JP3390618B2 - 基地局決定装置 - Google Patents

基地局決定装置

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JP3390618B2
JP3390618B2 JP00386897A JP386897A JP3390618B2 JP 3390618 B2 JP3390618 B2 JP 3390618B2 JP 00386897 A JP00386897 A JP 00386897A JP 386897 A JP386897 A JP 386897A JP 3390618 B2 JP3390618 B2 JP 3390618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動局(例えば
携帯電話やPHS等)の基地局を決定する基地局決定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の基地局決定装置を示す構成
図であり、図において、1は基地局から送信される高周
波信号(基地局データ)を受信するアンテナ、2はアン
テナ1により受信された高周波信号をベースバンド信号
(基地局データ)に変換するRF/IF部、3はRF/
IF部2により変換されたベースバンド信号(基地局デ
ータ)を復調する復調部、4は復調部3により復調され
たベースバンド信号(基地局データ)のビット列に、予
め設定されたユニークワードと一致するビット列が存在
するか否かを識別し、ユニークワードと一致するビット
列が存在する場合にはユニークワード検出信号を出力す
るユニークワード検出部である。
【0003】また、5はユニークワード検出部4からユ
ニークワード検出信号が出力されると、復調部3により
復調された基地局データを格納する受信バッファ、6は
ユニークワード検出部4からユニークワード検出信号が
出力されると、基地局データのCRCを計算し、当該C
RCが基地局データに含めて送られてきたCRCと一致
すればCRC一致信号を出力し、一致しなければCRC
不一致信号を出力するCRC計算部、7はCRC計算部
6からCRC一致信号が出力されると、割込信号を出力
する割込発生部である。
【0004】さらに、8は移動局の基地局を決定する
際、サーチ要求を出力するとともに、割込発生部7から
割込信号が出力されると、受信バッファ5に格納されて
いる基地局データを読み込み、その基地局データを送信
してきた基地局を移動局の基地局として決定するCP
U、9はCPU8からサーチ要求が出力されると、クロ
ック信号を出力するクロック発生部、10はCPU8か
らサーチ要求が出力され、クロック発生部9からクロッ
ク信号が出力されると、サーチ要求を受信したのち所定
時間が経過するまでは当該クロック信号の通過を阻止
し、所定時間が経過したのちは当該クロック信号の通過
を許可するクロック制御部である。
【0005】なお、クロック制御部10を通過したクロ
ック信号は、RF/IF部2,復調部3,ユニークワー
ド検出部4,受信バッファ5,CRC計算部6,割込発
生部7及びCPU8にそれぞれ出力され、RF/IF部
2等はクロック信号に同期して動作する。また、CPU
8及びクロック制御部10は、クロック発生部9から出
力されるクロック信号が供給されないときは、図示せぬ
水晶発振子が生成した低速クロックの供給を受けて動作
する。
【0006】次に動作について説明する。まず、移動局
から基地局の決定について要請があると、CPU8は、
基地局の決定を要請するサーチ要求をクロック発生部9
及びクロック制御部10に出力する。
【0007】そして、クロック発生部9は、CPU8か
らサーチ要求が出力されると、クロック信号を出力する
が、クロック発生部9がTCXO等から構成されている
場合、起動開始後数ミリ秒間、不安定なクロック信号を
出力してしまうので、後段のRF/IF部2等において
誤動作を生じる可能性がある。そこで、かかる不具合を
防止するため、クロック制御部10は、CPU8からサ
ーチ要求を受信したのち所定時間が経過するまでは当該
クロック信号の通過を阻止し、所定時間が経過したの
ち、当該クロック信号の通過を許可する。
【0008】このようにして、クロック制御部10から
クロック信号が出力されると、クロック信号が出力され
ている間、RF/IF部2等はクロック信号に同期し
て、基地局を決定するための動作を実行する。即ち、R
F/IF部2は、アンテナ1により受信された高周波信
号(基地局データ)をベースバンド信号(基地局デー
タ)に変換し、そのベースバンド信号を復調部3に出力
する。
【0009】そして、復調部3は、RF/IF部2から
ベースバンド信号(基地局データ)が出力されると、そ
の基地局データを復調して、ユニークワード検出部4等
に出力する。そして、ユニークワード検出部4は、復調
部3から基地局データが出力されると、その基地局デー
タのビット列に、予め設定されたユニークワードと一致
するビット列が存在するか否かを識別し、ユニークワー
ドと一致するビット列が存在する場合にはユニークワー
ド検出信号を受信バッファ5及びCRC計算部6に出力
する。なお、ユニークワード検出部4は、ユニークワー
ド検出信号を出力すると、CRC計算部6からCRC不
一致信号を受信するまで、一旦、ユニークワードを検出
する処理を停止する。
【0010】そして、受信バッファ5は、ユニークワー
ド検出部4からユニークワード検出信号が出力される
と、そのユニークワード検出信号をトリガとして、基地
局データを構成するビット列のうち、ユニークワード以
降のビット列を格納する。また、CRC計算部6は、ユ
ニークワード検出部4からユニークワード検出信号が出
力されると、基地局データの伝送誤りをチェックするた
め、そのユニークワード検出信号をトリガとして、基地
局データのCRCを計算する。そして、当該CRCが基
地局データに含めて送られてきたCRCと一致すれば、
基地局データに伝送誤りがないものと判断し、CRC一
致信号を割込発生部7に出力する。一方、一致しなけれ
ば、基地局データに伝送誤りがあるものと判断し、CR
C不一致信号をユニークワード検出部4に出力する。こ
れにより、ユニークワード検出部4は、ユニークワード
を検出する処理を再開することになる。
【0011】そして、割込発生部7は、CRC計算部6
からCRC一致信号が出力されると、割込信号をCPU
8に出力する。そして、CPU8は、サーチ要求を出力
した後に、割込発生部7から割込信号を受信すると、受
信バッファ5から基地局データを読み込む処理を実行
し、その基地局データの受信レベルが基準レベルより高
い場合には、その基地局データに含まれている送信元基
地局を示す識別符号から、当該基地局データを送信して
きた基地局を認識し、当該基地局を移動局の基地局とし
て決定する。一方、その基地局データの受信レベルが基
準レベルより高くない場合には、当該移動局の基地局と
しては不適切であると判断し、再度、サーチ要求をクロ
ック発生部9等に出力して、同一の動作を繰り返し、基
地局の決定を試みる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の基地局決定装置
は以上のように構成されているので、基地局データの受
信レベルが基準レベルより高い場合には、基地局を決定
することができるが、基準レベルより高くない場合に
は、再度、サーチ要求を出力して同一動作を繰り返す必
要がある。しかし、クロック制御部10はサーチ要求を
受信すると、所定時間経過するまでクロック信号の通過
を阻止するため、サーチ要求が出力されてからクロック
信号の通過が許可されるまでの間に、他の基地局から基
地局データが送信されても(基地局は一定の周期で間欠
的に基地局データを送信する)、当該基地局データを受
信することができず、当該基地局を移動局の基地局とし
て決定することができなくなる課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、再度、サーチ要求を出力する必要
が生じても、基地局データの受信が不可になる時間の発
生を防止することができる基地局決定装置を得ることを
目的とする。また、この発明は、移動局の基地局として
相応しい基地局を決定することができる基地局決定装置
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る基地局決定装置は、クロック起動中信号が出力される
ことなくサーチ要求が出力されると、所定時間経過後に
クロック信号を出力する一方、サーチ要求及びクロック
起動中信号の双方が出力されると、クロック信号の出力
を継続するようにしたものである。
【0015】請求項2記載の発明に係る基地局決定装置
は、基準レベルより受信レベルが高い基地局データが複
数個存在する場合、各基地局データの受信レベルを互い
に比較し、最も受信レベルが高い基地局データに係る基
地局を移動局の基地局として決定するようにしたもので
ある。
【0016】請求項3記載の発明に係る基地局決定装置
は、検出手段によりユニークワードが検出されると、ユ
ニークワードが検出された基地局データから基地局識別
符号を抽出し、その基地局識別符号が予め設定された基
地局識別符号と一致し、かつ、その基地局データの受信
レベルが基準レベルより高い場合には、当該基地局デー
タに係る基地局を移動局の基地局として決定する一方、
その基地局データの受信レベルが基準レベルより高くな
い場合には、クロック信号出力手段に対してサーチ要求
及びクロック起動中信号を出力するようにしたものであ
る。
【0017】請求項4記載の発明に係る基地局決定装置
は、基地局識別符号が一致する基地局データが複数個存
在する場合、各基地局データの受信レベルを互いに比較
し、最も受信レベルが高い基地局データに係る基地局を
移動局の基地局として決定するようにしたものである。
【0018】請求項5記載の発明に係る基地局決定装置
は、予め設定された基地局識別符号に自営システムの識
別符号を含めるようにしたものである。
【0019】請求項6記載の発明に係る基地局決定装置
は、予め設定された基地局識別符号に移動局が位置登録
されている一斉呼出エリアの識別符号を含めるようにし
たものである。
【0020】請求項7記載の発明に係る基地局決定装置
は、一斉呼出エリアの識別符号が一致する基地局データ
が検出されない場合、一斉呼出エリアの識別符号を考慮
せずに基地局を決定するようにしたものである。
【0021】請求項8記載の発明に係る基地局決定装置
は、移動局の基地局を決定する際、検出手段によりユニ
ークワードが検出されなくなるまで、基準レベルを段階
的に高くするようにしたものである。
【0022】請求項9記載の発明に係る基地局決定装置
は、ユニークワードが検出された基地局データが複数個
存在する場合、各基地局データの受信レベルを互いに比
較し、最も受信レベルが高い基地局データに係る基地局
を移動局の基地局として決定するようにしたものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1による基地局決定装置を
示す構成図であり、図において、1は基地局から送信さ
れる高周波信号(基地局データ)を受信するアンテナ
(検出手段)、2はアンテナ1により受信された高周波
信号をベースバンド信号(基地局データ)に変換するR
F/IF部(検出手段)、3はRF/IF部2により変
換されたベースバンド信号(基地局データ)を復調する
復調部(検出手段)、4は復調部3により復調されたベ
ースバンド信号(基地局データ)のビット列に、予め設
定されたユニークワードと一致するビット列が存在する
か否かを識別し、ユニークワードと一致するビット列が
存在する場合にはユニークワード検出信号を出力するユ
ニークワード検出部(検出手段)である。
【0024】また、5はユニークワード検出部4からユ
ニークワード検出信号が出力されると、復調部3により
復調された基地局データを格納する受信バッファ、6は
ユニークワード検出部4からユニークワード検出信号が
出力されると、基地局データのCRCを計算し、当該C
RCが基地局データに含めて送られてきたCRCと一致
すればCRC一致信号を出力し、一致しなければCRC
不一致信号を出力するCRC計算部、7はCRC計算部
6からCRC一致信号が出力されると、割込信号を出力
する割込発生部である。
【0025】また、21は移動局の基地局を決定する
際、サーチ要求を出力するとともに、割込発生部7から
割込信号が出力されると、ユニークワードが検出された
基地局データの受信レベルを基準レベルと比較し、基準
レベルより高い場合には、その基地局データに係る基地
局を移動局の基地局として決定する一方、基準レベルよ
り高くない場合には、クロック制御部22等に対してサ
ーチ要求及びクロック起動中信号を出力するCPU(基
地局決定手段)である。
【0026】さらに、9はCPU21からサーチ要求が
出力されると、クロック信号を出力するクロック発生部
(クロック信号出力手段)、22はクロック起動中信号
が出力されることなくサーチ要求が出力されると、所定
時間経過後にクロック信号を出力する一方、サーチ要求
及びクロック起動中信号の双方が出力されると、クロッ
ク信号の出力を継続するクロック制御部(クロック信号
出力手段)である。
【0027】なお、クロック制御部22を通過したクロ
ック信号は、RF/IF部2,復調部3,ユニークワー
ド検出部4,受信バッファ5,CRC計算部6,割込発
生部7及びCPU21にそれぞれ出力され、RF/IF
部2等はクロック信号に同期して動作する。 また、C
PU21及びクロック制御部22は、クロック発生部9
から出力されるクロック信号が供給されないときは、図
示せぬ水晶発振子が生成した低速クロックの供給を受け
て動作する。因みに、図2はこの発明の実施の形態1に
よる基地局決定装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【0028】次に動作について説明する。まず、移動局
から基地局の決定について要請があると、CPU21
は、基地局の決定を要請するサーチ要求をクロック発生
部9及びクロック制御部22に出力する(ステップST
1)。ただし、クロック発生部9の起動段階では、クロ
ック信号の出力が継続中である旨を示するクロック起動
中信号が出力されることはない。
【0029】そして、クロック発生部9は、CPU21
からサーチ要求が出力されると、クロック信号を出力す
るが(ステップST2)、クロック発生部9がTCXO
等から構成されている場合、起動開始後数ミリ秒間、不
安定なクロック信号を出力してしまうので、後段のRF
/IF部2等において誤動作を生じる可能性がある。そ
こで、かかる不具合を防止するため、クロック制御部2
2は、CPU21からサーチ要求を受信したのち所定時
間が経過するまでは当該クロック信号の通過を阻止し
(ステップST3,ST4)、所定時間が経過したの
ち、当該クロック信号の通過を許可する(ステップST
3,ST5)。
【0030】このようにして、クロック制御部22から
クロック信号が出力されると、クロック信号が出力され
ている間、RF/IF部2等はクロック信号に同期し
て、基地局を決定するための動作を実行する。即ち、R
F/IF部2は、アンテナ1により受信された高周波信
号(基地局データ)をベースバンド信号(基地局デー
タ)に変換し、そのベースバンド信号を復調部3に出力
する。
【0031】そして、復調部3は、RF/IF部2から
ベースバンド信号(基地局データ)が出力されると、そ
の基地局データを復調して、ユニークワード検出部4等
に出力する。そして、ユニークワード検出部4は、復調
部3から基地局データが出力されると、その基地局デー
タのビット列に、予め設定されたユニークワードと一致
するビット列が存在するか否かを識別し、ユニークワー
ドと一致するビット列が存在する場合にはユニークワー
ド検出信号を受信バッファ5及びCRC計算部6に出力
する(ステップST6)。なお、ユニークワード検出部
4は、ユニークワード検出信号を出力すると、CRC計
算部6からCRC不一致信号を受信するまで、一旦、ユ
ニークワードを検出する処理を停止する。
【0032】そして、受信バッファ5は、ユニークワー
ド検出部4からユニークワード検出信号が出力される
と、そのユニークワード検出信号をトリガとして、基地
局データを構成するビット列のうち、ユニークワード以
降のビット列を格納する。また、CRC計算部6は、ユ
ニークワード検出部4からユニークワード検出信号が出
力されると、基地局データの伝送誤りをチェックするた
め、そのユニークワード検出信号をトリガとして、基地
局データのCRCを計算する。そして、当該CRCが基
地局データに含めて送られてきたCRCと一致すれば、
基地局データに伝送誤りがないものと判断し、CRC一
致信号を割込発生部7に出力する。一方、一致しなけれ
ば、基地局データに伝送誤りがあるものと判断し、CR
C不一致信号をユニークワード検出部4に出力する。こ
れにより、ユニークワード検出部4は、ユニークワード
を検出する処理を再開することになる。
【0033】そして、割込発生部7は、CRC計算部6
からCRC一致信号が出力されると、割込信号をCPU
21に出力する。そして、CPU21は、サーチ要求を
出力した後に、割込発生部7から割込信号を受信する
と、受信バッファ5から基地局データを読み込む処理を
実行し(ステップST7)、その基地局データの受信レ
ベルが基準レベルより高い場合には、その基地局データ
に含まれている送信元基地局を示す識別符号から、当該
基地局データを送信してきた基地局を認識し、当該基地
局を移動局の基地局として決定する(ステップST8,
ST9)。
【0034】一方、その基地局データの受信レベルが基
準レベルより高くない場合には、当該移動局の基地局と
しては不適切であると判断し、再度、サーチ要求をクロ
ック発生部9及びクロック制御部22に出力して、同一
の動作を繰り返し、基地局の決定を試みる(ステップS
T8,ST10)。ただし、この場合、クロック発生部
9は現在起動中であり、起動時のように、不安定なクロ
ック信号を出力するおそれはなく、所定時間の経過を待
つ必要がないので、クロック信号の出力を継続させるべ
くクロック起動中信号をクロック制御部22に出力する
(ステップST10)。これにより、クロック制御部2
2は、サーチ要求を受信した後、クロック信号の通過を
阻止することなく通過を許可するので(ステップST1
1,ST12)、クロック信号が継続的にRF/IF部
2等に供給されることになる。
【0035】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、クロック起動中信号が出力されることなくサ
ーチ要求が出力されると、所定時間経過後にクロック信
号を出力する一方、サーチ要求及びクロック起動中信号
の双方が出力されると、クロック信号の出力を継続する
ようにしたので、再度、サーチ要求を出力する必要が生
じても、基地局データの受信が不可になる時間の発生を
防止できる効果を奏する。
【0036】実施の形態2. 上記実施の形態1では、受信レベルが基準レベルより高
い場合には、直ちに基地局を決定するものについて示し
たが、直ちに基地局を決定せずに、複数回サーチ要求を
出力することにより、受信レベルが基準レベルより高い
基準データを複数個サンプリングして、各基地局データ
の受信レベルを互いに比較し、最も受信レベルが高い基
地局データに係る基地局を移動局の基地局として決定す
るようにしてもよい。これにより、基地局をサーチした
範囲内で、最も適切な基地局を移動局の基地局として決
定することができる効果を奏する。
【0037】実施の形態3. 図3はこの発明の実施の形態3による基地局決定装置を
示す構成図であり、図において、図1のものと同一符号
は同一または相当部分を示すので説明を省略する。23
は識別符号判定部24からリセット信号が出力される
と、ユニークワードの検出処理を再開するユニークワー
ド検出部(検出手段)であり、その他は図1のユニーク
ワード検出部4と同様の機能を有している。24はユニ
ークワード検出部23からユニークワード検出信号が出
力されると、ユニークワードが検出された基地局データ
から基地局識別符号の先頭から所定のビット長データを
抽出し、その基地局識別符号が予め設定された基地局識
別符号と一致しない場合には、リセット信号を出力する
識別符号判定部(基地局決定手段)である。
【0038】また、25は予め基地局識別符号及び比較
を行うビット長を識別符号判定部24に設定するととも
に、移動局の基地局を決定する際、サーチ要求を出力
し、割込発生部7から割込信号が出力されると、ユニー
クワードが検出された基地局データに係る基地局を移動
局の基地局として決定するCPU(基地局決定手段)で
ある。
【0039】次に動作について説明する。ユニークワー
ド検出部23,識別符号判定部24及びCPU25以外
は、上記実施の形態1と同様であるので、主にユニーク
ワード検出部23,識別符号判定部24及びCPU25
の動作について説明する。
【0040】まず、ユニークワード検出部23は、図1
のユニークワード検出部4と同様にしてユニークワード
を検出すると、ユニークワード検出信号を識別符号判定
部24に出力する。そして、識別符号判定部24は、ユ
ニークワード検出部23からユニークワード検出信号が
出力されると、ユニークワードが検出された基地局デー
タから基地局識別符号の先頭から所定のビット長データ
を抽出する。
【0041】ここで、基地局識別符号は、図4に示すよ
うに、基地局データの一部を構成するビット列であるが
(基地局識別符号は情報ビットIの前の42bitで構
成されている)、例えば、移動局を自営モードで使用す
る場合(例えば、コードレス電話をPHSとして使用す
る場合が該当し、この場合、コードレス電話の子機が移
動局に相当し、コードレス電話の親機が基地局に相当す
る)、移動局の基地局は特定の基地局に限定されるので
(コードレス電話の場合、親機のみが子機の基地局にな
ることができる)、単に、基地局データの受信レベルが
基準レベルより高いという観点だけで、基地局を決定す
ることができない。
【0042】そして、識別符号判定部24は、基地局デ
ータから基地局識別符号を抽出すると、予めCPU21
により設定された基地局識別符号と一致するか否かを判
定する。例えば、移動局を自営モードで使用する場合に
は、自営システムの識別番号(システム呼出符号+付加
ID)が一致するか否かを判定する。そして、基地局識
別符号が一致しない場合には、移動局の基地局として相
応しくないので、リセット信号をユニークワード検出部
23に出力し、ユニークワードの検出処理を再開させ
る。一方、基地局識別符号が一致する場合には、移動局
の基地局として相応しいので、リセット信号を出力せ
ず、ユニークワード検出部23の検出結果を容認する。
【0043】そして、上記実施の形態1と同様にして、
割込発生部7から割込信号がCPU25に出力される
と、CPU25は、受信バッファ5に格納されている基
地局データに含まれている基地局識別符号から、当該基
地局データを送信してきた基地局を認識し、当該基地局
を移動局の基地局として決定する。
【0044】以上で明らかなように、この実施の形態3
によれば、ユニークワード検出部23からユニークワー
ド検出信号が出力されると、ユニークワードが検出され
た基地局データから基地局識別符号を抽出し、その基地
局識別符号が予め設定された基地局識別符号と一致する
場合には、当該基地局データに係る基地局を移動局の基
地局として決定するようにしたので、移動局の基地局と
して相応しい基地局を決定することができる効果を奏す
る。なお、CPU25は基地局識別符号が一致する場合
に限り、基地局データを受信して基地局を決定するの
で、望まない基地局識別符号をもつ基地局を受信したた
めに、再度、サーチ要求を出力して同一動作を繰り返す
必要はなく、基地局データの受信が不可になる時間の発
生を防止することもできる。
【0045】実施の形態4. 図5はこの発明の実施の形態4による基地局決定装置を
示す構成図であり、図において、図3のものと同一符号
は同一または相当部分を示すので説明を省略する。26
は予め基地局識別符号及び比較を行うビット長を識別符
号判定部24に設定する一方、移動局の基地局を決定す
る際、サーチ要求を出力するとともに、割込発生部7か
ら割込信号が出力されると、ユニークワードが検出され
た基地局データの受信レベルを基準レベルと比較し、基
準レベルより高い場合には、その基地局データに係る基
地局を移動局の基地局として決定する一方、基準レベル
より高くない場合には、クロック制御部22等に対して
サーチ要求及びクロック起動中信号を出力するCPU
(基地局決定手段)である。
【0046】次に動作について説明する。上記実施の形
態3では、基地局識別符号の先頭から所定のビット長デ
ータが一致する場合、基地局データから直ちに基地局を
決定するものについて示したが、移動局を公衆モードで
使用する場合には、基地局識別符号における事業者の識
別番号が一致する基地局データを複数個サンプリングで
きる可能性があるので(移動局を自営モードで使用する
場合には、基地局識別符号が一致する基地局データは1
つに限られる)、上記実施の形態1と同様に、CPU2
6が基地局データの受信レベルが基準レベルより高い場
合には、その基地局データに係る基地局を移動局の基地
局として決定する一方、その基地局データの受信レベル
が基準レベルより高くない場合には、再度、サーチ要求
をクロック発生部9及びクロック制御部22に出力し
て、同一の動作を繰り返し、基地局の決定を試みるよう
にしてもよい。
【0047】これにより、再度、サーチ要求を出力する
際に、基地局データの受信が不可になる時間の発生を防
止しつつ、受信レベルが高い基地局を移動局の基地局と
して決定することができる効果を奏する。
【0048】実施の形態5. 上記実施の形態4では、基地局識別符号が一致した基地
局データの受信レベルが基準レベルより高い場合には、
直ちに基地局を決定するものについて示したが、直ちに
基地局を決定せずに、さらに複数回サーチ要求を出力す
ることにより、受信レベルが基準レベルより高い基準デ
ータを複数個サンプリングして、各基地局データの受信
レベルを互いに比較し、最も受信レベルが高い基地局デ
ータに係る基地局を移動局の基地局として決定するよう
にしてもよい。これにより、基地局をサーチした範囲内
で、最も適切な基地局を移動局の基地局として決定する
ことができる効果を奏する。
【0049】実施の形態6. 上記実施の形態4では、基地局識別符号として、例え
ば、事業者の識別番号を使用するものについて示した
が、既に移動局の位置登録が完了している場合には、C
PU26は基地局の一斉呼出エリア情報を知り得るの
で、識別符号判定部24に設定する基地局識別符号に一
斉呼出エリアの識別符号を含め、一斉呼出エリアの識別
符号が一致するか否かを判定するようにしてもよい(図
6参照)。これにより、一斉呼出エリア以外の基地局か
ら基地局データを受信しても、当該基地局を移動局の基
地局として決定せずに済み、決定に係る基地局の妥当性
が向上する効果が得られる。
【0050】実施の形態7. 上記実施の形態6では、基地局識別符号として、一斉呼
出エリアの識別符号を使用するものについて示したが、
基地局識別符号が一致する基地局データを受信できない
場合には、CPU26が識別符号判定部24に設定した
基地局識別符号を変更し、一斉呼出エリアの識別符号を
基地局識別符号から削除するようにしてもよい。これに
より、一斉呼出エリアの基地局を移動局の基地局として
決定できない場合でも、移動局の基地局を決定すること
ができるとともに、当初は適切な基地局を決定できる可
能性の高い一斉呼出エリアから基地局の選定を開始し、
その後、必要に応じて基地局の選定エリアを拡大するこ
とができる効果を奏する。
【0051】実施の形態8. 図7はこの発明の実施の形態8による基地局決定装置を
示す構成図であり、図において、図3のものと同一符号
は同一または相当部分を示すので説明を省略する。27
は基地局データの受信レベルと基準レベルを比較し、受
信レベルが基準レベルより高い場合に限り、検出許可信
号を出力するレベル判定部(検出手段)、28はレベル
判定部27から検出許可信号が出力されると、ユニーク
ワードの検出処理を開始するユニークワード検出部(検
出手段)であり、その他は図3のユニークワード検出部
23と同様の機能を有している。29は基準レベルをレ
ベル判定部27に設定するCPU(基地局決定手段)で
あり、その他は図3のCPU25と同様の機能を有して
いる。
【0052】次に動作について説明する。レベル判定部
27,ユニークワード検出部28及びCPU29以外
は、上記実施の形態3と同様であるので、主にレベル判
定部27,ユニークワード検出部28及びCPU29の
動作について説明する。
【0053】まず、レベル判定部27は、予めCPU2
9から基準レベルが設定されると、アンテナ1により受
信された基地局データの受信レベルと基準レベルを比較
する。そして、基地局データの受信レベルが基準レベル
より高い場合には、ユニークワード検出部28における
ユニークワード検出処理の開始を許可する検出許可信号
を出力するが、基地局データの受信レベルが基準レベル
より高くない場合には、移動局の基地局として相応しく
ないので、検出許可信号をユニークワード検出部28に
出力することはない。
【0054】これにより、ユニークワード検出部28
は、基地局データの受信レベルが基準レベルより高くな
い場合には、ユニークワードの検出処理を行うことはな
いので、このような基地局データに係る基地局を移動局
の基地局として決定されることはなくなる。
【0055】以上で明らかなように、この実施の形態8
によれば、基地局データの受信レベルが基準レベルより
高い場合に限り、その基地局データからユニークワード
を検出するようにしたので、基地局データの受信レベル
が基準レベルより高くない場合には、割込信号がCPU
29に出力されることがなくなり、従って、このような
場合でも、再度、サーチ要求を出力する必要がなくなる
ため、サーチ要求に伴って発生する基地局データの受信
不可時間を抑制できる効果を奏する。
【0056】実施の形態9. 上記実施の形態8では、受信レベルが基準レベルより高
い場合には、直ちに基地局を決定するものについて示し
たが、図8に示すように、直ちに基地局を決定せずに、
CPU29が複数回サーチ要求及びクロック起動中信号
を出力することにより、受信レベルが基準レベルより高
い基準データを複数個サンプリングして、各基地局デー
タの受信レベルを互いに比較し、最も受信レベルが高い
基地局データに係る基地局を移動局の基地局として決定
するようにしてもよい。これにより、基地局をサーチし
た範囲内で、最も適切な基地局を移動局の基地局として
決定することができる効果を奏する。
【0057】実施の形態10. 上記実施の形態8,9では、基準レベルを固定的に使用
するものについて示したが、ユニークワード検出部28
がユニークワードを検出できなくなるまで、CPU29
が基準レベルを段階的に高くするように設定変更しても
よい。なお、割込信号が発生されない場合には、CPU
29がサーチ要求を停止することで、サーチ動作を停止
する。これにより、簡単な制御方法で、最も適切な基地
局を移動局の基地局として決定することができる効果を
奏する。
【0058】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、クロック起動中信号が出力されることなくサーチ
要求が出力されると、所定時間経過後にクロック信号を
出力する一方、サーチ要求及びクロック起動中信号の双
方が出力されると、クロック信号の出力を継続するよう
に構成したので、再度、サーチ要求を出力する必要が生
じても、基地局データの受信が不可になる時間の発生を
防止することができる効果がある。
【0059】請求項2記載の発明によれば、基準レベル
より受信レベルが高い基地局データが複数個存在する場
合、各基地局データの受信レベルを互いに比較し、最も
受信レベルが高い基地局データに係る基地局を移動局の
基地局として決定するように構成したので、移動局の基
地局として相応しい基地局を決定することができる効果
がある。
【0060】請求項3記載の発明によれば、検出手段に
よりユニークワードが検出されると、ユニークワードが
検出された基地局データから基地局識別符号を抽出し、
その基地局識別符号が予め設定された基地局識別符号と
一致し、かつ、その基地局データの受信レベルが基準レ
ベルより高い場合には、当該基地局データに係る基地局
を移動局の基地局として決定する一方、その基地局デー
タの受信レベルが基準レベルより高くない場合には、ク
ロック信号出力手段に対してサーチ要求及びクロック起
動中信号を出力するように構成したので、移動局の基地
局として相応しい基地局を決定することができる効果が
ある。また、再度、サーチ要求を出力する必要が生じて
も、基地局データの受信が不可になる時間の発生を防止
すること ができる効果がある。
【0061】請求項4記載の発明によれば、基地局識別
符号が一致する基地局データが複数個存在する場合、各
基地局データの受信レベルを互いに比較し、最も受信レ
ベルが高い基地局データに係る基地局を移動局の基地局
として決定するように構成したので、基地局をサーチし
た範囲内で、最も適切な基地局を移動局の基地局として
決定することができる効果がある。
【0062】請求項5記載の発明によれば、予め設定さ
れた基地局識別符号に自営システムの識別符号を含める
ように構成したので、所望の自営システム以外の基地局
から基地局データを受信しても、当該基地局を移動局の
基地局として決定せずに済み、決定に係る基地局の妥当
性が向上する効果がある。
【0063】請求項6記載の発明によれば、予め設定さ
れた基地局識別符号に移動局が位置登録されている一斉
呼出エリアの識別符号を含めるように構成したので、一
斉呼出エリア以外の基地局から基地局データを受信して
も、当該基地局を移動局の基地局として決定せずに済
み、決定に係る基地局の妥当性が向上する効果がある。
【0064】請求項7記載の発明によれば、一斉呼出エ
リアの識別符号が一致する基地局データが検出されない
場合、一斉呼出エリアの識別符号を考慮せずに基地局を
決定するように構成したので、一斉呼出エリアの基地局
を移動局の基地局として決定できない場合でも、移動局
の基地局を決定することができ、また、当初は適切な基
地局を決定できる可能性の高い一斉呼出エリアから基地
局の選定を開始し、その後、必要に応じて基地局の選定
エリアを拡大することができる効果がある。
【0065】請求項8記載の発明によれば、移動局の基
地局を決定する際、検出手段によりユニークワードが検
出されなくなるまで、基準レベルを段階的に高くするよ
うに構成したので、簡単な制御方法で、最も適切な基地
局を移動局の基地局として決定することができる効果が
ある。
【0066】請求項9記載の発明によれば、ユニークワ
ードが検出された基地局データが複数個存在する場合、
各基地局データの受信レベルを互いに比較し、最も受信
レベルが高い基地局データに係る基地局を移動局の基地
局として決定するように構成したので、基地局をサーチ
した範囲内で、最も適切な基地局を移動局の基地局とし
て決定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による基地局決定装
置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による基地局決定装
置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態3による基地局決定装
置を示す構成図である。
【図4】 基地局データの構造を示す制御チャネル構造
図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による基地局決定装
置を示す構成図である。
【図6】 一斉呼出エリアを説明する説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態8による基地局決定装
置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態9による基地局決定装
置を示す構成図である。
【図9】 従来の基地局決定装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ(検出手段)、2 RF/IF部(検出手
段)、3 復調部(検出手段)、4,23,28 ユニ
ークワード検出部(検出手段)、9 クロック発生部
(クロック信号出力手段)、21,25,26,29
CPU(基地局決定手段)、22 クロック制御部(ク
ロック信号出力手段)、24 識別符号判定部(基地局
決定手段)、27 レベル判定部(検出手段)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−206941(JP,A) 特開 平5−316019(JP,A) 特開 平8−294165(JP,A) 特開 平9−9355(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号の出力が継続中である旨を
    示すクロック起動中信号が出力されることなくサーチ要
    求が出力されると、所定時間経過後にクロック信号を出
    力する一方、サーチ要求及びクロック起動中信号の双方
    が出力されると、クロック信号の出力を継続するクロッ
    ク信号出力手段と、上記クロック信号出力手段から出力
    されるクロック信号に同期して、基地局から送信される
    基地局データを受信するとともに、その基地局データか
    らユニークワードを検出する検出手段と、上記検出手段
    によりユニークワードが検出されると、ユニークワード
    が検出された基地局データの受信レベルを基準レベルと
    比較し、基準レベルより高い場合には、その基地局デー
    タに係る基地局を移動局の基地局として決定する一方、
    基準レベルより高くない場合には、上記クロック信号出
    力手段に対してサーチ要求及びクロック起動中信号を出
    力する基地局決定手段とを備えた基地局決定装置。
  2. 【請求項2】 基地局決定手段は、基準レベルより受信
    レベルが高い基地局データが複数個存在する場合、各基
    地局データの受信レベルを互いに比較し、最も受信レベ
    ルが高い基地局データに係る基地局を移動局の基地局と
    して決定することを特徴とする請求項1記載の基地局決
    定装置。
  3. 【請求項3】 クロック信号の出力が継続中である旨を
    示すクロック起動中信号が出力されることなくサーチ要
    求が出力されると、所定時間経過後にクロック信号を出
    力する一方、サーチ要求及びクロック起動中信号の双方
    が出力されると、クロック信号の出力を継続するクロッ
    ク信号出力手段と、上記クロック信号出力手段から出力
    されるクロック信号に同期して、基地局から送信される
    基地局データを受信するとともに、その基地局データか
    らユニークワードを検出する検出手段と、上記検出手段
    によりユニークワードが検出されると、ユニークワード
    が検出された基地局データから基地局識別符号を抽出
    し、その基地局識別符号が予め設定された基地局識別符
    号と一致し、かつ、その基地局データの受信レベルが基
    準レベルより高い場合には、当該基地局データに係る基
    地局を移動局の基地局として決定する一方、その基地局
    データの受信レベルが基準レベルより高くない場合に
    は、上記クロック信号出力手段に対してサーチ要求及び
    クロック起動中信号を出力する基地局決定手段とを備え
    た基地局決定装置。
  4. 【請求項4】 基地局決定手段は、基地局識別符号が一
    致する基地局データが複数個存在する場合、各基地局デ
    ータの受信レベルを互いに比較し、最も受信レベルが高
    い基地局データに係る基地局を移動局の基地局として決
    定することを特徴とする請求項3記載の基地局決定装
    置。
  5. 【請求項5】 予め設定された基地局識別符号に自営シ
    ステムの識別符号を含めたことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4記載の基地局決定装置。
  6. 【請求項6】 予め設定された基地局識別符号に移動局
    が位置登録されている一斉呼出エリアの識別符号を含め
    たことを特徴とする請求項3または請求項4記載の基地
    局決定装置。
  7. 【請求項7】 一斉呼出エリアの識別符号が一致する基
    地局データが検出されない場合、一斉呼出エリアの識別
    符号を考慮せずに基地局を決定することを特徴とする請
    求項6記載の基地局決定装置。
  8. 【請求項8】 サーチ要求が出力されると、クロック信
    号を出力するクロック信号出力手段と、上記クロック信
    号出力手段から出力されるクロック信号に同期して、基
    地局から送信される基地局データを受信するとともに、
    その基地局データの受信レベルが基準レベルより高い場
    合には、その基地局データからユニークワードを検出す
    る検出手段と、上記検出手段によりユニークワードが検
    出されると、ユニークワードが検出された基地局データ
    に係る基地局を移動局の基地局として決定する基地局決
    定手段とを備えた基地局決定装置において、上記基地局
    決定手段は、移動局の基地局を決定する際、検出手段に
    よりユニークワードが検出されなくなるまで、基準レベ
    ルを段階的に高くすることを特徴とする基地局決定装
    置。
  9. 【請求項9】 基地局決定手段は、ユニークワードが検
    出された基地局データが複数個存在する場合、各基地局
    データの受信レベルを互いに比較し、最も受信レベルが
    高い基地局データに係る基地局を移動局の基地局として
    決定することを特徴とする請求項8記載の基地局決定装
    置。
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