JPH06131498A - 光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式 - Google Patents
光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式Info
- Publication number
- JPH06131498A JPH06131498A JP4276865A JP27686592A JPH06131498A JP H06131498 A JPH06131498 A JP H06131498A JP 4276865 A JP4276865 A JP 4276865A JP 27686592 A JP27686592 A JP 27686592A JP H06131498 A JPH06131498 A JP H06131498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- result
- decision
- comprehensive
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Character Input (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】光学式活字文字認識装置において、複数回の判
定で正しい判定結果と類似文字への判定結果が発生した
とき判定結果に対応する閾値で作成した文字イメージの
判定結果を使って正しい総合判定結果を出力する。 【構成】走査部１によって作成された文字の濃淡情報か
ら前処理部２によって作成された二値化イメージ６，７
を認識された結果が判定結果９と類似文字への判定結果
１０であったとき、判定結果９と判定結果１０のどちら
かを判定するのにもっとも適した閾値を閾値情報辞書１
３から読み出し、前処理部２にセットすることで二つの
判定結果のどちらが正しいか判定するのに最適な二値化
イメージ８を作成し、その判定結果１１で総合判定を行
なう。これにより総合判定結果１２の正読率が向上す
る。
定で正しい判定結果と類似文字への判定結果が発生した
とき判定結果に対応する閾値で作成した文字イメージの
判定結果を使って正しい総合判定結果を出力する。 【構成】走査部１によって作成された文字の濃淡情報か
ら前処理部２によって作成された二値化イメージ６，７
を認識された結果が判定結果９と類似文字への判定結果
１０であったとき、判定結果９と判定結果１０のどちら
かを判定するのにもっとも適した閾値を閾値情報辞書１
３から読み出し、前処理部２にセットすることで二つの
判定結果のどちらが正しいか判定するのに最適な二値化
イメージ８を作成し、その判定結果１１で総合判定を行
なう。これにより総合判定結果１２の正読率が向上す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、認識処理を行なうため
の二値化イメージの作成で文字の濃淡情報を二値化する
際の閾値を変化させて複数の二値化イメージを作成し、
それぞれの二値化イメージについて認識を行なうことに
よって複数の判定結果を出し、その総合判定結果を文字
の認識結果とする光学式活字文字認識装置における総合
判定の方式に関するものである。
の二値化イメージの作成で文字の濃淡情報を二値化する
際の閾値を変化させて複数の二値化イメージを作成し、
それぞれの二値化イメージについて認識を行なうことに
よって複数の判定結果を出し、その総合判定結果を文字
の認識結果とする光学式活字文字認識装置における総合
判定の方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の総合判定方式では文字の濃淡を二
値化する際の閾値を変化させて作成した複数の二値化イ
メージの判定結果がそれぞれ異なる文字に判定したとき
には総合判定結果は読取不能としていた。
値化する際の閾値を変化させて作成した複数の二値化イ
メージの判定結果がそれぞれ異なる文字に判定したとき
には総合判定結果は読取不能としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式の場
合、類似文字がある文字を認識させると文字の濃淡情報
を二値化する際の閾値を変化させることでその類似文字
に誤判定してしまう可能性があり、その場合その文字の
総合判定結果は読取不能となるため、類似文字がある文
字の認識性能が低くなるという欠点がある。
合、類似文字がある文字を認識させると文字の濃淡情報
を二値化する際の閾値を変化させることでその類似文字
に誤判定してしまう可能性があり、その場合その文字の
総合判定結果は読取不能となるため、類似文字がある文
字の認識性能が低くなるという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では複数回の判定
で正しい判定結果と類似文字への判定結果が発生したと
き正しい総合判定結果を出力することを目的としてい
る。そのために本発明の総合判定方式は、類似文字の組
合せを索引としてその類似文字で正しい認識をさせるの
に最適な閾値を持つ辞書と、これを参照する総合判定部
を持ち、複数回の判定で判定結果が異なっていた場合に
辞書を参照し、辞書に登録されている類似文字の組合せ
ならば辞書の閾値を設定して再度認識を行ない、その判
定結果に基づいて総合判定処理を行なうことを特徴とし
ている。
で正しい判定結果と類似文字への判定結果が発生したと
き正しい総合判定結果を出力することを目的としてい
る。そのために本発明の総合判定方式は、類似文字の組
合せを索引としてその類似文字で正しい認識をさせるの
に最適な閾値を持つ辞書と、これを参照する総合判定部
を持ち、複数回の判定で判定結果が異なっていた場合に
辞書を参照し、辞書に登録されている類似文字の組合せ
ならば辞書の閾値を設定して再度認識を行ない、その判
定結果に基づいて総合判定処理を行なうことを特徴とし
ている。
【０００５】
【実施例】以下、本発明について図面を参照しつつ説明
する。
する。
【０００６】図１において、１は帳票上の文字の濃淡情
報を電気信号に変換する走査部、２は電気信号に変換さ
れた濃淡情報から二値化された文字イメージを作成する
前処理部、３は二値化された文字イメージに対して文字
認識を行なう認識部、４は総合判定部、５は走査部１に
よって電気信号に変換された濃淡情報、６、７，８は二
値化された文字イメージ、９，１０，１１はそれぞれ
６，７，８の認識部での判定結果、１２は総合判定結
果、１３は閾値情報辞書を、１４は一回目判定結果に対
応する閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル、１５
は二回目判定結果に対応する閾値情報テーブルを表して
いる。
報を電気信号に変換する走査部、２は電気信号に変換さ
れた濃淡情報から二値化された文字イメージを作成する
前処理部、３は二値化された文字イメージに対して文字
認識を行なう認識部、４は総合判定部、５は走査部１に
よって電気信号に変換された濃淡情報、６、７，８は二
値化された文字イメージ、９，１０，１１はそれぞれ
６，７，８の認識部での判定結果、１２は総合判定結
果、１３は閾値情報辞書を、１４は一回目判定結果に対
応する閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル、１５
は二回目判定結果に対応する閾値情報テーブルを表して
いる。
【０００７】閾値情報辞書１３には、類似文字の組合せ
で正しい判定結果を得るために最適と思われる閾値を多
量のシミュレーションによって算出したものが格納され
ている。
で正しい判定結果を得るために最適と思われる閾値を多
量のシミュレーションによって算出したものが格納され
ている。
【０００８】活字の読取が開始されると、走査部１は帳
票上の文字の濃淡情報を電気信号に変換し、前処理部２
に送る。前処理部２は電気信号に変換された濃淡情報か
ら二値化された文字イメージを作成する。この時、濃淡
情報が閾値より濃いか薄いかで二値化する。この閾値は
可変であり、一回目・２回目の読取の時は判定結果に関
係なくそれぞれ決められた値がセットされるが、３回目
では総合判定部が閾値情報辞書に基づいてセットする。
認識部３は二値化された文字イメージの認識を行ない、
その結果を出力する。
票上の文字の濃淡情報を電気信号に変換し、前処理部２
に送る。前処理部２は電気信号に変換された濃淡情報か
ら二値化された文字イメージを作成する。この時、濃淡
情報が閾値より濃いか薄いかで二値化する。この閾値は
可変であり、一回目・２回目の読取の時は判定結果に関
係なくそれぞれ決められた値がセットされるが、３回目
では総合判定部が閾値情報辞書に基づいてセットする。
認識部３は二値化された文字イメージの認識を行ない、
その結果を出力する。
【０００９】総合判定部３は１回目の判定結果９と２回
目の判定結果１０を受け取り、二つが同じならばそれを
総合判定結果とする。二つが異なっていてかつどれらと
も読取不能ではなかったならば、図２に示すように総合
判定部４はまず閾値情報辞書１３の一回目判定結果に対
応する閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル１４を
検索して閾値情報テーブルの先頭アドレスを読み出し、
次にそのアドレスから二回目判定結果に対応する閾値情
報テーブルを検索して閾値情報を読み出す。これによ
り、二つの判定結果のどちらが正しいか判定するのに最
適な閾値を得て、その閾値を前処理部にセットする。こ
れによって作成された二値化イメージ８の判定結果１１
が一回目あるいは二回目の判定結果と同じであったらそ
の文字を総合判定結果として出力する。
目の判定結果１０を受け取り、二つが同じならばそれを
総合判定結果とする。二つが異なっていてかつどれらと
も読取不能ではなかったならば、図２に示すように総合
判定部４はまず閾値情報辞書１３の一回目判定結果に対
応する閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル１４を
検索して閾値情報テーブルの先頭アドレスを読み出し、
次にそのアドレスから二回目判定結果に対応する閾値情
報テーブルを検索して閾値情報を読み出す。これによ
り、二つの判定結果のどちらが正しいか判定するのに最
適な閾値を得て、その閾値を前処理部にセットする。こ
れによって作成された二値化イメージ８の判定結果１１
が一回目あるいは二回目の判定結果と同じであったらそ
の文字を総合判定結果として出力する。
【００１０】判定結果１１が判定結果９，１０のいずれ
とも違うときは総合判定結果として読取不能を出力す
る。また、閾値情報辞書の検索で判定結果の組合せが登
録されていなかったときにも総合判定結果として読取不
能とする。
とも違うときは総合判定結果として読取不能を出力す
る。また、閾値情報辞書の検索で判定結果の組合せが登
録されていなかったときにも総合判定結果として読取不
能とする。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
字形が類似している文字がある文字の認識で正しい判定
結果と類似文字の判定結果が発生することによって読取
不能になっていた文字で、二つの文字のどちらかを判定
するのにもっとも適した閾値で作成した二値化パターン
で認識をおこなってそれに基づく総合判定結果が出力さ
れるようになるので、従来の方式に比べて字形が類似し
ている文字がある文字の認識性能が向上する。
字形が類似している文字がある文字の認識で正しい判定
結果と類似文字の判定結果が発生することによって読取
不能になっていた文字で、二つの文字のどちらかを判定
するのにもっとも適した閾値で作成した二値化パターン
で認識をおこなってそれに基づく総合判定結果が出力さ
れるようになるので、従来の方式に比べて字形が類似し
ている文字がある文字の認識性能が向上する。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図、
【図２】本発明の一実施例の閾値情報辞書の構造図。
１ 走査部 ２ 前処理部 ３ 認識部 ４ 総合判定部 ５ 走査部１によって電気信号に変換された濃淡情報 ６，７，８ 二値化された文字イメージ ９，１０，１１ それぞれ６，７，８の認識部での判
定結果 １２ 総合判定結果 １３ 閾値情報辞書 １４ 閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル １５ 閾値情報テーブル
定結果 １２ 総合判定結果 １３ 閾値情報辞書 １４ 閾値情報テーブルの先頭アドレステーブル １５ 閾値情報テーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 文字の濃淡情報を電気信号に交換する走
査部と、前記濃淡情報から二値化された文字イメージを
作成する前処理部と、前記二値化文字イメージに対して
文字認識を行ない複数の判定結果を出力する認識部と、
前記複数の判定結果から総合判定結果を出力する総合判
定部と、予め類似文字となる可能性のある文字に対して
識別可能な二値化閾値を記憶する閾値情報辞書と、前記
総合判定部において所定の複数個の類似文字が選択され
ると前記閾値情報辞書に格納された閾値を用いて再度前
記前処理部にて二値化文字イメージを作成しその判定結
果によって類似文字を識別することを特徴とする光学式
活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276865A JP2894111B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276865A JP2894111B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131498A true JPH06131498A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2894111B2 JP2894111B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17575496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276865A Expired - Lifetime JP2894111B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2894111B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008033851A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-14 | Nec Corp | 郵便自動区分機及び郵便自動区分方法 |
| WO2018116374A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 三菱電機株式会社 | 文字認識装置および文字認識方法 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4276865A patent/JP2894111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008033851A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-14 | Nec Corp | 郵便自動区分機及び郵便自動区分方法 |
| WO2018116374A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 三菱電機株式会社 | 文字認識装置および文字認識方法 |
| JPWO2018116374A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2019-03-07 | 三菱電機株式会社 | 文字認識装置および文字認識方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2894111B2 (ja) | 1999-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4757551A (en) | Character recognition method and system capable of recognizing slant characters | |
| RU2001107822A (ru) | Распознавание знаков | |
| JP2727549B2 (ja) | 最適画質選択装置 | |
| US5781658A (en) | Method of thresholding document images | |
| JP4077919B2 (ja) | 画像処理方法及び装置及びその記憶媒体 | |
| JP2894111B2 (ja) | 光学式活字文字認識装置における認識結果の総合判定方式 | |
| JPH0291789A (ja) | 文字認識方法 | |
| JPH10222602A (ja) | 光学式文字読取装置 | |
| JP3268542B2 (ja) | 微細文字画像の拡大方法 | |
| JPH0916715A (ja) | 文字認識装置および方法 | |
| JPS5949671A (ja) | 光学的文字読取装置 | |
| JPS5850078A (ja) | 文字認識装置 | |
| JPH06274691A (ja) | 文字認識装置 | |
| JP3756660B2 (ja) | 画像認識方法、装置および記録媒体 | |
| JPH10171924A (ja) | 文字認識装置 | |
| JPH08221515A (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH1166240A (ja) | 文書認識方法および文書認識装置 | |
| JP3277977B2 (ja) | 文字認識方法 | |
| JPS58222384A (ja) | フオント識別方式 | |
| JP2001076096A (ja) | 画像解析装置と画像解析方法 | |
| JPS58182788A (ja) | 印字ピツチ識別方法 | |
| JPS60122474A (ja) | 正規化方法 | |
| JP2002150276A (ja) | 二値化装置、二値化方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
| JPH05120482A (ja) | 文字認識装置 | |
| JPS5914078A (ja) | 帳票読取装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990202 |