JP3391540B2 - 活性水製造装置 - Google Patents

活性水製造装置

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JP3391540B2
JP3391540B2 JP05226994A JP5226994A JP3391540B2 JP 3391540 B2 JP3391540 B2 JP 3391540B2 JP 05226994 A JP05226994 A JP 05226994A JP 5226994 A JP5226994 A JP 5226994A JP 3391540 B2 JP3391540 B2 JP 3391540B2
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竹雄 矢島
彬 庭山
功 山本
進 須藤
正夫 三井田
春夫 平形
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東芝機器株式会社
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、水にオゾンを与えて酸
素を高濃度に含ませる活性水製造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、飲料水の浄化および味の向上が図
られている。そして、たとえば特公平4−7273号公
報に記載のように、貯水タンク内の水を循環させ、循環
させた水にオゾン(O3)を供給して、水に含まれる酸
素(O2)の量を増加させる構成が知られている。 【0003】また、水道水には、雑菌の増殖防止、洗浄
を目的として塩素が入れられており、水の中に反応しな
いで残った残留塩素が含まれていると、水が臭くなり、
一般に水の味が低下する。このため、たとえば水にオゾ
ンを供給し、水の中に含まれる塩素(Cl)とオゾン
(O3)が分解された酸素分子(O)とを反応させて、
気中に塩素を放出することも考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、貯水タ
ンク内の水の残留塩素を除去する場合には、循環経路に
循環させる水の流量が多いほうがオゾンとの接触が多い
ため、循環経路の流量を多くすることが好ましく、反対
に、貯水タンク内の水に酸素を多量に含有させるには、
循環経路内の水の圧力を高くすることが望ましいが、そ
れぞれ相反しており、上述のように、貯水タンク内の水
を単に循環させたのみでは、残留塩素の除去および酸素
を高濃度に含有させる両方を兼ね備えるのは困難である
問題を有している。 【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、水の残留塩素を効率的に除去できるとともに、水に
酸素を高濃度に含有できる活性水製造装置を提供するこ
とを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の活性水製造装置
は、貯水タンクと、この貯水タンクに水を循環させる循
環経路と、この循環経路に水を循環させる循環手段と、
この循環手段により循環させる水の循環量を調整する流
量調整手段と、前記循環経路に循環する水にオゾンを与
えるオゾン発生手段と、前記流量調整手段を前記循環手
段により水を循環させて前記オゾン発生手段により前記
循環経路に循環する水にオゾンを与える運転の前半では
低圧大流量とし、前記運転の後半では高圧小流量に制御
する制御手段とを具備したものである。 【0007】 【作用】本発明は、制御手段で流量調整手段を循環手段
により水を循環させてオゾン発生手段により循環経路に
循環する水にオゾンを与える運転の前半では低圧大流量
に制御することにより残留塩素との反応を活発化して循
環経路に循環する水の残留塩素を効率的に取り除き、運
転の後半では高圧小流量に制御することにより酸素が水
に溶け込む量が増加し、また、酸素を多量に含有させる
ことにより貯水タンク内に蓄えられるまでの時間が短い
ので、水に含有される酸素の量が確実に増加して水の中
の酸素が高濃度化する。 【0008】 【実施例】以下、本発明の活性水製造装置の一実施例を
図面を参照して説明する。 【0009】図1において、1は貯水タンクで、この貯
水タンク1にはこの貯水タンク1に給水を行なう給水管
2が接続され、この給水管2には給水弁3が設けられて
いる。また、この貯水タンク1の下部には図示しないカ
ップステーションなどに接続される出水管4が接続さ
れ、この出水管4には出水弁5が設けられている。 【0010】さらに、貯水タンク1の側面には、この貯
水タンク1の上部および下部に連通する水位検知管6が
設けられ、この水位検知管6の上部には満水である貯水
タンク1の上位の水位レベルを検知する上部水位検出装
置7が配設され、下部には渇水である貯水タンク1の下
位の水位レベルを検知する下部水位検出装置8が配設さ
れている。 【0011】そして、貯水タンク1の周囲には貯水タン
ク1内の水を冷却する冷却装置である冷却パイプ9が設
けられている。 【0012】また、貯水タンク1には循環経路11が接続
されている。この循環経路11には、上流側にベンチュリ
ー管構成のミキサ12が設けられ、このミキサ12にはオゾ
ン供給管13を介してオゾン(O3)を発生するオゾン発
生手段としてのオゾン発生部14が接続され、このオゾン
発生部14で発生したオゾンをミキサ12で循環経路11内の
水にオゾンを混入する。 【0013】さらに、このミキサ12の下流には、循環経
路内の水を循環させる循環手段としての循環ポンプ15、
特殊セラミックが収納され循環経路11内の水を飲料に適
した水に変換するセラミック充填槽16および循環経路11
内の水の流量および圧力を調整する流量調整手段17が順
次設けられている。また、流量調整手段17には、この流
量調整手段17の流量および圧力を時間的に切り換える制
御手段としてのタイマ18が設けられている。 【0014】次に、上記実施例の動作について説明す
る。 【0015】まず、貯水タンク1内の水が渇水状態とな
り下部水位検出装置8で貯水タンク1の渇水を検知する
と、給水弁3を開いて給水管2より貯水タンク1に給水
し、上部水位検出装置7で貯水タンク1の満水を検知す
ると、給水弁3を閉じて給水管2より貯水タンク1への
給水を停止する。この状態で、冷却パイプ9により貯水
タンク1内の水を約4℃まで低下させ、溶存酸素量が最
も多い温度まで冷却する。 【0016】そして、循環ポンプ15を動作させることに
より、循環経路11に貯水タンク1から水を循環させる。 【0017】この状態で、オゾン発生部14よりオゾンを
発生させ、オゾン供給管13を介してミキサ12のベンチュ
リー効果で、空気中の空気とともにオゾンを循環経路11
内の水に流入させ、水の中に含まれる残留塩素(Cl)
と酸素分子(O)とを反応させて、塩素を気化して気中
に放出する。一方、オゾンを供給することにより、ミキ
サ12で循環経路11内の水にオゾンを酸素(O2)として
混入させて循環経路11内の水に酸素を含有させる。 【0018】そして、セラミック充填槽16内の特殊セラ
ミックにより、循環経路11を介した貯水タンク1内の水
を飲料に適した水とする。 【0019】また、循環経路11内にオゾンを流入するに
際しては、運転の前半ではタイマ18により流量調整手段
17を開放状態にして低圧大流量に設定し、循環経路11内
の水路抵抗を低下させて水圧を低圧にして水量を多くす
ることによりミキサ12のベンチュリー効果で、空気が大
量に吸引され空気中の酸素とともにオゾンを循環経路11
内の残留塩素に活発に反応させ、水の中に含まれる残留
塩素と反応させて、短時間で効率的に残留塩素を気化し
て気中に放出する。なお、運転の前半で残留塩素を除去
することにより、酸素の溶解量が増加する傾向にあるの
で、後半で多くの酸素を含めることができる。 【0020】一方、後半ではタイマ18により流量調整手
段17を閉塞状態に近く閉じて高圧小流量に設定し、循環
経路11内の水路抵抗を増大させて水圧を高圧にすること
により、オゾンが酸素として水に溶け込む量を増加させ
水に含有される酸素の量を増加させる。なお、後半で酸
素の量を増加させれば、飲用までの時間が運転の前半の
場合に比べて短いので、より多くの酸素を溶存させた状
態になる。 【0021】すなわち、図2に示すように、流量調整手
段17を開放状態に設定し、循環経路11内の圧力を低下さ
せると、溶存酸素量が低下し、反対に、流量調整手段17
を閉塞状態に近くして、循環ポンプ15により循環経路11
内の圧力を増加させると、溶存酸素量が増加する。 【0022】そうして、所定時間オゾン発生部14を動作
させた後に運転を停止し、所定時間経過することにより
活性水が生成でき、出水を可能にする。 【0023】上述のように、前半では循環経路11内の圧
力を低下させ残留塩素を効率的に除去し、後半では循環
経路11内の圧力を増加して溶存酸素量を増加させると、
1台の循環ポンプ15で短時間に残留塩素0.4mg/l以
下、溶存酸素量が通常の8ppmの2倍以上である16ppm
以上に設定できる。 【0024】また、出水により貯水タンク1内の水が渇
水状態になると、下部水位検出装置8で貯水タンク1の
渇水を検知し、給水弁3を開き給水管2から貯水タンク
1に給水する。 【0025】 【発明の効果】本発明の活性水製造装置によれば、制御
手段で流量調整手段を循環手段により水を循環させてオ
ゾン発生手段により循環経路に循環する水にオゾンを与
える運転の前半では低圧大流量に制御することにより残
留塩素との反応を活発化して循環経路に循環する水の残
留塩素を効率的に取り除き、運転の後半では飲用までの
時間が短く、高圧小流量に制御することによりオゾンが
酸素として水に溶け込む量が増加するため水に含有され
る酸素の量が増加できるため、短時間で残留塩素の量を
低下できるとともに、溶存酸素量を増加でき水の酸素濃
度を高くできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の活性水製造装置の一実施例を示すブロ
ック図である。 【図2】溶存酸素量および流量とポンプ圧力との関係を
示すグラフである。 【符号の説明】 1 貯水タンク 11 循環経路 14 オゾン発生手段としてのオゾン発生部 15 循環手段としての循環ポンプ 17 流量調整手段 18 制御手段としてのタイマ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 1/50 550 C02F 1/50 550C 1/68 510 1/68 510B 520 520V (72)発明者 山本 功 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (72)発明者 須藤 進 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (72)発明者 三井田 正夫 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (72)発明者 平形 春夫 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−42791(JP,A) 特開 平3−72993(JP,A) 特開 昭61−4592(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/78 C02F 1/50 C02F 1/68 B01F 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 貯水タンクと、 この貯水タンクに水を循環させる循環経路と、 この循環経路に水を循環させる循環手段と、 この循環手段により循環させる水の循環量を調整する流
    量調整手段と、 前記循環経路に循環する水にオゾンを与えるオゾン発生
    手段と、 前記流量調整手段を前記循環手段により水を循環させて
    前記オゾン発生手段により前記循環経路に循環する水に
    オゾンを与える運転の前半では低圧大流量とし、前記運
    転の後半では高圧小流量に制御する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする活性水製造装置。
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