |
RU2002112242A (ru) | Способ и устройство для облицовки трубопровода или канала | |
JP3394575B2 (ja) | 管渠の遠心力ライニングマシン | |
JPH0745678Y2 (ja) | コンクリート塗装用こて装置 | |
US2701905A (en) | Method of manufacturing concrete pipe | |
US2596490A (en) | Pipe and method of making same | |
JPH01198999A (ja) | トンネル内壁用塗装装置 | |
JPH0243498A (ja) | コンクリートの覆工方法 | |
JPH0233890Y2 (ja) | ||
JPS61109864A (ja) | モルタル塗布装置 | |
JPH0779984B2 (ja) | 遠心力鋳鉄管の内面仕上方法およびその装置 | |
JPS5827672A (ja) | 防錆油で被覆された鋼板への塗布方法 | |
JPH0321799A (ja) | コンクリートの覆工方法 | |
CN220836254U (zh) | 岩盾管用表面喷涂装置 | |
KR20070079155A (ko) | 관로 비굴착 건식 부착 매개재 겸 보강재 분사공법 | |
JPS6229096Y2 (ja) | ||
CN211190668U (zh) | 一种用于粉末涂料的喷涂设备 | |
JPH0315156Y2 (ja) | ||
JPH02147796A (ja) | トンネルのコンクリート覆工装置 | |
RU2177103C2 (ru) | Способ и устройство для зачистки и нанесения защитного лакокрасочного покрытия на внутреннюю поверхность трубопроводов в местах их сварки | |
JP4131060B2 (ja) | ウオータージェットによる表面処理装置 | |
JPS592579B2 (ja) | 多頭エアスプレ−ガン装置 | |
JPH04176346A (ja) | 電気集じん装置 | |
JPH0326940Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |