JPH096885A - バーコード復号方式 - Google Patents

バーコード復号方式

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JPH096885A
JPH096885A JP7174077A JP17407795A JPH096885A JP H096885 A JPH096885 A JP H096885A JP 7174077 A JP7174077 A JP 7174077A JP 17407795 A JP17407795 A JP 17407795A JP H096885 A JPH096885 A JP H096885A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バーコードの高精度な復号を図ること。 【構成】バーコードリーダ100は、レーザ光を発する
発光部1、レーザ光の反射光を受光する受光部2、受光
部2の出力信号を二値化する二値化回路3、二値化回路
3の出力信号のエッジを検出するエッジ検出回路4、バ
ー幅を検出するバー幅カウンタ5、エッジの検出毎にバ
ー幅を記憶するメモリ6、メモリ6に記憶されたバーコ
ードデータに基づいてバーコードデータを復号するCP
U7、復号されたバーコードデータを外部に出力する外
部インターフェース8から構成される。バー幅カウンタ
5は、エッジ検出回路4の検出信号に基づいてバー幅の
カウントを行う。CPU7では、キャラクタ毎にバー幅
またはバー幅をモジュールに分類するための閾値を補正
してバーコードデータを復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(Point of Sale
s)端末等に用いられるバーコードシンボルを読み取って
正確に復号する復号方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコードシンボルの復号方式で
は、例えば、1キャラクタを構成するバーの各バー幅を
合計して、キャラクタ全長のバー幅を算出する。次に、
そのキャラクタ全長を1キャラクタを構成するモジュー
ル数で除算することによって、1モジュールのバー幅を
求める。そして、1モジュール当たりのバー幅に基づい
て黒バーや白バーのモジュールを判定し、バーコードデ
ータを文字に変換するという方式のものが知られてい
る。UPC/EAN/JANコード、CODE128/
EAN128コードのバーコードシンボルでは、COD
E128/EAN128のストップキャラクタ以外は、
1キャラクタを構成するモジュール数がコード体系毎に
決まっているため、上記方式による復号が可能となる。
【0003】この方式では、バーコードシンボルが滲ん
で印刷されると、黒バーが太く、白バーが細くなり、ま
た、かすれて印刷されると、黒バーが細く、白バーが太
くなるため、その結果、モジュール値の判定を間違え、
バーコードの読み取りに不具合を生じてしまう。このバ
ーコードの印刷ムラによる読み取り不具合を防止する方
法として、2つの方法が考えられる。第一の方法は、バ
ーの太り及び細りを補正してから復号する方法であり、
その具体的な方法は、スタートキャラクタの太り及び細
りの程度を検出し、それをバーコード全体の太り及び細
りを補正する補正値として用い、各バーの補正を行うと
いうものである。また、第二の方法は、黒バーから隣接
する黒バーまで、または、白バーから隣接する白バーま
での、黒バーと白バーとのバー幅を足し合わせた値を用
い、バーの太り及び細りを相殺した形で復号するという
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第一の方法では、1つのバーコード内では1モジュール
のバー幅が一定と仮定し、黒バー及び白バーのそれぞれ
に対して一律に同じ補正値を用いて補正するため、実際
的ではない。即ち、バーコードラベルの湾曲やしわ、或
いは、ペン型スキャナのペンの移動速度やレーザスキャ
ナのレーザ光の走査速度の変化により、同一のバーコー
ド内であっても、キャラクタによっては1モジュールの
バー幅が変化するために、バー幅の補正に過不足が生
じ、本来不読対策であるはずの補正処理が、不読や誤読
の原因となってしまうという問題がある。また、上記第
二の方法では、隣接する黒バーと白バーとが共に太った
り細ったりした場合には、相殺の効果が出ずに、不読や
誤読の原因となってしまうという問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、キャラクタ単位
で黒バー及び白バーの補正値を算出し、バーコード内で
1モジュールのバー幅が変動する場合においても、正確
に読み取ることのできるバーコードの復号方式を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、1つのキャラクタを構成するモジ
ュールの数が固定されているバーコード体系のバーコー
ドシンボルの復号方式において、バーコードシンボルの
各バーのバー幅を検出するバー幅検出手段と、バー幅検
出手段による検出値をモジュールに分類するための閾値
をキャラクタ毎に設定する閾値設定手段と、バーのそれ
ぞれに対する基準値をキャラクタ毎に設定する基準値設
定手段と、基準値に対するバーのそれぞれの誤差を算出
する誤差算出手段と、誤差算出手段により算出された
(i−1)番目のキャラクタにおけるバー幅の誤差と、
(i−1)番目のキャラクタで用いた補正値との平均値
を、i番目のキャラクタの補正値として算出する補正値
算出手段と、その補正値を用いてバーをそれぞれモジュ
ールに分類し、その組み合わせによって復号する復号手
段とを備えたという技術的手段を採用するものである。
【0007】また、第二の発明の構成は、閾値設定手段
は、キャラクタの全長を計測し、その計測値をモジュー
ルの数で除算することにより、1モジュール当たりのバ
ー幅を算出する第一閾値設定手段と、1モジュール当た
りのバー幅を用いて、所定の数だけ閾値を設定する第二
閾値設定手段とから構成されたという技術的手段を採用
するものである。
【0008】第三の発明の構成は、基準値設定手段は、
復号手段により分類されたモジュール値と、1モジュー
ル当たりのバー幅との積から、基準値を設定するという
技術的手段を採用するものである。
【0009】第四の発明の構成は、誤差算出手段は、基
準値と、バー幅検出手段による検出値との差分を計算
し、その差分の平均値を誤差として算出するという技術
的手段を採用するものである。
【0010】
【作用及び効果】第一の作用は、1つのキャラクタを構
成するモジュールの数が固定されているバーコード体系
のバーコードシンボルの復号方式において、バーコード
シンボルの各バーのバー幅を検出するバー幅検出手段
と、バー幅検出手段による検出値をモジュールに分類す
るための閾値をキャラクタ毎に設定する閾値設定手段
と、バーのそれぞれに対する基準値をキャラクタ毎に設
定する基準値設定手段と、基準値に対するバーのそれぞ
れの誤差を算出する誤差算出手段と、誤差算出手段によ
り算出された(i−1)番目のキャラクタにおけるバー
幅の誤差と、(i−1)番目のキャラクタで用いた補正
値との平均値を、i番目のキャラクタの補正値として算
出する補正値算出手段と、その補正値を用いてバーをそ
れぞれモジュールに分類し、その組み合わせによって復
号する復号手段とを備えたことであり、その効果は、1
つ前のキャラクタの補正値を次のキャラクタの補正に用
いるため、復号済の全てのキャラクタの傾向を反映した
復号を行えると共に、キャラクタ毎に各バーを補正でき
るため、各バーのモジュール値を正確に求めることがで
き、バーコードをより正確に復号できることである。
(請求項1)
【0011】第二の作用は、閾値設定手段を、キャラク
タの全長を計測し、その計測値をモジュールの数で除算
することにより、1モジュール当たりのバー幅を算出す
る第一閾値設定手段と、1モジュール当たりのバー幅を
用いて、所定の数だけ閾値を設定する第二閾値設定手段
とで構成することであり、その効果は、各キャラクタ毎
に各バー幅の変動に応じた閾値を設定できることであ
る。(請求項2)
【0012】第三の作用は、基準値設定手段は、復号手
段により分類されたモジュール値と、1モジュール当た
りのバー幅との積から、基準値を設定することであり、
その効果は、各キャラクタ毎に各バー幅の変動に応じた
基準値を設定できることである。(請求項3)
【0013】第四の作用は、誤差算出手段は、基準値
と、バー幅検出手段による検出値との差分を計算し、そ
の差分の平均値を誤差として算出することであり、その
効果は、各キャラクタ毎に各バー幅の変動に応じた誤差
を算出できることである。(請求項4)
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明に係わる第一実施例の構成を示
したブロック図である。バーコードリーダ100は、レ
ーザ光を発する発光部1、レーザ光の反射光を受光する
受光部2、受光部2の出力信号を二値化する二値化回路
3、二値化回路3の出力信号のエッジを検出するエッジ
検出回路4、バー幅を検出するバー幅カウンタ5、エッ
ジ検出毎にバー幅を記憶するメモリ6、メモリ6に記憶
されたバーコードデータに基づいてバーコードデータを
復号するCPU7、復号されたバーコードデータを外部
に出力する外部インターフェース8から構成される。
【0015】発光部1は、CPU7からの発光命令に基
づき、レーザ光を発する。この時、レーザ光は、ミラー
が設けられた回転機構(図示せず)により走査光として
発される。バー幅カウンタ5は、エッジ検出回路4の検
出信号に基づいてバー幅のカウントを行い、エッジが検
出されるタイミング毎にカウント値がメモリ6に記憶さ
れる。尚、上記構成のうち、発光部1と受光部2と二値
化回路3とエッジ検出回路4とバー幅カウンタ5とがバ
ー幅検出手段に相当する。
【0016】次に、バーコードの復号処理について説明
する。CODE128の構成を図2に示す。バーコード
は、図2に見られるように、両側にクワイエットゾーン
が配置され、その間にスタートキャラクタ、データキャ
ラクタ、チェックキャラクタ、ストップキャラクタの順
で4つのキャラクタが配置されている。図2に見られる
ように、ストップキャラクタを除いて、1キャラクタは
3本の黒バーと3本の白バーの計6本のバーで構成され
ている。
【0017】これらキャラクタのうち、一例としてデー
タキャラクタの構成を図3に示す。本実施例では、分類
されたモジュール値は、1、2、3、4の4種類であ
る。また、1キャラクタを構成するモジュールの数は、
11である。即ち、i番目のキャラクタを例に説明する
と、図3より黒バーB1 、B2 、B3 のモジュール値が
それぞれ、1、1、2であり、白バーS1 、S2 、S3
のモジュール値がそれぞれ2、1、4であるから、それ
らモジュール値を加算すると11となる。
【0018】続いて、上記構成のデータキャラクタの復
号処理について図4のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、補正値Hi の初期値H1 を0に初期化する
(ステップ101 )。尚、補正値Hi はi番目のキャラク
タにおける補正値という意である。次に、数式1を用い
てそのキャラクタにおける1モジュール当たりのバー幅
M を算出する(ステップ102 、第一閾値設定手段に相
当)。
【0019】
【数1】 TM =(Ta +Tb +Tc +Td +Te +Tf )÷11 ─(1)
【0020】ここで、Ta 、Tc 、Te はそれぞれ黒バ
ーB1 、B2 、B3 のバー幅を示し、また、Tb
d 、Tf はそれぞれ白バーS1 、S2 、S3 のバー幅
を示している。
【0021】この後、各バーのバー幅を用いて、モジュ
ール値を判定する閾値の計算を行う(ステップ103 、第
二閾値設定手段に相当)。具体的には、CODE128
の場合、各バーのモジュール値は、1、2、3、4の4
種類のいずれかの値になるため、その分類のために、そ
れらの中間値として5種類のバー幅の閾値(0.5 ×
M 、1.5 ×TM 、2.5 ×TM 、3.5 ×TM 、4.5 ×T
M )を設定する。
【0022】続いて、各バーのバー幅の補正を行う(ス
テップ104 、補正値算出手段に相当)。この時、このキ
ャラクタで用いるバー幅の補正値をHi とし、黒バーB
1 〜B3 については補正値Hi が正規の値からの太り分
を表し、白バーS1 〜S3 については補正値Hi が正規
の値の細り分を表すものとする。従って、黒バーB1
3 についての補正処理は、検出された各黒バーB1
3 のバー幅データから補正値Hi を減算することであ
り、白バーS1 〜S3 についての補正処理は、検出され
た各白バーS1 〜S3 のバー幅データに補正値Hi を加
算することである。このようにして、バー幅Ta
b 、Tc 、Td 、Te 、Tf の補正された値Ta ' 、
b ' 、Tc ' 、Td ' 、Te ' 、Tf ' が、それぞれ
数式2〜数式7から得られる。
【0023】
【数2】 Ta ' = Ta − Hi ─(2)
【0024】
【数3】 Tb ' = Tb + Hi ─(3)
【0025】
【数4】 Tc ' = Tc − Hi ─(4)
【0026】
【数5】 Td ' = Td + Hi ─(5)
【0027】
【数6】 Te ' = Te − Hi ─(6)
【0028】
【数7】 Tf ' = Tf + Hi ─(7)
【0029】この補正されたバー幅Ta ' 〜Tf ' を用
いて、各バーをモジュールに分類し、その組み合わせに
よって復号する(ステップ105 、復号手段に相当)。各
バーをモジュールに分類する際に、上述の5種類の閾値
が用いられる。即ち、補正されたバー幅Ta ' 〜Tf '
が、0.5 ×TM 〜1.5 ×TM にある時は1モジュールと
し、1.5 ×TM 〜2.5 ×TM にある時は2モジュールと
し、2.5 ×TM 〜3.5 ×TM ある時は3モジュールと
し、3.5 ×TM 〜4.5 ×TM にある時は、4モジュール
と判定する。尚、補正されたバー幅Ta ' 〜Tf ' が、
上記以外の時は、エラーと判定する。
【0030】キャラクタがストップキャラクタの場合に
は、ステップ106 においてYES と判定し、復号処理を終
了する。ステップ106 においてNOと判定されると、各バ
ーの誤差のないバー幅(基準値に相当)を算出する(ス
テップ107 、基準値設定手段に相当)。ステップ106 に
て、補正されたバー幅Ta ' 、Tb ' 、Tc ' 、Td '
、Te' 、Tf ' が、それぞれMa 、Mb 、Mc
d 、Me 、Mf (Ma 、Mb 、Mc 、Md 、Me 、M
f は1〜4の整数)モジュールになったとする。この
時、バーB1 、S1 、B2 、S2 、B3 、S3 の誤差の
ないバー幅は、それぞれTM ×Ma 、TM ×Mb 、TM
×Mc 、TM ×Md 、TM ×Me 、TM ×Mf となる。
【0031】続いて、これら誤差のないバー幅データを
用いて、各バーのバー幅の誤差を算出する(ステップ10
8 、誤差算出手段に相当)。バーB1 、S1 、B2 、S
2 、B3 、S3 のそれぞれのバー幅の誤差Wa 、Wb
c 、Wd 、We 、Wf は数式8〜数式13に示され
る。
【0032】
【数8】 Wa = Ta − TM ×Ma ─(8)
【0033】
【数9】 Wb = TM ×Mb − Tb ─(9)
【0034】
【数10】 Wc = Tc − TM ×Mc ─(10)
【0035】
【数11】 Wd = TM ×Md − Td ─(11)
【0036】
【数12】 We = Te − TM ×Me ─(12)
【0037】
【数13】 Wf = TM ×Mf − Tf ─(13)
【0038】このようにして、i番目のキャラクタにお
ける各バーのバー幅の誤差Wa 〜Wf を算出した後、数
式14を用いて誤差Wa 〜Wf の平均値Wi を算出し、
数式15により、補正値Hi を更新し、(i+1)番目
のキャラクタにおける補正値Hi+1 を算出する(ステッ
プ109 )。補正値Hi+1 の算出後は、ステップ102 に戻
り、処理を繰り返す。尚、数式15中のW1 は、スター
トキャラクタの復号結果により求めた誤差であり、補正
値Hi の初期値H1 はステップ101 で設定され、H1
0である。
【0039】
【数14】 Wi =(Wa +Wb +Wc +Wd +We +Wf )÷6 ─(14)
【0040】
【数15】 Hi+1 =(Wi +Hi )÷2 =1/2( Wi +1/2( Wi-1 +1/2( Wi-2 +1/2( ─+1/2W1)))) (但し、i≧1)─(15)
【0041】数式15により、補正値Hi はキャラクタ
毎に更新され、新しいキャラクタから得た補正データほ
ど影響が大きく、古いキャラクタから得た補正データほ
ど影響が小さく反映されていることがわかる。よって、
キャラクタ毎にキャラクタの傾向を反映してバー幅の補
正を行うことができるため、より正確な復号ができ、バ
ーコードの高精度な読み取りが可能となる。数式15
は、CODE128コード系における補正値Hi+1 を求
める計算式であり、UPC系コードの場合には、数式1
6に示される計算式により補正値Hi+1 を求めることが
できる。
【0042】
【数16】 Hi+1 =(Wi +Hi )÷2 =1/2( Wi +1/2( Wi-1 +1/2( Wi-2 +1/2( ─+1/2W0)))) (但し、i≧0)─(16)
【0043】数式16中の誤差W0 は、ガードバーまた
はセンターバー等により求めることもできる。尚、補正
値Hi の初期値H0 は、H0 =0とする。数式16によ
り、UPC系コードの場合においても、補正値Hi はキ
ャラクタ毎に更新され、新しいキャラクタから得た補正
データほど影響が大きく、古いキャラクタから得た補正
データほど影響が小さく反映されていることがわかる。
よって、UPC系コードにおいても、キャラクタ毎にキ
ャラクタの傾向を反映してバー幅の補正を行うことがで
き、より正確な復号を行うことができる。
【0044】本実施例では、バー幅データを補正し、そ
の補正値がどの閾値の間に入るかを調べているが、バー
幅データを補正せずに、閾値を補正し、バー幅データが
その補正された閾値のどの範囲に該当するかを判定して
復号してもよい。この時、閾値の補正は、黒バーと白バ
ーとを別々に行うため、閾値は黒バー用と白バー用の2
種類が必要となる。また、各バーの誤差Wi を補正し、
補正された誤差を用いて各バーのモジュール値を求める
構成としてもよい。
【0045】本実施例では、レーザ光を用いるバーコー
ドリーダを適用対象としたが、CCDタイプやペンタイ
プのバーコードリーダに適用してもよい。
【0046】上記に示されるように、本発明によれば、
黒バーや白バーの太り及び細りを補正する補正値をバー
コードのキャラクタ毎に算出することにより、バーの滲
みやかすれ、バーコードラベルの湾曲やしわ、ペン型ス
キャナのペンの移動速度の変動、レーザスキャナのレー
ザ光の走査速度の変動等があっても、各バーのモジュー
ル値を正確に求めて復号でき、バーコードの高精度な読
み取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例の構成を示したブロ
ック図。
【図2】CODE128コードの構成を示した説明図。
【図3】CODE128コードのデータキャラクタの構
成を示した拡大図。
【図4】本発明に係わる第一実施例における補正及び復
号の処理フローを示したフローチャート。
【符号の説明】
1 発光部 2 受光部 3 二値化回路 4 エッジ検出回路 5 バー幅カウンタ 6 メモリ 7 CPU 8 外部インターフェース 100 バーコードリーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのキャラクタを構成するモジュールの
    数が固定されているバーコード体系のバーコードシンボ
    ルの復号方式において、 前記バーコードシンボルの各バーのバー幅を検出するバ
    ー幅検出手段と、 前記バー幅検出手段による検出値を前記モジュールに分
    類するための閾値を前記キャラクタ毎に設定する閾値設
    定手段と、 前記バーのそれぞれに対する基準値を前記キャラクタ毎
    に設定する基準値設定手段と、 前記基準値に対する前記バーのそれぞれの誤差を算出す
    る誤差算出手段と、 前記誤差算出手段により算出された(i−1)番目の前
    記キャラクタにおける前記バー幅の前記誤差と、(i−
    1)番目の前記キャラクタで用いた補正値との平均値
    を、i番目の前記キャラクタの補正値として算出する補
    正値算出手段と、 前記補正値を用いて前記バーをそれぞれ前記モジュール
    に分類し、その組み合わせによって復号する復号手段と
    を備えたことを特徴とするバーコード復号方式。
  2. 【請求項2】前記閾値設定手段は、 前記キャラクタの全長を計測し、その計測値を前記モジ
    ュールの数で除算することにより、1モジュール当たり
    のバー幅を算出する第一閾値設定手段と、 前記1モジュール当たりのバー幅を用いて、所定の数だ
    け閾値を設定する第二閾値設定手段とから構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のバーコード復号方式。
  3. 【請求項3】前記基準値設定手段は、前記復号手段によ
    り分類された前記モジュール値と、前記1モジュール当
    たりのバー幅との積から、前記基準値を設定することを
    特徴とする請求項2に記載のバーコード復号方式。
  4. 【請求項4】前記誤差算出手段は、前記基準値と、前記
    バー幅検出手段による検出値との差分を計算し、その差
    分の平均値を前記誤差として算出することを特徴とする
    請求項1に記載のバーコード復号方式。
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