JPH07175632A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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Publication number
JPH07175632A
JPH07175632A JP5318396A JP31839693A JPH07175632A JP H07175632 A JPH07175632 A JP H07175632A JP 5318396 A JP5318396 A JP 5318396A JP 31839693 A JP31839693 A JP 31839693A JP H07175632 A JPH07175632 A JP H07175632A
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JP
Japan
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character
bar
space
value
module width
Prior art date
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Pending
Application number
JP5318396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sato
正喜 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Ricoh Co Ltd, Ricoh Co Ltd filed Critical Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority to JP5318396A priority Critical patent/JPH07175632A/ja
Publication of JPH07175632A publication Critical patent/JPH07175632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードラベルの印刷時のインクの滲み等
によるバー/スペース比が標準よりずれていても、正し
く読み取る。 【構成】 1キャラクタを構成するバー/スペースのカ
ウント値から最小値の1つを最小値演算回路24で求め、
またキャラクタ長演算回路25で前記カウント値を全て加
算し、モジュール幅演算回路28で前記加算値をキャラク
タを構成するビット数で除算してモジュール基準幅を求
め、この基準幅と前記最小値にてB/W補正値演算回路
26でバー/スペースの補正値を得る。そして、補正され
たバー/スペースの各カウント値を2値符号変換回路29
で2値符号の羅列に変換した後、アスキー文字変換回路
30でアスキー文字に変換することにより、バー/スペー
スの比が標準よりずれていても正しく読み取れるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4値レベルバーコード
を読み取るバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ほとんどの流通商品は、在庫管理
のためにバーコードが用いられている。このバーコード
は、細線や太線、および本数の組み合わせからなり、商
品などの表面に印刷あるいは貼付されており、これらの
バーコードは、一般に赤色可視光を用いたバーコードス
キャナで取り込まれ、これをデコーダで正確に数字や文
字として読み取ることができるか否かでデコーダの性能
が左右される。
【0003】図7に1キャラクタのデコード処理の流れ
を示す。同図において、(S7-1)は1キャラクタを構成
するK本のバー/スペースの総和を算出し、1キャラク
タを構成するビット数(B)から基準モジュール幅(R)を
算出する処理、(S7-2)は基準モジュール幅(R)よりK
本の各バー/スペースのエレメント幅のモジュール値
(L)を算出する処理、(S7-3)はモジュール値(L)から
2値データに変換する処理、(S7-4)は変換表を使って
1キャラクタ分の2値データをアスキー文字に変換する
処理である。
【0004】なお、コードの種類がWPCのときはK=
4とB=7、CODE93のときはK=6とB=9、CO
DE128 のときはK=6とB=11である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のバーコード
の読み取りでは、印刷時のインクの滲み,ペンスキャナ
の走査速度のばらつき,ラベル印刷面の曲率などが問題
となり、バー/スペースの幅が複雑に変動する。このた
め、取り込まれたバー/スペースの幅から、エレメント
幅を判定するしきい値をどのように設定するかが問題と
なる。
【0006】一般には、1キャラクタ長の値を1キャラ
クタを構成するビット数で除算することにより基準モジ
ュール幅を求め、これを基にしてしきい値を設定してい
る。しかしこのようなしきい値では、走査速度のばらつ
きや印刷面の曲率に対してはキャラクタ単位で同期が取
れるため読み取りが容易であるが、印刷時のインクの滲
みや印刷誤差についてはバー/スペースの比が標準から
ずれてしまうため、読み取り時にはこれを補正し、正し
く読み取れるようにする必要がある。
【0007】本発明の目的は、バーコードラベルの印刷
時のインクの滲み等によるバー/スペース比が標準より
ずれていても、正しく読み取ることができるバーコード
読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のバーコード読取装置は、4種類の幅からな
るバー/スペース中に基準モジュール幅相当のエレメン
トを1つ以上含むキャラクタで構成される4値レベルバ
ーコードを読み取るバーコード読取装置において、1つ
のキャラクタを構成する複数のカウント値の中から、バ
ー/スペースに関係なく最小値(M)を1つ求める最小値
演算回路と、1キャラクタ中のバー/スペースのカウン
ト値を全て加算し、1キャラクタ長のカウント値を求め
るキャラクタ長演算回路と、1キャラクタ長のカウント
値をキャラクタを構成するビット数(B)で除算し、1基
準モジュール幅(R)を求めるモジュール幅演算回路と、
RとMの差分からバー/スペースの補正値(C)を求める
B/W補正値演算回路と、1基準モジュール幅(R)を基
に補正されたバー/スペースの各カウント値を2値符号
の羅列に変換する2値符号変換回路とを備えたことを特
徴とする。
【0009】また、2値符号に弁別する際、補正された
バー/スペースの各カウント値において読み取り可能範
囲を設け、その範囲に入らないときにそのキャラクタの
データを無効とする手段を有することを特徴とする。
【0010】また、1キャラクタごとの補正値(C)と1
基準モジュール幅(R)を用いて、C/Rで算出した補正
倍率をキャラクタごとに求めておき、全キャラクタから
求めた補正倍率の値の中から、その最大値と最小値の差
分から誤読キャラクタの有無を検出する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記2値符号変換回路は、WPC系
の読み取りにおいて、キャラクタごとに求めた補正値
(C)と1基準モジュール幅(R)を用いて、隣接するキャ
ラクタ以外の部分のカウント値を2値符号の羅列に変換
することを特徴とする。
【0012】
【作用】前記構成のバーコード読取装置によれば、1キ
ャラクタ長から基準モジュール幅を求め、1キャラクタ
中のバー/スペースの幅カウント値から最小値、すなわ
ちバー/スペース比のずれた1基準モジュール幅を求
め、この2つの値の差分から補正値を算出する。
【0013】また、2値符号に弁別する際、エレメント
の幅カウント値について読み取り可能範囲を設け、この
範囲に入らない場合、バーコードラベル以外を読み取っ
たものとし、エラーと判定する。
【0014】また、1キャラクタごとに補正倍率を算出
し、バーコードシンボルを構成するキャラクタ中のその
最大値と最小値の差分から誤読キャラクタを検出する。
【0015】また、WPCのようなキャラクタを構成し
ないガードバー/スペースやセンターバー/スペースの
弁別方法として、隣接するキャラクタの補正値と基準モ
ジュール幅を用いて弁別することにより、スキャナの走
査速度の変化による影響を受けにくくなるため、正しく
読み取ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0017】図1は本発明に係るバーコード読取装置の
システムブロック図であり、11は光源、12はバーコード
ラベル、13は光学系、14はアナログ処理系、15はデコー
ド用プロセッサ、16は通信用インターフェースである。
【0018】図2は本発明のバーコード読取装置の第1
実施例の制御ブロック図であり、21はスキャナ、22はパ
ルス幅計数回路、23はパルス幅記憶回路、24は最小値演
算回路、25はキャラクタ長演算回路、26はB/W補正値
演算回路、27はモジュール化演算回路、28はモジュール
幅演算回路、29は2値符号変換回路、30はアスキー文字
変換回路である。
【0019】図3は第1実施例の動作フローチャートで
あり、4値コード系のキャラクタのデコードの処理フロ
ーをこの図を用いて説明する。
【0020】図3において、(S3-1)は1キャラクタ中
の幅カウント値全てを加算し1キャラクタ長を求め、1
キャラクタ長を1キャラクタを構成しているビット数
(B)で除算し、基準モジュール幅(R)を求める処理、
(S3-2)は1キャラクタを構成する複数の幅カウント値
の中から、バー/スペースに関係なく最小値(M)を求め
る処理、(S3-3)は基準モジュール幅(R)と最小値(M)
との差分からバー/スペース比の補正値(C)を求める処
理である。そして(S3-4)で補正値(C)によりバー/ス
ペース別々に幅カウント値(N)の補正を行う。(S3-5)
では各幅カウント値(N)を基準モジュール幅(R)を用い
て4種類の幅のエレメント(L)に弁別した後、(S3-6)
で2値符号(バー→1,スペース→0)の羅列に変換する
処理を行い、(S3-7)で2値符号をアスキー文字に変換
する。
【0021】図4は本発明の第2実施例の動作フローチ
ャートであり、バーコード以外のノイズによる誤読を防
ぐために、補正値(C)による補正された各エレメントの
値(N)がそのキャラクタの基準モジュール幅(R)の0.5
倍以下または4.5倍以上ある場合にはそのキャラクタの
データを無効とする処理を(S4-1)〜(S4-3)において行
う。
【0022】図5は本発明の第3実施例の動作フローチ
ャートであり、前述で求めた1キャラクタごとの補正値
(C)と基準モジュール幅(R)よりC/Rで算出したバー
/スペース比の補正倍率(F)をキャラクタ単位で求めて
おき、全キャラクタの各補正倍率の最大値と最小値の差
分から誤読キャラクタを検出する処理を(S5-1)〜(S5-
6)において行う。
【0023】図6はWPC系バーコードのレイアウト図
であり、WPC系の読み取りにおいて、前述で求めた補
正値(C)と基準モジュール幅(R)を用いて、そのキャラ
クタに隣接するキャラクタ以外のエレメント(WPC系
のコードの場合、ガードバー/スペースやセンターバー
/スペースを示す)の各幅カウント値を4種類の幅のエ
レメントに弁別した後、2値符号(バー→1,スペース
→0)の羅列に変換する処理を行う。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバーコー
ド読取装置は、請求項1記載の発明によれば、1キャラ
クタ中に基準モジュール幅相当のエレメントがあると
き、前述の計算手順でバー/スペース比の補正値が算出
できるため、バー/スペース比のずれたバーコードラベ
ルでも正しく読み取ることができる。
【0025】請求項2記載の発明によれば、1キャラク
タごとにバー/スペースの補正後のカウント値に読み取
り可能範囲を設けることにより、ラベルのバー/スペー
ス比が標準よりずれていても正しく読み取ることがで
き、ラベル以外のノイズによる誤読を防止することがで
きる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、1キャラク
タごとにバー/スペース比の補正倍率を求めることによ
り、これらの最大値と最小値の差分から誤読キャラクタ
を検出できる。特にWPCにおいては従来から問題とな
っているバー/スペース比のずれが原因である“1”と
“7”の読み間違いや“2”と“8”の読み間違いに対
して防止効果が大である。
【0027】請求項4記載の発明によれば、1キャラク
タを構成しないガードバー/スペースやセンターバー/
スペースを弁別するとき、隣接するキャラクタから求め
た補正値と基準モジュール幅を用いることにより、スキ
ャナの走査速度の変化に対し影響されずに弁別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーコード読取装置のシステムブ
ロック図である。
【図2】本発明のバーコード読取装置の第1実施例の制
御ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作フローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施例の動作フローチャートであ
る。
【図5】本発明の第3実施例の動作フローチャートであ
る。
【図6】WPC系バーコードのレイアウト図である。
【図7】1キャラクタのデコード処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
24…最小値演算回路、 25…キャラクタ長演算回路、
26…B/W補正値演算回路、 28…モジュール幅演算回
路、 29…2値符号変換回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4種類の幅からなるバー/スペース中に
    基準モジュール幅相当のエレメントを1つ以上含むキャ
    ラクタで構成される4値レベルバーコードを読み取るバ
    ーコード読取装置において、1つのキャラクタを構成す
    る複数のカウント値の中から、バー/スペースに関係な
    く最小値(M)を1つ求める最小値演算回路と、1キャラ
    クタ中のバー/スペースのカウント値を全て加算し、1
    キャラクタ長のカウント値を求めるキャラクタ長演算回
    路と、1キャラクタ長のカウント値をキャラクタを構成
    するビット数(B)で除算し、1基準モジュール幅(R)を
    求めるモジュール幅演算回路と、前記1基準モジュール
    幅(R)と前記最小値(M)の差分からバー/スペースの補
    正値(C)を求めるB/W補正値演算回路と、1基準モジ
    ュール幅(R)を基に補正されたバー/スペースの各カウ
    ント値を2値符号の羅列に変換する2値符号変換回路と
    を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 2値符号に弁別する際、補正されたバー
    /スペースの各カウント値において読み取り可能範囲を
    設け、その範囲に入らないときにそのキャラクタのデー
    タを無効とする手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のバーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 1キャラクタごとの補正値(C)と1基準
    モジュール幅(R)を用いて、C/Rで算出した補正倍率
    をキャラクタごとに求めておき、全キャラクタから求め
    た補正倍率の値の中から、その最大値と最小値の差分か
    ら誤読キャラクタの有無を検出する手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のバーコード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記2値符号変換回路は、WPC系の読
    み取りにおいて、キャラクタごとに求めた補正値(C)と
    1基準モジュール幅(R)を用いて、隣接するキャラクタ
    以外の部分のカウント値を2値符号の羅列に変換するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバーコード読取装置。
JP5318396A 1993-12-17 1993-12-17 バーコード読取装置 Pending JPH07175632A (ja)

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JP5318396A JPH07175632A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 バーコード読取装置

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ID=18098691

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JP5318396A Pending JPH07175632A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 バーコード読取装置

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JP (1) JPH07175632A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6357660B1 (en) * 1998-12-17 2002-03-19 Fujitsu Limited Bar code reading apparatus and a method for the same
JP2015011478A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 ウシオ電機株式会社 バーコードシンボル、バーコードシンボル作成方法、バーコードシンボル作成プログラム、バーコードシンボル読み取り方法及びバーコードシンボル読み取りプログラム
CN109051152A (zh) * 2018-09-28 2018-12-21 珠海格力电器股份有限公司 转码贴标机

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