JP3392908B2 - 光エリアセンサ - Google Patents

光エリアセンサ

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JP3392908B2 JP12195493A JP12195493A JP3392908B2 JP 3392908 B2 JP3392908 B2 JP 3392908B2 JP 12195493 A JP12195493 A JP 12195493A JP 12195493 A JP12195493 A JP 12195493A JP 3392908 B2 JP3392908 B2 JP 3392908B2
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博次 安斉
隆 杉山
哲也 石下
雅一 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は光エリアセンサに係り、
特に、自己診断機能を備えた信頼性の優れたものに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、プレス機械に用いられるような光
エリアセンサは、多光軸式の光電センサから構成されて
いて、所定範囲内に位置した人体等の被検出物を検出で
きるように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多光軸式の光電センサからなる光エリアセンサは、
一軸に投光素子と受光素子を有し、各軸をサイクリック
に駆動させて被検出物を検出するようにしているので、
駆動回路が複雑になる欠点があるとともに、駆動回路が
故障したときの自己診断機能がないため、信頼性が劣る
欠点があった。 【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単な駆動回
路で、しかも自己診断可能な光エリアセンサを提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る光エリアセ
ンサは、上記目的を達成するために、光軸線上に所定の
間隔を保って設けられた投光素子と受光素子とからなる
センサを複数設けて形成されたセンサ部と、前記各光軸
上の各投光素子を所定の駆動信号により循環して駆動さ
せる投光部と、その投光部の駆動と同期し、前記各光軸
上の各受光素子からの信号を入力する受光部と、その受
光部の各受光素子からの出力信号を並列に入力し、その
入力信号の変化を検出する検出部と、前記投光部の一つ
の投光素子を駆動する駆動信号及びその一つの投光素子
に対応した前記受光部の一つの受光素子からの信号を入
力するための信号を入力し、それら入力信号が所定の同
期状態に保たれていることをもって正常と判定する自己
診断手段を有することを特徴としている。 【0006】 【作用】上記構成において、各センサは、投光部と受光
部が循環して作動する。そして、受光部の一つの受光素
から出力があれば、検出部は被検出物検知の出力を行
う。また、自己診断手段は、一つの投光素子の駆動信号
とその一つの投光素子に対応した一つの受光素子からの
信号を入力するための信号とが所定の関係を維持しなく
なったとき、光エリアセンサは異常と判断する。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る光エリアセンサの概略構
成を示すブロック図、図2はその電気回路図である。 【0008】センサ部1は、周知の多光軸式の光電セン
サと同じく、複数の光軸線上に所定の間隔を保って、投
光素子2a 〜2n と受光素子3a 〜3n をそれぞれ有し
ている。 【0009】投光部4は、定電流駆動部5と循環レジス
タ6とからなり、このうち定電流駆動部5は、各投光素
子2a 〜2n に対応した駆動回路5a 〜5n を有してい
て、各駆動回路5a 〜5n が作動したときに、各投光素
子2a 〜2n が各受光素子3a 〜3n に向けて光を照射
できるように構成されている。 【0010】循環レジスタ6は、フリップフロップ(以
下、F/Fという)回路6a 〜6n を直列に接続した周
知の循環レジスタから構成されている。すなわち、この
循環レジスタは、最初の段のF/F回路6a 入力端に駆
動信号源のパルス信号が入力されるとともに、最終段の
F/F回路6n の出力がフィードバックされて入力され
ている。そして、各F/F回路6a 〜6n の出力端は、
上記各駆動回路5a 〜5n に接続されるとともに、最終
段のF/F回路6n を除いて、次段のF/F回路6b 〜
6n-1 のF/F回路の入力端に接続されている。 【0011】受光部10は、増幅部11と、選択部12
と、循環レジスタ13と、同期制御回路14とから構成
されていて、このうち、増幅部11は、各受光素子3a
〜3n が受光したときに発生された電流を増幅する増幅
回路11a 〜11n を有している。 【0012】選択部12は、各増幅回路11a 〜11n
に対応したアナログスイッチ回路(以下、スイッチとい
う)12a 〜12n を有していて、各スイッチ12a 〜
12n を介して各増幅回路11a 〜11n の出力をコン
パレータ20に出力することができるように構成されて
いる。 【0013】循環レジスタ13は、上記投光部4の循環
レジスタ6と同様に、F/F回路13a 〜13n を直列
に接続して構成されている。そして、最初の段のF/F
回路13a の入力端には、上記投光部4の循環レジスタ
6の最終段のF/F回路6n の出力が入力され、また、
循環レジスタ13には、同期制御回路14からのリセッ
ト信号が入力されるように構成されている。 【0014】各F/F回路13a 〜13n の出力端は、
上記スイッチ12a 〜12n にそれぞれ接続されている
とともに、最終段のF/F回路13n を除く出力端は、
次段のF/F回路13b 〜13n-1 の入力端に接続され
ている。 【0015】コンパレータ20(本発明の検出部に相当
する)は、各スイッチ12a 〜12n の出力を並列的に
入力した信号を入力信号とし、基準電位(V)と比較し
て出力を送出するように構成されている。 【0016】照査回路30(図1には図示せず)は、受
光部10の循環レジスタ13の最終段のF/F回路13
n の出力と投光部4の循環レジスタ6の最終段のF/F
回路6n の出力の状態を照査できるように、ゲート回路
により構成されている。 【0017】次に、図3のタイムチャートを用いて、本
実施例に係る光エリアセンサの検出動作について説明す
る。 【0018】投光部4の最初の段のF/F回路6a に、
図3の(1)に示される駆動パルス(クロックパルス)
が入力されると、各F/F回路6a 〜6n は、1パルス
毎に順次駆動される。 【0019】このため、各駆動回路5a 〜5n も、1パ
ルス毎に順次駆動されて、各投光素子2a 〜2n を駆動
させることができる。そして、最終段のF/F回路6n
の次に再び最初のF/F回路6a が駆動される。つま
り、各投光素子2a 〜2n は、1スキャンのうち、1パ
ルスだけ順次照射するように作用する(図3の(2)〜
(4)参照)。 【0020】各投光素子2a 〜2n が順次照射すること
により、各受光素子3a 〜3n が電流を発生させて各増
幅回路11a 〜11n に出力する。そして、各増幅回路
11a 〜11n からの出力は、各スイッチ12a 〜12
n を介してコンパレータ20に取込まれるが、各スイッ
チ12a 〜12n は、循環レジスタ13により、各投光
素子2a 〜2n の照射に対応して、つまり同期して順次
閉じられる(図3の(5)〜(7)参照)。 【0021】したがって、いずれか一つの受光素子が被
検出物体により遮光されて、その受光素子に対応したス
イッチが閉じられてもコンパレータ20に出力が入力さ
れないときは、コンパレータ20は基準電位(V)と比
較して、被検出物を検出した旨の検出信号(本実施例に
係る光エリアセンサがプレス機械に用いられたときは異
常信号)を出力する。 【0022】以上のように、本実施例に係る光エリアセ
ンサは、投光部4と受光部10とに循環レジスタ6,1
3を設けるとともに、スイッチ回路12a 〜12n を介
して受光部10の信号を取込んで被検出物を検出するよ
うにしたので、回路構成が簡単で低コストに製造するこ
とが可能となる。 【0023】次に、本発明の自己診断手段を実行するた
めの照査回路30の動作について説明する。照査回路の
一方の入力端には、受光部10の最終段のF/F回路1
3n の出力が入力されている(図2参照)。したがっ
て、受光部10の各F/F回路13a 〜13n が正常に
動作していれば、1スキャンの最終の駆動パルス毎にそ
の駆動パルス信号に対応した信号が入力される。 【0024】照査回路30の他方の入力端には、投光部
4の最終段のF/F回路6n の出力が入力されている
(図2参照)。したがって、この入力信号は、投光部4
の各F/F回路6a 〜6n が正常に動作していれば、一
方の入力信号と同期状態にある。このため、両入力信号
が同期して入力されているときは、投光部4と受光部1
0の回路は正常に作動中であることを意味する(図3の
(イ)参照)。 【0025】しかし、いずれか一方の入力信号が欠落し
たり、あるいは、両入力が非同期したときは、投光部4
又は受光部10のいずれか、あるいは両方に異常が生じ
たことを意味しているので(図3の(ロ)参照)、この
ときは、照査回路30から図示しないアラーム等を駆動
させる信号を出力し、オペレータに報知する。 【0026】以上のように、本実施例に係る光エリアセ
ンサは、投光部4と受光部10の最終段のF/F回路6
n ,13n の出力を照査して回路の異常を検出できるよ
うにしたので、信頼性の優れたものとすることができ
る。 【0027】 【発明の効果】本発明に係る光エリアセンサは、光軸線
上に所定の間隔を保って設けられた投光素子と受光素子
とからなるセンサを複数設けて形成されたセンサ部と、
前記各光軸上の各投光素子を所定の駆動信号により循環
して駆動させる投光部と、その投光部の駆動と同期し、
前記各光軸上の各受光素子からの信号を入力する受光部
と、その受光部の各受光素子からの出力信号を並列に入
力し、その入力信号の変化を検出する検出部と、前記投
光部の一つの投光素子を駆動する駆動信号及びその一つ
の投光素子に対応した前記受光部の一つの受光素子から
の信号を入力するための信号を入力し、それら入力信号
が所定の同期状態に保たれていることをもって正常と判
定する自己診断手段とからなるので、簡単な構成で多光
軸式の光エリアセンサを実現でき、低コストに製造する
ことができるとともに、自己診断を行うので、信頼性の
優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る光エリアセンサの概略
構成図である。 【図2】一実施例に係る光エリアセンサの電気回路図で
ある。 【図3】検出動作を示すタイムチャートである。 【符号の説明】 1 センサ部 2a 〜2n 投光素子 3a 〜3n 受光素子 4 投光部 5 定電流駆動部 6 循環レジスタ 10 受光部 11 増幅部 12 選択部 13 循環レジスタ 20 コンパレータ(検出部) 30 照査回路(自己診断手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 雅一 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日 本信号株式会社 与野事業所内 (56)参考文献 特開 平2−271199(JP,A) 特開 平2−135632(JP,A) 特開 平6−311009(JP,A) 実開 昭64−7434(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光軸線上に所定の間隔を保って設けられ
    た投光素子と受光素子とからなるセンサを複数設けて形
    成されたセンサ部と、 前記各光軸上の各投光素子を所定の駆動信号により循環
    して駆動させる投光部と、 前記投光部の駆動と同期し、前記各光軸上の各受光素子
    からの信号を入力する受光部と、 前記受光部の各受光素子からの出力信号を並列に入力
    し、その入力信号の変化を検出する検出部と、前記投光部の一つの投光素子を駆動する駆動信号及びそ
    の一つの投光素子に対応した前記受光部の一つの受光素
    子からの信号を入力するための信号を入力し、それら入
    力信号が所定の同期状態に保たれていることをもって正
    常と判定する自己診断手段と、 を有することを特徴とする光エリアセンサ。
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