JP3391730B2 - パイプ支持バンド - Google Patents

パイプ支持バンド

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JP3391730B2 JP12509099A JP12509099A JP3391730B2 JP 3391730 B2 JP3391730 B2 JP 3391730B2 JP 12509099 A JP12509099 A JP 12509099A JP 12509099 A JP12509099 A JP 12509099A JP 3391730 B2 JP3391730 B2 JP 3391730B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁面又は
床面等に沿って配されるパイプを抱持支承するパイプ支
持バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】パイプを抱持する2つ割バンド本体の一
対の取付片部に、足部材を挟み込んでボルト、ナットで
両者を固着するパイプ支持バンドは公知であり、図6
は、特開平10−78169号公報に開示されたパイプ
支持バンドの要部を示した側断面図である。
【0003】このパイプ支持バンド100は、パイプP
を抱持する2つ割バンド本体101の一対の取付片部1
02、102で吊ボルト109によって吊下げ支持され
た足部材103を挟み込んで、ボルト104及びナット
105で両者を締結し、上記足部材103の基端を天井
壁等に固定する吊下げ型のものであり、上記ボルト10
4の基端にネジ山106よりも径小な無ネジ部107を
形成し、上記足部材103の貫通孔108にはネジ孔を
形成して上記ボルト104の無ネジ部107を回動自在
に固着している。
【0004】そのため、パイプ支持バンド100の取り
付け作業時には、上記ボルト104が予め取り付けられ
ているので、ボルト104を挿通する手間が無くなり、
ボルト104の落下による事故を防止し、迅速な作業を
行うことができるものである。
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなパ
イプ支持バンドでは、ボルトを一方の取付片部に回動自
在に固着しているものの、これに螺合させるナットにつ
いては、何らの工夫もされておらず、螺合作業中は、ナ
ットを手で保持していなければならず、そのため、作業
中、ナットを誤って落下させてしまうおそれがあった。
【0005】また、ボルトを一方の取付片部に回動自在
に固着させた従来のパイプ支持バンドは、天井などから
の吊下ボルトなどで吊下げられた足部材を一対の取付片
部で挟み固定する、いわゆる吊り下げ型のパイプ支持バ
ンドに関して提案されたものであるために、そのような
構造のものを、そのまま建物の側壁に取付けるためのパ
イプ支持バンドとして用いれば、2つ割バンド本体の1
組の取付片部が、パイプの重量のために足部材に対し
て、ボルトを中心にして回動し傾くなどの不具合があ
り、使用することはできなかった。
【0006】本発明は、かかる課題を解決することを目
的とし、ボルト及びナットの何れについても、落下を防
止することができるうえ、迅速かつ確実に取付けできる
パイプ支持バンドを提供する。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るパイプ支持バンドは、パイプを抱持
する2つ割バンド本体の一対の取付片部で足部材を挟み
込み、少なくとも1組以上のボルト、ナットで両者を固
着するパイプ支持バンドにおいて、上記一対の取付片部
の一方には上記ボルトを回動自在に固着するとともに、
他方の取付片部の外面には、上記ナットを回動自在に固
着し、更に、上記一対の取付片部のそれぞれには、上記
ボルト、ナットの近傍に、係止爪と、この係止爪を嵌入
させて係止させる係止孔を形成した構造としている。
【0007】請求項2に係るパイプ支持バンドは、パイ
プを抱持する2つ割バンド本体の一対の取付片部で足部
材を挟み込み、1組のボルト、ナットで両者を固着する
パイプ支持バンドにおいて、上記ボルトは、ネジ山の基
端にネジ山外径よりも小さい無ネジ部を形成しており、
このボルトは、上記一対の取付片部の一方に形成された
ネジ孔に螺入させた後、その無ネジ部をネジ孔に嵌挿さ
せてあり、且つ上記ナットは上記一対の取付片部の他方
に回転自在に固着した構造としている。請求項3に係る
パイプ支持バンドは、請求項1において、上記ボルト
は、ネジ山の基端にネジ山外径よりも小さい無ネジ部を
形成しており、このボルトは、上記一対の取付片部の一
方に形成された貫通孔に挿通され、上記無ネジ部を貫通
孔に位置付けた後、その貫通孔をカシメて縮径させるこ
とによって脱落不能に、かつ回動自在に貫通孔に嵌挿さ
せている。請求項4に係るパイプ支持バンドは、請求項
1〜3の何れかにおいて、上記ボルトは、ネジ山の先端
に、このネジ山の外径よりも小さい径のガイドピンを突
設しているパイプ支持バンド。この請求項4では、上記
ガイドピンを突設しているので、このガイドピンがナッ
トのネジ溝に対して容易に挿入でき、そのため、ボルト
のネジ山先端をナットのネジ溝に誘導し、スムーズ且つ
素早く噛合させることができる。
【0008】請求項5に係るパイプ支持バンドは、請求
項1〜4の何れかにおいて、上記ナットは、上記取付片
部の内面側に向けて拡開した誘導脚部を形成し、この誘
導脚部によって回動自在に固着している。
【0009】この請求項5では、上記ガイドピンに代え
て、ナットに上記誘導脚部を形成し、請求項4と同様に
ボルト、ナットの噛合をスムーズ且つ素早く行うか、或
いは上記ガイドピンに加えて上記誘導脚部を形成し、請
求項4よりも確実にボルト、ナットの噛合をスムーズ且
つ素早く行うものである。
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパイプ支持バ
ンドAを図面に基づき説明する。
【0010】図1は、本発明に係るパイプ支持バンドA
の一実施例を示す分解斜視図、図2は、一対の取付片部
11、12を横断した要部拡大断面図である。
【0011】このパイプ支持バンドAは、ヒンジ3を介
して開閉する2つ割バンド本体1の一対の取付片部1
1、12で、図中想像線で示すパイプPを抱持し、その
間に壁等に固定した足部材2の足本体21を挟み込み、
ボルト5、ナット4で両者を固着するようになってい
る。
【0012】本発明は、このような基本構造において一
対の取付片部11、12のうち、何れか一方の取付片部
11にはボルト5を回動自在に固着するとともに、他方
の取付片部12の外面13にはナット4を回動自在に固
着していることに特徴がある。
【0013】以下、各部材について詳説すると、2つ割
バンド本体1は、パイプPを抱持する半円状の板状のバ
ンド部10の前端にヒンジ3を設け、該バンド部10、
10を開閉可能とし、これらバンド部10、10の各々
の後端には一対の取付片部11、12を後方に延設して
いる。一方の取付片部11の中央には、ボルト5のネジ
山51が貫通する外径の貫通孔11aを形成し、その両
側には、内側に向けて切起し形成した一対の係止爪11
bを形成しており、他方の取付片部11の中央には、ナ
ット4を回転自在に取着し、その両側には、一対の係止
爪11bに対応させた係止孔12bを形成している。
【0014】ここに、係止爪11bと係止孔12bは、
中央に設けたボルト5、ナット4で一対の取付片部1
1,12を締結した際に、双方を係合させて、一対の取
付片部11,12の振れを防止する作用があり、ボル
ト、ナットの組み合わせに代えて使用される。
【0015】このような係止爪11bと係止孔12b
は、ボルト5、ナット4の1組の組み合わせに対して、
少なくとも1つあればよい。上記ボルト5は、ネジ山5
1の基端にネジ山51外径よりも小さい無ネジ部53を
形成するとともに、ネジ山51の先端にネジ山51の外
径以下のガイドピン52を前方に突設している。このよ
うなガイドピン52を形成することで、上記ナット4の
ネジ溝41にガイドピン52を挿入するだけで、ボルト
5のネジ山51先端をナット4のネジ溝41に誘導して
螺合位置に整合でき、ボルト5のナット4への挿入角度
が多少ずれていても螺合作業をスムーズに行うことがで
きる。
【0016】このボルト5は、上記一方の取付片部11
に形成した貫通孔11aに挿通して、上記無ネジ部53
を貫通孔11aに位置付けた後、その貫通孔11aの口
縁部分をプレスなどで縮径させることで、上記無ネジ部
53を抜けないようにして、上記ボルト5を回動自在に
取付けている。なお、図示はされていないが、上記ボル
ト5のボルト頭部54には、ドライバーなどの回転治具
(不図示)を嵌合させるプラス文字又はマイナス文字の
凹所54aを形成すれば、このような回転治具(不図
示)により上記ボルト5を回動または停止させることが
できる。他方の取付片部12の外面13には、上記ナッ
ト4を回動自在に固着する。この固着手段には、種々の
方法が考えられるが、上記ナット4が回動できるもので
あれば特に限定されるものではない。また、ナット4
は、取付片部12の内面14側に向けてラッパ状に拡開
した誘導脚部42を有している。この誘導脚部42は、
図2に示すように、ナット4のネジ溝41の一端から直
状に延出させた筒体42aをラッパ状に拡開させて形成
したナット取付孔12aの内面にカシメて回転自在に取
付けられている。このナット取付孔12aの小径側は、
上記ナット4のネジ溝41の口径よりも僅かに大きく形
成されている。このようにカシメて成形すれば、上記筒
体42aもナット取付孔12aと同様にナット4のネジ
溝41に向けて狭いラッパ状に形成されるので、ボルト
5のネジ山51の先端が案内されてナット4のネジ溝4
1との噛合をスムーズに行うことができる。
【0017】図3は、本発明に係るパイプ支持バンドA
の他の実施例を示す分解斜視図、図4は、図3における
一対の取付片部11、12を横断した要部拡大断面図で
ある。この実施例のパイプ支持バンドAは、上記貫通孔
11aに代えて、上記ボルト5のネジ山51に螺合する
ネジ孔11a’をタップなどで形成したものである。こ
のようなネジ孔11a’を形成した場合には、このネジ
孔11a’に上記無ネジ部53をネジ孔11a’に嵌挿
されるまで、ボルト5を螺入させれば、この無ネジ部5
3が抜けないようにして上記ボルト5を回動自在にネジ
孔11a’に固着することが出来る。
【0018】本実施例のように、ネジ孔11a’にボル
ト5を嵌挿したものでは、上述のような貫通孔11aを
縮径させるものに比べて製造上複雑になるが、上記ボル
ト5を逆転させればネジ孔11a’から取り外すことが
可能である。
【0019】図5(a)、(b)は、取付片部を足部材
に固定するためのボルトとナットより成る締結手段の変
形例を示している。図5(a)のものは、一方の取付片
部11に形成した貫通孔11aには、ガイドピンを設け
ていないボルト5の基端部に形成した無ネジ部53を挿
着させている。
【0020】すなわち、このボルト5は、その無ネジ部
53が貫通孔11aに至るまで、貫通孔11aに挿入さ
れ、その状態で貫通孔11aを縮径させることによっ
て、取付片部11から脱落不能かつ回転自在に取付けら
れており、他方の取付片部12に形成された前述したラ
ッパ状のナット取付孔12aには、ナット4より直状に
延設させた筒体42aが嵌込まれ、誘導脚部としてラッ
パ状に拡開させ、カシメられて回転自在に取付けられて
いる。
【0021】また、図5(b)のものは、先端にガイド
ピン52を設け、基端部に無ネジ部53を形成したボル
ト5を、その無ネジ部53が一方の取付片部11に形成
したネジ孔11a′に嵌め込まれるまでネジ孔11a′
に螺入させて、取付片部11に脱落不能かつ回転自在に
取付けており、他方の取付片部12に形成したナット取
付孔12cには、上記ボルト外径よりも径大であって、
ナット4のネジ溝41から直状に延設した筒体43aを
回転自在に取付けている。この筒体43aは、上記ネジ
孔11a’を貫通し、このネジ孔11a’口縁でカシメ
止めることによって、ナット4を取付片部12に回転自
在に取付けている。また、いずれの例も、ボルト5、ナ
ット4の両側には、一対の係止爪11bと係止孔12b
とを対設することによって、構造を簡易化して、一対の
取付片部11、12で足部材2を挟み込んで取付けた場
合にも振れが防止出来る。
【0022】図5(a)に示した態様のものでは、ナッ
ト4のネジ溝41の入口には、ラッパ状に拡開する誘導
脚部42が設けられているため、ガイドピンのないボル
ト5であっても、ボルト5のナット4への挿入がスムー
ズに行われ、図5(b)に示した態様のものでは、ボル
ト5の先端にはガイドピン52を設けているので、ナッ
ト4のネジ溝41の入口には、ラッパ状に拡開する誘導
脚部42を設けていなくても、ボルト5のナット4への
挿入をスムーズに出来る。
【0023】次いで、パイプ支持バンドAの取付作業の
要領を図1、図2を参照して説明する。先ず、足部材2
の基端を壁等に固定し、足本体21を前方に突出させ
る。次に、2つ割バンド本体1を開いて両バンド部1
0、10でパイプPを抱持し、これを閉じる際に、一対
の取付片部11、12で足本体21を挟み込み、双方の
取付片部11,12に対応して設けた、一対の係止爪1
1bが対応した係止孔12bに嵌合されるようにして一
方の取付片部11の貫通孔11aに回転自在に取付けた
ボルト5を、他方の取付片部12に回動自在に取付けた
ナット4のネジ溝41に螺合させ、締結させる。なお、
足本体21には長孔21aが形成されているので、ボル
ト5をナット4に完全に螺合させ、固定するまでの間
は、足本体21は、一対の取付片部11、12に挟まれ
た状態でスライドでき、その突出量が調節できる。
【0024】この実施例の場合、それぞれのボルト5の
先端にはネジ山51よりも十分に小径に形成されたガイ
ドピン52を突設しているため、ボルト5のナット4へ
の侵入角度が多少ズレていても、ボルト5は正しく、ナ
ット4のネジ溝41内にスムーズに導かれる。
【0025】実際の螺合作業においては、貫通孔11a
に挿通されているボルト5のガイドピン52が、ナット
4のネジ溝41に挿入され、ガイドピン52の基端、つ
まりボルト5のネジ山51の先端が、ナット4のネジ溝
41の口縁に当たると、ボルト5の挿通が一旦阻止され
るので、この状態で、ナット4をスパナ等の治具で固定
させ、ボルト5のボルト頭部54を指で回転させて、ボ
ルト5の先端をナット4のネジ溝41に正しく噛合させ
てから、スパナやドライバーなどの回転治具(不図示)
で、ボルト5を回転させるか、或いは逆に、ボルト5を
スパナ等の治具で固定して、ナット4をスパナなどの回
転治具(不図示)で回転させて締結する。ボルト、ナッ
トの何れを回転させて締結するかは、作業者が適宜選択
できるので、作業場所の制限を受けることなく作業場所
に応じて最適な締結を選択することができる。また、作
業場所に制限がなければ、ボルト5とナット4を相互に
逆方向に回転させて締結でき、より一層短時間で締結作
業を行うこともできる。
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0026】請求項1、3に係るパイプ支持バンドによ
れば、少なくとも1組以上のボルト及びナットが予め一
対の取付片部の各々に回動自在に固着されている。
【0027】そのため、その作業中にボルトやナットが
落下したり紛失するなどの事故を未然に防止できる。
【0028】また、ボルト又はナットの何れの側からで
もその締め付け作業が出来るので、作業場所に制限を受
けることがない。
【0029】さらに、係止爪が係止孔に嵌入されるの
で、取付片部の振れを防止する効果が有る。
【0030】請求項2に係るパイプ支持バンドによれ
ば、ボルトの無ネジ部をネジ孔に嵌挿してあるため、そ
の取り外しも可能であり、そのため施工現場状況に応じ
て予めボルトを取付片部にセッティングするか否かを選
択する事ができる。請求項4に係るパイプ支持バンドに
よれば、ガイドピンを形成しているので、ボルトの挿入
角度が多少ずれていてもボルトのネジ山先端をナットの
ネジ溝に誘導し、スムーズ且つ素早く螺合することがで
きる。
【0031】請求項5に係るパイプ支持バンドによれ
ば、ボルト先端に上記ガイドピンを設けなくても、ナッ
トにラッパ状の誘導脚部を有しているので、ボルトのネ
ジ山先端をナットのネジ溝にスムーズに誘導して素早く
螺合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパイプ支持バンドの一実施例を
示す分解斜視図
【図2】 一対の取付片部を横断した要部拡大断面図で
ある。
【図3】 本発明に係るパイプ支持バンドの他の実施例
を示す分解斜視図
【図4】 図3における一対の取付片部を横断した要部
拡大断面図
【図5】(a)、(b)は、ボルト、ナットによる締結
手段の変形例を示す要部断面図
【図6】従来のパイプ支持バンドの要部を示した側断面
【符号の説明】
A パイプ支持バンド P パイプ 1 2つ割バンド本体 2 足部材 3 ヒンジ 4 ナット 5 ボルト 10 バンド部 11 一方の取付片部 11a貫通孔 11a’ネジ孔 11b係止爪 12 他方の取付片部 12a、12cナット取付孔 12b係止孔 13 外面 14 内面 21 足本体 21a長孔 41 ネジ溝 42 誘導脚部 42a、43a筒体 51 ネジ山 52 ガイドピン 53 無ネジ部 54 ボルト頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 三之 大阪府東大阪市横枕東20番地 株式会社 オーティス内 (56)参考文献 特開 平9−152063(JP,A) 特開 平10−196632(JP,A) 特開 平10−299950(JP,A) 国際公開97/41360(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 3/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプを抱持する2つ割バンド本体の一対
    の取付片部で足部材を挟み込み、少なくとも1組以上の
    ボルト、ナットで両者を固着するパイプ支持バンドにお
    いて、 上記一対の取付片部の一方には上記ボルトを回動自在に
    固着するとともに、他方の取付片部の外面には、上記ナ
    ットを回動自在に固着し、更に、 上記一対の取付片部のそれぞれには、上記ボルト、ナッ
    トの近傍に、係止爪と、この係止爪を嵌入させて係止さ
    せる係止孔を形成している構造としたパイプ支持バン
    ド。
  2. 【請求項2】パイプを抱持する2つ割バンド本体の一対
    の取付片部で足部材を挟み込み、1組のボルト、ナット
    で両者を固着するパイプ支持バンドにおいて、 上記ボルトは、ネジ山の基端にネジ山外径よりも小さい
    無ネジ部を形成しており、このボルトは、上記一対の取
    付片部の一方に形成されたネジ孔に螺入させた後、その
    無ネジ部をネジ孔に嵌挿させてあり、且つ上記ナットは
    上記一対の取付片部の他方に回転自在に固着した構造と
    したパイプ支持バンド。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記ボルトは、ネジ山の基端にネジ山外径よりも小さい
    無ネジ部を形成しており、このボルトは、上記一対の取
    付片部の一方に形成された貫通孔に挿通され、上記無ネ
    ジ部を貫通孔に位置付けた後、その貫通孔をカシメて縮
    径させることによって脱落不能に、かつ回動自在に貫通
    孔に嵌挿させているパイプ支持バンド。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかにおいて、 上記ボルトは、ネジ山の先端に、このネジ山の外径より
    も小さい径のガイドピンを突設しているパイプ支持バン
    ド。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の何れかにおいて、 上記ナットは、上記取付片部の内面側に向けて拡開した
    誘導脚部を形成し、この誘導脚部によって回動自在に固
    着しているパイプ支持バンド。
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