JP2959054B2 - パターン認識装置における線種判別方式 - Google Patents

パターン認識装置における線種判別方式

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスキャナ等で入力されたパターンを認識する
パターン認識装置において、破線,1点鎖線,2点鎖線等の
線種を判別する線種判別方式に関する。
従来の技術 近年、コンピュータ技術の発展に伴い、手書きの図面
や、印刷された文書内に挿入されている図形などをコン
ピュータのファイルとして自動的に読みとる、パターン
認識装置が開発されている。それらの図面は、シンボ
ル,文字,図形(例えば直線,円弧等)等で構成されて
いる。その中で直線は大きく分類すると実線と点線に分
類される。また、第4図に示すように点線には破線,1点
鎖線,2点鎖線などがあり、パターン認識装置ではこれら
の線種を判別する必要がある。
以下、従来の線種の判別方式を図を用いて説明する。
今、第5図に示すような1点鎖線を判別するとする。
第5図に示すように、点線は復数の短い線セグメントか
ら構成されている。今、矢印1の方向に認識を行うと
し、線セグメントが認識の対象となる順にL1,L2,L3,…
…L6とする。
従来の方式としては、お互いに近接する線セグメント
長の差の絶対値を計算し、その値により、鎖線,破線を
識別する方法がある。たとえば、第5図において、(L1
−L2)の絶対値を求める。ここで破線はすべての線セグ
メントの長さが等しいという特徴があるが、識別するセ
グメントデータによって破線を構成する線分の長さが全
く等しいとは限らない。そこで、あるしきい値を設定し
て、求めた値がその値に対して小さいならばその線分を
破線と認識し、大きいならばそれ以外の線種(多くの場
合鎖線)とする。この方法では基本的にセグメントの差
を取るだけで簡単に識別が可能であるという利点があ
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の方式では1点鎖線と2点鎖線との
区別が困難であるという問題点がある。また、セグメン
トの長さを判別の対象としているので、全体的に点線を
構成する線セグメント長が長い場合や短い場合には、そ
の時々に応じ、識別のためのしきい値を変更する必要が
あった。
本発明は、上記課題を解決し、たとえ線分を構成する
線セグメントの長さが認識するパターンによって異なっ
ていても、高速に安定したパターンの認識を可能とする
パターン認識装置における線種判別方式を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明では注目線セグメ
ントとひとつ前の線セグメントとの比を求め、その比を
一定のしきい値により符号化し、符号の出現パターンに
よって、線種の識別を行なうという手段を用いる。
作用 本発明は上記手段によって、隣合った線セグメントの
比により、線種を判別するため、個々の線セグメントの
長さに影響を受けない線種判別が可能になり、またアル
ゴリズムも簡単で、高速な線種判別が可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例のパターン認識装置における線
種判別方式について、図面を用いて説明する。
従来例で使用した第5図に示した点線パターンの線種
を認識する場合について第1図のフローチャートを使っ
て、説明する。
・ステップ1 点線探索のための最初の線セグメントを
捜し、その線セグメントを注目線セグメントとする。
・ステップ2 注目線セグメントに接続する新しい線セ
グメントを見つける。第2図に示すように、次のような
条件を満たす線セグメントを新しい線セグメントに決定
する。
a.注目セグメントの終点を中心とする正方形の範囲内に
存在する。
b.注目セグメントと新しいセグメントとのなす角度θが
あるしきい値以下である。
このようにして、決定された新セグメントを次の新し
い注目線セグメントとする。もし、新セグメントが見つ
からない場合には現在の点線の追跡を終了し、ステップ
1に戻って新しい点線の認識を開始する。
・ステップ3 注目線セグメントの長さを求める。線セ
グメントの長さとは、始点と終点間の間のユークリッド
距離を計算してもよいし、その間のドットの数を計測し
てもよい。また、第3図に示すように座標点が始点と終
点以外に中間点も存在する場合には線セグメントの長さ
として各々の部分を合計したもの(第3図ではL1とL2を
足したL)を採用する。
・ステップ4 注目線セグメントと一つ前のセグメント
の比を次の式によって求める。
(線セグメントの比)=(注目線セグメントの長さ) /(前の線セグメントの長さ) たとえば、第5図において、注目セグメントをL2とす
ると、セグメントの比は、 L2/L1 で求めることができる。
・ステップ5 ステップ4で求めた比に対して一定のし
きい値により分類を行い、それぞれに符号を与える。表
1はしきい値の例である。たとえば表1によると、比が
0.5の場合符号1が与えられ、1,3の場合には符号2が与
えられることになる。これらのしきい値は場合に応じ適
切な値を設定することによってさらに判別の精度を上げ
ることも可能となる。
・ステップ6 これまでに得た符号の並びと今回の符号
の値を合わせて線種を判別する。符号パターンは線種に
よって表2に示すような順に現われる。この表を使用し
て、線種の判別を確定していく。たとえば符号が0.2と
続けば1点鎖線と判断する。また、符号がこれまで0.1
と出現した場合、この時点ですでに2点鎖線である確率
が高いがここでは判断を保留して次に2がでてきたとき
に2点鎖線であると判断する。もしここで2以外の値が
出現した場合には、線種の判断を中断する。そして、判
別を続けて行く、中断した時の線種と等しい場合には、
前の線分との結合処理を行う。また、もし、等しくない
なら新しい線種として、処理を続ける。
・ステップ7 ステップ2に戻って、追跡すべき線セグ
メントが存在しなくなるまで2から6までを繰り返す。
発明の効果 本発明方法によって、たとえ線分を構成している線セ
グメントの長さが認識するパターンによって異なってい
ても、各線セグメント間の長さの比によって線種を認識
するので、安定して高速なパターン認識が可能となる実
用効果の高い手段を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のパターン認識装置における
線種判別方式を説明するためのフローチャート、第2図
は同じく現在の線セグメントと次の線セグメントを接続
するための条件を説明する説明図、第3図は同じく折れ
曲がった線セグメントの例を示す説明図、第4図は点線
の種類を示す説明図、第5図は線種の判別法を説明する
ための点線の例を示す説明図である。 1……接続する新しい線セグメントの候補、2……現在
の注目線セグメント。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の線種からなるパターンを認識する認
    識装置において、一つの線分を構成する線セグメントを
    順次探索し、注目の対象となっている線セグメントの長
    さと、一つ前の線セグメントの長さを求め、その比を一
    定のしきい値によって符号化し、その符号の出現パター
    ンによって、破線,1点鎖線,2点鎖線などの線種の認識を
    行うパターン認識装置における線種判別方式。
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