JP3391293B2 - n乗回路 - Google Patents

n乗回路

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JP3391293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はn乗回路に関し、特
に累乗数のnの値を任意に、かつ広い範囲の値に設定す
ることが可能なn乗回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダイオードやトランジスタを
用いて回路を構成し、ダイオードやトランジスタにおけ
る電流特性を利用してn乗演算を実現するn乗回路が提
案されている。図6はその一例の回路図である。図6を
参照すると、電流源405は、ダイオード接続されたn
ヶのトランジスタ19,20,・・・21,22に接続
されており、入力電流Iinは、電流源405より、同ト
ランジスタ19〜22のコレクタ電流として与えられ
る。このとき、D点の電圧VD は、(11)式のとおり
である。 VD =n×(kT/q)×ln(Iin/Is) …(11) ただし、Is は、ベース・エミッタ接合飽和電流であ
る。
【0003】また、D点は、トランジスタ23のベース
にも接続されており、同トランジスタ23のエミッタ
は、ダイオード接続された(n−1)ヶのトランジスタ
24,・・・25を介し、電流値がIc である電流源4
07と、トランジスタ26のベースに接続される。同ト
ランジスタ26のコレクタは、出力端601に接続さ
れ、同出力端に得られる電流値が、出力電流Iout であ
る。ここでD点の電圧値VD を、Ic 、Iout を用いて
表すと(12)式となる。 VD =(kT/q)×{(n−1)×ln(Ic /Is)+ln(Iout /Is)} …(12) (11)式及び(12)式より、入力電流IinとIout
の関係は(13)式のようになる。すなわち、(11)
=(12)から、lnを指数に変換すると、 Iout =(Iin)n /{Ic (n-1) } …(13) 以上のように、入力電流Iinのn乗に比例する出力が、
出力電流Iout として得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、以下のような問題点がある。まず、nの値が、電源
電圧の大きさにより制限されるという問題点がある。例
えば、電源電圧=3.3Vで使用する場合、トランジス
タまたはダイオードはせいぜい4段程度しか積めないの
で、nの値は、最大でn=4までしか設定できない。こ
れ以上大きいnの設定は不可能である。また、この構成
は、nを整数でしか設定できないという問題点もある。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決し、累乗数
としてのnの値を整数以外の任意の値に設定でき、しか
もnの値の範囲を電源電圧に対しても広い範囲に設定す
ることが可能なn乗回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のn乗回路は、入
力電流と定電流がそれぞれのコレクタ電流として通流さ
れるトランジスタ対からなる第1の差動回路と、前記第
1の差動回路の各トランジスタのベース電圧の電圧差を
抵抗比倍する抵抗回路と、前記抵抗比倍された電圧がそ
れぞれベース電圧として入力され、出力電流と定電流が
それぞれのコレクタ電流として通流されるトランジスタ
対からなる第2の差動回路とを備え、前記抵抗回路の抵
抗比によって設定される値nで前記入力電流をn乗して
前記出力電流を得ることを特徴とする。すなわち、本発
明のn乗回路の好ましい構成として、前記第1の差動回
路は、コレクタ電流を第1の定電流とする第1のトラン
ジスタと、コレクタ電流を入力電流とする第2のトラン
ジスタを備え、前記第1第2のトランジスタのエミッタ
を共通接続して前記第1の定電流と入力電流を加えた電
流源に接続した構成とされ、前記抵抗回路は前記第1の
トランジスタと第2のトランジスタのベース電圧の電圧
差を抵抗比倍する回路構成とされ、前記第2の差動回路
は、コレクタ電流を出力電流とする第3のトランジスタ
と、コレクタ電流を第2の定電流とする第4のトランジ
スタを備え、前記第3及び第4のトランジスタの各ベー
ス間に前記抵抗比倍された電圧が入力される構成とされ
る。
【0007】本発明において、第1の差動回路の入力電
流をIinとし、定電流をIaとし、抵抗比倍する抵抗回
路をR1,R2とし、さらに第2の差動増幅回路の定電
流をIbとし、出力電流をIout とした場合、出力に表
れる出力電流Iout は、以下の式となる。 Iout =(Iin)n ×(Ib/Ian ) ただし、n=(R1+R2)/R1 このように、本発明では、2組の差動回路と、抵抗比を
組み合わせることにより、従来のような、ダイオードを
複数段接続したタイプのものを使用せず、n乗出力を得
ることができる。また、本発明によるn乗回路は、従来
のダイオードを複数段接続したタイプではないゆえ、電
源電圧の大きさによる制限をほとんど受けず、またnの
値を抵抗比によって任意の値に設定できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。なお、この実施形態では、そのNP
Nトランジスタを全てPNPトランジスタに置き換え、
同時に、PNPトランジスタを全てNPNトランジスタ
に置き換えた構成でも良いことは以降の説明から明らか
になる。図1を参照すると、NPNトランジスタ1,2
はエミッタで共通接続されており、その共通接続点に
は、電流源402が接続される。また、NPNトランジ
スタ1のコレクタは電圧源303のVccに接続され、
NPNトランジスタ2のコレクタには電流源401が接
続されている。前記電流源401,402は、NPNト
ランジスタ1,2それぞれのコレクタ電流値を決定する
もので、電流源401の電流値は入力電流Iin、電流源
402の電流値は入力電流Iinに定電流Iaを加えた値
(Iin+Ia)とする。また、前記NPNトランジスタ
2のコレクタには、NPNトランジスタ5と電流源40
4から構成されるエミッタフォロワ回路の入力が接続さ
れ、その出力であるA点は、抵抗R2を介し前記NPN
トランジスタ2のベースに接続されている。なお、電圧
源301は、所定の電圧VR1を出力するものであり、そ
の一端Bは、抵抗101を介し前記NPNトランジスタ
1のベースに、また、抵抗102を介し前記NPNトラ
ンジスタ2のベースに接続されている。なお、抵抗10
1は、ベース電流によるNPNトランジスタ1,2間の
ベース電圧誤差を抑えるために加えてある。
【0009】NPNトランジスタ1,2のベース間電圧
は、抵抗102と103により決定される大きさで増幅
され、A点とB点間の差電圧VABとして、NPNトラン
ジスタ3,4のベース間に与えられる。NPNトランジ
スタ4のコレクタには、定電流Ibを与える電流源40
3が接続されている。その接続点Cには、増幅器501
の反転入力端が接続されており、同増幅器501の出力
端はNPNトランジスタ3,4のエミッタ共通接続点に
接続され、負帰還ループを構成している。さらに、前記
増幅器501には、所定の電圧VR2を出力する電圧源3
02が接続され、負帰還ループによりC点の電圧はVR2
に保たれる。NPNトランジスタ3のコレクタは出力端
601に接続される。同出力端601には、NPNトラ
ンジスタ3,4のベース間差電圧VABと、電流源403
の電流値Ibで決定される電流が発生する。この電流値
が、本発明n乗回路の出力電流Iout である。
【0010】図2は、図1の回路において、Iinを与え
る前記電流源401とIin+Iaを与える前記電流源4
02を具体化した一例である。電流源405の入力電流
Iinは、NPNトランジスタ6,7、抵抗104,10
5から成るカレントミラー回路、及びPNPトランジス
タ8,9、抵抗106,107から成るもう1つののカ
レントミラー回路により、PNPトランジスタ9のコレ
クタ電流として与えられる。ここで、PNPトランジス
タ9、及び抵抗107で構成される電流源部分が、図1
の電流源401にあたる。なお、抵抗104と105、
106と107の抵抗値は、それぞれ等しく設定され
る。また、前記入力電流Iinは、NPNトランジスタ
6,10、抵抗104,108から成るカレントミラー
回路により、NPNトランジスタ10のコレクタ電流と
して与えられる。NPNトランジスタ10のコレクタ
は、定電流値Iaをもつ電流源406と、NPNトラン
ジスタ1,2のエミッタ共通接続点で、共通に接続され
る。NPNトランジスタ10、抵抗108で構成される
電流源に、電流源406を合わせた部分が、図1の電流
源402にあたる。なお、抵抗104と108の抵抗値
は等しく設定されている。
【0011】図3は、図1の回路の増幅器501の一例
を示す回路図である。非反転入力端602をベースとす
るNPNトランジスタ13、反転入力端603をベース
とするNPNトランジスタ14がエミッタで共通接続さ
れており、その接続点には電流源407が接続されてい
る。PNPトランジスタ11,12、及び抵抗109,
110は、カレントミラー回路を構成しており、その入
力はNPNトランジスタ13のコレクタに、出力はNP
Nトランジスタ14のコレクタに接続されている。な
お、抵抗109,110の抵抗値は等しい。前記NPN
トランジスタ14のコレクタには、NPNトランジスタ
15、電流源408から成るエミッタフォロワ回路の入
力が接続され、同エミッタフォロワ回路の出力には、N
PNトランジスタ16、電流源409からなり、その出
力を本増幅器の出力とするもう1つのエミッタフォロワ
回路の入力が接続されている。
【0012】次に、図1の回路の動作について説明す
る。電流源401の電流は、入力電流Iinであり、電流
源402の電流値は、入力電流Iinに定電流Iaを加え
たものである。このとき、トランジスタ1,2の各コレ
クタ電流はそれぞれIa,Iinとなる。したがって、ト
ランジスタ1,2のベース間電圧ΔVBE(トランジスタ
2のベース側を+にとる)は、トランジスタにおけるベ
ース・エミッタ間電圧の一般式から(1)式となる。 ΔVBE=(q/kT)×ln(Iin/Ia) …(1) ただし、qは1電子の電荷量、kはボルツマン定数、T
は絶対温度である。
【0013】次に、この電圧ΔVBEは、抵抗102(抵
抗値=R1),103(抵抗値=R2)により抵抗比倍
され、A,B間の差電圧VAB(A側を+とする)として
出力される。VABは、抵抗102,103の分圧式から
(2)式のとおりである。 VAB={(R1+R2)/R1}×ΔVBE ={(R1+R2)/R1}×(q/kT)×ln(Iin/Ia) …(2 ) なお、抵抗101は、ベース電流によるオフセットを抑
えるため加えてあり、抵抗102,103を並列接続し
た値(R1・R2/(R1+R2))である。
【0014】次に、VABは、トランジスタ3,4のベー
ス間に入力され、その電圧に応じた電流比が、トランジ
スタ3,4のコレクタ電流間に生じる。これはそのま
ま、出力電流Iout と、電流源403の電流値Ibの比
となり、それらの関係は(3)式のとおりとなる。 VAB=(q/kT)×ln(Iout /Ib) …(3) なお、トランジスタ3,4から成る差動回路、及び増幅
器501で、負帰還ループを構成しており、C点の電圧
値は、電圧源302の電圧VR2に保たれる。
【0015】したがって、(2)式及び(3)式より
(4)式が得られる。すなわち、(2)=(3)から、 {(R1+R2)/R1}×(q/kT)×ln(Iin
/Ia)=(q/kT)×ln(Iout /Ib) これから、 {(R1+R2)/R1}×ln(Iin/Ia)=ln
(Iout /Ib) {(R1+R2)/R1}をnと置き、指数化して変形
すると、 Iout =(Iin)n ×(Ib/Ian ) …(4)
【0016】以上のように、入力電流Iinのn乗に比例
する出力が、出力電流Iout として得られる。ここで、
Ia=Ib=Icとすれば、(4)式は、(4’)式と
なる。 Iout =(Iin)n ×{Ic (1-n) } =(Iin)n /{Ic (n-1) } …(4’) この(4’)式は、図6で説明した従来のn乗回路にお
ける式(13)と同じである。
【0017】以上のように、2組の差動回路、及び抵抗
比を組み合わせた構成をとっているので、電源電圧の大
きさは、トランジスタ3つの直列接続分の電圧さえ確保
されれば、n乗回路として動作可能である。したがっ
て、低電圧化に対しても、3.3Vまでは十分対応でき
る。また、nの値を抵抗比(R1+R2)/R1)で与
えているため、必要な電源電圧さえ確保されていれば、
高次のnも前記抵抗比を大きくすることで実現できる。
したがって、n>1の範囲で連続的に設定可能であり、
従来例のように、nが整数に限定されることもない。
【0018】ここで、図4に示すように、前記実施形態
の電流源401の電流値をIinからIaに変更しても良
い。その場合、A点の接続先を、トランジスタ3のベー
スから4のベースに、B点の接続先をトランジスタ4の
ベースから3のベースに変更すれば、図1の実施形態と
同様なn乗回路を得ることができる。
【0019】図5は本発明の第2の実施形態の回路図で
ある。なお、図1の回路と等価な部分には同一符号を付
してある。図5を参照すると、トランジスタ3,4のエ
ミッタ間に、新たにトランジスタ17,18が挿入され
ている。トランジスタ17のコレクタとベースは、トラ
ンジスタ3のエミッタに共通に接続され、トランジスタ
18のコレクタとベースは、トランジスタ4のエミッタ
に共通に接続されている。また、トランジスタ17,1
8のエミッタは共通に、増幅器501の出力端に接続さ
れている。このように、トランジスタ3,4に同じ規格
のトランジスタ17,18が直列接続されるため、トラ
ンジスタ3,4に作用するA点、B点の実質的な電圧は
1/2となり、したがって、入力電流Iinと出力電流I
out の関係は、(5)式のとおりになる。 Iout =(Iin)n'×(Ib/Ian') …(5) ただし、n' =n/2=〔(R1+R2)/R1〕/2
【0020】この実施形態では、R1,R2の値の選び
方により、n' >1の範囲に加え、1≧n' >0.5の
範囲においても、連続的にn' の値を設定できることに
なる。ただし、トランジスタ17,18を追加した分、
図1の実施形態に比べ、電源電圧の制限を受けやすくな
る。また、この実施形態の場合には、図は省略するが、
より小さいn' を設定可能にする手段として、トランジ
スタ3,4のエミッタ間にさらにトランジスタを加えた
回路構成も、もちろん可能である。ただし、当然のこと
であるが、電源電圧の制限をさらに受けやすくなる。以
上のように、この実施形態は、電源電圧の制限を受けや
すくなるものの、より小さなn' の設定が可能になる。
【0021】なお、前記各実施形態では、n乗回路を構
成するトランジスタとしてNPNトランジスタを用いた
回路を示しているが、NPNトランジスタを全てPNP
トランジスタに置き換え、あるいは、PNPトランジス
タを全てNPNトランジスタに置き換えた構成でも良い
ことは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1及び
第2の2組の差動回路、及び抵抗比を組み合わせた構成
をとっているので、電源電圧の大きさは、差動回路及び
電流源を構成するトランジスタの個数の直列接続分の電
圧さえ確保されればn乗回路として動作可能である。し
たがって、低電圧化に対しても、3.3Vまでは十分対
応できるし、必要な電源電圧さえ確保されていれば、高
次のnも抵抗回路で設定される抵抗比を大きくすること
で実現できる。このように、回路の低電圧化や、nの高
次化の要求に対して有利である。これにより、本発明で
は、電源電圧の大きさによる制限をほとんど受けずに、
nの値の設定でき、しかもnの値が整数に限定されるこ
とがなく、nの設定自由度が広いn乗回路が構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の回路図である。
【図2】図1の回路の入力電流Iinを与える電流源を具
体化した一例を示す回路図である。
【図3】図1の回路の増幅器の一例を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態の変形例の回路図であ
る。
【図5】本発明の第の2実施形態の回路図である。
【図6】従来のn乗回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 第1のトランジスタ 2 第2のトランジスタ 3 第3のトランジスタ 4 第4のトランジスタ 5 トランジスタ 101〜110 抵抗 301〜303 電圧源 401〜407 電流源 501 増幅器 601 出力端子 Iin 入力電流 Iout 出力電流 Ia,Ib 定電流

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流と定電流がそれぞれのコレクタ
    電流として通流されるトランジスタ対からなる第1の差
    動回路と、前記第1の差動回路の各トランジスタのベー
    ス電圧の電圧差を抵抗比倍する抵抗回路と、前記抵抗比
    倍された電圧がそれぞれベース電圧として入力され、出
    力電流と定電流がそれぞれのコレクタ電流として通流さ
    れるトランジスタ対からなる第2の差動回路とを備え、
    前記抵抗回路の抵抗比によって設定される値nで前記入
    力電流をn乗して前記出力電流を得ることを特徴とする
    n乗回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の差動回路は、コレクタ電流を
    第1の定電流とする第1のトランジスタと、コレクタ電
    流を入力電流とする第2のトランジスタを備え、前記第
    1第2のトランジスタのエミッタを共通接続して前記第
    1の定電流と入力電流を加えた電流源に接続した構成と
    され、前記抵抗回路は前記第1のトランジスタと第2の
    トランジスタのベース電圧の電圧差を抵抗比倍する回路
    構成とされ、前記第2の差動回路は、コレクタ電流を出
    力電流とする第3のトランジスタと、コレクタ電流を第
    2の定電流とする第4のトランジスタを備え、前記第3
    及び第4のトランジスタの各ベース間に前記抵抗比倍さ
    れた電圧が入力される構成とされる請求項1記載のn乗
    回路。
  3. 【請求項3】 前記第4のトランジスタのコレクタ電位
    を所定の電位に保持するための負帰還回路を構成する、
    前記所定の電位の電圧源と、前記所定の電位と前記第4
    のトランジスタのコレクタ電位を比較して前記第3及び
    第4のトランジスタの共通接続されたエミッタ電位を制
    御する増幅器とを備える請求項2記載のn乗回路。
  4. 【請求項4】 前記第1ないし第4のトランジスタは、
    それぞれ同一導電型のトランジスタで構成される請求項
    2または3記載のn乗回路。
  5. 【請求項5】 前記第3及び第4のトランジスタのエミ
    ッタには、それぞれダイオード接続された第5及び第6
    のトランジスタが接続されている請求項2ないし4のい
    ずれか記載のn乗回路。
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