JP3391890B2 - 画像偏向手段を有した光学系 - Google Patents

画像偏向手段を有した光学系

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JP3391890B2 JP13492894A JP13492894A JP3391890B2 JP 3391890 B2 JP3391890 B2 JP 3391890B2 JP 13492894 A JP13492894 A JP 13492894A JP 13492894 A JP13492894 A JP 13492894A JP 3391890 B2 JP3391890 B2 JP 3391890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像偏向手段を有した光
学系に関し、特にレンズ系中にプリズム頂角を可変とす
る可変頂角プリズムを設け、該可変頂角プリズムにより
画像を偏向させ振動等による画像のブレを補正した望遠
鏡や双眼鏡そして撮影系等に好適な画像偏向手段を有し
た光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】進行中の車上等から望遠鏡等の光学系に
より物体を観察すると、光学系に振動が伝わり画像にブ
レが生じてくる。従来より、この時の画像のブレを光学
系中に平行平面板や可変頂角プリズムを配置して補正し
た画像偏向手段を有した光学系が種々と提案されてい
る。
【0003】例えば可変頂角プリズムを利用して画像の
ブレを補正した光学系が特公昭56−21133号公報
で提案されている。同公報では2枚の平行平面ガラスの
間に液体や透明弾性体を封入し、2枚の平行平面板のな
す角度を可変として画像のブレを補正している。
【0004】この他、同公報では曲率を有する平凸レン
ズと平凹レンズを球面間で摺動させることにより、相対
する平面のなす角度を可変にして画像のブレを補正した
撮影系を提案している。
【0005】一般に画像のブレを補正するために可変頂
角プリズムをレンズ系の前方やレンズ系中に配置した場
合、可変頂角プリズムの頂角にある程度の角度がついて
くると、プリズムの色分散により画像の偏向と共に偏心
倍率色収差が発生してくる。
【0006】この時の偏心倍率色収差を可変頂角プリズ
ムの材質を適切に選択して良好に補正した光学系が、例
えば特開平1−178916号公報で提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に画像のブレを可
変頂角プリズムの頂角を変えて補正しようとすると、プ
リズム頂角の拡大と共に偏心倍率色収差が比例的に増大
し、画質が低下してくる。この時の偏心倍率色収差を可
変頂角プリズムを含む光学系でレンズ構成の簡素化を図
りつつ補正するのは大変難しく、どうしてもレンズ構成
が複雑化してくる傾向がある。
【0008】例えば1対の光学系を用いる双眼鏡では簡
易なレンズ構成を用いなければならないため、可変頂角
プリズムより成る画像偏向手段を適用し、画像のブレを
補正するときは偏心倍率色収差が大きな問題点になって
いる。
【0009】本発明は可変頂角プリズムより成る画像偏
向手段を用いて振動等による画像のブレを補正する際
に、該可変頂角プリズムより物体側に配置した正の屈折
力の第1レンズ群と像面側に配置した正立用プリズム、
そして正の屈折力の第2レンズ群のレンズ構成及び該可
変頂角プリズムの構成等の各要素を適切に設定すること
により、偏心倍率色収差の発生を少なくし、高い光学性
能を維持しつつ、画像のブレを補正することのできる画
像偏向手段を有した光学系の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像偏
向手段を有した光学系は、 正の屈折力の第1レンズ群、
画像偏向手段、正立用プリズム、そして正の屈折力の第
2レンズ群を有し、物体からの光束を第1レンズ群、
画像偏向手段、正立用プリズム、第2レンズ群を
介して所定面上に該物体の正立実像を形成する光学系で
あって、該画像偏向手段はプリズム頂角が可変の可変頂
角プリズムより成り、該光学系が振動したときの該所定
面上の画像のブレを、該可変頂角プリズムのプリズム頂
角を変化させて補正すると共に、該第1レンズ群は少な
くとも1つの正レンズと2つの負レンズLN11,LN
12とを有しており、該第2レンズ群は1つの正レンズ
LP2より成り、該可変頂角プリズムと正立用プリズム
の材質のアッベ数を各々ν VAP ,ν RP とするとき、 −20<ν VAP −ν RP <30 なる条件を満足することを特徴としている。 請求項2の
発明は、請求項1の発明において、 前記所定面上に形成
した正立画像を拡大する正の屈折力の第3レンズ群を設
けたことを特徴としている。
【0011】請求項3の発明の画像偏向手段を有した光
学系は、 正の屈折力の第1レンズ群、プリズム頂角が可
変の可変頂角プリズムより成る画像偏向手段、そして正
の屈折力の第2レンズ群を有し、物体からの光束を該第
1レンズ群、該画像偏向手段、該第2レンズ群を介して
所定面上に該物体の像を形成する光学系であって、該光
学系が振動したときの該所定面上の画像のブレを、該可
変頂角プリズムのプリズム頂角を変化させて補正すると
共に、該第1レンズ群は少なくとも1つの正レンズと2
つの負レンズLN11,LN12とを有しており、該第
2レンズ群は1つの正レンズLP2より成り、該可変頂
角プリズムと該正レンズLP2の材質のアッベ数を各々
ν VAP ,ν P2 とするとき、 −20<ν VAP −ν P2 <40 なる条件を満足することを特徴としている。 請求項4の
発明の画像偏向手段を有した光学系は、 正の屈折力の第
1レンズ群、プリズム頂角が可変の可変頂角プリズムよ
り成る画像偏向手段、そして正の屈折力の第2レンズ群
を有し、 物体からの光束を1レンズ群、該画像偏向
手段、該第2レンズ群を介して所定面上に該物体の正立
実像を形成する光学系であって、該光学系が振動したと
きの該所定面上の画像のブレを、該可変頂角プリズムの
プリズム頂角を変化させて補正すると共に、該第2レン
ズ群と全系の焦点距離を各々f P2 ,fとするとき、 0.3<f P2 /f<1.5 なる条件を満足することを特徴としている。 請求項5の
発明の画像偏向手段を有した光学系は、 正の屈折力の第
1レンズ群、プリズム頂角が可変の可変頂角プリズムよ
り成る画像偏向手段、そして正の屈折力の第2レンズ群
を有し、物体からの光束を該第1レンズ群、該画像偏向
手段、該第2レンズ群を介して所定面上に該物体の正立
実像を形成する光学系であって、該光学系が振動したと
きの該所定面上の画像のブレを、該可変頂角プリズムの
プリズム頂角を変化させて補正すると共に、該第1レン
ズ群の物体側のレンズ面から該可変頂角プリズムまでの
距離をDLa、全系の焦点距離をfとするとき、 0.1<DLa/f<0.7 なる条件を満足することを特徴としている。 請求項6の
発明の画像偏向手段を有した光学系は、 正の屈折力の第
1レンズ群、プリズム頂角が可変の可変頂角プリズムよ
り成る画像偏向手段、そして正の屈折力の第2レンズ群
を有し、物体からの光束を該第1レンズ群、該画像偏向
手段、該第2レンズ群を介して所定面上に該物体の像を
形成する光学系であって、該光学系が振動したときの該
所定面上の画像のブレを、該可変頂角プリズムのプリズ
ム頂角を変化させて補正すると共に、該第1レンズ群は
少なくとも1つの正レンズと2つの負レンズLN11,
LN12とを有しており、該第2レンズ群は1つの正レ
ンズLP2より成り、該第1レンズ群中の正レンズの材
質のアッベ数の平均値をν P1,P 、該正レンズLP2の材
質のアッベ数をν P2 とするとき、 −10<ν P1,P −ν P2 <50 なる条件を満足することを特徴としている。
【0012】請求項7の発明は、請求項3乃至6のいず
れか1項の発明において、 前記所定面上に形成した画像
を拡大する正の屈折力の第3レンズ群を設けたことを特
徴としている。
【0013】
【0014】
【実施例】図1〜図4は本発明の実施例1〜4の光学系
の概略図、図5〜図8は本発明の数値実施例1〜4のレ
ンズ断面図、図9〜図16は本発明の数値実施例1〜4
の諸収差図である。
【0015】図1〜8においてLXは画像偏向手段を有
した光学系である。L1は正の屈折力の第1レンズ群、
VAPはプリズム頂角が可変の可変頂角プリズムで画像
偏向手段の一部を構成している。RPは正立用プリズム
であり、例えばポロプリズムより成っている。同図では
光路を展開したガラスブロックとして示している。L2
は正の屈折力の第2レンズ群である。IPは結像面であ
り、光学系LXによる正立実像の空中像が形成してい
る。尚、光学系LXとして正立用プリズムRPを用いな
いときは結像面IPには倒立実像の空中像が形成する。
【0016】L3は正の屈折力の第3レンズ群であり、
結像面IPに形成した像(空中像)を拡大して、観察又
は感光面上に再結像している。
【0017】図2は本実施例における画像偏向手段を有
した光学系LXの結像面IP側に正の屈折力の第3レン
ズ群を設けて、双眼鏡等のアフォーカル系として用いた
場合を示している。
【0018】図3は本実施例における画像偏向手段を有
した光学系LXを写真用レンズ等の撮影系として用いた
場合を示している。この場合、正立用プリズムRPは不
要であり、また結像面IPはフィルム面等の感光面とな
る。
【0019】図4は本実施例における画像偏向手段を有
した光学系LXの結像面IP側に正の屈折力の第3レン
ズ群を設けて、天体望遠鏡等のアフォーカル系として用
いたときを示している。天体望遠鏡では上下左右が逆像
でもいいために正立用プリズムを省略している。
【0020】本実施例では可変頂角プリズムVAPのプ
リズム頂角を変化させることにより、光学系LXが振動
したときに生じる画像ブレを補正している。可変頂角プ
リズムVAPとしては2枚の硝子板の間に透明なシリコ
ンゴムを封入して構成し、その頂角をアクチュエーター
で駆動して変化させ、通過光束を偏向させることにより
画像ブレを補正している。
【0021】第1レンズ群L1は物体側より順に2つの
正レンズLP11,LP12と2つの負レンズLN1
1,LN12より構成し、第2レンズ群L2は1つの正
レンズLP2より構成している。そして負レンズLN1
2を光軸上移動させてフォーカスを行なっている。
【0022】本実施例では以上のように各要素を設定す
ることにより、特に可変頂角プリズムの物体側と像面側
に各々正の屈折力のレンズ群を配置することにより可変
頂角プリズムVAPのプリズム頂角を変えて画像ブレを
補正したときに発生する偏心倍率色収差を少なくし、良
好なる光学性能を維持している。
【0023】尚本発明において更に可変頂角プリズムの
プリズム頂角を変えて画像ブレを補正するとき、偏心倍
率色収差の発生量を少なくし、画面全体の光学性能を良
好に維持するためには次の諸条件のうち少なくとも1つ
を満足させるのが良い。
【0024】(2−1)前記可変頂角プリズムと正立用
プリズムの材質のアッベ数を各々νVAP ,νRPとしたと
き −20<νVAP −νRP<30 ‥‥‥(1) なる条件を満足することである。
【0025】条件式(1)は可変頂角プリズムの材質の
アッベ数と、正立用プリズムの材質のアッベ数の差につ
いて限定したものである。条件式(1)の下限値を越え
ると偏心倍率色収差がアンダーとなり、また条件式
(1)の上限値を越えると偏心倍率色収差がオーバーに
なると共に、正立用プリズムのアッベ数が小さくなるの
でプリズムの透過率が低下してくるので良くない。
【0026】尚本発明においてさらに好ましくは条件式
(1)は −15<νVAP −νRP<25 ‥‥‥(1a) の如く設定するのが良い。
【0027】(2−2)前記可変頂角プリズムと前記正
レンズLP2の材質のアッベ数を各々νVAP ,νP2とし
たとき −20<νVAP −νP2<40 ‥‥‥(2) なる条件を満足することである。
【0028】条件式(2)は可変頂角プリズムの材質の
アッベ数と、第2レンズ群の正レンズLP2の材質のア
ッベ数の差を限定したものである。条件式(2)の下限
値を越えると偏心倍率色収差がアンダーとなり、また条
件式(2)の上限値を越えると偏心倍率色収差が逆にオ
ーバーとなり良くない。
【0029】尚本発明においてさらに好ましくは条件式
(2)は −15<νVAP −νP2<30 ‥‥‥(2a) の如く設定するのが良い。
【0030】(2−3)前記第2レンズ群と全系の焦点
距離を各々fP2 ,fとしたとき 0.3<fP2/f<1.5 ‥‥‥(3) なる条件を満足することである。
【0031】条件式(3)は第2レンズ群の焦点距離
と、全系の焦点距離の比について限定したものである。
条件式(3)の下限値を越えると偏心倍率色収差がオー
バーとなり、また条件式(3)の上限値を越えると偏心
倍率色収差がアンダーとなると共に可変頂角プリズムの
有効径が増大してくるので良くない。
【0032】尚本発明においてさらに好ましくは条件式
(3)は 0.4<fP2/f<1.2 ‥‥‥(3a) の如く設定するのが良い。
【0033】(2−4)前記第1レンズ群の物体側のレ
ンズ面から前記可変頂角プリズムまでの距離をDLa、
全系の焦点距離をfとしたとき、 0.1<DLa/f<0.7 ‥‥‥(4) なる条件を満足することである。
【0034】条件式(4)は第1レンズ群の物体側のレ
ンズ面頂点から可変頂角プリズムの物体側の面までの間
隔と、全系の焦点距離の比について限定したものであ
る。条件式(4)の下限値を越えると倍率色収差がオー
バーになるか、偏心倍率色収差がアンダーとなり、また
条件式(4)の上限値を越えると可変頂角プリズムが像
に近くなりすぎるため画像偏向効果が減少するため良く
ない。
【0035】尚本発明においてさらに好ましくは条件式
(4)は 0.13<DLa/f<0.45 ‥‥‥(4a) の如く設定するのが良い。
【0036】(2−5)前記第1レンズ群中の正レンズ
の材質のアッベ数の平均値をνP1,P、前記正レンズLP
2の材質のアッベ数をνP2としたとき −10<νP1,P−νP2<50 ‥‥‥(5) なる条件を満足することである。
【0037】条件式(5)は第1レンズ群中の正レンズ
の材質のアッベ数の平均値と、第2レンズ群の正レンズ
LP2の材質のアッベ数の差を限定したものである。条
件式(5)の下限値を越えると倍率色収差がアンダーと
なり、また条件式(2)の上限値を越えると可変頂角プ
リズムの角度が0度のときの倍率色収差がオーバーとな
り良くない。
【0038】尚本発明においてさらに好ましくは条件式
(5)は 0<νP1,P−νP2<40 ‥‥‥(5a) の如く設定するのが良い。
【0039】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。数値実施例
1,2,3においてR9〜R12までは可変頂角プリズ
ムの面を示し、R13,R14は正立用プリズムの面を
示している。
【0040】又数値実施例4においてR9からR12ま
では可変頂角プリズムの面を示している。又前述の各条
件式と数値実施例における諸数値との関係を表−1に示
す。
【0041】〈数値実施例1〉 F= 249.9 fno= 1:5 2ω= 6.4° R 1= 95.30 D 1= 5.20 N 1=1.51633 ν
1= 64.2 R 2= 2673.19 D 2= 0.40 R 3= 124.79 D 3= 6.00 N 2=1.49700 ν
2= 81.6 R 4= -186.65 D 4= 10.00 R 5= -130.10 D 5= 2.60 N 3=1.60311 ν
3= 60.7 R 6=-1762.81 D 6= 11.35 R 7= -902.55 D 7= 2.00 N 4=1.64769 ν
4= 33.8 R 8= 108.72 D 8= 44.40 R 9= ∞ D 9= 1.60 N 5=1.51633 ν
5= 64.2 R10= ∞ D10= 3.30 N 6=1.41650 ν
6= 52.2 R11= ∞ D11= 1.60 N 7=1.51633 ν
7= 64.2 R12= ∞ D12= 20.00 R13= ∞ D13=120.00 N 8=1.56883 ν
8= 56.3 R14= ∞ D14= 40.25 R15= 27.16 D15= 6.00 N 9=1.62299 ν
9= 58.2 R16= 30.90 〈数値実施例2〉 F= 248.9 fno= 1:5 2ω= 6.4° R 1= 103.91 D 1= 5.09 N 1=1.62299 ν
1= 58.2 R 2=-4803.53 D 2= 0.19 R 3= 54.77 D 3= 8.51 N 2=1.49700 ν
2= 81.6 R 4= -514.24 D 4= 9.38 R 5= -215.30 D 5= 2.10 N 3=1.51742 ν
3= 52.4 R 6= 96.44 D 6= 7.98 R 7= 228.79 D 7= 1.80 N 4=1.64769 ν
4= 33.8 R 8= 47.07 D 8= 21.21 R 9= ∞ D 9= 1.60 N 5=1.51633 ν
5= 64.2 R10= ∞ D10= 3.30 N 6=1.41650 ν
6= 52.2 R11= ∞ D11= 1.60 N 7=1.51633 ν
7= 64.2 R12= ∞ D12= 20.00 R13= ∞ D13=122.00 N 8=1.56883 ν
8= 56.3 R14= ∞ D14= 38.37 R15= 70.38 D15= 4.00 N 9=1.70154 ν
9= 41.2 R16= 240.70 〈数値実施例3〉 F= 249.2 fno= 1:5 2ω= 6.4° R 1= 93.19 D 1= 6.87 N 1=1.62299 ν
1= 58.2 R 2= -559.73 D 2= 8.18 R 3= 73.06 D 3= 4.93 N 2=1.51633 ν
2= 64.2 R 4= 295.07 D 4= 2.20 R 5=-1293.45 D 5= 2.10 N 3=1.60311 ν
3= 60.7 R 6= 164.46 D 6= 22.44 R 7= 182.35 D 7= 1.80 N 4=1.80518 ν
4= 25.4 R 8= 52.71 D 8= 7.46 R 9= ∞ D 9= 1.60 N 5=1.51633 ν
5= 64.2 R10= ∞ D10= 3.30 N 6=1.41650 ν
6= 52.2 R11= ∞ D11= 1.60 N 7=1.51633 ν 7=
64.2 R12= ∞ D12= 20.00 R13= ∞ D13=122.00 N 8=1.56883 ν 8=
56.3 R14= ∞ D14= 38.12 R15= 121.71 D15= 4.00 N 9=1.62004 ν 9=
36.3 R16= -393.65 〈数値実施例4〉 f= 248.8 fno= 1:5 2ω= 6.4° R 1= 95.94 D 1= 6.96 N 1=1.62299
ν 1= 58.2 R 2=-560.42 D 2= 12.96 R 3= 67.44(絞り) D 3= 4.79 N 2=1.51633
ν 2= 64.2 R 4= 233.19 D 4= 2.84 R 5=4196.59 D 5= 2.10 N 3=1.60311
ν 3= 60.7 R 6= 161.94 D 6= 17.78 R 7= 402.54 D 7= 1.80 N 4=1.80518
ν 4= 25.4 R 8= 59.27 D 8= 7.45 R 9= ∞ D 9= 1.60 N 6=1.51633
ν 6= 64.2 R10= ∞ D10= 3.30 N 6=1.41650
ν 6= 52.2 R11= ∞ D11= 1.60 N 6=1.51633
ν 6= 64.2 R12= ∞ D12=137.59 R13= 85.50 D13= 4.00 N 7=1.69895
ν 7= 30.1 R14= 521.70
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、可変頂角
プリズムより成る画像偏向手段を用いて振動等による画
像のブレを補正する際に、該可変頂角プリズムより物体
側に配置した第1レンズ群と像面側に配置した第2レン
ズ群のレンズ構成及び該可変頂角プリズムの構成を適切
に設定することにより、偏心倍率色収差の発生を少なく
し、高い光学性能を維持しつつ、画像のブレを補正する
ことのできる画像偏向手段を有した光学系を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の光学系の概略図
【図2】 本発明の実施例2の光学系の概略図
【図3】 本発明の実施例3の光学系の概略図
【図4】 本発明の実施例4の光学系の概略図
【図5】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図6】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図7】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図9】 本発明の数値実施例1の収差図
【図10】 本発明の数値実施例1の可変頂角プリズム
のプリズム頂角が0°と1°のときの収差図
【図11】 本発明の数値実施例2の収差図
【図12】 本発明の数値実施例2の可変頂角プリズム
のプリズム頂角が0°と1°のときの収差図
【図13】 本発明の数値実施例3の収差図
【図14】 本発明の数値実施例3の可変頂角プリズム
のプリズム頂角が0°と1°のときの収差図
【図15】 本発明の数値実施例4の収差図
【図16】 本発明の数値実施例4の可変頂角プリズム
のプリズム頂角が0°と1°のときの収差図
【符号の説明】
LX 画像偏向手段を有した光学系 L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群 VAP 可変頂角プリズム RP 正立用プリズム IP 結像面 d d線 F F線 C C線 S サジタル像面 M メリディオナル像面

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の屈折力の第1レンズ群、画像偏向手
    段、正立用プリズム、そして正の屈折力の第2レンズ群
    を有し、物体からの光束を第1レンズ群、画像偏向
    手段、正立用プリズム、第2レンズ群を介して所定
    面上に該物体の正立実像を形成する光学系であって、該
    画像偏向手段はプリズム頂角が可変の可変頂角プリズム
    より成り、該光学系が振動したときの該所定面上の画像
    のブレを、該可変頂角プリズムのプリズム頂角を変化さ
    せて補正すると共に、該第1レンズ群は少なくとも1つ
    の正レンズと2つの負レンズLN11,LN12とを有
    しており、該第2レンズ群は1つの正レンズLP2より
    成り、該可変頂角プリズムと正立用プリズムの材質のア
    ッベ数を各々ν VAP ,ν RP とするとき、 −20<ν VAP −ν RP <30 なる条件を満足する ことを特徴とする画像偏向手段を有
    した光学系。
  2. 【請求項2】 前記所定面上に形成した正立画像を拡大
    する正の屈折力の第3レンズ群を設けたことを特徴とす
    請求項1の画像偏向手段を有した光学系。
  3. 【請求項3】 正の屈折力の第1レンズ群、プリズム頂
    角が可変の可変頂角プリズムより成る画像偏向手段、そ
    して正の屈折力の第2レンズ群を有し、物体からの光束
    第1レンズ群、画像偏向手段、第2レンズ群
    介して所定面上に該物体の像を形成する光学系であっ
    、該光学系が振動したときの該所定面上の画像のブレ
    を、該可変頂角プリズムのプリズム頂角を変化させて補
    すると共に、該第1レンズ群は少なくとも1つの正レ
    ンズと2つの負レンズLN11,LN12とを有してお
    り、該第2レンズ群は1つの正レンズLP2より成り、
    該可変頂角プリズムと該正レンズLP2の材質のアッベ
    数を各々ν VAP ,ν P2 とするとき、 −20<ν VAP −ν P2 <40 なる条件を満足する ことを特徴とする画像偏向手段を有
    した光学系。
  4. 【請求項4】 正の屈折力の第1レンズ群、プリズム頂
    角が可変の可変頂角プリズムより成る画像偏向手段、そ
    して正の屈折力の第2レンズ群を有し、物体からの光束
    第1レンズ群、画像偏向手段、第2レンズ群
    介して所定面上に該物体の正立実像を形成する光学系で
    あって、該光学系が振動したときの該所定面上の画像の
    ブレを、該可変頂角プリズムのプリズム頂角を変化させ
    て補正すると共に、該第2レンズ群と全系の焦点距離を
    各々f P2 ,fとするとき、 0.3<f P2 /f<1.5 なる条件を満足する ことを特徴とする画像偏向手段を有
    した光学系。
  5. 【請求項5】 正の屈折力の第1レンズ群、プリズム頂
    角が可変の可変頂角プリズムより成る画像偏向手段、そ
    して正の屈折力の第2レンズ群を有し、物体からの光束
    第1レンズ群、画像偏向手段、第2レンズ群
    介して所定面上に該物体の正立実像を形成する光学系で
    あって、該光学系が振動したときの該所定面上の画像の
    ブレを、該可変頂角プリズムのプリズム頂角を変化させ
    て補正すると共に、該第1レンズ群の物体側のレンズ面
    から該可変頂角プリズムまでの距離をDLa、全系の焦
    点距離をfとするとき、 0.1<DLa/f<0.7 なる条件を満足する ことを特徴とする画像偏向手段を有
    した光学系。
  6. 【請求項6】 正の屈折力の第1レンズ群、プリズム頂
    角が可変の可変頂角プリズムより成る画像偏向手段、そ
    して正の屈折力の第2レンズ群を有し、物体からの光束
    第1レンズ群、画像偏向手段、第2レンズ群
    介して所定面上に該物体の像を形成する光学系であっ
    、該光学系が振動したときの該所定面上の画像のブレ
    を、該可変頂角プリズムのプリズム頂角を変化させて補
    すると共に、該第1レンズ群は少なくとも1つの正レ
    ンズと2つの負レンズLN11,LN12とを有してお
    り、該第2レンズ群は1つの正レンズLP2より成り、
    該第1レンズ群中の正レンズの材質のアッベ数の平均値
    をν P1,P 、該正レンズLP2の材質のアッベ数をν P2
    するとき、 −10<ν P1,P −ν P2 <50 なる条件を満足する ことを特徴とする画像偏向手段を有
    した光学系。
  7. 【請求項7】 前記所定面上に形成した画像を拡大する
    正の屈折力の第3レンズ群を設けたことを特徴とする
    求項3乃至6のいずれか1項の画像偏向手段を有した光
    学系。
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