JP3392961B2 - 暗号化アダプタ - Google Patents

暗号化アダプタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置と通
信回線との間に取り付けられ、少なくとも上記ファクシ
ミリ装置からの通信データを暗号化して相手側に送信す
る暗号化アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】通信データの秘匿のため、原稿から読み
取った画像データを暗号化してから送信するファクシミ
リ装置が知られている。このファクシミリ装置において
は、常に暗号化に際しては、送信前に特別に暗号化の設
定が必要となるため、いつも暗号化して通信データを送
信しなくてはならない相手先に対しては、暗号化の設定
が必要なので、送信時の操作効率が良くない。また、う
っかりして暗号化せずに送信してしまう場合もあった。
【0003】逆に、復号できないファクシミリ装置に対
して暗号化した通信データ(以下暗号データともいう)
を送信してしまう場合もあり、この場合には再度暗号化
していないデータを送信しなくてはならず、非効率な通
信がなされる場合があった。このような問題を解決する
ものとして、入力される送信先を自動判別して通信デー
タを自動的に暗号化する装置が知られている(特開昭6
3−86676号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、暗号化機能の
存在しないファクシミリ装置に暗号化機能を持たせるた
めに、ファクシミリ装置と通信回線との間に取り付けら
れる暗号化アダプタでは、直接、暗号化アダプタの操作
部から電話番号が入力されないので、上述のような構成
を採用することはできない。したがって、暗号化したい
場合には、予め暗号化アダプタに暗号化の設定をする
か、あるいは暗号化が設定されていることを確認してか
ら送信しなくてはならない。逆に、暗号化したくない場
合には、設定を元に戻すか、あるいは設定されていない
ことを確認してから送信しなくてはならない。このよう
に非常に面倒な操作や確認作業が必要となる。
【0005】本発明は、暗号化アダプタにおいて、上述
したような面倒な操作を必要とすることなく、ファクシ
ミリ装置側の指示のみで、暗号化が必要な相手先には、
自動的にアダプタを作動させて暗号化し、暗号化が必要
ない相手先には、自動的にアダプタを作動させないよう
にすることにより、秘匿性が高く、効率的なファクシミ
リ通信をなすことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
図5に例示するごとく、ファクシミリ装置と通信回線と
の間に取り付けられ、少なくとも上記ファクシミリ装置
からの通信データを暗号化して相手側に送信する暗号化
アダプタであって、上記ファクシミリ装置からの発呼信
号に応じて、上記ファクシミリ装置から送信される通信
データを暗号化するか否かを判定する暗号化有無判定手
段と、上記暗号化有無判定手段にて暗号化しないと判定
された場合に上記ファクシミリ装置からの通信データを
通信回線側へそのまま通過させ、上記暗号化有無判定手
段にて暗号化すると判定された場合に上記ファクシミリ
装置からの通信データを通信回線側へ通過するのを禁止
する通信データ通過制御手段と、上記暗号化有無判定手
段にて暗号化すると判定された場合に、上記ファクシミ
リ装置からの通信データを受信して暗号化する暗号化手
段と、上記暗号化手段にて暗号化された通信データを、
上記ファクシミリ装置に代って送信する暗号化通信デー
タ送信手段と、を備えたことを特徴とする暗号化アダプ
タである。
【0007】請求項2記載の発明は、上記暗号化有無判
定手段が、発呼信号中の相手側を表す電話番号が、予め
設定されている暗号化対象の電話番号の内に存在する場
合に暗号化すると判定し、存在しない場合に暗号化しな
いと判定する請求項1記載の暗号化アダプタである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記暗号化有無判
定手段が、発呼信号中の暗号化するまたは暗号化しない
ことを表す信号に応じて暗号化するか否かを判定する請
求項1記載の暗号化アダプタである。
【0009】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の暗号化アダプタ
において、暗号化有無判定手段は、上記ファクシミリ装
置からの発呼信号に応じて、上記ファクシミリ装置から
送信される通信データを暗号化するか否かを判定する。
通信データ通過制御手段は、上記暗号化有無判定手段に
て暗号化しないと判定された場合に上記ファクシミリ装
置からの通信データを通信回線側へそのまま通過させ、
上記暗号化有無判定手段にて暗号化すると判定された場
合に上記ファクシミリ装置からの通信データを通信回線
側へ通過するのを禁止する。暗号化手段は、上記暗号化
有無判定手段にて暗号化すると判定された場合に、上記
ファクシミリ装置からの通信データを受信して暗号化す
る。暗号化通信データ送信手段は、上記暗号化手段にて
暗号化された通信データを、上記ファクシミリ装置に代
って送信する。
【0010】このように、発呼信号により、暗号化の有
無を決定し、暗号化しないのならば、通信データ通過制
御手段にてファクシミリ装置からの信号をそのまま通信
回線に渡している。発呼信号が暗号化するべき状態であ
れば、自動的に暗号化手段によりファクシミリ装置から
の通信データを暗号化し、暗号化通信データ送信手段に
より暗号化された通信データをファクシミリ装置に代っ
て送信しているので、面倒な操作を必要とすること無
く、ファクシミリ装置からほぼ通常通りに送信するだけ
で、暗号化が必要な相手先には自動的にアダプタを作動
させて暗号化し、暗号化が必要ない相手先には自動的に
アダプタを作動させないようにすることができる。した
がって、秘匿性が高く、効率的なファクシミリ通信をな
すことができる。
【0011】上述のごとく、暗号化有無判定手段は、フ
ァクシミリ装置からの発呼信号に応じて、送信するデー
タを暗号化するか否かを判定する。この場合、発呼信号
中の相手側を表す電話番号に応じて暗号化してもよい。
例えば、発呼信号中の相手側を表す電話番号が、予め設
定されている暗号化対象の電話番号の内に存在する場合
に暗号化すると判定し、存在しない場合に暗号化しない
と判定する。このようにすることにより、ファクシミリ
装置側からはまったく通常通りに送信するだけで、相手
先に応じて自動的に暗号化の有無を選択することができ
る。尚、暗号化対象の電話番号の設定は、予めしてある
ので、その設定を完了すれば、設定を消す操作をしない
限り二度と設定する必要はないので、通常、何等送信効
率を低下させることはない。
【0012】また、発呼信号中の暗号化するまたは暗号
化しないことを表す信号に応じて暗号化するか否かを判
定してもよい。例えば、ファクシミリ装置からの発呼信
号に、電話番号とは別に設けた暗号化することを表す番
号・記号等の信号を付加することによりにより、暗号化
アダプタ側で、その信号の付加の有無を判定して、付加
されていれば、暗号化するものとしても良い。
【0013】このようにすることにより、予め暗号化対
象の電話番号を設定しておかなくても、ファクシミリ装
置側から暗号化アダプタに指示して、その時のみに例外
的に、必要な通信データに自動的に暗号化の処理をさせ
ることができる。逆に、暗号化しないことを表す番号・
記号等の信号を付加することによりにより、暗号化アダ
プタ側で、その信号の付加の有無を判定して、その信号
が付加されていれば、全ての送信を暗号化対象として設
定されている場合にも、その送信を暗号化せずにそのま
ま送信するものとしても良い。
【0014】また、電話番号に応じた暗号化と、暗号化
有無を表す信号(暗号化することを表す信号と暗号化し
ないことを表す信号)に応じた暗号化との、両者を実行
してもよい。その場合、例えば、暗号化有無を表す信号
に応じた暗号化を優先させれば、予め暗号化対象の電話
番号として設定されている通信相手であっても、ファク
シミリ装置の発呼信号に暗号化しないことを表す信号を
付加すれば、暗号化せずにデータを送信できる。その逆
に、予め暗号化対象の電話番号として設定されていない
通信相手であっても、発呼信号に暗号化することを表す
信号を付加すれば、暗号化してデータを送信できる。
【0015】
【実施例】図1に通信系全体のブロック図を示す。自局
側ファクシミリ装置(通信装置)2は自局側暗号/復号
アダプタ4を介して通信回線(公衆電話回線)6に接続
されている。通信回線6には交換機8が設けられ、相手
局側暗号/復号アダプタ10を介して相手局側ファクシ
ミリ装置(通信装置)12に接続している。
【0016】図2に、自局側暗号/復号アダプタ4のブ
ロック図を示す。自局側暗号/復号アダプタ4は、暗号
/復号アダプタとしての基本的な構成である、切換部3
2、送受信部(モデム)34、暗号・復号部36、蓄積
部(メモリ)38、発呼信号検出部40および発呼信号
生成部42を備えている。
【0017】切換部32は、自局側ファクシミリ装置2
と通信回線6との間に接続されて、そのスイッチング機
構により通信に介入するか否かを切り換える。送受信部
34は、送信時には、自局側ファクシミリ装置2から受
信する秘匿情報である画像データを復調し、暗号・復号
部36で暗号化されたデータを変調し通信回線6側へ送
信する。更に、送受信部34は、受信時には、相手局側
ファクシミリ装置12から相手局側暗号/復号アダプタ
10および通信回線6を介して受信する暗号データを復
調し、暗号・復号部36で復号されたデータを変調し自
局側ファクシミリ装置2側へ送信する。尚、暗号・復号
部36は、鍵解読部を備え、そのカードリーダ部に挿入
されたカードに記載されている鍵に基づいて、画像デー
タを暗号化あるいは復号する。蓄積部38は上記暗号化
後のデータおよび復号後のデータを、一旦保存する。発
呼信号検出部40は、自局側ファクシミリ装置2また相
手局側ファクシミリ装置12(または相手局側暗号/復
号アダプタ10)からの発呼信号を検出する。発呼信号
生成部42は、自局側ファクシミリ装置2また相手局側
ファクシミリ装置12(または相手局側暗号/復号アダ
プタ10)を発呼するために発呼信号を出力する。
【0018】更に、自局側暗号/復号アダプタ4には、
操作部46、暗号化宛先記憶部48、および制御部50
が設けられている。操作部46には、送受信に必要な処
理や後述する暗号化処理の対象となる電話番号その他の
番号を、自局側暗号/復号アダプタ4に設定するための
キーが設けられている。暗号化宛先記憶部48は、暗号
化処理の対象となる電話番号が記憶されている。制御部
50は、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびバスラ
イン等を備えたコンピュータとして構成され、内部のR
OMに格納されているプログラムにしたがって、上述し
た自局側暗号/復号アダプタ4の各構成を制御して、必
要な処理を実現している。
【0019】制御部50によって実行される処理を図3
のフローチャートにより説明する。図3は、制御部50
によってなされる処理の内の暗号化処理を表している。
本処理は、暗号/復号アダプタ4に対して、発呼があっ
た場合に開始される。処理が開始されると、まず、発呼
信号検出部40により検出された宛先番号から自局側フ
ァクシミリ装置2からの発呼か否かが判定される(S1
00)。自局側ファクシミリ装置2からの発呼ではな
い、すなわち通信回線6を介しての相手局側ファクシミ
リ装置12側からの発呼である場合には、ステップS1
00では否定判定されて、暗号化処理を終了し、他の処
理に移る。他の処理では通信回線6側からの発呼である
ので、通常の暗号/復号アダプタ4としての受信処理を
実行する。すなわち、切換部32を切替えて送受信部3
4にて受信し、暗号データである場合には、暗号・復号
部36にて復号して蓄積部38に蓄積し、その内容を自
局側ファクシミリ装置2へ送信する。暗号データでない
場合には、そのまま受信した内容を自局側ファクシミリ
装置2へ送信する。
【0020】自局側ファクシミリ装置2からの発呼であ
った場合には、ステップS100では肯定判定されて、
次に、その発呼信号に含まれる宛先番号が、暗号/復号
アダプタ4の暗号化宛先記憶部48に記憶されている宛
先番号のリスト(以下暗号化宛先リストともいう)に含
まれるものであるか否か、更に発呼された宛先番号の後
に、暗号化することを表す特定の番号が付加されている
か否かが判定される(S102)。
【0021】上記暗号化宛先リストに含まれる条件、あ
るいは発呼された宛先番号の後に暗号化することを表す
特定の番号が付加されている条件の、いずれかの条件が
満足される場合には、ステップS102では肯定判定さ
れ、そのいずれの条件にも合致しない場合には否定判定
される。否定判定された場合には、暗号化処理は終了
し、他の処理に移る。他の処理では自局側ファクシミリ
装置2側からの発呼であるので、単に切換部32をスル
ー状態のままに維持して、自局側ファクシミリ装置2に
直接、通信回線6側へデータを送信させる。
【0022】ステップS102にて肯定判定された場
合、すなわち、自局側ファクシミリ装置2からの発呼で
あり、かつその宛先番号が、上記暗号化宛先リストに含
まれる場合、あるいは暗号化することを表す特定の番号
が付加されている場合には、次に、切換部32を、自局
側ファクシミリ装置2から暗号/復号アダプタ4へのデ
ータ受信に切り替える(S104)。すなわち、自局側
ファクシミリ装置2から通信回線6側への通信は遮断
し、自局側ファクシミリ装置2と暗号/復号アダプタ4
とが接続するように切換部32を切り替える。このこと
により、通信回線6側の交換機8は、発呼と宛先番号の
送信はあったが、その後、回線が遮断されてしまうの
で、交換機8は相手局側ファクシミリ装置12側へは接
続しない。
【0023】次に、暗号/復号アダプタ4は、暗号化処
理を行う。すなわち、自局側ファクシミリ装置2から送
受信部34にて画像データを受信し、暗号・復号部36
にてその画像データを暗号化し、その暗号データを蓄積
部38に蓄積し(S106)、次に、切換部32を暗号
/復号アダプタ4から通信回線6へのその内容を送信す
るよう切り替え(S108)、相手局側ファクシミリ装
置12を発呼信号生成部42により発呼して、相手局側
ファクシミリ装置12側へ暗号データを送信する(S1
10)。その後、切換部32を切り替えて、自局側ファ
クシミリ装置2と通信回線6側とを接続して(S11
2)、処理を終了する。このことにより、自局側ファク
シミリ装置2からの画像データを暗号化して、相手局側
ファクシミリ装置12側に送信できる。
【0024】尚、暗号化宛先記憶部48への暗号化した
い宛先の設定は、図4の処理により実行される。すなわ
ち、操作部46により暗号化宛先番号設定モードが選択
されると、図4の暗号化宛先設定処理が開始し、その
後、操作部46にて入力される番号が暗号化宛先記憶部
48に記憶される(S200)。操作部46から終了が
指示されるまでは、ステップS202で否定判定され
て、ステップS200の入力番号の記憶処理が続けら
れ、操作部46から終了を指示すると、ステップS20
2で肯定判定されて、暗号化宛先設定処理が終了する。
こうして、一つ以上設定された暗号化宛先記憶部48内
の宛先番号を参照して、上記ステップS102にて暗号
化するか否かの判定が行われる。
【0025】本実施例は、上述のごとく構成されている
ので、面倒な操作を必要とすることなく、通常通りに自
局側ファクシミリ装置2を操作すればよい。暗号/復号
アダプタ4側では、自局側ファクシミリ装置2から発呼
される宛先番号が、暗号化宛先記憶部48に記憶された
暗号化宛先リスト内に存在すれば、自動的にデータを暗
号化して相手方に送信し、逆に、発呼される宛先番号が
上記暗号化宛先リスト内に存在しなければ、暗号化する
ことなくそのまま送信する。したがって、秘匿情報を送
信しなくてはならない相手方に対して送信する場合に、
送信毎に暗号/復号アダプタ4に対して面倒な操作をし
なくても、一度、暗号化宛先記憶部48に設定しておけ
ば、秘匿性が高くて効率的なファクシミリ通信を容易に
なすことができる。
【0026】また、暗号化宛先記憶部48に設定されて
いないが、特定の送信時に臨時に例外的に暗号化が必要
なデータである場合には、自局側ファクシミリ装置2側
で、宛先番号に暗号化することを表す番号を付加すれ
ば、やはり、自動的に暗号/復号アダプタ4を作動させ
てデータを暗号化して送信するようにすることができ
る。したがって、臨時に例外的に暗号化したい場合に
も、わざわざ暗号/復号アダプタ4の暗号化宛先記憶部
48に設定するという操作をしなくても、その時だけ秘
匿性が高くて効率的なファクシミリ通信をなすことも可
能となる。
【0027】本実施例において、ステップS100,S
102が暗号化有無判定手段としての処理に該当し、ス
テップS104が通信データ通過制御手段としての処理
に該当し、ステップS106が暗号化手段としての処理
に該当し、ステップS108,S110が暗号化通信デ
ータ送信手段としての処理に該当する。
【0028】[その他]上記実施例では、暗号化するこ
とを表す付加番号(記号)により、暗号化宛先リストに
記載されていない番号の場合も臨時に例外的に暗号化し
て送信可能としていたが、逆に、暗号化しないことを表
す付加番号(記号)により暗号化宛先リストに記載され
ている宛先番号に送信する場合に、臨時に例外的に暗号
化せずに送信するようにしても良い。すなわち、暗号化
の有無を指示する付加番号(記号)は、暗号化宛先リス
トに優先することになる。
【0029】上記実施例は、ステップS102にて、電
話番号に応じた暗号化と、暗号化することを表す信号に
応じた暗号化との、両者を実行していたが、電話番号に
応じた暗号化のみであってもよく、暗号化することを表
す信号に応じた暗号化のみでもよい。
【0030】また、暗号/復号アダプタ4が、自局側フ
ァクシミリ装置2からの全てのデータを暗号化して送信
するタイプの暗号/復号アダプタとする場合に、ステッ
プS102を、暗号化しないことを表す番号(記号)が
付加されていないときには肯定判定し、暗号化しないこ
とを表す番号(記号)が付加されているときには否定判
定するように構成しても良い。したがって、常に暗号化
するタイプの暗号/復号アダプタであっても、暗号化し
ないことを表す番号(記号)が付加されている場合に
は、自局側ファクシミリ装置2側の処理のみで、臨時に
例外的に暗号化せずにそのまま、データを相手局側ファ
クシミリ装置12側に送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の通信系全体のブロック図
である。
【図2】 その自局側暗号/復号アダプタのブロック図
である。
【図3】 暗号化処理のフローチャートである。
【図4】 暗号化宛先設定処理のフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の基本的構成例示図である。
【符号の説明】
2…自局側ファクシミリ装置 4…自局側暗号/復
号アダプタ 6…通信回線 8…交換機 10…相手局側暗号
/復号アダプタ 12…相手局側ファクシミリ装置 32…切換部
34…送受信部 36…復号部 38…蓄積部 40…発呼信号検出
部 42…発呼信号生成部 46…操作部 48…暗号
化宛先記憶部 50…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置と通信回線との間に取り
    付けられ、少なくとも上記ファクシミリ装置からの通信
    データを暗号化して相手側に送信する暗号化アダプタで
    あって、 上記ファクシミリ装置からの発呼信号に応じて、上記フ
    ァクシミリ装置から送信される通信データを暗号化する
    か否かを判定する暗号化有無判定手段と、 上記暗号化有無判定手段にて暗号化しないと判定された
    場合に上記ファクシミリ装置からの通信データを通信回
    線側へそのまま通過させ、上記暗号化有無判定手段にて
    暗号化すると判定された場合に上記ファクシミリ装置か
    らの通信データを通信回線側へ通過するのを禁止する通
    信データ通過制御手段と、 上記暗号化有無判定手段にて暗号化すると判定された場
    合に、上記ファクシミリ装置からの通信データを受信し
    て暗号化する暗号化手段と、 上記暗号化手段にて暗号化された通信データを、上記フ
    ァクシミリ装置に代って送信する暗号化通信データ送信
    手段と、 を備えたことを特徴とする暗号化アダプタ。
  2. 【請求項2】上記暗号化有無判定手段が、 発呼信号中の相手側を表す電話番号が、予め設定されて
    いる暗号化対象の電話番号の内に存在する場合に暗号化
    すると判定し、存在しない場合に暗号化しないと判定す
    る請求項1記載の暗号化アダプタ。
  3. 【請求項3】上記暗号化有無判定手段が、 発呼信号中の暗号化するまたは暗号化しないことを表す
    信号に応じて暗号化するか否かを判定する請求項1記載
    の暗号化アダプタ。
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