JP3392340B2 - トング装置 - Google Patents

トング装置

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JP3392340B2
JP3392340B2 JP01195998A JP1195998A JP3392340B2 JP 3392340 B2 JP3392340 B2 JP 3392340B2 JP 01195998 A JP01195998 A JP 01195998A JP 1195998 A JP1195998 A JP 1195998A JP 3392340 B2 JP3392340 B2 JP 3392340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トング装置、特に
鋼板コイルや印刷用紙コイル等の各種コイル又はその他
のリング状物品等の移送物品を懸吊移送するリング状物
品懸吊用トング装置として好適なトング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板コイルや金属線コイル又は印
刷用紙コイル等の各種コイル等(以下、単にコイルい
う)の移送物品を懸吊移送するトング装置として種々の
形式のトング装置が提案されているが、従来のトング装
置において、移送物品を係止する係止爪を自動的に開閉
させる開閉機構としてはモータやシリンダ装置等のアク
チュエータを採用している(例えば、特開昭62−13
649号公報、特開平9−58965号公報等)。ま
た、アクチュエータを採用してないものも知られている
(例えば、実開昭62−8288号公報)が、その場
合、移送物品との係合及び離脱はその都度人手によらな
ければならず、自動的に移送物品との係脱ができず作業
効率が悪い欠点があった。特に、トングをコイル内に挿
入して爪部を拡開してコイルを把持する形式のトング装
置の場合、コイル内へのトング爪部の挿入又は離脱に際
して、トング爪部がコイルに当たらないようにトング爪
部を非把持位置に確実に係止しなければならない。従っ
て、その都度、トングレバーの爪部が動かないように人
手により移送物品の非把持位置に位置決め係止しておく
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑み創案されたものであって、アクチュエータを用いず
に簡単な機構でトングレバーの爪部を自動的に移送物品
と係脱することができ、コストの低減化と移送作業の省
人化を図り、しかも移送物品と非係合状態では自動的に
確実に爪部を非係合位置に保持して、移送物品へのトン
グレバーの挿入または離脱を確実に行うことができる構
造が簡単なトング装置を提供することを目的とする。
【0004】上記課題を解決する本発明のトング装置
は、クレーンのフックとの係合部を有する支軸と、該支
軸に上下動可能に嵌合支持され、移送物品の上面に着座
する着座部を有する本体フレームとからなり、該本体フ
レームに先端に爪部を有するトングレバーを前記爪部が
移送物品把持位置と非把持位置に位置するように揺動可
能に枢着し、該トングレバーと前記支軸下端部とがリン
クで連結され、且つ前記本体フレームに前記トングレバ
ーを非把持位置に係止するラッチ装置を設け、前記支軸
にラッチピンを設けてなり、移送物品の吊り上げ及び降
ろし時に前記支軸が前記本体フレームに対して相対的に
上下動することにより、前記ラッチピンと前記ラッチ装
置との係合が制御されて、移送物品への前記爪部の係脱
が自動的に行なわれることを特徴とするものである。
【0005】前記ラッチ装置は、前記本体フレームに揺
動自在に設けられたラッチと、該ラッチを前記支軸に設
けられたラッチピンと係合するラッチピン係止位置とラ
ッチピン非係止位置との2位置に係止保持するラッチ位
置決め手段とからなり、前記ラッチに前記支軸に設けら
れたラッチピンが係止することにより、前記トングレバ
ーを非把持位置に係止するように構成されている。ま
た、前記ラッチ位置決め手段は、ラッチに揺動自在にレ
バーを設け、該レバーの他端部にラッチ位置決めピンを
設け、該ラッチ位置決めピンをラッチ本体フレームに形
成された長溝に摺動自在に嵌合し、前記ラッチがラッチ
ピン非係止位置に揺動すると前記ラッチ位置決めピンが
長溝に沿って移動し、該移動した位置で鍵部を有する係
合レバーが該ラッチ位置決めピンを係止することによ
り、前記ラッチをラッチピン非係止位置に位置決め保持
するように構成してある。
【0006】さらに、前記ラッチを、前記ラッチピンが
圧接する第1傾斜面と、前記ラッチピンを係止する鍵凹
部と、及び該鍵凹部の下方に続いてラッチピンが圧接す
る第2傾斜面とを有するように形成し、前記ラッチピン
係止方向に付勢してラッチ本体フレームに揺動可能に枢
着することによって、ラッチピンが上下動するのみでラ
ッチを揺動させることができ、ラッチピンとラッチの係
脱機構が簡単になる。さらにまた、前記係合レバーを、
前記鍵部と反対側の一端がラッチ本体フレームに揺動自
在に枢着し、且つ前記ラッチ位置決めピンと係合する方
向に付勢されている垂直ロッドを連結して構成すること
によって、該垂直ロッドを前記支軸に設けた垂直ロッド
作動杆が押し上げることにより、前記ラッチ位置決めピ
ンと係合レバーとの係止を解き、前記ラッチを前記ラッ
チピンとの係止位置に復帰させることができ、ラッチを
ラッチピン非係合位置に位置決め係止する機構を簡単に
構成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。図1は本発明の実施形態に係るトング装置の
側面図を示し、図2はその平面図、図3はそのラッチ装
置部の拡大図である。図中、1は本体フレームであり、
中央の円筒部材2、該円筒部材の外周面から十字形状に
90°間隔で四方に突出して形成されているビーム3、
該ビーム3の端部に移送物品Pの上部に着座するように
垂直方向に設けられた着座フレーム4、及び各ビームの
中間上面を連結するように設けられたリング状の補強フ
レーム5とから構成されている。6は各ビーム3の端部
の両側に枢軸7を支点に揺動可能に設けられたトングレ
バーであり、その下端外方に直角に屈曲して移送物品を
把持する爪部8が設けられている。
【0008】10は本体フレームの円筒部材2に摺動自
在に嵌合された支軸であり、該支軸の頂部は鎖11を介
して又は直接にクレーンのフックに係合する係合部なっ
ており、その下端にはハブ12が固定され、該ハブにト
ングレバーの揺動を制御するリンク13が揺動自在に枢
着されている。リンク13の他端は、トングレバー6の
中間上部にピン14で揺動自在に枢着されている。ま
た、トングレバー6は、ビーム3とピン14との間に設
けられたスプリング15によって、図1に示すように爪
部8が移送物品と係合しない非把持位置に位置するよう
に内側方向に付勢されている。なお、16はトングレバ
ーが移送物品内部に良好に挿入させるためのガイドロッ
ドである。
【0009】上記構造によって、本体フレーム1は支軸
10に対して自重により相対的に上下動可能となってな
っており、トングレバー6は、支軸10が本体フレーム
1に対して上下動することによって、リンク13によっ
て連動されるリンク機構によって、図1に実線で示すよ
うにトングレバーが内側に傾いて爪部8が移送物品と係
合しない非把持位置と、仮想線に示すようにトングレバ
ーが垂直状態に開いて爪部が移送物品に係合する把持位
置とに揺動変位するように構成されている。
【0010】20はラッチ装置であり図4に拡大して示
されている。ラッチ装置20は、トングレバー6をリン
グ状移送物品内に挿入又は離脱する際に不用意にトング
レバーが開いてしまって、爪部がコイルに当たって挿入
又は離脱不良を生じないように、トングレバーの開きを
規制するために設けられている。該ラッチ装置20は、
円筒部材2の上端外周部に位置するようにビーム上に載
置固定された上側円盤21上に設けられ、ラッチ24が
ラッチ本体フレーム23に設けられたラッチ軸25に枢
着されている。ラッチ24は、支軸10が相対的に上下
動することによって該支軸に設けたラッチピン26が脱
着可能に係合できるように、支軸10に面する上端外周
部に第1傾斜面27を有し、該傾斜面の下方に鍵凹部2
8、該鍵凹部から支軸側に向けて傾斜している第2傾斜
面29を有している。
【0011】ラッチ装置はラッチをラッチピン係止位置
とラッチピン非係止位置とに係止保持するために、次の
ような構造からなるラッチ位置決め手段を備えている。
ラッチ24の下方中間部に該ラッチの係脱を制御するた
めのレバー30が枢着され、該レバー30の端部にラッ
チ位置決めピン33が取り付けられている。該ラッチ位
置決めピン33は、ラッチ本体フレーム23に平行に立
設された一対の垂直板31に形成された長溝32に摺動
可能に嵌合している。該長溝32は前記ラッチ位置決め
ピン33が図4において左端に位置する状態で図3に示
すようにラッチピン26に係合可能な位置に、右端に位
置する状態でラッチピンに非係合位置に位置することが
できるように、その長さが形成されている。ラッチ24
は、図3に示すようにラッチピン係止方向にスプリング
34によって付勢され、係合レバー35によるラッチ位
置決めピン33の係止が外れると自動的にラッチピン係
合位置に復帰する。
【0012】係合レバー35は、垂直板に揺動自在に設
けられ、その先端部近傍に係合鍵部36が形成され、且
つ該係合鍵部から先端部は傾斜状になってラッチ位置決
めピン33の案内面37になっている。係合レバー35
には長溝が形成され、該長溝に該係合レバーの揺動を制
御する垂直ロッド40の上部のヨーク部41に設けられ
たピン39が嵌合している。ヨーク部41と垂直板との
間にはスプリング42が介装され、係合レバー35がラ
ッチ位置決めピン33に係合するように垂直ロッド40
を下向きに付勢している。垂直ロッド40の下端部は下
側円盤43(図3)を貫通して下方に突出している。一
方、支軸10にはブラケット44(図1,図3)を介し
て垂直ロッド作動杆45が取付けられ、支軸10が上昇
することによって、垂直ロッド作動杆45の頭部46が
垂直ロッドの下端に突き当たり、垂直ロッド40をスプ
リング42に抗して上昇させ、係合レバー35を図4に
おいて時計方向に回転させる。垂直ロッド作動杆45は
螺子切りされており、ナット47によりブラケット44
からの突出高さを調節できるようになっている。
【0013】本実施形態のトング装置は、以上のように
構成され、次のように作動する。コイル等のリング状の
移送物品Pは、例えば図1に示すように、3段毎にトン
グレバーの爪部8が挿入できる空間を形成するように適
当なスペーサを介在させて段積みされている。そして、
トング装置の着座フレーム4は、該着座フレームが移送
物品Pの上部に着座した状態で、丁度爪部8が移送物品
間の空間Sに挿入できる寸法関係に調整されている。従
って、トングの長さ及び着座フレームの大きさは、移送
物品の高さに応じて交換できるように、複数種類用意し
ておけば、1台のトング装置で寸法の違う複数種の移送
物品のリフター装置として適用することができる。或い
は、トングの長さを長めに形成し、移送物品の高さに応
じて移送物品と着座フレームとの間に調節用スペーサを
介在させるようにしても良い。
【0014】図1の状態は、移送物品Pを持ち上げるた
めに、仮想線で示す移送物品上に着座フレーム4が直座
した状態を示しており、この状態ではまだラッチ24が
ラッチピン26に係合している状態である。この状態か
らさらにクレーンによる支軸10の牽引を緩めると、本
体フレーム3は移動しないが、支軸10は自重によりさ
らに下方に移動する。それにより、ラッチピン26がラ
ッチ24の第2傾斜面29を押圧しながら移動し、ラッ
チ24を図において時計方向に回転させる。ラッチ24
が時計方向に回転することにより、レバー30を介して
ラッチ位置決めピン33が長溝32内を右動する。その
際ラッチ位置決めピン33は、係合レバー35の案内面
37を押圧しながら移動するので、係合レバー35をス
プリング42に抗して押し上げる。ラッチ位置決めピン
33が係合鍵部36に達すると、係合レバー35がスプ
リング42により水平状態に復帰し、その係合鍵部にラ
ッチ位置決めピン33を係合保持する。従って、ラッチ
24はラッチピン非係止位置に保持されている状態とな
る。
【0015】この状態からクレーンにより支軸10を引
き上げることにより、まずリンク13を介して各トング
レバー6が移送物品把持方向に揺動し、図1に破線で示
すように、爪部8が移送物品の下面に位置する。支軸1
0の上昇に伴ってラッチピン26はラッチ24が位置す
る所を通過するが、そのときはラッチ24はラッチピン
非係止位置に保持されているので、ラッチと係合するこ
とがない。従って、本体フレームは上昇しないで支軸1
0のみが上昇する。ラッチピン26がラッチ26の位置
を通過した後、垂直ロッド作動杆45の頭部46が垂直
ロッド40の下端に突き当たり、垂直ロッド40を上方
に押し上げることにより、係合レバー35が回動して、
係合鍵部とラッチ位置決めピン33の係合を解除する。
それにより、ラッチ24はスプリング34により引き戻
されて、図3に示す状態に復帰し、ラッチピン26の移
動経路、即ちラッチピン係止位置に位置する。
【0016】さらに、支軸が上昇することによって、爪
部8が移送物品の下面に深く進入して把持すると共に、
支軸下方に形成されたフランジ部18が本体フレーム1
の円筒部材2の下端と係合し、支軸と本体フレームが一
体なって上昇する。この状態では爪部8が移送物品の下
端面と係合しているので、移送物品を爪部8と着座フレ
ーム4とで挾んだ状態で安定した状態で持ち上げ、所定
の場所に移送することができる。
【0017】所定の場所に移送物品を降ろして支軸10
に作用している張力を緩めると、支軸10は自重及スプ
リング15の張力により、図3に示す状態から図1に示
す状態に下降する。その際、支軸10に設けられたラッ
チピン26はラッチ24の第1傾斜面27に突き当た
り、カム作用によりラッチ24を図において時計方向に
回動させて、ラッチピン26が鍵凹部28に係合する状
態となる。それと共に、トングレバー6も枢軸7を中心
に閉じる方向に揺動し、移送物品の下面から離脱し、移
送物品の把持を解除し、図1に実線で示す状態となる。
この状態から移送物品を再び上昇させると、今度はラッ
チ24とラッチピン26が係合している状態にあるの
で、支軸10と本体フレーム1がトングレバーを閉じた
状態で一体に上昇し、移送物品から離れる。その際、ト
ングレバー6はスプリング15の張力と相まって、閉じ
た状態に確実に保持された状態にあるので、トングレバ
ーが移送物品から離脱するときに爪部移送物品に当たる
ことなく、良好に離脱することができる。そして、その
状態で次の移送物品の位置に移動して、トング装置が下
降してトングレバーが移送物品内に挿入される。従っ
て、トングレバーの爪部が移送物品に当たることなく、
確実に移送物品に挿入され、正確に移送物品を持ち上げ
移送することができる。
【0018】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は上記実施形態に限るものでなく、そ
の技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記実施形態ではリング状物品の懸吊用に適用
した場合であるが、リング状物品に限らず中空の多角形
状物品の懸吊用にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トング
レバーの開閉機構にモータやシリンダ装置等の動力アク
チュエータを用いることなく、自重で作用する簡単な機
構でトングレバーの爪部を自動的に移送物品と係脱する
ことができ、コストの低減化と移送作業の省人化を図
り、しかも移送物品と非係合状態では自動的に且つ確実
に爪部を非係合位置に保持して、移送物品へのトングレ
バーの挿入または離脱を確実に行うことができ、移送物
品を損傷させることなく、効率的に移送することができ
る。また、物品移送時は、物品の重力と本体フレームの
自重の作用下でリンク機構によりトングレバーの爪部が
移送物品を係止する方向に力を受けるので、移送物品の
把持がより確実であり安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るラッチ装置の正面断面
図である。
【図2】その平面図である。
【図3】(a)は図1の要部拡大図であり、(b)はそ
のA−A矢視図である。
【図4】そのラッチ装置部の拡大図であり、(a)は正
面図、(b)は右側面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 円筒部材 3 ビーム 4 着座フレーム 6 トングレバー 8 爪部 10 支軸 13 リンク 20 ラッチ装置 22 ラッチ位置
決め手段 23 ラッチ本体フレーム 24 ラッチ 26 ラッチピン 27 第1傾斜面 28 鍵凹部 29 第2傾斜面 30 レバー 32 長溝 33 ラッチ位置決めピン 35 係合レバー 36 係合鍵部 40 垂直ロッド 42 スプリング 45 垂直ロッド
作動杆

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 「クレーンのフックとの係合部を有する
    支軸と、該支軸に上下動可能に嵌合支持され、移送物品
    の上面に着座する着座部を有する本体フレームとからな
    り、該本体フレームに先端に爪部を有するトングレバー
    を前記爪部が移送物品把持位置と非把持位置に位置する
    ように揺動可能に枢着し、該トングレバーと前記支軸下
    端部とがリンクで連結され、且つ前記本体フレームに前
    記トングレバーを非把持位置に係止するラッチ装置を
    け、前記支軸にラッチピンを設けてなり、移送物品の吊
    り上げ及び降ろし時に前記支軸が前記本体フレームに対
    して相対的に上下動することにより、前記ラッチピンと
    前記ラッチ装置との係合が制御されて、移送物品への前
    記爪部の係脱が自動的に行なわれることを特徴とするト
    ング装置。」
  2. 【請求項2】 前記ラッチ装置は、前記本体フレームに
    揺動自在に設けられたラッチと、該ラッチを前記支軸に
    設けられたラッチピンと係合するラッチピン係止位置と
    ラッチピン非係止位置との2位置に係止保持するラッチ
    位置決め手段とからなり、前記ラッチに前記ラッチピン
    が係止することにより、前記トングレバーを非把持位置
    に係止するようにしてなる請求項1記載のトング装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ位置決め手段は、ラッチに揺
    動自在にレバーを設け、該レバーの他端部にラッチ位置
    決めピンを設け、該ラッチ位置決めピンをラッチ本体フ
    レームに形成された長溝に摺動自在に嵌合し、前記ラッ
    チ位置決めピンが前記長溝に沿って移動し、該移動した
    位置で鍵部を有する係合レバーが前記ラッチ位置決めピ
    ンを係止することにより、前記ラッチをラッチピン非係
    止位置に位置決め保持するようにしてなる請求項2記載
    のトング装置。
  4. 【請求項4】 前記ラッチは、前記ラッチピンが圧接す
    る第1傾斜面と、前記ラッチピンを係止する鍵凹部と、
    及び該鍵凹部の下方に続いてラッチピンが圧接する第2
    傾斜面とを有し、前記ラッチピン係止方向に付勢されて
    いる請求項1又は2記載のトング装置。
  5. 【請求項5】 前記係合レバーは、前記鍵部と反対側の
    一端がラッチ本体フレームに揺動自在に枢着され、前記
    ラッチ位置決めピンと係合する方向に付勢されている垂
    直ロッドと連結され、該垂直ロッドを前記支軸に設けた
    垂直ロッド作動杆が押し上げることにより、前記ラッチ
    位置決めピンと係合レバーとの係止を解き、前記ラッチ
    を前記ラッチピンとの係止位置に復帰するようにしてな
    る請求項3又は4記載のトング装置。
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