JP3394030B2 - 折れるつばを備えた帽子 - Google Patents
折れるつばを備えた帽子Info
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- JP3394030B2 JP3394030B2 JP2000343541A JP2000343541A JP3394030B2 JP 3394030 B2 JP3394030 B2 JP 3394030B2 JP 2000343541 A JP2000343541 A JP 2000343541A JP 2000343541 A JP2000343541 A JP 2000343541A JP 3394030 B2 JP3394030 B2 JP 3394030B2
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B1/00—Hats; Caps; Hoods
- A42B1/018—Hats; Caps; Hoods with means for protecting the eyes, ears or nape, e.g. sun or rain shields; with air-inflated pads or removable linings
- A42B1/0181—Hats; Caps; Hoods with means for protecting the eyes, ears or nape, e.g. sun or rain shields; with air-inflated pads or removable linings with means for protecting the eyes
- A42B1/0182—Peaks or visors
- A42B1/0184—Peaks or visors detachable or movable, e.g. rotatable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B1/00—Hats; Caps; Hoods
- A42B1/201—Collapsible or foldable
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B1/00—Hats; Caps; Hoods
- A42B1/24—Hats; Caps; Hoods with means for attaching articles thereto, e.g. memorandum tablets or mirrors
- A42B1/241—Pockets therefor; Head coverings with pockets
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は帽子に関するもので
あり、特に、保管及び携帯が便利なように折り畳むこと
ができ、ポケットを形成して小さい物体を保管できる折
れるつばを備えた帽子に関するものである。
あり、特に、保管及び携帯が便利なように折り畳むこと
ができ、ポケットを形成して小さい物体を保管できる折
れるつばを備えた帽子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】大気汚染が深刻化しながらオゾン層が破
壊されて、それによって紫外線による皮膚癌及び皮膚疾
患の発生などの被害が増えている。このような紫外線を
遮断するために紫外線遮断剤などの製品が開発されてい
るが、紫外線からの被害を予防するための最も良い方法
は強い陽光を避けることである。しかし、野原で仕事を
したり、または運動場で運動する人は強い陽光に露出さ
れやすい。そのため、こういう人は紫外線から顔を保護
するために帽子を着用する。
壊されて、それによって紫外線による皮膚癌及び皮膚疾
患の発生などの被害が増えている。このような紫外線を
遮断するために紫外線遮断剤などの製品が開発されてい
るが、紫外線からの被害を予防するための最も良い方法
は強い陽光を避けることである。しかし、野原で仕事を
したり、または運動場で運動する人は強い陽光に露出さ
れやすい。そのため、こういう人は紫外線から顔を保護
するために帽子を着用する。
【０００３】図１は、従来の帽子を示した斜視図であ
り、図２は図１に示された帽子のつばのＡ−Ａ'断面図
である。図１及び図２に示されるように、帽子１を頭に
かぶった時に人の額部位の前方にはつば４が位置して、
このつば４により顔部位に陰が形成される。このよう
に、つば４は帽子１の上部に照りつける陽光を遮断して
紫外線から顔を保護する。
り、図２は図１に示された帽子のつばのＡ−Ａ'断面図
である。図１及び図２に示されるように、帽子１を頭に
かぶった時に人の額部位の前方にはつば４が位置して、
このつば４により顔部位に陰が形成される。このよう
に、つば４は帽子１の上部に照りつける陽光を遮断して
紫外線から顔を保護する。
【０００４】一方、つば４の中間には合成樹脂材質から
なるつば芯５が位置し、つば芯５の上下面にはつば芯５
の面積と同一の上面原緞７と下面原緞８とが位置し、上
面原緞７と下面原緞８との縁を包むように、つば芯５に
は縁原緞９が裁縫により固定されている。そして、帽子
１を着用した時に人の額部位に位置するつば４の後方部
は帽子本体３に裁縫により固定されている。
なるつば芯５が位置し、つば芯５の上下面にはつば芯５
の面積と同一の上面原緞７と下面原緞８とが位置し、上
面原緞７と下面原緞８との縁を包むように、つば芯５に
は縁原緞９が裁縫により固定されている。そして、帽子
１を着用した時に人の額部位に位置するつば４の後方部
は帽子本体３に裁縫により固定されている。
【０００５】しかし、このように構成された帽子１を保
管するためにはつば４の面積以上の空間を有する所に帽
子１を保管しなければならない。狭い空間に帽子１を保
管するためには、つば４を曲げて保管しなければなず、
このように狭い空間に帽子１を保管するようになれば合
成樹脂製のつば芯５が変形されて帽子１の形状が変形さ
れるという問題がある。
管するためにはつば４の面積以上の空間を有する所に帽
子１を保管しなければならない。狭い空間に帽子１を保
管するためには、つば４を曲げて保管しなければなず、
このように狭い空間に帽子１を保管するようになれば合
成樹脂製のつば芯５が変形されて帽子１の形状が変形さ
れるという問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述したよう
な従来技術の問題点を解決するために提供されたもので
あり、その目的は、携帯が便利でポケットが形成されて
小さい物体を保管できる帽子を提供することにある。
な従来技術の問題点を解決するために提供されたもので
あり、その目的は、携帯が便利でポケットが形成されて
小さい物体を保管できる帽子を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ため、本発明は、つば芯と前記つば芯の上下面に固定さ
れた原緞とを含み、着用した時に着用者の額部位に位置
するつばを備えた帽子を提供する。、前記つば芯は複数
個に分割されて前記つば芯の分割面を中心に前記つばが
折れたり伸びたりする。
ため、本発明は、つば芯と前記つば芯の上下面に固定さ
れた原緞とを含み、着用した時に着用者の額部位に位置
するつばを備えた帽子を提供する。、前記つば芯は複数
個に分割されて前記つば芯の分割面を中心に前記つばが
折れたり伸びたりする。
【０００８】また、本発明によると、前記分割されたつ
ば芯の上下面の内、いずれか片面には前記分割された各
々のつば芯に相当する大きさの原緞が配置され、他の片
面には前記分割されたつば芯の分割面を接近させた状態
におけるつば芯全体に相当する大きさの原緞が配置さ
れ、前記分割されたつば芯と前記つば芯全体に相当する
大きさの原緞との間には隙間が形成される。
ば芯の上下面の内、いずれか片面には前記分割された各
々のつば芯に相当する大きさの原緞が配置され、他の片
面には前記分割されたつば芯の分割面を接近させた状態
におけるつば芯全体に相当する大きさの原緞が配置さ
れ、前記分割されたつば芯と前記つば芯全体に相当する
大きさの原緞との間には隙間が形成される。
【０００９】本発明の前記つば芯は二つに分割され、前
記つば芯の分割された部位は着用者の額と接する部分か
ら前方に向かって左右対称になるように分割される。更
に、本発明によると、前記分割されたつば芯の上面には
前記分割されたつば芯に相当する大きさの上面原緞が配
置され、前記つば芯の分割面には前記上面原緞と前記分
割されたつば芯を包む第１縁部が裁縫され、前記分割さ
れたつば芯の下面には前記分割されたつば芯の全体に相
当する大きさの下面原緞が配置され、前記下面原緞と前
記分割されたつば芯の縁を包む第２縁部が裁縫されて前
記分割されたつば芯と前記下面原緞との間には隙間が形
成されることを特徴とする帽子。
記つば芯の分割された部位は着用者の額と接する部分か
ら前方に向かって左右対称になるように分割される。更
に、本発明によると、前記分割されたつば芯の上面には
前記分割されたつば芯に相当する大きさの上面原緞が配
置され、前記つば芯の分割面には前記上面原緞と前記分
割されたつば芯を包む第１縁部が裁縫され、前記分割さ
れたつば芯の下面には前記分割されたつば芯の全体に相
当する大きさの下面原緞が配置され、前記下面原緞と前
記分割されたつば芯の縁を包む第２縁部が裁縫されて前
記分割されたつば芯と前記下面原緞との間には隙間が形
成されることを特徴とする帽子。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明による折れるつばを
備えた帽子の好適な実施形態について添付した図３〜図
５を参照して詳細に説明する。
備えた帽子の好適な実施形態について添付した図３〜図
５を参照して詳細に説明する。
【００１１】図３は本発明の第１実施形態による折れる
つばを備えた帽子の斜視図である。図４は図３に示され
た帽子のＢ−Ｂ'断面図である。図５は図３に示された
帽子の折れた状態を示した斜視図である。
つばを備えた帽子の斜視図である。図４は図３に示され
た帽子のＢ−Ｂ'断面図である。図５は図３に示された
帽子の折れた状態を示した斜視図である。
【００１２】図３〜図５に示されるように、つば４０
は、一対のつば芯５０、上面原緞７０、一対の第１縁原
緞９１、下面原緞８０及び第２縁原緞９３を有する。つ
ば芯５０は帽子本体３に裁縫される後部の中心から前方
に向かって二つに分割されている。、分割された二つの
つば芯５０の形状は同一であり、二つのつば芯５０の分
割面がが相互に接するように配置すれば、二つのつば芯
５０の大きさは、図１に示す従来の帽子のつば芯５と同
じ大きさと形状になる。
は、一対のつば芯５０、上面原緞７０、一対の第１縁原
緞９１、下面原緞８０及び第２縁原緞９３を有する。つ
ば芯５０は帽子本体３に裁縫される後部の中心から前方
に向かって二つに分割されている。、分割された二つの
つば芯５０の形状は同一であり、二つのつば芯５０の分
割面がが相互に接するように配置すれば、二つのつば芯
５０の大きさは、図１に示す従来の帽子のつば芯５と同
じ大きさと形状になる。
【００１３】二つのつば芯５０の上面には各々のつば芯
５０と同じ大きさを有する上面原緞７０が備えられる。
各第１縁原緞９１は、各つば芯５０の分割面に沿って、
各つば芯５０と上面原緞７０の縁を包む。第１縁原緞９
１、つば芯５０及び上面原緞７０の縁を裁縫することに
より、それらが互いに固定されている。一対の第１縁原
緞９１が互いに接した状態で二つのつば芯５０の全体面
積と同一の大きさを有する下面原緞８０が二つのつば芯
５０の下面に位置している。第２縁原緞９３は上面原緞
７０、二つのつば芯５０及び下面原緞８０の縁を包む。
第２縁原緞９３はつば芯５０の前方部と側部、すなわ
ち、帽子本体３と接する面及び分割面を除いた残りのつ
ば４０の周縁を包んだ後に裁縫される。
５０と同じ大きさを有する上面原緞７０が備えられる。
各第１縁原緞９１は、各つば芯５０の分割面に沿って、
各つば芯５０と上面原緞７０の縁を包む。第１縁原緞９
１、つば芯５０及び上面原緞７０の縁を裁縫することに
より、それらが互いに固定されている。一対の第１縁原
緞９１が互いに接した状態で二つのつば芯５０の全体面
積と同一の大きさを有する下面原緞８０が二つのつば芯
５０の下面に位置している。第２縁原緞９３は上面原緞
７０、二つのつば芯５０及び下面原緞８０の縁を包む。
第２縁原緞９３はつば芯５０の前方部と側部、すなわ
ち、帽子本体３と接する面及び分割面を除いた残りのつ
ば４０の周縁を包んだ後に裁縫される。
【００１４】つば４０の後方部分は帽子本体３に対して
裁縫により固定される。以上のように構成された折れる
つば４０を備えた帽子を保管したり透き間に挿入して置
こうとする時に着用者は二つのつば芯５０の切断面を基
準に二つのつば芯５０を下方に曲げて相互に接するよう
にする。そうすると、半球形状の帽子本体３も二つのつ
ば芯５０の切断面を基準に半分に折れるようになる。こ
の時、帽子１０は立体構造から平面構造に変わりその大
きさは小さくなる。したがって、小さい隙間に保管する
のが便利である。また、カード１１のような小さくて薄
い物体をつば芯５０と下面原緞８０のとの間に挿入させ
て保管できる。
裁縫により固定される。以上のように構成された折れる
つば４０を備えた帽子を保管したり透き間に挿入して置
こうとする時に着用者は二つのつば芯５０の切断面を基
準に二つのつば芯５０を下方に曲げて相互に接するよう
にする。そうすると、半球形状の帽子本体３も二つのつ
ば芯５０の切断面を基準に半分に折れるようになる。こ
の時、帽子１０は立体構造から平面構造に変わりその大
きさは小さくなる。したがって、小さい隙間に保管する
のが便利である。また、カード１１のような小さくて薄
い物体をつば芯５０と下面原緞８０のとの間に挿入させ
て保管できる。
【００１５】このように折れた状態の帽子を再び着用し
ようとする時には下向に曲げられた二つのつば芯５０を
上方に折り返して下面原緞８０を伸ばす。そうすると帽
子本体３も伸びて元来の半球形態に戻る。この時、半分
に折れて保管された二つのつば芯５０はその形状に変化
がないので、帽子１０を再び着用するようになれば帽子
１０の元来形態がそのまま維持される。
ようとする時には下向に曲げられた二つのつば芯５０を
上方に折り返して下面原緞８０を伸ばす。そうすると帽
子本体３も伸びて元来の半球形態に戻る。この時、半分
に折れて保管された二つのつば芯５０はその形状に変化
がないので、帽子１０を再び着用するようになれば帽子
１０の元来形態がそのまま維持される。
【００１６】一方、本実施形態では二つのつば芯に裁縫
された二つの第１縁原緞９１が相互に接した状態の帽子
に関して説明したが、二つのつば芯５０の間隔を約１０
ｃｍほど離した状態でも、本発明の目的及び効果を得る
ことができる。
された二つの第１縁原緞９１が相互に接した状態の帽子
に関して説明したが、二つのつば芯５０の間隔を約１０
ｃｍほど離した状態でも、本発明の目的及び効果を得る
ことができる。
【００１７】第１実施形態では半球状をなす帽子本体３
につばが形成された帽子に関して説明したが、本発明の
折れるつばを備えた帽子はこれに限定されず、図６に示
すような頭周りを加圧して着用する日除け帽子にも適用
できる。
につばが形成された帽子に関して説明したが、本発明の
折れるつばを備えた帽子はこれに限定されず、図６に示
すような頭周りを加圧して着用する日除け帽子にも適用
できる。
【００１８】以下に、説明する日除け帽子は第１実施形
態において説明したつば４０と同一のつばを備えてい
て、単に、帽子本体のみを変形したものであり、同一の
構成要素に対しては同一又は類似の図面符号を付与し
て、詳細な説明は省略する。
態において説明したつば４０と同一のつばを備えてい
て、単に、帽子本体のみを変形したものであり、同一の
構成要素に対しては同一又は類似の図面符号を付与し
て、詳細な説明は省略する。
【００１９】図６は第２実施形態における折れるつば１
４０を備えた日除け帽子の概略図であり、図７は図６に
示された日除け帽子の折れた状態を示す斜視図である。
図６及び図７に示されるように、日除け帽子１００は、
人の頭周りを包む縁部１０３と、日除け帽子１００を着
用した時に着用者の額前方に位置するつば１４０とを含
む。つば１４０は縁部１０３に裁縫される。
４０を備えた日除け帽子の概略図であり、図７は図６に
示された日除け帽子の折れた状態を示す斜視図である。
図６及び図７に示されるように、日除け帽子１００は、
人の頭周りを包む縁部１０３と、日除け帽子１００を着
用した時に着用者の額前方に位置するつば１４０とを含
む。つば１４０は縁部１０３に裁縫される。
【００２０】つば１４０は一対のつば芯１５０、一対の
上面原緞１７０、下面原緞１８０、第１縁原緞１９１及
び第２縁原緞１９３を含む。上面原緞１７０は、各々の
つば芯１５０上面に位置する。下面原緞１８０は、両つ
ば芯１５０の下面に位置する。各第１縁原緞１９１は、
各つば芯１５０と各上面原緞１７０との縁を包んで各つ
ば芯１５０と各上面原緞１７０とを裁縫により固定す
る。第２縁原緞１９３は、一対のつば芯１５０、一対の
上面原緞１７０及び下面原緞１８０の縁を包んでそれら
を裁縫により固定するそして、縁部１０３の内側には折
れる、あるいは伸びることが可能な軟らかい布地１０１
が設けられている。布地１０１の径方向外側には上下面
原緞１７０、１８０と同一の材質の原緞が設けられ布地
１０１と裁縫されて縁部１０３が形成される。したがっ
て、縁部１０３は容易に折れる、あるいは伸びることが
できる。縁部１０３の一端部の内側にはベルクロファス
ナー（ｖｅｌｃｒｏ ｆａｓｔｅｎｅｒ）のフック１０
８が裁縫され、縁部１０３の他端部の外側の方にはベル
クロファスナーのループ（図示せず）が裁縫される。し
たがって、つば１４０を着用者の額に配置して、縁部１
０３で頭を包んだ後にフック１０８をループに付着させ
れば、日除け帽子１００が人の頭から離脱することが防
止される。
上面原緞１７０、下面原緞１８０、第１縁原緞１９１及
び第２縁原緞１９３を含む。上面原緞１７０は、各々の
つば芯１５０上面に位置する。下面原緞１８０は、両つ
ば芯１５０の下面に位置する。各第１縁原緞１９１は、
各つば芯１５０と各上面原緞１７０との縁を包んで各つ
ば芯１５０と各上面原緞１７０とを裁縫により固定す
る。第２縁原緞１９３は、一対のつば芯１５０、一対の
上面原緞１７０及び下面原緞１８０の縁を包んでそれら
を裁縫により固定するそして、縁部１０３の内側には折
れる、あるいは伸びることが可能な軟らかい布地１０１
が設けられている。布地１０１の径方向外側には上下面
原緞１７０、１８０と同一の材質の原緞が設けられ布地
１０１と裁縫されて縁部１０３が形成される。したがっ
て、縁部１０３は容易に折れる、あるいは伸びることが
できる。縁部１０３の一端部の内側にはベルクロファス
ナー（ｖｅｌｃｒｏ ｆａｓｔｅｎｅｒ）のフック１０
８が裁縫され、縁部１０３の他端部の外側の方にはベル
クロファスナーのループ（図示せず）が裁縫される。し
たがって、つば１４０を着用者の額に配置して、縁部１
０３で頭を包んだ後にフック１０８をループに付着させ
れば、日除け帽子１００が人の頭から離脱することが防
止される。
【００２１】一方、このような日除け帽子１００を保管
するために二つのつば芯１５０を下方に曲げれば、縁部
１０３もつば芯１５０が折れるのと同時に折れる。そし
て、日除け帽子１００を着用するために二つのつば芯１
５０を上方に折り返せば縁部１０３は元来のリング状に
戻る。更に、本実施形態の日除け帽子１００もまた、両
つば芯１５０と下面原緞１８０との間にカード１１等の
ような薄い物体を挿入させて保管できる。
するために二つのつば芯１５０を下方に曲げれば、縁部
１０３もつば芯１５０が折れるのと同時に折れる。そし
て、日除け帽子１００を着用するために二つのつば芯１
５０を上方に折り返せば縁部１０３は元来のリング状に
戻る。更に、本実施形態の日除け帽子１００もまた、両
つば芯１５０と下面原緞１８０との間にカード１１等の
ような薄い物体を挿入させて保管できる。
【００２２】図８及び図９に示す第３実施形態の帽子
は、つばの上下の原緞の位置が変更されて、帽子のつば
の下面にカードなどを挿入させることができる空間が形
成されるということを除いては第１実施形態の帽子と同
一であり、同一の構成要素に対しては同一又は、類似の
図面符号を付与して、詳細な説明は省略する。
は、つばの上下の原緞の位置が変更されて、帽子のつば
の下面にカードなどを挿入させることができる空間が形
成されるということを除いては第１実施形態の帽子と同
一であり、同一の構成要素に対しては同一又は、類似の
図面符号を付与して、詳細な説明は省略する。
【００２３】図８は本発明の第３実施形態による折れる
つばを備えた帽子の斜視図であり、図９は図８に示され
た帽子のＣ−Ｃ'断面図である。図８及び図９に示され
るように、一対のつば芯２５０の下面には各々のつば芯
２５０に応じた大きさを有する一対の下面原緞２８０が
第１縁原緞２９１により裁縫されている。両つば芯２５
０の上面には二つのつば芯２５０の全体の大きさとほぼ
同一の大きさの上面原緞２７０が設けられている。一対
のつば芯２５０、上面原緞２７０及び下面原緞２８０は
第２縁原緞２９３により裁縫される。
つばを備えた帽子の斜視図であり、図９は図８に示され
た帽子のＣ−Ｃ'断面図である。図８及び図９に示され
るように、一対のつば芯２５０の下面には各々のつば芯
２５０に応じた大きさを有する一対の下面原緞２８０が
第１縁原緞２９１により裁縫されている。両つば芯２５
０の上面には二つのつば芯２５０の全体の大きさとほぼ
同一の大きさの上面原緞２７０が設けられている。一対
のつば芯２５０、上面原緞２７０及び下面原緞２８０は
第２縁原緞２９３により裁縫される。
【００２４】したがって、一対のつば芯２５０を折り畳
めば帽子２００は半分に折れるようになり、カード１１
等のように小さい物をつば芯２５０と上面原緞２７０の
間に挿入して保管できる。
めば帽子２００は半分に折れるようになり、カード１１
等のように小さい物をつば芯２５０と上面原緞２７０の
間に挿入して保管できる。
【００２５】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
折れるつばを備えた帽子はつばを折り畳んで保管及び携
帯でき、再び帽子を着用する時につばがしわくちゃにな
らなくて帽子元来の形態に復元されて着用することがで
きる。
折れるつばを備えた帽子はつばを折り畳んで保管及び携
帯でき、再び帽子を着用する時につばがしわくちゃにな
らなくて帽子元来の形態に復元されて着用することがで
きる。
【００２６】また、本発明の折れるつばを備えた帽子は
つば芯と下面原緞間またはつば芯と上面原緞間に空間が
形成されてカード等の小さい物を保管できる。以上、本
発明の折れるつばを備えた帽子に対する技術思想を添付
図面とともに叙述したが、これは本発明の最も良好な実
施例を例示的に説明したものであり、本発明を限定する
ものではない。また、この技術分野の通常の知識を有す
る者ならば誰でも本発明の技術思想の範疇を離脱しない
範囲内で多様な変形及び摸倣が可能なことは明白な事実
である。
つば芯と下面原緞間またはつば芯と上面原緞間に空間が
形成されてカード等の小さい物を保管できる。以上、本
発明の折れるつばを備えた帽子に対する技術思想を添付
図面とともに叙述したが、これは本発明の最も良好な実
施例を例示的に説明したものであり、本発明を限定する
ものではない。また、この技術分野の通常の知識を有す
る者ならば誰でも本発明の技術思想の範疇を離脱しない
範囲内で多様な変形及び摸倣が可能なことは明白な事実
である。
【図１】従来技術の帽子を示した斜視図。
【図２】図１に示された帽子のつばのＡ−Ａ'断面図。
【図３】本発明を具体化した第１実施形態における折れ
るつばを備えた帽子の斜視図。
るつばを備えた帽子の斜視図。
【図４】図３に示された帽子のＢ−Ｂ'断面図。
【図５】図３に示された帽子の折りたたみ状態を示した
斜視図。
斜視図。
【図６】第２実施形態における折れるつばを備えた日除
け帽子の概略図。
け帽子の概略図。
【図７】図６に示された日除け帽子の折りたたみ状態を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図８】第３実施形態における折れるつばを備えた帽子
の斜視図。
の斜視図。
【図９】図８に示された帽子のＣ−Ｃ'断面図である。
１、１０、２００：帽子
３：帽子本体
４、４０、１４０、２４０：つば
５、５０、１５０、２５０：つば芯
７、７０、１７０、２７０：上面原緞
８、８０、１８０、２８０：下面原緞
９１、１９１、２９１：第１縁原緞
９３、１９３、２９３：第２縁原緞
１００：日除け帽子
１０３：縁部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A42B 1/00 - 1/24
Claims (3)
- 【請求項１】 つば芯と前記つば芯の上下面に固定され
た原緞とを含み、着用した時に着用者の額部位に位置す
るつばを備えた帽子において、 前記つば芯は、複数個に分割されて前記つば芯の分割面
を中心に前記つばが折れたり伸びたりすることが可能で
あり、前記分割されたつば芯の上下面の内、いずれか片
面には前記分割された各々のつば芯に相当する大きさの
原緞が配置され、他の片面には前記分割されたつば芯の
分割面を接近させた状態におけるつば芯全体に相当する
大きさの原緞が配置され、前記分割されたつば芯と前記
つば芯全体に相当する大きさに相当する大きさの原緞と
の間には隙間が形成されることを特徴とする帽子。 - 【請求項２】 前記つば芯は二つに分割され、前記つば
芯の分割された部位は着用者の額と接する部分から前方
に向かって左右対称になるように分割されることを特徴
とする請求項１に記載の帽子。 - 【請求項３】 前記分割されたつば芯の上面には、前記
分割されたつば芯に相当する大きさの上面原緞が配置さ
れ、前記つば芯の分割面には前記上面原緞と前記分割さ
れたつば芯とを包む第１縁部が裁縫されて、前記分割さ
れたつば芯の下面には、前記分割されたつば芯の全体に
相当する大きさの下面原緞が配置され、前記下面原緞と
前記分割されたつば芯の縁を包む第２縁部が裁縫されて
前記分割されたつば芯と前記下面原緞との間には隙間が
形成されることを特徴とする請求項２に記載の帽子。
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