JP3392045B2 - 断熱パネル及びその接続構造 - Google Patents

断熱パネル及びその接続構造

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JP3392045B2 JP09366398A JP9366398A JP3392045B2 JP 3392045 B2 JP3392045 B2 JP 3392045B2 JP 09366398 A JP09366398 A JP 09366398A JP 9366398 A JP9366398 A JP 9366398A JP 3392045 B2 JP3392045 B2 JP 3392045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として屋根材
に用いられる断熱パネル及びその接続構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面の金属板と裏面の金属板
との間に断熱材が充填された断熱パネルを屋根材として
用いることが行われている。また、隣接する断熱パネル
1,1同士を接続するにあたっては、図7に示すよう
に、一方の断熱パネル1の巾方向Aの側端部の接続部
9′と他方の断熱パネル1の接続部9″とを接続し、こ
の接続部にボルト12を打入して屋根下地に固定するよ
うにしているが、屋根上面にボルト12の頭部が露出し
て接続箇所の外観が損なわれるという問題や、接続箇所
から雨水が浸入して腐食が発生するなどの問題がある。
【0003】そこで、従来では、図8に示すように、隣
接する断熱パネル1の接続部2′と被接続部3′とをパ
ッキン材21を挟んで突き合わせ、接続部8の上面に固
定金具20を被せて、ボルト12を固定金具20から接
続片2′を貫通させて屋根下地13に打入し、その後、
断面略逆U字状のキャップ7′を被せてボルト12の頭
部を覆い、このキャップ7′の両端部を固定金具20に
係止させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
従来例にあっては、接続部8の上面に被嵌されるキャッ
プ7を固定金具20に係止させているため、固定金具2
0が必要となり、このため部品点数が増えて、構造が複
雑化して施工に手間がかかるという問題がある。また、
隣接する一方の断熱パネル1の接続片2′のみが屋根下
地13に固定され、他方の断熱パネル1の被接続片3′
は屋根下地13に固定されていないために、断熱パネル
1の固定強度が低下するという問題がある。また、接続
片2′と被接続片3′との接続箇所をパッキン材21の
みでシールしているために、気密性が十分でなく、毛細
管現象によって接続箇所から雨水が侵入するという問題
がある。そのうえ、接続部8の下面が屋根下地13に接
近しているため、建物内部の熱が接続部8を伝って外部
に逃げやすくなり、接続箇所において断熱効果が得られ
ないという問題もある。
【0005】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、接続強度が強く、水密性及び気密性に優れ、しか
も断熱パネル同士の接続を容易に且つ確実に行うことが
できると共に、少ない部品数でキャップの取付けを行う
ことができ、そのうえ外観が良く且つ強度の高い断熱パ
ネル及びその接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、表面の金属板9と裏面の金属板10との
間に断熱材11を充填すると共に、巾方向Aの複数箇所
に軒棟方向Bの全長に亘って延びる山部15を隔設し、
巾方向Aの一側端部に断面略半山形状の接続片2を形成
し、他側端部に断面略半山形状の被接続片3が形成され
た断熱パネルであって、断面略半山形状の接続片2と断
面略半山形状の被接続片3を接続した状態で接続部8の
下面側が断熱用空間を形成するための凹所18となって
おり、接続片2の先端面の上下方向の略中央部に外側方
に突出する嵌合凸部4を形成すると共に、被接続片3の
先端面に該嵌合凸部4が嵌合可能な嵌合凹部5を形成
し、接続片2及び被接続片3の各上側斜面2b,3bに
キャップ係止用の突起部6を形成して成ることを特徴と
しており、このように構成することで、隣接する断熱パ
ネル1,1同士を接続する際に嵌合凸部4と嵌合凹部5
との嵌合によって断熱パネル1の接続強度を向上させる
ことができると共に、接続部8の気密性と水密性とを十
分に確保することができる。また、嵌合凸部4と嵌合凹
部5とが形成される接続片2、被接続片3は断面略半山
形状に形成されているので、接続片2及び被接続片3の
下面側に断熱用空間を形成でき、接続部8の断熱効果を
容易に高めることができる。
【0007】ここで上記断熱パネル1が軒棟方向Bに間
隔を隔てて段差部17が形成された段付きパネルで構成
されているのが好ましく、この場合、段差部17によっ
て大型化される断熱パネル1に小割り感を持たせること
ができると同時に、パネル全体の強度の向上を図ること
ができる。また、本発明は、表面の金属板9と裏面の金
属板10との間に断熱材11を充填すると共に、巾方向
Aの複数箇所に軒棟方向Bの全長に亘って延びる山部1
5を隔設し、巾方向Aの一側端部に嵌合凸部4を有する
断面略半山形状の接続片2を形成し、他側端部に該嵌合
凸部4が嵌合する嵌合凹部5を有する断面略半山形状の
被接続片3を形成し、断面略半山形状の接続片2と断面
略半山形状の被接続片3を接続した状態で接続部8の下
面側を断熱用空間を形成するための凹所18とし、接続
片2の先端面の上下方向の略中央部に外側方に突出する
嵌合凸部4を形成すると共に、被接続片3の先端面に該
嵌合凸部4が嵌合可能な嵌合凹部5を形成し、接続片2
及び被接続片3の各上側斜面2b,3bにキャップ係止
用の突起部6を形成して断熱パネル1が構成され、隣接
する一方の断熱パネル1の嵌合凸部4と他方の断熱パネ
ル1の嵌合凹部5とを嵌合させて接続片2と被接続片3
とを接続し、固定具12を嵌合凸部4と嵌合凹部5とに
貫通させて下地材に打入し、接続部8の上面から断面略
逆U字状のキャップ7を被せて、キャップ7の両端部に
設けた係止部14を接続片2及び被接続片3の各上側斜
面2b,3bに設けたキャップ係止用の突起部6に係止
させたことを特徴としており、このように構成すること
で、固定具12を嵌合凸部4と嵌合凹部5とに貫通させ
て下地材に打入させることにより、1つの固定具12で
接続片2と被接続片3の両方を同時に下地材に固定する
ことができ、嵌合凸部4と嵌合凹部5との嵌合構造とあ
いまって、断熱パネル1の下地材への固定を容易にしか
も確実に行うことができる。さらに、接続片2及び被接
続片3の各上側斜面2b,3bに設けたキャップ係止用
の突起部6を利用してキャップ7を被着できるので、従
来のようなキャップ専用の固定金具も不要となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。断熱パネル1は、図2に示すように、表面の
金属板9と裏面の金属板10との間に硬質ポリウレタン
フォーム等のような断熱材11が充填されていると共
に、軒棟方向B(図2の紙面に対して垂直方向)の全長
に亘って断面略逆U字状の山部15が突設されている。
山部15は断熱パネル1の巾方向A(軒棟方向Bと直交
する方向)の複数箇所に隔設されており、各山部15の
下面側が断熱用空間を形成するための凹所15aとなっ
ている。山部15と山部15の間には平坦な谷部16が
形成されている。また、断熱パネル1の巾方向Aの一側
端部には断面略半山形状の接続片2が形成され、他側端
部には断面略半山形状の被接続片3が形成されている。
そして、接続片2と被接続片3を接続した状態で、接続
部8の下面側が断熱用空間を形成するための凹所18と
なっている。
【0009】接続片2の側端面2aの上下方向の略中央
部には、図1に示すように、嵌合凸部4が突設されてお
り、被接続片3の側端面3aの上下方向の略中央部に
は、嵌合凹部5が凹設されている。そして、隣接する一
方の断熱パネル1の接続片2と他方の断熱パネル1の被
接続片3とを突き合わせることで、嵌合凸部4と嵌合凹
部5とが嵌合可能となっている。
【0010】接続片2及び被接続片3の各上側斜面2
b,3bには、キャップ係止用の突起部6がそれぞれ突
設されている。突起部6の上面6aは上側斜面2b,3
bと平行な傾斜面で形成されており、突起部6の下端面
6bはキャップ7の係止部14を引っ掛け係止できるよ
うな蟻溝状に形成されている。上記断熱パネル1の接続
部8の上面には、断面略逆U字状のキャップ7が被着さ
れている。キャップ7は、平坦状に形成された頂部7a
と、頂部7aの両端部からそれぞれ斜め下方に延出した
左右の傾斜部7b,7bとで構成されており、各傾斜部
7bの下端縁には内側に向けてカール状に折曲された係
止部14がそれぞれ形成されている。そして、キャップ
7の各傾斜部7bの下面を突起部6の上面6aにて支持
した状態で、キャップ7の各係止部14を突起部6の蟻
溝状の下端面6bに引っ掛け係止できるようになってい
る。キャップ7は、接続片2及び被接続片3の略全長に
載設されるものである。図5はキャップ7の一例を示し
ており、図中の17aは断熱パネル1の段差部17に対
応する段差部である。
【0011】ここで、上記断熱パネル1は主に屋根材と
して用いられるものであり、図3に示すように、断熱パ
ネル1の軒棟方向Bに間隔を隔てて段差部17が形成さ
れている。この実施形態では、段差部17は、断熱パネ
ル1の各山部15、山部15と山部15の間の谷部1
6、接続片2、被接続片3、嵌合凸部4及び嵌合凹部5
の巾方向Aに沿って横一線上に形成されており、この段
差部17によって大型化される断熱パネル1に小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
強度を高めることができるようになっている。図4は断
熱パネル1を屋根下地13上に載置した場合を示し、図
6は断熱パネル1の段差部17付近の断面を示してい
る。
【0012】しかして、断熱パネル1を屋根材として用
いる場合には図4に示すように、屋根下地13の上に断
熱パネル1を敷設する。そして、図1に示すように、隣
接する一方の断熱パネル1の嵌合凸部4と他方の断熱パ
ネル1の嵌合凹部5とを嵌合させて断熱パネル1,1同
士を接続する。このとき、ボルトなどの固定具12を嵌
合凸部4と嵌合凹部5とに貫通させて屋根下地13に打
入した後に、接続部8の上面から断面略逆U字状のキャ
ップ7を被せ、キャップ7を上から押さえると、キャッ
プ7の両端部に設けた係止部14が接続片2及び被接続
片3の各上側斜面2b,3bに突設したキャップ係止用
の突起部6の上面6aを滑りながら突起部6の蟻溝状の
下端面6bに係止され、キャップ7を容易に被着でき
る。
【0013】ここで、接続片2及び被接続片3は嵌合凸
部4と嵌合凹部5とによって嵌合しているので、接続部
8の接続強度を高めることができると同時に接続部8の
耐荷重を向上させることができ、しかも、固定具12を
嵌合凸部4と嵌合凹部5とに打入することによって、1
本の固定具12で接続片2と被接続片3の両方を同時に
屋根下地13に固定することができ、断熱パネル1の屋
根下地13への固定を容易にしかも確実に行うことがで
きる。また、接続片2と被接続片3とを隙間なく嵌合さ
せることができるので、気密性を十分に確保できると同
時に、接続部8からの雨水の侵入を確実に防止できるの
で、水密性も十分に確保することができる。なお、嵌合
凸部4と嵌合凹部5との隙間にパッキン材を充填すれ
ば、より完全な密閉効果が得られるようになる。
【0014】また、上記嵌合凸部4と嵌合凹部5が形成
される接続片2及び被接続片3をそれぞれ断面略半山形
状に形成したことによって、接続片2及び被接続片3の
下面側が断熱用空間を形成するための凹所18となり、
これにより、建物内部の熱が接続部8を伝って外部に逃
げにくくなり、接続部8の断熱効果を高めることができ
る。さらに加えて、断熱パネル1の巾方向Aに隔設され
ている複数の山部15を断面略逆U字状に形成したこと
により、山部15の下面側も断熱用空間を形成するため
の凹所15aとなり、結果的に断熱パネル1全体の断熱
効果を高めることができる。
【0015】また、接続部8の上面にキャップ7を被せ
て、接続片2及び被接続片3の上側斜面2b,3bに設
けたキャップ係止用の突起部6に係止させることで、キ
ャップ7を従来の固定金具を用いずに断熱パネル1に対
してワンタッチで被着できるようになり、部品点数を削
減して、構造の簡略化を図ることができる。しかも、キ
ャップ係止用の突起部6は上側斜面2b,3bと平行に
突出しているので、キャップ7の傾斜部7bの下面をキ
ャップ係止用の突起部6の上面6aを利用して安定して
支持できると共に、キャップ7の頂部7aを接続部8の
上面から浮かせた状態で配置できるので、固定具12の
頭部12aを覆うキャップ7の頂部7aを平坦状に形成
することが可能となり、この結果、外部からボルトなど
の固定具12の存在を意識させるようなことがなくな
り、屋根の外観を一層高めることができ、そのうえキャ
ップ7の形状を簡素化できるので、成形用金型の構造を
簡素化することができ、コスト面でも有利となる。
【0016】また、隣接する断熱パネル1の嵌合凸部4
と嵌合凹部5とを嵌合させて断熱パネル1,1同士を接
続する構造を採用したことによって、屋根での施工の
際、屋根の中央からでも、端からでも、葺くことができ
るような割り付けをしていれば、複数箇所で同時施工が
できるようになる。さらに屋根改修の際にも改修に必要
な断熱パネル1の部分的な葺き直しが可能となるもので
ある。
【0017】さらに、複数枚の断熱パネル1を工場から
現場に運搬する際には、断面略半山形状の接続片2同士
及び断面略半山形状の被接続片3同士を隙間なく重ねる
ことができるので、コンパクトで且つ滑らないように容
易に運搬できるという利点もある。上記実施形態では、
断熱パネル1の軒棟方向に間隔を隔てて段差部17を形
成した段付きパネルを例示したが、もちろんこれに限定
されるものではなく、フラットなパネルにも適用できる
ものである。
【0018】また、本発明の断熱パネル1は、屋根材と
して用いられる以外に、建物の外壁材としても広く使用
可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、表面の金属板と裏面の金属板との間
に断熱材を充填すると共に、巾方向の一側端部に断面略
半山形状の接続片、他側端部に断面略半山形状の被接続
片が形成された断熱パネルであって、断面略半山形状の
接続片と断面略半山形状の被接続片を接続した状態で接
続部の下面側が断熱用空間を形成するための凹所となっ
ており、接続片の先端面の上下方向の略中央部に外側方
に突出する嵌合凸部を形成すると共に、被接続片の先端
面に該嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹部を形成し、接続片
及び被接続片の各上側斜面にキャップ係止用の突起部を
形成して成るから、複数の断熱パネル同士を接続する際
に嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることによって、断
熱パネル間の接続強度を高めることができると共に、接
続部の気密性と水密性を十分に確保することができる。
また、嵌合凸部と嵌合凹部が形成される接続片、被接続
片をそれぞれ断面略半山形状に形成したから、接続片及
び被接続片の下面側に断熱用の空間を形成でき、接続部
の断熱効果を容易に高めることができる。
【0020】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、断熱パネルが軒棟方向に間隔を隔てて
段差部が形成された段付きパネルで構成されているか
ら、段差部によって大型化される断熱パネルに小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
全体の強度を高めることができるものである。また請求
項3記載の発明は、表面の金属板と裏面の金属板との間
に断熱材を充填すると共に、巾方向の一側端部に断面略
半山形状の接続片、他側端部に断面略半山形状の被接続
片を形成し、断面略半山形状の接続片と断面略半山形状
の被接続片を接続した状態で接続部の下面側を断熱用空
間を形成するための凹所とし、接続片の先端面の上下方
向の略中央部に外側方に突出する嵌合凸部を形成すると
共に、被接続片の先端面に該嵌合凸部が嵌合可能な嵌合
凹部を形成し、接続片及び被接続片の各上側斜面にキャ
ップ係止用の突起部を形成して断熱パネルが構成され、
隣接する一方の断熱パネルの嵌合凸部と他方の断熱パネ
ルの嵌合凹部とを嵌合させて接続片と被接続片とを接続
し、固定具を嵌合凸部と嵌合凹部とを貫通して下地材に
打入し、接続部の上面から断面略逆U字状のキャップを
被せて、キャップの両端部に設けた係止部を接続片及び
被接続片の各上側斜面に設けたキャップ係止用の突起部
に係止させて成るから、請求項1記載の効果に加えて、
固定具を嵌合凸部と嵌合凹部とを貫通させて下地材に打
入したことによって、1つの固定具で接続片と被接続片
の両方を同時に下地材に固定することができ、嵌合凸部
と嵌合凹部との嵌合構造とあいまって、断熱パネルの下
地材への固定を容易に且つ確実に行うことができ、作業
効率を大幅に向上させることができる。さらに、接続片
及び被接続片の各上側斜面を利用して接続部にキャップ
を容易に被着できるので、従来のような固定金具を用い
ずに断熱パネルにキャップが取付け可能となり、部品点
数を削減して、構造の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上の断熱パネルの断面図である。
【図3】同上の断熱パネルの斜視図である。
【図4】同上の断熱パネルの施工例を説明する斜視図で
ある。
【図5】同上のキャップの一部切欠斜視図である。
【図6】同上の断熱パネルの軒棟方向と直交する方向に
沿う断面図である。
【図7】従来の断熱パネルの斜視図である。
【図8】他の従来の断熱パネルの接続部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 断熱パネル 2 接続片 3 被接続片 2b,3b 上側斜面 4 嵌合凸部 5 嵌合凹部 6 突起部 7 キャップ 12 固定具
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/35 E04D 3/362

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の金属板と裏面の金属板との間に断
    熱材を充填すると共に、巾方向の一側端部に断面略半山
    形状の接続片、他側端部に断面略半山形状の被接続片が
    形成された断熱パネルであって、断面略半山形状の接続
    片と断面略半山形状の被接続片を接続した状態で接続部
    の下面側が断熱用空間を形成するための凹所となってお
    り、接続片の先端面の上下方向の略中央部に外側方に突
    出する嵌合凸部を形成すると共に、被接続片の先端面に
    該嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹部を形成し、接続片及び
    被接続片の各上側斜面にキャップ係止用の突起部を形成
    して成ることを特徴とする断熱パネル。
  2. 【請求項2】 断熱パネルが軒棟方向に間隔を隔てて段
    差部が形成された段付きパネルで構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の断熱パネル。
  3. 【請求項3】 表面の金属板と裏面の金属板との間に断
    熱材を充填すると共に、巾方向の一側端部に断面略半山
    形状の接続片、他側端部に断面略半山形状の被接続片を
    形成し、断面略半山形状の接続片と断面略半山形状の被
    接続片を接続した状態で接続部の下面側を断熱用空間を
    形成するための凹所とし、接続片の先端面の上下方向の
    略中央部に外側方に突出する嵌合凸部を形成すると共
    に、被接続片の先端面に該嵌合凸部が嵌合可能な嵌合凹
    部を形成し、接続片及び被接続片の各上側斜面にキャッ
    プ係止用の突起部を形成して断熱パネルが構成され、隣
    接する一方の断熱パネルの嵌合凸部と他方の断熱パネル
    の嵌合凹部とを嵌合させて接続片と被接続片とを接続
    し、固定具を嵌合凸部と嵌合凹部とに貫通させて下地材
    に打入し、接続部の上面から断面略逆U字状のキャップ
    を被せて、キャップの両端部に設けた係止部を接続片及
    び被接続片の各上側斜面に設けたキャップ係止用の突起
    部に係止させて成ることを特徴とする断熱パネルの接続
    構造。
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