JP3393333B2 - 自動制動過程用の開始閾値を求める方法 - Google Patents
自動制動過程用の開始閾値を求める方法Info
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- B60T8/321—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
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- B60T8/3275—Systems with a braking assistant function, i.e. automatic full braking initiation in dependence of brake pedal velocity
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動制動過程用の
開始閾値を求める方法に関する。
開始閾値を求める方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動制動過程を開始するためこのような
方法はドイツ連邦共和国特許出願公開第4422664
号明細書から公知である。この方法では、必要な判断基
準として、加速ペダルの戻りの際における操作速度(v
g)が開始閾値を超過すると、制動ペダルの操作の前に
既に自動制動過程が開始されるのである。ドイツ連邦共
和国特許出願公開第4422664号明細書によれば、
この必要な判断基準は十分でなく、即ち自動制動過程の
実際の開始のために、別の判断基準を満たすことが必要
である。
方法はドイツ連邦共和国特許出願公開第4422664
号明細書から公知である。この方法では、必要な判断基
準として、加速ペダルの戻りの際における操作速度(v
g)が開始閾値を超過すると、制動ペダルの操作の前に
既に自動制動過程が開始されるのである。ドイツ連邦共
和国特許出願公開第4422664号明細書によれば、
この必要な判断基準は十分でなく、即ち自動制動過程の
実際の開始のために、別の判断基準を満たすことが必要
である。
【0003】その際自動制動過程を開始するための開始
閾値の特定の値を求めるのが困難である。他方必要な場
合に開始が行われないと、自動制動過程が開始される場
合に比べて制動距離が不必要に長くなる。
閾値の特定の値を求めるのが困難である。他方必要な場
合に開始が行われないと、自動制動過程が開始される場
合に比べて制動距離が不必要に長くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の課題
は、開始閾値を運転者の挙動に合わせ、こうして自動制
動過程の必要な開始と不必要な開始との確実な分離を行
うことである。
は、開始閾値を運転者の挙動に合わせ、こうして自動制
動過程の必要な開始と不必要な開始との確実な分離を行
うことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
よって解決される。即ち運転者による制動ペダルの操作
の前に自動制動過程を開始し、加速ペダルの戻る際にお
ける操作速度が開始閾値を超過することを、制動過程の
開始のために必要な条件とする、自動制動過程用の開始
閾値を求める方法において、車両の加速度又は減速度に
応じて開始閾値を求める。
よって解決される。即ち運転者による制動ペダルの操作
の前に自動制動過程を開始し、加速ペダルの戻る際にお
ける操作速度が開始閾値を超過することを、制動過程の
開始のために必要な条件とする、自動制動過程用の開始
閾値を求める方法において、車両の加速度又は減速度に
応じて開始閾値を求める。
【0006】請求項2ないし4の有利な構成によれば、
運転者の挙動を表わす量として、クラツチペダル又は変
速レバーの操作速度が利用される。それに加えて又はそ
れとは関係なく、請求項5ないし又は13ないし19に
よれば、運転者の挙動を表わす量として利用するため、
加速ペダル又は制動ペダルの操作速度も検出して、適当
に評価することができる。請求項12によれば、自動変
速機を持つ車両において、運転者の挙動を表わす量とし
て利用するため、加速ペダルのキツクダウン操作の頻度
が検出されて評価される。請求項20及び21による構
成によれば、車両自体の加速度又は減速度も同様に、運
転者の挙動の検出及び開始閾値の適当な適合のために利
用することができる。
運転者の挙動を表わす量として、クラツチペダル又は変
速レバーの操作速度が利用される。それに加えて又はそ
れとは関係なく、請求項5ないし又は13ないし19に
よれば、運転者の挙動を表わす量として利用するため、
加速ペダル又は制動ペダルの操作速度も検出して、適当
に評価することができる。請求項12によれば、自動変
速機を持つ車両において、運転者の挙動を表わす量とし
て利用するため、加速ペダルのキツクダウン操作の頻度
が検出されて評価される。請求項20及び21による構
成によれば、車両自体の加速度又は減速度も同様に、運
転者の挙動の検出及び開始閾値の適当な適合のために利
用することができる。
【0007】一般にいえることは、検出される量の増大
する値と共に開始閾値の一層大きい値が規定されること
である。その際前記の量は、個々に又は複数で、例えば
多次元特性曲線図に基いて開始閾値を求めるために利用
することができる。
する値と共に開始閾値の一層大きい値が規定されること
である。その際前記の量は、個々に又は複数で、例えば
多次元特性曲線図に基いて開始閾値を求めるために利用
することができる。
【0008】図面には、個々の量の異なる特性曲線につ
いて模範的な特性曲線が示され、個々の特性曲線の組合
わせは、簡単な論理結合及び多次元特性曲線図に基いて
開始閾値を求めるために利用することができる。、運転
者の挙動を表わす量として利用するため、加速ペダルの
キツクダウン操作の頻度が検出されて評価される。請求
項20及び21による構成によれば、車両自体の加速度
又は減速度も同様に、運転者の挙動の検出及び開始閾値
の適当な適合のために利用することができる。
いて模範的な特性曲線が示され、個々の特性曲線の組合
わせは、簡単な論理結合及び多次元特性曲線図に基いて
開始閾値を求めるために利用することができる。、運転
者の挙動を表わす量として利用するため、加速ペダルの
キツクダウン操作の頻度が検出されて評価される。請求
項20及び21による構成によれば、車両自体の加速度
又は減速度も同様に、運転者の挙動の検出及び開始閾値
の適当な適合のために利用することができる。
【0009】図面に基いて本発明を以下に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明による方法の流れ図を示し、開
始閾値vgsの値は、3つの量即ち加速ペダルの操作速
度vg、クラツチペダルの操作速度vk、及び変速レバ
ーの操作速度vgaに関係している。段階101によれ
ば、現在の操作の最大値を検出するための一時記憶装置
として用いられる値vgam,vkam及びvgaam
がリセツトされる。続いて段階102において、加速ペ
ダルが操作されない不動作位置sg=0にあるか否かが
検査される。yesの場合段階108へ移行する。no
の場合段階103により、操作速度の現在の値vg
aktが検出される。段階104において、この値が一
時記憶装置にある値vgamより大きいか否かが検査さ
れる。yesの場合段階106において現在の値vg
aktが一時記憶装置vgamに記憶され、段階105
へ移行する。noの場合同様に段階105へ移行する。
値vgaktにおいて(符号なしの)値のみが検出され
ると、この場合加速ペダルのすべての操作が検出され
る。車両加速に相当する加速ペダルの操作のみを考慮す
る場合、操作速度の正の値のみを考慮すべきであり、一
方加速ペダルの戻りに相当する操作のみを考慮する場
合、操作速度の負の値のみを考慮すればよく、これらの
負の値を利用すべきである。
始閾値vgsの値は、3つの量即ち加速ペダルの操作速
度vg、クラツチペダルの操作速度vk、及び変速レバ
ーの操作速度vgaに関係している。段階101によれ
ば、現在の操作の最大値を検出するための一時記憶装置
として用いられる値vgam,vkam及びvgaam
がリセツトされる。続いて段階102において、加速ペ
ダルが操作されない不動作位置sg=0にあるか否かが
検査される。yesの場合段階108へ移行する。no
の場合段階103により、操作速度の現在の値vg
aktが検出される。段階104において、この値が一
時記憶装置にある値vgamより大きいか否かが検査さ
れる。yesの場合段階106において現在の値vg
aktが一時記憶装置vgamに記憶され、段階105
へ移行する。noの場合同様に段階105へ移行する。
値vgaktにおいて(符号なしの)値のみが検出され
ると、この場合加速ペダルのすべての操作が検出され
る。車両加速に相当する加速ペダルの操作のみを考慮す
る場合、操作速度の正の値のみを考慮すべきであり、一
方加速ペダルの戻りに相当する操作のみを考慮する場
合、操作速度の負の値のみを考慮すればよく、これらの
負の値を利用すべきである。
【0011】段階105において、加速ペダルが操作さ
れない不動作位置sg=0へ達したか否かが検査され
る。noの場合段階103へ戻る。yesの場合段階1
07において、先行する操作速度平均値vm及び検出さ
れた一時記憶装置の値vgam(先行する操作速度平均
値のn倍の重み付けを持つ)から次式 vm=(n*vm+vgam)/(n+1) による浮動平均値形成後、vmが求められ、続いて段階
108へ移行する。段階102ないし107による方法
は、制動ペダルの適当な操作速度平均値vbmを求める
ために同じように使用することができる。同様にこの方
法は、車両の加速度及び減速度を考慮するために同じよ
うに使用可能である。
れない不動作位置sg=0へ達したか否かが検査され
る。noの場合段階103へ戻る。yesの場合段階1
07において、先行する操作速度平均値vm及び検出さ
れた一時記憶装置の値vgam(先行する操作速度平均
値のn倍の重み付けを持つ)から次式 vm=(n*vm+vgam)/(n+1) による浮動平均値形成後、vmが求められ、続いて段階
108へ移行する。段階102ないし107による方法
は、制動ペダルの適当な操作速度平均値vbmを求める
ために同じように使用することができる。同様にこの方
法は、車両の加速度及び減速度を考慮するために同じよ
うに使用可能である。
【0012】段階108において、クラツチペダルが操
作されない位置sk=0にあるか否かが検査される。y
esの場合段階115へ移行する。noの場合段階10
9により、クラツチペダル及び変速レバーの操作速度の
現在の値vkakt及びvgaaktが検出される。そ
れから段階110において、クラツチペダルの操作速度
の現在の値vkaktが一時記憶装置に記憶されている
値vkamより大きいか否かが検査される。yesの場
合段階111により現在の値vkaktが一時記憶装置
に記憶され、続いて段階112へ移行する。noの場合
直接段階112へ移行する。
作されない位置sk=0にあるか否かが検査される。y
esの場合段階115へ移行する。noの場合段階10
9により、クラツチペダル及び変速レバーの操作速度の
現在の値vkakt及びvgaaktが検出される。そ
れから段階110において、クラツチペダルの操作速度
の現在の値vkaktが一時記憶装置に記憶されている
値vkamより大きいか否かが検査される。yesの場
合段階111により現在の値vkaktが一時記憶装置
に記憶され、続いて段階112へ移行する。noの場合
直接段階112へ移行する。
【0013】さて段階112により、変速レバーの操作
速度の現在の値vgaaktが一時記憶装置に記憶され
ている値vgaamより大きいか否かが検査される。y
esの場合段階113により、現在の値vgaaktが
一時記憶装置に記憶され、続いて段階114へ移行す
る。段階114において、クラツチペダルガ操作されな
い不動作位置sk=0へ達したか否かが検査される。n
oの場合段階109へ戻る。
速度の現在の値vgaaktが一時記憶装置に記憶され
ている値vgaamより大きいか否かが検査される。y
esの場合段階113により、現在の値vgaaktが
一時記憶装置に記憶され、続いて段階114へ移行す
る。段階114において、クラツチペダルガ操作されな
い不動作位置sk=0へ達したか否かが検査される。n
oの場合段階109へ戻る。
【0014】段階115において、操作速度vm,vk
am,vgaamの最後に求められた値に基いて、これ
らにそれぞれ対応する係数F1,F2及びF3が求めら
れる。これらは例えば後述する特性曲線の1つにより求
めることができる。
am,vgaamの最後に求められた値に基いて、これ
らにそれぞれ対応する係数F1,F2及びF3が求めら
れる。これらは例えば後述する特性曲線の1つにより求
めることができる。
【0015】段階116において、自動制動過程を開始
するための開始閾値vgsが求められる。このため車両
に合わされる平均値に相当する所定の値vgs0(基本
設定)が係数F1,F2及びF3を乗算される。それか
ら段階101へ戻る。
するための開始閾値vgsが求められる。このため車両
に合わされる平均値に相当する所定の値vgs0(基本
設定)が係数F1,F2及びF3を乗算される。それか
ら段階101へ戻る。
【0016】図2の(A),(B)及び図3の(C),
(D),(E)は、開始閾値vgsを求める際利用され
る種々の量に対する種々の特性曲線を示し、縦軸には、
所定の値vgs0に乗算される係数F1〜F6がそれぞ
れ記入されている。その際すべての係数又は係数の一部
のみを利用することができる。特定の係数が利用される
か否かは、例えばそれがいつ最後に現実化されたかにも
関係している。その現実化が既にずつと前に行われた場
合、そうでない場合に考慮される係数を無視することが
できる。図2及び3に例として示されてこれらの図自体
からわかる数値、及び特性曲線の推移は、可能な提案と
みなすことができ、実際の特性曲線推移及び数値は車両
の構造及びその走行挙動に応じて合わされる。
(D),(E)は、開始閾値vgsを求める際利用され
る種々の量に対する種々の特性曲線を示し、縦軸には、
所定の値vgs0に乗算される係数F1〜F6がそれぞ
れ記入されている。その際すべての係数又は係数の一部
のみを利用することができる。特定の係数が利用される
か否かは、例えばそれがいつ最後に現実化されたかにも
関係している。その現実化が既にずつと前に行われた場
合、そうでない場合に考慮される係数を無視することが
できる。図2及び3に例として示されてこれらの図自体
からわかる数値、及び特性曲線の推移は、可能な提案と
みなすことができ、実際の特性曲線推移及び数値は車両
の構造及びその走行挙動に応じて合わされる。
【0017】図2の(A)はクラツチペダルの操作速度
vkに関する係数F2の特性曲線を示し、横軸に操作速
度vkが最大操作速度に対する比で記入され、縦軸には
係数F2が記入されている。特性曲線は段をなして延
び、これらの段は直線的な上昇の範囲を介して結合され
ている。
vkに関する係数F2の特性曲線を示し、横軸に操作速
度vkが最大操作速度に対する比で記入され、縦軸には
係数F2が記入されている。特性曲線は段をなして延
び、これらの段は直線的な上昇の範囲を介して結合され
ている。
【0018】図2の(B)には、変速レバーの操作速度
vgaと係数F3との関係が示されている。この操作速
度vgaも変速レバーの最大操作速度vgamaxに対
する比で横軸に記入されている。ここでは操作速度の値
0.75の近くにおける係数F3の迅速な増大が特徴的
であり、これは運転者のほぼ2つの運転スタイル(性急
な変速レバー操作及び穏やかな変速レバー操作)の分離
に相当している。
vgaと係数F3との関係が示されている。この操作速
度vgaも変速レバーの最大操作速度vgamaxに対
する比で横軸に記入されている。ここでは操作速度の値
0.75の近くにおける係数F3の迅速な増大が特徴的
であり、これは運転者のほぼ2つの運転スタイル(性急
な変速レバー操作及び穏やかな変速レバー操作)の分離
に相当している。
【0019】図3の(C)には、図1の流れ図の係数F
1のための適当な曲線を示している。ここで横軸には、
加速ペダルの操作速度vgがその最大操作速度に対する
比で記入されている。これは、車両の加速のための加速
ペダルの操作及び加速ペダルの戻りに相当している。こ
の特性曲線も同様に制動ペダルの適当な操作速度vbの
ために利用することができる。
1のための適当な曲線を示している。ここで横軸には、
加速ペダルの操作速度vgがその最大操作速度に対する
比で記入されている。これは、車両の加速のための加速
ペダルの操作及び加速ペダルの戻りに相当している。こ
の特性曲線も同様に制動ペダルの適当な操作速度vbの
ために利用することができる。
【0020】図3の(D)は、直線的増大の範囲を持つ
係数F4の特性曲線を示している。横軸には、加速ペダ
ルのキツクダウン操作の確率P(KD)がすべての加速
ペダル操作に対する比で記入されている。
係数F4の特性曲線を示している。横軸には、加速ペダ
ルのキツクダウン操作の確率P(KD)がすべての加速
ペダル操作に対する比で記入されている。
【0021】図3の(E)には、係数F5及びF6の特
性曲線が車両の得られる減速度及び加速度に関して記入
され、負の横軸値は車両の減速度に対応し、正の横軸値
は加速度に対応している。制動の際運転者が僅かな減速
度のみを得ると、開始閾値vgsは傾向的に減少され、
大きい加速度では開始閾値vgsが増大され、従つて係
数F5の1より大きい値に対応せしめられる。加速の場
合事情は異なる。ここで僅かな加速では、開始閾値の減
少は行われない。
性曲線が車両の得られる減速度及び加速度に関して記入
され、負の横軸値は車両の減速度に対応し、正の横軸値
は加速度に対応している。制動の際運転者が僅かな減速
度のみを得ると、開始閾値vgsは傾向的に減少され、
大きい加速度では開始閾値vgsが増大され、従つて係
数F5の1より大きい値に対応せしめられる。加速の場
合事情は異なる。ここで僅かな加速では、開始閾値の減
少は行われない。
【図1】自動制動過程の開始閾値を求めるための本発明
による方法の流れ図である。
による方法の流れ図である。
【図2】(A)及び(B)は、検出されて走行運転中に
おける運転者の挙動を表わす2つの異なる量に応じて開
始閾値を変化するための2つの異なる特性曲線を示す。
おける運転者の挙動を表わす2つの異なる量に応じて開
始閾値を変化するための2つの異なる特性曲線を示す。
【図3】(C)ないし(E)は、検出されて走行運転中
における運転者の挙動を表わす3つの異なる量に応じて
開始閾値を変化するための3つの異なる特性曲線を示
す。
における運転者の挙動を表わす3つの異なる量に応じて
開始閾値を変化するための3つの異なる特性曲線を示
す。
vg 加速ペダルの戻りの際における操作速度
vgs 開始閾値
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−80822(JP,A)
特開 平4−118344(JP,A)
特開 平7−156786(JP,A)
特開 平9−123899(JP,A)
特開 平9−95232(JP,A)
実開 平4−42466(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60T 7/12
Claims (21)
- 【請求項1】 運転者による制動ペダルの操作の前に自
動制動過程を開始し、加速ペダルの戻る際における操作
速度(vg)が開始閾値(vgs)を超過することを、
制動過程の開始のために必要な条件とする、自動制動過
程用の開始閾値を求める方法において、車両の加速度又
は減速度に応じて開始閾値を求めることを特徴とする、
自動制動過程用の開始閾値を求める方法。 - 【請求項2】 クラツチペダルの操作速度(vk)を検
出し、クラツチペダルの操作速度(vk)に応じて開始
閾値(vgs)の値を求めることを特徴とする、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】 変速レバーの操作速度(vga)を検出
し、変速レバーの操作速度(vga)に応じて開始閾値
(vgs)の値を求めることを特徴とする、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項4】 操作速度(vga,vk)の増大する値
と共に、開始閾値の一層大きい値を求めることを特徴と
する、請求項2又は3に記載の方法。 - 【請求項5】 加速ペダルの測定速度(vg)を検出
し、加速ペダルの操作速度に応じて開始閾値(vgs)
を求めることを特徴とする、請求項1ないし4の1つに
記載の方法。 - 【請求項6】 加速ペダルの戻りに先行する車両の加速
の際における加速ペダルの操作速度を、開始閾値を求め
るのに利用することを特徴とする、請求項5に記載の方
法。 - 【請求項7】 加速ペダルの戻りに先行する操作速度か
ら操作速度平均値(vm)を形成し、この操作速度平均
位置に応じて開始閾値を求めることを特徴とする、請求
項5に記載の方法。 - 【請求項8】 操作速度平均値(vm)を形成するた
め、車両の加速に相当する加速ペダル操作のみを利用す
ることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 加速ペダルのすべての操作を操作速度平
均値の形成に利用することを特徴とする、請求項7に記
載の方法。 - 【請求項10】 操作速度平均値(vm)を形成するた
め、加速ペダルの戻りに相当する加速ペダル操作のみを
利用することを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項11】 開始閾値(vgs)の値を、増大する
操作速度と共に増大することを特徴とする、請求項5な
いし10の1つに記載の方法。 - 【請求項12】 自動変速機を持つ車両において、加速
ペダルのキツクダウン操作の頻度を検出し、キツクダウ
ン操作の増大する頻度と共に開始閾値(vgs)の値を
増大することを特徴とする、請求項1又は5に記載の方
法。 - 【請求項13】 制動ペダルの操作速度(vb)を検出
し、制動ペダルの操作速度(vb)に応じて開始閾値
(vgs)の値を求めることを特徴とする、請求項1な
いし5の1つ又は12に記載の方法。 - 【請求項14】 制動ペダルの戻りに先行する車両の減
速の際における制動ペダルの操作速度(vb)を、開始
閾値(vgs)を求めるのに利用することを特徴とす
る、請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 制動ペダルの戻りに先行する操作速度
(vb)から操作速度平均値(vbm)を形成し、この
操作速度平均値(vbm)に応じて開始閾値を求めるこ
とを特徴とする、請求項13に記載の方法。 - 【請求項16】 操作速度平均値(vbm)を形成する
ため、制動圧力の増大に相当する制動ペダルの操作のみ
を利用することを特徴とする、請求項15に記載の方
法。 - 【請求項17】 制動ペダルのすべての操作を操作速度
平均値(vbm)の形成のために利用することを特徴と
する、請求項15に記載の方法。 - 【請求項18】 操作速度平均値(vbm)の形成のた
めに、制動圧力の減少に相当する制動ペダル操作を利用
することを特徴とする、請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 開始閾値(vgs)の値を、増大する
操作速度と共に増大することを特徴とする、請求項13
ないし18の1つに記載の方法。 - 【請求項20】 減速度の増大する値と共に開始閾値
(vgs)の値を大きくすることを特徴とする、請求項
1ないし5の1つ又は12又は13に記載の方法。 - 【請求項21】 加速度の増大する値と共に開始閾値
(vgs)の値を大きくすることを特徴とする、請求項
1ないし5の1つ又は12又は13又は20に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19745128.4 | 1997-10-13 | ||
DE19745128A DE19745128C2 (de) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | Verfahren zur Bestimmung eines Auslöseschwellenwertes für einen automatischen Bremsvorgang |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217063A JPH11217063A (ja) | 1999-08-10 |
JP3393333B2 true JP3393333B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=7845365
Family Applications (1)
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