JP3392042B2 - 断熱パネル及びその接続構造 - Google Patents

断熱パネル及びその接続構造

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JP3392042B2 JP08210998A JP8210998A JP3392042B2 JP 3392042 B2 JP3392042 B2 JP 3392042B2 JP 08210998 A JP08210998 A JP 08210998A JP 8210998 A JP8210998 A JP 8210998A JP 3392042 B2 JP3392042 B2 JP 3392042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として屋根材
に用いられる断熱パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、表面の金属板と裏面の金属板
との間に断熱材が充填された断熱パネルを断熱屋根材と
して用いることが行われている。そして、隣接する断熱
屋根材同士を接続するにあたっては、図6に示すよう
に、断熱屋根材2の巾方向Aの一側端部に設けた接続片
9′と他側端部に設けた接続片9″とを突き合わせて、
ボルト14を接続片9′,9″から屋根下地(図示せ
ず)に打入するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、断熱屋根材
2を上下に複数枚重ねて工場から現場に運搬する際に
は、従来の断熱屋根材2は下面全体が平坦状に形成され
ているため、断熱屋根材2間に滑りが生じて、断熱屋根
材2の運搬が困難となり、そのうえ断熱屋根材2の表面
には巾方向Aの複数箇所に凸部20が突設されているた
め、この凸部20によって断熱屋根材2,2間に隙間が
生じて断熱屋根材2同士を密着させることができずに嵩
高となり、運搬性に劣るものであった。さらに、断熱屋
根材2を葺設した後には、屋根上面にボルト14の頭部
が露出して外観が損なわれるという問題や、ボルト孔か
ら雨水が浸入して腐食が発生し易く、防水性及び耐久性
に劣るという問題があった。
【0004】なお、ボルト部分の防水対策として、例え
ば図7に示すように、断熱屋根材2の接続部9の上面に
キャップ11を被嵌して、ボルト14を隠すと共にボル
ト部分の防水性を確保できるようにしたものが知られて
いるが、この従来構造においては、キャップ11の頂部
にボルト14の頭部14aを収納する凸部21を突設さ
せているために、凸部21によってボルト14の存在を
外部から意識させるようになり、屋根上面の外観が損な
われるという問題があり、さらにはキャップ11の構造
が凸部21によって複雑となり、金型のコストが高くつ
くという問題があった。尚図7中の12は屋根下地、2
2は固定金具、23はパッキン材である。
【0005】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、断熱性に優れ、しかも運搬がし易く、さらに外観
が良く且つ強度が高く、そのうえ接続部を覆うキャップ
の外部から固定具の存在を意識させることがなく、屋根
上面の外観を良好に保つことができる断熱パネル及びそ
の接続構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る断熱パネルは、表面の金属板3aと裏
面の金属板3bとの間に断熱材4が充填され、巾方向A
の複数箇所に軒棟方向の全長に亘って延びる断面略逆U
字状の山部5を隔設すると共に、巾方向Aの一側端部
、基部7aが外側方に向かって斜め上方に傾斜し且つ
先部7bが水平方向に突出している接続片7を設け、他
側端部に接続片7を支持すると共に基部8aが外側方に
向かって斜め上方に傾斜し且つ先部8bが水平方向に突
出している支持片8を設け、接続片7と支持片8とから
なる接続部9の下面側に屋根下地12との間で断熱用空
間15を形成できるようにして成ることを特徴としてお
り、このように構成することで、断面略逆U字状の山部
5の下面側に断熱用空間を形成できると共に、接続片7
及び支持片8の下面側に断熱用空間15を形成できるよ
うになる。また、複数枚の断熱パネル1を運搬するとき
に、各山部5同士、接続片7同士及び支持片8同士を隙
間なくコンパクトに、且つ滑らないように重ねることが
でき、運搬がし易くなる。
【0007】また上記断熱パネル1は、山部5、山部
5,5間の平坦部6、接続片7及び支持片8に軒棟方向
に間隔を隔てて段差部70を形成して成るのが好まし
く、この場合、段差部70によって大型化される断熱パ
ネル1に小割り感を持たせて外観を高めることができる
と同時に、パネル全体の強度を高めることができる。ま
た本発明に係る断熱パネルの接続構造は、表面の金属板
3aと裏面の金属板3bとの間に断熱材4が充填され、
巾方向Aの複数箇所に軒棟方向の全長に亘って延びる断
面略逆U字状の山部5を隔設すると共に、巾方向Aの一
側端部に、基部7aが外側方に向かって斜め上方に傾斜
し且つ先部7bが水平方向に突出している接続片7を設
け、他側端部に接続片7を支持すると共に基部8aが外
側方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先部8bが水平方
向に突出している支持片8を設け、接続片7と支持片8
とからなる接続部9の下面側に屋根下地12との間で断
熱用空間15を形成できるようにして構成される断熱パ
ネルの接続構造であって、隣接する断熱パネル1,1の
接続部9において一方の断熱パネル1の接続片7を他方
の断熱パネル1の支持片8で支持すると共に接続部9の
上面側に断面略逆U字状の吊子10を載置し、固定具1
4が吊子10に設けられた凹部13内から接続片7及び
支持片8を介して下地材12に打入されていると共に、
接続部9の上面側に吊子10及び固定具14の頭部14
aを覆う断面略逆U字状のキャップ11が被着されて成
ることを特徴としており、このように構成することで、
隣接する断熱パネル1同士を接続する際に、固定具14
の頭部14aを吊子10の凹部13内に収納できるの
で、キャップ11の頂部11aを平坦状に形成すること
が可能となり、固定具14の存在を意識させるようなこ
とがなくなると共に、接続部9と支持片8とに固定具1
4が打入されることで、隣接する断熱パネル1の接続部
9の接続強度を高めることができる。さらに、山部5を
断面半山形状に形成したことにより山部5の下面側に断
熱用空間を形成できると共に、接続部9を構成する接続
片7及び支持片8を基部7a(8a)が外側方に向かっ
て斜め上方に傾斜し且つ先部7b(8b)が水平方向に
突出している形状に形成したことにより接続部9の下面
側にも断熱用空間15を形成できるようになり、断熱パ
ネル1の断熱効果を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明すると、断熱屋根材2は、図2に示す表面の金属板
3aと裏面の金属板3bとの間に硬質ポリウレタンフォ
ーム等のような断熱材4が充填された断熱パネル1で構
成されている。断熱パネル1の巾方向Aの複数箇所に
は、軒棟方向(図2の紙面に対して垂直方向)の全長に
亘って断面略逆U字状の山部5が突設されており、山部
5の下面側が断熱用空間を形成するための凹所16とな
っている。山部5と山部5の間は平坦部6となってい
る。
【0009】断熱パネル1の巾方向Aの一側端部には接
続片7が、他側端部には接続片7を支持する支持片8が
それぞれ設けられている。接続片7及び支持片8はそれ
ぞれは断面半山形状に形成されている。接続片7の基部
7aは断熱パネル1の外側方に向かって斜め上方に傾斜
しており、先部7bは水平方向に突出している。断熱パ
ネル1の板厚D(図1)は、例えば20〜35mmに設
定されている。
【0010】一方、支持片8の基部8aは、図1に示す
ように、パネル本体17の外側方に向かって斜め上方に
傾斜しており、先部8bが水平方向に突出しており、先
部8bの板厚dを小さくすることにより、支持片8の先
部8bの下面側に大きな断熱用空間15を形成できるよ
うになっている。上記接続片7と支持片8とから成る接
続部9の上面には、接続部9を屋根下地12に固定する
ための吊子10が載置されている。吊子10は、例えば
1.6mm程度の板厚を有する断面略逆U字状に形成さ
れており、吊子10の頂部10aにはボルト14の頭部
14aが収納される凹部13が形成されており、頂部1
0aの両側端部から斜め下方に向かって傾斜部10bが
それぞれ延出されている。各傾斜部10bの下端部には
それぞれ、内側に向かって略ム字状に折り返された係止
部18が形成されている。なお吊子10は、軒棟方向の
全長に亘って延びる長さ、或いは軒棟方向の全長よりも
短い長さのいずれであってもよい。
【0011】吊子10の上方には、接続部9の上面を覆
うためのキャップ11が被着されている。キャップ11
は、接続部9の長さ方向(軒棟方向)の全長に亘って延
びており、例えば0.6mm程度の板厚を有する断面略
逆U字状に形成されている。キャップ11は、平坦状に
形成された頂部11aと、頂部11aの両端部からそれ
ぞれ斜め下方に延出した左右の傾斜部11bとで構成さ
れており、凹部13を除くキャップ11全体が吊子10
の下面に面接触しており、吊子10をキャップ11にて
確実に支持できるようになっている。キャップ11の各
傾斜部11bの下端部にはそれぞれ、内側にカール状に
折り曲げられた被係止部19が設けられ、この被係止部
19を前記吊子10の係止部18に係止させることによ
って、キャップ11を吊子10に被着できるようになっ
ている。
【0012】ここで、上記断熱屋根材2として用いられ
る断熱パネル1は、図4に示すように、軒棟方向に間隔
を隔てて段差部70が形成された段付きパネルで構成さ
れている。段差部70の数は特に限定されない。この実
施形態では、段差部70は、断熱パネル1の各山部5、
各平坦部6、接続片7及び被接続片8に亘って横一線上
に形成されており、この段差部70によって大型化され
る断熱パネル1に小割り感を持たせて外観を高めること
ができると同時に、パネル強度を高めることができる構
造となっている。図5は、断熱パネル1を屋根下地12
上に載置した場合を示している。
【0013】しかして、断熱パネル1を断熱屋根材2と
して用いる場合に、隣接する断熱屋根材2同士を接続す
るにあたっては、図1に示すように、一方の断熱屋根材
2の接続片7の先部7bの下面側に他方の断熱屋根材2
の支持片8の先部8bを挿入係止すると共に、接続部9
の上面側に断面略逆U字状の吊子10を載置し、その
後、吊子10の頂部10aに設けられた凹部13内から
ボルト(固定具)14を吊子10と接続部9と支持片8
とに打入し、さらに屋根下地12に打入する。その後、
吊子10の上方からキャップ11を被せて上から押さえ
付けると、キャップ11の被係止部19が吊子10の傾
斜部10bを滑りながら係止部18に係止されるように
なり、キャップ11を工具等を用いずに吊子10に対し
てワンタッチで装着できるようになる。
【0014】またこのとき、ボルト14の頭部14aは
吊子10の凹部13内に収納されるので、キャップ11
の頂部11aを平坦状に形成することが可能となり、キ
ャップ11によってボルト部分の防水性及び耐久性を向
上させながら、同時に外部からはボルト14の存在を意
識させないようにすることができ、屋根上面の外観を良
好に保てるようになる。しかもキャップ11の被係止部
19は折り曲げによって形成されているので、キャップ
11の構造がきわめて簡単になり、キャップ形成用の金
型の構造も簡略化できるようになる。
【0015】また、巾方向Aに隔設されている複数の山
部5(図2)をそれぞれ断面略逆U字状に形成したこと
により、山部5の下面側の凹所16によって屋根下地1
2との間で断熱用空間を形成できるようになり、また、
接続部9を構成する接続片7及び支持片8をそれぞれ断
面半山形状に形成したことにより、接続部9の下面側に
も屋根下地12との間で断熱用空間15を形成できるよ
うになる。これにより、接続部9を含む断熱屋根材2全
体の断熱効果を大幅に高めることができるものである。
さらに、キャップ11は吊子10の凹部13以外の部位
に面接触しているので、吊子10によりキャップ11を
安定して支持でき、キャップ11の支持強度が高められ
ると共に、吊子10をボルト14で屋根下地12に固定
する際に、ボルト14が接続片7と支持片8とに打入さ
れているので、接続片7と支持片8とが強固に接続され
ることとなり、そのうえ、軒棟方向Bに間隔を隔てて段
差部17(図4、図5)が形成された段付きパネルで構
成されていることとあいまって、断熱パネル1全体の強
度向上を図ることができる。
【0016】しかも、上記複数枚の断熱パネル1を工場
から現場に運搬するにあたっては、図2に示す断面半山
形状に形成された山部5同士を重ね、断面半山形状に形
成された接続片7同士及び支持片8同士をそれぞれ重ね
ることによって、複数枚の断熱パネル1を隙間なくコン
パクトに重ねることができると同時に断熱パネル1間に
滑りが生じるのを防止できるので、断熱パネル1の運搬
がきわめて容易となる。
【0017】なお、上記実施形態では、断熱パネル1の
軒棟方向Bに間隔を隔てて段差部70を形成した段付き
パネルを例示したが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、もちろん、フラットなパネルにも適用できるも
のである。また、上記本発明の断熱パネル1は、断熱屋
根材2として用いられる以外に、建物の外壁材としても
広く使用されるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明に係る断熱パネルは、表面の金属板と裏
面の金属板との間に断熱材が充填され、巾方向の複数箇
所に軒棟方向の全長に亘って延びる断面略逆U字状の山
部を隔設すると共に、巾方向の一側端部に、基部が外側
方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水平方向に突
出している接続片を設け、他側端部に接続片を支持する
と共に基部が外側方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先
部が水平方向に突出している支持片を設け、接続片と支
持片とからなる接続部の下面側に屋根下地との間で断熱
用空間を形成できるようにして成るから、断面略逆U字
状の山部の下面側に断熱用空間を形成できると共に、
部が外側方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水平
方向に突出している接続片及び支持片の下面側にも断熱
用空間を形成できるようになる。しかも、複数枚の断熱
パネルを運搬するときに、各山部同士、接続片同士及び
支持片同士を隙間なくコンパクトに且つ滑らないように
重ねることができる結果、断熱性と運搬性の両方に優れ
た断熱パネルを得ることができるものである。
【0019】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、山部、山部間の平坦部、接続片及び支
持片に軒棟方向に間隔を隔てて段差部を形成して成るか
ら、段差部によって大型化される断熱パネルに小割り感
を持たせて外観を高めることができると同時に、パネル
全体の強度を高めることができるものである。また請求
項3記載の発明は、表面の金属板と裏面の金属板との間
に断熱材が充填され、巾方向の複数箇所に軒棟方向の全
長に亘って延びる断面略逆U字状の山部を隔設すると共
に、巾方向の一側端部に、基部が外側方に向かって斜め
上方に傾斜し且つ先部が水平方向に突出している接続片
を設け、他側端部に接続片を支持すると共に基部が外側
方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水平方向に突
出している支持片を設け、接続片と支持片とからなる接
続部の下面側に屋根下地との間で断熱用空間を形成でき
るようにして構成される断熱パネルの接続構造であっ
て、隣接する断熱パネルの接続部において一方の断熱パ
ネルの接続片を他方の断熱パネルの支持片で支持すると
共に接続部の上面側に断面略逆U字状の吊子を載置し、
固定具が吊子に設けられた凹部内から接続片及び支持片
を介して下地材に打入されていると共に、接続部の上面
側に吊子及び固定具の頭部を覆う断面略逆U字状のキャ
ップが被着されて成るから、断面略逆U字状のキャップ
を被着して成るから、隣接する断熱パネル同士を接続す
るにあたって、固定具の頭部を吊子の凹部内に収納でき
るので、キャップの頂部を平坦状に形成することが可能
となり、固定具の存在を意識させるようなことがなくな
り、屋根材として用いたときには屋根上面の外観を良好
に保つことができる。また従来のような凸部をキャップ
の頂部から突設させる必要がないので、キャップの構造
及びその金型の構造の簡素化を図ることができると共
に、ボルトが接続片と支持片とに打入されているので、
接続片と支持片とを強固に接続でき、断熱パネル間の接
続強度をより高めることができる。さらに、断面略逆U
字状の山部の下面側に断熱用空間を形成できると共に、
基部が外側方に向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水
平方向に突出している接続片及び支持片の下面側にも断
熱用空間を形成でき、断熱効果を高めることができる。
そのうえ、隣接する断熱パネルの接続部に吊子を被せて
固定具で固定すると共にキャップを被嵌する構造を採用
したことで、屋根での施工の際、屋根の中央からでも、
端からでも、葺くことができるような割り付けをしてい
れば、複数箇所で同時施工ができるようになり、さらに
屋根改修の際にも部分的に葺き直しが可能となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、隣接する断熱
屋根材の接続部付近の断面図である。
【図2】同上の断熱屋根材の断面図である。
【図3】(a)は吊子の斜視図、(b)はキャップの一
部切欠斜視図である。
【図4】同上の断熱屋根材を構成する段付きパネルの斜
視図である。
【図5】同上の段付きパネルの施工状態の斜視図であ
る。
【図6】従来の断熱屋根材の斜視図である。
【図7】従来の隣接する断熱屋根材の接続部付近の断面
図である。
【符号の説明】
1 断熱パネル 2 断熱屋根材 3a,3b 金属板 4 断熱材 5 山部 A 巾方向 7 接続片 8 支持片 9 接続部 10 吊子 10a 頂部 11 キャップ 12 屋根下地 13 凹部 14 固定具 70 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−333847(JP,A) 特開 平5−33431(JP,A) 特開 平9−41581(JP,A) 実開 昭59−58133(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/35 E04D 3/362

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の金属板と裏面の金属板との間に断
    熱材が充填され、巾方向の複数箇所に軒棟方向の全長に
    亘って延びる断面略逆U字状の山部を隔設すると共に、
    巾方向の一側端部に、基部が外側方に向かって斜め上方
    に傾斜し且つ先部が水平方向に突出している接続片を設
    け、他側端部に接続片を支持すると共に基部が外側方に
    向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水平方向に突出し
    ている支持片を設け、接続片と支持片とからなる接続部
    の下面側に屋根下地との間で断熱用空間を形成できるよ
    うにして成ることを特徴とする断熱パネル。
  2. 【請求項2】 山部、山部間の平坦部、接続片及び支持
    片に軒棟方向に間隔を隔てて段差部を形成して成ること
    を特徴とする請求項1記載の断熱パネル。
  3. 【請求項3】 表面の金属板と裏面の金属板との間に断
    熱材が充填され、巾方向の複数箇所に軒棟方向の全長に
    亘って延びる断面略逆U字状の山部を隔設すると共に、
    巾方向の一側端部に、基部が外側方に向かって斜め上方
    に傾斜し且つ先部が水平方向に突出している接続片を設
    け、他側端部に接続片を支持すると共に基部が外側方に
    向かって斜め上方に傾斜し且つ先部が水平方向に突出し
    ている支持片を設け、接続片と支持片とからなる接続部
    の下面側に屋根下地との間で断熱用空間を形成できるよ
    うにして構成される断熱パネルの接続構造であって、隣
    接する断熱パネルの接続部において一方の断熱パネルの
    接続片を他方の断熱パネルの支持片で支持すると共に接
    続部の上面側に断面略逆U字状の吊子を載置し、固定具
    が吊子に設けられた凹部内から接続片及び支持片を介し
    て下地材に打入されていると共に、接続部の上面側に吊
    子及び固定具の頭部を覆う断面略逆U字状のキャップが
    被着されて成ることを特徴とする断熱パネルの接続構
    造。
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