JP3392596B2 - 郵便物のバーコード処理システム - Google Patents

郵便物のバーコード処理システム

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JP3392596B2
JP3392596B2 JP19226295A JP19226295A JP3392596B2 JP 3392596 B2 JP3392596 B2 JP 3392596B2 JP 19226295 A JP19226295 A JP 19226295A JP 19226295 A JP19226295 A JP 19226295A JP 3392596 B2 JP3392596 B2 JP 3392596B2
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岳久 加藤
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便物の仕
分け・配達業務の効率化に用いられる郵便機械コードの
符号化システムに適用して好適なバーコード処理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来用いられていた郵便番号制度
の見直しが検討されている。具体的には、中央局におい
て現行と異なる新郵便番号(宛先地名情報等)、住所表
示番号(宛先地番情報)等を葉書や封書等の宛名表示面
に専用のバーコード体系に従ったバーコードとして印字
し、地方局や配達局でそのバーコードを読み取って郵便
物の宛先別の仕分け等を自動化することにより、業務の
効率化を図ることが検討されている。
【0003】この場合、郵便番号と住所表示番号を表わ
すバーコードは宛先表示面の予め定められた位置(領
域)に印字される。一方、郵便物の差出人により書かれ
る宛先などの文字の位置は不規則である。従って、印字
されたバーコードが宛先などの文字と重なってしまい、
バーコードを読み取れなかったり、誤って読み取ってし
まい、復号化時に誤り訂正によっても訂正できなくなる
可能性がある。前者の場合はオペレータによる再読取り
作業を必要とするため、業務の効率化の障害となると共
に、業務の高コスト化を招き、また後者の場合には誤配
による郵便物の到着遅れという問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、郵便
物上に郵便番号や住所表示番号をバーコードとして印字
すると、そのバーコードが宛先などの文字との重なりに
よって読み取れなかったり、誤って読み取ってしまうと
いう問題があった。
【0005】本発明は、印字されたバーコードが他の文
字と重なることによってバーコードを読み取れなくなっ
たり誤って読み取った場合でも、バーコードの復号化時
にできるだけ訂正ができる郵便物のバーコード処理シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は郵便番号と住所表示番号を含む文字情報を
誤り訂正符号化して得られる情報シンボルであって、該
住所表示番号が所定の長さに満たないとき該住所表示番
号の後ろにヌルコードを加えることにより所定の長さに
してから誤り訂正符号化して得られた情報シンボルをバ
ーコードに変換して郵便物上に印字し、該郵便物上から
バーコードを読み取って元の文字情報を復号化するバー
コード処理システムにおいて、前記郵便物から読み取ら
れたバーコードを情報シンボルに変換するバーコード/
シンボル変換手段と、前記バーコード/シンボル変換手
段により変換された情報シンボルに発生した誤りの個
数、誤り位置および誤りの大きさを演算により求める演
算手段と、前記誤りの個数が訂正範囲内であるか、前記
誤り位置が前記変換された情報シンボルの数を越えてい
ないか、及び前記誤りの大きさが不当な値となっていな
いかにより、該情報シンボルに発生した誤りが誤り訂正
可能か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判
定手段により誤りが誤り訂正可能と判定された情報シン
ボルに対して誤り訂正を行う誤り訂正実行手段と、前記
誤り訂正実行手段により誤り訂正された情報シンボルの
うちの前記郵便番号と住所表示番号に対応する所定の情
報シンボルを抽出する手段であって、該情報シンボルを
後ろから前記ヌルコードか否かを調べ、ヌルコードでな
くなったら該情報シンボルは前記住所表示番号に対応し
た情報シンボルであると判定して該情報シンボルを抽出
する情報シンボル抽出手段と、前記情報シンボル抽出手
段により抽出された情報シンボルについて矛盾がないか
否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段
により矛盾がないと判定された情報シンボルを郵便番号
と住所表示番号を含む文字情報に変換するシンボル/文
字情報変換手段とを備えたことを特徴とする
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】このように発明では、バーコードの復号
化に際して、まず読み取られたバーコードから変換され
たシンボルに発生した誤りの個数、位置および大きさか
ら誤り訂正可能か否かを判定して、誤り訂正可能と判定
されたシンボルに対して誤り訂正を実行した後、誤り訂
正したシンボルのうちの所定の情報シンボルを抽出し
て、その情報シンボルについて矛盾がないか否かを判定
し、矛盾がないと判定された情報シンボルを文字情報に
変換することにより、第1の発明と同様に同様に誤り訂
正符号の訂正能力を有効に生かして誤り訂正能力を上
げ、訂正不能となる確率を下げることができる。
【0013】なお、本発明でいう「文字情報」とは、数
字、文字および記号の情報の総称である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0015】図1は、本発明を例えば中央局で使用され
る郵便業務システムに適用した実施形態に係るバーコー
ド処理システムの構成を示す図である。
【0016】図1(a)において、画像読取部1は例え
ば葉書、封書などの郵便物(印字対象物)の郵便番号記
入欄に記入された郵便番号と、宛先表示欄に記入された
住所表示番号をスキャナで読み取って画像信号として出
力する。この画像信号は文字認識部2に入力され、周知
の手書き文字認識処理により文字情報(文字コード)と
して取り出される。
【0017】文字認識部2から出力される文字情報はバ
ーコード符号化部3に入力され、後述するように符号化
されかつバーコードパターンに変換された後、印字出力
部4に入力される。印字出力部4では、入力されたバー
コードパターンに従って、画像読取部1が読み取った郵
便物の宛名表示面上の所定位置に郵便番号および住所表
示番号を表わすバーコードが例えば蛍光インクにより印
字される。
【0018】一方、図1(b)において、バーコード読
取部5は図1(b)の構成で郵便物上に印字されたバー
コードをスキャナで読み取って出力する。読み取られた
バーコードの情報は、バーコード復号化部6に入力さ
れ、元の文字情報が復号化される。
【0019】図2に、バーコード符号化部3の構成を示
す。このバーコード符号化部3は、文字/シンボル変換
部11、リードソロモン符号化部12、シンボル/バー
コード変換部13およびスタート/ストップコード付加
部14からなる。
【0020】文字/シンボル変換部11は、図1の文字
認識部2から入力された文字情報を文字単位に所定の規
則に従って複数の情報シンボルの組み合わせにより表現
して出力するものである。この文字/シンボル変換部1
1から出力される情報シンボルはリードソロモン符号化
部12に入力され、誤り訂正符号化の一種であるリード
ソロモン符号化が行われることにより、パリティシンボ
ルが付加されたシンボル系列として出力される。
【0021】リードソロモン符号化部12は、本実施形
態では最小ハミング距離3のリードソロモン符号化を行
うものとする。最小ハミング距離3のリードソロモン符
号は1シンボル誤り訂正が可能であり、消失フラグを用
いた消失訂正では2シンボル消失訂正が可能である。リ
ードソロモン符号の符号化および復号化については、例
えば電子情報通信学会編「符号理論」、今井秀樹著、な
どに詳しい。
【0022】リードソロモン符号化されたシンボルはシ
ンボル/バーコード変換部13に入力され、所定の規則
に従って郵便物上に印字されるバーコードのパターンに
変換される。このバーコードのパターンはスタート/ス
トップコード付加部14に入力され、郵便番号や住所表
示番号の部分のバーコードの始まりと終りを示す特定パ
ターンのスタートバーとストップバーの情報が付加さ
れ、印字用の最終的なバーコードパターンとされた後、
図1の印字出力部4に送出される。
【0023】図3は、本実施形態が対象とする将来の新
郵便番号制度下の郵便物の例を示す図である。同図にお
いて、郵便物の上部の郵便番号記入欄には差出人により
宛先地名情報を表わす郵便番号が記入される。この郵便
番号は、東京などの大都市を例にとると、宛先の地名を
現行郵便番号の区単位よりさらに細分化した町単位まで
を識別する番号であり、例えば7桁の文字(数字)によ
って表現される。一方、宛先表示欄には差出人によって
宛先(住所、宛名)が記入されると共に、宛先表示欄の
右寄りの予め定められたバーコード印字欄に郵便番号を
表わす郵便番号バーコードおよび宛先地番情報(丁目、
番、号)を表わす住所表示番号バーコードが印字されて
いる。また、郵便番号バーコードの前後にはスタートバ
ーとストップバーが印字され、住所表示番号バーコード
の前後にもスタートバーとストップバーが印字されてい
る。なお、スタートバーとストップバーは、いずれも1
本のフルバー(上下に突出しているバー)によって構成
される。
【0024】本実施形態で用いるバーコードは、最大4
本のバーで16個の状態を表現するものとする。すなわ
ち、各々のバーの有無によって2個の状態を表わすこと
ができるので、バーコード全体としては2×2×2×2
=16個の状態を表わすことができる。
【0025】リードソロモン符号化部12は、本実施形
態ではGF(24 )上のガロア体を用いて符号化を行
う。この符号化によって得られるリードソロモン符号の
1シンボルは、4ビットで表現される。従って、2本の
バーで1シンボルを表現することができる。4ビットの
ビットパターンは、“0000”から“1111”まで
の16通りがあるが、これらのうち“0000”を除い
た15通りについてバーコードを割り付ける。また、リ
ードソロモン符号化部12は例えば郵便番号については
符号長9、情報長7、最小ハミング距離3のリードソロ
モン符号化を行い、住所表示番号については符号長1
5、情報長13、最小ハミング距離3のリードソロモン
符号化を行うものとする。
【0026】図4は、このようにして郵便番号および住
所表示番号をリードソロモン符号化した場合のシンボル
の配置を示したものである。同図において、is1(郵
便番号の場合はi=0〜6、住所表示番号の場合はi=
0〜12)は情報シンボルを表わし、psj(j=0〜
1)はパリティシンボルを表わす。すなわち、郵便番号
に対応するリードソロモン符号は7個の情報シンボルと
2個のパリティシンボルにより構成され、住所表示番号
に対応するリードソロモン符号は13個の情報シンボル
と2個のパリティシンボルにより構成される。
【0027】シンボル/バーコード変換部13は、リー
ドソロモン符号化されたシンボルである郵便番号と住所
表示番号をバーコードのパターンに変換する。
【0028】図5は、本実施形態でバーコードの割り当
てを行う場合に用いる文字(情報シンボル)/ビットパ
ターン/バーコード変換テーブル、すなわち図2の文字
/シンボル変換部11、リードソロモン符号化部12お
よびシンボル/バーコード変換部13の入出力の関係を
示す図である。cc1〜cc3は制御用コードであり、
cc1〜cc3および0〜9の数字を用いてアルファベ
ットのA〜Zを表現することができる。cc4はヌルコ
ードである。住所表示番号をリードソロモン符号化した
とき、桁数が最大の13桁に満たない場合がある。その
場合は、桁数が13桁となるようにヌルコードcc4を
加えて符号化を行う。住所表示番号のリードソロモン符
号が13桁を越える場合は、住所表示番号の14桁以降
を切り捨てて符号化を行う。
【0029】図5に示されるように、本実施形態では郵
便番号と住所表示番号に対するバーコードの割り当てを
同一としている。このようにすると、図2のバーコード
復号化部6に必要なROMの容量を削減することができ
る。すなわち、バーコード復号化部6においては誤り訂
正を行うためにバーコードのパターンをROMに格納し
ているが、郵便番号と住所表示番号に対するバーコード
の割り当てを同一にしておけば、両者に共通のバーコー
ドパターンを用意しておけばよいので、その記憶容量が
小さくて済む。
【0030】図6は、郵便番号が”2102512”
で、住所表示番号が”12−2−5”の場合に葉書上に
バーコードを印刷した例である。図において、郵便番
号および住所表示番号のパリティシンボルps0,ps
1のバーコードは点線で示してある。
【0031】ところで、図5においては例えば0,1,
2の数字、ハイフン(−)、cc2の制御用コードおよ
びcc4のヌルコードに対応するバーコードのうち右側
または左側が完全な空白となっており、上、下または上
下の突出バーのいずれも印刷されないいわゆるノーバー
の領域となっている。このようなノーバーの領域が存在
している場合、バーが本来印字されていたが、差出人が
書いた宛先との重なりや汚れなどによりバーが消失した
ものか、それともバーがもともとから印刷されていない
のかを判定することが困難である。
【0032】そこで、図7に示すように本来バーコード
を構成するバーが印刷されないノーバーの領域の箇所
に、バーコードを構成するバーより短いバーを印刷して
おけば、この短いバーが印刷されている箇所は、ノーバ
ーの領域であることを確実に判定することができる。
【0033】また、図8に示すように差出人が書いた宛
先との重なりや汚れなどからバーが消失してノーバーの
連続と判定されたり、または偶然にノーバーが連続して
発生した場合、郵便番号のバーコードと住所表示番号の
バーコードとの間のギャップであるのか、それとも郵便
番号または住所表示番号のバーコード内で発生したノー
バーの連続であるのかの判定が困難となる。この問題に
対しては、図9に示すように郵便番号のバーコードと住
所表示番号のバーコードとの間のギャップに、本来のバ
ーコードを構成するバーより短いバーを印刷することに
より、その短いバーが印刷されている箇所は郵便番号と
住所表示番号のバーコードの間のギャップであることを
明確に判定することができる。
【0034】さらに、図10に示すように郵便番号のバ
ーコードまたは住所表示番号のバーコードの始まりと終
わりを示すスタートバーおよびストップバーの幅を広く
して印字することにより、スタートバーおよびストップ
バーの検出を容易とし、郵便番号または住所表示番号の
バーコードが印刷されている領域の検出を容易にするこ
とができる。なお、この場合バーの幅を広くして印字す
る代わりに、スタートバーおよびストップバーに隣接し
てもう1本フルバーを印刷しても、同様の効果が得られ
る。
【0035】このように、バーコードのうちバーが全く
印刷されない部分に、種類の異なるバーを印刷すること
により、バーが全く印刷されない部分が連続してもバー
の検出が容易となる。また、住所表示番号のバーコード
と郵便番号のバーコードとの間のギャップを示すバーま
たは記号を印刷することにより、ギャップとバーが全く
印刷されない部分との区別がつきやすく、さらにバーコ
ードの始まりと終わりの部分を検出しやすい。さらに、
住所表示番号および郵便番号のバーコードの始まりと終
わりを示すスタートコードとストップコードのバーの幅
を広くして印刷することにより、スタートおよびストッ
プコードの検出がし易くなり、バーコードの領域を容易
に検出することができる。
【0036】次に、図1のバーコード復号化部6の実施
形態について説明する。
【0037】図11は、バーコード復号化部6の一実施
形態を示すブロック図である。このバーコード復号化部
6は、情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加部2
1、バーコード/シンボル変換部22、シンドローム演
算部23、誤り個数/位置/大きさ演算部24、誤り訂
正実行部25およびシンボル/数字・文字・記号変換部
26からなる。
【0038】情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加
部21は、図1のバーコード読取部5で読み取られたバ
ーコードの特に郵便番号情報シンボル部と住所表示番号
情報シンボル部について、後述する所定の判定基準に従
って矛盾がないか否かを判定し、矛盾があればそのバー
コードに後述する消失誤り訂正のために消失フラグを付
加する処理を行う。
【0039】バーコード/シンボル変換部22は、バー
コード読取部5で読み取られたバーコードを所定の規則
に従ってシンボル(符号シンボル)に変換する。
【0040】シンドローム演算部23は、バーコード/
シンボル変換部22で符号シンボルに変換された符号語
(以下、受信語という)のシンドロームを演算する。
【0041】誤り個数/位置/大きさ演算部24は、演
算されたシンドロームを用いてユークリッド互助法など
の多項式演算を解くことにより、受信語に発生した消失
および誤りシンボルの個数、位置および大きさを計算す
る。
【0042】誤り訂正実行部25は、誤り個数/位置/
大きさ演算部24で求められた消失および誤りシンボル
の個数、位置および大きさの情報を基に、消失誤り訂正
を含む誤り訂正を行う。
【0043】なお、シンドローム演算部23、誤り個数
/誤り位置/大きさ演算部24および誤り訂正実行部2
5で用いられるリードソロモン符号の復号演算について
は、先に挙げた電子情報通信学会編「符号理論」今井秀
樹著に詳しい。
【0044】本実施形態で用いるバーコードは、先の実
施形態と同様に1本で4つの状態を表現するバーを2本
を使って一つの文字を表すものとする。また、先の実施
形態と同様にリードソロモン符号化部12によってGF
(24 )上のガロア体を用いて符号化が行われることに
より、リードソロモン符号の1シンボルが4ビットで表
現され、2本のバーで1シンボルを表現しているものと
する。4ビットのビットパターンは、“0000”から
“1111”までの16通りがあるが、これらのうち
“0000”を除いた15通りについてバーコードを割
り付ける。
【0045】また、リードソロモン符号化部12では例
えば郵便番号については符号長9、情報長7、最小ハミ
ング距離3のリードソロモン符号化を行い、住所表示番
号については符号長15、情報長13、最小ハミング距
離3のリードソロモン符号化を行うものとする。さら
に、本実施形態では郵便番号の桁数は7桁で、符号長1
3、情報長7、最小ハミング距離7のリードソロモン符
号化が行われ、また住所表示番号は最大13桁で、符号
長17、情報長13、最小ハミング距離5のリードソロ
モン符号化が行われているものとする。
【0046】図12は、このようにして郵便番号および
住所表示番号がリードソロモン符号化されたときのシン
ボルの配置を示したものである。同図において、isi
(郵便番号の場合i=0〜6、住所表示番号の場合i=
0〜12)は情報シンボルを表わし、psj(郵便番号
の場合j=0〜6、住所表示番号の場合j=0〜4)は
パリティシンボルを表わす。また、本実施形態で用いる
文字(情報シンボル)/ビットパターン/バーコード変
換テーブルは図5に示した通りである。住所表示番号を
符号化する際、桁数が13桁に満たない場合があるが、
その場合は13桁となるようにcc4を加えて符号化
し、13桁を越える場合は14桁以降の住所表示番号は
切り捨てて符号化するものとする。
【0047】次に、本実施形態の動作を具体例を用いて
説明する。
【0048】まず、バーコードの具体例を説明する。
今、郵便番号が“2108035”であったとすると、
図1のバーコード符号化部3において情報シンボルは
{2,1,0,8,0,3,5}として符号化され、
{2,1,0,8,0,3,5,zp0,zp1,zp
2,zp3,zp4,zp5,zp6}となる。zpi
(i=0〜6)はパリティシンボルを表す。
【0049】また、住所表示番号が“52−4−30
1”であったとすると、番号長は8であるので、バーコ
ード符号化部3においてヌルコードcc4が5つ加えら
れ、情報シンボルは{5,2,−,4,−,3,0,
1,cc4,cc4,cc4,cc4,cc4}として
符号化され、{5,2,−,4,−,3,0,1,cc
4,cc4,cc4,cc4,cc4,ap0,ap
1,ap2,ap3,ap4}となる。api(i=0
〜4)はパリティシンボルを表す。
【0050】そして、これらの情報シンボルがバーコー
ドに変換され、図1の印字出力部4で印字される。図1
3は、バーコードとして印字された郵便番号と住所表示
番号を示したものである。同図において、計算された郵
便番号のパリティシンボル、および住所表示番号のパリ
ティシンボルのバーコードは点線で示されている。
【0051】次に、こうして印字されたバーコードは、
図1のバーコード読取部5で読み取られる。読み取られ
たバーコードの情報はバーコード復号化部6に入力さ
れ、まず情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加部2
1において、このバーコードが情報シンボル部について
使用されているバーコードのパターンか否か、すなわち
情報シンボル部に使用するために予め用意されたバーコ
ード群に含まれるバーコードか否かの判定(第1の判
定)が行われる。さらに、情報シンボル部矛盾判定/消
失フラグ付加部21においては、読み取られたバーコー
ドの配列に矛盾がないか否かの判定(第2の判定)も行
われる。
【0052】図14は、情報シンボル部矛盾判定/消失
フラグ付加部21で用いる判定基準を示したもので、連
続して読み取られたバーコードの二つの情報シンボルの
関係を対応付けて表している。同図において、PCは郵
便番号情報シンボル、ANは住所表示番号情報シンボル
をそれぞれ表す。また、“0”は図5においてバーが1
本も印字されないビットパターン“0000”を表す。
【0053】本実施形態では、“0”は情報シンボルと
して使用していない。従って、情報シンボルに“0”が
あれば、バーコード読取部5でバーコードが正しく読み
取ることが出来なかったということになるため、情報シ
ンボル部矛盾判定/消失フラグ付加部21では、読み取
ったバーコードは予め定められたバーコード群に含まれ
ないバーコードであるとして、このバーコードに消失フ
ラグが付加される。
【0054】一方、本実施形態では英文字を表現するの
にcc1〜cc3の制御用コードの後ろに0〜9の数字
を付けて表現している。例えば、cc1+0で“A”を
表現する。従って、cc1〜cc3の後には、cc1〜
cc4のコードは続かない。また、郵便番号では数字の
みを扱っているので、ハイフン(−)およびcc1〜c
c4のコードが混在することはない。さらに、本実施形
態ではハイフンが連続して存在することもなく、ハイフ
ンが情報シンボルの先頭にくることもない。このような
判定基準に従ってバーコードの配列に矛盾がないか否か
を判定し、矛盾があるバーコードについて消失フラグを
付加する。
【0055】このように情報シンボル部矛盾判定/消失
フラグ付加部21では、読み取ったバーコードが予め定
められたバーコード群に含まれるバーコードか否かの第
1の判定と、バーコードの配列に矛盾がないか否かの第
2の判定を行い、バーコードが予め定められたバーコー
ド群に含まれるバーコードでないか、あるいはバーコー
ドの配列に矛盾がある場合には、そのバーコードに消失
フラグを付加する。
【0056】情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加
部21における判定の方法として、本実施形態ではバー
コードパターンの一致を比較して矛盾判定を行っている
が、この他に例えばバーコードを印刷時に用いるASC
IIコードのような特定のコードに変換した後に、第1
および第2の判定を行ってもよい。また、バーコードを
読み取った後、ガロア体の元に変換した後に、判定を行
って消失フラグを付加する方法でもよい。
【0057】情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加
部21によって消失フラグが付加された符号語は、郵便
番号の場合、前述したように最小ハミング距離が7であ
ることから、以下の誤り訂正がなされる。
【0058】 また、住所表示番号の場合、以下の誤り訂正がなされ
る。
【0059】 そして、このようにして誤り訂正実行部25で誤り訂正
された情報シンボルをシンボル/数字・文字・記号変換
部26で数字・文字・記号の情報に変換し、バーコード
復号結果として取り出す。
【0060】このように本実施形態では、バーコードの
復号化に際して、読み取られたバーコードについて矛盾
がないか否か判定し、矛盾がある場合にはそのバーコー
ドに消失フラグを付加することにより、誤り訂正符号の
訂正能力を有効に生かして訂正能力を上げることがで
き、訂正不能となる確率を下げることができる。
【0061】次に、図1のバーコード復号化部6の他の
実施形態について説明する。図15は、本実施形態に係
るバーコード復号化部6の構成を示すブロック図であ
る。このバーコード復号化部6は、バーコード/シンボ
ル変換部31、シンドローム演算部32、誤り個数/位
置/大きさ演算部33、誤り個数/位置/大きさ矛盾判
定部34、誤り訂正実行部35、情報シンボル長特定部
36、情報シンボル部矛盾判定部37およびシンボル/
数字・文字・記号変換部38からなる。
【0062】バーコード/シンボル変換部31は、図1
のバーコード読取部5で読み取られたバーコードを所定
の規則に従ってシンボル(符号シンボル)に変換する。
【0063】シンドローム演算部32は、バーコード/
シンボル変換部31で符号シンボルに変換された符号語
(以下、受信語という)のシンドロームを演算する。
【0064】誤り個数/位置/大きさ演算部33は、演
算されたシンドロームを用いてユークリッド互助法など
の多項式演算を解くことにより、受信語に発生した誤り
の個数、位置および大きさを計算する。
【0065】誤り個数/位置/大きさ矛盾判定部34
は、誤り個数/位置/大きさ演算部33で計算された誤
りの個数、位置および大きさの情報から、誤りが訂正可
能な範囲内であるか否か判定する。誤りが訂正可能であ
るか否かの判定は、例えば 「誤り個数が訂正範囲内であるか否か」 「誤り位置が符号語シンボル数を越えていないか」 「誤りの大きさが、不当な値となっていないか」 などによって行う。
【0066】また、誤り個数/位置/大きさ矛盾判定部
部34は、誤り個数/位置/大きさ演算部33で計算さ
れた誤りの個数、位置および大きさの情報から、誤りが
訂正可能範囲内であれば処理を継続し、訂正可能な範囲
外であれば訂正不可能として処理を中断する。
【0067】誤り訂正実行部35は、誤り個数/位置/
大きさ演算部33で計算された誤りの個数、位置および
大きさの情報を基に誤り訂正を行う。
【0068】シンドローム演算部32、誤り個数/位置
/大きさ演算部33および誤り訂正実行部35で用いら
れるリードソロモン符号の復号演算については、先に挙
げた電子情報通信学会編「符号理論」、今井秀樹著に詳
しい。
【0069】情報シンボル長特定部36は、誤り訂正が
実行された受信語について、符号化の際に付加されるヌ
ルコードを除いた住所表示番号情報シンボルの長さを特
定することによって、この情報シンボルを抽出する処理
を行う。情報シンボル部矛盾判定部37は、情報シンボ
ル長特定部36から入力される郵便番号情報シンボル部
および住所表示番号情報シンボル部について、所定の判
定基準を満たしているか否かにより、矛盾がないか否か
を判定する。
【0070】なお、本実施形態で用いるバーコードは先
の実施形態と同様に1本で4つの状態を表現するバーを
2本を使って一つの文字を表すものとする。また、先の
実施形態と同様にリードソロモン符号化部12によって
GF(24 )上のガロア体を用いて符号化が行われるこ
とにより、リードソロモン符号の1シンボルが4ビット
で表現され、2本のバーで1シンボルを表現しているも
のとする。4ビットのビットパターンは、“0000”
から“1111”までの16通りがあるが、これらのう
ち“0000”を除いた15通りについてバーコードを
割り付ける。また、リードソロモン符号化部12では例
えば郵便番号については符号長9、情報長7、最小ハミ
ング距離3のリードソロモン符号化を行い、住所表示番
号については符号長15、情報長13、最小ハミング距
離3のリードソロモン符号化を行うものとする。さら
に、本実施形態では郵便番号の桁数は7桁で、符号長
9、情報長7、最小ハミング距離3のリードソロモン符
号化が行われ、また住所表示番号は最大13桁で、符号
長15、情報長13、最小ハミング距離3のリードソロ
モン符号化が行われているものとする。
【0071】このようにして郵便番号および住所表示番
号がリードソロモン符号化されたときのシンボルの配置
は、図4に示した通りであり、isi(郵便番号の場合
i=0〜6、住所表示番号の場合i=0〜12)は情報
シンボルを表わし、psi(i=0〜1)はパリティシ
ンボルを表す。
【0072】また、本実施形態で用いる文字(情報シン
ボル)/ビットパターン/バーコード変換テーブルは図
5に示した通りである。住所表示番号を符号化する際、
桁数が13桁に満たない場合があるが、その場合は13
桁となるようにcc4を加えて符号化し、13桁を越え
る場合は14桁以降の住所表示番号は切り捨てて符号化
するものとする。
【0073】図16は、本実施形態において情報シンボ
ル長特定部36が住所表示番号情報シンボル長を特定す
る過程を説明するために、一連のバーコード処理手順を
示したフローチャートである。住所表示番号が“52−
4−301”であった場合、文字/シンボル変換部11
では、住所表示番号の番号長が8であり、所定の長さ
(13桁)に満たないので、ヌルコードcc4を5つ加
えて13桁とする(ステップS1)。これにより、リー
ドソロモン符号化部12で情報シンボルは{5,2,
−,4,−,3,0,1,cc4,cc4,cc4,c
c4,cc4}として符号化され(ステップS2)、さ
らにシンボル/バーコード変換部13でバーコードに変
換された後、印字される(ステップS3)。図16で
は、パリティシンボルをps0,ps1と表現してい
る。
【0074】こうして印字されたバーコードは、バーコ
ード読取部5で読み取られ(ステップS4)、バーコー
ド復号化部6で復号される(ステップS5)。すなわ
ち、読み取られたバーコードはバーコード/シンボル変
換部31によってシンボルに変換され、この受信語につ
いて誤り訂正実行部35で誤り訂正が実行される。この
結果、符号化される前の情報シンボルとして{5,2,
−,4,−,3,0,1,cc4,cc4,cc4,c
c4,cc4}が復号化される(ステップS6)。この
とき、情報シンボル長特定部36では符号語シンボルの
後ろから順にシンボルがヌルコードであるか調べる(ス
テップS7)。本実施形態では、6回目にシンボルを調
べた時点でそのシンボルはヌルコードではないので、住
所表示番号情報シンボル長は、 13(符号長)−6(6回目にヌルコードでなくなった
ことを表わす)+1 という計算により8と求められる(ステップS8)。こ
れは“52−4−301”が8桁であることと一致す
る。
【0075】次に、情報シンボル部矛盾判定部7につ
いて説明する。情報シンボル部矛盾判定部7は、誤り
訂正実行の際に誤訂正を行っている可能性を所定の判定
基準によって判定するものであり、ここで用いる判定基
準は図14に示した通りである。同図において、PCは
郵便番号情報シンボル、ANは住所表示番号情報シンボ
ルを表す。“0”は図5においてバーが1本も印字され
ないビットパターン“0000”を表す。
【0076】本実施形態では、“0”は情報シンボルに
は使用していない。従って、情報シンボルに“0”があ
れば誤訂正ということになる。
【0077】また、本実施形態では数字、文字、記号を
表現するのにヌルコードは使用していない。従って、郵
便番号情報シンボル部または住所表示番号情報シンボル
部にヌルコードが入っていれば、誤訂正を行ったとみな
すことができる。
【0078】また、本実施形態では英文字を表現するの
に、cc1〜cc3までのコントロールコードの後ろに
0〜9の数字を付けて表現する。例えば、cc1+0で
“A”を表現する。従って、cc1〜cc3の後には、
cc1〜cc4のコードは続かない。また郵便番号で
は、数字のみを扱っているので、ハイフンおよびcc1
〜cc4のコードが混在することはない。
【0079】また、本実施形態では、ハイフンが連続し
て存在することもない。さらに、ハイフンが情報シンボ
ルの先頭にくることもない。
【0080】このようにして、情報シンボル長特定部3
6で抽出された情報シンボルについて情報シンボル矛盾
判定部37で矛盾がないか否かを調べ、誤訂正を行って
いないかどうかを調べる。そして、抽出された情報シン
ボルに矛盾がなく誤訂正を行っていない情報シンボルの
みをシンボル/数字・文字・記号変換部38で数字・文
字・記号の情報に変換し、バーコード復号結果として取
り出す。
【0081】図17は、図1のバーコード復号化部6の
さらに別の実施形態を示すブロック図であり、図から明
らかなように図11に示したバーコード復号部と図15
に示したバーコード復号部を縦続配置したものである。
本実施形態によれば、より一層誤り訂正能力を上げるこ
とができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
り訂正符号の訂正能力を有効に生かして誤り訂正能力を
向上させ、訂正不能となる確率を下げることができる。
【0083】
【0084】従って、本発明によれば印字されたバーコ
ードが他の文字と重なることによってバーコードを読み
取れなくなったり誤って読み取った場合でも、復号化時
にできるだけ訂正ができるため、オペレータの再読み取
り作業を軽減し、かつ郵便物などの配達の遅れを防ぎ、
運用コストや人件費の削減に大きく寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を郵便業務システムに適用した場合のシ
ステム構成を示すブロック図
【図2】図1におけるバーコード符号化部の構成を示す
ブロック図
【図3】郵便物上のバーコードの印字位置を示す図
【図4】リードソロモン符号化された郵便番号および住
所表示番号のシンボル配置を示す図
【図5】文字/シンボル/バーコード変換テーブルの一
例を示す図
【図6】郵便物上に印字されるバーコードの一例を示す
【図7】郵便物上に印字されるバーコードの他の例を示
す図
【図8】バーコード上のノーバーの連続とバーコード間
のギャップについて示す図
【図9】バーコード間のギャップに短いバーを印字した
例を示す図
【図10】スタートバーおよびストップバーの幅を広く
してバーコードを印字した例を示す図
【図11】図1におけるバーコード復号化部の一実施形
態を示すブロック図
【図12】同実施形態におけるリードソロモン符号化さ
れた郵便番号および住所表示番号のシンボル配置を示す
【図13】同実施形態における郵便物上のバーコードの
印字例を示す図
【図14】バーコード復号化部で用いる判定基準を示す
【図15】図1におけるバーコード復号化部の他の実施
形態を示すブロック図
【図16】同実施形態における住所表示番号のシンボル
長を特定するための処理手順を示すフローチャート
【図17】図1におけるバーコード復号化部のさらに別
の実施形態を示すブロック図
【符号の説明】
1…画像読取部 2…文字認識部 3…バーコード符号化部 4…印字出力部 5…バーコード読取部 6…バーコード復号化部 11…文字/シンボル変換部 12…リードソロモン符号化部 13…シンボル/バーコード変換部 14…スタート/ストップコード付加部 21…情報シンボル部矛盾判定/消失フラグ付加部 22…バーコード/シンボル変換部 23…シンドローム演算部 24…誤り個数/位置/大きさ演算部 25…誤り訂正実行部 26…シンボル/数字・文字・記号変換部 31…バーコード/シンボル変換部 32…シンドローム演算部 33…誤り個数/位置/大きさ演算部 34…誤り個数/位置/大きさ矛盾判定部 35…誤り訂正実行部 36…情報シンボル長特定部 37…情報シンボル部矛盾判定部 38…シンボル/数字・文字・記号変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06K 7/10 B41J 3/534 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/00 B07C 3/18 B41J 3/01 B41J 21/16 G06K 7/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】郵便番号と住所表示番号を含む文字情報を
    誤り訂正符号化して得られる情報シンボルであって、該
    住所表示番号が所定の長さに満たないとき該住所表示番
    号の後ろにヌルコードを加えることにより所定の長さに
    してから誤り訂正符号化して得られた情報シンボルをバ
    ーコードに変換して郵便物上に印字し、該郵便物上から
    バーコードを読み取って元の文字情報を復号化するバー
    コード処理システムにおいて、 前記郵便物から読み取られたバーコードを情報シンボル
    に変換するバーコード/シンボル変換手段と、 前記バーコード/シンボル変換手段により変換された
    シンボルに発生した誤りの個数、誤り位置および誤り
    の大きさを演算により求める演算手段と、 前記誤りの個数が訂正範囲内であるか、前記誤り位置が
    前記変換された情報シンボルの数を越えていないか、及
    び前記誤りの大きさが不当な値となっていないかによ
    り、該情報シンボルに発生した誤りが誤り訂正可能か否
    かを判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段により誤りが誤り訂正可能と判定さ
    れた情報シンボルに対して誤り訂正を行う誤り訂正実行
    手段と、 前記誤り訂正実行手段により誤り訂正された情報シンボ
    ルのうちの前記郵便番号と住所表示番号に対応する所定
    の情報シンボルを抽出する手段であって、該情報シンボ
    ルを後ろから前記ヌルコードか否かを調べ、ヌルコード
    でなくなったら該情報シンボルは前記住所表示番号に対
    応した情報シンボルであると判定して該情報シンボルを
    抽出する情報シンボル抽出手段と、 前記情報シンボル抽出手段により抽出された情報シンボ
    ルについて矛盾がないか否かを判定する第2の判定手段
    と、 前記第2の判定手段により矛盾がないと判定された情報
    シンボルを郵便番号と住所表示番号を含む文字情報に変
    換するシンボル/文字情報変換手段とを備えたことを特
    徴とするバーコード処理システム。
  2. 【請求項2】記第2の判定手段は、前記情報シンボル
    抽出手段により抽出された情報シンボルについてヌルコ
    ードが含まれていたら矛盾ありと判定することを特徴と
    する請求項に記載のバーコード処理システム。
  3. 【請求項3】前記第2の判定手段は、前記情報シンボル
    抽出手段により抽出された情報シンボルについて所定の
    判定基準により矛盾がないか否かを判定することを特徴
    とする請求項に記載のバーコードシステム。
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