JP2817025B2 - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2817025B2
JP2817025B2 JP6184762A JP18476294A JP2817025B2 JP 2817025 B2 JP2817025 B2 JP 2817025B2 JP 6184762 A JP6184762 A JP 6184762A JP 18476294 A JP18476294 A JP 18476294A JP 2817025 B2 JP2817025 B2 JP 2817025B2
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正喜 佐藤
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード読取装置に
関し、特に、読み取ろうとするバーコードの種類を確実
に識別してデコードするバーコード読取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ほとんどの流通商品は、在庫管理
のためにバーコードが用いられている。このバーコード
は、細線や太線、及びその本数の組合せからなり、商品
などの表面に印刷あるいはラベルの貼付により表示さ
れ、これらのバーコードは一般に赤色可視光を用いたバ
ーコードスキャナで取り込まれ、これをデコーダで正確
に数字や文字に変換できるか否かでデコーダの性能が左
右される。また、最近では、バーコードスキャナにおけ
るバーコードの種類の自動識別機能は欠かせないものと
なってきている。
【0003】図7は、従来のバーコードの種類の自動識
別方法を示したもので、この方法は、予めテーブルとし
て各コードにおけるシンボルのスタート/ストップパタ
ーンを記憶しておき、入力されるバー/スペースのエレ
メントデータを、マージン検出に続いてデコーダが持っ
ているスタート/ストップパターンと照合し、読み取ろ
うとするバーコードシンボルのコードの種類を識別し、
デコードを行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
識別方法においては、スタート/ストップパターンの照
合のみではコードの種類を正しく識別できない場合があ
るという問題があった。例えば、図8に示したように、
コードの一つであるスタンダード2of5のスタート/
ストップパターンと、インターリーブド2of5のスタ
ート/ストップパターンとでは同じパターンとなり、識
別ができないことになる。また、4値コードであるCO
DE93を2値コードとみなしてデコードしたときに、
そのスタート/ストップパターンはこれまた同じパター
ンとなり、識別できないことになる。さらに、他の例で
も同じパターンとなって、識別できなくなることも十分
考えられる。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るもので、バーコードのスタート/ストップパターンの
みによる識別誤りをなくし、かつ、安価なマイクロプロ
セッサの処理能力程度の能力を持つバーコードスキャナ
で、自動識別を確実にするバーコード読取装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のバーコード読取装置は、バーコードを走査
してバーコードの幅情報を電気信号に変換する受光回路
を含む光学系と、電気信号を2値信号に変換する2値化
回路と、2値信号であるイメージ情報からバーコードを
解読するデコード用のプロセッサと、処理結果を外部に
転送するための通信インターフェースとを備え、前記デ
コード用のプロセッサは、バーコードスキャナから入力
されたイメージ情報をエレメント幅の数値データである
エレメントデータに変換するパルス幅計数回路と、エレ
メントデータを一時的に記憶するパルス幅記憶回路と、
デコードを開始する基準となるマージン候補点を探索す
るマージン検出回路と、読取頻度の高い順番に配置され
た複数のコード別専用デコード回路とを具備し、入力し
たエレメントデータから前記マージン検出回路によりマ
ージン候補点を検出し、そのマージン候補点を基に前記
コード別専用デコード回路によりスタート/ストップパ
ターン、それ以降のキャラクタ列、ストップ/スタート
パターンを順次デコードして予め記憶しているコード別
キャラクタのテーブルと照合し、コードの種類を自動識
別することを特徴とする。
【0007】また、前記マージン検出回路は、探索点を
jとするとき、第0エレメントEと第1エレメントE
j+1第1の比較回路、Eと第3エレメントE
j+3第2の比較回路、Eと第5エレメントE
j+5第3の比較回路、およびこれらの結果を入力す
る論理OR回路から構成される。
【0008】
【作用】従来技術では、マージン検出直後のスタートま
たはストップパターンのみからバーコードの種類を識別
していたのに対し、本発明では、マージン検出直後のス
タートまたはストップパターン、それ以降のキャラクタ
列、そしてストップまたはスタートパターンまでの照合
を行う。これにより、最後まで照合結果が一致した場合
は、デコードの対象としているコードであることが認識
され、途中で照合結果が異なればその時点で、そのコー
ドでないことが認識されるため、別の種類のデコード処
理に移り、マージン検出直後からデコードをし直す。こ
のようにして、コードの種類だけ繰り返し、結果として
短い処理時間でコードの種類が自動識別される。マージ
ン候補点の検出については、マージン探索点jにおける
第0エレメントと第1,第3,第5エレメントの比較を
行い、1つ以上のマージンの比が確認されたとき、jを
マージン候補点と判定し、jを基準としてデコードを行
う。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。まず、図3は、本発明に係るバーコード読取装置の
システムブロック図であり、11は光源、12はバーコ
ードラベル、13は光学系、14は2値化回路、15は
デコード用プロセッサ、16は通信用インターフェース
である。
【0010】図1は、本発明の一実施例の要部の構成を
示したもので、21は光学系13,2値化回路14から
なるスキャナ部、22はスキャナ部21により入力され
るイメージ情報を、エレメント幅の数値データであるエ
レメントデータに変換するパルス幅計数回路、23はエ
レメントデータを一時的に記憶するパルス幅記憶回路、
24はデコードを開始する基準となるマージン候補点を
探索するマージン検出回路、25は読取頻度の高い順番
に配置された複数のコード別専用のデコード回路で、例
えば、25aはCODE39専用デコード回路、25b
はNW−7専用デコード回路、25cはITF専用デコ
ード回路、25dはWPC専用デコード回路とする。2
6はアスキー文字変換回路である。
【0011】次に、本実施例における、コードの種類を
自動識別する処理について、図2のフローチャートを参
照して説明する。まず、スキャナ部21から取り込んだ
イメージ情報は、パルス幅計数回路22においてエレメ
ント幅の数値データ(エレメントデータ)に変換され、
各エレメントデータをパルス幅記憶回路23に記憶して
おく。そして、パルス幅記憶回路23内の指定したエレ
メントデータを取り出し、マージン検出回路24にてマ
ージン検出を行う。マージン候補点が見つかったら、こ
のマージン候補点を基にキャラクタ単位のデコードを行
う。なお、各コード毎のキャラクタを構成するエレメン
ト数(K)やビット数(B)は既知であり、CODE3
9はK=B=9、NW−7はK=B=7、ITFはキャ
ラクタペアでK=B=10、WPCはK=4とB=7で
ある。デコードを行う順番は決定しているため、フロー
に沿ってCODE39,NW−7,ITF,WPCの順
番でデコードを行う。そして、あるコードと一致した場
合には、そのときのデコードした結果であるキャラクタ
列を外部(端末等)に転送する。また、どのコードにも
一致しなかった場合には、新しいエレメントデータを入
力し、同様の処理を行う。
【0012】図4は、前記実施例におけるマージン検出
回路24の構成を示したものであり、23はパルス幅記
憶回路、31は1/N演算器、32,33,34は比較
回路、35は論理OR回路である。
【0013】次に、マージン候補点を検出する処理フロ
ーを示す図5およびマージンとスタート/ストップパタ
ーンを示す図6とを参照してマージン検出動作を説明す
る。探索点jにおけるパルス幅記憶回路23内の各エレ
メントデータ(E,Ej+1,Ej+3,Ej+5
を取り出し、1/N演算器31にてEの1/Nの値を
求め、これをAとする。Nは基本エレメントに対するマ
ージン幅の比率を示す。そして、各比較回路32,3
3,34にてAとEj+1の比較、AとEj+3の比
較、AとEj+5の比較をそれぞれ行い、これらの中か
ら1つ以上Aの方が大きい値となる時、即ち論理OR回
路35の出力が得られたときは、このj点をマージン候
補点とし、そうでないときは、探索点jの値に1を加算
し、再度エレメントデータを取り出し、同様の処理を行
う。なお、3つの比較回路を必要とする理由について、
表1と共に説明する。
【0014】表1には、各コードにおけるスタートパタ
ーンとストップパターンである2値符号列を示してい
る。また、符号上部の黒点マークは、探索点jがマージ
ン位置と一致した場合の(j+1),(j+3),(j
+5)の位置を示している。なお、2値コードでは
“0”がナローエレメント、“1”がワイドエレメント
を表し、4値コードでは、エレメント幅の大きさを
“1”〜“4”の数値で表わす。各コード共に、最小幅
のエレメントを基本エレメントとする(2値コードでは
“0”、4値コードでは“1”である)。
【0015】
【表1】
【0016】この表1より、これらのコードの読み取り
において、黒点マークのある符号3つの中で1つ以上必
ず基本エレメントが含まれているため、3つの比較回路
を必要とする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マージン検出直後のスタートまたはストップパターンの
みからバーコードの種類を識別する従来技術とは異な
り、マージン検出直後のスタートまたはストップパター
ン、それ以降のキャラクタ列、さらにストップまたはス
タートパターンまでの照合を行うので、コードの種類が
確実に自動識別され、しかも多種のバーコードを自動識
別しデコードする場合、予めデコードを行うコードの順
番を読取頻度の高いものから順次決めておくので、読取
頻度の高いコード程処理が短時間に行われる。
【0018】また、本発明では、デコードを開始するポ
イントを高速に見つけ出すために、マージン候補点(第
0エレメント)と第1,第3,第5エレメントとの比較
を行い、1つ以上マージンの比が確認されたとき、jを
仮のマージン候補点と判断し、このjを基準としてデコ
ードを行うことにより、無駄なデコード処理を行わずに
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における要部のブロック構成
図である。
【図2】本発明の実施例のコードの種類を自動識別する
処理フローを示す図である。
【図3】本発明に係るバーコード読取装置のシステムブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施例におけるマージン検出回路の構
成を示す図である。
【図5】本発明のマージン候補点を検出する処理フロー
を示す図である。
【図6】マージンとスタート/ストップパターンにおけ
るマージン検出動作の説明図である。
【図7】従来のバーコードの種類の自動識別方法を示す
図である。
【図8】コードの種類の識別の問題点を示す図である。
【符号の説明】
11…光源、 12…バーコードラベル、 13…光学
系、 14…2値化回路、 15…デコード用プロセッ
サ、 16…通信インターフェース、 21…スキャナ
部、 22…パルス幅計数回路、 23…パルス幅記憶
回路、 24…マージン検出回路、 25…コード別専
用デコード回路、 26…アスキー文字変換回路、 3
1…1/N演算器、 32,33,34…比較回路、
35…論理OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/10 G06K 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを走査してバーコードの幅情
    報を電気信号に変換する受光回路を含む光学系と、電気
    信号を2値信号に変換する2値化回路と、2値信号であ
    るイメージ情報からバーコードを解読するデコード用の
    プロセッサと、処理結果を外部に転送するための通信イ
    ンターフェースとを備え、前記デコード用のプロセッサ
    は、前記光学系および2値化回路からなるバーコードス
    キャナから入力されたイメージ情報をエレメント幅の数
    値データであるエレメントデータに変換するパルス幅計
    数回路と、エレメントデータを一時的に記憶するパルス
    幅記憶回路と、デコードを開始する基準となるマージン
    候補点を探索するマージン検出回路と、読取頻度の高い
    順番に配置された複数のコード別専用デコード回路とを
    具備し、入力したエレメントデータから前記マージン検
    出回路によりマージン候補点を検出し、そのマージン候
    補点を基に前記コード別専用デコード回路によりスター
    ト/ストップパターン、それ以降のキャラクタ列、スト
    ップ/スタートパターンを順次デコードして予め記憶し
    ているコード別キャラクタのテーブルと照合し、コード
    の種類を自動識別することを特徴とするバーコード読取
    装置。
  2. 【請求項2】 マージン検出回路は、探索点をjとする
    とき、第0エレメントEと第1エレメントEj+1
    を比較する第1の比較回路、Eと第3エレメントE
    j+3とを比較する第2の比較回路、Eと第5エレメ
    ントEj+5とを比較する第3の比較回路、およびこれ
    らの結果を入力する論理OR回路から構成され、1つ以
    上マージンの比が確認されたとき、jをマージン候補点
    と判定することを特徴とする請求項1記載のバーコード
    読取装置。
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