JP3393343B2 - Ｎｃ旋盤 - Google Patents
Ｎｃ旋盤Info
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- JP3393343B2 JP3393343B2 JP19309792A JP19309792A JP3393343B2 JP 3393343 B2 JP3393343 B2 JP 3393343B2 JP 19309792 A JP19309792 A JP 19309792A JP 19309792 A JP19309792 A JP 19309792A JP 3393343 B2 JP3393343 B2 JP 3393343B2
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- Japan
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- lathe
- headstock
- tool
- axis
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ＮＣ旋盤、特に、フ
ロアスペースを縮小するための全体的な構成に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】従来のＮＣ旋盤は、一般に、図３に示す
ように横長ベッドの長手方向に主軸台３及び刃物台４を
配設して構成されている。このため、機械の間口Ｗが大
きくなり、フロアスペースが拡大して、レイアウト上の
不利益を招くという問題があり、特に、図４に示すよう
に複数の主軸台３，３または刃物台４，４を装備したＮ
Ｃ旋盤（実開昭６０−１３８６０１号公報等）の場合
は、こうした問題が顕著であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、フロアスペースを大幅に縮小でき、かつ、機械全
体の精度基準を簡単かつ正確に設定できるＮＣ旋盤を提
供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のＮＣ旋盤は、ベース上に直方体形状の
コラムを立設し、そのコラムの同一垂立面に主軸台及び
刃物台を上下に配設し、前記垂立面と平行な面内に、刃
物台を上下方向に案内する垂直摺動面と、刃物台を水平
方向へ案内する水平摺動面とを設けて構成される。 【０００５】 【作用】この発明のＮＣ旋盤によれば、コラムに主軸台
及び刃物台が上下に配設されるので、機械の間口が小さ
くなり、フロアスペースが縮小して、レイアウト上大変
有利であり、特に、複数の刃物台または主軸台を装備し
たＮＣ旋盤の場合でも、そのフロアスペースを最小化す
ることができる。また、コラムは直方体形状に形成され
るので、その垂立面、上端面、下端面の３つの面相互の
直角をコラムの製作段階で容易に確保できて、組み付け
に際して機械全体の精度基準を正確に設定できる。 【０００６】 【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図１及び図２において、１はベー
スであり、このベース１上にはコラム２が立設され、ベ
ース１とコラム２とによりＮＣ旋盤の機枠が構成されて
いる。コラム２は直方体形状に形成され、その下端面２
ａをベース１の上面に接合した状態で組み付けられてい
る。 【０００７】コラム２の垂立面２ｂには主軸台３と２台
の刃物台４とが上下に配設されている。主軸台３はコラ
ム２の高さ方向中央部に固定され、ワーク（図示略）を
把持するチャック５を備えている。チャック５はベルト
６を介してコラム２内の主軸駆動モータ７に連結されて
いる。各刃物台４は主軸台３の上下においてサドル８及
び中台９を介してコラム２に取り付けられ、工具１０を
割り出すタレット１１をそれぞれ備えている。なお、主
軸台３及び刃物台４の中心線は同一の垂直面内に位置し
ている。 【０００８】サドル８は上下に延びるＸ軸１２に結合さ
れ、Ｘ軸１２はコラム２の上端面２ｃに設置したＸ軸駆
動モータ１３に連結されていて、Ｘ軸駆動モータ１３の
回転に伴い、サドル８がコラム２の垂直摺動面１４上で
移動される。一方、中台９は水平に延びるＺ軸１５に結
合され、Ｚ軸１５はサドル８に設置したＺ軸駆動モータ
１６に連結されていて、Ｚ軸駆動モータ１６の回転に伴
い、中台９がサドル８の水平摺動面１７上で移動され
る。そして、主軸駆動モータ７、Ｘ軸駆動モータ１３、
及びＺ軸駆動モータ１６がＮＣ装置（図示略）により制
御され、各刃物台４が上下及び水平方向に送られ、工具
１０によってワークが旋削されるようになっている。 【０００９】上記のように構成した本実施例のＮＣ旋盤
によれば、コラム２に主軸台３及び刃物台４が上下に配
設されているので、図１に示すように、機械の間口Ｗを
小さくし、フロアスペースを大幅に縮小できて、レイア
ウト上大変有利になり、特に、２台の刃物台４を装備し
た４軸ＮＣ旋盤においてそのフロアスペースを最小化す
ることができる。また、コラム２は直方体形状に形成さ
れているので、その下端面２ａ、垂立面２ｂ、上端面２
ｃの３つの面相互の直角をコラム２の製作段階で容易に
確保できて、組み付けに際して機械全体の精度基準を正
確に設定することができる。 【００１０】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば２台の主軸台と２台の刃物台とを
装備したＮＣ旋盤に適用するなど、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の構成を適宜に変更して具体化するこ
とも可能である。 【００１１】 【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、直方体形状のコラムの垂立面に主軸台及び刃物台を
上下に配設して構成したので、フロアスペースを大幅に
縮小できるとともに、機械全体の精度基準を簡単かつ正
確に設定できるという優れた効果を奏する。
ロアスペースを縮小するための全体的な構成に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】従来のＮＣ旋盤は、一般に、図３に示す
ように横長ベッドの長手方向に主軸台３及び刃物台４を
配設して構成されている。このため、機械の間口Ｗが大
きくなり、フロアスペースが拡大して、レイアウト上の
不利益を招くという問題があり、特に、図４に示すよう
に複数の主軸台３，３または刃物台４，４を装備したＮ
Ｃ旋盤（実開昭６０−１３８６０１号公報等）の場合
は、こうした問題が顕著であった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、フロアスペースを大幅に縮小でき、かつ、機械全
体の精度基準を簡単かつ正確に設定できるＮＣ旋盤を提
供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のＮＣ旋盤は、ベース上に直方体形状の
コラムを立設し、そのコラムの同一垂立面に主軸台及び
刃物台を上下に配設し、前記垂立面と平行な面内に、刃
物台を上下方向に案内する垂直摺動面と、刃物台を水平
方向へ案内する水平摺動面とを設けて構成される。 【０００５】 【作用】この発明のＮＣ旋盤によれば、コラムに主軸台
及び刃物台が上下に配設されるので、機械の間口が小さ
くなり、フロアスペースが縮小して、レイアウト上大変
有利であり、特に、複数の刃物台または主軸台を装備し
たＮＣ旋盤の場合でも、そのフロアスペースを最小化す
ることができる。また、コラムは直方体形状に形成され
るので、その垂立面、上端面、下端面の３つの面相互の
直角をコラムの製作段階で容易に確保できて、組み付け
に際して機械全体の精度基準を正確に設定できる。 【０００６】 【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図１及び図２において、１はベー
スであり、このベース１上にはコラム２が立設され、ベ
ース１とコラム２とによりＮＣ旋盤の機枠が構成されて
いる。コラム２は直方体形状に形成され、その下端面２
ａをベース１の上面に接合した状態で組み付けられてい
る。 【０００７】コラム２の垂立面２ｂには主軸台３と２台
の刃物台４とが上下に配設されている。主軸台３はコラ
ム２の高さ方向中央部に固定され、ワーク（図示略）を
把持するチャック５を備えている。チャック５はベルト
６を介してコラム２内の主軸駆動モータ７に連結されて
いる。各刃物台４は主軸台３の上下においてサドル８及
び中台９を介してコラム２に取り付けられ、工具１０を
割り出すタレット１１をそれぞれ備えている。なお、主
軸台３及び刃物台４の中心線は同一の垂直面内に位置し
ている。 【０００８】サドル８は上下に延びるＸ軸１２に結合さ
れ、Ｘ軸１２はコラム２の上端面２ｃに設置したＸ軸駆
動モータ１３に連結されていて、Ｘ軸駆動モータ１３の
回転に伴い、サドル８がコラム２の垂直摺動面１４上で
移動される。一方、中台９は水平に延びるＺ軸１５に結
合され、Ｚ軸１５はサドル８に設置したＺ軸駆動モータ
１６に連結されていて、Ｚ軸駆動モータ１６の回転に伴
い、中台９がサドル８の水平摺動面１７上で移動され
る。そして、主軸駆動モータ７、Ｘ軸駆動モータ１３、
及びＺ軸駆動モータ１６がＮＣ装置（図示略）により制
御され、各刃物台４が上下及び水平方向に送られ、工具
１０によってワークが旋削されるようになっている。 【０００９】上記のように構成した本実施例のＮＣ旋盤
によれば、コラム２に主軸台３及び刃物台４が上下に配
設されているので、図１に示すように、機械の間口Ｗを
小さくし、フロアスペースを大幅に縮小できて、レイア
ウト上大変有利になり、特に、２台の刃物台４を装備し
た４軸ＮＣ旋盤においてそのフロアスペースを最小化す
ることができる。また、コラム２は直方体形状に形成さ
れているので、その下端面２ａ、垂立面２ｂ、上端面２
ｃの３つの面相互の直角をコラム２の製作段階で容易に
確保できて、組み付けに際して機械全体の精度基準を正
確に設定することができる。 【００１０】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば２台の主軸台と２台の刃物台とを
装備したＮＣ旋盤に適用するなど、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で各部の構成を適宜に変更して具体化するこ
とも可能である。 【００１１】 【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、直方体形状のコラムの垂立面に主軸台及び刃物台を
上下に配設して構成したので、フロアスペースを大幅に
縮小できるとともに、機械全体の精度基準を簡単かつ正
確に設定できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すＮＣ旋盤の正面図であ
る。 【図２】図１のＮＣ旋盤の側面図である。 【図３】従来のＮＣ旋盤であって、刃物台を単数又は複
数有するＮＣ旋盤の平面図である。 【図４】従来のＮＣ旋盤であって、主軸台および刃物台
を複数有するＮＣ旋盤の説明図である。 【符号の説明】 １・・ベース、２・・コラム、３・・主軸台、４・・刃
物台、５・・チャック、６・・ベルト、７・・主軸駆動
モータ、８・・サドル、９・・中台、１０・・工具、１
１・・タレット、１２・・Ｘ軸、１３・・Ｘ軸駆動モー
タ、１４・・垂直摺動面、１５・・Ｚ軸、１６・・Ｚ軸
駆動モータ、１７・・水平摺動面。
る。 【図２】図１のＮＣ旋盤の側面図である。 【図３】従来のＮＣ旋盤であって、刃物台を単数又は複
数有するＮＣ旋盤の平面図である。 【図４】従来のＮＣ旋盤であって、主軸台および刃物台
を複数有するＮＣ旋盤の説明図である。 【符号の説明】 １・・ベース、２・・コラム、３・・主軸台、４・・刃
物台、５・・チャック、６・・ベルト、７・・主軸駆動
モータ、８・・サドル、９・・中台、１０・・工具、１
１・・タレット、１２・・Ｘ軸、１３・・Ｘ軸駆動モー
タ、１４・・垂直摺動面、１５・・Ｚ軸、１６・・Ｚ軸
駆動モータ、１７・・水平摺動面。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭53−148088（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−130103（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−155339（ＪＰ，Ａ)
実開 平４−118901（ＪＰ，Ｕ)
欧州特許出願公開573678（ＥＰ，Ａ
１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B23B 3/00
B23B 3/02
B23B 3/06
B23B 3/08
B23B 3/16
B23B 3/30
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ベース上に直方体形状のコラムを立設
し、前記コラムの同一垂立面に主軸台及び刃物台を上下
に配設し、前記垂立面と平行な面内に、刃物台を上下方
向に案内する垂直摺動面と、刃物台を水平方向へ案内す
る水平摺動面とを設けたことを特徴とするＮＣ旋盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19309792A JP3393343B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | Ｎｃ旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19309792A JP3393343B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | Ｎｃ旋盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068001A JPH068001A (ja) | 1994-01-18 |
| JP3393343B2 true JP3393343B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16302190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19309792A Expired - Lifetime JP3393343B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | Ｎｃ旋盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3393343B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001053024A1 (en) * | 2000-01-18 | 2001-07-26 | Nakamura-Tome Precision Industry Co., Ltd. | Lathe with two-opposed spindles |
| DE102006026184A1 (de) * | 2006-05-30 | 2007-12-06 | Index-Werke Gmbh & Co. Kg Hahn & Tessky | Drehbearbeitungszentrum |
| KR200448192Y1 (ko) * | 2008-01-17 | 2010-03-24 | 칭-후이 쿠오 | 새들 주행궤도를 방해하지 않게 칩이 용기내로 떨어지도록배열된 선반 |
| WO2016075766A1 (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-19 | 富士機械製造株式会社 | 工作機械 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP19309792A patent/JP3393343B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068001A (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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