JP2943730B2 - 結合装置 - Google Patents

結合装置

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JP2943730B2 JP28509396A JP28509396A JP2943730B2 JP 2943730 B2 JP2943730 B2 JP 2943730B2 JP 28509396 A JP28509396 A JP 28509396A JP 28509396 A JP28509396 A JP 28509396A JP 2943730 B2 JP2943730 B2 JP 2943730B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦部材と横部材と
を外部から結合した結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−103414号公報には、方
立(10)(縦部材)に無目(20)(横部材)を取り
付けるべき位置に、無目(20)の延長方向に貫通して
形成した貫通孔(11)と、この貫通孔(11)に貫通
して方立(10)から無目(20)の延長方向に突出し
て支持されたブラケット(30)(雄部材)と、このブ
ラケット(30)に係合するブラケット係合部(42)
と、無目(20)に形成された係合溝(40)に係合す
る無目係合部(41)とを具備した連結材(40)(雌
部材)とを設け、この連結材(40)によって無目(2
0)をブラケット(30)を介して方立(10)に取り
付けるようにしたカーテンウォールにおける方立と無目
とを結合する構造が記載されている。
【0003】しかしながら、このものには、次のような
難点がある。方立にブラケットを貫通して支持させる貫
通孔を穿設するため、ブラケットの断面外形に特異な形
状の大きな孔を形成しなければならず、汎用性がない。
また、貫通孔の入口部分に対してはブラケットが貫通し
てあるだけであるから、ガタつきやすい。また、ブラケ
ットは、棒状の側面に凹部や凸部を設ける必要があり、
ブラケットの製造にあたり凹凸部の加工が複雑となり、
製造コストを押し上げている。また、このものには、例
えば、カーテンウォールの端部に位置する方立に無目を
一方からのみ結合する取付構造は、開示されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、縦部
材に対する横部材の取付作業の能率が高く、作業がしや
すく、また、構造が簡素で、縦部材と横部材との結合を
強固にすることができる結合装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】結合装置は、縦部材、横
部材、雄部材及び雌部材で構成するものとする。雄部材
は、雄部材並びに雌部材は、アルミニウム等の金属ある
いは硬質で強靭な合成樹脂を素材とする押出し形材を所
定の長さに切断して形成したもので構成することができ
る。結合する縦部材並びに横部材としては、例えば、方
立と無目のような長尺材のこともあれば、双方共にブロ
ック状の短尺材のこともある。
【0006】雄部材は、ボルト挿通孔を有し、縦部材
に、縦部材を貫通しかつ縦部材を横部材の横軸線に沿っ
た方向に貫通するボルトとナットとで取り付ける。雌部
材は、横部材に取り付けてあって、横部材の横軸線方向
に嵌入孔を有している。縦部材に取り付けた雄部材を横
部材に取り付けた雌部材の嵌入孔に嵌め込んで縦部材に
横部材を結合する。
【0007】雄部材と雌部材との嵌め込みによる取付け
なので、縦部材に対する横部材の取付作業時に、雄部材
と雌部材とを係合して仮止め状態することでほぼ完成し
た状態とすることができる。方立と無目とを結合する場
合では、雄部材と雌部材とを係合して仮止め状態とする
ことができるから、結合作業の当初に無目荷重が方立に
支持されて作業者の両手が自由となって作業がしやす
く、作業能率が高い。
【0008】縦部材の両側に横部材をそれぞれ結合する
時には、縦部材の両側に雄部材をそれぞれ配置して1本
のボルトとナットとで取り付けることができる。ボルト
とナットは市販のものを利用すればよく、格別加工を必
要としない。縦部材に取り付ける雄部材は、縦部材を貫
通しかつ縦部材を横部材の横軸線に沿った方向に貫通す
るボルトとナットとで取り付けてあるから、太いボルト
や長いボルトの使用が可能であって、雄部材を縦部材に
ガタつきなく確実に結合でき、しかも強固に結合でき
る。
【0009】縦部材の両側に取り付けた雄部材には、そ
れぞれ無目に取り付けた雌部材をその嵌合孔に雄部材を
嵌め込んで取り付ける。縦部材を貫通したボルトの両側
には、横部材による荷重が均等に作用するので、縦部材
における雄部材の取付面を変形させるような偏った力
(回転モーメント)が作用しない。このため、縦部材と
横部材との結合が安定する。1本のボルトとナットで縦
部材の両側に各々の雄部材を一挙に固定するので、作業
能率が向上する。
【0010】縦部材の一側のみに横部材を結合する時に
は、縦部材の一側に雄部材を配置して1本のボルトとナ
ットとで取り付ける。
【0011】雄部材の断面外形を円形とし、雌部材の嵌
合孔の断面を雄部材の外形に合致する円形とすることが
ある。この構成では、雄部材を雌部材に嵌合するだけ
で、雄部材と雌部材の嵌合孔との間にガタがないので、
縦部材に対する横部材の位置決めを1度で定めることが
できる。ただし、回転はできるので、縦部材に対する横
部材の回転方向での姿勢は簡単に調整することができ
る。したがって、回転に関して作業上で都合のよい角度
で嵌合した後、正しい姿勢に戻して固定するなどのこと
ができる。
【0012】雄部材の断面外形を円形とし、雌部材の嵌
合孔の断面を長円形とすることもある。この構成では、
長円形の範囲で雄部材に対して雌部材の位置を調整する
ことが可能であり、縦部材と横部材の加工誤差等に起因
した取付位置のずれを吸収することができ、作業しやす
い。
【0013】なお、雄部材の断面外形と雌部材の嵌合孔
の断面形状は、基本的には嵌合できれば良く、円形に限
らず、また、一方が多角形、他方が円形というように異
なる形状のときもある。さらに、縦、横は、2部材の相
対的な関係を意味したもので、2部材がとる姿勢を意味
したものではない。さらに、縦部材と横部材は、縦部材
に対して横部材の端面を突き当てて結合する関係ばかり
でなく、縦部材に対して横部材が突き当たることなく交
差する関係のときもある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の結合装置1を適
用した一実施形態のカーテンウォールにおける方立2と
無目3との結合部分を示す斜視図であり、図2は、方立
2と無目3との結合部分の横断面図である。
【0015】図1乃至図2に示すように、結合装置1
は、縦部材としての方立2、横部材としての無目3、雄
部材4及び雌部材5により構成してある。雄部材4は、
方立2を貫通しかつ方立2を無目3の横軸線に沿った方
向に貫通するボルト6とナット7(図3参照)とで方立
2に取り付けてある。また、雌部材5は、無目3に取り
付けてあり、無目3の横軸線方向(この例では無目3の
長手方向の軸線)に嵌入孔8を有し、雄部材4を雌部材
5の嵌入孔8に嵌め込んで方立2に無目3を結合してあ
る。
【0016】なお、方立2並びに無目3はそれぞれアル
ミ合金の押出し形材で成形してありる。雄部材4並びに
雌部材5は、方立2と無目3とを直角に結合する部材で
あって、アルミニウム等の金属を素材とする押出し形材
を適宜長さに切断して形成してある。
【0017】図3は、雄部材4、雌部材6、雄部材4の
取付用のボルト6及びナット7を示す斜視図である。雄
部材4は、その断面外形が円形をなし、中心軸線に沿っ
て貫通したボルト挿通孔9を有し、一端面の外周縁を面
取りして面取部10が形成してある。なお、他端面が方
立3に対する取付面となる。
【0018】雌部材5は、図2乃至図3に示すように、
一端面から中心軸に沿って貫通した嵌合孔8を有し、無
目3に係合する一側面寄りの上面及び下面にそれぞれ溝
11,11を設けてあると共に、無目3に係合する一側
面側に摺動部12を形成してある。なお、図2に示すよ
うに、嵌合孔8は、その断面が無目3に向く左右方向に
横長となる長円形状をなし、孔の上下寸法は雄部材2の
外径に対して僅かに大きい程度としてある。
【0019】また、図2乃至図3に示すように、無目3
に係合する一側面側に対向する他側面には、嵌合孔8に
向けて貫通したネジ孔13が形成してあり、ネジ孔13
には雄部材4に対する固定用のセットネジ14を螺入し
てある。なお、雌部材5の上面の一隅には、無目3に対
する抜け止め用のネジ孔21が形成してある。
【0020】図4は、方立2と無目3との取付状態を一
部断面で示す平面図である。なお、図4では、方立2の
両側に無目3,3′を取り付ける場合を示している。図
4に示すように、方立2は、両側の取付面にボルト貫通
孔15を備えている。
【0021】また、図1に示すように、無目3は、無目
3の横軸線方向に向けて互いに上下に向き合うと共に屋
内側に張り出した張出壁16,16と、上下の張出壁1
6,16から中央内側に向けてそれぞれ伸び出した上下
の支持壁17,17と、上下の支持壁17,17の各先
端間に横軸線に沿って形成した開口18と、無目3の屋
内側を形成している側壁部19と上下の支持壁17,1
7との間で形成した上下のガイド溝20,20とを備え
る。
【0022】図4に示す方立2の両側に無目3,3′を
取り付ける場合、結合装置1は、以下に述べるように使
用する。図4に示すように、方立2の両側において、無
目3,3′の各取付位置にそれぞれ雄部材4,4′を配
置し、これらの面取部10,10′が形成されていない
他端面を方立2の各側面に重合する。そして、雄部材
4、方立2及び雄部材4′を貫通するように、雄部材4
のボルト挿通孔9、方立のボルト貫通孔15及び雄部材
4′のボルト挿通孔9′にボルト6を挿通し、雄部材
4′より突出したボルト6の先端にナット7を螺合して
締め込み、方立2の両側にそれぞれ雄部材4,4′を1
本のボルト6とナット7を介して取り付ける。
【0023】方立2に取り付ける雄部材4並びに4′
は、方立2を貫通しかつ方立2を両側方向に貫通するボ
ルト6とナット7とで取り付けてあるから、太いボルト
や長いボルトの使用が可能であって、雄部材4が方立2
にガタつきなく確実に結合でき、しかも強固に結合でき
る。また、このように、1本のボルト6とナット7で方
立2の両側に各々の雄部材4,4′を一挙に固定するの
で、方立2の両側に別々に部材をそれぞれボルトとナッ
トを用いて取り付けるものに比べて作業能率が向上す
る。また、ボルト6、ナット7による固定が片持ちにな
らず強固となる。
【0024】図2に示すように、無目3のガイド溝2
0,20の長手方向端部に、雌部材5の摺動部12を差
し込んで係合すると共に、無目3の上下に形成した上下
の支持壁17,17を雌部材5に形成した上下の溝1
1,11に係合し、無目3に対して雌部材5を取り付け
る。
【0025】次に、図2及び図4に示すように、雌部材
5を取り付けた無目3の端面を方立2の側面に突き当
て、雄部材4を雌部材5に形成した嵌合孔8に嵌め込
む。このとき、雄部材4の先端外周縁は角取部10が形
成してあり、雄部材4をスムーズに雌部材5に対して嵌
め込むことができる。
【0026】なお、図2に示すように、雌部材5に形成
してある嵌合孔8の断面が略長円形としたことにより、
雌部材5に対する雄部材4の係合が、長円形の範囲で調
整することが可能である。このため、方立2と無目3の
加工誤差等に起因した取付位置のずれを吸収することが
でき、作業がしやすい。
【0027】また、図示していない無目3の他端も同様
にして雌部材に対して雄部材を嵌め込んだ状態として他
端側の方立2に取り付ける。このように、雄部材4と雌
部材5との嵌め込みによる取付けなので、方立2に対す
る無目3の取付作業時に、雄部材4と雌部材5とを係合
して方立2に無目3の荷重を支持させた仮止め状態とす
ることができ、作業を楽に行える。また、作業者はネジ
止め作業の際に両手が自由になるなど、作業能率が高
い。しかも構造が簡素である。
【0028】次いで、雌部材5の屋内側からネジ孔13
に螺入してあるセットネジ14を嵌合孔8に向けて螺入
し、その先端で雄部材4を押圧して雄部材4を雌部材5
に対して固定する。雌部材5は雄部材4に対して室内側
へ引き寄せられた状態で固定される。これにより、方立
2に対する無目3の室内外方向の位置が正確に定まる。
さらに、図2及び図4に示すように無目3の上側の張出
壁16から抜け止め用のビス22を雌部材5の上面に設
けたネジ孔21に螺入し、無目3の横軸線方向に対して
雌部材5を固定する。そして、最後に、無目3の屋内側
面に無目カバー23を装着して雌部材5を隠し、方立2
と無目3との結合が完成する。同様にして、方立3に取
り付けた雄部材4′に対して無目3′に装着した雌部材
5′を取り付ける。
【0029】方立2を貫通した1本のボルト6の両側に
は、無目3,3′による荷重が均等に作用するので、両
側の無目3,3′をそれぞれ別々にボルトで固定するも
のと比べ、方立2における雄部材4,4′の取付面を変
形させるような偏った力が作用しない。このため、方立
2と無目3,3′との結合が安定する。また、雄部材
4,4′が方立2にガタつきなく確実に結合でき、しか
も強固に結合できる。このため、方立2と無目3,3′
との結合も強固にすることができる。
【0030】図5は、第2の実施形態を示しており、端
部に位置する方立2と無目3との取付状態を示す平面図
である。図5に示すように、方立2の一側において、無
目3の取付位置にそれぞれ雄部材4を配置し、面取部1
0が形成されていない他端面を方立2の側面に重合す
る。そして、雄部材4及び方立2を貫通するように、雄
部材4のボルト挿通孔9及び方立2のボルト貫通孔15
にボルト6を挿通し、方立2の他側面より突出したボル
ト6の先端にナット7を螺合して締め込み、方立2の一
側に雄部材4を1本のボルト6とナット7を介して取り
付ける。
【0031】方立2に取り付ける雄部材4は、方立2を
貫通しかつ方立2を両側方向に貫通するボルト6とナッ
ト7とで取り付けてあるから、太いボルトの使用が可能
であって、図4と同様に雄部材4が方立2にガタつきな
く確実に結合でき、しかも強固に結合できる。なお、方
立2に対する無目3の取付手順は、図4に示す場合と同
様であるので説明を省略する。
【0032】なお、雌部材5の嵌合孔8の断面を長円形
状としたが、嵌合孔8の断面を雄部材4の外形に合致す
る円形に形成すると、嵌合したとき両部材4,5の間に
ガタがないので、雄部材4を雌部材5に嵌合するだけ
で、方立2に対する無目3の位置決めを姿勢に余裕をも
たせた状態で1度に定めることができる。
【0033】以上、縦部材として方立2を用い、横部材
として無目3を用いた形態で説明したが、結合するこれ
らの部材は、方立及び無目に限らず部材一般に適用する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、雄部材
と雌部材との嵌め込みによる取付けなので、縦部材に対
する横部材の取付作業時に、雄部材と雌部材とを係合し
ただけの仮止め状態とすることができ、作業がしやす
く、作業能率が高い。しかも構造が簡素である。
【0035】縦部材に取り付ける雄部材は、縦部材を貫
通しかつ縦部材を横部材の横軸線に沿った方向に貫通す
るボルトとナットとで取り付けてあるから、太いボルト
や長いボルトの使用が可能であって、雄部材が縦部材に
ガタつきなく確実に結合でき、しかも強固に結合でき
る。このため、縦部材と横部材との結合も強固にするこ
とができる。ボルトとナットは市販のものをそのまま利
用できる。しかも、このように縦部材を貫通するボル
ト,ナットで雄部材を固定する構造は、縦部材の両側に
雄部材を取り付ける場合も、片側にのみ雄部材を取り付
ける場合にも、ほぼ同様に採用することができる。
【0036】請求項2に記載の構成によれば、押出し形
材を単に切断するだけで、多量の雄部材並びに雌部材を
簡単に得ることができ、また、市販のボルトとナットを
利用できることもあって結合装置の製造コストを低減す
ることができる。
【0037】請求項3に記載の構成によれば、縦部材を
貫通したボルトの両側には、横部材による荷重が均等に
作用するので、両側の横部材をそれぞれ別々にボルトで
固定するものと比べ、縦部材における雄部材の取付面を
変形させるような偏った力が作用しない。このため、縦
部材と横部材との結合が安定する。1本のボルトとナッ
トで縦部材の両側に各々の雄部材を一挙に固定するの
で、作業能率が向上する。
【0038】請求項4に記載の構成によれば、雄部材を
雌部材に嵌合するだけで、両部材の回転方向の姿勢の調
整が可能な状態で縦部材に対する横部材の位置決めを1
度で定めることができる。嵌合した後に姿勢の調整が可
能なので、横部材としての無目を方立に取り付ける際の
ように回転方向姿勢を調整できるので、雄部材、雌部材
を工場で予め方立や無目に固定しておいても、現場作業
時に格別な支障を来たさない。
【0039】請求項5に記載の構成によれば、雌部材に
対する雄部材の係合が、長円形の長軸方向の範囲で調整
することが可能であり、縦部材に対する横部材全体の前
後位置の調整や長尺材の場合には左右両側での前後位置
のズレを調整できる。また、縦部材と横部材の加工誤差
等に起因した取付位置のずれを吸収することができ、作
業しやすい。例えば、カーテンウォールにおけるパネル
の出入り調整に用いることができる。
【0040】請求項6に記載の構成によれば、方立に対
する無目の結合を簡単に、能率よく行うことができ、カ
ーテンウォールなどの施工期間を短縮することができ
る。また、安価に施工できる。
【0041】請求項7に記載の構成によれば、セットネ
ジをねじ込むだけで縦部材に対する横部材の位置を正確
に、かつ確実に定めることができ、作業能率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結合装置を適用した一実施形態のカー
テンウォールにおける方立(縦部材)と無目(横部材)
との結合部分を示す斜視図
【図2】方立と無目との結合部分の横断面図
【図3】雄部材、雌部材、雄部材の取付用のボルト及び
ナットを示す斜視図
【図4】方立の両側に無目を取り付けた状態を一部断面
で示す平面図
【図5】端部に位置する方立と無目との取付状態を示す
平面図
【符号の説明】
1 結合装置 2 方立 3 無目 4 雄部材 5 雌部材 6 ボルト 7 ナット 8 嵌合孔 9 ボルト挿通孔 10 面取部 11 溝 12 摺動部 13 ネジ孔 14 セットネジ 15 ボルト貫通孔 16 張出壁 17 支持壁 18 開口 19 側壁部 20 ガイド溝 21 ネジ孔 22 ビス 23 無目カバー

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦部材と横部材とを結合した装置であっ
    て、雄部材と雌部材とを備え、雄部材は縦部材に、縦部
    材を貫通しかつ縦部材を横部材の横軸線に沿った方向に
    貫通するボルトとナットとで取り付けてあり、雌部材
    は、横部材に取り付けてあって、横部材の横軸線方向に
    嵌入孔を有し、雄部材を雌部材の嵌入孔に嵌め込んで縦
    部材に横部材を結合してあることを特徴とする結合装
    置。
  2. 【請求項2】 雄部材並びに雌部材が押出し形材を切断
    して形成してあることを特徴とする請求項1に記載の結
    合装置。
  3. 【請求項3】 縦部材の両側に雄部材をそれぞれ配置し
    て1本のボルトとナットとで取り付けてあることを特徴
    とする請求項1または2に記載の結合装置。
  4. 【請求項4】 雄部材の断面外形が円形であり、雌部材
    の嵌合孔の断面が雄部材の外形に合致する円形であるこ
    とを特徴とした請求項1〜3のいずれか1つに記載の結
    合装置。
  5. 【請求項5】 雄部材の断面外形が円形であり、雌部材
    の嵌合孔の断面が長円形状をなしていることを特徴とし
    た請求項1〜3のいずれか1つに記載の結合装置。
  6. 【請求項6】 縦部材が方立、横部材が無目であること
    を特徴とした請求項1〜5のいずれか1つに記載の結合
    装置。
  7. 【請求項7】 縦部材に取り付けた雄部材に対して、横
    部材に取り付けた雌部材をセットネジにより室内側に引
    き寄せて固定してあることを特徴とした請求項1〜6の
    いずれか1つに記載の結合装置。
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